JPH07229834A - 枝なり果菜物の熟度測定装置 - Google Patents

枝なり果菜物の熟度測定装置

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JPH07229834A
JPH07229834A JP4312894A JP4312894A JPH07229834A JP H07229834 A JPH07229834 A JP H07229834A JP 4312894 A JP4312894 A JP 4312894A JP 4312894 A JP4312894 A JP 4312894A JP H07229834 A JPH07229834 A JP H07229834A
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JP
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fruit
maturity
ripeness
measurement
measuring
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JP4312894A
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English (en)
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Toru Ishii
徹 石井
Hideki Toida
秀基 戸井田
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TECHNO ISHII KK
Original Assignee
TECHNO ISHII KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、装置が小型軽量化できて可搬が極
めて容易となり、枝なり状態の果菜物を非破壊状態で熟
度を測定することができ、しかも充分な量を測定するこ
とのできると共に、同一の果菜物に対する測定が繰返し
実行できて、その成長過程を観測することができる枝な
り果菜物の熟度測定装置の提供を目的とする。 【構成】この発明は、熟度センサが枝なり果菜物に測定
波を投波すると共に、その果菜物を介して熟度測定波を
受波して熟度測定信号を出力し、この信号から測定値判
定手段は熟度値を判定し、これを記録手段に記録すると
共に、表示手段に表示することで、可搬可能な最少限の
構成としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、果実や野菜、例え
ば、柿、リンゴ、トマトなどの果菜物を枝なりの状態で
しかも非破壊状態でその熟度を測定することのできる枝
なり果菜物の熟度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、果実の熟度を測定するには、枝か
ら果実を切離して採集し、これを測定装置を常設する検
査場や研究所などに持込んで測定しているのが一般的で
ある。
【0003】上述のように、枝から果実を切離して採集
し、これを測定する場合、当然切離した果実は商品とは
ならないので、多くの果実を採集することができず、例
えば、ミカンの場合、1本の木から採集する数は、上な
りと下なりの2個程度であり、理想的には1本の木当り
20個分のデータを希望されるが、不可能であった。
【0004】また、上述のように、1本の木に対して2
個の果実採集といえども、1果樹園当り数十本有り、測
定装置に掛ける量は大変な量であって、作業員の測定作
業に時間が掛る問題点を有する。
【0005】さらに、前述のように、枝から果実を切離
して採集してこれを測定した場合、果実は当然それ以降
の成長がないので、測定した果実が、例えば1週間後ど
のように成長しているかという、成長過程が測定できな
い問題点を有する。
【0006】さらに、上述の成長過程を測定するには、
枝なりのままで、しかも、非破壊状態で測定する必要が
あるが、従来の測定装置では、検査場や研究所に常設さ
れる程の大型装置であるため、枝なりの状態で果実を測
定することは不可能であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、装置が小
型軽量化できて可搬が極めて容易となり、枝なり状態の
果菜物を非破壊状態で熟度を測定することができ、しか
も充分な量を測定することのできると共に、同一の果菜
物に対する測定が繰返し実行できて、その成長過程を観
測することができる枝なり果菜物の熟度測定装置の提供
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、測定波を枝なり果菜物に投波して、該果菜物
を介した熟度測定波を受波する熟度センサと、上記熟度
センサが出力する熟度測定信号をアナログ信号のまま記
録する記録手段とを備えた枝なり果菜物の熟度測定装置
であることを特徴とする。
【0009】この発明の請求項2記載の発明は、測定波
を枝なり果菜物に投波して、該果菜物を介した熟度測定
波を受波する熟度センサと、上記熟度センサの熟度測定
信号から熟度測定値を判定する測定値判定手段と、上記
測定値判定手段の熟度測定値を記録する記録手段とを備
えた枝なり果菜物の熟度測定装置であることを特徴とす
る。
【0010】この発明の請求項3記載の発明は、測定波
を枝なり果菜物に投波して、該果菜物を介した熟度測定
波を受波する熟度センサと、上記熟度センサの熟度測定
信号から熟度測定値を判定する測定値判定手段と、上記
測定値判定手段の熟度測定値を表示する表示手段を備え
た枝なり果菜物の熟度測定装置であることを特徴とす
る。
【0011】この発明の請求項4記載の発明は、被測定
物の枝なり果菜物を特定するための特定データを入力す
る入力手段と、上記入力手段の特定データと、前記熟度
センサの熟度測定信号とを対応させる対応手段と、上記
対応手段の特定データと熟度測定信号との対応データを
前記記録手段に記録制御する制御手段とを備えた枝なり
果菜物の熟度測定装置であることを特徴とする。
【0012】この発明の請求項5記載の発明は、被測定
物の枝なり果菜物を特定するための特定データを入力す
る入力手段と、上記入力手段の特定データと、前記測定
値判定手段の熟度測定値とを対応させる対応手段と、上
記対応手段の特定データと熟度測定値との対応データを
前記記録手段に記録制御する制御手段とを備えた枝なり
果菜物の熟度測定装置であることを特徴とする。
【0013】この発明の請求項6記載の発明は、前記熟
度センサの測定波を光線で構成した枝なり果菜物の熟度
測定装置であることを特徴とする。
【0014】この発明の請求項7記載の発明は、前記熟
度センサの測定波を近赤外線で構成した枝なり果菜物の
熟度測定装置であることを特徴とする。
【0015】この発明の請求項8記載の発明は、前記熟
度センサの測定波を超音波で構成した枝なり果菜物の熟
度測定装置であることを特徴とする。
【0016】
【作用】この発明の請求項1記載の発明は、熟度センサ
が枝なり果菜物に測定波を投波すると共に、その果菜物
を介した熟度測定波を受波してアナログ信号の熟度測定
信号を出力し、記録手段はこのアナログ信号のまま熟度
測定信号を記録する。
【0017】この発明の請求項2記載の発明は、熟度セ
ンサが枝なり果菜物に測定波を投波すると共に、その果
菜物を介した熟度測定波を受波してアナログ信号の熟度
測定信号を出力し、測定値判定手段はこの熟度測定信号
から熟度測定値を判定し、記録手段は判定された熟度測
定値を記録する。
【0018】この発明の請求項3記載の発明は、熟度セ
ンサが枝なり果菜物に測定波を投波すると共に、その果
菜物を介した熟度測定波を受波してアナログ信号の熟度
測定信号を出力し、測定値判定手段はこの熟度測定信号
から熟度測定値を判定し、表示手段は判定された熟度測
定値を表示する。
【0019】この発明の請求項4記載の発明は、前記請
求項1記載の発明の作用に併せて、枝なり果菜物を特定
する特定データを入力手段で入力して、対応手段で熟度
センサの熟度測定信号と対応させ、記録手段にはこの特
定データと熟度測定信号とが対応した対応データを記録
する。
【0020】この発明の請求項5記載の発明は、前記請
求項2記載の発明の作用に併せて、枝なり果菜物を特定
する特定データを入力手段で入力して、対応手段で測定
値判定手段の熟度測定値と対応させ、記録手段にはこの
特定データと熟度測定値とが対応した対応データを記録
する。
【0021】この発明の請求項6記載の発明は、前記請
求項1、2または3記載の発明の作用に併せて、測定波
を光線で行なって、この光線により枝なり果菜物の熟度
を測定する。
【0022】この発明の請求項7記載の発明は、前記請
求項1、2または3記載の発明の作用に併せて、測定波
を近赤外線で行なって、この近赤外線により枝なり果菜
物の熟度を測定する。
【0023】この発明の請求項8記載の発明は、前記請
求項1、2または3記載の発明の作用に併せて、測定波
を超音波で行なって、この超音波により枝なり果菜物の
熟度を測定する。
【0024】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の発明によれ
ば、熟度センサの熟度測定信号をアナログ信号のまま記
録手段に記録することで、熟度測定装置が小型軽量化で
きて可搬が極めて容易となり、果菜物の熟度の測定を非
破壊状態で枝なり状態のままでき、さらに枝なり状態の
まま測定できることで、同一の果菜物に対する測定が繰
返し実行できて、その成長過程を観測することができ
る。
【0025】さらに、熟度測定信号を記録手段、例え
ば、テープレコーダにより収録することで、大量の熟度
測定データを採ることができ、例えば、1本のミカンの
木に対して、外なり、内なり、上なり、下なり等の各種
条件で20個分の測定が容易となり、正確な熟度の判定
が得られる。
【0026】さらにまた、記録手段に記録された熟度測
定信号データを再生して熟度値を判定するので、従来の
ように果菜物を装置に載置したり、これを取除いたりす
る人的作業がなく、ただ記録媒体を装置に装着すればよ
いので、作業性が向上し、判定結果が短期に得られる。
【0027】この発明の請求項2記載の発明によれば、
熟度センサのアナログ信号による熟度測定信号から測定
値判定手段で熟度測定値を判定しても、例えば熟度測定
信号をアンプで増幅し、A/D変換器でデジタル値に変
換し、さらにCPUで熟度測定値を算出しても、熟度自
体を測定するために必要な大量の比較データおよびその
処理手段(例えば比較データの記憶装置)を持たないの
で、熟度測定値の判定手段を備えても、熟度測定装置を
なお小型軽量化し可搬が容易となり、果菜物を枝なりの
まま測定でき、前述の請求項1の発明と等価な効果を得
ることができる。
【0028】この発明の請求項3記載の発明によれば、
測定値判定手段で判定した熟度測定値を表示手段に表示
することで、予め熟度測定値と実際の熟度との対比デー
タを持っていれば、その場で条件の異なる各果菜物の熟
度具合を知ることができ、各果菜物の収穫時期をその場
で判断して、収穫に最も適する時期を選んで収穫するこ
とができる。
【0029】この発明の請求項4または5記載の発明に
よれば、入力手段で熟度測定信号や測定値と果菜物とを
対応させることで、大量の測定データでも果菜物と対応
させて正確な処理ができる。
【0030】この発明の請求項6、7または8記載の発
明によれば、測定条件を変えた熟度センサが構成でき、
果菜物の種別測定範囲を拡大することができる。
【0031】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は枝なり果菜物の熟度測定装置として、果
実の糖度を測定する装置を示し、図1において、熟度測
定装置10は測定部11と本体部12とによって構成し
ている。
【0032】図2にも示すように、上述の測定部11に
は側面視L字状の固定枠13と可動枠14とを有し、固
定枠13の上端には筒状の保持部15を形成して、これ
に投光子16を保持し、水平基部17は筒状に形成し
て、これに前述の可動枠14の水平基部18を摺動可能
に挿通して保持させている。
【0033】上述の固定枠13の水平基部17の側面部
には長さ方向に長溝19を形成し、これに可動枠14の
水平基部18に植設したピン20を突出させて可動枠1
4の摺動範囲を規制すると共に、上述のピン20につま
み21を装着することで、作業者の手によって可動枠1
4を摺動操作可能にしている。
【0034】また上述の可動枠14の水平基部18は筒
状体であって、内部には前述のピン20が挿通してお
り、このピン20と固定枠13の水平基部17の内部外
端側との間にスプリング22を張架することで、可動枠
14を固定枠13側に付勢している。
【0035】前述の可動枠14の上端には筒状の保持部
23を形成し、これに受光子24を保持する。前述の投
光子16および上述の受光子24は光導ケーブル25の
開放端と、この開放端に嵌着した外光を遮断するための
不透明なゴム製のブーツ26とで形成して、同一光軸線
上で対向しており、また光導ケーブル25は外皮27の
内部に複数の光ファイバ28を収納して形成し、投光子
16側の光導ケーブル25の基端は本体部12に構成さ
れる近赤外線の投光器に対向し、また、受光子24側の
光導ケーブル25の基端も本体部12に構成される、例
えば、シリコンフォトダイオードのような受光器に対向
している。
【0036】前述の固定枠13の水平基部17には握り
部29を下方に連結し、この握り部29は測定するとき
に作業者が把持し、該握り部29には測定のスタートを
入力するスタートボタン30を装着し、このスタートボ
タン30に対する配線は前述の光導ケーブル25,25
と共に本体部12に導かれる。
【0037】前述の熟度測定装置10の本体部12は箱
状体に形成され、これに肩掛けバンド31を装着するこ
とで可搬可能に構成している。また前面上部には例えば
液晶による表示器32を備え、その下部にファンクショ
ンキー33、テンキー34およびブザー等で形成する報
知器35を備えている。
【0038】上述の表示器32は測定した果実と対応し
て測定値を表示し、ファンクションキー33は測定条
件、測定スタート等を入力し、テンキー34は果実を特
定するコード番号などを入力し、報知器35は1回の測
定が終了するとその終了を音で報知する。図中36は外
部装置に対する接続部であって、内部の記憶部に記憶さ
れた測定値データの取出しを許容する。
【0039】図3は熟度測定装置10の制御回路ブロッ
ク図を示し、CPU40はROM41に格納されたプロ
グラムに沿って各回路装置を駆動制御する他、演算処理
も実行し、RAM42は測定操作に必要なデータを記憶
し、記憶部43は大量の記憶容量を有し、熟度を測定し
た測定値を果実を特定する特定データと共に対応させて
記憶する。
【0040】入力キー44は前述のスタートボタン3
0、ファンクションキー33、テンキー34等で構成し
ている。投光器45は、例えば、900nmと1500
nmの2種の近赤外線を投光し、この2種の近赤外線は
光導ケーブル25により投光子16に導かれる。受光器
46は例えばシリコンフォトダイオードで構成し、果実
を透過した近赤外線を受光子24で受光し、これを光導
ケーブル25で受光器46に導き、これを該受光器46
が受光する。
【0041】上述のように構成した熟度測定装置10に
よる測定動作を説明する。図4に示すように、果実47
(例えばミカン)の木には該木を特定するために、コー
ド番号が設定され、さらに、果実47を測定するには、
木の上側になっている果実47を上なり47a、下側に
なっている果実47を下なり47b、外側になっている
果実47を外なり、内側になっている果実47を内なり
47dとして測定し、さらにこれらの果実47を木の東
西南北のいずれの位置になっているかも特定し、さらに
また、測定した木自体が果樹園の東西南北のいずれの位
置か等も特定して入力する。
【0042】これらの特定データの入力はファンクショ
ンキー33、テンキー34により行ない、入力された特
定データは数値に換算されて、表示器45に表示され
る。
【0043】上述のようにして特定した果実47は枝な
り状態のまま測定し、図2に示すように、測定部11の
握り部29を握って投光子16と受光子24とのブーツ
26,26間に枝なり果実47を挟持する。この挟持は
可動枠14のつまみ21をスプリング22に抗して広が
る方向に可動すれば可動枠14が広がり、上述のブーツ
26,26間に果実47を位置させた後、上述のつまみ
21を開放すればスプリング22の付勢力により可動枠
14が縮まり、果実47は両ブーツ26,26間に挟持
される。
【0044】次いで、握り部29のスタートボタン30
を押圧操作すると、このスタート信号の入力に基づいて
CPU40は投光器45を駆動制御して、例えば、90
0nmと1500nmの2種の近赤外線を時間を異なら
せて投光する。これらの近赤外線は光導ケーブル25を
介して投光子16より果実47に投光し、該果実47を
透過した受光子24に受光され、光導ケーブル25を介
して受光器46に導き、該受光器46は糖度測定信号を
CPU40に出力する。なお、受光器46から出力され
る糖度測定信号はアナログ信号であって、適宜のアンプ
で増幅し、A/D変換回路でデジタル信号に変換してC
PU40に入力される。
【0045】CPU40は近赤外線の900nmと15
00nmとのデジタル値を比較して、その差を算出し、
これを測定値となし、この測定値と、前述の特定データ
とを対応させて、これらの対応データを前述の表示器3
2に表示すると共に、記憶部43の所定のエリアに記憶
する。
【0046】上述のように、正常に測定が完了するとC
PU40は報知器35を駆動制御して、例えば、一定時
間の連続音で測定OKを報知する。しかし、測定がNG
であれば、例えば、途切れ音でNGを報知し、測定のや
り直しを促す。このような測定を果実47の上なり、下
なり、外なり、内なり、その他の各条件で実行し、これ
らの測定値をその特定データと共に、記憶部43に記憶
する。
【0047】その後測定した果実47の測定値に基づい
て糖度(熟度)を判定するときは、熟度測定装置10
を、検査場や研究所等に可搬し、例えばパソコン等に接
続部36を介して接続し、記憶部43に記憶された特定
データと測定値とを読出して、予め収納された比較値と
比較判定を行ない、果実47の糖度の判定熟度の判定を
行なう。
【0048】上述の実施例によれば、熟度測定装置10
は糖度を測定してその測定値および果実47の特定デー
タを記憶するのみで、実糖度の量を判定するための比較
データやそのハード構成を持たないので、装置が小型化
して可搬することができ、果実47は枝なりの状態でか
つ非破壊状態で手軽に糖度を測定することができる。
【0049】しかも、枝なりの測定であるため、測定値
を大量に採ることができ、また外なり、内なり、下なり
等の多種の条件で得ることができるので糖度の判定精度
が向上する。さらに、日にちを変えて同一の果実47を
測定することで、成長仮定を観測することができる。
【0050】さらにまた、測定値を表示器32で表示す
ることで、予め実際の糖度を換算した対比データを持っ
ていれば、表示された値で、熟度具合を知ることがで
き、果実47の収穫時期をその場で判断して、収穫に最
も適する時期を選んで収穫することができる。
【0051】図5は熟度測定装置10の制御回路の他の
例を示し、投光器45および受光器46は前述の第1実
施例と同様な構成を利用するので、その詳細な説明は省
略するが、CPUで構成される制御部50は駆動回路5
1を介して投光器45を駆動制御し、該投光器45は前
述の第1実施例と同様に900nmと1500nmとの
2種の近赤外線を時間を異ならせて投光し、受光器46
はこの2種の近赤外線による糖度測定信号を出力する。
【0052】テープレコーダ52は周知のものであっ
て、受光器46から出力される糖度測定信号をアナログ
信号のままテープ53に収録する。そして果実の熟度
(糖度)を判定するときはこのテープ53を判定装置に
かける。
【0053】このように構成した場合、受光器46の糖
度測定信号を増幅およびA/D変換しないので、例え、
糖度測定信号のデータと果実を特定するために特定デー
タを入力する入力キー44などの入力手段を付加したと
しても、第1の実施例装置より軽量化、小形化ででき、
枝なり果実の測定作業をより容易化することができる。
【0054】図6、図7は熟度センサの他の例を示し、
前述の第1の実施例では投光子16と受光子24とを対
向させた近赤外線の透過形を示しているが、この例では
反射形を示している。
【0055】すなわち、投受光子60は握り杆61の上
端から上方に伸びたアーム62の上端の筒状保持部63
に挿通して保持し、投受光子60につながる光導ケーブ
ル64は握り杆61の中心部を通って、本体部12に接
続される。
【0056】上述の投受光子60は図7に示すように、
中心部が投光器45と接続される投光側光ファイバ群6
4aであり、その外周部が受光器46と接続される受光
側光ファイバ群64bである。図中65は外光を遮断す
るブーツであり、66はスタートボタンであって、その
導線は前述の光導ケーブル64と共に本体部12に導か
れる。
【0057】このように構成した反射形の投受光子60
は中心部の投光側光ファイバ群64aが投光する近赤外
線を果実に投光し、その反射を光受光側光ファイバ群6
4bが受光して受光器46に導く。このように構成する
こともできる。
【0058】なお、上述の実施例では測定光を近赤外線
で構成したが、これ以外の光線例えば、カラーセンサで
果実の熟度を測定するもよく、また超音波で測定するも
よい。さらに、測定値および特定データの記録はRA
M、記憶装置、テープ等の他にICカードその他の記録
手段を使用することもでき、これらは内蔵タイプ、また
は外装タイプであるもよい。
【0059】この発明の構成と、実施例との対応におい
て、この発明の枝なり果菜物は、実施例の果実47に対
応し、以下同様に、熟度センサは、投光子16、受光子
24、投光器45、受光器46、投受光子60に対応
し、記録手段は、記憶部43、テープレコーダ52に対
応し、測定値判定手段は、CPU40の判定処理に対応
し、表示手段は、表示器32に対応し、対応手段は、C
PU40の測定値と特定データと対応させて記憶する処
理に対応し、入力手段は、入力キー44に対応し、制御
手段は、CPU40に対応するも、この発明は、実施例
の構成のみに限定されるものではない。
【0060】例えば、果菜物は各種の果実47以外に、
トマト、胡瓜等の野菜類も含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熟度測定装置の斜視図。
【図2】測定部の断面図。
【図3】制御回路ブロック図。
【図4】枝なり果実の説明図。
【図5】他の例を示す制御回路ブロック図。
【図6】熟度センサの一部断面側面図。
【図7】投受光子の正面図。
【符号の説明】
10…熟度測定装置 11…測定部 12…本体部 16…投光子 24…受光子 32…表示器 43…記憶部 45…投光器 46…受光器 52…テープレコーダ 60…投受光子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定波を枝なり果菜物に投波して、該果菜
    物を介した熟度測定波を受波する熟度センサと、上記熟
    度センサが出力する熟度測定信号をアナログ信号のまま
    記録する記録手段とを備えた枝なり果菜物の熟度測定装
    置。
  2. 【請求項2】測定波を枝なり果菜物に投波して、該果菜
    物を介した熟度測定波を受波する熟度センサと、上記熟
    度センサの熟度測定信号から熟度測定値を判定する測定
    値判定手段と、上記測定値判定手段の熟度測定値を記録
    する記録手段とを備えた枝なり果菜物の熟度測定装置。
  3. 【請求項3】測定波を枝なり果菜物に投波して、該果菜
    物を介した熟度測定波を受波する熟度センサと、上記熟
    度センサの熟度測定信号から熟度測定値を判定する測定
    値判定手段と、上記測定値判定手段の熟度測定値を表示
    する表示手段を備えた枝なり果菜物の熟度測定装置。
  4. 【請求項4】被測定物の枝なり果菜物を特定するための
    特定データを入力する入力手段と、上記入力手段の特定
    データと、前記熟度センサの熟度測定信号とを対応させ
    る対応手段と、上記対応手段の特定データと熟度測定信
    号との対応データを前記記録手段に記録制御する制御手
    段とを備えた請求項1記載の枝なり果菜物の熟度測定装
    置。
  5. 【請求項5】被測定物の枝なり果菜物を特定するための
    特定データを入力する入力手段と、上記入力手段の特定
    データと、前記測定値判定手段の熟度測定値とを対応さ
    せる対応手段と、上記対応手段の特定データと熟度測定
    値との対応データを前記記録手段に記録制御する制御手
    段とを備えた請求項2記載の枝なり果菜物の熟度測定装
    置。
  6. 【請求項6】前記熟度センサの測定波を光線で構成した
    請求項1、2または3記載の枝なり果菜物の熟度測定装
    置。
  7. 【請求項7】前記熟度センサの測定波を近赤外線で構成
    した請求項1、2または3記載の枝なり果菜物の熟度測
    定装置。
  8. 【請求項8】前記熟度センサの測定波を超音波で構成し
    た請求項1、2または3記載の枝なり果菜物の熟度測定
    装置。
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