JPH07229093A - 印刷用塗被紙の製造方法 - Google Patents
印刷用塗被紙の製造方法Info
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- JPH07229093A JPH07229093A JP14163993A JP14163993A JPH07229093A JP H07229093 A JPH07229093 A JP H07229093A JP 14163993 A JP14163993 A JP 14163993A JP 14163993 A JP14163993 A JP 14163993A JP H07229093 A JPH07229093 A JP H07229093A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】高濃度塗工による塗被に付随する欠点を改良し
て、塗被操業性と品質良好な印刷用塗被紙を提供する製
造方法。 【構成】顔料および接着剤として濃度45%、温度25
℃、剪断速度6.25×104 sec-1における粘度が
50mPa・s以下である冷水可溶性澱粉溶液を含有す
る濃度65%以上の塗被組成物を原紙にブレードコータ
ーで塗被後、平均蒸発率20〜35kg/m2 ・Hrで
乾燥し、キャレンダーで仕上げる印刷用塗被紙の製造方
法。 【効果】塗被操業性が優れた製造方法で、得られた印刷
用塗被紙は白紙光沢、紙腰こわさ、印刷インキグロスが
高い優れた品質であった。
て、塗被操業性と品質良好な印刷用塗被紙を提供する製
造方法。 【構成】顔料および接着剤として濃度45%、温度25
℃、剪断速度6.25×104 sec-1における粘度が
50mPa・s以下である冷水可溶性澱粉溶液を含有す
る濃度65%以上の塗被組成物を原紙にブレードコータ
ーで塗被後、平均蒸発率20〜35kg/m2 ・Hrで
乾燥し、キャレンダーで仕上げる印刷用塗被紙の製造方
法。 【効果】塗被操業性が優れた製造方法で、得られた印刷
用塗被紙は白紙光沢、紙腰こわさ、印刷インキグロスが
高い優れた品質であった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顔料および接着剤を主
成分とする塗被組成物を塗被する印刷用塗被紙の製造方
法に関し、特に、白紙光沢、印刷インキグロスが高く、
紙腰が優れた印刷用塗被紙を塗被操業性良く製造する方
法に関する。
成分とする塗被組成物を塗被する印刷用塗被紙の製造方
法に関し、特に、白紙光沢、印刷インキグロスが高く、
紙腰が優れた印刷用塗被紙を塗被操業性良く製造する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、印刷物のビジュアル化、カラー
化、高級化に伴い、特に印刷用塗被紙の塗被面の光沢
度、照りおよび平滑性の改良が要望されている。これら
の塗被面を改良する有効な方法の一つとして、塗被組成
物液の高濃度塗工が挙げられる。この高濃度塗工におい
て、問題となるのが塗被組成物の高濃度における粘性で
あり、それに大きく影響を与えるのが塗被組成物中に含
有する澱粉等の水溶性接着剤である。
化、高級化に伴い、特に印刷用塗被紙の塗被面の光沢
度、照りおよび平滑性の改良が要望されている。これら
の塗被面を改良する有効な方法の一つとして、塗被組成
物液の高濃度塗工が挙げられる。この高濃度塗工におい
て、問題となるのが塗被組成物の高濃度における粘性で
あり、それに大きく影響を与えるのが塗被組成物中に含
有する澱粉等の水溶性接着剤である。
【0003】また、印刷用塗被紙は、塗被面の改良とと
もに、紙腰(剛度・こわさ)が強いことも重要な品質と
して要望されている。紙腰の弱い紙は印刷機での給紙・
排紙の作業が困難となり、印刷速度を上げることができ
ず、操業に支障をきたす原因になり易い。紙腰を決定す
る要因として、塗被組成物に関しては顔料の種類、接着
剤の含有量や共重合体ラテックスの特性等が挙げられる
が、特に澱粉接着剤は強剛性を与える材料で紙腰に及ぼ
す影響が大きい。
もに、紙腰(剛度・こわさ)が強いことも重要な品質と
して要望されている。紙腰の弱い紙は印刷機での給紙・
排紙の作業が困難となり、印刷速度を上げることができ
ず、操業に支障をきたす原因になり易い。紙腰を決定す
る要因として、塗被組成物に関しては顔料の種類、接着
剤の含有量や共重合体ラテックスの特性等が挙げられる
が、特に澱粉接着剤は強剛性を与える材料で紙腰に及ぼ
す影響が大きい。
【0004】従来、塗被紙用澱粉としては、主として酸
化澱粉、尿素リン酸化澱粉、ヒドロキシエチル澱粉等の
糊液濃度約20〜30重量%の変性澱粉か、あるいは、
澱粉スラリーを酵素もしくは過硫酸塩等により糊化して
糊液濃度約10〜35%程度にする自家変性澱粉が主に
使用されている。
化澱粉、尿素リン酸化澱粉、ヒドロキシエチル澱粉等の
糊液濃度約20〜30重量%の変性澱粉か、あるいは、
澱粉スラリーを酵素もしくは過硫酸塩等により糊化して
糊液濃度約10〜35%程度にする自家変性澱粉が主に
使用されている。
【0005】そして、上記の通常の澱粉を塗被組成物に
配合し、原紙上に塗被、乾燥して塗被紙としてキャレン
ダー仕上げした場合は、通常の塗被組成物濃度や乾燥条
件で紙腰の低下は生じない。しかし、これらの澱粉は糊
液濃度が低いために配合量を多くすると塗被組成物の高
濃度化が困難で、ブレードコーター塗被によって原紙面
を十分良好に被覆する効果が得られ難くなり、塗被組成
物を高濃度化しようとして澱粉配合量を減少させると結
果的に紙腰が低下してしまう。
配合し、原紙上に塗被、乾燥して塗被紙としてキャレン
ダー仕上げした場合は、通常の塗被組成物濃度や乾燥条
件で紙腰の低下は生じない。しかし、これらの澱粉は糊
液濃度が低いために配合量を多くすると塗被組成物の高
濃度化が困難で、ブレードコーター塗被によって原紙面
を十分良好に被覆する効果が得られ難くなり、塗被組成
物を高濃度化しようとして澱粉配合量を減少させると結
果的に紙腰が低下してしまう。
【0006】一方、冷水可溶性澱粉は、冷水に容易に溶
解でき、通常の塗被組成物に使用されている上記の澱粉
等に比べて分子量が小さくなっているため、高濃度溶液
でも低粘度の澱粉糊液が得られる。冷水可溶性澱粉と
は、一般にトウモロコシ、馬鈴薯、タピオカ、甘薯、ワ
キシー等の原料澱粉を酵素変性デキストリン化、α化、
焙焼デキストリン化、澱粉に誘導体付加等の、冷水可溶
となるように処理された澱粉をいう。
解でき、通常の塗被組成物に使用されている上記の澱粉
等に比べて分子量が小さくなっているため、高濃度溶液
でも低粘度の澱粉糊液が得られる。冷水可溶性澱粉と
は、一般にトウモロコシ、馬鈴薯、タピオカ、甘薯、ワ
キシー等の原料澱粉を酵素変性デキストリン化、α化、
焙焼デキストリン化、澱粉に誘導体付加等の、冷水可溶
となるように処理された澱粉をいう。
【0007】特開昭57−143598号公報および特
開昭58−169595号公報に、冷水可溶性澱粉を印
刷用塗被紙の接着剤として使用することにより、塗工適
性を備えた高濃度の塗被組成物を得て、白紙光沢やイン
キグロスを向上させることが示されている。しかし、冷
水可溶性澱粉を塗被組成物に配合した場合、塗被組成物
の濃度や乾燥条件によっては紙腰が低下するという難点
があり、十分満足な所望の効果を得るに至ってない。
開昭58−169595号公報に、冷水可溶性澱粉を印
刷用塗被紙の接着剤として使用することにより、塗工適
性を備えた高濃度の塗被組成物を得て、白紙光沢やイン
キグロスを向上させることが示されている。しかし、冷
水可溶性澱粉を塗被組成物に配合した場合、塗被組成物
の濃度や乾燥条件によっては紙腰が低下するという難点
があり、十分満足な所望の効果を得るに至ってない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、冷水可溶性
澱粉を含有する塗被組成物をブレードコーターで塗被乾
燥する時に生ずる紙腰の低下という難点を解消し、紙腰
があり白紙光沢および印刷インキグロスが高い優れた印
刷用塗被紙を、操業性良く得ることのできる製造方法を
提供する。
澱粉を含有する塗被組成物をブレードコーターで塗被乾
燥する時に生ずる紙腰の低下という難点を解消し、紙腰
があり白紙光沢および印刷インキグロスが高い優れた印
刷用塗被紙を、操業性良く得ることのできる製造方法を
提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、原紙上に顔料
および接着剤を主成分とする塗被組成物をブレードコー
ターで塗被乾燥し、キャレンダーで仕上げる印刷用塗被
紙の製造方法において、塗被組成物が高剪断粘度(濃度
45%、温度25℃、剪断速度6.25×10 4 sec
-1における粘度)50mPa・s以下の冷水可溶性澱粉
を含有し、固形分濃度65%以上で塗被し、平均蒸発率
20〜35kg/m2 ・Hrで乾燥することを特徴とす
る印刷用塗被紙の製造方法である。
および接着剤を主成分とする塗被組成物をブレードコー
ターで塗被乾燥し、キャレンダーで仕上げる印刷用塗被
紙の製造方法において、塗被組成物が高剪断粘度(濃度
45%、温度25℃、剪断速度6.25×10 4 sec
-1における粘度)50mPa・s以下の冷水可溶性澱粉
を含有し、固形分濃度65%以上で塗被し、平均蒸発率
20〜35kg/m2 ・Hrで乾燥することを特徴とす
る印刷用塗被紙の製造方法である。
【0010】
【作用】本発明者等は、接着剤として冷水可溶性澱粉を
印刷用塗被組成物に配合した場合、得られる塗被紙の品
質が塗被組成物の濃度と乾燥条件により左右されること
について鋭意研究を重ねた。その結果、粘度を特定した
冷水可溶性澱粉を含有する特定濃度の塗被組成物を原紙
上に塗被後、特定の乾燥条件で乾燥することにより、紙
腰の低下が殆どなく、接着剤として従来の澱粉を使用し
た場合より紙腰があり、白紙光沢および印刷インキグロ
スの高い塗被紙が得られる、塗被操業性の良い製造方法
を見出し本発明を完成するに至った。
印刷用塗被組成物に配合した場合、得られる塗被紙の品
質が塗被組成物の濃度と乾燥条件により左右されること
について鋭意研究を重ねた。その結果、粘度を特定した
冷水可溶性澱粉を含有する特定濃度の塗被組成物を原紙
上に塗被後、特定の乾燥条件で乾燥することにより、紙
腰の低下が殆どなく、接着剤として従来の澱粉を使用し
た場合より紙腰があり、白紙光沢および印刷インキグロ
スの高い塗被紙が得られる、塗被操業性の良い製造方法
を見出し本発明を完成するに至った。
【0011】即ち、高剪断粘度として温度25℃、濃度
45%、剪断速度6.25×104sec-1における粘
度が50mPa・s以下である冷水可溶性澱粉を使用
し、塗被固形分濃度65%以上の塗被組成物を原紙上に
ブレードコーターで塗被後、平均蒸発率20〜35kg
/m2 ・Hrの条件で乾燥することによって、紙腰の低
下が起こらず、従来の澱粉を使用した場合より白紙光
沢、印刷インキグロスの高い印刷用塗被紙が得られる。
45%、剪断速度6.25×104sec-1における粘
度が50mPa・s以下である冷水可溶性澱粉を使用
し、塗被固形分濃度65%以上の塗被組成物を原紙上に
ブレードコーターで塗被後、平均蒸発率20〜35kg
/m2 ・Hrの条件で乾燥することによって、紙腰の低
下が起こらず、従来の澱粉を使用した場合より白紙光
沢、印刷インキグロスの高い印刷用塗被紙が得られる。
【0012】本発明ではブレードコーターの塗被固形分
濃度65%以上が重要である。塗被組成物の濃度が65
重量%未満で塗被すると、塗被組成物の不動化が遅いた
め、冷水可溶性澱粉を含む接着剤の原紙へのマイグレー
ションが大きくなり、得られた塗被紙は平滑性や紙腰が
低下する。
濃度65%以上が重要である。塗被組成物の濃度が65
重量%未満で塗被すると、塗被組成物の不動化が遅いた
め、冷水可溶性澱粉を含む接着剤の原紙へのマイグレー
ションが大きくなり、得られた塗被紙は平滑性や紙腰が
低下する。
【0013】本発明で使用する冷水可溶性澱粉の高剪断
粘度は50mPa・s以下である。50mPa・sを越
えると、塗被組成物の高剪断粘性が上昇し、塗被量の制
御が難しくなり、塗被固形分濃度65%以上での塗被操
業が困難となる。また、低粘度の限界は特定するもので
はないが、10mPa・s程度より極端な低粘度にする
必要はない。これほどの低粘度は接着力の低下と経済性
から好ましくない。
粘度は50mPa・s以下である。50mPa・sを越
えると、塗被組成物の高剪断粘性が上昇し、塗被量の制
御が難しくなり、塗被固形分濃度65%以上での塗被操
業が困難となる。また、低粘度の限界は特定するもので
はないが、10mPa・s程度より極端な低粘度にする
必要はない。これほどの低粘度は接着力の低下と経済性
から好ましくない。
【0014】本発明において、高剪断粘度測定方法を採
用したのは、従来から使用されているB型粘度計やブラ
ベンダーアミログラフ等の低剪断粘度計の値では、ブレ
ードコーター用の粘性評価に十分な条件が満たされてい
ないためである。ブレードコーター用の塗被組成物の粘
性評価には高剪断粘度計の値が適している。
用したのは、従来から使用されているB型粘度計やブラ
ベンダーアミログラフ等の低剪断粘度計の値では、ブレ
ードコーター用の粘性評価に十分な条件が満たされてい
ないためである。ブレードコーター用の塗被組成物の粘
性評価には高剪断粘度計の値が適している。
【0015】本発明の塗被後の乾燥は、平均蒸発率が2
0〜35kg/m2 ・Hrであることが重要である。そ
して、より好ましくは25〜30kg/m2 ・Hrが良
い。平均蒸発率が20kg/m2 ・Hr未満では、得ら
れた塗被紙は平滑性や紙腰の低下がみられた。一方、3
5kg/m2 ・Hrを越えるような乾燥条件でも紙腰の
低下がみられた。従来の澱粉を使用した時にはこの様な
紙腰の低下はみられなかった。
0〜35kg/m2 ・Hrであることが重要である。そ
して、より好ましくは25〜30kg/m2 ・Hrが良
い。平均蒸発率が20kg/m2 ・Hr未満では、得ら
れた塗被紙は平滑性や紙腰の低下がみられた。一方、3
5kg/m2 ・Hrを越えるような乾燥条件でも紙腰の
低下がみられた。従来の澱粉を使用した時にはこの様な
紙腰の低下はみられなかった。
【0016】上記の作用効果については、20kg/m
2 ・Hr未満では原紙上における塗被組成物の原紙への
浸透が過度になり、得られた塗被紙の平滑性や紙腰が低
下するものと思われる。一方、35kg/m2 ・Hrを
越えるような乾燥条件では、塗被組成物中の水の急激な
蒸発が生じる。従来の澱粉と比較して、冷水可溶性澱粉
は分子量が小さいために、急激に蒸発する水と共に塗被
層の表面層に向かってマイグレーションしやすく、澱粉
が塗被層の表面層に局在化してしまい、そのために紙腰
が低下するものと思われる。
2 ・Hr未満では原紙上における塗被組成物の原紙への
浸透が過度になり、得られた塗被紙の平滑性や紙腰が低
下するものと思われる。一方、35kg/m2 ・Hrを
越えるような乾燥条件では、塗被組成物中の水の急激な
蒸発が生じる。従来の澱粉と比較して、冷水可溶性澱粉
は分子量が小さいために、急激に蒸発する水と共に塗被
層の表面層に向かってマイグレーションしやすく、澱粉
が塗被層の表面層に局在化してしまい、そのために紙腰
が低下するものと思われる。
【0017】塗被組成物中の冷水可溶性澱粉が原紙への
浸透や塗被層の表面層へ向かってのマイグレーションを
抑制し、塗被層中に均一に分布させるために、上記のと
おり塗被固形分濃度と冷水可溶性澱粉の粘度を特定し、
更に乾燥条件を特定することにより、紙腰の低下がな
く、従来の澱粉を使用した場合に比べて紙腰があり白紙
光沢やインキグロスの高い印刷用塗被紙を得ることがで
きるようになった。
浸透や塗被層の表面層へ向かってのマイグレーションを
抑制し、塗被層中に均一に分布させるために、上記のと
おり塗被固形分濃度と冷水可溶性澱粉の粘度を特定し、
更に乾燥条件を特定することにより、紙腰の低下がな
く、従来の澱粉を使用した場合に比べて紙腰があり白紙
光沢やインキグロスの高い印刷用塗被紙を得ることがで
きるようになった。
【0018】さらに、本発明の効果は、塗被組成物を塗
被する原紙の実量が80g/m2 以下の薄物塗被紙にお
いて特に優れている。そして、冷水可溶性澱粉を塗被組
成物中に顔料100重量部に対して2〜10重量部含有
する時に特に優れている。2部未満ではその効果を十分
に発揮することができない。一方、10部を越えると塗
被紙の白紙光沢が劣る傾向になってしまう。
被する原紙の実量が80g/m2 以下の薄物塗被紙にお
いて特に優れている。そして、冷水可溶性澱粉を塗被組
成物中に顔料100重量部に対して2〜10重量部含有
する時に特に優れている。2部未満ではその効果を十分
に発揮することができない。一方、10部を越えると塗
被紙の白紙光沢が劣る傾向になってしまう。
【0019】本発明の塗被組成物は、通常の塗被紙製造
分野で使用される顔料、接着剤、および各種助剤からな
る。顔料としては、例えばクレー、カオリン、水酸化ア
ルミニウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、硫酸バリ
ウム、酸化亜鉛、硫酸カルシウム、タルク、サチンホワ
イト、焼成カオリン、各種ホワイトカーボン、有機顔料
等の少なくとも1種が適宜選択して使用される。
分野で使用される顔料、接着剤、および各種助剤からな
る。顔料としては、例えばクレー、カオリン、水酸化ア
ルミニウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、硫酸バリ
ウム、酸化亜鉛、硫酸カルシウム、タルク、サチンホワ
イト、焼成カオリン、各種ホワイトカーボン、有機顔料
等の少なくとも1種が適宜選択して使用される。
【0020】接着剤としては、本発明において使用した
冷水可溶性澱粉以外に、例えばスチレン−ブタジエン共
重合体等の共役ジエン系重合体ラテックス、アクリル酸
エステルおよび/またはメタクリル酸エステルの重合体
または共重合体等のアクリル系重合体ラテックス、エチ
レン−酢酸ビニル系共重合体等のビニル系重合体ラテッ
クス、あるいは、これらの各種重合体ラテックスをカル
ボキシル基等の官能基含有単量体で変性したアルカリ溶
解性あるいはアルカリ非溶解性の重合体ラテックス、ポ
リビニルアルコール、メラミン樹脂等の合成樹脂系接着
剤、自家変性澱粉、カチオン澱粉、酸化澱粉、エチル化
澱粉、アセチル化澱粉、リン酸エステル化澱粉等の澱粉
類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース等のセルロース誘導体、グアーガム、ローカス
トビーンガム等のガム類等、通常の塗被紙用接着剤の少
なくとも1種が適宜選択して使用される。
冷水可溶性澱粉以外に、例えばスチレン−ブタジエン共
重合体等の共役ジエン系重合体ラテックス、アクリル酸
エステルおよび/またはメタクリル酸エステルの重合体
または共重合体等のアクリル系重合体ラテックス、エチ
レン−酢酸ビニル系共重合体等のビニル系重合体ラテッ
クス、あるいは、これらの各種重合体ラテックスをカル
ボキシル基等の官能基含有単量体で変性したアルカリ溶
解性あるいはアルカリ非溶解性の重合体ラテックス、ポ
リビニルアルコール、メラミン樹脂等の合成樹脂系接着
剤、自家変性澱粉、カチオン澱粉、酸化澱粉、エチル化
澱粉、アセチル化澱粉、リン酸エステル化澱粉等の澱粉
類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース等のセルロース誘導体、グアーガム、ローカス
トビーンガム等のガム類等、通常の塗被紙用接着剤の少
なくとも1種が適宜選択して使用される。
【0021】また、塗被組成物中には必要に応じて、例
えば耐水化剤、消泡剤、離型剤、流動変性剤等の各種助
剤が適宜配合され、塗被組成物の原紙上での不動化を促
進する助剤として、例えばアミン、アミド、ポリアクリ
ルアミン等や亜鉛、アルミニウム、マグネシウム、カル
シウム、バリウム等の多価金属の塩を顔料に対して0.
1〜10重量%程度添加できる。
えば耐水化剤、消泡剤、離型剤、流動変性剤等の各種助
剤が適宜配合され、塗被組成物の原紙上での不動化を促
進する助剤として、例えばアミン、アミド、ポリアクリ
ルアミン等や亜鉛、アルミニウム、マグネシウム、カル
シウム、バリウム等の多価金属の塩を顔料に対して0.
1〜10重量%程度添加できる。
【0022】上記の条件で得られた濃度が65重量%以
上の塗被組成物は、一般の塗被紙製造で用いられる各種
のブレードコーターによって原紙上に一層あるいは二層
以上に塗被される。
上の塗被組成物は、一般の塗被紙製造で用いられる各種
のブレードコーターによって原紙上に一層あるいは二層
以上に塗被される。
【0023】原紙の抄紙方法については、特に限定され
るものではなく、酸性抄紙、中性抄紙、アルカリ性抄紙
いずれであってもよく、高歩留パルプを含む中質原紙も
使用できる。勿論、各種の回収古紙パルプも使用でき
る。また、例えばサイズプレス、ビルブレード、ロール
コーター、ゲートロール等で顔料等を予備塗工したもの
も使用できる。
るものではなく、酸性抄紙、中性抄紙、アルカリ性抄紙
いずれであってもよく、高歩留パルプを含む中質原紙も
使用できる。勿論、各種の回収古紙パルプも使用でき
る。また、例えばサイズプレス、ビルブレード、ロール
コーター、ゲートロール等で顔料等を予備塗工したもの
も使用できる。
【0024】原紙上に塗被組成物を塗被する時の塗被量
は、一般に乾燥重量で片面当り3〜30g/m2 程度で
あるが、得られる塗被紙の白紙品質、印刷適性等を考慮
すると、8〜25g/m2 程度の範囲で調節するのが望
ましい。
は、一般に乾燥重量で片面当り3〜30g/m2 程度で
あるが、得られる塗被紙の白紙品質、印刷適性等を考慮
すると、8〜25g/m2 程度の範囲で調節するのが望
ましい。
【0025】また、湿潤塗被層を乾燥する方法として
は、例えば蒸気加熱シリンダー、加熱熱風エアードライ
ヤー、ガスヒータードライヤー、電気ヒータードライヤ
ー、赤外線ヒータードライヤー、高周波ヒータードライ
ヤー等、あるいは、レーザー加熱、電子線加熱、誘電加
熱等各種の方式が単独または併用して採用される。中で
も、加熱熱風エアードライヤーが好ましく、熱風温度1
20〜180℃、熱風の空気速度20〜60m/sの範
囲が好ましく使用される。また、加熱熱風エアードライ
ヤーと蒸気加熱シリンダーの併用も好ましい。本発明に
おける乾燥方法は、乾燥条件によって組成物の種類や配
合比率が同じでも、塗被層中の接着剤のマイグレーショ
ン度合いが変わるので、目的に応じて平均蒸発率が20
〜35kg/m2 ・Hrの乾燥条件に調整する必要があ
る。
は、例えば蒸気加熱シリンダー、加熱熱風エアードライ
ヤー、ガスヒータードライヤー、電気ヒータードライヤ
ー、赤外線ヒータードライヤー、高周波ヒータードライ
ヤー等、あるいは、レーザー加熱、電子線加熱、誘電加
熱等各種の方式が単独または併用して採用される。中で
も、加熱熱風エアードライヤーが好ましく、熱風温度1
20〜180℃、熱風の空気速度20〜60m/sの範
囲が好ましく使用される。また、加熱熱風エアードライ
ヤーと蒸気加熱シリンダーの併用も好ましい。本発明に
おける乾燥方法は、乾燥条件によって組成物の種類や配
合比率が同じでも、塗被層中の接着剤のマイグレーショ
ン度合いが変わるので、目的に応じて平均蒸発率が20
〜35kg/m2 ・Hrの乾燥条件に調整する必要があ
る。
【0026】キャレンダー仕上げの方法は、特に限定さ
れるものではなく、例えば、スーパーキャレンダー、グ
ロスキャレンダー、ソフトキャレンダーあるいはマット
キャレンダー等一般の方法でニップ数、加圧、温度、加
湿、ロール材質、速度等を選択して使用される。
れるものではなく、例えば、スーパーキャレンダー、グ
ロスキャレンダー、ソフトキャレンダーあるいはマット
キャレンダー等一般の方法でニップ数、加圧、温度、加
湿、ロール材質、速度等を選択して使用される。
【0027】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、勿論それらの範囲に限定さるものではな
い。なお、例中の「部」および「%」は特に断らない限
り、それぞれ「重量部」および「重量%」を示す。
説明するが、勿論それらの範囲に限定さるものではな
い。なお、例中の「部」および「%」は特に断らない限
り、それぞれ「重量部」および「重量%」を示す。
【0028】実施例1 〔塗被組成物の調製〕カオリン(HT/エンゲルハード
社製)50部、軽質炭酸カルシウム(タマパールTP−
121/奥多摩工業社製)20部、重質炭酸カルシウム
(FMT−90/ファイマテック社製)30部からなる
顔料に、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部を
添加し、コーレス分散機を用いて分散して固形分濃度7
0%の顔料スラリーを調製した。この顔料スラリーに本
発明に規定する高剪断粘度が40mPa・sの冷水可溶
性トウモロコシ澱粉(ハイコースターPC−11/三和
澱粉社製)4部、スチレン−ブタジエン共重合体ラテッ
クス(JSR−0696/日本合成ゴム社製)10部を
添加し、更に助剤と水を加えて固形分濃度が66%の塗
被組成物を得た。
社製)50部、軽質炭酸カルシウム(タマパールTP−
121/奥多摩工業社製)20部、重質炭酸カルシウム
(FMT−90/ファイマテック社製)30部からなる
顔料に、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部を
添加し、コーレス分散機を用いて分散して固形分濃度7
0%の顔料スラリーを調製した。この顔料スラリーに本
発明に規定する高剪断粘度が40mPa・sの冷水可溶
性トウモロコシ澱粉(ハイコースターPC−11/三和
澱粉社製)4部、スチレン−ブタジエン共重合体ラテッ
クス(JSR−0696/日本合成ゴム社製)10部を
添加し、更に助剤と水を加えて固形分濃度が66%の塗
被組成物を得た。
【0029】〔塗被紙の調製〕上記の塗被組成物を米坪
が70g/m2 の中性抄紙で抄造された上質原紙に、ブ
レードコーターで固形分濃度66%で片面塗被し平均蒸
発率が30kg/m2・Hrの条件で乾燥した。塗被量
は片面当たり乾燥重量で15g/m2 になるようにし
て、同様に裏面も塗被乾燥を行った。次いで、12段ス
ーパーキャレンダーで加圧処理を行って印刷用塗被紙を
得た。
が70g/m2 の中性抄紙で抄造された上質原紙に、ブ
レードコーターで固形分濃度66%で片面塗被し平均蒸
発率が30kg/m2・Hrの条件で乾燥した。塗被量
は片面当たり乾燥重量で15g/m2 になるようにし
て、同様に裏面も塗被乾燥を行った。次いで、12段ス
ーパーキャレンダーで加圧処理を行って印刷用塗被紙を
得た。
【0030】実施例2 実施例1の塗被組成物の調製において、冷水可溶性澱粉
の添加量を8部に変更した以外は、実施例1と同様の方
法で印刷用塗被紙を得た。
の添加量を8部に変更した以外は、実施例1と同様の方
法で印刷用塗被紙を得た。
【0031】実施例3 未変性トウモロコシ澱粉100部に酸化剤として過硫酸
アンモニウムを0.25部、炭酸ナトリウムを0.05
部、ゲル化防止剤を0.5部、防腐剤を 0.05部添
加した濃度35%の澱粉スラリーを連続熱化学変性装置
で温度155℃、滞留時間5分で糊化、分解した後に水
酸化ナトリウムを0.25部添加して濃度28%の澱粉
糊液を得た。この澱粉糊液をホットロールにより、乾燥
後粉体化し、高剪断粘度が20mPa・sである冷水可
溶性澱粉を調製した。この冷水可溶性澱粉を実施例1の
塗被組成物の調製において使用した冷水可溶性澱粉の変
わりに使用した以外は、実施例1と同様の方法で印刷用
塗被紙を得た。
アンモニウムを0.25部、炭酸ナトリウムを0.05
部、ゲル化防止剤を0.5部、防腐剤を 0.05部添
加した濃度35%の澱粉スラリーを連続熱化学変性装置
で温度155℃、滞留時間5分で糊化、分解した後に水
酸化ナトリウムを0.25部添加して濃度28%の澱粉
糊液を得た。この澱粉糊液をホットロールにより、乾燥
後粉体化し、高剪断粘度が20mPa・sである冷水可
溶性澱粉を調製した。この冷水可溶性澱粉を実施例1の
塗被組成物の調製において使用した冷水可溶性澱粉の変
わりに使用した以外は、実施例1と同様の方法で印刷用
塗被紙を得た。
【0032】実施例4 実施例1の塗被組成物の調製において、冷水可溶性澱粉
の添加量を4部から2部に減らし、固形分濃度を67%
にした以外は、実施例1と同様の方法で印刷用塗被紙を
得た。
の添加量を4部から2部に減らし、固形分濃度を67%
にした以外は、実施例1と同様の方法で印刷用塗被紙を
得た。
【0033】実施例5 実施例1の塗被紙の調製において、平均蒸発率25kg
/m2 ・Hrで乾燥した以外は、実施例1と同様の方法
で印刷用塗被紙を得た。
/m2 ・Hrで乾燥した以外は、実施例1と同様の方法
で印刷用塗被紙を得た。
【0034】実施例6 酢酸エステル化タピオカ澱粉(ファラジムT/松谷化学
工業社製)100部に酵素α−アミラーゼ(スピターゼ
PG/長瀬産業社製)を0.20部添加した濃度25%
の澱粉スラリーをオートクレーブで温度を30℃から1
20℃に60分間で昇温した後に、120℃に20分保
持して濃度20%の澱粉糊液を得た。この澱粉糊液をホ
ットロールにより、乾燥後粉体化し、高剪断粘度が45
mPa・sである冷水可溶性澱粉を調製した。この冷水
可溶性澱粉を実施例1の塗被組成物の調製において使用
した冷水可溶性澱粉の変わりに使用し、固形分濃度65
%とした以外は、実施例1と同様の方法で印刷用塗被紙
を得た。
工業社製)100部に酵素α−アミラーゼ(スピターゼ
PG/長瀬産業社製)を0.20部添加した濃度25%
の澱粉スラリーをオートクレーブで温度を30℃から1
20℃に60分間で昇温した後に、120℃に20分保
持して濃度20%の澱粉糊液を得た。この澱粉糊液をホ
ットロールにより、乾燥後粉体化し、高剪断粘度が45
mPa・sである冷水可溶性澱粉を調製した。この冷水
可溶性澱粉を実施例1の塗被組成物の調製において使用
した冷水可溶性澱粉の変わりに使用し、固形分濃度65
%とした以外は、実施例1と同様の方法で印刷用塗被紙
を得た。
【0035】実施例7 実施例1の塗被紙の調製において、原紙を酸性抄紙で抄
造した米坪90g/m 2 にし、平均蒸発率35kg/m
2 ・Hrで乾燥した以外は、実施例1と同様の方法で印
刷用塗被紙を得た。
造した米坪90g/m 2 にし、平均蒸発率35kg/m
2 ・Hrで乾燥した以外は、実施例1と同様の方法で印
刷用塗被紙を得た。
【0036】実施例8 実施例1の塗被組成物の調製において、冷水可溶性澱粉
を4部から3部にし、濃度30%の酸化トウモロコシ澱
粉(エースA/王子コーンスターチ)を固形分で1部、
使用した以外は実施例1と同様の方法で印刷用塗被紙を
得た。
を4部から3部にし、濃度30%の酸化トウモロコシ澱
粉(エースA/王子コーンスターチ)を固形分で1部、
使用した以外は実施例1と同様の方法で印刷用塗被紙を
得た。
【0037】実施例9 〔下塗り塗被組成物の調製〕重質炭酸カルシウム(FM
T−90/ファイマテック社製)100部からなる顔料
に、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部を添加
し、コーレス分散機を用いて分散して固形分濃度75%
の顔料スラリーを調製した。この顔料スラリーに、実施
例1で使用した接着剤と同じものを、冷水可溶性澱粉1
0部、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス10部
を添加し、更に助剤と水を加えて固形分濃度が70%の
下塗り塗被組成物を得た。
T−90/ファイマテック社製)100部からなる顔料
に、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部を添加
し、コーレス分散機を用いて分散して固形分濃度75%
の顔料スラリーを調製した。この顔料スラリーに、実施
例1で使用した接着剤と同じものを、冷水可溶性澱粉1
0部、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス10部
を添加し、更に助剤と水を加えて固形分濃度が70%の
下塗り塗被組成物を得た。
【0038】〔上塗り塗被組成物の調製〕カオリン(U
W−90/エンゲルハード社製)70部、軽質炭酸カル
シウム(タマパールTP−123CS/奥多摩工業社
製)30部、からなる顔料に、分散剤としてポリアクリ
ル酸ソーダ0.2部を添加し、コーレス分散機を用いて
分散して固形分濃度70%の顔料スラリーを調製した。
この顔料スラリーに、実施例1で使用した接着剤同じも
のを、冷水可溶性澱粉3部、スチレン−ブタジエン共重
合体ラテックス10部を添加し、更に助剤と水を加えて
固形分濃度が66%の上塗り塗被組成物を得た。
W−90/エンゲルハード社製)70部、軽質炭酸カル
シウム(タマパールTP−123CS/奥多摩工業社
製)30部、からなる顔料に、分散剤としてポリアクリ
ル酸ソーダ0.2部を添加し、コーレス分散機を用いて
分散して固形分濃度70%の顔料スラリーを調製した。
この顔料スラリーに、実施例1で使用した接着剤同じも
のを、冷水可溶性澱粉3部、スチレン−ブタジエン共重
合体ラテックス10部を添加し、更に助剤と水を加えて
固形分濃度が66%の上塗り塗被組成物を得た。
【0039】〔塗被紙の調製〕先ず、上記の下塗り塗被
組成物を米坪が70g/m2 の中性抄紙で抄造された上
質原紙に、ブレードコーターで片面塗被し平均蒸発率が
25kg/m2 ・Hrの条件で乾燥した。塗被量は片面
当たり乾燥重量で10g/m2 になるようにして同様に
裏面も塗被した。次に、その下塗面の上に、上記の上塗
り塗被組成物をブレードコーターで片面塗被し平均蒸発
率が30kg/m2 ・Hrの条件で乾燥した。塗被量は
片面当たり乾燥重量で10g/m2 になるようにして同
様に裏面も塗被し二層塗りして両面塗被を行った。この
両面塗被のものを実施例1と同様にスーパーカレンダー
仕上げして片面二層塗り両面で合計四層塗りの両面二層
塗被印刷用塗被紙を得た。
組成物を米坪が70g/m2 の中性抄紙で抄造された上
質原紙に、ブレードコーターで片面塗被し平均蒸発率が
25kg/m2 ・Hrの条件で乾燥した。塗被量は片面
当たり乾燥重量で10g/m2 になるようにして同様に
裏面も塗被した。次に、その下塗面の上に、上記の上塗
り塗被組成物をブレードコーターで片面塗被し平均蒸発
率が30kg/m2 ・Hrの条件で乾燥した。塗被量は
片面当たり乾燥重量で10g/m2 になるようにして同
様に裏面も塗被し二層塗りして両面塗被を行った。この
両面塗被のものを実施例1と同様にスーパーカレンダー
仕上げして片面二層塗り両面で合計四層塗りの両面二層
塗被印刷用塗被紙を得た。
【0040】実施例10 実施例2の塗被組成物の調製において、冷水可溶性澱粉
を13部に変更した以外は、実施例2と同様の方法で印
刷用塗被紙を得た。
を13部に変更した以外は、実施例2と同様の方法で印
刷用塗被紙を得た。
【0041】比較例1 実施例1の塗被組成物の調製において、塗被組成物の固
形分濃度を63%とした以外は、実施例1と同様の方法
で印刷用塗被紙を得た。
形分濃度を63%とした以外は、実施例1と同様の方法
で印刷用塗被紙を得た。
【0042】比較例2 実施例3の塗被組成物の調製において、過硫酸アンモニ
ウムを0.25部から0.15部にして、高剪断粘度と
して温度25℃、濃度45%、剪断速度6.25×10
4 sec-1における粘度が60mPa・sの冷水可溶性
澱粉を得た。これを実施例3の冷水可溶性澱粉と置き換
えて塗被組成物に添加し固形分64%とした以外は、実
施例1と同様の方法で印刷用塗被紙を得た。
ウムを0.25部から0.15部にして、高剪断粘度と
して温度25℃、濃度45%、剪断速度6.25×10
4 sec-1における粘度が60mPa・sの冷水可溶性
澱粉を得た。これを実施例3の冷水可溶性澱粉と置き換
えて塗被組成物に添加し固形分64%とした以外は、実
施例1と同様の方法で印刷用塗被紙を得た。
【0043】比較例3 実施例3の塗被組成物の調製において、塗被組成物中の
冷水可溶性澱粉4部を、得られた濃度28%の澱粉糊液
を乾燥粉体化せずに固形分4部に置き換えて塗被組成物
に添加し、固形分濃度64%とした以外は、実施例1と
同様の方法で印刷用塗被紙を得た。
冷水可溶性澱粉4部を、得られた濃度28%の澱粉糊液
を乾燥粉体化せずに固形分4部に置き換えて塗被組成物
に添加し、固形分濃度64%とした以外は、実施例1と
同様の方法で印刷用塗被紙を得た。
【0044】比較例4 実施例1の塗被紙の調製において、平均蒸発率が15k
g/m2 ・Hrで乾燥した以外は、実施例1と同様の方
法で印刷用塗被紙を得た。
g/m2 ・Hrで乾燥した以外は、実施例1と同様の方
法で印刷用塗被紙を得た。
【0045】比較例5 実施例1の塗被紙の調製において、平均蒸発率が40k
g/Hr/m2 で乾燥した以外は、実施例1と同様の方
法で塗被紙を得た。
g/Hr/m2 で乾燥した以外は、実施例1と同様の方
法で塗被紙を得た。
【0046】比較例6 実施例1の塗被組成物の調製において、塗被組成物の冷
水可溶性澱粉を濃度28%の酸化トウモロコシ澱粉(エ
ースA/王子コーンスターチ)に置き換え、固形分濃度
64%とした以外は、実施例1と同様の方法で塗被紙を
得た。
水可溶性澱粉を濃度28%の酸化トウモロコシ澱粉(エ
ースA/王子コーンスターチ)に置き換え、固形分濃度
64%とした以外は、実施例1と同様の方法で塗被紙を
得た。
【0047】〔澱粉糊液の粘度測定〕本発明における澱
粉糊液の高剪断粘度は、ハーキュレス高剪断粘度計によ
り、温度25℃、濃度45%、剪断速度6.25×10
4 sec-1における粘度を測定した。
粉糊液の高剪断粘度は、ハーキュレス高剪断粘度計によ
り、温度25℃、濃度45%、剪断速度6.25×10
4 sec-1における粘度を測定した。
【0048】上記の実施例比較例で得られた塗被紙の品
質を測定し、その結果を表1に示した。なお、各測定項
目と評価基準は以下の通りである。 〔コーター操業性の評価〕塗被紙の紙面を目視により下
記基準で判定した。 評価基準:○=良好。(ストリーク、塗被ムラが発生し
ない)×=劣る。(ストリーク、塗被ムラが多発した) 〔白紙光沢度の測定〕JIS−P−8142に基いて測
定した。 〔剛度(紙腰)の測定〕クラーク剛度試験機(熊谷理機
工業社製)を用いてJIS−P−8143のA法に準拠
して測定し、こわさを算出した。 〔塗被紙の印刷インキグロスの評価〕RI印刷機(明製
作所製)で印刷を行い目視により下記の基準で判定し
た。 評価基準:◎=非常に良好。○=良好。△=やや劣る。
×=劣る。
質を測定し、その結果を表1に示した。なお、各測定項
目と評価基準は以下の通りである。 〔コーター操業性の評価〕塗被紙の紙面を目視により下
記基準で判定した。 評価基準:○=良好。(ストリーク、塗被ムラが発生し
ない)×=劣る。(ストリーク、塗被ムラが多発した) 〔白紙光沢度の測定〕JIS−P−8142に基いて測
定した。 〔剛度(紙腰)の測定〕クラーク剛度試験機(熊谷理機
工業社製)を用いてJIS−P−8143のA法に準拠
して測定し、こわさを算出した。 〔塗被紙の印刷インキグロスの評価〕RI印刷機(明製
作所製)で印刷を行い目視により下記の基準で判定し
た。 評価基準:◎=非常に良好。○=良好。△=やや劣る。
×=劣る。
【0049】
【表1】
【0050】
【発明の効果】本発明の印刷用塗被紙の製造方法は塗被
操業性が良く、得られた印刷用塗被紙は白紙光沢と印刷
インキグロスが高く、紙腰こわさが優れた高品質の印刷
用塗被紙であった。
操業性が良く、得られた印刷用塗被紙は白紙光沢と印刷
インキグロスが高く、紙腰こわさが優れた高品質の印刷
用塗被紙であった。
Claims (2)
- 【請求項1】原紙上に顔料および接着剤を主成分とする
塗被組成物をブレードコーターで塗被乾燥し、キャレン
ダーで仕上げる印刷用塗被紙の製造方法において、塗被
組成物が高剪断粘度(濃度45%、温度25℃、剪断速
度6.25×104 sec-1における粘度)50mPa
・s以下の冷水可溶性澱粉を含有し、固形分濃度65%
以上で塗被し、平均蒸発率20〜35kg/m2 ・Hr
で乾燥することを特徴とする印刷用塗被紙の製造方法。 - 【請求項2】冷水可溶性澱粉の含有量が顔料100重量
部に対して2〜10重量部である請求項1記載の印刷用
塗被紙の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14163993A JPH07229093A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 印刷用塗被紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14163993A JPH07229093A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 印刷用塗被紙の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07229093A true JPH07229093A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=15296729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14163993A Pending JPH07229093A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 印刷用塗被紙の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07229093A (ja) |
-
1993
- 1993-06-14 JP JP14163993A patent/JPH07229093A/ja active Pending
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