JPH07228165A - 自動車のパワートレイン構造 - Google Patents
自動車のパワートレイン構造Info
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- JPH07228165A JPH07228165A JP1911094A JP1911094A JPH07228165A JP H07228165 A JPH07228165 A JP H07228165A JP 1911094 A JP1911094 A JP 1911094A JP 1911094 A JP1911094 A JP 1911094A JP H07228165 A JPH07228165 A JP H07228165A
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- engine
- transmission
- power
- transmission mechanism
- vehicle
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- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】クラッチの外周部分を他の構成部材にオーバラ
ップさせると共に、ドライブシャフトを他の構成部材に
対して上下及び前後方向でオーバラップさせ、パワート
レインの上下高さおよび前後長さのコンパクト化を図
る。 【構成】エンジン11を、そのシリンダ軸m を略水平方向
に向けて縦置きに配置し、該エンジン11の上方に変速機
15を並列に配置する。また、クラッチ17を、上記エンジ
ン11及び変速機15の後面側において該両者間に跨がるよ
う,変速機15の入力軸15a 上に配置するとともに、上記
クラッチ17の下方位置でかつエンジン11の上下高さ寸法
範囲内にドライブシャフト24a(24b)を配置する。また、
エンジン11に連結される吸気系部材42を、車室S 側に突
出した状態で配置する。
ップさせると共に、ドライブシャフトを他の構成部材に
対して上下及び前後方向でオーバラップさせ、パワート
レインの上下高さおよび前後長さのコンパクト化を図
る。 【構成】エンジン11を、そのシリンダ軸m を略水平方向
に向けて縦置きに配置し、該エンジン11の上方に変速機
15を並列に配置する。また、クラッチ17を、上記エンジ
ン11及び変速機15の後面側において該両者間に跨がるよ
う,変速機15の入力軸15a 上に配置するとともに、上記
クラッチ17の下方位置でかつエンジン11の上下高さ寸法
範囲内にドライブシャフト24a(24b)を配置する。また、
エンジン11に連結される吸気系部材42を、車室S 側に突
出した状態で配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のパワートレイ
ンを構成するエンジンおよび変速機等の配置構造である
パワートレイン構造に関する。
ンを構成するエンジンおよび変速機等の配置構造である
パワートレイン構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のパワートレインは、少
なくともエンジンと、変速機と、上記エンジンからの動
力を変速機に伝達するクラッチ又はトルクコンバータよ
りなる動力伝達機構と、上記変速機に伝達された動力に
より回転駆動されるドライブシャフトとを備えている
(実開昭56−102235号公報参照)。
なくともエンジンと、変速機と、上記エンジンからの動
力を変速機に伝達するクラッチ又はトルクコンバータよ
りなる動力伝達機構と、上記変速機に伝達された動力に
より回転駆動されるドライブシャフトとを備えている
(実開昭56−102235号公報参照)。
【0003】そして、このようなパワートレイン構成要
素の配置構造つまりパワートレイン構造としては、例え
ば、実開昭60−193816号公報に開示されるよう
に、エンジンが、そのクランクシャフトを車体前後方向
に向いた縦置きでかつシリンダ軸を略水平方向に向けて
配置され、変速機が上記エンジンの下方でかつ後方に並
列に配置され、動力伝達機構がエンジンのほぼ下方でか
つ変速機に隣接して配置されているとともに、ドライブ
シャフトがエンジンの前方に配置されるようにしたもの
が知られている。これは、エンジンがシリンダ軸方向に
長く大きなものとなるため、エンジンを縦置きで略水平
配置することでその上下高さを小さくし、パワートレイ
ンのコンパクト化を図ったものである。
素の配置構造つまりパワートレイン構造としては、例え
ば、実開昭60−193816号公報に開示されるよう
に、エンジンが、そのクランクシャフトを車体前後方向
に向いた縦置きでかつシリンダ軸を略水平方向に向けて
配置され、変速機が上記エンジンの下方でかつ後方に並
列に配置され、動力伝達機構がエンジンのほぼ下方でか
つ変速機に隣接して配置されているとともに、ドライブ
シャフトがエンジンの前方に配置されるようにしたもの
が知られている。これは、エンジンがシリンダ軸方向に
長く大きなものとなるため、エンジンを縦置きで略水平
配置することでその上下高さを小さくし、パワートレイ
ンのコンパクト化を図ったものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き略水平配置したエンジンの下方に大きな外周形状を
呈する動力伝達機構を配置したものでは、折角上下高さ
をコンパクトにしたエンジンであっても、そのエンジン
の下方において動力伝達機構の外周部分がその形状のま
ま突出することになる。そのため、パワートレインの上
下高さがエンジンと動力伝達機構とを合わせた上下高さ
分を要して非常に嵩高いものとなり、パワートレインの
上下高さのコンパクト化が阻害されることになる。
如き略水平配置したエンジンの下方に大きな外周形状を
呈する動力伝達機構を配置したものでは、折角上下高さ
をコンパクトにしたエンジンであっても、そのエンジン
の下方において動力伝達機構の外周部分がその形状のま
ま突出することになる。そのため、パワートレインの上
下高さがエンジンと動力伝達機構とを合わせた上下高さ
分を要して非常に嵩高いものとなり、パワートレインの
上下高さのコンパクト化が阻害されることになる。
【0005】しかも、上記エンジンの下方でかつ後方に
変速機を配置したものでは、ドライブシャフトがエンジ
ン前方に配置されるために、パワートレインの車体前後
方向への長さが、エンジン、変速機およびドライブシャ
フトの三者を合わせた長さ分を要して非常に長いものと
なり、パワートレインの前後長さのコンパクト化も阻害
されることになる。
変速機を配置したものでは、ドライブシャフトがエンジ
ン前方に配置されるために、パワートレインの車体前後
方向への長さが、エンジン、変速機およびドライブシャ
フトの三者を合わせた長さ分を要して非常に長いものと
なり、パワートレインの前後長さのコンパクト化も阻害
されることになる。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、動力伝達機構の外周部分
を他の構成部材にオーバラップさせるとともに、ドライ
ブシャフトを他の構成部材に対して上下方向および前後
方向でオーバラップさせることにより、パワートレイン
の上下高さおよび前後長さのコンパクト化を図ることに
ある。
で、その目的とするところは、動力伝達機構の外周部分
を他の構成部材にオーバラップさせるとともに、ドライ
ブシャフトを他の構成部材に対して上下方向および前後
方向でオーバラップさせることにより、パワートレイン
の上下高さおよび前後長さのコンパクト化を図ることに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、自動車の
パワートレイン構造として、車室の前後方向一側に連設
されたエンジンルーム内にエンジン、変速機、上記エン
ジンからの動力を変速機に伝達するクラッチ又はトルク
コンバータよりなる動力伝達機構、及び上記変速機に伝
達された動力により回転駆動されるドライブシャフトが
配置されることを前提とする。そして、上記エンジン
を、そのシリンダ軸を略水平方向に向けて配置し、該エ
ンジンの上方に上記変速機を配置する。さらに、上記動
力伝達機構を、上記エンジン及び変速機の車室側または
反車室側において該エンジンと変速機とに跨がるように
配置するとともに、上記動力伝達機構の下方位置でかつ
エンジンの上下高さ寸法範囲内に上記ドライブシャフト
を配置する構成としたものである。
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、自動車の
パワートレイン構造として、車室の前後方向一側に連設
されたエンジンルーム内にエンジン、変速機、上記エン
ジンからの動力を変速機に伝達するクラッチ又はトルク
コンバータよりなる動力伝達機構、及び上記変速機に伝
達された動力により回転駆動されるドライブシャフトが
配置されることを前提とする。そして、上記エンジン
を、そのシリンダ軸を略水平方向に向けて配置し、該エ
ンジンの上方に上記変速機を配置する。さらに、上記動
力伝達機構を、上記エンジン及び変速機の車室側または
反車室側において該エンジンと変速機とに跨がるように
配置するとともに、上記動力伝達機構の下方位置でかつ
エンジンの上下高さ寸法範囲内に上記ドライブシャフト
を配置する構成としたものである。
【0008】請求項2記載の発明が講じた解決手段は、
上記請求項1記載の発明のドライブシャフトを特定し、
前輪車軸および後輪車軸のうちの一方の車軸とする。そ
して、上記エンジンおよび変速機を、上記前輪車軸と後
輪車軸との間に配置する構成としたものである。
上記請求項1記載の発明のドライブシャフトを特定し、
前輪車軸および後輪車軸のうちの一方の車軸とする。そ
して、上記エンジンおよび変速機を、上記前輪車軸と後
輪車軸との間に配置する構成としたものである。
【0009】請求項3記載の発明が講じた解決手段は、
上記請求項1記載の発明の動力伝達機構を特定し、上記
エンジンおよび変速機の反車室側に配置する構成とした
ものである。
上記請求項1記載の発明の動力伝達機構を特定し、上記
エンジンおよび変速機の反車室側に配置する構成とした
ものである。
【0010】請求項4記載の発明が講じた解決手段は、
上記請求項3記載の発明のエンジンに連結される吸気系
部材を特定し、車室側に突出した状態で配置する構成と
したものである。
上記請求項3記載の発明のエンジンに連結される吸気系
部材を特定し、車室側に突出した状態で配置する構成と
したものである。
【0011】請求項5記載の発明が講じた解決手段は、
上記請求項1記載の発明の動力伝達機構を特定し、上記
変速機の入力軸上に配置する構成としたものである。
上記請求項1記載の発明の動力伝達機構を特定し、上記
変速機の入力軸上に配置する構成としたものである。
【0012】請求項6記載の発明が講じた解決手段は、
上記請求項1または請求項5記載の発明の動力伝達機構
と、上記ドライブシャフト上に介設されるデファレンシ
ャル装置とを特定し、車体左右方向に互いにオフセット
した状態で配置する構成としたものである。
上記請求項1または請求項5記載の発明の動力伝達機構
と、上記ドライブシャフト上に介設されるデファレンシ
ャル装置とを特定し、車体左右方向に互いにオフセット
した状態で配置する構成としたものである。
【0013】請求項7記載の発明が講じた解決手段は、
上記請求項1記載の発明の前提とする自動車のパワート
レイン構造を同様に前提とし、エンジンを、そのシリン
ダ軸を略水平方向に向けて配置する。そして、上記エン
ジンの車室側または反車室側に、上記動力伝達機構を隣
接して配置するとともに、上記エンジンおよび動力伝達
機構の下方でかつ上記変速機の上下高さ寸法範囲内に、
上記ドライブシャフトを配置する構成としたものであ
る。
上記請求項1記載の発明の前提とする自動車のパワート
レイン構造を同様に前提とし、エンジンを、そのシリン
ダ軸を略水平方向に向けて配置する。そして、上記エン
ジンの車室側または反車室側に、上記動力伝達機構を隣
接して配置するとともに、上記エンジンおよび動力伝達
機構の下方でかつ上記変速機の上下高さ寸法範囲内に、
上記ドライブシャフトを配置する構成としたものであ
る。
【0014】さらに、請求項8記載の発明が講じた解決
手段は、上記請求項8記載の発明の動力伝達機構を特定
し、エンジンの車室側に配置する。そして、該動力伝達
機構の下方に変速機を配置するとともに、該エンジンの
下方でかつ変速機の反車室側にドライブシャフトを配置
する構成としたものである。
手段は、上記請求項8記載の発明の動力伝達機構を特定
し、エンジンの車室側に配置する。そして、該動力伝達
機構の下方に変速機を配置するとともに、該エンジンの
下方でかつ変速機の反車室側にドライブシャフトを配置
する構成としたものである。
【0015】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
大きな外周形状を呈する動力伝達機構は、上下方向に互
いに並列に配置したエンジン及び変速機の車室側または
反車室側において該エンジンと変速機とに跨がるように
隣接状態で配置されて、エンジンおよび変速機の両者を
合わせた上下高さ寸法に車体前後面視でオーバラップし
ているので、該動力伝達機構における上下方向への外周
部分の突出が効果的に緩和される。また、ドライブシャ
フトがエンジンの上下高さ寸法範囲内に車体前後面視で
オーバラップするので、他の構成部材よりも車体上下方
向にドライブシャフトを位置させることがなく、パワー
トレインの上下高さがエンジンおよび変速機の両者を合
わせた上下高さ寸法程度に抑えられて嵩高になることが
抑制される。
大きな外周形状を呈する動力伝達機構は、上下方向に互
いに並列に配置したエンジン及び変速機の車室側または
反車室側において該エンジンと変速機とに跨がるように
隣接状態で配置されて、エンジンおよび変速機の両者を
合わせた上下高さ寸法に車体前後面視でオーバラップし
ているので、該動力伝達機構における上下方向への外周
部分の突出が効果的に緩和される。また、ドライブシャ
フトがエンジンの上下高さ寸法範囲内に車体前後面視で
オーバラップするので、他の構成部材よりも車体上下方
向にドライブシャフトを位置させることがなく、パワー
トレインの上下高さがエンジンおよび変速機の両者を合
わせた上下高さ寸法程度に抑えられて嵩高になることが
抑制される。
【0016】また、ドライブシャフトは、エンジンと変
速機とに跨がる動力伝達機構の下方位置でかつエンジン
の上下高さ寸法内に配置されて、平面視で動力伝達機構
とオーバラップして車体前後方向に位置することがない
ので、パワートレインの前後長さは、エンジンと、軸方
向に短い動力伝達装置とを合わせた長さ分となる。
速機とに跨がる動力伝達機構の下方位置でかつエンジン
の上下高さ寸法内に配置されて、平面視で動力伝達機構
とオーバラップして車体前後方向に位置することがない
ので、パワートレインの前後長さは、エンジンと、軸方
向に短い動力伝達装置とを合わせた長さ分となる。
【0017】しかも、パワートレインの構成部材のなか
で最も重いエンジンが変速機の下方に配置されるととも
に、そのエンジンの上下高さ寸法内にドライブシャフト
が配置されていることにより、エンジンがパワートレイ
ンの下端部に位置付けられて、パワートレインの重心を
低位置に位置付けることができる。
で最も重いエンジンが変速機の下方に配置されるととも
に、そのエンジンの上下高さ寸法内にドライブシャフト
が配置されていることにより、エンジンがパワートレイ
ンの下端部に位置付けられて、パワートレインの重心を
低位置に位置付けることができる。
【0018】請求項2記載の発明では、重いエンジンと
共に変速機が前輪車軸と後輪車軸との間に配置されてい
るので、パワートレインの重心が前後車軸間に位置付け
られることになり、パワートレインのミッドシップへの
搭載が可能となる。
共に変速機が前輪車軸と後輪車軸との間に配置されてい
るので、パワートレインの重心が前後車軸間に位置付け
られることになり、パワートレインのミッドシップへの
搭載が可能となる。
【0019】請求項3記載の発明では、動力伝達機構が
エンジンおよび変速機の反車室側に配置されているの
で、大きな外周形状の動力伝達機構を配置するに当たっ
て車室との干渉が防止される。
エンジンおよび変速機の反車室側に配置されているの
で、大きな外周形状の動力伝達機構を配置するに当たっ
て車室との干渉が防止される。
【0020】請求項4記載の発明では、吸気系部材がエ
ンジンルーム内においてエンジンよりも車室側に突出す
るように配置されているので、熱害のない吸気系部材の
車室側への配置によって車室への熱影響が効果的に防止
される。しかも、吸気系部材は取り回しに自由度がある
ので、シートに着座した左右の乗員の背中と干渉しない
シートバック略中央のデッドスペースを有効に利用して
吸気系部材が配置される。さらに、吸気系部材を配置す
るに当たって動力伝達機構および変速機との干渉が容易
に回避され、吸気系部材のレイアウト性が高められる。
ンジンルーム内においてエンジンよりも車室側に突出す
るように配置されているので、熱害のない吸気系部材の
車室側への配置によって車室への熱影響が効果的に防止
される。しかも、吸気系部材は取り回しに自由度がある
ので、シートに着座した左右の乗員の背中と干渉しない
シートバック略中央のデッドスペースを有効に利用して
吸気系部材が配置される。さらに、吸気系部材を配置す
るに当たって動力伝達機構および変速機との干渉が容易
に回避され、吸気系部材のレイアウト性が高められる。
【0021】請求項5記載の発明では、動力伝達機構が
変速機の軸上に配置されているので、動力が動力伝達機
構からカウンタシャフト(カウンタギヤ)などを介さず
にダイレクトに変速機に伝達されることになり、動力伝
達機構から変速機までの間で軸(カウンタシャフト)を
減らすことができるとともに、動力伝達機構から変速機
までの間のカウンタギヤを不要にしてカウンタギヤ分だ
けパワートレインを軸方向に縮短させることもできる。
変速機の軸上に配置されているので、動力が動力伝達機
構からカウンタシャフト(カウンタギヤ)などを介さず
にダイレクトに変速機に伝達されることになり、動力伝
達機構から変速機までの間で軸(カウンタシャフト)を
減らすことができるとともに、動力伝達機構から変速機
までの間のカウンタギヤを不要にしてカウンタギヤ分だ
けパワートレインを軸方向に縮短させることもできる。
【0022】請求項6記載の発明では、動力伝達機構と
デファレンシャル装置とが互いに車体左右位置にオフセ
ットして配置されているので、動力伝達機構およびデフ
ァレンシャル装置の高さ寸法が互いに車体側面視でオー
バラップして相殺されることになり、エンジンおよび変
速機の車室側または反車室側において動力伝達機構とデ
ファレンシャル装置とが上下方向にコンパクトに纏めら
れる。
デファレンシャル装置とが互いに車体左右位置にオフセ
ットして配置されているので、動力伝達機構およびデフ
ァレンシャル装置の高さ寸法が互いに車体側面視でオー
バラップして相殺されることになり、エンジンおよび変
速機の車室側または反車室側において動力伝達機構とデ
ファレンシャル装置とが上下方向にコンパクトに纏めら
れる。
【0023】請求項7記載の発明では、大きな外径形状
を呈するエンジンおよび大きな外周形状を呈する動力伝
達機構が上方側で纏められるとともに、比較的小さな外
形形状を呈する変速機およびドライブシャフトが下方側
で纏められてコンパクトなレイアウトとになり、パワー
トレインが上下方向および前後方向にコンパクトなもの
となる。
を呈するエンジンおよび大きな外周形状を呈する動力伝
達機構が上方側で纏められるとともに、比較的小さな外
形形状を呈する変速機およびドライブシャフトが下方側
で纏められてコンパクトなレイアウトとになり、パワー
トレインが上下方向および前後方向にコンパクトなもの
となる。
【0024】さらに、請求項8記載の発明では、ドライ
ブシャフトは、動力伝達機構の反車室側に配置したエン
ジンの下方でかつ動力伝達機構の下方に配置した変速機
の反車室側に配置されて、平面視でエンジンとオーバラ
ップして車体前後方向に位置することがないので、パワ
ートレインの前後長さがドライブシャフトによって増大
することが抑制される。しかも、ドライブシャフトが変
速機の反車室側において車体前後面視でオーバラップし
て他の構成部材よりも車体上下方向に位置することがな
く、パワートレインの上下高さが嵩高になることが抑制
される。
ブシャフトは、動力伝達機構の反車室側に配置したエン
ジンの下方でかつ動力伝達機構の下方に配置した変速機
の反車室側に配置されて、平面視でエンジンとオーバラ
ップして車体前後方向に位置することがないので、パワ
ートレインの前後長さがドライブシャフトによって増大
することが抑制される。しかも、ドライブシャフトが変
速機の反車室側において車体前後面視でオーバラップし
て他の構成部材よりも車体上下方向に位置することがな
く、パワートレインの上下高さが嵩高になることが抑制
される。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0026】図12は本発明の第1実施例に係るパワー
トレイン構造を適用したリヤミッドシップタイプの自動
車を示し、この自動車Vは、リヤミッドシップに搭載し
たパワートレインPT1により左右の後輪RW,RWを
駆動するようになされている。また、上記自動車Vは、
車室Sの前側に設けられ、フロントシートクッション1
a,1aおよびフロントシートバック1b,1bよりな
る左右分割式のフロントシート1,1と、車室Sの後側
に設けられ、車幅方向へそれぞれ長いリヤシートクッシ
ョン2aおよびリヤシートバック2bよりなる左右一体
式のリヤシート2とにより前後に2名ずつで定員4名の
乗車を可能にしている。上記各シート1,2は、車室S
の床面を形成するフロアパネル3上に載置固定されてい
る。そして、上記車室Sの一側となる後方には、パワー
トレインPT1が搭載されるエンジンルームEが連設さ
れている。この車室SとエンジンルームEとは、車室S
後端に位置するリヤシートバック2bと、該リヤシート
バック2bの後面に沿設された隔壁6とにより区画され
ている。上記隔壁6の下端は、上記フロアパネル3の後
端に連結されている。また、上記エンジンルームEの後
方にはトランクルーム7が連設されている。尚、FW,
FWは左右の前輪、8は左右の前輪FW,FWが左右端
に取付けられた従動軸としての前輪車軸である。
トレイン構造を適用したリヤミッドシップタイプの自動
車を示し、この自動車Vは、リヤミッドシップに搭載し
たパワートレインPT1により左右の後輪RW,RWを
駆動するようになされている。また、上記自動車Vは、
車室Sの前側に設けられ、フロントシートクッション1
a,1aおよびフロントシートバック1b,1bよりな
る左右分割式のフロントシート1,1と、車室Sの後側
に設けられ、車幅方向へそれぞれ長いリヤシートクッシ
ョン2aおよびリヤシートバック2bよりなる左右一体
式のリヤシート2とにより前後に2名ずつで定員4名の
乗車を可能にしている。上記各シート1,2は、車室S
の床面を形成するフロアパネル3上に載置固定されてい
る。そして、上記車室Sの一側となる後方には、パワー
トレインPT1が搭載されるエンジンルームEが連設さ
れている。この車室SとエンジンルームEとは、車室S
後端に位置するリヤシートバック2bと、該リヤシート
バック2bの後面に沿設された隔壁6とにより区画され
ている。上記隔壁6の下端は、上記フロアパネル3の後
端に連結されている。また、上記エンジンルームEの後
方にはトランクルーム7が連設されている。尚、FW,
FWは左右の前輪、8は左右の前輪FW,FWが左右端
に取付けられた従動軸としての前輪車軸である。
【0027】また、図1および図2に示すように、上記
フロアパネル3の左右側端下面には、車体後方へ延びる
断面四角形状のリヤサイドフレーム4,4が接合固着さ
れている。該各リヤサイドフレーム4は、上記車室S側
に対応する前側部分4a,4a間の間隔が幅広に形成さ
れている一方、上記エンジンルームE側に対応する後側
部分4b,4b間の間隔が幅狭に形成されていて、その
前後部分4a,4bは、前側部分4aの後端よりエンジ
ンルームE側に行くに従い車体内方側でかつ上方に位置
するように傾斜する傾斜部分4cにより連結されてい
る。
フロアパネル3の左右側端下面には、車体後方へ延びる
断面四角形状のリヤサイドフレーム4,4が接合固着さ
れている。該各リヤサイドフレーム4は、上記車室S側
に対応する前側部分4a,4a間の間隔が幅広に形成さ
れている一方、上記エンジンルームE側に対応する後側
部分4b,4b間の間隔が幅狭に形成されていて、その
前後部分4a,4bは、前側部分4aの後端よりエンジ
ンルームE側に行くに従い車体内方側でかつ上方に位置
するように傾斜する傾斜部分4cにより連結されてい
る。
【0028】そして、図3に示すように、上記エンジン
ルームE内の前側には、クランクシャフト11aが車体
前後方向向きとなるよう4つの気筒C,…(シリンダ)
を互いに車体前後方向に位置ずれした状態で車幅方向に
対向するように並べた水平対向4気筒のエンジン11が
縦置きに搭載されている。このエンジン11は、該エン
ジン11外方に設けられるキャッチタンク(図示せず)
より潤滑油を供給して循環させるようにしたドライサン
プ方式のものである。また、上記クランクシャフト11
aの後端側には、ドライブギヤ12が取付けられてい
る。そして、上記エンジン11は、各気筒C内でピスト
ンPが略水平な前後方向へ摺動移動するようにシリンダ
軸mを略水平方向に向けて配置されている。また、上記
エンジン11の左右側面側には排気ポート10a,…が
設けられ、この各排気ポート10aに排気管13が連通
接続されている。一方、上記エンジン11の上面側には
吸気ポート10b,…が設けられ、この各吸気ポート1
0bに吸気管14が連通接続されている。
ルームE内の前側には、クランクシャフト11aが車体
前後方向向きとなるよう4つの気筒C,…(シリンダ)
を互いに車体前後方向に位置ずれした状態で車幅方向に
対向するように並べた水平対向4気筒のエンジン11が
縦置きに搭載されている。このエンジン11は、該エン
ジン11外方に設けられるキャッチタンク(図示せず)
より潤滑油を供給して循環させるようにしたドライサン
プ方式のものである。また、上記クランクシャフト11
aの後端側には、ドライブギヤ12が取付けられてい
る。そして、上記エンジン11は、各気筒C内でピスト
ンPが略水平な前後方向へ摺動移動するようにシリンダ
軸mを略水平方向に向けて配置されている。また、上記
エンジン11の左右側面側には排気ポート10a,…が
設けられ、この各排気ポート10aに排気管13が連通
接続されている。一方、上記エンジン11の上面側には
吸気ポート10b,…が設けられ、この各吸気ポート1
0bに吸気管14が連通接続されている。
【0029】また、上記エンジン11の右側部上方に
は、クランクシャフト11aと平行に配置した車体前後
方向へ延びる入力軸15aを有すると共に、該入力軸1
5aの車体内方側に入力軸15aと平行に配置した車体
前後方向へ延びる出力軸15bを有する2軸式の変速機
15が搭載されている。また、上記エンジン11の右側
部後方および変速機15の後方には、クランクシャフト
11aと平行に配置した車体前後方向へ延びるクラッチ
出力軸16を有するクラッチ17が縦置きに搭載されて
いる。
は、クランクシャフト11aと平行に配置した車体前後
方向へ延びる入力軸15aを有すると共に、該入力軸1
5aの車体内方側に入力軸15aと平行に配置した車体
前後方向へ延びる出力軸15bを有する2軸式の変速機
15が搭載されている。また、上記エンジン11の右側
部後方および変速機15の後方には、クランクシャフト
11aと平行に配置した車体前後方向へ延びるクラッチ
出力軸16を有するクラッチ17が縦置きに搭載されて
いる。
【0030】上記クラッチ17は、正面視で縦置き水平
状態のエンジン11より大きな外周形状となるクラッチ
ケース17Aにより覆われてなり、クラッチ17の軸心
上に位置する上記クラッチ出力軸16が、上記変速機1
5の入力軸15a(軸)上において回転一体に連結され
ていて、変速機15の入力軸15a上へのクラッチ17
の配置を可能にしている。また、上記変速機15の入力
軸15aと、上記クラッチ出力軸16との両端部間にお
ける外方位置には、ドリブンギヤ18が遊嵌状態で配置
されている。さらに、上記エンジン11とクラッチ17
との間には、互いに噛合し合わない車体前後方向2段の
ギヤ列19A,19Bを収容してなるカウンタギヤボッ
クス19が介設されている。そして、上記クラッチ17
は、上記ドリブンギヤ18に回転一体に連結されたサポ
ートディスク17aと、該サポートディスク17aに対
向配置されかつ上記クラッチ出力軸16に回転一体に連
結されたクラッチディスク17bと、該クラッチディス
ク17bをサポートディスク17aに押圧するプレッシ
ャープレート17cとを有している。この構成により、
クラッチ17の締結時にはエンジン11の動力をクラン
クシャフト11aから変速機15の入力軸15aに伝達
し、クラッチ17の解放時にはその動力の伝達を遮断す
る構成としている。
状態のエンジン11より大きな外周形状となるクラッチ
ケース17Aにより覆われてなり、クラッチ17の軸心
上に位置する上記クラッチ出力軸16が、上記変速機1
5の入力軸15a(軸)上において回転一体に連結され
ていて、変速機15の入力軸15a上へのクラッチ17
の配置を可能にしている。また、上記変速機15の入力
軸15aと、上記クラッチ出力軸16との両端部間にお
ける外方位置には、ドリブンギヤ18が遊嵌状態で配置
されている。さらに、上記エンジン11とクラッチ17
との間には、互いに噛合し合わない車体前後方向2段の
ギヤ列19A,19Bを収容してなるカウンタギヤボッ
クス19が介設されている。そして、上記クラッチ17
は、上記ドリブンギヤ18に回転一体に連結されたサポ
ートディスク17aと、該サポートディスク17aに対
向配置されかつ上記クラッチ出力軸16に回転一体に連
結されたクラッチディスク17bと、該クラッチディス
ク17bをサポートディスク17aに押圧するプレッシ
ャープレート17cとを有している。この構成により、
クラッチ17の締結時にはエンジン11の動力をクラン
クシャフト11aから変速機15の入力軸15aに伝達
し、クラッチ17の解放時にはその動力の伝達を遮断す
る構成としている。
【0031】上記変速機15の入力軸15aと出力軸1
5bとの間には、変速用ギヤ列21が配設されていると
共に、出力軸15bの後端には出力ギヤ22が回転一体
に連結され、該出力ギヤ22の回転は、上記カウンタギ
ヤボックス19を介してエンジン11の左側部後方に連
設されたベベルギヤ式のデファレンシャル装置23に伝
達される。該デファレンシャル装置23は、上記出力ギ
ヤ22にカウンタギヤ28を介して常時噛合するリング
ギヤ23aと、各後輪RW駆動用の左右のドライブシャ
フト24a,24bが嵌合固定されるサイドギヤ23
b,23bと、該各サイドギヤ23bに常時噛合するピ
ニオンギヤ23c,23cとを有しており、デファレン
シャル装置23が上記ドライブシャフト24a,24b
上に介設されるようになっている。また、図8に示すよ
うに、上記カウンタギヤボックス19の後側ギヤ列19
Bは、上記ドライブギヤ12と、該ドライブギヤ12に
常時噛合する上記ドリブンギヤ18と、該ドリブンギヤ
18に常時噛合する後側カウンタギヤ27とを備えてい
る一方、前側ギヤ列19Aは、上記出力ギヤ22と、上
記カウンタギヤ28と、上記リングギヤ23aとを備え
ている。さらに、上記左右のドライブシャフト24a,
24bの先端部には、左右の等速ボールジョイント25
a,25bおよび左右のリヤアクスルシャフト26a,
26bを介して上記左右の後輪RW,RWが取付けられ
ている。この場合、後側カウンタギヤ27の軸27a
は、カウンタギヤボックス19の前面よりエンジン11
上方において前方へ突出している。
5bとの間には、変速用ギヤ列21が配設されていると
共に、出力軸15bの後端には出力ギヤ22が回転一体
に連結され、該出力ギヤ22の回転は、上記カウンタギ
ヤボックス19を介してエンジン11の左側部後方に連
設されたベベルギヤ式のデファレンシャル装置23に伝
達される。該デファレンシャル装置23は、上記出力ギ
ヤ22にカウンタギヤ28を介して常時噛合するリング
ギヤ23aと、各後輪RW駆動用の左右のドライブシャ
フト24a,24bが嵌合固定されるサイドギヤ23
b,23bと、該各サイドギヤ23bに常時噛合するピ
ニオンギヤ23c,23cとを有しており、デファレン
シャル装置23が上記ドライブシャフト24a,24b
上に介設されるようになっている。また、図8に示すよ
うに、上記カウンタギヤボックス19の後側ギヤ列19
Bは、上記ドライブギヤ12と、該ドライブギヤ12に
常時噛合する上記ドリブンギヤ18と、該ドリブンギヤ
18に常時噛合する後側カウンタギヤ27とを備えてい
る一方、前側ギヤ列19Aは、上記出力ギヤ22と、上
記カウンタギヤ28と、上記リングギヤ23aとを備え
ている。さらに、上記左右のドライブシャフト24a,
24bの先端部には、左右の等速ボールジョイント25
a,25bおよび左右のリヤアクスルシャフト26a,
26bを介して上記左右の後輪RW,RWが取付けられ
ている。この場合、後側カウンタギヤ27の軸27a
は、カウンタギヤボックス19の前面よりエンジン11
上方において前方へ突出している。
【0032】そして、図4にも示すように、上記エンジ
ン11、変速機15、クラッチ17、デファレンシャル
装置23および左右のドライブシャフト24a,24b
(各等速ボールジョイント25a,25bおよび各リヤ
アクスルシャフト26a,26b)によって、上記パワ
ートレインPT1が構成されている。上記エンジン1
1、変速機15、クラッチ17およびデファレンシャル
装置23は、エンジン11に対してそれぞれのケース1
5A,17A,23Aが一体的に連結された剛体として
成形されてなる。また、上記パワートレインPT1の後
部下方には、リヤサスペンション装置31を支持するた
めの枠状のサスペンションクロスメンバ32がリヤサイ
ドフレーム4,4間に取付けられている。上記サスペン
ションクロスメンバ32は、車体前後方向へ延びる左右
のフレーム部32a,32bと、該フレーム部32a,
32a間を車幅方向へ延びて連結する前後のメンバ部3
2c,32dとを有しており、前側メンバ部32cの左
右側端位置が各リヤサイドフレーム4の後側部分4b下
面前側位置に、後側メンバ部32dの左右側端位置が各
リヤサイドフレーム4の後側部分4b下面後側位置にそ
れぞれ弾性支持されている。また、上記リヤサスペンシ
ョン装置31は、各フレーム部32a,32bの前端部
に枢支されて車幅方向へ延びる前側リンク31aと、各
フレーム部32a,32bの後端部に枢支されて車幅方
向へ延びる後側リンク31bとからなる。そして、上記
パワートレインPT1は、エンジン11の左側端前側位
置より外方へ突出する第1突出片33aが第1マウント
部材34Aを介して左側のリヤサイドフレーム4の傾斜
部分4c下面後端に、エンジン11の右側端前側位置よ
り外方へ突出する第2突出片33bが第2マウント部材
34Bを介して右側のリヤサイドフレーム4の傾斜部分
4c下面後端に、デファレンシャル装置23の下端部が
車幅方向へ軸心を有する弾性ブッシュよりなる第3マウ
ント部材34Cを介して上記サスペンションクロスメン
バ32の前側メンバ部32c左側部寄りにそれぞれ弾性
支持されて、各リヤサイドフレーム4の下側に搭載され
るようになっている。また、図9および図11に示すよ
うに、上記パワートレインPT1の上方には、そのパワ
ートレインPT1を跨ぐように形成された鞍型のフュー
エルタンク35が各リヤサイドフレーム4の後側部分4
b,4b間にボルト36,…により締結固定されてい
る。この場合、フューエルタンク35は、パワートレイ
ンPT1を搭載する前に下方より締結固定されるように
なっており、パワートレインPT1のメンテナンスが下
方より行われるようになっている。
ン11、変速機15、クラッチ17、デファレンシャル
装置23および左右のドライブシャフト24a,24b
(各等速ボールジョイント25a,25bおよび各リヤ
アクスルシャフト26a,26b)によって、上記パワ
ートレインPT1が構成されている。上記エンジン1
1、変速機15、クラッチ17およびデファレンシャル
装置23は、エンジン11に対してそれぞれのケース1
5A,17A,23Aが一体的に連結された剛体として
成形されてなる。また、上記パワートレインPT1の後
部下方には、リヤサスペンション装置31を支持するた
めの枠状のサスペンションクロスメンバ32がリヤサイ
ドフレーム4,4間に取付けられている。上記サスペン
ションクロスメンバ32は、車体前後方向へ延びる左右
のフレーム部32a,32bと、該フレーム部32a,
32a間を車幅方向へ延びて連結する前後のメンバ部3
2c,32dとを有しており、前側メンバ部32cの左
右側端位置が各リヤサイドフレーム4の後側部分4b下
面前側位置に、後側メンバ部32dの左右側端位置が各
リヤサイドフレーム4の後側部分4b下面後側位置にそ
れぞれ弾性支持されている。また、上記リヤサスペンシ
ョン装置31は、各フレーム部32a,32bの前端部
に枢支されて車幅方向へ延びる前側リンク31aと、各
フレーム部32a,32bの後端部に枢支されて車幅方
向へ延びる後側リンク31bとからなる。そして、上記
パワートレインPT1は、エンジン11の左側端前側位
置より外方へ突出する第1突出片33aが第1マウント
部材34Aを介して左側のリヤサイドフレーム4の傾斜
部分4c下面後端に、エンジン11の右側端前側位置よ
り外方へ突出する第2突出片33bが第2マウント部材
34Bを介して右側のリヤサイドフレーム4の傾斜部分
4c下面後端に、デファレンシャル装置23の下端部が
車幅方向へ軸心を有する弾性ブッシュよりなる第3マウ
ント部材34Cを介して上記サスペンションクロスメン
バ32の前側メンバ部32c左側部寄りにそれぞれ弾性
支持されて、各リヤサイドフレーム4の下側に搭載され
るようになっている。また、図9および図11に示すよ
うに、上記パワートレインPT1の上方には、そのパワ
ートレインPT1を跨ぐように形成された鞍型のフュー
エルタンク35が各リヤサイドフレーム4の後側部分4
b,4b間にボルト36,…により締結固定されてい
る。この場合、フューエルタンク35は、パワートレイ
ンPT1を搭載する前に下方より締結固定されるように
なっており、パワートレインPT1のメンテナンスが下
方より行われるようになっている。
【0033】また、上記エンジン11の側方および後方
には排気系部材41が配置されているとともに、エンジ
ン11の上方および前方には吸気系部材42が配置され
ている。上記排気系部材41は、図6にも示すように、
上記エンジン11側面の各排気ポート10aより後方へ
延びたのちエンジン11後方へ延びる上記各排気管13
と、上記デファレンシャル装置23の斜め上部後方に配
置され、上記左側の排気管13の下流端が連通接続され
る上側キャタリスト43aと、上記デファレンシャル装
置23の斜め下部後方に配置され、上記右側の排気管1
3の下流端が連通接続される下側キャタリスト43b
と、該各キャタリスト43a,43bの後方に配置され
たサイレンサー44と、上記各キャタリスト43a,4
3bとサイレンサー44との間をそれぞれ車体前後方向
へ延びて連通接続する排気マニホールド45,45とを
備えている。上記左右の排気管14,14は、上記ドラ
イブシャフト24a,24bを上下方向から挾むように
上下に対向配置されてなる。一方、上記吸気系部材42
は、上記エンジン11上面の各吸気ポート10bより前
方へ延びる上記各吸気管14と、エンジン11の直前方
に連設され、上記各吸気管14の上流端が連通接続され
るサージタンク46と、エンジン11の左側部前側上方
に配置されたエアクリーナ47と、上記サージタンク4
6とエアクリーナ47との間を車体前後方向へ延びて連
通接続する吸気マニホールド48と、該吸気マニホール
ド48の途中に介設され、エアクリーナ47からの吸気
量を調節してサージタンク46に導入するスロットルボ
ディ49とを備えている。そして、図10にも示すよう
に、上記吸気系部材42のうち、サージタンク46と、
各吸気管14および吸気マニホールド48の前部とは、
エンジンルームE内においてエンジン11よりも車室側
つまり車体前方へ突出しており、その突出部分が、上記
リヤシートバック2bの車幅方向略中央位置下部より該
リヤシートバック2bおよび隔壁6を車室S側へ略コ字
状に膨出させた膨出部B内へ入り込む状態、つまり車室
S側に突出した状態で配置されている。この場合、リヤ
シートバック2bの略中央位置下部(膨出部B)は、リ
ヤシート2に着座した乗員の背中が干渉しない位置とさ
れる。
には排気系部材41が配置されているとともに、エンジ
ン11の上方および前方には吸気系部材42が配置され
ている。上記排気系部材41は、図6にも示すように、
上記エンジン11側面の各排気ポート10aより後方へ
延びたのちエンジン11後方へ延びる上記各排気管13
と、上記デファレンシャル装置23の斜め上部後方に配
置され、上記左側の排気管13の下流端が連通接続され
る上側キャタリスト43aと、上記デファレンシャル装
置23の斜め下部後方に配置され、上記右側の排気管1
3の下流端が連通接続される下側キャタリスト43b
と、該各キャタリスト43a,43bの後方に配置され
たサイレンサー44と、上記各キャタリスト43a,4
3bとサイレンサー44との間をそれぞれ車体前後方向
へ延びて連通接続する排気マニホールド45,45とを
備えている。上記左右の排気管14,14は、上記ドラ
イブシャフト24a,24bを上下方向から挾むように
上下に対向配置されてなる。一方、上記吸気系部材42
は、上記エンジン11上面の各吸気ポート10bより前
方へ延びる上記各吸気管14と、エンジン11の直前方
に連設され、上記各吸気管14の上流端が連通接続され
るサージタンク46と、エンジン11の左側部前側上方
に配置されたエアクリーナ47と、上記サージタンク4
6とエアクリーナ47との間を車体前後方向へ延びて連
通接続する吸気マニホールド48と、該吸気マニホール
ド48の途中に介設され、エアクリーナ47からの吸気
量を調節してサージタンク46に導入するスロットルボ
ディ49とを備えている。そして、図10にも示すよう
に、上記吸気系部材42のうち、サージタンク46と、
各吸気管14および吸気マニホールド48の前部とは、
エンジンルームE内においてエンジン11よりも車室側
つまり車体前方へ突出しており、その突出部分が、上記
リヤシートバック2bの車幅方向略中央位置下部より該
リヤシートバック2bおよび隔壁6を車室S側へ略コ字
状に膨出させた膨出部B内へ入り込む状態、つまり車室
S側に突出した状態で配置されている。この場合、リヤ
シートバック2bの略中央位置下部(膨出部B)は、リ
ヤシート2に着座した乗員の背中が干渉しない位置とさ
れる。
【0034】上記エンジン11の左側部後側上方位置に
は、図5および図7にも示すように、エアコン用のコン
プレッサ51、オルタネータ52およびパワーステアリ
ング用のパワステポンプ53などのエンジン補機が軸5
1a,52a,53aをそれぞれ車体前後方向へ延ばし
た状態で配置されている。上記コンプレッサ51は、変
速機ケース15Aの左側面に設けた支持ブラケット54
に取付けられている。また、上記オルタネータ52は、
エンジン11の上面左側部後側に設けた支持部55に取
付けられている。さらに、上記パワステポンプ53は、
上記カウンタギヤボックス19の左側端上部位置に設け
た支持部56に取付けられている。そして、上記コンプ
レッサ51およびオルタネータ52の各軸51a,52
aの後端、並びに上記パワステポンプ53の軸53aの
前端には、コンプレッサプーリ51b,オルタネータプ
ーリ52bおよびパワステポンププーリ53bがそれぞ
れ取付けられている。上記コンプレッサ51の軸51a
は、上記後側カウンタギヤ27の軸27aの前端に対し
て回転一体に連結され、各プーリ51b〜53bに掛け
渡された補機駆動ベルト57によりクランクシャフト1
1aからの動力が後側ギヤ列19Bを介して伝達される
ようになっている。尚、58は、カウンタギヤボックス
19の前面に回動自在に軸支されて補機駆動ベルト57
が連携されるアイドルプーリであって、コンプレッサプ
ーリ51bとオルタネータプーリ52bとの間に配置さ
れている。
は、図5および図7にも示すように、エアコン用のコン
プレッサ51、オルタネータ52およびパワーステアリ
ング用のパワステポンプ53などのエンジン補機が軸5
1a,52a,53aをそれぞれ車体前後方向へ延ばし
た状態で配置されている。上記コンプレッサ51は、変
速機ケース15Aの左側面に設けた支持ブラケット54
に取付けられている。また、上記オルタネータ52は、
エンジン11の上面左側部後側に設けた支持部55に取
付けられている。さらに、上記パワステポンプ53は、
上記カウンタギヤボックス19の左側端上部位置に設け
た支持部56に取付けられている。そして、上記コンプ
レッサ51およびオルタネータ52の各軸51a,52
aの後端、並びに上記パワステポンプ53の軸53aの
前端には、コンプレッサプーリ51b,オルタネータプ
ーリ52bおよびパワステポンププーリ53bがそれぞ
れ取付けられている。上記コンプレッサ51の軸51a
は、上記後側カウンタギヤ27の軸27aの前端に対し
て回転一体に連結され、各プーリ51b〜53bに掛け
渡された補機駆動ベルト57によりクランクシャフト1
1aからの動力が後側ギヤ列19Bを介して伝達される
ようになっている。尚、58は、カウンタギヤボックス
19の前面に回動自在に軸支されて補機駆動ベルト57
が連携されるアイドルプーリであって、コンプレッサプ
ーリ51bとオルタネータプーリ52bとの間に配置さ
れている。
【0035】そして、本発明の特徴部分として、上記ク
ラッチ17は、上記エンジン11および変速機15の反
車室S側、つまりエンジン11の右側部後方および変速
機15の後方において、該エンジン11および変速機1
5の後面にカウンタギヤボックス19を介して跨がるよ
うに隣接状態で配置されている。また、上記エンジン1
1右側部上方における変速機17の入力軸15a上のク
ラッチ17と、エンジン左側部後方のデファレンシャル
装置23とは、互いに車体左右位置にオフセットされた
状態で配置されており、このデファレンシャル装置23
より車幅方向へ延びるドライブシャフト24a,24b
は、クラッチ17の下方位置でかつエンジン11の上下
高さ寸法範囲内に配置されるようになっている。そし
て、上記エンジン11および変速機15は、前輪車軸8
とドライブシャフト24a,24bとの間に配置される
ようになっている。
ラッチ17は、上記エンジン11および変速機15の反
車室S側、つまりエンジン11の右側部後方および変速
機15の後方において、該エンジン11および変速機1
5の後面にカウンタギヤボックス19を介して跨がるよ
うに隣接状態で配置されている。また、上記エンジン1
1右側部上方における変速機17の入力軸15a上のク
ラッチ17と、エンジン左側部後方のデファレンシャル
装置23とは、互いに車体左右位置にオフセットされた
状態で配置されており、このデファレンシャル装置23
より車幅方向へ延びるドライブシャフト24a,24b
は、クラッチ17の下方位置でかつエンジン11の上下
高さ寸法範囲内に配置されるようになっている。そし
て、上記エンジン11および変速機15は、前輪車軸8
とドライブシャフト24a,24bとの間に配置される
ようになっている。
【0036】したがって、上記実施例では、クラッチ1
7は、互いに上下に並列に配置した,エンジン11の右
側部後方および変速機15の後方においてエンジン11
および変速機15の後面上下間に跨がる隣接状態で配置
されているので、大きな外周形状を呈するクラッチ17
が、エンジン11および変速機15の両者を合わせた上
下高さ寸法に後方からオーバラップして上下方向への外
周部分17Bの突出が効果的に緩和される。また、ドラ
イブシャフト24a,24bがエンジン11の上下高さ
寸法範囲内でエンジン11後方に車体前後面視でオーバ
ラップしているので、エンジン11や変速機15などの
他の構成部材よりも車体上下方向にドライブシャフト2
4a,24bが位置することがない。これにより、パワ
ートレインPT1の上下高さがエンジン11および変速
機15の両者を合わせた上下高さ寸法程度に抑えられて
嵩高になることが抑制され、よってパワートレインPT
1の上下高さ方向のコンパクト化を図ることができる。
7は、互いに上下に並列に配置した,エンジン11の右
側部後方および変速機15の後方においてエンジン11
および変速機15の後面上下間に跨がる隣接状態で配置
されているので、大きな外周形状を呈するクラッチ17
が、エンジン11および変速機15の両者を合わせた上
下高さ寸法に後方からオーバラップして上下方向への外
周部分17Bの突出が効果的に緩和される。また、ドラ
イブシャフト24a,24bがエンジン11の上下高さ
寸法範囲内でエンジン11後方に車体前後面視でオーバ
ラップしているので、エンジン11や変速機15などの
他の構成部材よりも車体上下方向にドライブシャフト2
4a,24bが位置することがない。これにより、パワ
ートレインPT1の上下高さがエンジン11および変速
機15の両者を合わせた上下高さ寸法程度に抑えられて
嵩高になることが抑制され、よってパワートレインPT
1の上下高さ方向のコンパクト化を図ることができる。
【0037】また、上記ドライブシャフト24a,24
bは、エンジン11および変速機15の後面上下間に跨
がるクラッチ17の下方位置でかつエンジン11の上下
高さ寸法内に配置されているので、ドライブシャフト2
4a,24bがクラッチ17の下方において平面視でオ
ーバラップしてクラッチ17(他の構成部材)よりも車
体前後方向に位置することがなく、パワートレインPT
1の前後長さが、エンジン11と、軸方向に短いクラッ
チ17とを合わせた長さ分となり、よってパワートレイ
ンPT1の前後長さ方向のコンパクト化を図ることがで
きる。
bは、エンジン11および変速機15の後面上下間に跨
がるクラッチ17の下方位置でかつエンジン11の上下
高さ寸法内に配置されているので、ドライブシャフト2
4a,24bがクラッチ17の下方において平面視でオ
ーバラップしてクラッチ17(他の構成部材)よりも車
体前後方向に位置することがなく、パワートレインPT
1の前後長さが、エンジン11と、軸方向に短いクラッ
チ17とを合わせた長さ分となり、よってパワートレイ
ンPT1の前後長さ方向のコンパクト化を図ることがで
きる。
【0038】しかも、パワートレインPT1の構成部材
のなかで最も重いエンジン11が変速機15の下方に配
置されるとともに、そのエンジン11の上下高さ寸法内
にドライブシャフト24a,24bが配置されているこ
とにより、エンジン11がパワートレインPT1の下端
部に位置付けられてパワートレインPT1の重心が下方
に位置し、よってパワートレインPT1の低重心化を図
ることができる。さらに、重いエンジン11と共に変速
機15が、前輪車軸8とドライブシャフト24a,24
bとの間に配置されているので、パワートレインPT1
の重心が前輪車軸8とドライブシャフト24a,24b
との間に位置付けられることになり、パワートレインP
T1をミッドシップに容易に搭載することができる。
のなかで最も重いエンジン11が変速機15の下方に配
置されるとともに、そのエンジン11の上下高さ寸法内
にドライブシャフト24a,24bが配置されているこ
とにより、エンジン11がパワートレインPT1の下端
部に位置付けられてパワートレインPT1の重心が下方
に位置し、よってパワートレインPT1の低重心化を図
ることができる。さらに、重いエンジン11と共に変速
機15が、前輪車軸8とドライブシャフト24a,24
bとの間に配置されているので、パワートレインPT1
の重心が前輪車軸8とドライブシャフト24a,24b
との間に位置付けられることになり、パワートレインP
T1をミッドシップに容易に搭載することができる。
【0039】さらに、上記クラッチ17がエンジン11
および変速機15の後方(反車室S側)に配置されてい
るので、大径なクラッチ17を配置するに当たって車室
Sとの干渉を防止することができる。また、サージタン
ク46と、各吸気管14および吸気マニホールド48の
前部とのエンジンルームE内において車体前方へ突出し
する突出部分が、リヤシートバック2bの車幅方向略中
央位置下部より車室S側へ膨出する膨出部B内へ入り込
んだ車室S側への突出状態で配置されているので、熱害
のないこれらの吸気系部材42の配置によって車室Sへ
の熱影響を効果的に防止することができる。さらに、吸
気系部材42は取り回しに自由度があるので、リヤシー
ト2に着座した乗員の背中と干渉しないリヤシートバッ
ク2b略中央において車室S側に膨出するデッドスペー
スとしての膨出部Bを有効に利用して吸気系部材42を
配置することができる。しかも、吸気系部材42を配置
するに当たってクラッチ17および変速機15との干渉
が容易に回避され、吸気系部材42のレイアウト性を高
めることができる。
および変速機15の後方(反車室S側)に配置されてい
るので、大径なクラッチ17を配置するに当たって車室
Sとの干渉を防止することができる。また、サージタン
ク46と、各吸気管14および吸気マニホールド48の
前部とのエンジンルームE内において車体前方へ突出し
する突出部分が、リヤシートバック2bの車幅方向略中
央位置下部より車室S側へ膨出する膨出部B内へ入り込
んだ車室S側への突出状態で配置されているので、熱害
のないこれらの吸気系部材42の配置によって車室Sへ
の熱影響を効果的に防止することができる。さらに、吸
気系部材42は取り回しに自由度があるので、リヤシー
ト2に着座した乗員の背中と干渉しないリヤシートバッ
ク2b略中央において車室S側に膨出するデッドスペー
スとしての膨出部Bを有効に利用して吸気系部材42を
配置することができる。しかも、吸気系部材42を配置
するに当たってクラッチ17および変速機15との干渉
が容易に回避され、吸気系部材42のレイアウト性を高
めることができる。
【0040】また、クラッチ出力軸16が変速機15の
入力軸15a上に回転一体に連結されて変速機15の入
力軸15a上にクラッチ17が配置されているので、エ
ンジン11からのクラッチ17を介した動力がカウンタ
シャフト(カウンタギヤ)などを介さずにダイレクトに
変速機15に伝達されることになり、クラッチ17から
変速機15までの間の軸(カウンタシャフト)数を減少
させることができるとともに、クラッチ17から変速機
15までの間のカウンタギヤを一段不要にしてそのカウ
ンタギヤ分の軸方向へのパワートレインPT1の縮短化
を図ることができる。
入力軸15a上に回転一体に連結されて変速機15の入
力軸15a上にクラッチ17が配置されているので、エ
ンジン11からのクラッチ17を介した動力がカウンタ
シャフト(カウンタギヤ)などを介さずにダイレクトに
変速機15に伝達されることになり、クラッチ17から
変速機15までの間の軸(カウンタシャフト)数を減少
させることができるとともに、クラッチ17から変速機
15までの間のカウンタギヤを一段不要にしてそのカウ
ンタギヤ分の軸方向へのパワートレインPT1の縮短化
を図ることができる。
【0041】さらにまた、エンジン11右側部上方にお
ける変速機17の入力軸15a上のクラッチ17と、エ
ンジン左側部後方のデファレンシャル装置23とが、互
いに車体左右位置にオフセットされた状態で配置されて
いるので、クラッチ17とデファレンシャル装置23と
が互いに干渉することがなく、エンジン11および変速
機15の後方においてクラッチ17とデファレンシャル
装置23とを上下方向にコンパクトに纏めることができ
る。
ける変速機17の入力軸15a上のクラッチ17と、エ
ンジン左側部後方のデファレンシャル装置23とが、互
いに車体左右位置にオフセットされた状態で配置されて
いるので、クラッチ17とデファレンシャル装置23と
が互いに干渉することがなく、エンジン11および変速
機15の後方においてクラッチ17とデファレンシャル
装置23とを上下方向にコンパクトに纏めることができ
る。
【0042】尚、上記第1実施例では、エンジン11と
クラッチ17との間に車体前後方向2段のギヤ列19
A,19Bを収容するカウンタギヤボックス19を介設
したが、図13に示すように、左右一対で上下に配した
吸排気専用のカムシャフト60a,60bを駆動させる
ギヤ列61Aを前後2段のギヤ列19A,19Bのさら
に前側に収容してなるカウンタギヤボックス61であっ
ても良く、このギヤ列61Aは、ドライブギヤ12より
も前側寄りでクランクシャフト11aに取付けられた前
側ドライブギヤ61aと、該前側ドライブギヤ61aに
常時噛合する小径な小径カウンタギヤ61b,61b
と、該小径カウンタギヤ61bに常時噛合する大径な大
径カウンタギヤ61c,61cと、上記各カムシャフト
60a,60bの後端に取付けられ、上記大径カウンタ
ギヤ61cに常時噛合するカムギヤ61d,61dとを
備えている。
クラッチ17との間に車体前後方向2段のギヤ列19
A,19Bを収容するカウンタギヤボックス19を介設
したが、図13に示すように、左右一対で上下に配した
吸排気専用のカムシャフト60a,60bを駆動させる
ギヤ列61Aを前後2段のギヤ列19A,19Bのさら
に前側に収容してなるカウンタギヤボックス61であっ
ても良く、このギヤ列61Aは、ドライブギヤ12より
も前側寄りでクランクシャフト11aに取付けられた前
側ドライブギヤ61aと、該前側ドライブギヤ61aに
常時噛合する小径な小径カウンタギヤ61b,61b
と、該小径カウンタギヤ61bに常時噛合する大径な大
径カウンタギヤ61c,61cと、上記各カムシャフト
60a,60bの後端に取付けられ、上記大径カウンタ
ギヤ61cに常時噛合するカムギヤ61d,61dとを
備えている。
【0043】また、図14に示すように、左右一対で上
下に配した吸排気専用のカムシャフト60a,60bを
駆動させるギヤ列を後側のギヤ列19Bと共に同一面上
に構成してなるギヤ列62Bを前側ギヤ列19Aの後側
に収容してなるカウンタギヤボックス62であっても良
く、このギヤ列62Bは、クランクシャフト11a後端
のドライブギヤ12と、該ドライブギヤ12にその右側
(図では左側)から常時噛合する大径な大径カウンタギ
ヤ62aと、該大径カウンタギヤ62aにそれぞれ個別
に常時噛合するエンジン11右側の吸排気専用のカムギ
ヤ61d,61dと、上記ドライブギヤ12に左側(図
では右側)から常時噛合する小径な小径カウンタギヤ6
2bと、該小径カウンタギヤ62bに常時噛合する小径
な小径カウンタギヤ62cと、該小径カウンタギヤ62
cに常時噛合する中径な中径カウンタギヤ62dと、該
中径カウンタギヤ62dに常時噛合するエンジン11左
側の排気専用のカムギヤ61dと、該排気専用のカムギ
ヤ61dに常時噛合する吸気専用のカムギヤ61dと、
上記大径カウンタギヤ62aに上側から常時噛合するド
リブンギヤ18と、該ドリブンギヤ18に常時噛合する
中径な中径カウンタギヤ62eと、該中径カウンタギヤ
62eに常時噛合する後側カウンタギヤ27とを備えて
いる。そして、この変形例にあっては、吸排気専用のカ
ムシャフト60a,60bを駆動させるギヤ列62Bを
収容するにも拘らずカウンタギヤボックス62が前後2
段のギヤ列19A,62Bで済み、ギヤ列一列分のパワ
ートレインPT1´の前後方向への縮短化が図れる。
下に配した吸排気専用のカムシャフト60a,60bを
駆動させるギヤ列を後側のギヤ列19Bと共に同一面上
に構成してなるギヤ列62Bを前側ギヤ列19Aの後側
に収容してなるカウンタギヤボックス62であっても良
く、このギヤ列62Bは、クランクシャフト11a後端
のドライブギヤ12と、該ドライブギヤ12にその右側
(図では左側)から常時噛合する大径な大径カウンタギ
ヤ62aと、該大径カウンタギヤ62aにそれぞれ個別
に常時噛合するエンジン11右側の吸排気専用のカムギ
ヤ61d,61dと、上記ドライブギヤ12に左側(図
では右側)から常時噛合する小径な小径カウンタギヤ6
2bと、該小径カウンタギヤ62bに常時噛合する小径
な小径カウンタギヤ62cと、該小径カウンタギヤ62
cに常時噛合する中径な中径カウンタギヤ62dと、該
中径カウンタギヤ62dに常時噛合するエンジン11左
側の排気専用のカムギヤ61dと、該排気専用のカムギ
ヤ61dに常時噛合する吸気専用のカムギヤ61dと、
上記大径カウンタギヤ62aに上側から常時噛合するド
リブンギヤ18と、該ドリブンギヤ18に常時噛合する
中径な中径カウンタギヤ62eと、該中径カウンタギヤ
62eに常時噛合する後側カウンタギヤ27とを備えて
いる。そして、この変形例にあっては、吸排気専用のカ
ムシャフト60a,60bを駆動させるギヤ列62Bを
収容するにも拘らずカウンタギヤボックス62が前後2
段のギヤ列19A,62Bで済み、ギヤ列一列分のパワ
ートレインPT1´の前後方向への縮短化が図れる。
【0044】さらに、上記第1実施例では、エンジン1
1の左側部後方にデファレンシャル装置23を配置した
が、図15ないし図17に示すように、エンジン11の
左側部後方へのデファレンシャル装置23の配置により
左側のドライブシャフト24aに比して長くなる右側の
ドライブシャフト24bが、クラッチケース17Aの右
側部下部位置に取付けた支持部材63にベアリング64
を介して回動自在に支持されるようにしても良く、この
変形例にあっては、長い右側のドライブシャフト24b
の支持剛性強度が効果的に高められることになる。
1の左側部後方にデファレンシャル装置23を配置した
が、図15ないし図17に示すように、エンジン11の
左側部後方へのデファレンシャル装置23の配置により
左側のドライブシャフト24aに比して長くなる右側の
ドライブシャフト24bが、クラッチケース17Aの右
側部下部位置に取付けた支持部材63にベアリング64
を介して回動自在に支持されるようにしても良く、この
変形例にあっては、長い右側のドライブシャフト24b
の支持剛性強度が効果的に高められることになる。
【0045】次に、本発明の第2実施例を図18および
図19に基づいて説明する。
図19に基づいて説明する。
【0046】この第2実施例では、排気系部材の配置レ
イアウトを変更している。尚、上記実施例と同一の部分
については同一の符号を付してその詳細な説明を省略す
る。
イアウトを変更している。尚、上記実施例と同一の部分
については同一の符号を付してその詳細な説明を省略す
る。
【0047】すなわち、本実施例では、図18および図
19に示すように、排気系部材71としては、エンジン
11の左右側面前後位置に開口する排気ポート10a,
10aに連結された各排気管13と、エンジン11後方
でかつデファレンシャル装置23上方の上下位置に配置
され、上記各排気管13の下流端が連通接続される左右
個別のキャタリスト43a,43bと、上記デファレン
シャル装置23の右側方を車幅方向へ延びて配置された
サイレンサー44と、上記キャタリスト43a,43b
とサイレンサー44との間を略上下方向へ延びて連通接
続する排気マニホールド45とを備えている。一方、吸
気系部材72としては、エンジン11の上面左右側部前
後位置に開口する吸気ポート10b,…に連結されて前
方へ延びる各吸気管14と、エンジン11の中央前方位
置に配置され、上記各吸気管14の上流端が連通接続さ
れるサージタンク46と、エンジン11の前部上方に配
置されたエアクリーナ47と、図示しない吸気マニホー
ルドとを備えている。
19に示すように、排気系部材71としては、エンジン
11の左右側面前後位置に開口する排気ポート10a,
10aに連結された各排気管13と、エンジン11後方
でかつデファレンシャル装置23上方の上下位置に配置
され、上記各排気管13の下流端が連通接続される左右
個別のキャタリスト43a,43bと、上記デファレン
シャル装置23の右側方を車幅方向へ延びて配置された
サイレンサー44と、上記キャタリスト43a,43b
とサイレンサー44との間を略上下方向へ延びて連通接
続する排気マニホールド45とを備えている。一方、吸
気系部材72としては、エンジン11の上面左右側部前
後位置に開口する吸気ポート10b,…に連結されて前
方へ延びる各吸気管14と、エンジン11の中央前方位
置に配置され、上記各吸気管14の上流端が連通接続さ
れるサージタンク46と、エンジン11の前部上方に配
置されたエアクリーナ47と、図示しない吸気マニホー
ルドとを備えている。
【0048】したがって、上記第2実施例においても、
上記第1実施例と同一の作用・効果が得られることに加
え、排気系部材71によるエンジン11後方でのコンパ
クトな配置により、トランクルーム7の収容スペースを
効果的に拡大させることができる。
上記第1実施例と同一の作用・効果が得られることに加
え、排気系部材71によるエンジン11後方でのコンパ
クトな配置により、トランクルーム7の収容スペースを
効果的に拡大させることができる。
【0049】次に、本発明の第3実施例を図20ないし
図23に基づいて説明する。
図23に基づいて説明する。
【0050】この第3実施例では、パワートレインの配
置レイアウトを変更している。尚、上記実施例と同一の
部分については同一の符号を付してその詳細な説明を省
略する。
置レイアウトを変更している。尚、上記実施例と同一の
部分については同一の符号を付してその詳細な説明を省
略する。
【0051】すなわち、本実施例では、図20および図
23に示すように、パワートレインPT2としては、エ
ンジンルームE内の上部側に搭載され、シリンダ軸mを
車体前後方向で略水平方向に向けた縦置きのエンジン8
1と、該エンジン81の中央前方(車室S側)に隣接し
て配置された縦置きのクラッチ17と、エンジンルーム
E内の上部側に搭載され、上記クラッチ17の下方に後
部が車体平面視でオーバラップして配置された変速機1
5と、上記エンジン81とクラッチ17との間に介設さ
れ、クラッチ17を介した動力を変速機15に伝達する
カウンタギヤボックス19と、上記エンジン81の後端
部略中央位置下方でかつ上記変速機15の後方に配置さ
れたデファレンシャル装置23と、上記エンジン81の
後端部下方でかつ上記変速機15の上下高さ寸法範囲内
に配置されたドライブシャフト24a,24bとを備え
ている。そして、上記クランクシャフト81aの前端
は、クラッチディスク17bに回転一体に連結され、ク
ラッチ17からの動力が、ドリブンギヤ18に常時噛合
する変速機15の入力軸15a後端に回転一体に連結さ
れたカウンタギヤ88により変速機15に伝達され、該
変速機15の動力が、出力軸15b後端の出力ギヤ22
を介して後方のデファレンシャル装置23に、出力軸1
5b前端に回転一体に連結した車体前後方向へ延びるシ
ャフト89を介して前輪FW,FW駆動用のデファレン
シャル装置23にそれぞれ伝達される。この場合、クラ
ッチケース17Aの外周部分17Bは、略水平配置のエ
ンジン81の上下高さと略一致している。
23に示すように、パワートレインPT2としては、エ
ンジンルームE内の上部側に搭載され、シリンダ軸mを
車体前後方向で略水平方向に向けた縦置きのエンジン8
1と、該エンジン81の中央前方(車室S側)に隣接し
て配置された縦置きのクラッチ17と、エンジンルーム
E内の上部側に搭載され、上記クラッチ17の下方に後
部が車体平面視でオーバラップして配置された変速機1
5と、上記エンジン81とクラッチ17との間に介設さ
れ、クラッチ17を介した動力を変速機15に伝達する
カウンタギヤボックス19と、上記エンジン81の後端
部略中央位置下方でかつ上記変速機15の後方に配置さ
れたデファレンシャル装置23と、上記エンジン81の
後端部下方でかつ上記変速機15の上下高さ寸法範囲内
に配置されたドライブシャフト24a,24bとを備え
ている。そして、上記クランクシャフト81aの前端
は、クラッチディスク17bに回転一体に連結され、ク
ラッチ17からの動力が、ドリブンギヤ18に常時噛合
する変速機15の入力軸15a後端に回転一体に連結さ
れたカウンタギヤ88により変速機15に伝達され、該
変速機15の動力が、出力軸15b後端の出力ギヤ22
を介して後方のデファレンシャル装置23に、出力軸1
5b前端に回転一体に連結した車体前後方向へ延びるシ
ャフト89を介して前輪FW,FW駆動用のデファレン
シャル装置23にそれぞれ伝達される。この場合、クラ
ッチケース17Aの外周部分17Bは、略水平配置のエ
ンジン81の上下高さと略一致している。
【0052】また、図21にも示すように、排気系部材
82は、上記エンジン81の左右側面前後位置に開口す
る排気ポート80a,80aに連通接続されて斜め前側
下方へ延びる各排気管13と、上記エンジン81の前端
部左右側方下部位置に配置され、上記各排気管13の下
流端が連通接続される左右個別の直結キャタリスト83
a,83bと、上記エンジン81の左右側端部下方位置
に配置された左右個別のサイレンサー44a,44b
と、上記直結キャタリスト83a,83bとサイレンサ
ー44a,44bとの間をエンジン81左右側端部前方
側つまり変速機15の左右側方にて迂回して連通接続す
る左右個別の排気マニホールド45A,45Bと、上記
各サイレンサー44a,44bの前方つまり変速機15
の左右側方に配置され、上記各排気マニホールド45
A,45Bの途中に介設される左右個別のメインキャタ
リスト83A,83Bとを備えている。一方、吸気系部
材84は、上記エンジン81の下面左右側端部前後位置
に開口する吸気ポート80b,…に連通接続されて車体
内方へ延びる各吸気管14と、上記エンジン81の略中
央部下方で、かつ変速機15とデファレンシャル装置2
3との間に配置され、上記各吸気管14の上流端が連通
接続されるサージタンク46と、該サージタンク46の
左右側方に配置された左右個別のエアクリーナ47A,
47Bと、上記サージタンク46とエアクリーナ47
A,47Bとの間を連通接続する左右個別の吸気マニホ
ールド48A,48Bとを備えている。尚、85a,8
5bは、各サイレンサー44a,44bに連結されて後
方へ延びる左右個別のマフラーである。
82は、上記エンジン81の左右側面前後位置に開口す
る排気ポート80a,80aに連通接続されて斜め前側
下方へ延びる各排気管13と、上記エンジン81の前端
部左右側方下部位置に配置され、上記各排気管13の下
流端が連通接続される左右個別の直結キャタリスト83
a,83bと、上記エンジン81の左右側端部下方位置
に配置された左右個別のサイレンサー44a,44b
と、上記直結キャタリスト83a,83bとサイレンサ
ー44a,44bとの間をエンジン81左右側端部前方
側つまり変速機15の左右側方にて迂回して連通接続す
る左右個別の排気マニホールド45A,45Bと、上記
各サイレンサー44a,44bの前方つまり変速機15
の左右側方に配置され、上記各排気マニホールド45
A,45Bの途中に介設される左右個別のメインキャタ
リスト83A,83Bとを備えている。一方、吸気系部
材84は、上記エンジン81の下面左右側端部前後位置
に開口する吸気ポート80b,…に連通接続されて車体
内方へ延びる各吸気管14と、上記エンジン81の略中
央部下方で、かつ変速機15とデファレンシャル装置2
3との間に配置され、上記各吸気管14の上流端が連通
接続されるサージタンク46と、該サージタンク46の
左右側方に配置された左右個別のエアクリーナ47A,
47Bと、上記サージタンク46とエアクリーナ47
A,47Bとの間を連通接続する左右個別の吸気マニホ
ールド48A,48Bとを備えている。尚、85a,8
5bは、各サイレンサー44a,44bに連結されて後
方へ延びる左右個別のマフラーである。
【0053】そして、図22に示すように、エンジン補
機は、オルタネータ52がクラッチ17の左側方に、コ
ンプレッサ51がクラッチ17の左斜め下方側方位置で
かつオルタネータ52の下方に、パワステポンプ53が
クラッチ17の右側方にそれぞれ配置されている。これ
らのエンジン補機51〜53の各プーリ51b,52
b,53bは、クランクシャフト81aの前端にクラッ
チ17を貫通する軸86を介して回転一体に連結された
駆動プーリ87によって補機駆動ベルト57を介して駆
動される。
機は、オルタネータ52がクラッチ17の左側方に、コ
ンプレッサ51がクラッチ17の左斜め下方側方位置で
かつオルタネータ52の下方に、パワステポンプ53が
クラッチ17の右側方にそれぞれ配置されている。これ
らのエンジン補機51〜53の各プーリ51b,52
b,53bは、クランクシャフト81aの前端にクラッ
チ17を貫通する軸86を介して回転一体に連結された
駆動プーリ87によって補機駆動ベルト57を介して駆
動される。
【0054】したがって、上記第3実施例においては、
変速機15の上方に並列配置したエンジン81の車室S
側にクラッチ17が隣接して配置され、エンジン81お
よびクラッチ17の下方でかつ変速機15の上下高さ寸
法範囲内にドライブシャフト24a,24b(デファレ
ンシャル装置23)が配置されているので、大きな外形
形状のエンジン81および大径なクラッチ17が上方側
で纏められるとともに、比較的小さな外形形状を呈する
変速機15およびドライブシャフト24a,24bが下
方側で纏められてコンパクトなレイアウトとになり、パ
ワートレインPT2の上下方向および前後方向のコンパ
クト化を図ることができる。
変速機15の上方に並列配置したエンジン81の車室S
側にクラッチ17が隣接して配置され、エンジン81お
よびクラッチ17の下方でかつ変速機15の上下高さ寸
法範囲内にドライブシャフト24a,24b(デファレ
ンシャル装置23)が配置されているので、大きな外形
形状のエンジン81および大径なクラッチ17が上方側
で纏められるとともに、比較的小さな外形形状を呈する
変速機15およびドライブシャフト24a,24bが下
方側で纏められてコンパクトなレイアウトとになり、パ
ワートレインPT2の上下方向および前後方向のコンパ
クト化を図ることができる。
【0055】しかも、ドライブシャフト24a,24b
が変速機15の上下高さ寸法範囲内で該変速機15にオ
ーバラップするので、ドライブシャフト24a,24b
を変速機15よりも車体上下方向に位置させることがな
く、パワートレインPT2の上下高さが嵩高になること
が抑制され、ドライブシャフト24a,24b分のパワ
ートレインPT2の上下高さ方向へのコンパクト化を図
ることができる。また、ドライブシャフト24a,24
bがエンジン81の下方で該エンジン81にオーバラッ
プしてエンジン81よりも車体前後方向に位置すること
がなく、パワートレインPT2の前後長さがドライブシ
ャフト24a,24bによって増大することがなく、ド
ライブシャフト24a,24b分のパワートレインPT
2の前後長さ方向へのコンパクト化を図ることができ
る。しかも、このようなパワートレインPT2の配置に
よれば、前輪車軸8とドライブシャフト24a,24b
との間にパワートレインPT2が位置付けられて、ミッ
ドシップ化を容易に達成することができる。
が変速機15の上下高さ寸法範囲内で該変速機15にオ
ーバラップするので、ドライブシャフト24a,24b
を変速機15よりも車体上下方向に位置させることがな
く、パワートレインPT2の上下高さが嵩高になること
が抑制され、ドライブシャフト24a,24b分のパワ
ートレインPT2の上下高さ方向へのコンパクト化を図
ることができる。また、ドライブシャフト24a,24
bがエンジン81の下方で該エンジン81にオーバラッ
プしてエンジン81よりも車体前後方向に位置すること
がなく、パワートレインPT2の前後長さがドライブシ
ャフト24a,24bによって増大することがなく、ド
ライブシャフト24a,24b分のパワートレインPT
2の前後長さ方向へのコンパクト化を図ることができ
る。しかも、このようなパワートレインPT2の配置に
よれば、前輪車軸8とドライブシャフト24a,24b
との間にパワートレインPT2が位置付けられて、ミッ
ドシップ化を容易に達成することができる。
【0056】尚、本発明は上記各実施例および各変形例
に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含
するものである。例えば、上記各実施例では、パワート
レインPT1,PT2をリヤミッドシップに搭載した
が、パワートレインがフロントミッドシップに搭載され
るようにしても良い。
に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含
するものである。例えば、上記各実施例では、パワート
レインPT1,PT2をリヤミッドシップに搭載した
が、パワートレインがフロントミッドシップに搭載され
るようにしても良い。
【0057】また、上記各実施例では、定員4名乗車可
能なリヤミッドシップタイプの自動車Vについて述べた
が、定員2名乗車のリヤミッドシップタイプの自動車に
適用しても良く、その場合には、フロントシートバック
の車幅方向略中央位置に、クラッチの外周部分が対応す
る膨出部が形成されることになる。さらに、上記各実施
例では、動力伝達機構としてクラッチ17を用いた場合
について述べたが、トルクコンバータよりなる動力伝達
機構であっても良い。
能なリヤミッドシップタイプの自動車Vについて述べた
が、定員2名乗車のリヤミッドシップタイプの自動車に
適用しても良く、その場合には、フロントシートバック
の車幅方向略中央位置に、クラッチの外周部分が対応す
る膨出部が形成されることになる。さらに、上記各実施
例では、動力伝達機構としてクラッチ17を用いた場合
について述べたが、トルクコンバータよりなる動力伝達
機構であっても良い。
【0058】さらに、上記第1および第2実施例では、
クラッチ17をエンジン11の後方に配置したが、クラ
ッチがエンジンの前方に配置されていても良い。
クラッチ17をエンジン11の後方に配置したが、クラ
ッチがエンジンの前方に配置されていても良い。
【0059】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明におけ
る自動車のパワートレイン構造によれば、互いに並列な
エンジンおよび変速機を合わせた上下高さ寸法範囲内で
大径の動力伝達機構を跨がらせてオーバラップさせると
ともに、その動力伝達機構の下方位置およびエンジンの
上下高さ寸法内でドライブシャフトをそれぞれオーバラ
ップさせたので、動力伝達機構の外周部分およびドライ
ブシャフトの上下方向への突出配置を防止すると共に、
ドライブシャフトの前後方向への突出配置を防止し、パ
ワートレインの上下高さ方向および前後長さ方向へのコ
ンパクト化を共に図ることができる。しかも、変速機下
方の重いエンジンの上下高さ寸法内にドライブシャフト
を配置してエンジンをパワートレインの下端部に位置付
けたので、パワートレインの低重心化を図ることもでき
る。
る自動車のパワートレイン構造によれば、互いに並列な
エンジンおよび変速機を合わせた上下高さ寸法範囲内で
大径の動力伝達機構を跨がらせてオーバラップさせると
ともに、その動力伝達機構の下方位置およびエンジンの
上下高さ寸法内でドライブシャフトをそれぞれオーバラ
ップさせたので、動力伝達機構の外周部分およびドライ
ブシャフトの上下方向への突出配置を防止すると共に、
ドライブシャフトの前後方向への突出配置を防止し、パ
ワートレインの上下高さ方向および前後長さ方向へのコ
ンパクト化を共に図ることができる。しかも、変速機下
方の重いエンジンの上下高さ寸法内にドライブシャフト
を配置してエンジンをパワートレインの下端部に位置付
けたので、パワートレインの低重心化を図ることもでき
る。
【0060】請求項2記載の発明における自動車のパワ
ートレイン構造によれば、重いエンジンと共に変速機を
前後車軸間に配置してパワートレインの重心を前後車軸
間に位置付けたので、パワートレインのミッドシップへ
の搭載を容易に行うことができる。
ートレイン構造によれば、重いエンジンと共に変速機を
前後車軸間に配置してパワートレインの重心を前後車軸
間に位置付けたので、パワートレインのミッドシップへ
の搭載を容易に行うことができる。
【0061】請求項3記載の発明における自動車のパワ
ートレイン構造によれば、大径な動力伝達機構をエンジ
ンおよび変速機の反車室側に配置し、車室に対する動力
伝達機構の干渉を防止できる。
ートレイン構造によれば、大径な動力伝達機構をエンジ
ンおよび変速機の反車室側に配置し、車室に対する動力
伝達機構の干渉を防止できる。
【0062】請求項4記載の発明における自動車のパワ
ートレイン構造によれば、熱害がなく取回し自由度の高
い吸気系部材を車室側に配置したので、車室側への熱影
響を効果的に防止しつつ、車室側のデッドスペースを有
効に利用でき、しかも、動力伝達機構および変速機に対
する吸気系部材の干渉を容易に回避して吸気系部材のレ
イアウト性を高めることができる。
ートレイン構造によれば、熱害がなく取回し自由度の高
い吸気系部材を車室側に配置したので、車室側への熱影
響を効果的に防止しつつ、車室側のデッドスペースを有
効に利用でき、しかも、動力伝達機構および変速機に対
する吸気系部材の干渉を容易に回避して吸気系部材のレ
イアウト性を高めることができる。
【0063】請求項5記載の発明における自動車のパワ
ートレイン構造によれば、動力伝達機構を変速機の入力
軸上にダイレクトに配置したので、動力伝達機構から変
速機までの間の軸数を減少させることができるととも
に、カウンタギヤ分のパワートレインの軸方向への縮短
化を図ることができる。
ートレイン構造によれば、動力伝達機構を変速機の入力
軸上にダイレクトに配置したので、動力伝達機構から変
速機までの間の軸数を減少させることができるととも
に、カウンタギヤ分のパワートレインの軸方向への縮短
化を図ることができる。
【0064】請求項6記載の発明における自動車のパワ
ートレイン構造によれば、互いの車体左右位置へのオフ
セット配置により動力伝達機構およびデファレンシャル
装置の高さ寸法を相殺させたので、パワートレインの車
室側または反車室側において動力伝達機構とデファレン
シャル装置とを上下方向にコンパクトに纏めることがで
きる。
ートレイン構造によれば、互いの車体左右位置へのオフ
セット配置により動力伝達機構およびデファレンシャル
装置の高さ寸法を相殺させたので、パワートレインの車
室側または反車室側において動力伝達機構とデファレン
シャル装置とを上下方向にコンパクトに纏めることがで
きる。
【0065】請求項7記載の発明における自動車のパワ
ートレイン構造によれば、大きな形状のエンジンおよび
動力伝達機構を上方側で纏めるとともに、小さな形状の
変速機およびドライブシャフトを下方側で纏めたので、
パワートレインを上下方向および前後方向にコンパクト
にすることができる。
ートレイン構造によれば、大きな形状のエンジンおよび
動力伝達機構を上方側で纏めるとともに、小さな形状の
変速機およびドライブシャフトを下方側で纏めたので、
パワートレインを上下方向および前後方向にコンパクト
にすることができる。
【0066】さらに、請求項8記載の発明における自動
車のパワートレイン構造によれば、ドライブシャフトを
エンジン下方および変速機の反車室側でそれぞれオーバ
ラップさせたので、ドライブシャフト分のパワートレイ
ンの上下高さおよび前後長さのコンパクト化を図ること
ができる。
車のパワートレイン構造によれば、ドライブシャフトを
エンジン下方および変速機の反車室側でそれぞれオーバ
ラップさせたので、ドライブシャフト分のパワートレイ
ンの上下高さおよび前後長さのコンパクト化を図ること
ができる。
【図1】本発明の第1実施例に係る車体後部を切欠いた
状態で側方より視たパワートレインの側面図である。
状態で側方より視たパワートレインの側面図である。
【図2】同車体後部を切欠いた状態で上方より視たパワ
ートレインの平面図である。
ートレインの平面図である。
【図3】同パワートレインのスケルトン図である。
【図4】同パワートレインを車体前方より視た斜視図で
ある。
ある。
【図5】同パワートレインを車体前方より視た分解斜視
図である。
図である。
【図6】同じく吸気系部材を分解した状態で車体前方よ
り視たパワートレインの斜視図である。
り視たパワートレインの斜視図である。
【図7】同じくエンジンに対して取付けられる変速機お
よびエンジン補機の分解斜視図である。
よびエンジン補機の分解斜視図である。
【図8】同パワートレインを車体前方より視た正面図で
ある。
ある。
【図9】同じくフューエルタンクを搭載した状態で車体
前方より視たパワートレインの斜視図である。
前方より視たパワートレインの斜視図である。
【図10】同じくリヤシートを取り外した状態で車室側
より視た車体後部の斜視図である。
より視た車体後部の斜視図である。
【図11】同フューエルタンクの分解斜視図である。
【図12】同車体を切欠いた状態で上方より視た平面図
である。
である。
【図13】第1実施例の変形例に係る図8相当図であ
る。
る。
【図14】第1実施例の他の変形例に係る図8相当図で
ある。
ある。
【図15】第1実施例の他の変形例に係る図4相当図で
ある。
ある。
【図16】同じく排気系部材を取付けた状態で車体前方
より視たパワートレインの斜視図である。
より視たパワートレインの斜視図である。
【図17】同じくクラッチケースに対する取付状態を説
明する右側ドライブシャフトの分解斜視図である。
明する右側ドライブシャフトの分解斜視図である。
【図18】第2実施例に係る図1相当図である。
【図19】同じく図2相当図である。
【図20】第3実施例に係る図1相当図である。
【図21】同じく図2相当図である。
【図22】同じく車体前方より視たパワートレインの正
面図である。
面図である。
【図23】同じく図3相当図である。
4 リヤサイドフレーム(車体) 8 前側車軸 11,81 エンジン 11a,81a クランクシャフト 15 変速機 15a 入力軸(軸) 17 クラッチ(動力伝達機構) 23 デファレンシャル装置 24a,24b ドライブシャフト(後側車軸) 42 吸気系部材 E エンジンルーム Ea エンジン車室側空間 PT1,PT2,PT1´ パワートレイン RW 後輪(車輪) S 車室 V 自動車 m シリンダ軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02B 61/00 C 75/24 (72)発明者 櫻井 潔 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 車室の前後方向一側に連設されたエンジ
ンルーム内にエンジン、変速機、上記エンジンからの動
力を変速機に伝達するクラッチ又はトルクコンバータよ
りなる動力伝達機構、及び上記変速機に伝達された動力
により回転駆動されるドライブシャフトが配置される自
動車のパワートレイン構造において、 上記エンジンは、そのシリンダ軸を略水平方向に向けて
配置され、該エンジンの上方には上記変速機が配置され
ており、上記動力伝達機構は、上記エンジン及び変速機
の車室側または反車室側において該エンジンと変速機と
に跨がるように配置されており、上記動力伝達機構の下
方位置でかつエンジンの上下高さ寸法範囲内に上記ドラ
イブシャフトが配置されていることを特徴とする自動車
のパワートレイン構造。 - 【請求項2】 上記ドライブシャフトは、前輪車軸およ
び後輪車軸のうちの一方の車軸とされ、上記エンジンお
よび変速機は、上記前輪車軸と後輪車軸との間に配置さ
れている請求項1記載の自動車のパワートレイン構造。 - 【請求項3】 上記動力伝達機構は、上記エンジンおよ
び変速機の反車室側に配置されている請求項1記載の自
動車のパワートレイン構造。 - 【請求項4】 上記エンジンに連結される吸気系部材
は、車室側に突出した状態で配置されている請求項3記
載の自動車のパワートレイン構造。 - 【請求項5】 上記動力伝達機構は、上記変速機の入力
軸上に配置されている請求項1記載の自動車のパワート
レイン構造。 - 【請求項6】 上記動力伝達機構と、上記ドライブシャ
フト上に介設されるデファレンシャル装置とは、車体左
右方向に互いにオフセットされた状態で配置されている
請求項1または請求項5記載の自動車のパワートレイン
構造。 - 【請求項7】 車室の前後方向一側に連設されたエンジ
ンルーム内にエンジン、変速機、上記エンジンからの動
力を変速機に伝達するクラッチ又はトルクコンバータよ
りなる動力伝達機構、及び上記変速機に伝達された動力
により回転駆動されるドライブシャフトが配置される自
動車のパワートレイン構造において、 上記エンジンは、そのシリンダ軸を略水平方向に向けて
配置されており、上記エンジンの車室側または反車室側
には、上記動力伝達機構が隣接して配置されているとと
もに、上記エンジンおよび動力伝達機構の下方でかつ上
記変速機の上下高さ寸法範囲内には、上記ドライブシャ
フトが配置されていることを特徴とする自動車のパワー
トレイン構造。 - 【請求項8】 上記動力伝達機構は、上記エンジンの車
室側に配置され、該動力伝達機構の下方に変速機が配置
されているとともに、該エンジンの下方でかつ変速機の
反車室側にドライブシャフトが配置されている請求項7
記載の自動車のパワートレイン構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1911094A JPH07228165A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 自動車のパワートレイン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1911094A JPH07228165A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 自動車のパワートレイン構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07228165A true JPH07228165A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=11990349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1911094A Withdrawn JPH07228165A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 自動車のパワートレイン構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07228165A (ja) |
-
1994
- 1994-02-16 JP JP1911094A patent/JPH07228165A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010508 |