JPH0722860A - スピーカ駆動用スイッチングアンプ - Google Patents

スピーカ駆動用スイッチングアンプ

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Publication number
JPH0722860A
JPH0722860A JP16285893A JP16285893A JPH0722860A JP H0722860 A JPH0722860 A JP H0722860A JP 16285893 A JP16285893 A JP 16285893A JP 16285893 A JP16285893 A JP 16285893A JP H0722860 A JPH0722860 A JP H0722860A
Authority
JP
Japan
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circuit
signal
push
coil
pull
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Withdrawn
Application number
JP16285893A
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Inventor
Akira Maeda
明 前田
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0722860A publication Critical patent/JPH0722860A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スピーカ80のインピーダンスを小さくした
り、あるいはDC−DCコンバータを用いて電源電圧を
昇圧したりしなくとも、大きな電力を取り出すことがで
きるスピーカ駆動用スイッチングアンプを提供する。 【構成】 同相信号とノコギリ波とからPWM1信号、
および逆相信号とノコギリ波とからPWM2信号をそれ
ぞれ作成するPWM変換回路20はPWM1信号を第1
のプッシュプル回路31と、前記PWM2信号を第2の
プッシュプル回路32に接続する。第1のプッシュプル
回路31は第1のスイッチング回路41および第1のパ
ルストランス51および第1の整流回路61を介して第
1の平滑回路71に接続され、一方、第2のプッシュプ
ル回路32は第2のスイッチング回路42および第2の
パルストランス52および第2の整流回路62を介して
第2の平滑回路72に接続され、第1の平滑回路71お
よび第2の平滑回路72がスピーカ80に接続されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として車載用スピーカ
を駆動するためのスピーカ駆動用スイッチングアンプに
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一般
に、アンプの出力電力P0 は、Rを負荷インピーダン
ス、Vをアンプ出力段の電源電圧とすると、 P0 =V
2 /R … で表わされる。式から解るように
アンプの出力電力P0 を大きくするには、(1)出力段
の電源電圧Vを大きくするか、または(2)負荷インピ
ーダンスRを小さくするかの2通りの方法がある。これ
ら(1)および(2)の方法のうち、A級、AB級、B
級アンプの場合には、通常、(1)の方法が採られてい
る。例えば、前記アンプが車載用スピーカを駆動するた
めのアンプとして用いられる場合、車両のバッテリー電
圧は低く、12V程度までしか設定できないので、
(1)の方法でアンプの出力電力P0 を大きくする場合
は、DC−DCコンバータで前記バッテリ電圧を昇圧し
て電源電圧Vを大きくする方法が採られている。しかし
この場合には、DC−DCコンバータを介在させること
により電源効率が10〜20%程度低下してしまうとい
う問題が生じる。
【0003】しかしながら、PWMアンプの第一の利点
は電源効率が高いことである。したがって、上記したよ
うにDC−DCコンバータを用いることによって電源効
率を低下させてしまっては、PWMアンプの利点を十分
生かせなくなってしまう。一方、上記(2)の方法を採
用する場合にも、下記(a)、(b)に示す課題があ
る。
【0004】(a) 上記式から見れば、負荷(=ス
ピーカ)インピーダンスRを小さくすればするほど出力
電力P0 が大きくなるように思える。しかしながら、実
際は前記スピーカインピーダンスが小さくなるにつれて
ダンピングファクタも悪化するので、あまり前記スピー
カインピーダンスを小さくしすぎると却って電源効率を
低下させてしまう。すなわち、前記スピーカインピーダ
ンスを小さくするにしても、電源効率の面から見れば小
さくできる限界があり、該限界により取りだせる電力P
0 の大きさも限定される。
【0005】(b) 上記内容を逆に言うと、出力電力
0 の大きさに応じて該出力電力P 0 を取りだすのに必
要なインピーダンス値を有するスピーカを用意する必要
があることになる。つまり、負荷インピーダンスRを小
さくすることで出力電力P0を大きくしようとする場合
には、出力電力P0 を上げてグレードアップを図るたび
毎にスピーカを取り替えなければならないからコストア
ップになるし、特に車載用では取り替えに手間を生じる
という課題を生じる。
【0006】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、負荷(=スピーカ)インピーダンスを小さくした
り、DC−DCコンバータを用いて電源電圧を昇圧した
りしなくとも、大きな出力電力を取りだすことができる
スピーカ駆動用スイッチングアンプ(=PWMアンプ)
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るスピーカ駆動用スイッチングアンプは、
同相信号とノコギリ波とから前記同相信号のプラス側の
みのPWM1信号、および逆相信号と前記ノコギリ波と
から前記逆相信号のプラス側のみのPWM2信号をそれ
ぞれ作成するPWM変換回路を備え、該PWM変換回路
はフリップ・フロップとスイッチング素子等で構成さ
れ、前記PWM1信号をプッシュ側とプル側とに交互に
振り分ける第1のプッシュプル回路と、前記PWM2信
号をプッシュ側とプル側とに交互に振り分ける第2のプ
ッシュプル回路に接続され、前記第1のプッシュプル回
路はスイッチング素子等で構成され、前記プッシュ側と
プル側とに振り分けられた信号を電源電圧とグランドレ
ベルとの間でスイッチングさせる第1のスイッチング回
路に接続され、前記第2のプッシュプル回路は同様にス
イッチング素子等で構成された第2のスイッチング回路
に接続され、前記第1のスイッチング回路は該第1のス
イッチング回路からの出力電圧を昇圧する第1のパルス
トランスに接続され、前記第2のスイッチング回路は同
様に第2のパルストランスに接続され、前記第1のパル
ストランスは該第1のパルストランスからの出力電圧を
整流する第1の整流回路を介して、該第1の整流回路の
出力を平滑する第1の平滑回路に接続され、前記第2の
パルストランスは同様に第2の整流回路を介して第2の
平滑回路に接続され、前記第1の平滑回路および第2の
平滑回路がスピーカに接続されていることを特徴として
いる。
【0008】
【作用】図2、図3および図4に基づいて「作用」を説
明する。図2は上記構成に係るスピーカ駆動用スイッチ
ングアンプの基本構成を示したブロック図である。図3
(a)は入力信号を示した波形図であり、図3(b)は
同相信号とノコギリ波との関係を示し、図3(c)は逆
相信号とノコギリ波との関係を示した波形図である。図
3(d)、(e)および図4は図2に示した各ブロック
から出力される出力信号を概略的に示した波形図であ
る。
【0009】PWM変換回路20では、図3(b)に示
したように同相信号とノコギリ波とから該同相信号のプ
ラス側のみのPWM信号であるPWM1信号(図3
(d))が作成されると共に、図3(c)に示したよう
に逆相信号と前記ノコギリ波とから該逆相信号のプラス
側のみのPWM信号であるPWM2信号(図3(e))
が作成される。
【0010】次に、第1のプッシュプル回路31で前記
PWM1信号がプッシュ側とプル側とに交互に振り分け
られた後、第1のスイッチング回路41で第1のパルス
トランスの一次側コイルが電源電圧(+B)とグランド
レベルとの間でスイッチングされ、同様にして第2のプ
ッシュプル回路32により、前記PWM2信号がプッシ
ュ側とプル側とに交互に振り分けられた後、第2のスイ
ッチング回路42で第2のパルストランスの一次側コイ
ルが電源電圧(+B)とグランドレベルとの間でスイッ
チングされる。
【0011】次に、第1のスイッチング回路41のスイ
ッチングにより、第1のパルストランス51の2次側に
図4(a)に示した波形の電圧が誘起され、同様に第2
のスイッチング回路42のスイッチングにより、第2の
パルストランス52の2次側に、図4(b)に示した波
形の電圧が誘起される。その後、第1の整流回路61に
おいて第1のパルストランス51で昇圧された信号がプ
ラス側に整流され、図4(c)に示したように、信号の
レベルは異なっているが図3(d)と同じ波形のPWM
信号が作成される。同様に第2の整流回路62では第2
のパルストランス52で昇圧された信号がマイナス側に
整流されて図4(d)に示したように、図3(e)に示
した波形を反転したPWM信号が作成される。
【0012】次に第1の平滑回路71において第1の整
流回路61から出力された出力信号(図4(c))が平
滑化され、第1の平滑回路71から図4(c)の点線で
示した信号が出力される。一方、第2の平滑回路72に
おいて第2の整流回路62から出力された出力信号(図
4(d))が平滑化され、第2の平滑回路72から図4
(d)の点線で示した信号が出力される。そして、これ
らが合成されて図4(e)に実線で示した信号、すなわ
ちレベルは異なっているが図3(a)で示した入力信号
と同じ波形をした信号が取り出され、スピーカ80が駆
動される。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係るスピーカ駆動用スイッチ
ングアンプの実施例を図面に基づいて説明する。図1は
実施例に係るスピーカ駆動用スイッチングアンプを概略
的に示した回路構成図である。
【0014】図中、11はバッファを示し、12はイン
バータを示している。バッファ11およびインバータ1
2には入力信号が入力されるようになっており、バッフ
ァ11はPWM変換回路20を構成するコンパレータ2
1に接続され、インバータ12はPWM変換回路20を
構成するもう一方のコンパレータ22に接続されてい
る。また、コンパレータ21およびコンパレータ22に
はノコギリ波が入力されるようになっており、該ノコギ
リ波はフリップ・フロップ13にも入力されるようにな
っている。コンパレータ21は第1のプッシュプル回路
31を構成する抵抗R10の一端および抵抗R15の一端に
接続され、一方、コンパレータ22は第2のプッシュプ
ル回路32を構成する抵抗R20の一端および抵抗R25
一端に接続されている。
【0015】第1のプッシュプル回路31において、抵
抗R10の他端はトランジスタQ11のコレクタに接続さ
れ、抵抗R15の他端はトランジスタQ12のコレクタに接
続されており、トランジスタQ11およびトランジスタQ
12のエミッタは共にグランドに接続されている。トラン
ジスタQ11のベースは抵抗R11を介してフリップ・フロ
ップ13のQ出力側に接続されると共に、抵抗R12を介
してグランドに接続されており、トランジスタQ12のベ
ースは抵抗R14を介してフリップ・フロップ13のQ
INV 出力側と接続されると共に、抵抗R13を介してグラ
ンドに接続されている。トランジスタQ11のコレクタは
第1のスイッチング回路41を構成する抵抗 16の一端に
接続されており、トランジスタQ12のコレクタは第1の
スイッチング回路41を構成する抵抗R19の一端に接続
されている。
【0016】第2のプッシュプル回路32において、抵
抗R20の他端はトランジスタQ21のコレクタに接続さ
れ、抵抗R25の他端はトランジスタQ22のコレクタに接
続されており、トランジスタQ21およびトランジスタQ
22のエミッタは共にグランドに接続されている。トラン
ジスタQ21のベースは抵抗R21を介してフリップ・フロ
ップ13のQ出力側に接続されると共に、抵抗R22を介
してグランドに接続されており、トランジスタQ22のベ
−スは抵抗R24を介してフリップ・フロップ13のQ
INV 出力側に接続されると共に、抵抗R23を介してグラ
ンドに接続されている。トランジスタQ21のコレクタは
第2のスイッチング回路42を構成する抵抗R26の一端
に接続されており、トランジスタQ22のコレクタは第2
のスイッチング回路42を構成する抵抗R29の一端に接
続されている。
【0017】第1のスイッチング回路41において、抵
抗R16の他端はトランジスタQ13のベ−スに接続されて
おり、抵抗R19の他端はトランジスタQ14のベースに接
続されている。トランジスタQ13のベースは抵抗R17
介して、トランジスタQ14のベースは抵抗R18を介して
グランドに接続されており、またトランジスタQ13およ
びトランジスタQ14のエミッタも共にグランドに接続さ
れている。トランジスタQ13のコレクタは第1のパルス
トランス51の一次側コイルL11の+側に接続されてお
り、トランジスタQ14のコレクタは第1のパルストラン
ス51の一次側コイルL12の−側に接続されている。
【0018】第2のスイッチング回路42において、抵
抗R26の他端はトランジスタQ23のベースに接続されて
おり、抵抗R29の他端はトランジスタQ24のベースに接
続されている。トランジスタQ23のベースは抵抗R27
介して、トランジスタQ24のベースは抵抗R28を介して
グランドに接続されており、またトランジスタQ23およ
びトランジスタQ24のエミッタも共にグランドに接続さ
れている。トランジスタQ23のコレクタは第2のパルス
トランス52の一次側コイルL21の+側に接続されてお
り、トランジスタQ24のコレクタは第2のパルストラン
ス52の一次側コイルL22の−側に接続されている。
【0019】第1のパルストランス51は一次側はコイ
ルL11およびコイルL12、2次側はコイルL13で構成さ
れている。コイルL11の−側とコイルL12の+側は共に
+B電源に接続されており、コイルL13の一端L13a
第1の整流回路61を構成するダイオードD11のアノ−
ド側に接続され、コイルL13の他端L13b は第1の整流
回路61を構成するダイオードD12のアノ−ド側に接続
されている。また、コイルL13の中央端子A1 は第1の
平滑回路71を構成するコンデンサ−C1 の一端に接続
されている。ダイオードD11のカソ−ド側とダイオード
12のカソ−ド側とは共に第1の平滑回路71を構成す
るコイルL1 の一端に接続されており、コイルL1 の他
端はコンデンサーC1 の他端に接続され、コンデンサ−
1 の両端はスピーカ80に接続されている。
【0020】第2のパルストランス52は一次側はコイ
ルL21およびコイルL22、2次側はコイルL23で構成さ
れている。コイルL21の−側とコイルL22の+側は共に
+B電源に接続されており、コイルL23の一端L23a
第2の整流回路62を構成するダイオードD21のカソ−
ド側に接続され、コイルL23の他端L23b は第2の整流
回路62を構成するダイオードD22のカソ−ド側に接続
されている。また、コイルL23の中央端子A2 は第2の
平滑回路72を構成するコンデンサーC2 の一端に接続
されている。ダイオードD21のアノ−ド側とダイオード
22のアノ−ド側とは共に第2の平滑回路72を構成す
るコイルL2 の一端に接続されており、コイルL2 の他
端はコンデンサーC2 の他端に接続され、コンデンサー
2 の両端はスピーカ80に接続されている。
【0021】上記の如く構成されたスピーカ駆動用スイ
ッチングアンプの動作を図3、図4を用いて説明する。
バッファ11およびインバータ12に図3(a)に示し
た入力信号が入力されると、バッファ11からはコンパ
レータ21に対して同相信号が出力され、インバータ1
2からはコンパレータ22に対して逆相信号が出力され
る。そして、図3(b)に示したように、コンパレータ
21において前記同相信号とノコギリ波とが比較され、
コンパレータ21から第1のプッシュプル回路31に対
して図3(d)に示したPWM1信号が出力される。ま
たコンパレータ22においては、前記逆相信号とノコギ
リ波とが比較され(図3(c))、コンパレ−タ22か
ら第2のプッシュプル回路32に対して図3(e)に示
したPWM2信号が出力される。
【0022】前記ノコギリ波はフリップ・フロップ13
にも入力されており、ノコギリ波が立ち下がるごとにフ
リップ・フロップ13のQ出力およびQINV 出力の状態
が変化する。そして、フリップ・フロップ13のQ出力
はトランジスタQ11のベースに入力され、QINV 出力は
トランジスタQ12のベースに入力されるので、結局、ノ
コギリ波が立ち下がるごとにトランジスタQ11とトラン
ジスタQ12とが交互にオン/オフする。したがって、ト
ランジスタQ11(あるいはトランジスタQ12)がオンし
ている場合には、第1のプッシュプル回路31のトラン
ジスタQ13側(あるいはトランジスタQ14側)に入力さ
れようとする前記PWM1信号はトランジスタQ11
(あるいはトランジスタQ12の)コレクタ電流となって
トランジスタQ11(あるいはトランジスタQ12)に吸収
され、トランジスタQ13(あるいはトランジスタQ14
には伝達されない。一方、トランジスタQ14側(あるい
はトランジスタQ13側)に入力されようとする前記PW
M1信号はトランジスタQ12(あるいはトランジスタQ
11)がオフしているから、トランジスタQ12(あるいは
トランジスタQ11)に吸収されることなくトランジスタ
14(あるいはトランジスタQ13)に伝達される。前記
PWM1信号がトランジスタQ13(あるいはトランジス
タQ14)に入力されると、+B電源からコイルL11、ト
ランジスタQ13を通って(あるいは+B電源からコイル
12、トランジスタQ14を通って)電流が流れ、第1の
パルストランス51を構成する一次側のコイルL11(あ
るいはコイルL12)に+B電圧が印加される。
【0023】以上説明したように、PWM1信号が入力
されるごとに第1のスイッチング回路41を構成するト
ランジスタQ13およびトランジスタQ14が交互にオン/
オフして、+B電源から第1のパルストランス51の一
次側のコイルL11およびトランジスタQ13(あるいは一
次側のコイルL12およびトランジスタQ14)を通って電
流が流れる。このように前記一次側のコイルL11に印加
される+B電源の方向とコイルL12に印加される+B電
源の方向とが逆となるので、第1のパルストランス51
の二次側コイルL13に誘起する電圧の波形は、図4
(a)に示したように、図3(d)に示したPWM1信
号を二次側コイルL13の中央端子A1 の電位を基準とし
てプラス側とマイナス側とに交互に振り分けられた波形
となる。
【0024】上記した内容はPWM2信号の場合につい
ても同様であり、第2のパルストランス52の二次側コ
イルL23に誘起する電圧の波形は、図4(b)に示した
ように、図3(e)に示したPWM2信号を二次側コイ
ルL23の中央端子A2 の電位を基準としてプラス側とマ
イナス側とに交互に振り分けられた波形となる。
【0025】第1のパルストランス51において、トラ
ンジスタQ13がオンしてコイルL11に+B電源が印加さ
れた場合には、二次側のコイルL13にコイルL13の他端
13 b をプラス方向とする起電力が発生する。この時に
は、ダイオードD12が順方向にバイアスされ、ダイオー
ドD12、コイルL1 、コンデンサC1 、中央端子A1
経路で電流が流れると共に、ダイオードD12、コイルL
1 、スピーカ80、中央端子A1 の経路で負荷電流が流
れる。一方、トランジスタQ14がオンしてコイルL12
+B電源が印加された場合には、二次側のコイルL13
コイルL13の一端L13a をプラス方向とする起電力が発
生する。この時には、ダイオードD11が順方向にバイア
スされ、ダイオードD11、コイルL1 、コンデンサーC
1 、中央端子A1 の経路で電流が流れると共に、ダイオ
ードD11、コイルL1 、スピーカ80、中央端子A1
経路で負荷電流が流れる。上記したように、一次側のコ
イルL11またはコイルL12に+B電源が印加されると、
二次側のコイルL13に誘起される起電力の方向にかかわ
りなく、第1の整流回路61からは第1の平滑回路71
を構成するコイルL1 からコンデンサーC1 へと向かう
電流およびスピーカ80の端子80aから80bへと向
かう負荷電流が流れる。これから解るように、第1の整
流回路61の出力電圧波形は、二次側のコイルL13に誘
起した電圧波形をプラス側に整流した電圧波形となる。
該電圧波形を図4(c)に示す。
【0026】一方、第2のパルストランス52におい
て、トランジスタQ23がオンしてコイルL21に+B電源
が印加された場合には、二次側のコイルL23にコイルL
23の一端L23a をマイナス方向とする起電力が発生す
る。この時にはダイオードD21が順方向にバイアスさ
れ、中央端子A2 、コンデンサーC2 、コイルL2 、ダ
イオードD21の経路で電流が流れると共に、中央端子A
2 、スピーカ80、コイルL 2 、ダイオードD21の経路
で負荷電流が流れる。また、トランジスタQ24がオンし
てコイルL22に+B電源が印加された場合には、二次側
のコイルL23にコイルL23の他端L23b をマイナス方向
とする起電力が発生する。この時には、ダイオードD22
が順方向にバイアスされ、中央端子A2 、コンデンサ−
2 、コイルL 2 、ダイオードD22の経路で電流が流れ
ると共に、中央端子A2 、スピーカ80、コイルL2
ダイオードD22の経路で負荷電流が流れる。上記したよ
うに、一次側のコイルL21またはコイルL22に+B電源
が印加されると、二次側のコイルL23に誘起される起電
力の方向にかかわりなく、第2の平滑回路72を構成す
るコンデンサーC2 およびコイルL2 を介して第2の整
流回路62から二次側のコイルL23に流れ込む充電電流
が流れると共に、中央端子A2 からスピーカ80(スピ
ーカ80の端子80bから80a)に向かう負荷電流が
流れる。これから解るように、第2の整流回路62の出
力電圧波形は、二次側のコイルL23に誘起した電圧波形
をマイナス側に整流した電圧波形となる。該電圧波形を
図4(d)に示す。
【0027】上記した第1の整流回路61の出力電圧は
第1の平滑回路71で平滑化されて図4(c)の点線で
示した信号波形となり、一方、第2の整流回路62の出
力電圧は第2の平滑回路72で平滑化されて図4(d)
の点線で示した信号波形となる。そして、これら平滑回
路の出力が合成されて図4(e)の実線で示した信号、
すなわち入力信号を大きく増幅した信号が取り出され、
該信号によりスピーカ80が駆動される。
【0028】以上説明したように実施例に係るスピーカ
駆動用スイッチングアンプを用いれば、スピーカ80の
インピーダンスを小さくしたり、あるいはDCーDCコ
ンバータを用いて電源電圧を昇圧したりしなくとも、大
きな出力電力を取り出すことができる。すなわち、実施
例に係るスピーカ駆動用スイッチングアンプを用いれ
ば、効率を悪化させることがなく、かつダンピングファ
クタも悪化しないスピーカ駆動用アンプを構成すること
ができる。
【0029】また、実施例においては、パルストランス
51およびパルストランス52を用いてPWM信号を増
幅する方式をとっているが、PWM1信号およびPWM
2信号をそのままパルストランス51およびパルストラ
ンス52で増幅しようとしても変調周波数(音声周波
数)が20Hz〜20KHzと低周波であるため、残留
磁気を生じて一次側入力と二次側出力との間にリニアリ
ティを確保することができない虞がある。実施例ではこ
の点を考慮して、十分に周波数の高い(例えば100K
Hz以上の)PWM1信号およびPWM2信号をそれぞ
れプッシュ側とプル側とに交互に振り分け、この振り分
けた信号をパルストランス51およびパルストランス5
2で増幅した後、整流する方式をとっている。変調周波
数(音声周波数)に比べ、スイッチング周波数は十分に
高いため、隣り合うPWM信号のパルス幅はほぼ同じで
あるので、上記したようにプッシュ側とプル側とに振り
分けることにより、極性は反対で、同じレベルでかつほ
ぼ同じパルス幅を有するPWMパルスがパルストランス
51およびパルストランス52に入力される。これによ
り、前記残留磁気を打ち消すことができ、パルストラン
ス51およびパルストランス52における一次側入力と
二次側出力との間にリニアリティを確保することができ
る。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係るスピー
カ駆動用スイッチングアンプを用いれば、スピーカのイ
ンピーダンスを小さくしたり、あるいはDCーDCコン
バータを用いて電源電圧を昇圧したりしなくとも、大き
な出力電力を取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るスピ−カ駆動用スイッチ
ングアンプを概略的に示した回路構成図である。
【図2】本発明に係るスピーカ駆動用スイッチングアン
プの基本構成を示したブロック図である。
【図3】(a)図は実施例に係るスピーカ駆動用スイッ
チングアンプに入力される入力信号、(b)図は同相信
号とノコギリ波との位置関係、(c)図は逆相信号とノ
コギリ波との位置関係を概略的に示した波形図であり、
(d)図はPWM1信号、(e)図はPWM2信号を概
略的に示した波形図である。
【図4】(a)図は第1のパルストランスの二次側出
力、(b)図は第2のパルストランスの二次側出力を概
略的に示した波形図である。(c)図において実線は第
1の整流回路の出力、点線は第1の平滑回路の出力を概
略的に示した波形図であり、同様に(d)図において実
線は第2の整流回路の出力、点線は第2の平滑回路の出
力を概略的に示した波形図である。(e)図は第1の平
滑回路の出力と第2の平滑回路の出力とを合成して得ら
れる信号を概略的に示した波形図である。
【符号の説明】
20 PWM変換回路 31 第1のプッシュプル回路 32 第2のプッシュプル回路 41 第1のスイッチング回路 42 第2のスイッチング回路 51 第1のパルストランス 52 第2のパルストランス 61 第1の整流回路 62 第2の整流回路 71 第1の平滑回路 72 第2の平滑回路 80 スピーカ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同相信号とノコギリ波とから前記同相信
    号のプラス側のみのPWM1信号、及び逆相信号と前記
    ノコギリ波とから前記逆相信号のプラス側のみのPWM
    2信号をそれぞれ作成するPWM変換回路を備え、 該PWM変換回路はフリップ・フロップとスイッチング
    素子等で構成され、前記PWM1信号をプッシュ側とプ
    ル側とに交互に振り分ける第1のプッシュプル回路と、
    前記PWM2信号をプッシュ側とプル側とに交互に振り
    分ける第2のプッシュプル回路に接続され、 前記第1のプッシュプル回路はスイッチング素子等で構
    成され、前記プッシュ側とプル側とに振り分けられた信
    号を電源電圧とグランドレベルとの間でスイッチングさ
    せる第1のスイッチング回路に接続され、前記第2のプ
    ッシュプル回路は同様にスイッチング素子等で構成され
    た第2のスイッチング回路に接続され、前記第1のスイ
    ッチング回路は該第1のスイッチング回路からの出力電
    圧を昇圧する第1のパルストランスに接続され、前記第
    2のスイッチング回路は同様に第2のパルストランスに
    接続され、 前記第1のパルストランスは該第1のパルストランスか
    らの出力電圧を整流する第1の整流回路を介して、該第
    1の整流回路の出力を平滑する第1の平滑回路に接続さ
    れ、前記第2のパルストランスは同様に第2の整流回路
    を介して第2の平滑回路に接続され、前記第1の平滑回
    路及び第2の平滑回路がスピーカに接続されていること
    を特徴とするスピーカ駆動用スイッチングアンプ。
JP16285893A 1993-06-30 1993-06-30 スピーカ駆動用スイッチングアンプ Withdrawn JPH0722860A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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