JPH10325097A - 紙用コーティング剤 - Google Patents
紙用コーティング剤Info
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- JPH10325097A JPH10325097A JP13695097A JP13695097A JPH10325097A JP H10325097 A JPH10325097 A JP H10325097A JP 13695097 A JP13695097 A JP 13695097A JP 13695097 A JP13695097 A JP 13695097A JP H10325097 A JPH10325097 A JP H10325097A
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Abstract
せ、紙用コーティング剤水溶液の高濃度化を可能にし、
作業性を改善させ、さらに刷適性および耐水強度を付与
すること。 【解決手段】 炭素数4以下のα−オレフィン単位を1
〜20重量%含有する変性ポリビニルアルコ−ル(A)
および澱粉(B)からなり、成分(A)100重量部に
対する(B)成分の配合量が1〜10000重量部であ
る紙用コ−テイング剤。
Description
剤に関する。さらに詳しくは耐水性などの表面特性に優
れた塗工紙が得られ、かつ澱粉との相溶性が良好な紙用
コーティング剤に関する。
リヤー性、耐水性、印刷適性、耐溶剤性などの紙の表面
特性を改善するために、クリヤーコーティング剤や顔料
コーティング剤としてポリビニルアルコール(以下、ポ
リビニルアルコールをPVAと略記することがある)が
広く使用されている。近年、パルプ原料中にしめる南方
材や古紙の比率の増加に伴って、紙の表面強度が低下す
る傾向にある。また、印刷速度の高速化に伴って、紙の
表面強度の向上が要求されている。バリヤー紙の場合に
は、さらに高いバリヤー性が要求されている。水を使用
するオフセット印刷などに使用される紙の場合には、高
い耐水強度が要求されている。このような問題点に対し
て、炭素数4以下のα−オレフィン単位を1〜10モル
%含有する変性PVAからなる紙用コーティング剤が提
案されている(特開昭63−112794号、特開昭6
3−85198号)。しかしながら、該変性PVAは、
流動性に問題点があり、塗工時にコーティング剤水溶液
が飛散したり塗工紙が均一でないという問題があった。
強度、バリヤー性(空気、油、有機溶剤などの吸収や透
過が小さい性質)、耐水性および印刷適性に優れた塗工
紙が得られる、しかもコーティング剤水溶液の流動性が
良好な澱粉系の紙用コーティング剤を提供することにあ
る。
下のα−オレフィン単位を1〜20モル%含有する変性
ポリビニルアルコール(A)および澱粉(B)からな
り、成分(A)100重量部に対する成分(B)の配合
量が1〜10000重量部である紙用コーティング剤を
提供することによって、さらにまた上記組成物に成分
(A)100重量部に対し糖類(C)を0.1〜100
0重量部配合した紙用コーティング剤を提供することに
よって達成される。
−オレフィンは、、炭素数4以下のもので、例えばエチ
レン、プロピレン、n−ブテン、イソブテン等が挙げら
れるが、得られる塗工紙の耐水性などの表面特性の点で
エチレンが好ましい。α−オレフィン単位の含有量は1
〜20モル%であり、2〜18モル%が好ましく、2.
5〜15モル%がより好ましく、3〜12モル%が特に
好ましい。α−オレフィン単位の含有量が1モル%未満
の場合には、塗工紙の耐水性が低下する。α−オレフィ
ン単位の含有量が20モル%より大の場合には、変性P
VAの熱水への溶解性が低下したり、塗工紙の耐水強度
が低下する。
度と略記する)は50〜8000が好ましく、100〜
6000がより好ましく、200〜4000が特に好ま
しい。変性PVAの重合度(P)は、JIS−K672
6に準じて測定される。すなわち、変性PVAを再けん
化し、精製した後、30℃の水中でで測定した極限粘度
[η]から次式により求められる。 P=([η]×103 /8.29)(1/0.62) 重合度が上記範囲にあるとき、本発明の目的がより好適
に達せられる。
モル%が好ましく、85〜99.9モル%がより好まし
く、88〜99.8モル%が特に好ましい。けん化度が
80モル%未満の場合には、変性PVAの熱水への溶解
性が低下したり、塗工紙の耐水性が低下する。けん化度
が99.99モル%より大の場合には、塗工性が低下し
たり、コーティング剤水溶液の粘度安定性が低下する。
α−オレフィンとの共重合体をけん化することにより得
られる。ビニルエステルとしては、ギ酸ビニル、酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル、バレリン酸ビニル、カプリ
ン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、
安息香酸ビニル、ピバリン酸ビニルおよびバーサティッ
ク酸ビニル等が挙げられ、これらの中でもPVAを得る
点から酢酸ビニルが好ましい。本発明の変性PVAは、
さらに、アニオン基もしくはカチオン基を含有していて
もよい。これらのイオン基を導入することにより変性P
VAの水溶性を向上させることができるし、さらにコ−
テイング水溶液の粘度安定性を向上させることもでき
る。これらアニオン基もしくはカチオン基を有する単量
体としては、フマール酸、マレイン酸、イタコン酸、無
水マレイン酸、無水フタル酸、無水トリメリット酸また
は無水イタコン酸等に由来するカルボキシル基を有する
単量体;エチレンスルホン酸、アリルスルホン酸、メタ
アリルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸等に由来するスルホン酸基を有する単
量体;ビニロキシエチルトリメチルアンモニウムクロラ
イド、ビニロキシブチルトリメチルアンモニウムクロラ
イド、ビニロキシエチルジメチルアミン、ビニロキシメ
チルジエチルアミン、N−アクリルアミドメチルトリメ
チルアンモニウムクロライド、N−アクリルアミドエチ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、N−アクリルア
ミドジメチルアミン、アリルトリメチルアンモニウムク
ロライド、メタアリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、ジメチルアリルアミン、アリルエチルアミン等に由
来するカチオン基を有する単量体が挙げられる。これら
の単量体の中でも、入手のし易さおよび共重合性の観点
から、無水マレイン酸、無水マレイン酸から誘導される
ハーフエステル、イタコン酸、アリルスルホン酸、2−
アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、N−
アクリルアミドメチルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、N−アクリルアミドエチルトリメチルアンモニウム
クロライドに由来する単量体が好ましい。これらの単量
体単位の含有量は、通常10モル%以下であり、0.1
〜8モル%がより好ましい。
なわない範囲であれば、ビニルアルコール単位およびビ
ニルエステル単位以外の単量体単位を含有していても良
い。このような単位としては、アクリル酸およびその
塩;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
n−プロピル、アクリル酸i−プロピル等のアクリル酸
エステル類;メタクリル酸およびその塩;メタクリル酸
メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピ
ル、メタクリル酸i−プロピル等のメタクリル酸エステ
ル類;アクリルアミド;N−メチルアクリルアミド、N
−エチルアクリルアミド等のアクリルアミド誘導体;メ
タクリルアミド;N−メチルメタクリルアミド、N−エ
チルメタクリルアミド等のメタクリルアミド誘導体;メ
チルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、n−プロ
ピルビニルエーテル、i−プロピルビニルエーテル等の
ビニルエーテル類;アクリロニトリル、メタクリロニト
リル等のニトリル類;塩化ビニル、塩化ビニリデン、フ
ツ化ビニル、フツ化ビニリデン等のハロゲン化ビニル
類;酢酸アリル、塩化アリル等のアリル化合物;マレイ
ン酸、その塩またはそのエステル;イタコン酸、その塩
またはそのエステル;ビニルトリメトキシシラン等のビ
ニルシリル化合物;酢酸イソプロペニル等が挙げられ
る。これらの単量体単位の含有量としては、10モル%
以下が好ましく、5モル%以下がさらに好ましく、3モ
ル%以下がさらにより好ましい。
(B)の配合割合は、変性PVA(A)100重量部に
対して1〜10000重量部であり、5〜8000重量
部がより好ましく、10〜5000重量部がさらに好ま
しく、20〜3000重量部が特に好ましい。澱粉
(B)としては、生澱粉、生澱粉分解産物、澱粉誘導体
およびアミロースが用いられる。生澱粉としては、小
麦、コーン、米、馬鈴薯、甘しょ、タピオカ、サゴ椰子
などより採った澱粉が挙げられ、一般的には小麦澱粉、
コーンスターチ、馬鈴薯澱粉が適当である。生澱粉分解
産物としては、酸化澱粉やデキストリンが挙げられ、酸
化澱粉が適当である。澱粉誘導体としては、エーテル化
澱粉、エステル化澱粉、カチオン化澱粉などが挙げられ
る。澱粉の配合割合が1重量部未満の場合には、PVA
系重合体の物性と変わらず澱粉の効果がでない。澱粉含
有量が10000重量部を越える場合には、コーティン
グ剤を塗工した塗工紙の物性が、澱粉そのものを塗工し
た塗工紙のものと変わらず、PVA系重合体の効果がで
ない。
(C)としては、単糖類、二糖類、オリゴ糖類および多
糖類が挙げられるが、単糖類、二糖類、オリゴ糖類が好
ましい。単糖類としては、グルコース、フルクトース、
異性化糖、キシロースなどが挙げられる。二糖類として
は、マルトース、ラクトース、スクロース、トレハロー
ス、パラチノース、還元麦芽糖、還元パラチノース、還
元乳糖などが挙げられる。オリゴ糖類としては、水あ
め、イソマルトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、乳糖オリ
ゴ糖、大豆オリゴ糖、キシロオリゴ糖、カップリングシ
ュガー、シクロデキストリン化合物などが挙げられ、こ
のうちシクロデキストリン化合物が好ましい。オリゴ糖
としては10量体以下のものが好適に用いられる。多糖
類としては、プルラン、ペクチン、寒天、コンニャクマ
ンナン、ポリデキストロース、キサンタンガムなどが挙
げられる。これらの糖類は水溶性または水分散性である
ことが好ましい。本発明における糖類(C)の配合割合
は、変性PVA(A)100重量部に対して0.1〜1
000重量部であり、0.2〜200重量部がより好ま
しく、0.3〜100重量部がさらに好ましく、0.4
〜70重量部が特に好ましい。糖類含有量が0.1重量
部未満の場合には、PVA系重合体と澱粉との混合物の
物性と変わらず糖類の添加効果がでない。糖類含有量が
1000重量部を越える場合には、糖類の物性が主体と
なるためにPVA系重合体と澱粉との混合物の効果が現
れず、本発明の塗工紙が得られない。
糖類(C)との配合割合は、上述の使用量であれば特に
制限はないが、(A)と[(B)+(C)]との重量混
合比は(A)100重量部に対して[(B)+(C)]
は2〜10000重量部が適当で、3〜1000重量部
が好ましく、(B)と(C)との重量混合比は(B)1
00重量部に対して(C)が0.1〜10000重量部
が適当で、1〜1000重量部が好ましい。
の配合物からなる本発明の紙用コーティング剤は次のよ
うな特長を有する。本発明の紙用コーティング剤水溶液
は、通常のPVA系重合体(A)と澱粉(B)との混合
物の紙用コーティング剤水溶液と比較して、水溶液の透
明性が高く、放置安定性も良好で層分離しにくくかつ粘
度の経時変化が小さく取り扱いが容易である。これは本
発明の炭素数4以下のα−オレフィン変性PVAが澱粉
との相溶性が良いためと思われる。α−オレフィン変性
PVA(A)と澱粉(B)および糖類(C)との混合物
からなる紙用コーティング剤水溶液は、前述のα−オレ
フィン変性PVAと澱粉との混合物からなる紙用コーテ
ィング剤水溶液と比較して、水溶液の透明性がさらに高
く、放置安定性も良好で層分離しにくくかつ粘度の経時
変化が小さく取り扱いがさらに容易である。これは糖類
(C)が、α−オレフィン変性PVA(A)および澱粉
(B)との相溶性が良いため、糖類(C)がPVA系重
合体(A)と澱粉(B)との相溶化剤的な役割を演じる
ものと想定され、澱粉(B)が水溶液中であまり凝集し
ないで均一に分散しているためと思われる。さらに本発
明のα−オレフィン変性PVAにアニオン基を同時に合
わせ持つ変性PVAは上記の効果はさらに大きい。
以下のα−オレフィン変性PVA(A)と澱粉(B)の
混合水溶液を調製することにより得られる。混合水溶液
の調製は、両者を粉体で混合してから水を加えまたは水
中に投入して糊化する方法、(A) と(B) とをそれぞれ別
個に溶解してから混合する方法など任意の方法が採用さ
れる。PVA系重合体(A)と澱粉(B)および糖類
(C)とを混合する場合には、3者を粉体で混合してか
ら水を加えまたは水中に投入して水溶液化する方法、
(A)と(B)を粉体で混合してから水を加えまたは水
中に投入して水溶液化してから(C)を粉体のまま該水
溶液に投入後溶解する方法、2者を粉体で混合してから
水を加えまたは水中に投入して水溶液化してから残り1
者の水溶液を混合する方法、3者をそれぞれ別個に水溶
液化してから混合する方法など任意の方法が採用され
る。本発明の紙用コーティング剤における固形分(全固
形分)の濃度は、コーティング剤水溶液の塗工性の観点
から、0.1〜65重量%程度の範囲が好ましい。本発
明の紙用コ−テイング剤は、その水溶液を高濃度化して
も塗工性が良好であるため、高濃度水溶液での使用が可
能である。好適な濃度は3〜55%,さらに好適には4
〜55%である。
応じてグリオキザール、尿素樹脂、メラミン樹脂、多価
金属塩、水溶性ポリアミド樹脂等の耐水化剤;グリコー
ル類、グリセリン等の可塑剤、アンモニア、カセイソー
ダ、炭酸ソーダ、リン酸等のpH調節剤;消泡剤、離型
剤、界面活性剤等の各種の添加剤を添加することもでき
る。さらに、本発明の紙用コーティング剤には、無変性
PVA、カルボキシル変性PVA、スルホン酸基変性P
VA、アクリルアミド変性PVA、カチオン基変性PV
A、長鎖アルキル基変性PVAなどの各種の変性PV
A;カゼイン、カルボキシメチルセルロースなどの水溶
性高分子;スチレン−ブタジエンラテックス、ポリアク
リル酸エステルエマルジョン、酢酸ビニル−エチレン共
重合エマルジョン、酢酸ビニル−アクリル酸エステル共
重合エマルジョンなどの合成樹脂エマルジョンを、本発
明の効果を阻害しない範囲内で併用することもできる。
に制限はないが、通常固形分換算で0.1〜30g/m
2 程度である。本発明の紙用コーティング剤が対象とす
る紙としては特に制限はないが、マニラボール、白ボー
ル、ライナー等の板紙;一般上質紙、中質紙、グラビア
用紙等の印刷紙などが挙げられる。本発明の紙用コーテ
ィング剤を塗工する場合に使用されるコーターとして
は、エアナイフコーター、ブレードコーター、ロールコ
ーター、サイズプレスコーターなどが挙げられる。本発
明の紙用コーティング剤は、これらのコーターを用いて
紙に表面に塗工され、乾燥工程において乾燥した後、ス
ーパーカレンダーを通して仕上げられる。
ーティング剤として使用する場合には、クレー、カオリ
ン、炭酸カルシウム、チタン白、サチン白などの顔料が
使用される。これら顔料の分散剤としては、ピロリン酸
ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、ポリアクリ
ル酸ナトリウムなどが使用される。紙用顔料コーティン
グ剤として使用する場合の本発明の変性PVAの使用量
は、顔料100重量部に対して0.5〜15重量部が好
ましく、1〜10重量部がより好ましい。顔料塗工液の
固形分濃度は30〜65重量%の範囲から適宜選択され
る。
明する。なお、以下の実施例において、特に断りのない
限り、「部」および「%」は重量基準を意味する。
ティング剤水溶液の物性は、以下の方法で評価した。 <水溶液粘度>ブルックフィールド型粘度計を用いて3
0rpm、30℃あるいは50℃で測定した。 <水溶液の透明性>日立分光光度計(日立製作所(株)
製)を用いてコーティング剤水溶液の透過率を、波長:
650nm、セル幅:10mm、20℃で測定した。
方法で評価した。 <ウェットラブ法>塗工紙の表面に、20℃のイオン交
換水約0.1mlを滴下した後、指先でこすり、コーテ
ィング剤の溶出状態を観察し、以下の5段階で評価し
た。 5:耐水性に優れており、ヌメリ感がない。 4:ヌメリ感が有るが、コーティング層には変化はな
い。 3:コーティング剤の一部が乳化する。 2:コーティング剤の全体が再乳化する。 1:コーティング剤が溶解する。 <ウェットピック法>塗工面ほ20℃の水にて湿潤させ
た後に、RI試験機(明製作所製)を用いて、ピッキン
グの発生状態を観察し、以下の5段階で評価した。 5:ピッキングの発生なし。 4:ピッキングが極く僅かに発生する。 3:ピッキングがかなり発生する。 2:ほぼ全面にピッキングが発生する。 1:全面にピッキングが発生する。 <印刷適性>RI印刷適性試験機を用いてスナップドラ
イインク(大日本インキ(株)製)を5μmの膜厚で塗
工し、インク受理性および印刷光沢等を観察し、以下の
3段階で総合的に評価した。 優:印字濃度が濃く、印字濃度むらがなく、印字部と非
印字部との境界が明瞭。 良:印字濃度が幾分薄く、印字濃度むらが少しあり、印
字部ににじみが少しあり、印字部と非印字部との境界が
幾分不明瞭。 可:印字濃度が薄く、印字濃度むらがかなりあり、印字
部ににじみがかなりあり、印字部と非印字部との境界が
不明瞭。 <表面強度>IGT印刷適性試験機を用いて、IGTピ
ックオイルM(大日本インキ化学工業(株)製)のイン
クを用い、印圧35kg/cm、スプリング駆動Bによ
り実施した。数値の大きいほど表面強度が高いことを示
す。 <透気度>王研式透気度測定機により測定した。数値が
大きいほどバリヤー性が高いことを示す。使用したPV
A系重合体の詳細を表1に示す。
化澱粉MS−3800(日本食品化工(株)製)および
トレハロース((株)林原製:トレハオース)との混合
物を、95℃の熱水中で2時間加熱溶解して、固形分濃
度6%のコーティング剤水溶液を調製した。試験用サイ
ズプレス機(熊谷理機工業製)を用いて、坪量64g/
m2 の上質紙にコーティング剤水溶液を50℃でサイズ
プレス塗工を実施した。サイズプレス塗工はニップ圧1
3kg/cm、60m/分の条件で行った。次いでシリ
ンダー型ロータリードライヤー乾燥機を用いて、105
℃、1分間乾燥を行った。コーティング剤の固形分換算
の塗工量は1.2g/m2(両面)であった。得られた
塗工紙を20℃、65%RHで72時間調湿後、塗工紙
の物性を測定した。結果を表2に示す。
す変性PVAおよび表2に示す糖類を用いたこと以外
は、実施例1と同様にして塗工紙を製造し、塗工紙の物
性を測定した。その結果を表2に示す。
PVAを単独で用いたこと以外は、実施例1と同様にし
て塗工紙を製造し、塗工紙の物性を測定した。比較例3
として、酸化澱粉MS−3800を単独で用いたこと以
外は、実施例1と同様にして塗工紙を製造し、塗工紙の
物性を測定した。それらの結果を表2に示す。
す無変性PVAまたは変性PVAを用いたこと以外は、
実施例1と同様にして塗工紙を製造し、塗工紙の物性を
測定した。それらの結果を表2に示す。
3.5部を激しく撹拌しながら、カオリンクレー100
部を加えることにより、カオリンクレーの水性分散液を
調製した。表1に示すエチレン変性PVA(P−1)と
酸化澱粉MS−3800およびトレハロースとの混合物
を、95℃の熱水中で2時間加熱溶解して、固形分濃度
15%の水溶液を調製した。該水溶液35部に、カオリ
ンクレーの水性分散液173.5部を添加混合すること
により、固形分濃度50%のコーティング剤水溶液を調
製した。このコーティング剤水溶液を試験用フレキシブ
ルブレードコーターを用いて上質紙原紙(坪量60g/
m2 )に、固形分塗工量が15g/m2 となるように塗
工し、105℃で2分間乾燥した後、表面温度85℃、
線圧100kg/cmの条件でカレンダー仕上げを行っ
た。得られた塗工紙を20℃、65%RHで72時間調
湿後、塗工紙の物性を測定した。結果を表3に示す。
す変性PVAおよび表3に示す糖類を用いたこと以外
は、実施例6と同様にして塗工紙を製造し、塗工紙の物
性を測定した。その結果を表3に示す。
PVAを単独で用いたこと以外は、実施例6と同様にし
て塗工紙を製造し、塗工紙の物性を測定した。比較例9
として、酸化澱粉MS−3800を単独で用いたこと以
外は、実施例6と同様にして塗工紙を製造し、塗工紙の
物性を測定した。それらの結果を表3に示す。
す無変性PVAまたは変性PVAを用いたこと以外は、
実施例6と同様にして塗工紙を製造し、塗工紙の物性を
測定した。それらの結果を表3に示す。
明の紙用コーティング剤は、PVA系重合体と澱粉との
組成物からなり、両者の相溶性は優れていることから、
少ない使用量のPVA系重合体でPVA系重合体単独と
同程度の物性を得ることが可能で、かつ紙用コーティン
グ剤水溶液の粘度を低下させることができることから、
紙用コーティング剤水溶液の高濃度化が可能で作業性に
優れる。本発明の紙用コーティング剤を紙用表面処理剤
に使用した場合には、着色がなく、かつ表面強度、透気
度および印刷適性に優れた塗工紙が得られる。また、本
発明の紙用コーティング剤を紙用顔料コーティング剤に
使用した場合には、着色がなく、かつ耐水強度および印
刷適性などに優れた塗工紙が得られる紙用コーティング
剤水溶液の粘度が低下できることから、紙用コーティン
グ剤水溶液の高濃度化が可能で作業性に優れる。
Claims (4)
- 【請求項1】 炭素数4以下のα−オレフィン単位を1
〜20モル%含有する変性ポリビニルアルコール(A)
および澱粉(B)からなり、成分(A)100重量部に
対する成分(B)の配合量が1〜10000重量部であ
る紙用コーティング剤。 - 【請求項2】 炭素数4以下のα−オレフィン単位を1
〜20モル%含有する変性ポリビニルアルコール
(A)、澱粉(B)および糖類(C)からなり、成分
(A)100重量部に対する成分(C)の配合量が0.
1〜1000重量部である請求項1記載の紙用コーティ
ング剤。 - 【請求項3】 炭素数4以下のα−オレフィンがエチレ
ンである請求項1または2記載の紙用コーティング剤。 - 【請求項4】 糖類(C)が単糖類、二糖類およびオリ
ゴ糖類から選ばれる少なくとも一種の糖類である請求項
2または3記載の紙用コーティング剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13695097A JP3529978B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 紙用コーティング剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13695097A JP3529978B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 紙用コーティング剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10325097A true JPH10325097A (ja) | 1998-12-08 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13695097A Expired - Lifetime JP3529978B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 紙用コーティング剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3529978B2 (ja) |
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