JPH07230199A - 画像形成装置及び帯電装置 - Google Patents

画像形成装置及び帯電装置

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JPH07230199A
JPH07230199A JP4503594A JP4503594A JPH07230199A JP H07230199 A JPH07230199 A JP H07230199A JP 4503594 A JP4503594 A JP 4503594A JP 4503594 A JP4503594 A JP 4503594A JP H07230199 A JPH07230199 A JP H07230199A
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JP
Japan
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charging
photosensitive drum
image carrier
plate
image forming
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JP4503594A
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English (en)
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Koji Miura
幸次 三浦
Kanji Yokomori
幹詞 横森
Hideji Kawaguchi
秀司 河口
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成で、感光ドラム表面と帯電板の帯電
面との間の微小間隙を精度よく保持して、感光ドラム表
面の良好な帯電を行う。 【構成】近接帯電板2の長手方向(感光ドラム1の母線
方向)の両端部に樹脂性のスペーサ11を形成する。ス
ペーサ11の摺動面11aを、感光ドラム1表面に当接
させて、感光ドラム1表面に近接帯電板2の帯電面2a
を対面させる。感光ドラム1の回転方向(矢印R1方
向)についての上流側において、感光ドラム1表面と帯
電面2aとの間に微小間隙を形成する。帯電面2aを、
微小間隙を通って感光ドラム1表面に接する平面Sより
も、感光ドラム1側に配置する。このとき、スペーサ1
1は、近接帯電板2の両端部に、帯電面2aを基準とし
て近接帯電板と一体的にアウトサート成型する。これに
より、微小間隙の精度を、成型に使用する金型に依存し
た高精度なものとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザビーム
プリンタ等の画像形成装置及び帯電装置に関し、詳しく
は振動電圧(電圧値が周期的に変化する電圧)が印加さ
れた帯電部材を、像担持体に接触または近接させること
によって、像担持体表面を帯電する画像形成装置及び帯
電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
〈第1の発明の従来技術〉複写機等に使用される接触帯
電装置は、電圧を印加した帯電部材を被帯電体に当接さ
せて直接的に電荷を被帯電体に転移させ、これにより、
被帯電面である被帯電体表面を所定の電位に帯電するも
のである。この接触帯電装置は、帯電装置として従来か
ら広く利用されているコロナ放電装置(被接触帯電装
置)に比べて、被帯電面を所定の電位に帯電するのに必
要な印加電圧の低電圧化が図れること、帯電過程で発生
するオゾン量がごく微量でありオゾン除去フィルターの
必要性がなくなること、このため装置の排気系の構成が
簡略化できること、メンテナンスフリーであること、等
の長所を有している。
【0003】上述のような長所を有する接触帯電装置
は、例えば、電子写真装置(複写機、レーザビームプリ
ンタ等)や静電記録装置等の画像形成装置において、感
光体、誘電体等の像担持体をはじめとし、その他被帯電
体を帯電処理する手段としてコロナ放電装置に代わるも
のとして注目され、実用化されている。
【0004】この接触帯電装置においては、被帯電面の
均一な帯電処理のため、直流電圧と振動電圧とを重畳し
た重畳電圧を導電性の帯電部材に印加し、この帯電部材
を被帯電体に接触させて帯電を行う方式が提案されてい
る(特開昭63−149669号公報)。
【0005】図6に接触帯電装置の一例を示す。同図に
おいて、1は矢印R1方向に所定の周速度(プロセスス
ピード)で回転駆動される、被帯電体としてのドラム型
の電子写真感光体、静電記録誘電体等(以下「感光ドラ
ム」という。)である。
【0006】2は接触帯電部材としての導電性の帯電ロ
ーラであり、芯金21とその外周に形成した導電性ゴム
製等の導電性のローラ体23とによって構成されてい
る。この帯電ローラ2は、芯金21の両端部をそれぞれ
付勢する押圧ばね(不図示)の押圧力により、感光ドラ
ム1表面に対して所定の押圧力をもって圧接されていお
り、感光ドラム1の回転に伴って従動回転する。
【0007】4は帯電ローラ2に対する電圧印加電源で
ある。この電源4によって、帯電ローラ2の芯金21に
接触させた接点板ばね3を介して、帯電ローラ2に印加
される電圧は、感光ドラム1の帯電開始電圧の2倍以上
のピーク間電圧VPPを有する振動電圧Vacと直流電圧V
dcとが重畳された重畳電圧(Vac+Vdc)である。これ
により、回転駆動されている感光ドラム1の外周面が均
一に帯電される。
【0008】ところで、上述のような画像形成装置、つ
まり電圧印加方式の接触帯電装置を像担持体の帯電手段
として利用した画像形成装置においては、次のような問
題点が指摘されている。
【0009】すなわち、図7の画像形成後の転写材14
に示すように、横線パターン画像14aを出力させたと
き、横線パターン間隔が、帯電ローラ2に電圧を印加す
る電源4の周波数で決まるドラム表面電位のムラ(サイ
クルムラ、同図では破線で図示)14bに近くなると、
画像面に干渉縞14cが発生してしまうことである。
【0010】電源4の周波数fは、部品精度によって決
められた値からプラス、マイナス10%程度のバラツキ
を有し、電源4によっては横線パターン画像14aの空
間周波数に近接してしまい、レベルのひどい干渉縞14
cが発生することもあった。
【0011】この干渉縞14cの対策のためのプロセス
スピードに応じて帯電ローラ2に印加する電源4の周波
数fを大きくする方法も提案されている。しかしなが
ら、画像形成装置の高速化に伴い近年のようにプロセス
スピードが速くなってくると、電源4の振動電圧Vac
起因する帯電音(主に、弾性を有する帯電ローラ2表面
が感光ドラム1表面を叩く音。)が、周波数fの増大に
伴って大きくなり問題となってきた。
【0012】このような帯電音を低減し、さらに上述の
干渉縞14cをなくす方策として、帯電ローラ2に代え
て長板状の接触帯電板を使用する接触帯電装置が知られ
ている。接触帯電板の長手方向を感光ドラムの軸に平行
になるように向けて、感光ドラム1表面に対向する帯電
面の一部を感光ドラム1表面に接触(当接)させる。こ
れにより帯電面と感光ドラム1との間に、接触面として
線状のニップが形成される。さらに、このとき、接触帯
電板の帯電面の位置が、ニップを含んで感光ドラム表面
に接触する平面よりも感光ドラム1側になるようにす
る。これにより、帯電音及び干渉縞14cを実用上問題
のないレベルに抑えるようにしている。
【0013】なお、上述の帯電板は、必ずしも感光ドラ
ム1表面に接触させる必要はない。必要なのは、感光ド
ラム1表面と接触帯電部材の帯電面との間に、放電可能
領域としての微小間隙を確保することである。すなわ
ち、この条件さえ満足することができれば、帯電面を感
光ドラム1表面に接触させることなく、被接触状態で近
接させてもよい。以下、帯電面を感光ドラム1表面に少
なくとも近接させれば足る、という意味で、上述の帯電
板を「近接帯電板」と呼ぶことにする。
【0014】この近接帯電板の帯電面と感光ドラム1表
面との間の微小間隙について、感光ドラム1の回転方向
を基準として近接帯電板の上流側及び下流側を決めたと
き、上流側における微小間隙を0〜100μm程度に保
持することにより、近接帯電板の帯電面と感光ドラム1
表面との間に確実な放電が行われる。
【0015】なお、図6に示す画像形成装置において、
5は一様に帯電された感光ドラム1表面を露光して静電
潜像を形成する露光光、6は静電潜像にトナーを付着さ
せてトナー像を形成する現像器、7は不図示の給紙部か
ら所定のタイミングで感光ドラム1に供給された転写
材、8は感光ドラム1上のトナー像を転写材7上に転写
する転写ローラ、9は感光ドラム1上の転写残トナーを
除去するクリーニングブレードであり、さらに、トナー
像転写後の転写材7は、不図示の定着器によってトナー
像が定着されるように構成されている。 〈第2の発明の従来技術〉複写機等の画像形成装置に装
着される接触帯電装置は、電圧を印加した帯電部材を被
帯電体に当接させて被帯電体に電荷を直接的に転移させ
て被帯電面を所定の電位に帯電するもので、帯電装置と
して従来から広く利用されているコロナ放電装置に比べ
て、被帯電面を所定の電位に帯電するのに必要な印加電
圧の低電圧化が図れること、帯電過程で発生するオゾン
量がごく微量でありオゾン除去フィルター等の必要性が
なくなること、このため装置の排気系の構成が簡略化さ
れること、メンテナンスフリーであること、等の長所を
有している。
【0016】上述のような接触帯電装置の帯電部材とし
て、近年、金属製の芯金棒の外周に、導電性ゴム等を円
筒状に形成した帯電ローラが使われている。
【0017】帯電ローラは回転自在に支持され、かつ回
転ドラム型の被帯電部材である感光ドラム(像担持体)
にばね等によって押圧され、感光ドラムの回転に従動回
転するように構成されている。
【0018】また帯電ローラには電源により芯金棒を介
して、感光ドラムの帯電開始電圧の2倍以上のピーク間
電圧を有する交流電圧と直流電圧とを重畳した重畳電圧
が印加され、感光ドラム表面が均一に帯電される。
【0019】ところで、上述の帯電部材としての帯電ロ
ーラには次のような問題点があった。
【0020】すなわち、上述のように芯金に導電ゴムを
巻き付けた後、帯電ローラから感光ドラムへの電流リー
クを防止するために導電ゴムの表面に高抵抗層を形成す
る必要があり、構成が複雑で、製造コストも高い。
【0021】また、この帯電ローラを、レーザビームプ
リンタ等の画像形成装置、つまりライン走査による画像
情報の書き込みによって画像形成を行う方式の画像形成
装置に使用する場合、例えば横線パターン画像を出力さ
せたとき帯電ローラに印加する交流成分の周波数によっ
て決まる感光ドラム表面の電位のムラと横線の間隔とが
近くなると干渉縞が発生する。
【0022】この干渉縞の発生を避けるためには画像形
成装置の画素(ドット)の大きさよりも感光ドラム上の
電位ムラを小さくする必要があり、そのため周波数を高
くするという方法がとられてきた。しかしながら、帯電
ローラは印加される交流電圧のためにその交流周波数の
約2倍の周波数で振動し、円筒状の感光ドラムを共鳴体
とした騒音、いわゆる帯電音として装置本体外部に出て
しまう。このとき、交流電圧の周波数が大きいとその帯
電音も大きくなってしまうという問題があった。
【0023】そこで、本出願人は、帯電ローラに代わる
接触帯電部材として、その帯電面が、被帯電面に微小間
隙を介して対向するとともに、この微小間隙を通って被
帯電面に接する平面よりも被帯電側に位置するように構
成した帯電部材を提案している。
【0024】この帯電部材は、電極板としての長板状の
導体(近接帯電板)を感光ドラムに当接あるいは近接さ
せたときに、その当接(近接)位置から感光ドラム移動
方向下流側へ向けて感光ドラム表面に接するように引い
た平面より帯電面が感光ドラム側に配置されるように構
成したものであり、前述の帯電ローラよりも構成が簡単
で、低コスト化が可能である。
【0025】このときの感光ドラム表面と近接帯電板の
帯電面との間に形成される微小間隙は、上述の近接帯電
板の幅(長手方向に交差する方向、つまり感光ドラム表
面の移動方向に沿った方向の幅)が12mmのとき、上
流側で0〜130μm、下流側で400〜500μm程
度の設定するのが望ましい。 〈第3の発明の従来技術〉従来、複写機レーザビームプ
リンタ等の画像形成装置の帯電装置として、図20に示
すようなものが知られている。同図は、画像形成装置本
体に対して着脱自在に装着するプロセスカートリッジC
RGの縦断面図を示す。このものは、カートリッジ容器
74に、像担持体(被帯電体)としての感光ドラム7
7、帯電板(帯電部材)71、現像器109、クリーニ
ングブレード83、トナー容器85等を一体的に組み込
んだものである。
【0026】このような構成のプロセスカートリッジC
RGにおいて、帯電板71は、金属、導電プラスチック
または導電ゴム等によって形成され、カートリッジ容器
74によって感光ドラム77表面に対して接離自在に支
持されるとともに、カートリッジ容器74との間に介装
された圧縮ばね73によって、感光ドラム77表面に向
けて付勢されている。これにより、帯電板71は、感光
ドラム77表面に対面する帯電面71aを感光ドラム7
7表面に近接(または接触)されて所定の位置に配置し
ている。帯電に際しては、帯電板71にバイアス電圧を
印加することにより感光ドラム77表面を一様に帯電さ
せている。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
〈第1の発明の課題〉しかしながら、第1の発明の従来
技術によると、次のような欠点があった。
【0028】まず、近接帯電板を感光ドラム1に接触さ
せる場合、 (1) 近接帯電板を金属製とすると、剛性を高くして長手
方向の反りの発生を防止するのが容易であり、またコス
ト的にも安価であるが、感光ドラム1表面に傷等のダメ
ージを与えやすい。 (2) 感光ドラム1表面を傷付けることのない部材によっ
て近接帯電板を形成するときは、長手方向の反りを防止
するための剛性を確保しようとすると厚さが厚くなりが
ちで、コスト的にも高価なものとなる。
【0029】次に、近接帯電板を感光ドラム1に接触さ
せることなく近接させる場合、 (3) 近接帯電板の上流側の微小間隙を100μm以下に
精度よく維持するためには、構成部品すべての部品精度
を高く保たなければならない。 (4) 部品精度を高くしない、あるいはできないときに
は、微小間隙を調整するための調整機構を組み込む必要
が生じ、構成が複雑になる。
【0030】そこで、第1の発明は、簡単な構成で良好
な帯電を行うことができる帯電装置を備えた画像形成装
置を提供することを目的とするものである。 〈第2の発明の課題〉また、第2の発明の従来技術によ
ると、感光ドラム表面と近接帯電板の帯電面との間の間
隙を、上流側及び下流側において精度よく保持するため
に、近接帯電板やこれを支持する容器(ハウジング)等
の部品精度を高くしなければならないという問題があっ
た。
【0031】そこで、第2の発明は、帯電部材(上述で
は近接帯電板)や容器等の部品精度を必要以上に高める
ことなく、像担持体(上述では感光ドラム)表面と帯電
部材の帯電面との間の微小間隙を精度よく保持するよう
にした画像形成装置を提供することを目的とするもので
ある。 〈第3の発明の課題〉さらに、第3の発明の従来技術に
よると、感光ドラム77表面に帯電板71を押し付ける
ためだけの圧縮ばね(弾性部材)73が帯電板71とは
別に必要であるため、構成が複雑になるという問題があ
った。
【0032】そこで、第3の発明は、弾性部材を省略し
て構成を簡略化した帯電装置を提供することを目的とす
るものである。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明(第1の発明ない
し第3の発明)は、上述事情に鑑みてなされたものであ
って、それぞれ以下のような構成をとる。 〈第1の発明の手段〉第1の発明は、像担持体表面に微
小間隙を介して対面するとともに、該微小間隙を通って
前記像担持体表面に接する平面よりも該像担持体側に配
置された帯電面を有する帯電部材を備え、該帯電部材に
振動電圧を印加して前記像担持体表面を帯電する画像形
成装置において、前記帯電部材が、前記微小間隙を介し
て前記像担持体に対面する帯電面を有する帯電板を備
え、該帯電板の両端に一体的に形成され、前記像担持体
の非画像形成領域に接して前記像担持体表面と前記帯電
面との微小間隙を確保するスペーサとを有し、該スペー
サは、前記帯電板の両端部に該帯電板の帯電面を基準を
してアウトサート成型されることを特徴とする。
【0034】また、前記帯電部材は、前記スペーサが形
成される前記帯電板の両端部において、前記帯電面側が
切り欠かれた段付き部を有し、前記像担持体表面に接触
する前記スペーサの摺動面と前記帯電板両端部との間の
厚さを厚くすることができる。
【0035】さらに、前記スペーサは、保持容器によっ
て直接保持されるようにしてもよい。 〈第2の発明の手段〉第2の発明は、像担持体表面に微
小間隙を介して対面するとともに、該微小間隙を通って
前記像担持体表面に接する平面よりも該像担持体側に配
置された帯電面を有する帯電部材を備え、該帯電部材に
振動電圧を印加して前記像担持体表面を帯電する画像形
成装置において、前記帯電部材が、前記微小間隙を介し
て前記像担持体に対面する帯電面を有する帯電板を備
え、前記像担持体が、中央の画像形成領域の両側に位置
する非画像形成領域にそれぞれ段部を有し、前記帯電板
の両端部をそれぞれ前記像担持体の段部に当接させて、
前記像担持体表面と前記帯電面との間の微小間隙を確保
することを特徴とする。
【0036】前記各段部をそれぞれ少なくとも2段以上
に形成し、前記帯電板のそれぞれの端部をこれら段部に
当接させて、前記微小間隙の幅を少なくとも2箇所以上
で規制するようにしてもよい。
【0037】前記段部を、前記像担持体表面に対する塗
工剤によって形成することもできる。 〈第3の発明の手段〉第3の発明は、帯電部材を被帯電
体に向けて付勢し、前記帯電部材の帯電面を前記被帯電
体の被帯電面に接触または近接させるとともに、前記帯
電部材に電圧を印加することによって前記被帯電面を一
様に帯電する帯電装置において、前記帯電部材が、少な
くとも一部に弾性部分を有し、該弾性部分の弾性力に基
づいて、前記帯電面を前記被帯電面に接触または近接さ
せることを特徴とする。
【0038】また、前記弾性部分を、前記帯電面を有し
ない部分に設けるようにしてもよい。
【0039】
【作用】
〈第1の発明の作用〉以上構成に基づき、第1の発明に
よると、像担持体表面と帯電板の帯電面との間に微小間
隙を確保するスペーサを、帯電板の両端部に、帯電面を
基準として一体的にアウトサート成型することにより、
微小間隙の精度を高くすることができる。 〈第2の発明の作用〉第2の発明によると、像担持体中
央の画像形成領域の両側の非画像形成領域に段部を設
け、これら段部に帯電部材の両端部を当接させることに
より、像担持体表面と帯電部材の帯電面との微小間隙を
確保するので、段部の形成精度を高めることにより簡単
に微小間隙の精度を向上させることができる。 〈第3の発明の作用〉第3の発明によると、帯電部材の
少なくとも一部を弾性部分によって構成することによ
り、帯電部材自体の弾性力によって帯電部材の一部を被
帯電面に突き当てて、被帯電面に対し帯電面を所定の位
置に保持することができる。
【0040】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。 〈第1の発明の実施例1〉図1は、本発明に係る画像形
成装置の感光ドラム1周辺の概略構成を示す縦断面図で
ある。本実施例の画像形成装置は像担持体の帯電手段と
して近接帯電板を用いた電子写真プロセスによるレーザ
ビームプリンタである。
【0041】同図中、1は像担持体としての回転ドラム
型の電子写真感光体(感光ドラム)であり、本実施例で
はアルミニウム製のドラム基体1bの外周面に感光層1
aとして有機光導電体(OPC)層を形成した、外径3
0mmのもので、矢印R1方向に所定のプロセススピー
ドVPS(周速度)をもって回転駆動される。
【0042】2は近接帯電板(帯電部材)であり、金属
板からなる電極板である。近接帯電部材2には、電源4
により、直流に周波数fの交流を重畳したバイアス電圧
(Vdc+Vac)が印加され、これにより感光ドラム1表
面は、その周面が所定の電位に帯電処理される。なお、
近接帯電板2及びその取り付け等については後に詳述す
る。
【0043】5は不図示のコンピュータ、ワードプロセ
ッサー、画像読み取り装置等のホスト装置から入力され
た目的画像の時系列電気デジタル画素信号に対応して一
定の印字密度Ddpi で画像変調されたレーザ光である。
【0044】前述のように、帯電処理された感光ドラム
1表面が、コントローラにより制御されたスキャナーか
ら出力されたレーザ光5によって感光ドラム1表面の母
線方向に主走査露光され、さらに感光ドラム1が矢印R
1方向に回転によって副走査されることにより、感光ド
ラム1表面に目的画像情報に対応した静電潜像が形成さ
れる。次いで、その静電潜像は、現像器の現像スリーブ
6によってトナー(現像剤)が付着されてトナー像とな
る。このトナー像は、不図示の給紙部から適切なタイミ
ングで感光ドラム1と転写ローラ8との間の転写部へ導
入された転写材7に対して転写されていく。転写部を通
った転写材7は感光ドラム1表面から分離されて不図示
の定着部へ搬送され、ここでトナー像が定着される。一
方、トナー像転写後の感光ドラム1は、表面の転写残ト
ナーがクリーニング装置のクリーニングブレード9によ
り除去されて清浄面化され、次の画像形成に供される。
【0045】次に近接帯電板2及びその取り付けについ
て説明する。
【0046】近接帯電板2は、上述のように、金属板か
らなる電極板であり、感光ドラム1表面に対向する側の
面に帯電面2aを有する。帯電面2aは、感光ドラム1
の回転方向(矢印R1方向)に緩やかに湾曲する曲面に
形成されており、例えば感光ドラム1表面の曲率よりも
大きい曲率の曲面によって構成されている。近接帯電板
2の長手方向の両端部の画像形成領域外の部分(非画像
形成領域)には、樹脂性のスペーサ11が一体的にアウ
トサート成型されている。このアウトサート成型は、ス
ペーサ11を成型するための金型の所定の位置に、あら
かじめ近接帯電板2を位置決め配置し、その両端部に直
接スペーサ11を成型するものである。したがって近接
帯電板2とスペーサ11との相対的位置知精度は、主
に、金型の精度に依存する。金型の精度を高くすること
により、近接帯電板2とスペーサ11との精度、すなわ
ちスペーサ11の感光ドラム1表面に接触する面を摺接
面11aとすると、この摺接面11aに対する帯電面2
aの位置精度を高くすることが可能である。具体的に
は、感光ドラム1の回転方向についての帯電面2aの上
流側と感光ドラム1表面との微小間隙を100μm以下
に精度よく保持し、さらに、この部分を通り感光ドラム
1表面に接触する平面Sに対し、近接帯電板2の帯電面
2aが平面Sよりも内側に配置されるようにしている。
このように構成することによって、感光ドラム1表面と
帯電面2aとの間の微小間隙を、最上流側で100μm
以下とし、下流側に向かって漸減するように形成するこ
とができる。
【0047】近接帯電板2の両端に成型されたスペーサ
11は、それぞれ両端に配置したホルダー13によって
保持され、ホルダー13は、例えばクリーニングブレー
ド9等が固定されている容器10によってほぼ上下動自
在に支持されている。さらに、ホルダー13は、その上
部と容器10との間に圧縮ばね12が介装され、これに
よりスペーサ11は常に、感光ドラム1表面に適度な押
圧力で当接されている。これにより、感光ドラム1表面
と帯電面2aとの間には、上述のように上流側が100
μm以下で、下流側に向かって漸減する微小間隙が形成
される。
【0048】上述の構成により、近接帯電板2は、感光
ドラム1表面に接触することがないため、安価で剛性が
高く反りの少ない金属によって形成した場合でも、感光
ドラム表面を傷つけることはない。さらにアウトサート
成型によって形成することにより、特別な調整機構等を
設けることなく、微小間隙を精度よく保持することがで
きるため、干渉縞14c(図7参照)を防止すべく振動
電圧の周波数fを上げた場合でも、帯電音のない良好な
帯電を行うことができる。 〈第1の発明の実施例2〉図2に、近接帯電板2の端部
にスペーサ11を成型した状態の斜視図、図3に、図2
の状態からスペーサ11を除去した状態の近接帯電板2
の斜視図を示す。実施例1では、近接帯電板2は、長手
方向に交差する方向の断面形状が長手方向の位置にかか
わらず同一形状になるように形成されていたが、本実施
例では、両端部において板厚が薄くなるように形成して
いる。すなわち、図3に示すように、近接帯電板2の端
部に段付き部2bを設けている。このように近接帯電板
2の両端部にスペーサ11をアウトサート成型する際
に、段付き部2bを形成することにより、図4に示すよ
うに、スペーサ11の肉厚を厚くしている。つまり、近
接帯電板2の摺接面11a側の肉厚をL1 からL2 にま
で広げることができる。これにより、アウトサート成型
時の樹脂流動性が良好となり、一層、精度の安定したス
ペーサ11を形成することができる。 〈第1の発明の実施例3〉図5に、実施例3を図示す
る。本実施例においては、アウトサート成型によりスペ
ーサ11を成型する際、ホルダー13とスペーサ11を
一体に成型している。これにより部品点数の削減、組立
工数の低減を図っている。 〈第2の発明の実施例1〉図9は、第2の発明に係る画
像形成装置の一例を示す概略構成図である。この画像形
成装置は、像担持体の帯電手段として接触帯電装置を用
いた電子写真プロセスによるレーザビームプリンタであ
る。同図において、51は像担持体としての回転ドラム
型の電子写真感光体(以下「感光ドラム」という。)で
あり、本実施例ではアルミニウム製のドラム基体51b
の外周面に感光体層51aとして有機光導電体(OP
C)層が形成されている。感光ドラム51は、その外径
が30mmに形成され、矢印R1方向に所定のプロセス
スピードVPS(周速度)をもって回転駆動される。52
は帯電部材としての近接帯電板であり、例えば金属板ま
たは導電プラスチックまたは導電ゴムによって長板状に
形成された電極板である。この近接帯電板52には、電
源54から直流に周波数fの交流を重畳したバイアス電
圧(Vdc+Vac)が印加され、これにより、矢印R1方
向に回転している感光ドラム51表面が所定の電位に帯
電処理される。55は不図示のコンピュータ、ワードプ
ロセッサー、画像読取り装置などのホスト装置から入力
された目的画像の時系列電気デジタル画素信号に対応し
て一定の印字密度Ddpi で画像変調された、レーザ光で
ある。
【0049】上述のように、帯電処理された感光ドラム
51の表面が、コントローラにより制御されたスキャナ
ーから出力されるレーザ光55でドラム母線方向に主走
査露光されることで、感光ドラム51表面に目的画像情
報に対応した静電潜像が形成される。次いで、その潜像
は現像装置の現像スリーブ56でトナー現像され、その
現像されたトナー像が不図示の給紙部から所定のタイミ
ングで感光ドラム51と転写ローラ58との間の転写部
へ導入された転写材57に対して転写されていく。転写
部を通った転写材57は感光ドラム51表面から分離さ
れて不図示の定着部へ搬送され、表面のトナー像が定着
される。一方、トナー像転写後の感光ドラム51は、表
面に残った転写残トナー等の付着汚染物がクリーニング
ブレード59によって除去され、清浄面化されて、次の
画像形成に供される。
【0050】前述の近接帯電板52は、感光ドラム51
に対向する下面に、帯電面52dを有し、この帯電面5
2dと感光ドラム51の表面(感光体層51aの表面)
との微小間隙は一定に精度よく保持する必要がある。こ
の微小間隙は、感光ドラム51表面の移動方向(矢印R
1方向)についての上流側と下流側とでは異なり、本出
願人の実験によれば、上流側での微小間隙Laが0〜1
30μm、下流側での微小間隙Lbが400〜500μ
mのときにが最適な帯電状態が得られるということが確
認されている。
【0051】感光ドラム51表面と近接帯電板52の帯
電面52dとの微小間隙La、Lbを一定に保つため
に、本実施例では、以下に説明するような構成をとって
いる。
【0052】図8に示すように近接帯電板52には切り
起し52cが設けられている。切り起し52cは、画像
形成装置本体のハウジング(容器)60に取り付けられ
た圧縮ばね61に挿通され、さらに先端側をハウジング
60によって上下動自在に支持されている。近接帯電板
52は、この圧縮ばね61の弾性力によって感光ドラム
51表面に向けて付勢されている。近接帯電板52の長
手方向の両端部には、図10に示すような円柱状の突起
52a、52bが設けてあり(ただし、同図では近接帯
電板52の一方の端部のみを図示。)、これらの突起5
2a、52bがそれぞれ次に説明する感光ドラム51の
両端の段部51A、51Bに押圧されている。
【0053】感光ドラム51の軸方向の両端部、すなわ
ち、中央の画像形成領域の両側の非画像形成領域には、
内側に段部51Aが、また外側に段部51Bが2段構成
に形成されている。段部51A、51Bはそれぞれ感光
ドラム1表面の全周にわたって形成されており、感光ド
ラム1表面のからの高さについては、段部51Aが80
±50μm、段部51Bが450±50μmに形成され
ている。そして、段差の小さい内側の段部51Aには、
近接帯電板52の突起52aが、また段差の大きい外側
の段部51Bには、突起52bが当接されている。これ
により、感光ドラム1表面と近接帯電板52の帯電面5
2dとの間の微小間隙La、Lbは、突起52aを有す
る上流側が小さく(ほぼ80±50μm)、突起52b
を有する下流側が大きく(ほぼ450±50μm)設定
される。
【0054】以上説明したような構成をとることによ
り、感光ドラム51表面と近接帯電板52の帯電面52
dとの間の微小間隙La、Lbは、上流側が段部51
A、下流側が段部51Bのそれぞれの高さによって規制
される。したがって、感光ドラム1表面に対して段部5
1A、51Bを精度よく形成することによって、これら
微小間隙La、Lbを精度よく保持することが可能とな
る。すなわち、微小間隙La、Lbの精度は、主として
段部51A、51Bの形成精度によって決定され、近接
帯電板52自体の加工精度、近接帯電板52を支持する
画像形成装置本体のハウジング60の部品としての精
度、さらにはハウジング60に対する近接帯電板52の
取付け精度等にはほとんど左右されない。
【0055】なお、近接帯電板52の周方向及び長手方
向の位置決めは、近接帯電板52の切り起し52cをハ
ウジング60に係合させることによって行われる。 〈第2の発明の実施例2〉次に、図4を参照して実施例
2について説明する。
【0056】同図に示すように、感光ドラム51両端部
の段部51A、51Bを、感光ドラム1を形成する際
の、感光体層51aの厚さを増すことによって形成する
こともできる。すなわち、ドラム基体51bの軸方向中
央部に塗工剤により感光体層51aを形成して画像形成
領域を設ける際に、非画像形成領域に相当する両端部に
おいて、感光体層51aの厚さを少し厚くして段部51
Aを形成し、厚さをさらに厚くして段部51Bを形成す
る。
【0057】本実施例によると、感光ドラム51の製造
に際し、ドラム基体51bに感光体層51aを形成する
ときに、同一の作業工程で段部51A、51Bを形成す
ることができるので、感光体層51aの形成後に、あら
ためて段部51A、51Bを形成するための工程を設け
る必要がなくなる。 〈第2の発明の実施例3〉次に、図12を参照して実施
例3について説明する。
【0058】同図に示すように、感光ドラム51の段部
51A、51Bを、端部に例えば合成樹脂からなる摺動
部材51cをドラム基体51bと一体成型することによ
り形成するようにしてもよい。
【0059】本実施例によると、近接帯電板52の突起
52a、52bと、段部51A、51Bとの間の摺動に
よる摩擦を減少させることができ、画像形成装置本体の
寿命を延ばすことができる。 〈第3の発明の実施例1〉図13に本発明に係る帯電部
材を有するプロセスカートリッジの縦断面図、図14に
帯電部材の拡大断面図、そして図15にプロセスカート
リッジを装着したレーザビームプリンタ(画像形成装
置)の断面図を図示する。
【0060】まず、図13、図15を参照してレーザビ
ームプリンタの簡単な構成、動作について説明する。
【0061】図13に示すプロセスカートリッジCRG
は、像担持体としてのドラム状の感光ドラム77、帯電
板(帯電装置)71、現像器109、クリーニング部材
83、トナー容器85等を一体的にカートリッジ容器7
4に組み込んで構成されている。このプロセスカートリ
ッジCRGは、図15に示すプリンタ本体(以下単に
「本体」という。)86上部の上カバー78を解放する
ことによって、簡単に本体86内部に装着し、また本体
86内部から取り出すことができるようになっている。
なお、図15は、プロセスカートリッジCRGを本体8
6に装着して上カバー78を閉鎖した状態、つまり画像
形可能なスタンバイ状態を示している。
【0062】画像形成に際し、制御回路(不図示)から
プリント信号が送られてくると、給紙ローラ100が回
転し、給紙カセットに積載された転写材Pは、最上位の
1枚のみが分離爪101によって分離されて送り出さ
れ、さらに搬送ローラ102により上ガイド103と下
ガイド104によって案内され、さらにカートリッジ容
器74下面の導入ガイド105と転写ガイド106によ
って案内されながら、感光ドラム77と転写ローラ10
7との間の転写部に導入される。一方、不図示の転写材
センサにより転写材Pの位置を検出すると、所定のタイ
ミングで露光装置108から出力されたレーザ光Lは、
反射ミラーMで反射され、あらかじめ所定のバイアス電
圧が印加された帯電板71により帯電された感光ドラム
77表面を照射し(露光し)、感光ドラム77表面に静
電潜像を形成する。プロセスカートリッジCRG内の感
光ドラム77や現像器109には、本体86の不図示の
駆動部から動力が伝達されており、これによりそれぞれ
所定のプロセススピードで矢印方向に回転する。露光に
よって感光ドラム77表面に形成された静電潜像は、現
像器109によりトナー(現像剤)が付着されて現像さ
れ、トナー像となる。この感光ドラム77上のトナー像
は、搬送されてきた上述の転写材Pに、転写ローラ10
7によって転写される。
【0063】転写部にてトナー像が表面に転写された転
写材Pは、転写ローラ107側の面(裏面)に溜った電
荷が除電針110により除去され、表面に未定着のトナ
ー像を担持した状態で転写材ガイド111を通って定着
器112へと搬送される。ここで未定着トナー像が定着
された転写材Pは、フラッパ113の切換えによって、
画像面を上にして排出したときには矢印FU方向に、ま
た画像面を下にして排出したいときは矢印FD方向に搬
送された後、本体86外部に排出される。
【0064】次に、図13、図14を参照しながら帯電
装置の構成について説明する。
【0065】帯電板71は、厚さがほぼ一定の長板状の
金属板で、長手方向を水平方向(感光ドラム77の母線
方向)に向けた状態で、上端側がカートリッジ容器74
にビス81によって取り付けら、下端側が自由端となっ
ている。帯電板71の長手方向の両端部には、摺動性の
よい絶縁性の突き当て部72a、72bが感光ドラム7
7表面側に突設されている。これら突き当て部72a、
72bについて、感光ドラム77の回転方向についての
上流側の突き当て部72aは、下流側の突き当て部72
bよりも低く設定されている。帯電板71は、感光ドラ
ム77が取り付けられていないときは図14の破線で示
す位置をとり、感光ドラム77が所定の位置に取り付け
られると、同図の実線の位置、すなわち、上述の帯電板
71両端部の突き当て部72a、72bが感光ドラム7
7表面の非画像形成領域に接する。このとき帯電板71
は、適度な弾性を有するので、これら突き当て部72
a、72bは、感光ドラム77表面に適度の押圧力をも
って当接される。これにより、帯電板71の長手方向中
央部の、感光ドラム77表面に対面する帯電面71a
は、感光ドラム77表面との間に、感光ドラム1表面を
帯電させるのに良好な微小間隙を形成する。この微小間
隙は、上流側では突き当て部72aによって、また下流
側では突き当て部72bによって規制される。すなわ
ち、これら突き当て部72a、72bの高さを、適度に
設定することにより、微小間隙を上流側及び下流側にお
いて所定の寸法に設定することができる。このとき、帯
電板71自体が弾性を有するので、従来、帯電板を感光
ドラム表面に向けて付勢するのに必要であった、圧縮ば
ね等の付勢部材を積極的に省略して、構成を簡略化する
ことができる。
【0066】この状態で帯電板71の一部にバイアス電
圧を印加することにより、図15において矢印方向に回
転する感光ドラム77の表面を均一に帯電することがで
きる。
【0067】なお、帯電板71は上述の実施例では厚さ
一定の板金で、感光ドラム77との接触部72a、72
bは、摺動性の良い樹脂部材としたが、これらに限定さ
れるものではない。 〈第3の発明の実施例2〉図16に、帯電板71の別の
形状を示す。本実施例の帯電板71は、長手方向に交差
する方向の中間で屈曲させてある。このような形状にす
ることにより、帯電板71を装着するためのスペーサを
小さくすることが可能である。 〈第3の発明の実施例3〉図17、図18に、帯電板7
1の厚さが一定でない例を示す。すなわち、帯電板71
の厚さを、帯電面71aを有する部分で厚く、その他の
部分71bで薄くしたものである。帯電面71aが実施
例1のように連続的に感光ドラム77表面から漸次遠ざ
かるために、放電が起こる領域と起こらない領域との境
界がはっきりせず、画像プロセス上問題がある場合に
は、上述のその他の部分71bを放電が起こらない程度
に感光ドラム77表面から遠ざければよい。
【0068】また、感光ドラム77表面に対面する帯電
面71aの形状が重要な場合には、その他の部分71b
の厚さを帯電面71aを有する部分に対して十分に薄く
形成し、帯電面71aがほとんど変形せず、その他の部
分71bのみが弾性変形してするようにするとよい。 〈第3の発明の実施例4〉帯電板71への感光ドラム7
7への接触は、図19のように帯電面71aのほぼ全面
で接触するようにしてもよい。この場合、帯電面71a
は高抵抗の部材によって形成し、感光ドラム77表面を
傷つけない程度の摺動性を有するものとする。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
次にような効果がある。 〈第1の発明の効果〉第1の発明は、像担持体表面と帯
電板の帯電面との間に微小間隙を確保するスペーサを、
帯電板の両端部に、帯電面を基準として一体的にアウト
サート成型することにより、帯電板が像担持体に接触す
ることがなく、また微小間隙の精度を、特別な調整機構
を設けることなく主として成型時の金型の精度に依存し
た高精度のものとすることができるので、安価で剛性が
高く反りの少ない金属によって帯電板を形成した場合で
も、感光ドラム表面を傷つけることはなく、また干渉縞
を防止すべく振動電圧の周波数を上げた場合でも、帯電
音のない良好な帯電を行うことができる。 〈第2の発明の効果〉第2の発明は、像担持体の両端部
の非画像形成領域に段部を形成し、この段部に帯電部材
の両端部を当接させることにより、像担持体表面と帯電
部材の帯電面との微小間隙を確保するので、微小間隙の
精度は主として段部の形成精度に依存し、したがって、
段部の形成精度を高くすることによって簡単に微小間隙
の精度を向上させることができる。 〈第3の発明の効果〉第3の発明は、帯電部材の少なく
とも一部を弾性部分によって構成することにより、帯電
部材自体の弾性力によって帯電部材の一部を被帯電面に
突き当てて、被帯電面に対し帯電面を所定の位置に保持
することができる。したがって、帯電部材を被帯電面に
押し当てるための、例えば、帯電部材を押圧するための
ばね等の弾性部材を積極的に省略して、構成を簡素化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例1の帯電部材の概略構成を
示す縦断面図。
【図2】同じく実施例2の近接帯電板の端部にスペーサ
を形成した様子を示す斜視図。
【図3】同じく実施例2の近接帯電板の端部の形状を示
す斜視図。
【図4】同じく実施例2の、スペーサを介して近接帯電
板を配置したときの様子を示す側面図。
【図5】同じく実施例3の帯電部材の概略構成を示す縦
断面図。
【図6】同じく従来の画像形成装置の概略構成を示す縦
断面図。
【図7】同じく干渉縞が発生した画像形成後の転写材を
示す図。
【図8】第2の発明の実施例1の感光ドラム近傍の構成
を示す縦断面図。
【図9】同じく実施例1の感光ドラム表面と帯電面との
間に形成される微小間隙を示す図。
【図10】同じく実施例1における感光ドラムの段部と
近接帯電板を上方から見た図。
【図11】同じく実施例2における感光ドラムの段部と
近接帯電板を上方から見た図。
【図12】同じく実施例3における感光ドラムの段部と
近接帯電板を上方から見た図。
【図13】第3の発明の実施例1の帯電板を有するプロ
セスカートリッジの縦断面図。
【図14】同じく実施例1の帯電板の拡大縦断面図。
【図15】同じく実施例1の画像形成装置の縦断面図。
【図16】同じく実施例2の帯電板を有するプロセスカ
ートリッジの縦断面図。
【図17】同じく実施例3の帯電板を有するプロセスカ
ートリッジの縦断面図。
【図18】同じく実施例3の帯電板の拡大縦断面図。
【図19】同じく実施例4の帯電板の拡大縦断面図。
【図20】同じく従来の帯電板を有するプロセスカート
リッジの縦断面図。
【符号の説明】
1 像担持体(感光ドラム) 2 帯電板(近接帯電板) 2a 帯電面 4 バイアス電源 5 レーザ光 6 現像スリーブ 7、14 転写材 8 転写ローラ 9 クリーニングブレード 10 容器 11 スペーサ 12 圧縮ばね 13 ホルダー 14c 干渉縞 51 像担持体(感光ドラム) 51a 感光体層 51b ドラム基体 51A 段部 51B 段部 52 帯電部材(近接帯電板) 52a 上流側の突起 52b 下流側の突起 52c 切り起し 52d 帯電面 54 バイアス電源 55 レーザ光 56 現像スリーブ 57 転写材 58 転写ローラ 59 クリーニングブレード La 上流側の微小間隙 Lb 下流側の微小間隙 71 帯電部材(帯電板) 71a 帯電面 72a、72b 突き当て部 74 カートリッジ容器 77 被帯電体(像担持体、感光ドラム) 109 現像器 83 クリーニングブレード 85 トナー容器 CRG プロセスカートリッジ P 転写材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体表面に微小間隙を介して対面す
    るとともに、該微小間隙を通って前記像担持体表面に接
    する平面よりも該像担持体側に配置された帯電面を有す
    る帯電部材を備え、該帯電部材に振動電圧を印加して前
    記像担持体表面を帯電する画像形成装置において、 前記帯電部材が、前記微小間隙を介して前記像担持体に
    対面する帯電面を有する帯電板を備え、 該帯電板の両端に一体的に形成され、前記像担持体の非
    画像形成領域に接して前記像担持体表面と前記帯電面と
    の微小間隙を確保するスペーサとを有し、 該スペーサは、前記帯電板の両端部に該帯電板の帯電面
    を基準をしてアウトサート成型される、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記帯電部材は、前記スペーサが形成さ
    れる前記帯電板の両端部において、前記帯電面側が切り
    欠かれた段付き部を有し、前記像担持体表面に接触する
    前記スペーサの摺動面と前記帯電板両端部との間の厚さ
    を厚くする、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記スペーサは、保持容器によって直接
    保持される、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 像担持体表面に微小間隙を介して対面す
    るとともに、該微小間隙を通って前記像担持体表面に接
    する平面よりも該像担持体側に配置された帯電面を有す
    る帯電部材を備え、該帯電部材に振動電圧を印加して前
    記像担持体表面を帯電する画像形成装置において、 前記帯電部材が、前記微小間隙を介して前記像担持体に
    対面する帯電面を有する帯電板を備え、 前記像担持体が、中央の画像形成領域の両側に位置する
    非画像形成領域にそれぞれ段部を有し、 前記帯電板の両端部をそれぞれ前記像担持体の段部に当
    接させて、前記像担持体表面と前記帯電面との間の微小
    間隙を確保する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記各段部をそれぞれ少なくとも2段以
    上に形成し、前記帯電板のそれぞれの端部をこれら段部
    に当接させて、前記微小間隙の幅を少なくとも2箇所以
    上で規制する、 ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記段部を、前記像担持体表面に対する
    塗工剤によって形成した、 ことを特徴とする請求項4または請求項5記載の画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 帯電部材を被帯電体に向けて付勢し、前
    記帯電部材の帯電面を前記被帯電体の被帯電面に接触ま
    たは近接させるとともに、前記帯電部材に電圧を印加す
    ることによって前記被帯電面を一様に帯電する帯電装置
    において、 前記帯電部材が、少なくとも一部に弾性部分を有し、 該弾性部分の弾性力に基づいて、前記帯電面を前記被帯
    電面に接触または近接させる、 ことを特徴とする帯電装置。
  8. 【請求項8】 前記弾性部分を、前記帯電面を有しない
    部分に設ける、 ことを特徴とする請求項7記載の帯電装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002251052A (ja) * 2000-12-20 2002-09-06 Ricoh Co Ltd 帯電装置及び画像形成装置
JP2003076115A (ja) * 2001-08-31 2003-03-14 Ricoh Co Ltd 帯電装置及び画像形成装置
JP2005010553A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Ricoh Co Ltd バイアス印加装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置

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