JPH07230011A - イメージファイバ素線 - Google Patents
イメージファイバ素線Info
- Publication number
- JPH07230011A JPH07230011A JP6040607A JP4060794A JPH07230011A JP H07230011 A JPH07230011 A JP H07230011A JP 6040607 A JP6040607 A JP 6040607A JP 4060794 A JP4060794 A JP 4060794A JP H07230011 A JPH07230011 A JP H07230011A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- coating layer
- colored
- resin coating
- image fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高強度、画質低下のないイメージファイバ素
線を提供する。 【構成】 典型的なイメージファイバ素線は、画像伝送
部をなすイメージサークルとその上のジャケットとさら
にその外側の着色樹脂被覆層とから構成される。この発
明においては、着色樹脂被覆層が2層構造で、内層が赤
色の有機顔料で着色されたUV硬化型樹脂、外層が緑色
の有機顔料で着色されたUV硬化型樹脂からなってい
る。したがって、外部からの光はこの着色樹脂被覆層で
吸収阻止される。樹脂被覆層は着色用に硬い微粒子状の
固体が用いられていないのでそれ自身強度が高く、また
ファイバを傷つけることがない。
線を提供する。 【構成】 典型的なイメージファイバ素線は、画像伝送
部をなすイメージサークルとその上のジャケットとさら
にその外側の着色樹脂被覆層とから構成される。この発
明においては、着色樹脂被覆層が2層構造で、内層が赤
色の有機顔料で着色されたUV硬化型樹脂、外層が緑色
の有機顔料で着色されたUV硬化型樹脂からなってい
る。したがって、外部からの光はこの着色樹脂被覆層で
吸収阻止される。樹脂被覆層は着色用に硬い微粒子状の
固体が用いられていないのでそれ自身強度が高く、また
ファイバを傷つけることがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、イメージファイバ素
線に関するもので、伝送画像の画質の低下、すなわちコ
ントラストの低下の原因となるファイバ内への外乱光の
入射を抑制した構造で、かつ細径、高強度のものを提供
する。
線に関するもので、伝送画像の画質の低下、すなわちコ
ントラストの低下の原因となるファイバ内への外乱光の
入射を抑制した構造で、かつ細径、高強度のものを提供
する。
【0002】
【従来の技術】イメージファイバ素線は、多数の画素か
らなるイメージサークルと、このイメージサークルを囲
むジャケットと、その上に施された被覆層とからなるも
ので、被覆層をなす樹脂材料にはカーボン、マスターバ
ッチなどの黒色の微粒子状の着色材料が混入されてい
て、外乱光はこの被覆層に吸収させてイメージサークル
内に入射するのを抑制している。外乱光がイメージサー
クル内に入射すると伝送画像の画質すなわちコントラス
トの低下をまぬがれない。
らなるイメージサークルと、このイメージサークルを囲
むジャケットと、その上に施された被覆層とからなるも
ので、被覆層をなす樹脂材料にはカーボン、マスターバ
ッチなどの黒色の微粒子状の着色材料が混入されてい
て、外乱光はこの被覆層に吸収させてイメージサークル
内に入射するのを抑制している。外乱光がイメージサー
クル内に入射すると伝送画像の画質すなわちコントラス
トの低下をまぬがれない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、カーボンな
どの微粒子を混入した被覆樹脂材料を用いるとそれ自身
の強度低下を招くのみならず、イメージファイバ上に塗
布する際に微粒子が接触してファイバを傷付け強度の低
下を招くという問題があった。加えて、被覆樹脂材料が
生産性向上の観点から硬化速度の速いUV硬化型樹脂の
場合、カーボンなどの微粒子を混ぜると樹脂の硬化が困
難となる。そこで、被覆樹脂材料にUV硬化型樹脂を採
用し、これに有機着色材を混入させることが考えられる
が黒色の有機着色材を用いると紫外光が吸収されるた
め、この場合も樹脂の硬化が困難となる。
どの微粒子を混入した被覆樹脂材料を用いるとそれ自身
の強度低下を招くのみならず、イメージファイバ上に塗
布する際に微粒子が接触してファイバを傷付け強度の低
下を招くという問題があった。加えて、被覆樹脂材料が
生産性向上の観点から硬化速度の速いUV硬化型樹脂の
場合、カーボンなどの微粒子を混ぜると樹脂の硬化が困
難となる。そこで、被覆樹脂材料にUV硬化型樹脂を採
用し、これに有機着色材を混入させることが考えられる
が黒色の有機着色材を用いると紫外光が吸収されるた
め、この場合も樹脂の硬化が困難となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の観点
から上記問題点のない構造で外乱光の入射を阻止したイ
メージファイバ素線を提供しようとするもので、その特
徴とする請求項1記載の発明は、多数の画素を備えたイ
メージサークルと、このイメージサークルを覆うジャケ
ットと、さらにその外側に施された樹脂被覆層とからな
るイメージファイバ素線において、前記樹脂被覆層が少
なくとも2層からなり、かつ有機着色材により異なる色
に着色されてなることにある。なお、有機着色材として
は例えば有機顔料があげられる。また、着色の色合いと
しては種々考えられるが、可視領域の光を遮断する意味
で赤色と緑色の組合わせがあげられる。さらに、樹脂材
料としては生産性維持のためUV硬化型樹脂が好まし
い。
から上記問題点のない構造で外乱光の入射を阻止したイ
メージファイバ素線を提供しようとするもので、その特
徴とする請求項1記載の発明は、多数の画素を備えたイ
メージサークルと、このイメージサークルを覆うジャケ
ットと、さらにその外側に施された樹脂被覆層とからな
るイメージファイバ素線において、前記樹脂被覆層が少
なくとも2層からなり、かつ有機着色材により異なる色
に着色されてなることにある。なお、有機着色材として
は例えば有機顔料があげられる。また、着色の色合いと
しては種々考えられるが、可視領域の光を遮断する意味
で赤色と緑色の組合わせがあげられる。さらに、樹脂材
料としては生産性維持のためUV硬化型樹脂が好まし
い。
【0005】ここに用いられる有機顔料としては、C.
I.Nameで、Pig.Gre−en10,Pig.
Red 48/ca,Pig.Red 48/mn,P
ig.Burue 15,Pig.Green7などが
あげられる。又着色の手法としてはドライカラー、マス
ターバッチ、カラーペーストに準じた手法が用いられ
る。但し数種の顔料を混合して使用することも可能であ
るが、混合により黒色にならないよう配慮する必要があ
る。市販の顔料の一部をあげれば以下のとおりである。 御国色素株式会社 黄色顔料 商品名 YELLOW GL♯5 〃 赤色顔料 商品名 Camine T−B 大日精化工業株式会社 黄色顔料 商品名 DP−2137 YELLOW 〃 赤色顔料 商品名 DP−2284 Red 山陽色素株式会社 黄色顔料 商品名 サンダイイエロー G−329 〃 赤色顔料 商品名 サンダイDPレッドD−426 なお、その他の色については商品名を把握していない
が、勿論これら各社で市販している。
I.Nameで、Pig.Gre−en10,Pig.
Red 48/ca,Pig.Red 48/mn,P
ig.Burue 15,Pig.Green7などが
あげられる。又着色の手法としてはドライカラー、マス
ターバッチ、カラーペーストに準じた手法が用いられ
る。但し数種の顔料を混合して使用することも可能であ
るが、混合により黒色にならないよう配慮する必要があ
る。市販の顔料の一部をあげれば以下のとおりである。 御国色素株式会社 黄色顔料 商品名 YELLOW GL♯5 〃 赤色顔料 商品名 Camine T−B 大日精化工業株式会社 黄色顔料 商品名 DP−2137 YELLOW 〃 赤色顔料 商品名 DP−2284 Red 山陽色素株式会社 黄色顔料 商品名 サンダイイエロー G−329 〃 赤色顔料 商品名 サンダイDPレッドD−426 なお、その他の色については商品名を把握していない
が、勿論これら各社で市販している。
【0006】
【作用】被覆層は異なる色合いの少なくとも2層からな
るので、外乱光の対応する波長領域の成分を吸収し、イ
メージサークル内に入射するのを軽減する。また、被覆
層の着色に有機着色材が用いられていて、たとえそれが
微粒子状の着色材であってもカーボン粒子のように硬く
ないので、塗布時にこの微粒子がイメージファイバに接
触してその表面を傷つけることがないので、その初期強
度を維持できるとともに樹脂層自身の強度も維持しう
る。なお、着色材料としての有機着色材はUV樹脂の硬
化速度を損なうことがないので、従前どおり被覆材料と
して硬化速度の速いUV樹脂を使用できるのでイメージ
ファイバの高速線引化が維持される。
るので、外乱光の対応する波長領域の成分を吸収し、イ
メージサークル内に入射するのを軽減する。また、被覆
層の着色に有機着色材が用いられていて、たとえそれが
微粒子状の着色材であってもカーボン粒子のように硬く
ないので、塗布時にこの微粒子がイメージファイバに接
触してその表面を傷つけることがないので、その初期強
度を維持できるとともに樹脂層自身の強度も維持しう
る。なお、着色材料としての有機着色材はUV樹脂の硬
化速度を損なうことがないので、従前どおり被覆材料と
して硬化速度の速いUV樹脂を使用できるのでイメージ
ファイバの高速線引化が維持される。
【0007】
【実施例】図1は、この発明のイメージファイバ素線の
概略説明図を示す。図において、1は多数の画素からな
る石英系のイメージサークル、2はこのイメージサーク
ル上に設けられた石英ジャケット。3は2層構造の着色
樹脂被覆層で、例えば内層31は赤色の有機着色材によ
って赤色に、外層32は緑色の有機着色材によって緑色
に着色されたUV硬化型樹脂からなっている。得られた
イメージファイバ素線は、外乱光を赤色と緑色の2層構
造からなる着色樹脂被覆層で吸収させる結果、画質の低
下を抑制し優れた画像伝送が可能となる。勿論たの色の
組み合わせでもよいが上記組み合わせは最も効果的な組
み合わせである。また、有機着色材により着色された被
覆材はそれ自身強度が高く、かつ線引き直後のイメージ
ファイバを傷付けることがないのでその初期強度を維持
する。
概略説明図を示す。図において、1は多数の画素からな
る石英系のイメージサークル、2はこのイメージサーク
ル上に設けられた石英ジャケット。3は2層構造の着色
樹脂被覆層で、例えば内層31は赤色の有機着色材によ
って赤色に、外層32は緑色の有機着色材によって緑色
に着色されたUV硬化型樹脂からなっている。得られた
イメージファイバ素線は、外乱光を赤色と緑色の2層構
造からなる着色樹脂被覆層で吸収させる結果、画質の低
下を抑制し優れた画像伝送が可能となる。勿論たの色の
組み合わせでもよいが上記組み合わせは最も効果的な組
み合わせである。また、有機着色材により着色された被
覆材はそれ自身強度が高く、かつ線引き直後のイメージ
ファイバを傷付けることがないのでその初期強度を維持
する。
【0008】具体例1 イメージファイバ用光ファイバ素線として以下に示す素
線径260μmのものを用意した。すなわち、コアが直
径170μmのGeドープ石英、クラッドが厚さ40μ
mのフッ素ドープ石英(両者の比屈折率差△= 3.5
%)、サポート層が厚さ5μmの純粋石英からなるもの
である。一方、ジャケット用ガラス管として内径27m
m、外径30mmの石英ガラス管を用意した。そして、
この石英ガラス管内に直径260μmの光ファイバ素線
を10,000本詰込んでイメージファイバ母材となし、これ
を 2,000℃に加熱して溶融線引きし直径500μmのイ
メージファイバとし、この線引きされたイメージファイ
バ上にまず赤色の有機顔料が混入されたアクリレート系
樹脂を塗布させた後紫外線照射して硬化させ25μm厚
のコーティング層とし、引続いてその上に緑色の有機顔
料が混入されたアクリレート系樹脂を塗布させた後紫外
線照射して硬化させ25μm厚のコーティング層とし、
最終的に外径600μmのイメージファイバ素線とし
た。上記において、内層と外層の色を赤と緑にした場合
は、特にその組み合わせが良好で、ある。得られたイメ
ージファイバ素線に外からハロゲンライト光を入射させ
たところ、伝送画像のコントラストは0.70であった。こ
れは従来のカーボンによる着色被覆層の場合の伝送画像
のコントラストの0.75と比較して遜色ないものであっ
た。また、その機械的強度は平均で150kg/mm2
であり、従来のカーボンによる着色被覆層の場合が12
0kg/mm2 であるのに比較して高強度を示した。
線径260μmのものを用意した。すなわち、コアが直
径170μmのGeドープ石英、クラッドが厚さ40μ
mのフッ素ドープ石英(両者の比屈折率差△= 3.5
%)、サポート層が厚さ5μmの純粋石英からなるもの
である。一方、ジャケット用ガラス管として内径27m
m、外径30mmの石英ガラス管を用意した。そして、
この石英ガラス管内に直径260μmの光ファイバ素線
を10,000本詰込んでイメージファイバ母材となし、これ
を 2,000℃に加熱して溶融線引きし直径500μmのイ
メージファイバとし、この線引きされたイメージファイ
バ上にまず赤色の有機顔料が混入されたアクリレート系
樹脂を塗布させた後紫外線照射して硬化させ25μm厚
のコーティング層とし、引続いてその上に緑色の有機顔
料が混入されたアクリレート系樹脂を塗布させた後紫外
線照射して硬化させ25μm厚のコーティング層とし、
最終的に外径600μmのイメージファイバ素線とし
た。上記において、内層と外層の色を赤と緑にした場合
は、特にその組み合わせが良好で、ある。得られたイメ
ージファイバ素線に外からハロゲンライト光を入射させ
たところ、伝送画像のコントラストは0.70であった。こ
れは従来のカーボンによる着色被覆層の場合の伝送画像
のコントラストの0.75と比較して遜色ないものであっ
た。また、その機械的強度は平均で150kg/mm2
であり、従来のカーボンによる着色被覆層の場合が12
0kg/mm2 であるのに比較して高強度を示した。
【0009】
【発明の効果】この発明のイメージファイバ素線によれ
ば、樹脂被覆層が異なる色合いに着色された少なくとも
2層構造になされており、かつその着色が有機着色材を
用いてなるので、外乱光を吸収して伝送画像の画質低下
を阻止するという効果とともに線引き直後のイメージフ
ァイバを傷付けることがないことからその初期強度を維
持できるという効果を奏する。
ば、樹脂被覆層が異なる色合いに着色された少なくとも
2層構造になされており、かつその着色が有機着色材を
用いてなるので、外乱光を吸収して伝送画像の画質低下
を阻止するという効果とともに線引き直後のイメージフ
ァイバを傷付けることがないことからその初期強度を維
持できるという効果を奏する。
【図1】図1はこの発明のイメージファイバ素線の概略
説明図。
説明図。
1 イメージサークル 2 ジャケット 3 着色樹脂被覆層 31 内層 32 外層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 社本 尚樹 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ ラク佐倉工場内 (72)発明者 妻沼 孝司 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ ラク佐倉工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 多数の画素を備えたイメージサークル
と、このイメージサークルを覆うジャケットと、さらに
その外側に施された着色樹脂被覆層とからなるイメージ
ファイバ素線において、前記着色樹脂被覆層が少なくと
も2層からなり、かつ有機着色材により異なる色に着色
されてなることを特徴とするイメージファイバ素線。 - 【請求項2】 着色樹脂被覆層がそれぞれ赤色と緑色に
着色されたUV硬化型の内外2層からなることを特徴と
する請求項1記載のイメージファイバ素線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6040607A JPH07230011A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | イメージファイバ素線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6040607A JPH07230011A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | イメージファイバ素線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07230011A true JPH07230011A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=12585214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6040607A Pending JPH07230011A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | イメージファイバ素線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07230011A (ja) |
-
1994
- 1994-02-16 JP JP6040607A patent/JPH07230011A/ja active Pending
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