JPH0722973Y2 - 絶縁操作棒 - Google Patents
絶縁操作棒Info
- Publication number
- JPH0722973Y2 JPH0722973Y2 JP1989063604U JP6360489U JPH0722973Y2 JP H0722973 Y2 JPH0722973 Y2 JP H0722973Y2 JP 1989063604 U JP1989063604 U JP 1989063604U JP 6360489 U JP6360489 U JP 6360489U JP H0722973 Y2 JPH0722973 Y2 JP H0722973Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- water
- umbrella
- rod body
- operating rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000005871 repellent Substances 0.000 claims description 28
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 28
- 230000002940 repellent Effects 0.000 claims description 10
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 5
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 11
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 11
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 5
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 2
- 229920000181 Ethylene propylene rubber Polymers 0.000 description 1
- 241000207961 Sesamum Species 0.000 description 1
- 235000003434 Sesamum indicum Nutrition 0.000 description 1
- 238000003916 acid precipitation Methods 0.000 description 1
- 229920005549 butyl rubber Polymers 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 229920001084 poly(chloroprene) Polymers 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 229920005749 polyurethane resin Polymers 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
- Insulators (AREA)
Description
本考案は、電気工事等において使用する絶縁操作棒に関
するものである。
するものである。
架空配電線路の工事を行う場合は、停電状態で作業を行
なうか、或は通電状態(活線状態)で作業を行なうか、
の二通りの方法がある。停電して作業をするのが安全で
はあるが、社会的に電気に対する依存度が高い中で、停
電させての作業は事実上困難になってきており、このた
め活線状態での作業が主となっている。 これらの活線作業は、従来は作業員がゴム製の手袋を付
けて直接に各作業を行なっていたが、安全性に問題があ
るとして、最近では絶縁素材により形成された操作棒を
介して間接に行なうことが奨励されている。 従来の操作棒の一般的な構造を第5図に示す。操作棒1a
はFRP樹脂製の管状の棒体2aを備えている。棒体2aの先
端部には先端金具3aが設けられ、中間部よりやや元側寄
りには接地金具7と鍔部5aが隣接して装着され、鍔部5a
より元側は握り部6aとなっている。そして、接地金具7
にアース線をつないで使用する。しかし、この構造の絶
縁操作棒には次のような課題があった。 即ち、上記構造の操作棒を使用するにはアース線を必ず
つなぐ必要があり、着脱が面倒である。また、電気工事
は雨の中で行なわれることも多いが、雨中での作業は操
作棒い付着した水滴が媒体となり、漏洩電流が増大する
のでより危険度が増す。また、つないだアース線が邪魔
になって作業がしにくい欠点もある。
なうか、或は通電状態(活線状態)で作業を行なうか、
の二通りの方法がある。停電して作業をするのが安全で
はあるが、社会的に電気に対する依存度が高い中で、停
電させての作業は事実上困難になってきており、このた
め活線状態での作業が主となっている。 これらの活線作業は、従来は作業員がゴム製の手袋を付
けて直接に各作業を行なっていたが、安全性に問題があ
るとして、最近では絶縁素材により形成された操作棒を
介して間接に行なうことが奨励されている。 従来の操作棒の一般的な構造を第5図に示す。操作棒1a
はFRP樹脂製の管状の棒体2aを備えている。棒体2aの先
端部には先端金具3aが設けられ、中間部よりやや元側寄
りには接地金具7と鍔部5aが隣接して装着され、鍔部5a
より元側は握り部6aとなっている。そして、接地金具7
にアース線をつないで使用する。しかし、この構造の絶
縁操作棒には次のような課題があった。 即ち、上記構造の操作棒を使用するにはアース線を必ず
つなぐ必要があり、着脱が面倒である。また、電気工事
は雨の中で行なわれることも多いが、雨中での作業は操
作棒い付着した水滴が媒体となり、漏洩電流が増大する
のでより危険度が増す。また、つないだアース線が邪魔
になって作業がしにくい欠点もある。
本考案は、電気工事において使用する絶縁操作棒を、雨
水の作業において絶縁操作棒に水滴が付着しても漏洩電
流が小さく安全な構造にすることにより、着脱が面倒で
作業の邪魔になるアース線が不要で作業がしやすい絶縁
操作棒を提供することを目的とする。
水の作業において絶縁操作棒に水滴が付着しても漏洩電
流が小さく安全な構造にすることにより、着脱が面倒で
作業の邪魔になるアース線が不要で作業がしやすい絶縁
操作棒を提供することを目的とする。
上記課題点を解決し、目的を達成するために講じた本考
案の構成は次の通りである。即ち本考案は、 電気工事などに使用される絶縁操作棒であって、この絶
縁操作棒は、 FRP樹脂製で中空形状の棒体と、 この棒体の元側に設けてありこれを境界部にして上記棒
体の元部に握り部を形成する鍔体と、 上記棒体の先端部に設けてある先端具と上記鍔体との間
に設けてある所要数の断水部と、 上記棒体の中空部の両端部に水密に装着してある閉塞具
と、 を備え、 上記断水部は、 上記握り部側へ向けて拡開した傘体を有する傘部材と、 先端部側が上記傘体の拡開部に隠れるように設けてある
フッ素系樹脂製の撥水チューブと、 を備え、 上記撥水チューブは上記棒体に防水性接着剤により接着
してあることを特徴とする、絶縁操作棒である。 傘体の材質は絶縁素材であれば特に限定せず、例えばFP
ゴム等である。 棒体の中空部に装着される閉塞具は熱膨張を考慮して一
部棒体と同じ材質のものが使用されるが限定はしない。 閉塞具の固定は、例えば撥水性チューブと同様に防水性
接着剤により行なわれる。防水性接着剤としては、例え
ばエポキシ樹脂系接着剤が使用されるが、これに限定は
されない。
案の構成は次の通りである。即ち本考案は、 電気工事などに使用される絶縁操作棒であって、この絶
縁操作棒は、 FRP樹脂製で中空形状の棒体と、 この棒体の元側に設けてありこれを境界部にして上記棒
体の元部に握り部を形成する鍔体と、 上記棒体の先端部に設けてある先端具と上記鍔体との間
に設けてある所要数の断水部と、 上記棒体の中空部の両端部に水密に装着してある閉塞具
と、 を備え、 上記断水部は、 上記握り部側へ向けて拡開した傘体を有する傘部材と、 先端部側が上記傘体の拡開部に隠れるように設けてある
フッ素系樹脂製の撥水チューブと、 を備え、 上記撥水チューブは上記棒体に防水性接着剤により接着
してあることを特徴とする、絶縁操作棒である。 傘体の材質は絶縁素材であれば特に限定せず、例えばFP
ゴム等である。 棒体の中空部に装着される閉塞具は熱膨張を考慮して一
部棒体と同じ材質のものが使用されるが限定はしない。 閉塞具の固定は、例えば撥水性チューブと同様に防水性
接着剤により行なわれる。防水性接着剤としては、例え
ばエポキシ樹脂系接着剤が使用されるが、これに限定は
されない。
雨水での絶縁操作棒による活線作業中に棒体表面を流れ
る雨水は、断水部の傘体の端辺と傘体より元側の棒体表
面との段差によりつながりが切れる。また、雨水が強い
場合等、万一傘体の段差で雨水がつながったときにも雨
水は撥水チューブ表面で玉水化してつながりが切れる。
更に、撥水チューブと棒体は防水性の接着剤で接着して
あり撥水性チューブ内面側の水密が図られ、また、棒体
の中空部の両端部に装着された閉塞具によって棒体の内
面側の水密が図られている。 従って、棒体の先部と元部では雨水を媒体とする電気の
漏洩は起こりにくく、本考案の絶縁操作棒を雨中の作業
で使用した時の作業者側に漏洩する電流は安全基準値内
のごく小さなものとなり、安全な作業ができる。
る雨水は、断水部の傘体の端辺と傘体より元側の棒体表
面との段差によりつながりが切れる。また、雨水が強い
場合等、万一傘体の段差で雨水がつながったときにも雨
水は撥水チューブ表面で玉水化してつながりが切れる。
更に、撥水チューブと棒体は防水性の接着剤で接着して
あり撥水性チューブ内面側の水密が図られ、また、棒体
の中空部の両端部に装着された閉塞具によって棒体の内
面側の水密が図られている。 従って、棒体の先部と元部では雨水を媒体とする電気の
漏洩は起こりにくく、本考案の絶縁操作棒を雨中の作業
で使用した時の作業者側に漏洩する電流は安全基準値内
のごく小さなものとなり、安全な作業ができる。
本考案を図面に示した実施例に基き、更に詳細に説明す
る。第1図は一実施例の正面図、第2図は要部拡大断面
図である。 符号1は絶縁操作棒で、FRP樹脂製のパイプ状の棒体2
を備えている。棒体2の表面は、ある程度の撥水作用を
有するようにポリウレタン樹脂等の塗装が施されてい
る。 棒体2の先端の中空部には、内径よりやや径小で閉塞具
を構成する密閉コア10が接着剤11によって固定されてい
る。密閉コア10は中実に形成され棒体2と同じFRP樹脂
製である。その奥側には栓体12が装着されている。栓体
12は両端部にリング状突起120を形成した円柱状で、外
径が棒体2の内径よりやや大きく形成されており、きつ
く嵌め込まれている。 栓体12は、棒体2の中空部に水密に装着できればその構
造は上記に限定しない。例えば、上記密閉コア10と同様
にやや径小に形成して接着剤で固定する構造等でもよ
い。栓体10の材質としては、ブチルゴム、クロロプレン
ゴム、エチレンプロピレンゴム、或は軟質のプラスチッ
ク等があげられる。なお、棒体2の中空部内壁に撥水加
工を施して、絶縁性を更に良好にすることもできる。 そして、棒体2の先端部には先端具3が取り付けられて
いる。本実施例における先端具3は、クランプ等の各種
の作業工具を取り付け可能な金具である。 棒体2の先端からほぼ1/4の位置には断水部4が設けら
れている。断水部4は傘部材41と撥水チューブ42を備え
てなる。 傘部材41はEPゴム製で、棒体2にきつく装着されるパイ
プ状の装着部410と、それに連設された傘体411からな
る。傘部材41は、棒体2と45度をなす傘体411の拡開側
を棒体2の元側に向けて装着されている。 棒体2のうち傘部材41より元側には、やや間隔をおき、
先部が傘体411の端辺より内部側に位置するように所定
の長さの撥水チューブ42が装着されている。撥水チュー
ブ42は、フッ素系樹脂製で、防水性のシリコンゴム43に
よって接着して取り付けられている。 棒体2の元側からほぼ1/2の位置には、拡開側を棒体2
の元側に向けて上記傘部材41と同様の構造の鍔部5が取
り付けられている。 なお、鍔部5を境界部として棒体2の元側は握り部6と
なっている。 (作用) 本実施例の作用を説明する。雨中での絶縁操作棒1によ
る活線作業中に棒体2表面を流れる雨水は、断水部4の
傘体411の端辺と傘体411より元側の棒体2表面との段差
によりつながりが切れる。また、雨が強い場合等、万一
傘体411の段差で雨水がつながったときにも雨水は撥水
チューブ42表面で玉水化してつながりが切れる。更に、
撥水チューブ42と棒体2は防水性の接着剤で接着してあ
り撥水性チューブ42内面側の水密が図られ、また、棒体
の中空部の両端部に装着された閉塞具によって棒体の内
面側の水密が図られている。 従って、棒体2の先部と元部間においては、雨水を媒体
とした電気の漏洩は起こりにくい。 なお、撥水チューブ42先部は傘体411内部にあるので通
常の使用では濡れにくく、ここに乾燥した部分が設けら
れる。この乾燥部分は、棒体2表面〜傘体411外面〜傘
体411裏面〜棒体2表面という雨水の経路を遮断する部
分となるので、電気の漏洩防止効果がより高くなる。 第3図は絶縁操作等の試験態様を示す説明図で、第3図
(a)は垂直状態、第3図(b)は水平状態を示してい
る。 第4図は各態様における漏洩電流の特性図である。な
お、諸条件は次のとおりである。 このうち、注水液抵抗の1.0kΩ・cmという値は高濃度の
酸性雨に匹敵するものであり、また注水液量の3mm/min
は1時間当たり180mmの豪雨に匹敵するもので条件とし
ては過酷なものとなっている。上記の条件で、測定点
X、Y間の漏洩電流を測定した。 第4図において、 特性曲線aは、棒体単体で垂直の状態で測定したもので
ある。 特性曲線bは、測定点X、Y間に撥水チューブのみを装
着して垂直の状態で測定したものである。 特性曲線cは、測定点X、Y間に傘体のみを装着して垂
直の状態で測定したものである。 特性曲線dは、測定点X、Y間に傘体及び撥水チューブ
を装着(本実施例の絶縁操作棒1)して垂直の状態で測
定したものである。 特性曲線eは、測定点X、Y間に傘体及び撥水チューブ
を装着(本実施例の絶縁操作棒1)して水平の状態で測
定したものである。 図に示されるとおり、特性曲線aでは注水とほとんど同
時に、特性曲線bでは約5分で、特性曲線cでは十数分
のうちに、労働安全衛生規則に示された規格である0.5m
Aを突破した。 これに対して、特性曲線d、eでは一時間注水を続けて
も漏洩電流は規格の1/10である0.05mA以下であった。 このように、本実施例の絶縁操作棒1のように傘部材41
及び撥水チューブ42の双方を組み合わせた場合(特性曲
線d、e)は、いずれか一方のみを装着した場合(特性
曲線b、c)に比べて漏洩電流は著しく小さくなる。こ
の理由は定かではないが、傘部材41が撥水チューブ42に
かかる雨滴の量を少なくすることによる相乗効果ではな
いかと思われる。 また、操作棒2が垂直の状態よりも水平の状態の方が漏
洩電流が小さいのは、水平状態では付着した水滴が操作
棒2の長さ方向とは直角に滴下するので、長さ方向には
つながりにくいためと考えられる。 従って、本考案の絶縁操作棒2を雨水の作業で使用した
時の作業者側に漏洩する電流は安全基準値内のごく小さ
なものとなり、従来の絶縁操作棒のように着脱が面倒で
作業の邪魔になるアース線をつなぐ必要はなく、より安
全で効率のよい作業ができる。 なお、本考案は図示の実施例に限定されるものではな
く、実用新案登録請求の範囲の記載内において種々の変
形が可能である。
る。第1図は一実施例の正面図、第2図は要部拡大断面
図である。 符号1は絶縁操作棒で、FRP樹脂製のパイプ状の棒体2
を備えている。棒体2の表面は、ある程度の撥水作用を
有するようにポリウレタン樹脂等の塗装が施されてい
る。 棒体2の先端の中空部には、内径よりやや径小で閉塞具
を構成する密閉コア10が接着剤11によって固定されてい
る。密閉コア10は中実に形成され棒体2と同じFRP樹脂
製である。その奥側には栓体12が装着されている。栓体
12は両端部にリング状突起120を形成した円柱状で、外
径が棒体2の内径よりやや大きく形成されており、きつ
く嵌め込まれている。 栓体12は、棒体2の中空部に水密に装着できればその構
造は上記に限定しない。例えば、上記密閉コア10と同様
にやや径小に形成して接着剤で固定する構造等でもよ
い。栓体10の材質としては、ブチルゴム、クロロプレン
ゴム、エチレンプロピレンゴム、或は軟質のプラスチッ
ク等があげられる。なお、棒体2の中空部内壁に撥水加
工を施して、絶縁性を更に良好にすることもできる。 そして、棒体2の先端部には先端具3が取り付けられて
いる。本実施例における先端具3は、クランプ等の各種
の作業工具を取り付け可能な金具である。 棒体2の先端からほぼ1/4の位置には断水部4が設けら
れている。断水部4は傘部材41と撥水チューブ42を備え
てなる。 傘部材41はEPゴム製で、棒体2にきつく装着されるパイ
プ状の装着部410と、それに連設された傘体411からな
る。傘部材41は、棒体2と45度をなす傘体411の拡開側
を棒体2の元側に向けて装着されている。 棒体2のうち傘部材41より元側には、やや間隔をおき、
先部が傘体411の端辺より内部側に位置するように所定
の長さの撥水チューブ42が装着されている。撥水チュー
ブ42は、フッ素系樹脂製で、防水性のシリコンゴム43に
よって接着して取り付けられている。 棒体2の元側からほぼ1/2の位置には、拡開側を棒体2
の元側に向けて上記傘部材41と同様の構造の鍔部5が取
り付けられている。 なお、鍔部5を境界部として棒体2の元側は握り部6と
なっている。 (作用) 本実施例の作用を説明する。雨中での絶縁操作棒1によ
る活線作業中に棒体2表面を流れる雨水は、断水部4の
傘体411の端辺と傘体411より元側の棒体2表面との段差
によりつながりが切れる。また、雨が強い場合等、万一
傘体411の段差で雨水がつながったときにも雨水は撥水
チューブ42表面で玉水化してつながりが切れる。更に、
撥水チューブ42と棒体2は防水性の接着剤で接着してあ
り撥水性チューブ42内面側の水密が図られ、また、棒体
の中空部の両端部に装着された閉塞具によって棒体の内
面側の水密が図られている。 従って、棒体2の先部と元部間においては、雨水を媒体
とした電気の漏洩は起こりにくい。 なお、撥水チューブ42先部は傘体411内部にあるので通
常の使用では濡れにくく、ここに乾燥した部分が設けら
れる。この乾燥部分は、棒体2表面〜傘体411外面〜傘
体411裏面〜棒体2表面という雨水の経路を遮断する部
分となるので、電気の漏洩防止効果がより高くなる。 第3図は絶縁操作等の試験態様を示す説明図で、第3図
(a)は垂直状態、第3図(b)は水平状態を示してい
る。 第4図は各態様における漏洩電流の特性図である。な
お、諸条件は次のとおりである。 このうち、注水液抵抗の1.0kΩ・cmという値は高濃度の
酸性雨に匹敵するものであり、また注水液量の3mm/min
は1時間当たり180mmの豪雨に匹敵するもので条件とし
ては過酷なものとなっている。上記の条件で、測定点
X、Y間の漏洩電流を測定した。 第4図において、 特性曲線aは、棒体単体で垂直の状態で測定したもので
ある。 特性曲線bは、測定点X、Y間に撥水チューブのみを装
着して垂直の状態で測定したものである。 特性曲線cは、測定点X、Y間に傘体のみを装着して垂
直の状態で測定したものである。 特性曲線dは、測定点X、Y間に傘体及び撥水チューブ
を装着(本実施例の絶縁操作棒1)して垂直の状態で測
定したものである。 特性曲線eは、測定点X、Y間に傘体及び撥水チューブ
を装着(本実施例の絶縁操作棒1)して水平の状態で測
定したものである。 図に示されるとおり、特性曲線aでは注水とほとんど同
時に、特性曲線bでは約5分で、特性曲線cでは十数分
のうちに、労働安全衛生規則に示された規格である0.5m
Aを突破した。 これに対して、特性曲線d、eでは一時間注水を続けて
も漏洩電流は規格の1/10である0.05mA以下であった。 このように、本実施例の絶縁操作棒1のように傘部材41
及び撥水チューブ42の双方を組み合わせた場合(特性曲
線d、e)は、いずれか一方のみを装着した場合(特性
曲線b、c)に比べて漏洩電流は著しく小さくなる。こ
の理由は定かではないが、傘部材41が撥水チューブ42に
かかる雨滴の量を少なくすることによる相乗効果ではな
いかと思われる。 また、操作棒2が垂直の状態よりも水平の状態の方が漏
洩電流が小さいのは、水平状態では付着した水滴が操作
棒2の長さ方向とは直角に滴下するので、長さ方向には
つながりにくいためと考えられる。 従って、本考案の絶縁操作棒2を雨水の作業で使用した
時の作業者側に漏洩する電流は安全基準値内のごく小さ
なものとなり、従来の絶縁操作棒のように着脱が面倒で
作業の邪魔になるアース線をつなぐ必要はなく、より安
全で効率のよい作業ができる。 なお、本考案は図示の実施例に限定されるものではな
く、実用新案登録請求の範囲の記載内において種々の変
形が可能である。
本考案は上記構成を有しているので、雨中での絶縁操作
棒による活線作用中に棒体表面を流れる雨水は、断水部
の傘体の端辺と傘体より元側の棒体表面との段差により
つながりが切れる。また、雨が強い場合等、万一傘体の
段差で雨水がつながったときにも雨水は撥水チューブ表
面で玉水化してつながりが切れる。 更に、撥水チューブと棒体は防水性の接着剤で接着して
あり撥水性チューブ内面側の水密が図られ、また、棒体
の中空部の両端部に装着された閉塞具によって棒体の内
面側の水密が図られている。 従って、棒体の先部と元部では雨水を媒体とする電気の
漏洩は起こりにくく、本考案の絶縁操作棒を雨中の作業
で使用した時の作業者側に漏洩する電流は安全基準値内
のごく小さなものとなり、安全な作業ができる。
棒による活線作用中に棒体表面を流れる雨水は、断水部
の傘体の端辺と傘体より元側の棒体表面との段差により
つながりが切れる。また、雨が強い場合等、万一傘体の
段差で雨水がつながったときにも雨水は撥水チューブ表
面で玉水化してつながりが切れる。 更に、撥水チューブと棒体は防水性の接着剤で接着して
あり撥水性チューブ内面側の水密が図られ、また、棒体
の中空部の両端部に装着された閉塞具によって棒体の内
面側の水密が図られている。 従って、棒体の先部と元部では雨水を媒体とする電気の
漏洩は起こりにくく、本考案の絶縁操作棒を雨中の作業
で使用した時の作業者側に漏洩する電流は安全基準値内
のごく小さなものとなり、安全な作業ができる。
図面は本考案の実施例を示し、 第1図は一実施例の正面図、 第2図は要部拡大断面図、 第3図(a)、第3図(b)は絶縁操作棒の試験態様を
示す説明図、 第4図は各態様における漏洩電流の特性図、 第5図は従来の操作棒の説明図である。 1:絶縁操作棒 2:棒体 3:先端具 4:断水部 41:傘部材 411:傘体 42:撥水チューブ 6:握り部 10:密閉コア 11:接着剤 12:栓体
示す説明図、 第4図は各態様における漏洩電流の特性図、 第5図は従来の操作棒の説明図である。 1:絶縁操作棒 2:棒体 3:先端具 4:断水部 41:傘部材 411:傘体 42:撥水チューブ 6:握り部 10:密閉コア 11:接着剤 12:栓体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 吉岡 哲夫 福岡県福岡市南区塩原2丁目1番47号 九 州電力株式会社総合研究所内 (72)考案者 小林 道也 大分県大分市大字駄原2899番地 西日本電 線株式会社内 (72)考案者 工藤 勇八 大分県大分市大字駄原2899番地 西日本電 線株式会社内 (72)考案者 伊藤 彰 佐賀県三養基郡北茂安町中津隈3330 大電 株式会社佐賀工場内 (72)考案者 中野 正教 佐賀県三養基郡北茂安町中津隈3330 大電 株式会社佐賀工場内 (56)参考文献 特開 昭57−33326(JP,A) 実開 昭54−173300(JP,U) 実開 平2−142907(JP,U) 特公 昭63−59208(JP,B2) 特公 昭63−43845(JP,B2) 実公 昭34−14122(JP,Y1) 実公 昭54−25676(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】電気工事などに使用される絶縁操作棒であ
って、この絶縁操作棒は、 FRP樹脂製で中空形状の棒体(2)と、 この棒体(2)の元側に設けてありこれを境界部にして
上記棒体の元部に握り部(6)を形成する鍔体(5)
と、 上記棒体の先端部に設けてある先端具(3)と上記鍔体
(5)との間に設けてある所要数の断水部(4)と、 上記棒体の中空部の両端部に水密に装着してある閉塞具
と、 を備え、 上記断水部(4)は、 上記握り部(6)側へ向けて拡開した傘体(411)を有
する傘部材(41)と、 先端部側が上記傘体(411)の拡開部に隠れるように設
けてあるフッ素系樹脂製の撥水チューブ(42)と、 を備え、 上記撥水チューブ(42)は上記棒体に防水性接着剤によ
り接着してあることを特徴とする、 絶縁操作棒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989063604U JPH0722973Y2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 絶縁操作棒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989063604U JPH0722973Y2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 絶縁操作棒 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH033110U JPH033110U (ja) | 1991-01-14 |
| JPH0722973Y2 true JPH0722973Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=31593803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989063604U Expired - Fee Related JPH0722973Y2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 絶縁操作棒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722973Y2 (ja) |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5425676U (ja) * | 1977-07-21 | 1979-02-20 | ||
| JPS54173300U (ja) * | 1978-05-26 | 1979-12-07 | ||
| JPS5733326A (en) * | 1980-08-06 | 1982-02-23 | Miura Co Ltd | Electrode holder with insulator protecting plate |
| JPS6343845A (ja) * | 1986-08-11 | 1988-02-24 | Mikuni Seisakusho:Kk | トランクリヤ−トリムのリツド部の構造及びその切断加工法 |
| JPS6359208A (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-15 | Toshiba Corp | 高域濾波器 |
| JPH0733531Y2 (ja) * | 1989-04-28 | 1995-07-31 | 東北電力株式会社 | 複数笠付活線作業棒 |
-
1989
- 1989-05-30 JP JP1989063604U patent/JPH0722973Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH033110U (ja) | 1991-01-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN107732668B (zh) | 一种新型玻璃钢避雷针 | |
| JPH0722973Y2 (ja) | 絶縁操作棒 | |
| KR101861491B1 (ko) | 지중 저압접속함의 점검 및 보수방법 | |
| CN215221693U (zh) | 一种密封防水型户外电缆终端 | |
| KR200461136Y1 (ko) | 접지선 연결부위 체결용 연결부재 | |
| CN211266430U (zh) | 一种可以快速安装的金属防水接头 | |
| CN215498214U (zh) | 瓷套式冷缩电缆终端和电缆输电线路系统 | |
| CN206921539U (zh) | 一种防火阻水型多用途预分支电缆 | |
| CN213071443U (zh) | 一种箱式变压器检修接地装置 | |
| CN213124775U (zh) | 一种带保护功能的接地线 | |
| CN213366285U (zh) | 带有高密封性防雨雪护罩的防雷瓷瓶绝缘子 | |
| JPS6314364Y2 (ja) | ||
| KR200339034Y1 (ko) | 애자 방호관 | |
| CN209029842U (zh) | 一种防火型波纹尼龙软管 | |
| JPS5852974Y2 (ja) | 防水絶縁カバ− | |
| JPH09198943A (ja) | 電気機器用ブッシング | |
| JPH0753363Y2 (ja) | 活線作業ロボット上腕絶縁構造 | |
| CN215816602U (zh) | 一种防水型热熔中间电缆接头 | |
| CN217485426U (zh) | 一种瞬态电压抑制二极管及电子产品 | |
| CN219706712U (zh) | 一种充电线缆端部连接装置 | |
| KR0122207Y1 (ko) | 절연조작봉 | |
| CN222260701U (zh) | 变压器用多角度自适应设备线夹绝缘护罩及其变压器防护件 | |
| CN220961707U (zh) | 一种防雷检测安全伸缩装置 | |
| CN213075808U (zh) | 一种具有内部密封结构的骨动力装置 | |
| CN222191823U (zh) | 加长型冷缩中间接头 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |