JPH07229212A - プレキャスト鉄筋コンクリート部材の接続構造 - Google Patents
プレキャスト鉄筋コンクリート部材の接続構造Info
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- JPH07229212A JPH07229212A JP4777794A JP4777794A JPH07229212A JP H07229212 A JPH07229212 A JP H07229212A JP 4777794 A JP4777794 A JP 4777794A JP 4777794 A JP4777794 A JP 4777794A JP H07229212 A JPH07229212 A JP H07229212A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造で接続できかつ接
続部にかかる応力に対して強く抵抗し、簡単・確実に施
工できると共に現場でのコンクリート打設工事を最小限
にとどめ得るプレキャスト鉄筋コンクリート部材の接続
構造を提供するにある。 【構成】 プレキャスト鉄筋コンクリー
ト部材(2A)及び(2B)の対向する接続部位(21A)(21B)に、
それぞれ鉄筋部材(32)を突設してU字状突出部(41A)又
は(41B)とL字状突出部(42A)又は(42B)との少なくとも
2つの係合部(4)を形成し、これらの接続部位同士(21A)
(21B)を所定の間隙(t)を隔てて配置すると共に、一方の
接続部位(21A)のU字状突出部(41A)に他方の接続部位(2
1B)のL字状突出部(42B)を係止しさせ、上記間隙(t)に
コンクリート又はモルタル(5)を打設して上記係合部(4)
を埋設すると共に上記コンクリート部材同士(2A)(2B)を
接続する。
続部にかかる応力に対して強く抵抗し、簡単・確実に施
工できると共に現場でのコンクリート打設工事を最小限
にとどめ得るプレキャスト鉄筋コンクリート部材の接続
構造を提供するにある。 【構成】 プレキャスト鉄筋コンクリー
ト部材(2A)及び(2B)の対向する接続部位(21A)(21B)に、
それぞれ鉄筋部材(32)を突設してU字状突出部(41A)又
は(41B)とL字状突出部(42A)又は(42B)との少なくとも
2つの係合部(4)を形成し、これらの接続部位同士(21A)
(21B)を所定の間隙(t)を隔てて配置すると共に、一方の
接続部位(21A)のU字状突出部(41A)に他方の接続部位(2
1B)のL字状突出部(42B)を係止しさせ、上記間隙(t)に
コンクリート又はモルタル(5)を打設して上記係合部(4)
を埋設すると共に上記コンクリート部材同士(2A)(2B)を
接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレキャスト鉄筋コン
クリート部材の接続構造の改良に関する。
クリート部材の接続構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプレキャスト鉄筋コンクリート部
材の接続構造(10)は、図7に示すようなものである。す
なわち、用いられる各プレキャスト鉄筋コンクリート部
材(11)には、その端部にU字状鉄筋(12)が突設されてお
り、接続するコンクリート部材同士(11)(11)を、各端部
同士を対向させ所定の間隙を設けて配置し、各端部に突
設されているU字状鉄筋(12)を互いに重ね合わせ、この
周囲3方を囲むコ字型補強鉄筋(13)をU字状鉄筋(12)に
嵌め込み、コ字型補強鉄筋の開口端部を閉塞するヘアピ
ン状止め鉄筋(14)を開口端部の通孔に挿通した後、上記
間隙にコンクリートないしモルタルを打設して上記U字
状鉄筋及びコ字型補強鉄筋を埋設することにより構成さ
れている。
材の接続構造(10)は、図7に示すようなものである。す
なわち、用いられる各プレキャスト鉄筋コンクリート部
材(11)には、その端部にU字状鉄筋(12)が突設されてお
り、接続するコンクリート部材同士(11)(11)を、各端部
同士を対向させ所定の間隙を設けて配置し、各端部に突
設されているU字状鉄筋(12)を互いに重ね合わせ、この
周囲3方を囲むコ字型補強鉄筋(13)をU字状鉄筋(12)に
嵌め込み、コ字型補強鉄筋の開口端部を閉塞するヘアピ
ン状止め鉄筋(14)を開口端部の通孔に挿通した後、上記
間隙にコンクリートないしモルタルを打設して上記U字
状鉄筋及びコ字型補強鉄筋を埋設することにより構成さ
れている。
【0003】しかしながら、上記接続構造(10)では、主
鉄筋たるU字状鉄筋(12)同士は互いに重ね合わされてい
るだけで、この重なり面方向にかかる応力に対しては接
合力が非常に弱くなっており、上記接続部に応力がかか
った場合には大変脆く、ヒビや割れが発生する。一方、
接合力を稼ぐにはU字状鉄筋(12)の重なり面積を大きく
するしか方法はなく、その場合には間隙を広く稼がざる
を得なくなり、そこに打設されるコンクリートやモルタ
ルの量が多くなって打設工事がかかり過ぎ、プレキャス
ト鉄筋コンクリート部材を用いる意義がなくなってく
る。
鉄筋たるU字状鉄筋(12)同士は互いに重ね合わされてい
るだけで、この重なり面方向にかかる応力に対しては接
合力が非常に弱くなっており、上記接続部に応力がかか
った場合には大変脆く、ヒビや割れが発生する。一方、
接合力を稼ぐにはU字状鉄筋(12)の重なり面積を大きく
するしか方法はなく、その場合には間隙を広く稼がざる
を得なくなり、そこに打設されるコンクリートやモルタ
ルの量が多くなって打設工事がかかり過ぎ、プレキャス
ト鉄筋コンクリート部材を用いる意義がなくなってく
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の解決し
ようとする課題は、簡単な構造で接続できかつ接続部に
かかる応力に対して強く抵抗し、簡単・確実に施工でき
ると共に現場でのコンクリート打設工事を最小限にとど
め得るプレキャスト鉄筋コンクリート部材の接続構造を
提供することにある。
ようとする課題は、簡単な構造で接続できかつ接続部に
かかる応力に対して強く抵抗し、簡単・確実に施工でき
ると共に現場でのコンクリート打設工事を最小限にとど
め得るプレキャスト鉄筋コンクリート部材の接続構造を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かくして本願『請求項
1』にかかる発明によれば、『接続部位(21)に鉄筋部材
(3)が突設されたプレキャスト鉄筋コンクリート部材(2)
を、接続部位(21)同士を対向させて所定の間隙(t)を設
けて配置し、対向面にそれぞれ突設された鉄筋部材(3)
同士を係合させ、上記間隙(t)にコンクリート又はモル
タル(5)を打設することにより上記係合部(4)を埋設する
と共に上記コンクリート部材(2)同士を接続することか
らなり、上記各プレキャスト鉄筋コンクリート部材(2)
は、その接続部位(21)に突設された鉄筋部材(3)によっ
て、U字状突出部(41)とL字状突出部(42)との少なくと
も2つの係合部(4)が形成されると共に、これら2つの
係合部は、接続部位同士(21A)(21B)を対向させたとき一
方の接続部位(21A)のU字状突出部(41A)に他方の接続部
位(21B)のL字状突出部(42B)が係止するように配置され
てなることを特徴とするプレキャスト鉄筋コンクリート
部材の接続構造(1)』が提供される。
1』にかかる発明によれば、『接続部位(21)に鉄筋部材
(3)が突設されたプレキャスト鉄筋コンクリート部材(2)
を、接続部位(21)同士を対向させて所定の間隙(t)を設
けて配置し、対向面にそれぞれ突設された鉄筋部材(3)
同士を係合させ、上記間隙(t)にコンクリート又はモル
タル(5)を打設することにより上記係合部(4)を埋設する
と共に上記コンクリート部材(2)同士を接続することか
らなり、上記各プレキャスト鉄筋コンクリート部材(2)
は、その接続部位(21)に突設された鉄筋部材(3)によっ
て、U字状突出部(41)とL字状突出部(42)との少なくと
も2つの係合部(4)が形成されると共に、これら2つの
係合部は、接続部位同士(21A)(21B)を対向させたとき一
方の接続部位(21A)のU字状突出部(41A)に他方の接続部
位(21B)のL字状突出部(42B)が係止するように配置され
てなることを特徴とするプレキャスト鉄筋コンクリート
部材の接続構造(1)』が提供される。
【0006】本発明の接続構造(1)に用いられるプレキ
ャスト鉄筋コンクリート部材(2)は、接続部位(21)に突
設される鉄筋部材(3)を下記のように変更する以外は、
当該分野で公知の構成をそのまま用いることができる。
ャスト鉄筋コンクリート部材(2)は、接続部位(21)に突
設される鉄筋部材(3)を下記のように変更する以外は、
当該分野で公知の構成をそのまま用いることができる。
【0007】プレキャスト鉄筋コンクリート部材(2)の
1つの接続部位(21)には、少なくとも2つの係合部(4)
が構成されるように鉄筋部材(3)が突設される。この突
設される鉄筋部材(3)は、上記コンクリート部材(2)の内
部に補強用として埋設されているものを延長して用いて
もよく、またこれらの内部の鉄筋部材とは別体の構成で
あってもよい。上記突設される鉄筋部材(3)によって構
成される少なくとも2つの係合部(4)のうち、1方はU
字状突出部(41)に、他方はL字状突出部(42)に形成され
る。更に、1つの接続部位(21)に設けられる少なくとも
2つの係合部(41)(42)は、接続部位同士(21A)(21B)を対
向させたとき一方の接続部位(21A)のU字状突出部(41A)
に他方の接続部位(21B)のL字状突出部(42B)が係止する
ように配置される。
1つの接続部位(21)には、少なくとも2つの係合部(4)
が構成されるように鉄筋部材(3)が突設される。この突
設される鉄筋部材(3)は、上記コンクリート部材(2)の内
部に補強用として埋設されているものを延長して用いて
もよく、またこれらの内部の鉄筋部材とは別体の構成で
あってもよい。上記突設される鉄筋部材(3)によって構
成される少なくとも2つの係合部(4)のうち、1方はU
字状突出部(41)に、他方はL字状突出部(42)に形成され
る。更に、1つの接続部位(21)に設けられる少なくとも
2つの係合部(41)(42)は、接続部位同士(21A)(21B)を対
向させたとき一方の接続部位(21A)のU字状突出部(41A)
に他方の接続部位(21B)のL字状突出部(42B)が係止する
ように配置される。
【0008】係合部(4)を構成する鉄筋部材(3)が、コン
クリート部材(2)内に補強用として埋設される鉄筋部材
とは別体で設けられる場合、2つの係合部(41)(42)は1
つに連結された鉄筋部材(33)で構成されるものであって
もよく、また別々の鉄筋部材(32)で構成されるものであ
ってもよい。
クリート部材(2)内に補強用として埋設される鉄筋部材
とは別体で設けられる場合、2つの係合部(41)(42)は1
つに連結された鉄筋部材(33)で構成されるものであって
もよく、また別々の鉄筋部材(32)で構成されるものであ
ってもよい。
【0009】上記後者の鉄筋部材(32)としては、例えば
本願『請求項2』に示すように、『略U字状で、そのU
底部(3a)を含む面と両脚部(3b)(3b)を含む面とが略L字
状に曲成され』たものが好適に用いられるが、別段これ
に限定されない。
本願『請求項2』に示すように、『略U字状で、そのU
底部(3a)を含む面と両脚部(3b)(3b)を含む面とが略L字
状に曲成され』たものが好適に用いられるが、別段これ
に限定されない。
【0010】なお、上記のようなU字状でかつL字型に
曲成された鉄筋部材(32)を用いてプレキャスト鉄筋コン
クリート部材(2)を作製する場合、該鉄筋部材(32)の両
脚部(3b)(3b)間に架設可能なプレート材(6)を用いるこ
とが、未固化状態のコンクリートの該鉄筋部材(32)の両
脚部(3b)(3b)間からの漏れを防止する点で好ましい。
曲成された鉄筋部材(32)を用いてプレキャスト鉄筋コン
クリート部材(2)を作製する場合、該鉄筋部材(32)の両
脚部(3b)(3b)間に架設可能なプレート材(6)を用いるこ
とが、未固化状態のコンクリートの該鉄筋部材(32)の両
脚部(3b)(3b)間からの漏れを防止する点で好ましい。
【0011】
【作用】本願『請求項1』にかかる発明によれば、一方
のプレキャスト鉄筋コンクリート部材(2A)の接続部位(2
1A)のU字状突出部(41A)に、他方のプレキャスト鉄筋コ
ンクリート部材(2B)の接続部位(21B)のL字状突出部(42
B)を挿入すると共に、一方のプレキャスト鉄筋コンクリ
ート部材(2A)のL字状突出部(42A)に他方のプレキャス
ト鉄筋コンクリート部材(2B)のU字状突出部(41B)を挿
入すれば、2つのコンクリート部材(2A)(2B)同士は少な
くとも2カ所で掛け止め状態で係止された上、所定の間
隙(t)を隔てて対向配置され、この間隙(t)にコンクリー
ト又はモルタル(5)が打設されて、上記係止構造は埋設
されることとなる。従って、固化後この接続部に応力が
作用しても、この接続部には少なくとも2カ所の掛け止
め状態の係止構造が埋設されているので、この応力に耐
えることができ、該接続部にヒビや割れが生じないこと
となる。
のプレキャスト鉄筋コンクリート部材(2A)の接続部位(2
1A)のU字状突出部(41A)に、他方のプレキャスト鉄筋コ
ンクリート部材(2B)の接続部位(21B)のL字状突出部(42
B)を挿入すると共に、一方のプレキャスト鉄筋コンクリ
ート部材(2A)のL字状突出部(42A)に他方のプレキャス
ト鉄筋コンクリート部材(2B)のU字状突出部(41B)を挿
入すれば、2つのコンクリート部材(2A)(2B)同士は少な
くとも2カ所で掛け止め状態で係止された上、所定の間
隙(t)を隔てて対向配置され、この間隙(t)にコンクリー
ト又はモルタル(5)が打設されて、上記係止構造は埋設
されることとなる。従って、固化後この接続部に応力が
作用しても、この接続部には少なくとも2カ所の掛け止
め状態の係止構造が埋設されているので、この応力に耐
えることができ、該接続部にヒビや割れが生じないこと
となる。
【0012】本願『請求項2』にかかる発明によれば、
略U字状で、そのU底部(3a)を含む面と両脚部(3b)(3b)
を含む面とが略L字状に曲成された鉄筋部材(3)を、そ
のU底部(3a)が突出するように両脚部(3b)(3b)を埋設す
ればU字状突出部(41)が構成され、該U底部(3a)を埋設
すればL字状突出部(42)が構成されることとなる。
略U字状で、そのU底部(3a)を含む面と両脚部(3b)(3b)
を含む面とが略L字状に曲成された鉄筋部材(3)を、そ
のU底部(3a)が突出するように両脚部(3b)(3b)を埋設す
ればU字状突出部(41)が構成され、該U底部(3a)を埋設
すればL字状突出部(42)が構成されることとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示実施例に従って詳述する
が、これによって本発明が限定されるものではない。 実施例1 図1は本発明の接続構造(1)の一例の要部概略斜視図で
ある。この接続構造(1)に用いられるプレキャスト鉄筋
コンクリート部材(2)は、工場生産の板状の部材で内部
に図示しない補強用の複数の鉄筋が埋設されており、該
コンクリート部材(2)の各端部(21)には、内部の補強用
鉄筋とは別体の鉄筋部材(3)が本実施例では各端部に2
カ所ずつ突設されている。上記突設された鉄筋部材(3)
によって、プレキャスト鉄筋コンクリート部材(2)の端
部(21)には2つの係止部(4)が形成されており、1つは
U字状突出部(41)に形成されており、他の1つはL字状
突出部(42)に形成されている。上記係止部(4)は、コン
クリート又はモルタル(5)に埋設されている。
が、これによって本発明が限定されるものではない。 実施例1 図1は本発明の接続構造(1)の一例の要部概略斜視図で
ある。この接続構造(1)に用いられるプレキャスト鉄筋
コンクリート部材(2)は、工場生産の板状の部材で内部
に図示しない補強用の複数の鉄筋が埋設されており、該
コンクリート部材(2)の各端部(21)には、内部の補強用
鉄筋とは別体の鉄筋部材(3)が本実施例では各端部に2
カ所ずつ突設されている。上記突設された鉄筋部材(3)
によって、プレキャスト鉄筋コンクリート部材(2)の端
部(21)には2つの係止部(4)が形成されており、1つは
U字状突出部(41)に形成されており、他の1つはL字状
突出部(42)に形成されている。上記係止部(4)は、コン
クリート又はモルタル(5)に埋設されている。
【0014】上記U字状突出部(41)を構成する鉄筋部材
と上記L字状突出部(42)を構成する鉄筋部材とはそれぞ
れ別体ではあるが、同形状のものであり、図2に示すよ
うに、全体は略U字状で、そのU底部(3a)を含む面と両
脚部(3b)(3b)を含む面とが略L字状に曲成された鉄筋部
材(32)が使用されている。すなわち、上記鉄筋部材(32)
の両脚部(3b)(3b)及びL字状曲成部を埋設すればU字状
突出部(41)が構成され、上記鉄筋部材(32)のU底部(3a)
を埋設すればL字状突出部(42)が構成される。なお図3
に示すように、U字状突出部(41)を構成する鉄筋部材(3
2)は、埋設される両脚部(3b)(3b)の間隔が狭められてい
る。また、上記U字状突出部(41)及びL字状突出部(42)
は、図4に示すような1つの連続した鉄筋部材(33)で構
成されていてもよい。
と上記L字状突出部(42)を構成する鉄筋部材とはそれぞ
れ別体ではあるが、同形状のものであり、図2に示すよ
うに、全体は略U字状で、そのU底部(3a)を含む面と両
脚部(3b)(3b)を含む面とが略L字状に曲成された鉄筋部
材(32)が使用されている。すなわち、上記鉄筋部材(32)
の両脚部(3b)(3b)及びL字状曲成部を埋設すればU字状
突出部(41)が構成され、上記鉄筋部材(32)のU底部(3a)
を埋設すればL字状突出部(42)が構成される。なお図3
に示すように、U字状突出部(41)を構成する鉄筋部材(3
2)は、埋設される両脚部(3b)(3b)の間隔が狭められてい
る。また、上記U字状突出部(41)及びL字状突出部(42)
は、図4に示すような1つの連続した鉄筋部材(33)で構
成されていてもよい。
【0015】本例において上記鉄筋部材(32)には、その
両脚部(3b)(3b)間にプレート部材(6)が架設されてい
る。このプレート部材(6)を用いれば、プレキャスト鉄
筋コンクリート部材(2)を製造するとき、未固化状態の
コンクリートが鉄筋部材(32)の両脚部(3b)(3b)間から漏
れるのを防止できる。
両脚部(3b)(3b)間にプレート部材(6)が架設されてい
る。このプレート部材(6)を用いれば、プレキャスト鉄
筋コンクリート部材(2)を製造するとき、未固化状態の
コンクリートが鉄筋部材(32)の両脚部(3b)(3b)間から漏
れるのを防止できる。
【0016】上記接続構造(1)においては、一方のプレ
キャスト鉄筋コンクリート部材(2A)の接続部位(21A)の
U字状突出部(41A)に、他方のプレキャスト鉄筋コンク
リート部材(2B)の接続部位(21B)のL字状突出部(42B)が
挿入されており、一方のプレキャスト鉄筋コンクリート
部材(2A)のL字状突出部(42A)に他方のプレキャスト鉄
筋コンクリート部材(2B)のU字状突出部(41B)が挿入さ
れていて、これら2つのコンクリート部材(2A)(2B)同士
は、間隙(t)を隔てて対向させた端部(21A)(21B)間が2
カ所の掛け止め状態の係止部(4)を介して連結されてい
る。そしてこれらの係止部(4)は、上記間隙(t)に打設さ
れたコンクリート又はモルタル(5)に埋設されている。
キャスト鉄筋コンクリート部材(2A)の接続部位(21A)の
U字状突出部(41A)に、他方のプレキャスト鉄筋コンク
リート部材(2B)の接続部位(21B)のL字状突出部(42B)が
挿入されており、一方のプレキャスト鉄筋コンクリート
部材(2A)のL字状突出部(42A)に他方のプレキャスト鉄
筋コンクリート部材(2B)のU字状突出部(41B)が挿入さ
れていて、これら2つのコンクリート部材(2A)(2B)同士
は、間隙(t)を隔てて対向させた端部(21A)(21B)間が2
カ所の掛け止め状態の係止部(4)を介して連結されてい
る。そしてこれらの係止部(4)は、上記間隙(t)に打設さ
れたコンクリート又はモルタル(5)に埋設されている。
【0017】以上のような構成であるので、コンクリー
ト又はモルタル(5)が固化した後、この接続構造部に応
力が作用しても、その内部では2カ所で掛け止め状態に
係止されているのでこの応力に耐えることができ、この
接続構造部にヒビや割れが生じることはない。
ト又はモルタル(5)が固化した後、この接続構造部に応
力が作用しても、その内部では2カ所で掛け止め状態に
係止されているのでこの応力に耐えることができ、この
接続構造部にヒビや割れが生じることはない。
【0018】実施例2 図5に示すのは本発明の接続構造(1C)の他の例の要部概
略斜視図である。この接続構造(1C)には、2種類のプレ
キャスト鉄筋コンクリート部材(2)(2C)が用いられてお
り、一方のコンクリート部材(2)は実施例1に用いられ
ているものと同様な構成であり、また他方のコンクリー
ト部材(2C)は、本体側面部に接続部位を有する以外は実
施例1のコンクリート部材と同様である。この接続構造
(1C)は、例えば梁等の構成に好適なものである。
略斜視図である。この接続構造(1C)には、2種類のプレ
キャスト鉄筋コンクリート部材(2)(2C)が用いられてお
り、一方のコンクリート部材(2)は実施例1に用いられ
ているものと同様な構成であり、また他方のコンクリー
ト部材(2C)は、本体側面部に接続部位を有する以外は実
施例1のコンクリート部材と同様である。この接続構造
(1C)は、例えば梁等の構成に好適なものである。
【0019】実施例3 図6は、本発明のさらに他の例の接続構造(1D)の要部概
略斜視図である。この接続構造に用いられるプレキャス
ト鉄筋コンクリート部材(2D)は、1つの接続部位(この
例では端部)に2つのU字状突出部(41D)及び図示しな
い2つのL字状突設部が突設されているものである。各
U字状突出部(41D)及び各L字状突設部の構成には実施
例1と同様な鉄筋部材(32)が用いられている。このよう
な構成の接続構造(1D)は、そこに4つの係止部が埋設さ
れることになり、これによってこの接続部にかかる応力
等の応力に対して非常に強度が高められ、ヒビや割れ等
の発生が非常に少ない安定した耐久性のある接続構造と
なっている。
略斜視図である。この接続構造に用いられるプレキャス
ト鉄筋コンクリート部材(2D)は、1つの接続部位(この
例では端部)に2つのU字状突出部(41D)及び図示しな
い2つのL字状突設部が突設されているものである。各
U字状突出部(41D)及び各L字状突設部の構成には実施
例1と同様な鉄筋部材(32)が用いられている。このよう
な構成の接続構造(1D)は、そこに4つの係止部が埋設さ
れることになり、これによってこの接続部にかかる応力
等の応力に対して非常に強度が高められ、ヒビや割れ等
の発生が非常に少ない安定した耐久性のある接続構造と
なっている。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、プレキャスト鉄筋コン
クリート部材同士を、簡単な構造で確実かつ接続部にか
かる応力に対して強く抵抗する接続構造にて接続でき
る。本発明の接続構造はさらに現場でのコンクリート打
設工事を最小限にとどめることができ、施工性・経済性
とも良好なものである。
クリート部材同士を、簡単な構造で確実かつ接続部にか
かる応力に対して強く抵抗する接続構造にて接続でき
る。本発明の接続構造はさらに現場でのコンクリート打
設工事を最小限にとどめることができ、施工性・経済性
とも良好なものである。
【図1】本発明の接続構造の一例の要部概略斜視図
【図2】図1の接続構造に用いられる鉄筋部材の一例の
概略斜視図
概略斜視図
【図3】U字状突出部を構成する鉄筋部材の埋設の一例
を示す平断面概略図
を示す平断面概略図
【図4】図1の接続構造に用いられる鉄筋部材の他の例
の概略斜視図
の概略斜視図
【図5】本発明の接続構造の他の例の要部概略斜視図
【図6】本発明の接続構造のさらに他の例の要部概略斜
視図
視図
【図7】従来例の接続構造の要部概略斜視図
(1),(1A),(1B)…接続構造 (2),(2A),(2B),(2C),(2D)…プレキャスト鉄筋コンクリ
ート部材 (3),(32),(33)…鉄筋部材 (4)…係止部 (21),(21A),(21B)…端部 (41),(41A),(41B),(41D)…U字状突出部 (42),(42A),(42B),(42D)…L字状突出部
ート部材 (3),(32),(33)…鉄筋部材 (4)…係止部 (21),(21A),(21B)…端部 (41),(41A),(41B),(41D)…U字状突出部 (42),(42A),(42B),(42D)…L字状突出部
Claims (2)
- 【請求項1】 接続部位に鉄筋部材が突設された
プレキャスト鉄筋コンクリート部材を、接続部位同士を
対向させて所定の間隙を設けて配置し、対向面にそれぞ
れ突設された鉄筋部材同士を係合させ、上記間隙にコン
クリート又はモルタルを打設することにより上記係合部
を埋設すると共に上記コンクリート部材同士を接続する
ことからなり、 上記各プレキャスト鉄筋コンクリート部材は、その接続
部位に突設された鉄筋部材によって、U字状突出部とL
字状突出部との少なくとも2つの係合部が形成されると
共に、これら2つの係合部は、接続部位同士を対向させ
たとき一方の接続部位のU字状突出部に他方の接続部位
のL字状突出部が係止するように配置されてなることを
特徴とするプレキャスト鉄筋コンクリート部材の接続構
造。 - 【請求項2】 接続部位に突設される鉄筋部材
が、略U字状で、そのU底部を含む面と両脚部を含む面
とが略L字状に曲成されてなる請求項1記載のプレキャ
スト鉄筋コンクリート部材の接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4777794A JPH07229212A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | プレキャスト鉄筋コンクリート部材の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4777794A JPH07229212A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | プレキャスト鉄筋コンクリート部材の接続構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07229212A true JPH07229212A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=12784807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4777794A Pending JPH07229212A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | プレキャスト鉄筋コンクリート部材の接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07229212A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013181277A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Yamax Corp | コンクリート組立構造体 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5111850A (en) * | 1974-07-18 | 1976-01-30 | Yoichi Takeuchi | Goseijushino entotainiibutsutaino tomeitaiodoshinitsutainimainyuseikeisuru hoho |
-
1994
- 1994-02-21 JP JP4777794A patent/JPH07229212A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5111850A (en) * | 1974-07-18 | 1976-01-30 | Yoichi Takeuchi | Goseijushino entotainiibutsutaino tomeitaiodoshinitsutainimainyuseikeisuru hoho |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013181277A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Yamax Corp | コンクリート組立構造体 |
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