JPH0722862A - マイクロ波パルス送信装置 - Google Patents
マイクロ波パルス送信装置Info
- Publication number
- JPH0722862A JPH0722862A JP16220793A JP16220793A JPH0722862A JP H0722862 A JPH0722862 A JP H0722862A JP 16220793 A JP16220793 A JP 16220793A JP 16220793 A JP16220793 A JP 16220793A JP H0722862 A JPH0722862 A JP H0722862A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- pulse signal
- transmission amplifier
- spurious
- microwave pulse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スプリアスが少なく、効率が高く、また小型
で軽量なマイクロ波パルス送信装置を提供すること。 【構成】 マイクロ波パルス信号を増幅する送信増幅器
11を有するマイクロ波パルス送信装置において、送信
増幅器11の出力側にスイッチ12を接続し、送信増幅
器11に入力されるパルス信号の立下がりに同期して、
スイッチ12をオフに制御する。
で軽量なマイクロ波パルス送信装置を提供すること。 【構成】 マイクロ波パルス信号を増幅する送信増幅器
11を有するマイクロ波パルス送信装置において、送信
増幅器11の出力側にスイッチ12を接続し、送信増幅
器11に入力されるパルス信号の立下がりに同期して、
スイッチ12をオフに制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーダ装置などに使用
される高出力のマイクロ波パルス送信装置に関する。
される高出力のマイクロ波パルス送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】4GHz以下のような周波数が比較的低
いマイクロ波帯のパルス送信装置では、例えばC級動作
のシリコンバイポーラトランジスタが送信増幅器として
用いられる。C級動作のトランジスタは、パルス信号が
入力されると、パルス信号の入力に同期してセルフバイ
アスがかかる。したがって、パルス信号の入力時にバイ
アスがかかって自動的にオンとなり、また、パルスが入
力されなくなるとバイアスがかからなくなり自動的にオ
フとなる。このため、特別なバイアス回路が必要でな
く、また消費電力も少ないため、パルス信号の増幅器と
して好適である。
いマイクロ波帯のパルス送信装置では、例えばC級動作
のシリコンバイポーラトランジスタが送信増幅器として
用いられる。C級動作のトランジスタは、パルス信号が
入力されると、パルス信号の入力に同期してセルフバイ
アスがかかる。したがって、パルス信号の入力時にバイ
アスがかかって自動的にオンとなり、また、パルスが入
力されなくなるとバイアスがかからなくなり自動的にオ
フとなる。このため、特別なバイアス回路が必要でな
く、また消費電力も少ないため、パルス信号の増幅器と
して好適である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、入力パルス信
号の立ち下がり時間が早くなってくると、この立ち下が
り時間に比較して、トランジスタのベース・エミッタ接
合にパルス信号の入力時に蓄積された電荷が掃けるまで
の時間が相対的に長くなり、電荷が掃ける時間の方が入
力パルス信号の立ち下がり時間より長くなる。この場
合、入力されるパルス信号がなくなっているにも関わら
ず、ベース・エミッタ接合に残る電荷によってセルフバ
イアスがかかった状態になり、トランジスタが動作する
状態(以後フリーランという)になる。特に高出力のト
ランジスタでは、ベース・エミッタ接合の容量が大きい
ため、蓄積される電荷の量も多くなり、電荷が掃けるま
での時間が長くなる。したがって、フリーランの時間も
約数100nsと長くなる。フリーランの間は、比較的
広い周波数帯域に亘って雑音の持ち上がり(以後スプリ
アスという)が生ずる。このスプリアスは広い周波数成
分を持っており、それがそのまま空中線に給電される
と、スプリアスの周波数に近い通信システム等に妨害を
与えることにもなる。
号の立ち下がり時間が早くなってくると、この立ち下が
り時間に比較して、トランジスタのベース・エミッタ接
合にパルス信号の入力時に蓄積された電荷が掃けるまで
の時間が相対的に長くなり、電荷が掃ける時間の方が入
力パルス信号の立ち下がり時間より長くなる。この場
合、入力されるパルス信号がなくなっているにも関わら
ず、ベース・エミッタ接合に残る電荷によってセルフバ
イアスがかかった状態になり、トランジスタが動作する
状態(以後フリーランという)になる。特に高出力のト
ランジスタでは、ベース・エミッタ接合の容量が大きい
ため、蓄積される電荷の量も多くなり、電荷が掃けるま
での時間が長くなる。したがって、フリーランの時間も
約数100nsと長くなる。フリーランの間は、比較的
広い周波数帯域に亘って雑音の持ち上がり(以後スプリ
アスという)が生ずる。このスプリアスは広い周波数成
分を持っており、それがそのまま空中線に給電される
と、スプリアスの周波数に近い通信システム等に妨害を
与えることにもなる。
【0004】上記した問題を解決するために従来のマイ
クロ波パルス送信装置では、図3のように、送信増幅器
31の出力側に狭帯域のバンドパスフィルタ32を接続
し、送信増幅器31から発生するスプリアスの周波数帯
域を制限しスプリアスを低減している。
クロ波パルス送信装置では、図3のように、送信増幅器
31の出力側に狭帯域のバンドパスフィルタ32を接続
し、送信増幅器31から発生するスプリアスの周波数帯
域を制限しスプリアスを低減している。
【0005】図4は、従来のマイクロ波パルス送信装置
の波形を示すもので、いずれも横軸は周波数fである。
(a)は送信増幅器31の出力スペクトラム波形で、出
力パルス信号pにスプリアスnが重畳されている。
(b)はバンドパスフィルタ32の挿入損失の周波数特
性で、上方が損失小で下方が損失大を示している。
(c)はバンドパスフィルタ32の出力側における出力
信号のスペクトラム波形で、バンドパスフィルタ32に
よってスプリアスnが減少した模様が示されている。
の波形を示すもので、いずれも横軸は周波数fである。
(a)は送信増幅器31の出力スペクトラム波形で、出
力パルス信号pにスプリアスnが重畳されている。
(b)はバンドパスフィルタ32の挿入損失の周波数特
性で、上方が損失小で下方が損失大を示している。
(c)はバンドパスフィルタ32の出力側における出力
信号のスペクトラム波形で、バンドパスフィルタ32に
よってスプリアスnが減少した模様が示されている。
【0006】しかし、送信増幅器31の出力側にバンド
パスフィルタ32を挿入すると、バンドパスフィルタ3
2の通過挿入損失が大きいため効率が悪くなる。また、
バンドパスフィルタ32の存在によって装置全体も大型
化し質量も大きくなる。したがって、電子走査アンテナ
のように多数の送信装置を使用する機器では、送信装置
の数だけフィルタを必要とするため、装置全体の大型化
が避けられない。
パスフィルタ32を挿入すると、バンドパスフィルタ3
2の通過挿入損失が大きいため効率が悪くなる。また、
バンドパスフィルタ32の存在によって装置全体も大型
化し質量も大きくなる。したがって、電子走査アンテナ
のように多数の送信装置を使用する機器では、送信装置
の数だけフィルタを必要とするため、装置全体の大型化
が避けられない。
【0007】また、バンドパスフィルタを用いても、増
幅したパルス信号は通さなければならないため、送信周
波数と同じ周波数のスプリアスはどうしても低減できな
い。本発明は、スプリアスが少なく、効率が高く、また
小型で軽量なマイクロ波パルス送信装置を提供すること
を目的とする。
幅したパルス信号は通さなければならないため、送信周
波数と同じ周波数のスプリアスはどうしても低減できな
い。本発明は、スプリアスが少なく、効率が高く、また
小型で軽量なマイクロ波パルス送信装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、マイクロ波パ
ルス信号を増幅する送信増幅器を有するマイクロ波パル
ス送信装置において、前記送信増幅器の出力側にスイッ
チを接続し、前記送信増幅器に入力されるパルス信号の
立下がりに同期して、前記スイッチをオフに制御してい
る。
ルス信号を増幅する送信増幅器を有するマイクロ波パル
ス送信装置において、前記送信増幅器の出力側にスイッ
チを接続し、前記送信増幅器に入力されるパルス信号の
立下がりに同期して、前記スイッチをオフに制御してい
る。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、送信増幅器の出力側にス
イッチが接続され、送信増幅器に入力されるパルス信号
の立下がりに同期してスイッチがオフにされる。したが
って、パルス信号が立下がった後に、送信増幅器が例え
フリーランになっても、スイッチがオフになっているの
でスプリアスは出力されない。
イッチが接続され、送信増幅器に入力されるパルス信号
の立下がりに同期してスイッチがオフにされる。したが
って、パルス信号が立下がった後に、送信増幅器が例え
フリーランになっても、スイッチがオフになっているの
でスプリアスは出力されない。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例について、図1の回路構成
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
【0011】INは入力端子で、この入力端子INから
パルス信号が入力される。入力されたパルス信号は送信
増幅器11で増幅される。また、送信増幅器11の出力
側にはスイッチ12が接続されている。なお、スイッチ
12は、マイクロ波帯で使用できるように切り替え時間
が早いPINダイオードなどが用いられ、バンドパスフ
ィルタに比較すると低損失で、小型、そして軽量に構成
できる。また、スイッチ12をオンにしたり、オフにし
たりする制御信号は端子sから加えられる。
パルス信号が入力される。入力されたパルス信号は送信
増幅器11で増幅される。また、送信増幅器11の出力
側にはスイッチ12が接続されている。なお、スイッチ
12は、マイクロ波帯で使用できるように切り替え時間
が早いPINダイオードなどが用いられ、バンドパスフ
ィルタに比較すると低損失で、小型、そして軽量に構成
できる。また、スイッチ12をオンにしたり、オフにし
たりする制御信号は端子sから加えられる。
【0012】上記した構成の各部の信号波形を示すと図
2のようになる。なお、図2の横軸はいずれも時間tで
ある。そして(a)は、送信増幅器11から出力される
送信パルス信号を検波した波形であり、送信パルス信号
pの後にスプリアスnが発生している。また、(b)は
スイッチがオンTnしている時間と、オフTfしている
時間を示す。送信増幅器11に送信パルスが入力される
前にスイッチ12はオンにされ、また、送信パルスの立
ち下がりに同期してスイッチ12は高速にオフにされ
る。したがって、パルス信号が送信増幅器に入力されな
くなると同時にスイッチ12はオフになり、フリーラン
で発生するスプリアスは出力側に出力されない。(c)
は、スイッチ12の出力側における送信パルス信号を検
波した波形であり、スイッチ12のオフによりスプリア
スの大部分が阻止され、スプリアスnが減少している。
2のようになる。なお、図2の横軸はいずれも時間tで
ある。そして(a)は、送信増幅器11から出力される
送信パルス信号を検波した波形であり、送信パルス信号
pの後にスプリアスnが発生している。また、(b)は
スイッチがオンTnしている時間と、オフTfしている
時間を示す。送信増幅器11に送信パルスが入力される
前にスイッチ12はオンにされ、また、送信パルスの立
ち下がりに同期してスイッチ12は高速にオフにされ
る。したがって、パルス信号が送信増幅器に入力されな
くなると同時にスイッチ12はオフになり、フリーラン
で発生するスプリアスは出力側に出力されない。(c)
は、スイッチ12の出力側における送信パルス信号を検
波した波形であり、スイッチ12のオフによりスプリア
スの大部分が阻止され、スプリアスnが減少している。
【0013】また、フリーランで発生するスプリアスを
バンドパスフィルタでなく、スイッチをオフにすること
によって除去しているので送信周波数と同じ周波数のス
プリアスも低減できる。
バンドパスフィルタでなく、スイッチをオフにすること
によって除去しているので送信周波数と同じ周波数のス
プリアスも低減できる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、送信増幅器のフリーラ
ンで発生するスプリアスを効果的に抑制できる。
ンで発生するスプリアスを効果的に抑制できる。
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図である。
【図2】本発明の一実施例を説明する波形図である。
【図3】従来例を示す回路構成図である。
【図4】従来例を説明する波形図である。
11…送信増幅器 12…スイッチ IN…入力端子 OUT…出力端子
Claims (1)
- 【請求項1】 マイクロ波パルス信号を増幅する送信増
幅器を有するマイクロ波パルス送信装置において、前記
送信増幅器の出力側にスイッチを接続し、前記送信増幅
器に入力されるパルス信号の立下がりに同期して、前記
スイッチをオフに制御することを特徴とするマイクロ波
パルス送信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16220793A JPH0722862A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | マイクロ波パルス送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16220793A JPH0722862A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | マイクロ波パルス送信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0722862A true JPH0722862A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=15750011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16220793A Pending JPH0722862A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | マイクロ波パルス送信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722862A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006279249A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Hitachi Kokusai Electric Inc | フィードフォワード増幅器 |
| JP2010197295A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Toshiba Corp | フェイズドアレイレーダ |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP16220793A patent/JPH0722862A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006279249A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Hitachi Kokusai Electric Inc | フィードフォワード増幅器 |
| JP2010197295A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Toshiba Corp | フェイズドアレイレーダ |
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