JPH07229574A - 血圧計用排気装置 - Google Patents

血圧計用排気装置

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JPH07229574A
JPH07229574A JP6020784A JP2078494A JPH07229574A JP H07229574 A JPH07229574 A JP H07229574A JP 6020784 A JP6020784 A JP 6020784A JP 2078494 A JP2078494 A JP 2078494A JP H07229574 A JPH07229574 A JP H07229574A
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JP
Japan
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slit
valve
cuff
flow rate
exhaust device
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Withdrawn
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JP6020784A
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English (en)
Inventor
Teiji Oishi
帝司 大石
Toshiharu Aiba
敏春 相場
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A&D Holon Holdings Co Ltd
Original Assignee
A&D Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化しても良好な定速排気特性が得られる
血圧計用排気装置の提供。 【構成】 定速排気弁15は、ゴムなどの弾性体からな
る弁本体31と、円形断面の棒状体からなる流量調節体
32とから構成されている。弁本体31は、軸方向の一
端側に設けられ、大気側に連通する開口を有する円筒部
33と、軸方向の他端側にあって、空気流通通路25側
に設けられ、定常状態で閉止するスリット34を有する
偏平部35とを備えている。流量調節体32は、バネ性
を有するリン青銅などで構成され、円筒部33の内周径
とほぼ同一直径に複数回捲回された螺旋状部39と、こ
の螺旋状部39の一端から上方に突出し、スリット34
内に挿通される挿通部40とを有している。挿通部40
は、螺旋状部40の螺旋円の中心に位置し、直線状に形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、血圧計用排気装置に
関し、特に、この種の排気装置の定速排気弁の改良技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】血圧の測定は、通常、測定部位をカフで
加圧し、カフ内の空気圧を徐々に減少させ、この空気圧
の減少過程で発生するコロトコフ音を捕捉することによ
り行われている。このような血圧測定では、カフ内の空
気圧を定速で減少させる必要があり、各種の排気装置が
提供されている。図8は、特開平3−131225号公
報に開示されているこの種の血圧計に用いられる排気装
置の定速排気弁の一例を示している。
【0003】同図に示す定速排気弁は、ゴムなどの弾性
体からなる中空筒状の弁本体1と、この弁本体内1に設
けられる板状の流量調節体2とを有し、弁本体1は、環
状部1aと、この環状部1aに連続する偏平部1bとか
ら構成され、軸方向の一端側に設けられ、大気側に連通
する開口1cと、軸方向の他端側に設けられ、定常状態
で閉止するスリット1dとを有している。
【0004】流量調節体2は、略T字状に形成され、一
端側に設けられた幅広な翼部2aと、翼部2aに対して
略90°捩じられた先端部2bとを有していて、翼部2
aを環状部1aに設けられた凹溝1eに係止するように
して、先端部2bがスリット1dに挿通されている。先
端部2bには、元の平板に復元しようとするネジリ戻り
力が常時作用している。
【0005】しかしながら、このような従来の定速排気
弁には、以下に説明する技術的課題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、血圧計にお
いても近時小型化が促進されているが、図8に示した定
速排気弁では、板状の流量調節体2を捩じって本体部1
に装着する構成なので、装着が面倒な上に、全体を小型
化すると、調節体2の剛性が大きくなり、その装着が非
常に困難になって、小型化の大きな障害となる。
【0007】また、板状の流量調節体2は、ゴムなどの
弾性体の弁本体1に対して、バネ定数が大きすぎて、こ
れを捩じるとスリット1dへの弾性歪みが、調節体2の
両端側で均一になり難く、調節体2の寸法形状にバラツ
キがあると、さらにこの傾向が顕著になる。このような
問題を解決する手段として、例えば、板状の流量調節体
2を円形断面の丸棒状に変え、これをスリット1dに捩
ることなく挿通する構成が考えられ、このような形状の
流量調節体を採用すると、装着が簡単で小型化の要請に
も応えられる。
【0008】しかし、円形断面の丸棒状の流量調節体を
採用しても以下のような問題があった。図9は、円形断
面の丸棒状の流量調節体を採用した場合の不具合を説明
するための図面であり、同図には、スリット1dと丸棒
状の流量調節体3の断面が示されている。いま例えば、
スリット1dの全長をlとすると、流量調節体3の中心
がスリット1dの1/2lに位置している場合(図9
(A))には、流量調節体3の両端側での弾性歪みが均
一になり、カフ側から弁本体1の外周に加えられる圧力
により、流量調節体3の外周に形成される隙間が変化し
て、一定速度での排気が行われる。
【0009】ところが、図9(B)に示すように、流量
調節体3の中心がスリット1dの中点から一方にズレて
いる場合には、流量調節体3の両端側での弾性歪みが不
均一になる。このような状態で流量調節体3がスリット
1dに装着されると、流量調節体3の外周に形成される
隙間の大きさが左右で異なり、カフ側の圧力に対応し
て、一定速度での排気が行われなり、その結果、定速排
気弁の排気特性の直線性が悪化する。
【0010】つまり、流量調節体として円形断面の棒状
体を用いても、これをスリット1dの中心に正確に位置
決めしないと上述した如き不都合が発生し、このような
問題は、スリット1dの長さがある程度大きい場合に
は、流量調節体3の位置ズレを吸収できるものの、弁を
小型化すると、その効果が期待できないので、非常に大
きな問題となる。
【0011】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的とするところは、小型化して
も定速排気が可能になる血圧計用排気装置を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第一発明は、血圧測定部位を加圧するカフと、この
カフ内の空気を定速で排出する定速排気弁と、前記カフ
と定速排気弁との間を連通する空気流通通路とを備えた
血圧計用排気装置において、前記定速排気弁は、弾性体
からなる中空筒状の弁本体と、この弁本体内に設けられ
る円形断面の棒状体からなる流量調節体とを有し、前記
弁本体は、軸方向の一端側に設けられ、大気側に連通す
る開口を有する円筒部と、軸方向の他端側にあって、前
記カフ側または空気流通通路側に設けられ、定常状態で
閉止するスリットを有する偏平部とを備え、前記流量調
節体は、前記円筒部の内周径と略同一直径の螺旋状部
と、この螺旋状部一端から上方に突出し、前記スリット
に挿通される挿通部とを有することを特徴とする。
【0013】この第一発明では、前記挿通部を、前記螺
旋状部の中心に位置し、直線状に形成することができ
る。また、第一発明では、前記挿通部を、前記螺旋状部
の一端側にあって略U字状に形成し、その外側面を前記
スリットの端縁に圧接することができる。さらに、第二
発明は、血圧測定部位を加圧するカフと、このカフ内の
空気を定速で排出する定速排気弁と、前記カフと定速排
気弁との間を連通する空気流通通路とを備えた血圧計用
排気装置において、前記定速排気弁は、弾性体からなる
中空筒状の弁本体と、円形断面の棒状体からなる流量調
節体とを有し、前記弁本体は、軸方向の一端側に設けら
れ、大気側に連通する開口を有する円筒部と、軸方向の
他端側にあって、前記カフ側または空気流通通路側に設
けられ、定常状態で閉止するスリットを有する偏平部と
を備え、前記流量調節体は、全体形状が略U字,V字,
W字状に屈曲形成されたものから選択され、両端側を前
記スリットの端縁に弾発状態で係止したことを特徴とす
る。
【0014】
【作用】上記構成の第一発明の血圧計用排気装置によれ
ば、流量調節体は、弁本体の円筒部の内周径と略同一直
径の螺旋状部と、この螺旋状部一端から上方に突出し、
弁本体のスリットに挿通される挿通部とを有しているの
で、螺旋状部を円筒部に挿入すると、挿通部が位置決め
された状態でスリットに挿通される。
【0015】また、請求項2の構成によれば、挿通部
を、螺旋状部の中心に位置し、直線状に形成しているの
で、螺旋状部を円筒部に挿入すると、挿通部をスリット
の中心に位置決めされた状態で挿通することができる。
さらに、請求項3の構成によれば、挿通部は、前記螺旋
状部の一端側に略U字状に形成され、その外側面を前記
スリットの端縁に圧接しているので、螺旋状部を円筒部
に挿入すると、挿通部をスリットの端縁に位置決めされ
た状態で挿通することができる。
【0016】一方、上記構成の第二発明の血圧計用排気
装置によれば、流量調節体が、全体形状が略U字,V
字,W字状に屈曲形成された円形断面の棒状体から構成
され、弁本体は、軸方向の一端側に設けられ、大気側に
連通する開口を有する円筒部と、軸方向の他端側にあっ
て、カフ側または空気流通通路側に設けられ、定常状態
で閉止するスリットを有する偏平部とを備え、流量調節
体は、両端側をスリットの端縁に弾発状態で係止されて
いるので、その挿通位置がスリットの端縁に位置決めさ
れ、流量調節体とスリットとの間には、調節体の一方側
にだけ均一な隙間が形成される。
【0017】
【実施例】以下本発明の好適な実施例について添附図面
を参照して詳細に説明する。図1から図3は、本発明に
かかる血圧計用排気装置の第1実施例を示している。図
1は、本発明の排気装置を使用する血圧計の分解斜視図
であり、血圧計は、例えば、硬質塩化ビニルでカップ状
に形成された上ケース1と、この上ケース1が嵌着固定
される例えば、ABS樹脂で略凹状に一体成形された下
ケース2とを有している。
【0018】上,下ケース1,2は、略長方形状に形成
されていて、上ケース1には、各種の操作ボタン3と、
液晶表示部が下面側から装着される透明板4とが設けら
れている。下ケース2には、血圧計の電源となる電池収
納ボックス5が画成され、このボックス5には、電池蓋
6が嵌着される。また、この上,下ケース1,2内に
は、血圧計の電気制御系部品が搭載された基板7と、空
気制御系部品8とが収納される。
【0019】基板7には、上ケース1に設けられた操作
ボタン3に位置対応させて複数のコンタクトスイッチ9
が取り付けられるとともに、電源ソケット10と液晶表
示板11とが設けられている。空気制御系部品8は、ポ
ンプユニット12と、電磁弁13と、エアソケット14
と、定速排気弁15とから構成されている。これらの各
部品は、エアチューブ16で相互に連通接続されてい
て、このエアチューブ16は、空気流通通路の一部とな
っている。
【0020】ポンプユニット12は、基板7に搭載され
た電気制御系部品の作動により駆動制御されて、エアチ
ューブ16に圧縮空気を送りだす。電磁弁13は、同様
に電気制御系部品の作動により駆動制御されてる開閉弁
であって、開弁することによりエアチューブ16内の空
気を排気する急速排気弁の機能を有している。エアソケ
ット14は、エアチューブ16の一端に接続され、下ケ
ース2の外周縁に設けられたソケット受け17に嵌着さ
れるとともに、その一端に設けられた分岐チューブ18
を介して、基板7に取り付けられた圧力センサユニット
19に接続されている。また、エアソケット14には、
連結チューブ20の一端が接続され、この連結チューブ
20の他端は、カフ21内の空気袋22に接続されてい
る。
【0021】エアチューブ16と連結チューブ20とが
カフ21と空気制御系部品8との間に空気を給排気する
空気流通経路25を形成している。この実施例のカフ2
1は、血圧測定者の上腕部に巻き付けられるものであっ
て、内部に密閉された空気袋22が内蔵され、マジック
ファスナーなどが設けられている。なお、図1において
符号23で示した部材は、測定結果を印字するプリンタ
ユニットである。
【0022】定速排気弁15の取付構造を図2に示して
いる。同図に示す定速排気弁15は、弁ホルダー24に
装着支持されている。弁ホルダー24は、両端が開口
し、エアチューブ16に下端が接続される合成樹脂製の
外筒部26と、この外筒部26の上端側開口部内に一体
にインサート成形され、内周面にねじが刻設された中空
円筒状ナット27と、このナット27に螺着されるねじ
が外周に刻設された内筒部28とから構成されている。
【0023】内筒部28の先端側には、凹溝29が周設
され、この凹溝29内に設けられたOリング30を外筒
部26の内周面と内筒部28の外周面との間で挟圧する
ことにより、内筒部28とナット27との螺着部を気密
にシールしている。一方、定速排気弁15は、ゴムなど
の弾性体からなる弁本体31と、円形断面の棒状体から
なる流量調節体32とから構成されている。
【0024】弁本体31は、図3にその詳細を示すよう
に、軸方向の一端側に設けられ、大気側に連通する開口
を有する円筒部33と、軸方向の他端側にあって、空気
流通通路25(具体的には、エアチューブ16に連通し
ている)側に設けられ、定常状態で閉止するスリット3
4を有する偏平部35とを備えている。弁本体31は、
円筒部33の上端にフランジ部36が設けられ、この弁
本体31は、円筒部33の外周面とフランジ部36の外
周面とに接着剤を塗布して、弁ホルダー24の内筒部2
8の中心に設けられた貫通孔37と段部38とに固着さ
れる。
【0025】流量調節体32は、例えば、バネ性を有す
るリン青銅などで構成され、円筒部33の内周径とほぼ
同一直径に複数回捲回された螺旋状部39と、この螺旋
状部39の一端から上方に突出し、スリット34内に挿
通される挿通部40とを有している。挿通部40は、こ
の実施例では、螺旋状部40の螺旋円の中心に位置し、
直線状に形成されている。なお、図2において符号41
で示した部材は、定速排気弁15の弁本体31の大気側
の開口端に固着されたカバーであり、その中心には、弁
本体31の円筒部33内と連通する透孔が設けられてい
る。
【0026】以上のように構成された血圧計では、ポン
プユニット12を駆動して、カフ21内の空気袋22内
に圧縮空気を送り込むと、カフ21が捲回されている被
測定部位を所定の圧力値で加圧することができる。そし
て、カフ21への加圧を停止すると、排気装置の定速排
気弁15が作動する。このときの定速排気弁15の作動
は、カフ21側の圧力が高い時には、空気流通通路25
内の圧力も高くなっているので、挿通部40の周縁に形
成される隙間がこの圧力により小さくなり、小さくなっ
た隙間から高速で排気が行われる。
【0027】一方、排気が進行して空気流通通路25内
の圧力が徐々に低下すると、挿通部40の周縁に形成さ
れる隙間がこれに伴って拡大し、排気速度が低下し、そ
の結果、カフ21内の圧力が定速で降下する。このと
き、本実施例の排気装置では、流量調節体32は、弁本
体31の円筒部33の内周径と略同一直径の螺旋状部3
9と、この螺旋状部39の一端から上方に突出し、弁本
体31のスリット34に挿通される挿通部40とを有
し,この挿通部40が円形断面であって、かつ、直線状
に形成されて、螺旋状部39の中心に位置しているの
で、螺旋状部39を円筒部33に挿入すると、挿通部4
0が位置決めされた状態でスリット34の中心に挿通さ
れる。
【0028】従って、挿通部40の両側に形成される隙
間が均等になり、定速排気弁15の排気特性の直線性が
良好に保たれるとともに、この直線性は、定速排気弁1
5の弁本体31を小型化しても損なわれることがない。
また、本実施例の定速排気弁15は、弁ホルダー24の
内筒部28に保持されていて、この内筒部28と外筒部
26に設けられたナット27とが螺合し、内外筒部2
6,28間にOリング30が介在させられているので、
定速排気弁15は、その設置位置が調整できるととも
に、簡単に着脱することができる。
【0029】従って、例えば、定速排気弁31に不具合
が発見された場合などに、その点検や取り替えが簡単に
行える。図4は、本発明の第2実施例を示しており、そ
の特徴点についてのみ以下に説明する。同図に示す定速
排気弁15は、上記実施例と同じものであるが、弁ホル
ダー24aが非常に簡単な構造になっている。弁ホルダ
ー24aは、両端が開口した中空筒体から構成され、一
端側にエアチューブ16が接続されるとともに、その内
部に定速排気弁15の弁本体31が接着固定されてい
る。また、弁ホルダー24aの他端側には、カバー41
が装着されている。
【0030】このように構成された定速排気弁15にお
いても上記実施例と同等の作用効果が得られるととも
に、この実施例の弁ホルダー24aの構成によれば、空
気流通通路25と大気との間のシール構造が簡単になる
という利点がある。図5は、本発明の第3実施例を示し
ており、以下にその特徴点についてのみ説明する。図5
は、定速排気弁15bの変形例の詳細図であって、定速
排気弁15bは、上記第1実施例に示したものと同様
な、弁本体31,円筒部33,スリット34,偏平部3
5,フランジ部36を有しているが、流量調節体32b
が以下のように構成されている。
【0031】流量調節体32bは、上記第1実施例と同
様な材料で構成され、円筒部33の内周径とほぼ同一直
径に複数回捲回された螺旋状部39bと、この螺旋状部
39bの一端から上方に突出し、スリット34内に挿通
される挿通部40bとを有している。挿通部40bは、
螺旋状部39bの直径とほぼ同じ幅を有する略U字形に
屈曲形成され、その外側の両側面をスリット34の端縁
に圧接している。
【0032】このように構成された定速排気弁15bに
よれば、挿入部40bの挿通位置がスリット34の端縁
に位置決めされ、挿入部40bとスリット34との間に
は、互いに対向する内面側のみに均一な隙間が形成さ
れ、上記第1実施例と同等の作用効果が得られる。図6
は、本発明の第4実施例を示しており、以下にその特徴
点についてのみ説明する。図6は、定速排気弁15cの
変形例の詳細図であって、定速排気弁15cは、上記第
1実施例に示したものと同様な、弁本体31,円筒部3
3,スリット34,偏平部35,フランジ部36を有し
ているが、流量調節体32cが以下のように構成されて
いる。
【0033】流量調節体32cは、上記第1,3実施例
と同様な材料で構成され、スリット34の幅よりも若干
大きい間隔の略U字状に屈曲形成され、その両端側をス
リット34の端縁に弾発するようにして係止している。
このように構成された定速排気弁15bによれば、円形
断面の棒状体からなる流量調節体32cとスリット34
との間には、挿入部40cの一方側にだけ均一な隙間が
形成され、上記第3実施例と同等の作用効果が得られる
とともに、調節体32cは、棒状体を略U字形に屈曲す
るだけなので、その加工が非常に簡単になる。
【0034】また、調節体32cの装着は、U字形に屈
曲された端部側の幅が、スリット34の幅よりも若干狭
くなるようにして、その端部をスリット34内に挿通し
て開放すれば所定の位置に装着できるので、組み立ても
非常に簡単になる。なお、上述した第3および第4実施
例では、流量調節体の屈曲形状はU字形に限られること
はなく、例えば、V字形やW字形等であっても得られる
作用効果は同じである。
【0035】図7は、本発明の第4実施例を示してお
り、以下にその特徴点についてのみ説明する。同図に示
す実施例では、カフ21の空気袋22にも定速排気弁1
5を設けている。この定速排気弁15dは、上記実施例
で示したものから選択され、同一構成のものであっても
良いし、異なる構成のものの組合せであってもよい。こ
のように構成された実施例では、複数の定速排気弁で排
気が行われるので、カフ21の空気袋22の容量が大き
いもので好適な結果が得られる。
【0036】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明にかかる血圧計用排気装置によれば、装置を小型
化しても良好な定速排気特性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる排気装置が用いられる血圧計の
分解斜視図である。
【図2】図1の排気装置の拡大断面図である。
【図3】図2に示した排気装置の定速排気弁の平面図と
側面図である。
【図4】本発明にかかる排気装置の第2実施例を示す断
面図である。
【図5】本発明の排気装置の第3実施例を示す定速排気
弁の平面図と側面図である。
【図6】本発明の排気装置の第4実施例を示す定速排気
弁の平面図と側面図である。
【図7】本発明にかかる排気装置の第5実施例を示す説
明図である。
【図8】従来の排気装置の定速排気弁の斜視図である。
【図9】従来の排気装置の定速排気弁の不具合を示す説
明図である。
【符号の説明】
15,15b,15c 定速排気弁 16 エアチューブ 21 カフ 25 空気流通通路 31 弁本体 32,32b,32c 流量調節体 33 円筒部 34 スリット 35 偏平部 39,39b 螺旋状部 40,40b 挿通部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血圧測定部位を加圧するカフと、このカ
    フ内の空気を定速で排出する定速排気弁と、前記カフと
    定速排気弁との間を連通する空気流通通路とを備えた血
    圧計用排気装置において、 前記定速排気弁は、弾性体からなる中空筒状の弁本体
    と、この弁本体内に設けられる円形断面の棒状体からな
    る流量調節体とを有し、 前記弁本体は、軸方向の一端側に設けられ、大気側に連
    通する開口を有する円筒部と、軸方向の他端側にあっ
    て、前記カフ側または空気流通通路側に設けられ、定常
    状態で閉止するスリットを有する偏平部とを備え、 前記流量調節体は、前記円筒部の内周径と略同一直径の
    螺旋状部と、この螺旋状部一端から上方に突出し、前記
    スリットに挿通される挿通部とを有することを特徴とす
    る血圧計用排気装置。
  2. 【請求項2】 前記挿通部は、前記螺旋状部の中心に位
    置し、直線状に形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の血圧計用排気装置。
  3. 【請求項3】 前記挿通部は、前記螺旋状部の一端側に
    あって略U字状に形成され、その外側面を前記スリット
    の端縁に圧接したことを特徴とする請求項1記載の血圧
    計用排気装置。
  4. 【請求項4】 血圧測定部位を加圧するカフと、このカ
    フ内の空気を定速で排出する定速排気弁と、前記カフと
    定速排気弁との間を連通する空気流通通路とを備えた血
    圧計用排気装置において、 前記定速排気弁は、弾性体からなる中空筒状の弁本体
    と、円形断面の棒状体からなる流量調節体とを有し、 前記弁本体は、軸方向の一端側に設けられ、大気側に連
    通する開口を有する円筒部と、軸方向の他端側にあっ
    て、前記カフ側または空気流通通路側に設けられ、定常
    状態で閉止するスリットを有する偏平部とを備え、 前記流量調節体は、全体形状が略U字,V字,W字状に
    屈曲形成されたものから選択され、両端側を前記スリッ
    トの端縁に弾発状態で係止したことを特徴とする血圧計
    用排気装置。
JP6020784A 1994-02-18 1994-02-18 血圧計用排気装置 Withdrawn JPH07229574A (ja)

Priority Applications (1)

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