JPH07227760A - 断面円形工作物の研摩装置 - Google Patents

断面円形工作物の研摩装置

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JPH07227760A
JPH07227760A JP6022850A JP2285094A JPH07227760A JP H07227760 A JPH07227760 A JP H07227760A JP 6022850 A JP6022850 A JP 6022850A JP 2285094 A JP2285094 A JP 2285094A JP H07227760 A JPH07227760 A JP H07227760A
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roll
circular cross
workpiece
section
polishing
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JP6022850A
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Shinji Sasaki
伸二 佐々木
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Nisshin Steel Co Ltd
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロールなど断面円形工作物の研摩作業を自動
化し、高精度化する。 【構成】 芯出しされて回転可能に支持されるロール1
は、ロール着脱装置3からロール搬送装置4によって搬
送される。ロール着脱装置3では、焼付防止剤塗布装置
8によってロールの両端の軸芯部に焼付防止剤が塗布さ
れ、ケレー脱着装置7によって主軸12a側にケレー6
が装着される。ロール1の回転駆動は、ケレー6を介し
て行われ、複数の振止装置26によって撓まないように
支持される。加工テーブル11をロール1の軸線方向に
摺動変位させながら、砥石19でロール1の外周面を研
削する。研削に先立って、偏芯量測定装置30の先端を
ロール1に当接させ、ロール1を回転駆動しながら偏芯
量を測定し、砥石台18の送り量および振止装置26の
押込み量から当接状態を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧延用ロールなど、外
形の軸直角断面が円形である断面円形工作物、特に細長
い断面円形工作物を精度よく自動的に研摩することがで
きる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、断面円形工作物、特に細長い
各種圧延ロールやコンベア用ロール、あるいは各種軸や
シリンダロッドなどの研摩は、たとえば特公昭62−5
751号公報や特開平3−92267号公報に開示され
ている円筒研削盤を用いて行われている。断面円形工作
物の中でも、圧延用ロールは研摩の頻度が大きい。圧延
用ロールの中でも、ゼンジミア型圧延機(ZM)や、超
薄ミル(UTM)などのワークロールや第1段目ロール
は、直径が約40mm〜150mmであって比較的小径
であり、高精度の研摩加工が必要とされている。
【0003】特公昭62−5751号公報では、研摩用
の砥石と対向する側から工作物を支えるレスト装置、す
なわち振止装置の押込み量すなわち当接量を調整して研
摩を行うことに関する先行技術が開示されている。特開
平3−92267号公報には、円筒工作物の直径を自動
測定しながら、直径の誤差が許容値以内となるように砥
石自体の送り量や振止装置の当接力を調整する先行技術
が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の各先行技術に従
えば、円筒研削盤に圧延ロールなどを一旦セットした状
態での自動化は可能であるけれども、工作物を円筒研削
盤に着脱する過程で作業者の介入を必要とし、円筒研削
盤1台につき少なくとも1名の作業者がついて研摩作業
を行う必要がある。一般には、次のような作業が作業者
によって人手で成されている。
【0005】ロール・センタ焼付防止剤の塗布 円筒研削盤は、細長い円筒工作物を高精度に加工するた
め、円筒工作物の両端面の軸芯にはセンタ穴を設け、主
軸台および芯押台から突出する軸とそれぞれ係合させ
る。円筒工作物のセンタ穴も主軸や芯押軸のセンタも金
属製であるので、直接接触すると焼付けを起こす。その
ため潤滑して焼付けを防止するため、二硫化モリブデン
や光明丹等を塗布する必要がある。
【0006】ケレー脱着 円筒研削盤では、細長い円筒工作物を高精度に加工する
ため、円筒工作物を研削用砥石の回転方向と逆方向に回
転させる。円筒工作物を直接チャックなどで掴んで回転
させると、偏芯が避けられず、ヒビリ振動の原因とな
り、高精度な加工が不可能となる。円筒工作物の両端を
芯出しして回転可能に支持したうえで、円筒工作物の一
端の外周にケレーと呼ばれる治具を取付け、回転力を伝
達する方法が現状で最適である。円筒研削盤自身に、ケ
レーの自動的な脱着のための機構を組込むのはスペース
の点で困難である。
【0007】振止装置の調整 円筒研削盤は細長い円筒工作物を高精度に加工するた
め、円筒工作物の両端を回転可能に支持する主軸台と芯
押台とを結ぶ軸線と、砥石または円筒工作物の移動軸線
との平行度を調整する必要がある。また、円筒工作物の
中間部分に撓みが生じると、研削中にビビリ振動が生じ
たり、研削の精度が低下したりするので、円筒工作物に
対して砥石と相対向する側から当接する爪部を備えた振
止装置を配設している。振止装置の爪部が確実に円筒工
作物に接触していないと、研削中に研削ビビリ振動が起
こり、研削面の表面が荒れたりする悪影響が生じる。ま
た爪部の押付け力が大きくなりすぎると、細長い円筒工
作物が撓み、円筒工作物の軸線と砥石または円筒工作物
の移動軸線方向とが平行でなくなる。このような場合、
撓みが生じた部分の研削後の直径が小さくなってしまっ
たり、両端部の直径差が大きくなったりして、円筒工作
物の軸線方向の直径の差の最大値である研削円筒度が許
容値内に入らず、加工精度が低下する。
【0008】ロール疵 円筒工作物を研削する目的には、表面疵の除去も含まれ
る。表面のみの疵であれば、通常の研削条件で除去可能
であるけれども、深い疵の場合には研削量を特別に設定
する必要がある。この設定のためには、円筒工作物の表
面検査が必要となる。
【0009】偏芯量測定 円筒研削盤で細長い円筒工作物を高精度に加工するため
には、円筒工作物の寸法や状態を把握する必要がある。
特に、円筒工作物のセンタ穴を中心とした軸線と円筒研
削盤の軸線とのずれ量である偏芯量を正確に把握する必
要がある。前述の、特開平3−92267号公報の先行
技術では、円筒工作物の直径を自動的に測定しながら研
削を行うけれども、円筒工作物に撓みが生じたり、主軸
および芯押軸の各センタ間を結ぶ軸線と、砥石または円
筒工作物の移動軸線とが平行でない場合などには、加工
精度が低下する。
【0010】本発明の目的は、従来は人手で行われてい
る作業を自動化して高精度の加工が可能な断面円形工作
物の研摩装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、断面円形工作
物を軸線方向の両端で芯出しして回転可能に支持し、断
面円形工作物を回転駆動しながらその外周面に研摩手段
を当接させる研摩装置において、断面円形工作物の支持
位置に近接して配置され、研摩すべき断面円形工作物を
保持する保持手段と、保持手段に保持された研摩すべき
断面円形工作物の端面の軸芯部に、焼付防止剤を塗布す
る塗布手段と、保持手段に保持された研摩すべき断面円
形工作物を、保持手段と研摩位置との間で搬送する搬送
手段とを含むことを特徴とする断面円形工作物の研摩装
置である。
【0012】また本発明の前記断面円形工作物に対する
回転駆動は、断面円形工作物の一端に取付けられる駆動
力伝達部材を介して行われ、前記保持手段に近接して、
保持されている断面円形工作物に駆動力伝達部材を着脱
する着脱手段が配置されることを特徴とする。
【0013】また本発明は、回転駆動されている断面円
形工作物の偏芯量を軸線方向の複数位置で測定する偏芯
量測定手段と、偏芯量測定手段によって測定された各位
置の偏芯量に従って、各位置の偏芯量が予め定める許容
値以内となるように、断面円形工作物の外周面に対する
研摩手段の当接状態を制御する制御手段とを含むことを
特徴とする。
【0014】また本発明は、回転駆動されている断面円
形工作物の偏芯量を軸線方向の複数位置で測定する偏芯
量測定手段と、断面円形工作物に研摩手段と相対向する
側から当接する振止手段と、偏芯量測定手段によって測
定された各位置の偏芯量に従って、各位置の偏芯量が予
め定める許容値以内となるように、振止手段の当接状態
を制御する制御手段とを含むことを特徴とする。
【0015】また本発明は、断面円形工作物の表面疵を
検出する疵検出手段をさらに含み、前記制御手段は、疵
検出手段によって検出された表面疵が予め定める範囲内
となるまで、断面円形工作物の研摩を行うように制御す
ることを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明に従えば、断面円形工作物の支持位置に
近接して配置される保持手段で研摩すべき断面円形工作
物を保持しながら、断面円形工作物の端面の軸芯部に塗
布手段によって焼付防止剤を塗布することができる。焼
付防止剤が塗布された断面円形工作物は、搬送手段によ
って保持手段から研摩位置まで搬送され、断面円形工作
物の軸線方向の両端で芯出しして回転可能に支持され
る。断面円形工作物の端面の軸芯部には焼付防止剤が塗
布されているので、断面円形工作物を回転駆動しながら
外周面に研摩手段を当接させて研摩を行っても、軸芯部
が焼付くことはなく、高精度の研摩加工を自動的に行う
ことができる。
【0017】また本発明に従えば、断面円形工作物に対
する回転駆動は、その一端に取付けられる駆動力伝達部
材を介して行われる。断面円形工作物を直接掴むチャッ
クなどによる回転駆動力の伝達には偏芯が避けられず、
ビビリ振動等が発生しやすいけれども、芯出しして回転
可能に支持したうえで駆動力伝達部材を介して回転駆動
力を伝達するので、偏芯が少ない回転駆動が可能であ
る。駆動力伝達部材は、保持手段に隣接して設けられる
着脱手段によって、保持手段に断面円形工作物が保持さ
れている状態で自動的に着脱される。
【0018】また本発明に従えば、断面円形工作物を回
転駆動しながら、軸線方向の複数位置で偏芯量を測定
し、測定された各位置での偏芯量に従って、各位置の偏
芯量が予め定める許容値以内となるように断面円形工作
物の外周面に対する研摩手段の当接状態を制御する。偏
芯量を自動的に測定しながら研摩手段の断面円形工作物
の外周面への当接状態を自動的に制御することができる
ので、偏芯が生じていても高精度の研摩加工を行うこと
ができる。
【0019】また本発明に従えば、断面円形工作物に研
摩手段と相対向する側から振止手段を当接させ、その当
接状態を軸線方向の偏芯量に従って制御して、高精度の
研摩加工を自動的に行うことができる。
【0020】また本発明に従えば、断面円形工作物の表
面疵を検出しながら、検出される表面疵が予め定める範
囲内となるまで断面円形工作物の検出を行うように制御
するので、表面疵を自動的に除去することができる。
【0021】
【実施例】図1および図2は、本発明の一実施例による
断面円形工作物の研摩装置の平面図を示す。図3および
図4は、偏芯量測定のための構成を示す。図5は振止装
置の構成を示し、図6は電気的構成を示す。図7は、保
持状態の断面円形工作物に対して焼付防止剤の塗布と駆
動力伝達部材の着脱とを行うための構成を示す。図8〜
図12は、駆動力伝達部材に関連する構成を示す。図1
3および図14は、断面円形工作物への駆動力伝達に関
する他の実施例を示す。図15〜図17は、断面円形工
作物の表面疵を検出するための構成を示す。図18は、
図1および図2の実施例の動作を示す。
【0022】なお、本実施例では、断面円形工作物の一
実施例として圧延用ロール、特にゼンジミア型圧延機や
極薄ミルなどのワークロールやファーストロールとして
使用される小口径の圧延ロールを研摩する場合について
説明する。圧延ロールは全体が一様な太さの場合もある
けれども、両端に径が細い軸部を有し、中央に径が太い
胴部を有する場合もある。このような場合は、胴部も軸
部もともに研摩の対象となる。なお、「研摩」は、断面
円形工作物の径をある程度変化させる「研削」と、断面
円形工作物の表面のみを磨く「研磨」をともに含む概念
であるものとする。断面円形工作物としては、他にコン
ベアなどに使用される搬送用のロールや、船舶のプロペ
ラシャフトなどの各種回転軸、特にラジアル軸受によっ
て軸支される部分や、あるいはシリンダ内に挿入される
ロッドなどが含まれる。
【0023】図1および図2において、断面円形工作物
であるロール1は、研摩装置であるロール研削盤2に装
着されて研摩される。図1は、ロール1が保持手段であ
るロール着脱装置3からロール研削盤2まで搬送手段で
あるロール搬送装置4によって搬送され、研摩可能に装
着されている状態を示す。制御装置5は、各部の動作を
制御する。ロール1の一端には、駆動力伝達部材である
ケレー6が装着され、回転駆動力が伝達される。ケレー
6は、ロール着脱装置3に隣接して設けられるケレー脱
着装置7によってロール1の一端側に着脱される。ロー
ル着脱装置3には塗布手段である焼付防止剤塗布装置8
も設けられ、ロール1の両端の軸芯部に焼付防止剤を塗
布する。ロール1は、たとえば胴部の径が20mm〜1
60mm、長さが最大4m程度で、ダイス鋼(SKD)
や高速度鋼(SKH)で製造されている。
【0024】焼付防止剤が塗布されているロール1は、
基準位置にある加工テーブル11上に設けられる主軸台
12の主軸12aと、芯押台13の芯押軸13aとの間
で、芯出しされて回転可能に支持される。加工テーブル
11は、ワークベッド14上を主軸12aおよび芯押軸
13aの軸線方向に摺動変位可能である。加工テーブル
11の摺動変位は、ボールねじ15を加工テーブルモー
タ16によって回転駆動し、ボールねじ15と螺合し、
加工テーブル11に固定されるナット部材17によって
直線運動に変換して行われる。1μm単位で微調整も可
能である。ロール1の研削は、砥石台18上に設けられ
る研摩手段である砥石19によって行われる。
【0025】図2は、加工テーブル11を移動させなが
ら砥石19によるロール1の外周面の研摩を行っている
状態を示す。砥石台18は、砥石ベッド21上を主軸1
2aおよび芯押軸13aの軸線と垂直な方向に摺動変位
可能である。この摺動変位は、ボールねじ22を砥石台
モータ23によって回転駆動し、砥石台18に固定さ
れ、ボールねじ22に螺合するナット部材24によって
直線運動に変換して行われる。0.05μm単位で微調
整も可能である。
【0026】ロール1は比較的小口径で細長く、自重や
砥石19の押圧力で撓みやすい。ロール1が撓むと、主
軸12aおよび芯押軸13aとの芯出し精度が良くて
も、ロール1の中間部分が偏芯し、精度のよい研摩を行
うことができない。このため、振止装置26がロール1
の軸線方向に間隔をあけて複数個設けられる。振止装置
26は、レスト装置などとも呼ばれ、砥石19に相対向
する側および下側からロール1の外周面に当接して支持
する。振止装置26の当接力や砥石台モータ23の回転
駆動による砥石19の送り量は、偏芯量測定装置30に
よる偏芯量の測定結果によって調整される。
【0027】図3に示すように、偏芯量測定装置30
は、ロール1側にセンサ駆動装置31を備える。センサ
駆動装置31は、ロール1の軸線を含む水平面内で、ロ
ール1の軸線に垂直な方向に接触センサ32を出入りさ
せる。センサ駆動装置31は、支持フレーム34によっ
て支持される。支持フレーム34は、砥石台18に隣接
して配設される支持台35上で、ロール1の軸に垂直な
方向に摺動可能に搭載されている。支持フレーム34の
摺動変位は、油圧シリンダ36によって駆動される。仮
想線で示す状態では、油圧シリンダ36のロッドを伸長
させて、接触センサ32の先端がロール1の外周面に当
接している。
【0028】図4に示すように、接触センサ32の先端
がロール1の外周面に当接しているときの位置は、油圧
シリンダ36から突出するロッド37の先端に設けられ
る位置検出装置38によって検出される。一方、ロール
1の軸線の位置は、主軸12aおよび芯押軸13aの軸
線の位置であるので、ロール研削盤2に固有のデータと
して確定している。したがって、接触センサ32の先端
がロール1の外周面に当接しているときの位置が検出さ
れれば、ロール1の軸線の位置との差から、当接してい
る部分の半径が算出される。接触センサ32は、ばねに
よってロール1の外周面に押圧されており、ロール1を
回転駆動したときの半径の変化に追従して当接状態を継
続する。このときの当接位置変化から、半径としての測
定値の最大値と最小値との差として偏芯量を求めること
ができる。測定は、たとえば円周方向ではA,B,C,
Dの4位置で行う。
【0029】図5に示すように、振止装置26には、ロ
ール1の外周面に当接する木製の水平爪部40および垂
直爪部41を備えている。このような振止装置は、特開
平3−92267号公報の第3頁右下欄第16行目〜第
4頁右上欄第9行目および第3図に開示されている。水
平爪部40は、砥石19に相対向する側から水平方向に
当接する。垂直爪部41は、ロール1の下方から上方向
に当接する。水平爪部40は、摺動ブロック42の先端
に取付けられており、支持ブラケット43上で水平方向
に摺動可能に支持されている。摺動ブロック42の内部
にはねじ穴44が形成され、ねじ軸45が螺合してい
る。ねじ軸45が回転駆動されると、ねじ穴44によっ
て摺動ブロック42の摺動変位に変換される。
【0030】垂直爪部41は、支持ブラケット43に対
し鉛直面内で揺動可能に取付けられた揺動レバー46の
一端部に取付けられている。揺動レバー46の他端部に
は、ねじ軸47の先端部が垂直に当接し、ねじ軸47の
上下運動によって揺動レバー46の一端部も上下方向に
揺動し得るようになっている。ねじ軸47の上端部が螺
合するねじ穴48は、回転ブロック49の内部に形成さ
れている。回転ブロック49は、支持ブラケット43に
よって回転可能に支持されている。
【0031】水平爪部40を水平方向に変位させるため
のねじ軸45は、水平パルスモータ50の回転軸に連結
されている。垂直爪部41を上下方向に変位させるため
のねじ軸47は、垂直パルスモータ51の回転軸に連結
されている。このようにして、水平爪部40および垂直
爪部41が独立に変位可能な振止装置26は、砥石19
とともに、3点でロール1を安定に支持し、ロール1の
軸方向の長さに応じて、適切な間隔で複数個配設され
る。
【0032】図6に示すように、前述の水平パルスモー
タ50および垂直パルスモータ51を含む振止装置26
は、制御装置5によって制御される。制御装置5は、さ
らに、ケレー脱着装置7、焼付防止剤塗布装置8、加工
テーブルモータ16、砥石台モータ23、偏芯量測定装
置30、ロール駆動モータ53、ロール搬送装置4、芯
押装置54およびロール表面検査装置55に接続され
る。加工テーブルモータ16、砥石台モータ23、振止
装置26およびロール駆動モータ53に対しては、それ
ぞれのモータを駆動制御するとともに、モータの負荷電
流などから駆動トルクを検出して入力信号とする。偏芯
量測定装置30およびロール表面検査装置55からは、
測定結果および検査結果をそれぞれ表すデータが入力信
号として与えられる。ケレー脱着装置7、焼付防止剤塗
布装置8およびロール搬送装置4は、制御装置5からの
出力によって制御される。
【0033】制御装置5内には、偏芯量測定装置30か
らの入力信号を受信する測定値入力部61、加工テーブ
ルモータ16を制御し、加工テーブルの現在位置を表す
信号を発生する加工テーブルモータ制御部62、測定値
をストアするメモリ63、予め設定されるプログラムに
従って各部分を制御する中央処理装置(以下、「CP
U」と略称する)64、補正値演算部65、砥石台モー
タ制御部66、振止制御部67、塗布制御部68、脱着
制御部69、搬送制御部70、ロール駆動モータ制御部
71、芯押制御部72および測定値入力部73が含まれ
る。
【0034】CPU64は、加工テーブルモータ制御部
62およびロール駆動モータ制御部71を介して加工テ
ーブルモータ16およびロール駆動モータ53をそれぞ
れ駆動して、ロール1を軸線方向に移動させながら、ロ
ール1の周方向に間隔をあけて、たとえば図4に示す前
述の4つの位置A,B,C,Dにおけるロール位置の偏
芯量を偏芯量測定装置30によって測定する。測定値は
測定値入力部61を介して、加工テーブルモータ制御部
62からの軸線方向についての位置を表すデータととも
にメモリ63にストアされる。CPU64は、メモリ6
3にストアされた各位置A〜Dにおける測定値から算出
される偏芯量を許容値と比較し、許容値以内であるか否
かを判断する。補正値演算部65は、偏芯量が許容値以
内にないとき、ロール1の軸方向の各位置での補正研削
量を演算し、砥石台モータ制御部66を介して砥石台モ
ータ23を制御し、補正研削動作を行わせる。さらに偏
芯量の補正のためには、振止制御部67を介して振止装
置26の水平パルスモータ50および垂直パルスモータ
51を制御し、水平爪部40および垂直爪部41のロー
ル1の外周面に対する押込み量から当接力を調整する。
またCPU64は、塗布制御部68を介して焼付防止剤
塗布装置8の作動のタイミングと、焼付防止剤の塗布量
とを制御している。またCPU64は、脱着制御部69
および搬送制御部70を介し、ケレー脱着装置7および
ロール搬送装置4の作動タイミングをそれぞれ制御す
る。ロール表面検査装置55からの検査データは、測定
値入力部73を介してメモリ63にストアされる。この
検査データは、ロール駆動モータ制御部71からのロー
ル1の回転角度と、加工テーブルモータ制御部62から
の軸線方向の位置を表すデータとに従って、ロール1の
外周面上の点について特定される。
【0035】図7に示すように、ロール脱着装置3には
フレーム80上に、たとえば2本のロール81,82を
載置して保持するためのロール載置台90,91がそれ
ぞれ設けられている。このようなロール脱着装置3なら
びにロール搬送装置4については、実開平5−3184
2号公報の図1〜図4およびその出願明細書の考案の詳
細な説明の欄、特に第11段落〜第33段落に詳細に説
明されている。第1のロール載置台90上には、圧延機
などから取外した研摩素材となるロール81が、圧延機
が備えられる圧延工場の天井走行クレーンなどによって
搬入されて載置され保持される。保持状態のロール81
の軸線方向の両端には、焼付防止剤塗布装置8の塗布ヘ
ッド92a,92bがそれぞれ設けられる。塗布ヘッド
92a,92bには、焼付防止剤管路93a,93bを
介して二硫化モリブデンや光明丹などが、粘度の高い液
体またはグリース状の半流動体としてそれぞれ供給され
る。また圧縮ガス管路94a,94bからは、焼付防止
剤をスプレーするための圧縮ガスが供給される。塗布ヘ
ッド92a,92bからスプレーされる焼付防止剤は、
ロール81の軸線を含む両端面の軸芯部95a,95b
に塗布される。
【0036】焼付防止剤を塗布されたロール81は、図
1のロール搬送装置4によって第2のロール載置台91
上に移動される。ロール載置台91上に保持されるロー
ル82は、その軸線にほぼ垂直な方向に搬送することに
よって図1の主軸台12および芯押台13間に移動し得
る状態である。移動したときに主軸台12が配置される
側のフレーム80の側方には、ケレー脱着装置7が設け
られる。ケレー脱着装置7は、ロール82の一端側にケ
レー6を制御装置5からの制御に従って着脱する。エア
ーモータ101は脱着フレーム102に取付けられてお
り、ケレー6を挟持する2つのサポート103の間隔
を、それぞれに形成されるねじ穴に螺合し、ロール82
の軸線に垂直な方向に延びてエアーモータ101の出力
軸に連結されるねじ軸104の回転方向に応じて開いた
り閉じたりする。脱着フレーム102は、油圧シリンダ
105によってロール82の軸線方向に伸縮するロッド
106の先端に取付けられている。
【0037】図8に示すように、2つのサポート103
間に挟持されて、ケレー6は、ロール82の一端側に挿
入される。ケレー6に設けられる開口部6a内で、ロー
ル82は、エアーシリンダ107によってロール82の
軸線に垂直な方向に伸縮するロッド108の先端に設け
られる固定部材109によって押圧される。
【0038】図9および図10に示すように、エアーシ
リンダ107のロッド108を縮めた状態では、ロール
82はケレー6の開口部6a内に挿入され、その外周と
開口部6aの内周との間には多少の間隙がある。エアー
シリンダ107には、2つの空気供給用のポート11
0,111が設けられており、たとえばポート110か
ら空気を供給すればロッド108が縮み、ポート111
から空気を供給すればロッド109が延びる。ロッド1
09が延びた状態では、固定部材109がロール82を
押圧し、ロール82を開口部6aの内周部との間で挟持
する。
【0039】図10に示すようにして、ケレー6が固定
されたロール82は、図1のロール搬送装置4によって
図1に示すような主軸台12と芯押台13との間の研摩
のための基準位置に搬送される。ロール1は、ロール搬
送装置4によって、ケレー6が取付けられている一端側
が主軸12aの先端から間隔をあけた状態となるように
搬送され、次に主軸12aが軸芯部95aに嵌合するよ
うに、軸線方向に移動される。主軸12aの先端と、軸
芯部95aの中心とには、対応する形状のテーパが設け
られており、嵌合状態で軸線が一致するような芯出しが
行われる。次にロールの他端側の芯押台13を軸線方向
に移動させるため、図6の芯押装置54が作動され、芯
押軸13aの先端のテーパと軸芯部95bの中心のテー
パとが嵌合して、芯押台13側における芯出しが行われ
る。芯押装置54は、たとえば油圧式アクチュエータに
よって実現される。ロール搬送装置4は、芯出しが終了
した後で、ロール1から離れる。
【0040】図11および図12は、ロール1が主軸1
2aと芯押軸13aとの間に芯出しされて回転可能に支
持されている状態を示す。図12に示すように、主軸台
12には、ケレー6を介してロール1を回転駆動するた
めの面板112および駆動ピン113,114が設けら
れる。ロール1の回転速度は10rpm〜200rpm
程度である。
【0041】なお、図13および図14に示すように、
断面円形工作物であるロール117の一端側の外周面上
に凹所118を形成し、面板112に取付けられるアク
チュエータ119から出没変位するストッパピン120
によって回転駆動力を伝達するようにしてもよい。この
ような機構を用いるときには、ケレー脱着装置7は不要
となるけれども、ロール117の表面に凹所118を形
成する必要がある。図14に示すように、アクチュエー
タ119は、たとえばストッパピン120をロール11
7の半径方向内方にばね121によって付勢し、ソレノ
イド122を励磁することによってストッパピン120
をばね121のばね力に抗して引上げるように構成す
る。
【0042】図15に示すように、ロール表面検査装置
55は、ガイドロール130と渦流探傷センサ131と
を備える取付台132が揺動アーム133の先端に取付
けられている。揺動アーム133は、揺動軸134を中
心として揺動変位し、取付台132が設けられていない
側の先端にはピン135を介してロッド136が結合さ
れ、シリンダ137によって揺動変位される。ピン13
5と揺動軸134との長さは、揺動軸134と取付台1
32との間の長さよりも短いので、シリンダ137によ
る揺動変位は取付台132の揺動変位として拡大され
る。シリンダ137および揺動軸134は、たとえば砥
石台18に固定される。
【0043】図16および図17に示すように、取付台
132において、渦流探傷センサ131は、4つのガイ
ドロール130の中心に配置される。ガイドロール13
0は、ロール1の外周面に接触し、渦流探傷センサ13
1の先端をロール1の表面上で案内する。さらに、図1
6に示すように、渦流探傷センサ131の先端には探傷
ロール139が設けられ、探傷すべき表面と渦流探傷セ
ンサ131の先端との間隔を一定に保っている。取付台
132と揺動アーム133の先端との間は、ピン140
によって角変位可能に結合されている。図17に示すよ
うに、底面から見ると、探傷ロール139の前後には4
つのガイドロール130が設けられる。渦流探傷センサ
131は、軸線方向に変位可能である。
【0044】図15に示すように、シリンダ137のロ
ッド136を伸長させてガイドロール130がロール1
の外周面に当接するようにすると、探傷ロール139と
ロール1の外周面とが当接する位置はその両側のガイド
ロール130が当接する位置を結ぶ平面よりも半径方向
外方にあるので、渦流探傷センサ131はロール1の外
周面から離反する方向に変位する。このようにして、渦
流探傷センサ131の先端とロール1の外周面との間隔
は、探傷ロール139と渦流探傷センサ131の先端と
の間隔に保たれる。
【0045】渦流探傷法による表面疵の検査は、ロール
1の外周面の全体について行うことが望ましいけれど
も、かなり時間がかかる。このため、各ロール1毎の履
歴管理を行い、圧延時に異常があり、表面疵が発生して
いるおそれが多いロール1のみ表面疵の検査を行うよう
にしてもよい。
【0046】図18は、図1の実施例の全体的な動作を
示す。ステップa1で、ロール着脱装置3のロール載置
台90に研削すべきロール82を搬入させて動作を開始
すると、ステップa2では焼付防止剤の軸芯部95a,
95bのロール・センタへの塗布を行う。次にステップ
a3では、両端の軸芯部95a,95bに焼付防止剤が
塗布されたロール80を、ロール搬送装置4を用いて第
2のロール載置台91上に移動させて、ケレー6を取付
ける。
【0047】次にステップa4では、すでに主軸12a
と芯押軸13aとの間に研削が終了したロール1が支持
されているか否かを判断する。研削が終了していないロ
ール1が支持されているときには、研削加工を続け、研
削を終了させる。そのようなロール1があるときには、
ステップa5で、先に取外しを行う。ロール1を取外す
ためには、まずロール搬送装置4でロール1を把持し、
芯押台13をロール1の端面側から後退させ、次にロー
ル1を軸線方向の芯押台13側に引出し、芯押軸13a
を主軸12aから引抜く。ロール1は振止装置26上で
支えられているので、ロール搬送装置4を用いて吊上
げ、第1のロール載置台90上に移動させて取外しを終
了する。
【0048】ステップa4で研削終了後のロール1がな
いとき、あるいはステップa5の取外しが終了した後で
は、ステップa6でロールを芯出ししてロール・センタ
での固定を行う。まずロール搬送装置4は、ロール載置
台91上に保持されているケレー6が装着されたロール
81を持上げ、振止装置26上に移動させる。振止装置
26上でロール1を支えながら、軸線方向に移動させ、
端面の軸芯部95aを主軸12aに嵌合させる。さらに
他方の端面の軸芯部95bに、芯押台13を接近させて
芯押軸13aを嵌合させる。このようにしてロール・セ
ンタにてロール1の固定が終了する。
【0049】次にステップa7では、偏芯量測定装置3
0の油圧シリンダ36を作動させて、ロール偏芯量が測
定可能な状態にセットする。ステップa8では、振止装
置26を作動させて、水平爪部40および垂直爪部41
を円筒工作物であるロール1の外周面に押付ける。ステ
ップa9では、ロール表面検査装置55のシリンダ13
7を作動させ、取付け台132をロール1の表面に接触
させてロール表面疵の検出が可能な状態にセットする。
【0050】ステップa10では、ロール1をたとえば
10rpm〜200rpmで回転駆動し、加工テーブル
11を図2に示す方向に摺動変位させながら、偏芯量
と、表面疵についての渦流探傷結果とのロール情報を取
込む。ステップa11では、取込んだ情報に従って、ロ
ール研削パターンを選定し、ロール研削量を設定し、振
止装置の当接状態を設定する。ロール研削パターンは、
ロール研削に伴う砥石台18のロール1の軸線方向に垂
直な方向の送り量を定めるために、予め複数のパターン
が設定されている。たとえばロール1を直円筒に研削す
るためのパターンや、クラウンを持たせて研削するため
のパターンなどが、砥石19の摩耗を考慮して設定され
ている。ロール研削量は、予め実験して得られる一定量
が設定されるけれども、表面疵が深いときには表面疵を
除去可能な値に変更される。振止装置26は、検出され
た偏芯量に応じて定める当接力を生じうる押込み量に設
定される。
【0051】ステップa12では、砥石19をロール1
の回転方向と反対方向に回転駆動しながらロール1の外
周面に当接させ、研削を開始する。砥石19は、たとえ
ば400rpm〜1200rpmで回転する。ステップ
a13では、加工テーブルモータ16を駆動して加工テ
ーブル11をロール1の軸線方向に摺動変位させ、ロー
ル1の外周面と砥石19とを相対的に移動させながら研
削を行う。この研削位置に対応する偏芯量は、研削開始
前に測定した複数の位置での偏芯量を補間演算して算出
する。また研削による直径の減少分を考慮して、振止装
置26の押込み量を設定し直す。加工テーブル11を1
回〜複数回、軸線方向に移動させると、ステップa14
で研削が終了する。ステップa15では砥石台モータ2
3を送りと逆方向に回転駆動して砥石19を後退させ、
ステップa16で偏芯量測定装置30を用いるロール偏
芯量および直径測定と、ロール表面検査装置55を用い
るロール表面検査とを行う。この結果、ステップa17
で、ロール偏芯量および直径が許容値以内であるか否か
を判断する。許容値以内でないと判断されるときには、
ステップa18で再研削を行う。許容値以内と判断され
るときには、ステップa19に移り、ロール表面疵があ
るか否かを判断する。疵があったときには、ステップa
20で再研削を行う。ステップa18およびステップa
20の再研削が開始されると、ステップa13に戻る。
ステップa19でロール表面疵がないと判断されるとき
には、ステップa21で研削を完了する。
【0052】以上説明した実施例において、ロール研削
盤2では、加工テーブル11が断面円形工作物であるロ
ール1の軸線方向に摺動変位し、研削手段である砥石1
9は相対的に静止しているけれども、砥石19が軸線方
向に摺動変位してもよい。また砥石19による研削部分
に冷却のための研削剤を流すようにしてもよい。この場
合は、ロール1の表面にワイパを接触させ、余分な研削
剤を掃取るようにすることが好ましい。また研削が完了
したら、表面に仕上げ用の油を、たとえばロール着脱装
置3上で、ロールの表面に塗布するようにすることもで
きる。さらに、焼付防止剤は、芯押軸13a側にのみ塗
布するようにしてもよい。芯押軸13aは、ロール1と
ともに回転しないので、相対的な速度差が大きく、焼付
きのおそれが大きいからである。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、断面円形
工作物の軸線方向の端面の軸芯部に焼付防止剤を自動的
に塗布するので、外周面の研摩を人手を要さず、しかも
高精度に行うことができる。
【0054】また本発明によれば、断面円形工作物の一
端に駆動力伝達部材を自動的に装着し、偏芯量が少なく
なるように両端で芯出しして回転支持した状態で回転駆
動力を伝達することができ、高精度の研摩加工を行うこ
とができる。
【0055】また本発明によれば、回転駆動されている
断面円形工作物の偏芯量を軸線方向の複数位置で測定し
て、各位置の偏芯量が予め定める許容値以内となるよう
に断面円形工作物の外周面に対する研摩手段の当接状態
を制御する。これによって、偏芯量を自動的に測定しな
がら高精度の研摩を行うことができる。
【0056】また本発明によれば、断面円形工作物の軸
線方向の偏芯量を自動的に測定し、振止手段の当接状態
を制御して高精度の研摩加工を行うことができる。
【0057】また本発明によれば、偏芯量測定時に断面
円形工作物の表面疵も検出し、検出された表面疵が予め
定める範囲内となるまで研摩を行うので、表面疵を自動
的に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す簡略化した平面
図である。
【図2】図1の加工テーブル11を摺動変位した状態を
示す平面図である。
【図3】偏芯量測定装置30に関連する構成を示す簡略
化した側面図である。
【図4】図3の一部を拡大して示す側面図である。
【図5】図1の振止装置26の構成を示す側断面図であ
る。
【図6】図1の実施例の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図7】図1の実施例のロール着脱装置に関連する構成
を示す簡略化した平面図である。
【図8】図7のケレー脱着装置7に関連する構成を示す
部分的な斜視図である。
【図9】固定部材109によるロール82の押圧を行わ
ない状態を部分的に切欠いて示すケレー6の正面図であ
る。
【図10】ロール82を固定部材109で押圧する状態
を部分的に切欠いて示すケレー6の正面図である。
【図11】ケレー6を取付けたロール1を芯出しして回
転可能に支持する状態を示す簡略化した正面図である。
【図12】ロール1にケレー6を介して回転駆動力を伝
達する状態を示す斜視図である。
【図13】本発明の他の実施例によるロール117への
回転力伝達状態を示す部分的な斜視図である。
【図14】図13のアクチュエータ119の一部を切欠
いて示す斜視図である。
【図15】ロール表面検査装置55の構成を示す簡略化
した側面図である。
【図16】図15の渦流探傷センサ131に関連する構
成を拡大して示す側面図である。
【図17】図15の渦流探傷センサ131に関連する構
成を拡大して示す底面図である。
【図18】図1の実施例の全体的な動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1,81,82,117 ロール 2 ロール研削盤 3 ロール着脱装置 4 ロール搬送装置 5 制御装置 6 ケレー 7 ケレー脱着装置 8 焼付防止剤塗布装置 11 加工テーブル 12a 主軸 13a 芯押軸 16 加工テーブルモータ 18 砥石台 19 砥石 23 砥石台モータ 26 振止装置 30 偏芯量測定装置 32 接触センサ 40 水平爪部 41 垂直爪部 50 水平パルスモータ 51 垂直パルスモータ 55 ロール表面検査装置 63 メモリ 64 CPU 65 補正値演算部 92a,92b 塗布ヘッド 95a,95b 軸芯部 109 固定部材 112 面板 113,114 駆動ピン 118 凹所 120 ストッパピン 130 ガイドロール 131 渦流探傷センサ 133 揺動アーム 137 シリンダ 139 探傷ロール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面円形工作物を軸線方向の両端で芯出
    しして回転可能に支持し、断面円形工作物を回転駆動し
    ながらその外周面に研摩手段を当接させる研摩装置にお
    いて、 断面円形工作物の支持位置に近接して配置され、研摩す
    べき断面円形工作物を保持する保持手段と、 保持手段に保持された研摩すべき断面円形工作物の端面
    の軸芯部に、焼付防止剤を塗布する塗布手段と、 保持手段に保持された研摩すべき断面円形工作物を、保
    持手段と研摩位置との間で搬送する搬送手段とを含むこ
    とを特徴とする断面円形工作物の研摩装置。
  2. 【請求項2】 前記断面円形工作物に対する回転駆動
    は、断面円形工作物の一端に取付けられる駆動力伝達部
    材を介して行われ、 前記保持手段に近接して、保持されている断面円形工作
    物に駆動力伝達部材を着脱する着脱手段が配置されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の断面円形工作物の研摩装
    置。
  3. 【請求項3】 回転駆動されている断面円形工作物の偏
    芯量を軸線方向の複数位置で測定する偏芯量測定手段
    と、 偏芯量測定手段によって測定された各位置の偏芯量に従
    って、各位置の偏芯量が予め定める許容値以内となるよ
    うに、断面円形工作物の外周面に対する研摩手段の当接
    状態を制御する制御手段とを含むことを特徴とする請求
    項1または2記載の断面円形工作物の研摩装置。
  4. 【請求項4】 回転駆動されている断面円形工作物の偏
    芯量を軸線方向の複数位置で測定する偏芯量測定手段
    と、 断面円形工作物に研摩手段と相対向する側から当接する
    振止手段と、 偏芯量測定手段によって測定された各位置の偏芯量に従
    って、各位置の偏芯量が予め定める許容値以内となるよ
    うに、振止手段の当接状態を制御する制御手段とを含む
    ことを特徴とする請求項1または2記載の断面円形工作
    物の研摩装置。
  5. 【請求項5】 断面円形工作物の表面疵を検出する疵検
    出手段をさらに含み、 前記制御手段は、疵検出手段によって検出された表面疵
    が予め定める範囲内となるまで、断面円形工作物の研摩
    を行うように制御することを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載の断面円形工作物の研摩装置。
JP6022850A 1994-02-21 1994-02-21 断面円形工作物の研摩装置 Withdrawn JPH07227760A (ja)

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