JPH07230217A - 現像スリーブアセンブリ及び現像装置 - Google Patents
現像スリーブアセンブリ及び現像装置Info
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- JPH07230217A JPH07230217A JP4307494A JP4307494A JPH07230217A JP H07230217 A JPH07230217 A JP H07230217A JP 4307494 A JP4307494 A JP 4307494A JP 4307494 A JP4307494 A JP 4307494A JP H07230217 A JPH07230217 A JP H07230217A
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- Japan
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- developing sleeve
- magnet
- sleeve assembly
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 現像スリーブ内に配置された異方性プラスチ
ックマグネットからなる磁石に、現像スリーブ表面の導
電性樹脂被膜の加熱硬化時の熱変形がなく、製造歩留り
が高い上に現像スリーブ表面での磁束密度の変動のない
現像スリーブアセンブリを提供することである。 【構成】 現像スリーブ21内に配置された異方性プラ
スチックマグネットからなる磁石23の外周の表面に、
非磁性金属のめっき層24を設けた。 【効果】 磁石23を現像スリーブ21内に挿入して、
現像スリーブアセンブリ20に組み立て後に、スリーブ
21表面に導電性粒子を含有した樹脂被膜を塗工、加熱
硬化により形成しても、めっき層24により磁石21の
熱変形を防止することができ、スリーブ21内面への磁
石23の接触がなく、スリーブ21表面での磁束密度の
変動がないアセンブリ20の良品を、高い製造歩留りで
得ることができる。
ックマグネットからなる磁石に、現像スリーブ表面の導
電性樹脂被膜の加熱硬化時の熱変形がなく、製造歩留り
が高い上に現像スリーブ表面での磁束密度の変動のない
現像スリーブアセンブリを提供することである。 【構成】 現像スリーブ21内に配置された異方性プラ
スチックマグネットからなる磁石23の外周の表面に、
非磁性金属のめっき層24を設けた。 【効果】 磁石23を現像スリーブ21内に挿入して、
現像スリーブアセンブリ20に組み立て後に、スリーブ
21表面に導電性粒子を含有した樹脂被膜を塗工、加熱
硬化により形成しても、めっき層24により磁石21の
熱変形を防止することができ、スリーブ21内面への磁
石23の接触がなく、スリーブ21表面での磁束密度の
変動がないアセンブリ20の良品を、高い製造歩留りで
得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置、静電記
録装置に用いられる現像装置及びその現像剤を搬送する
現像スリーブアセンブリに関する。
録装置に用いられる現像装置及びその現像剤を搬送する
現像スリーブアセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置及びこれに使用される現像
装置について図5及び図6により説明する。
装置について図5及び図6により説明する。
【0003】図5及び図6に示すように、電子写真装置
は導電性基体201a上に感光層201bを形成した感
光ドラム201を備え、その感光ドラム201の表面が
一次帯電器202により負極性又は正極性に帯電され、
レーザ光205によりイメージスキャニングを行なって
感光ドラム201の表面にデジタル潜像(又はオリジナ
ル原稿の反射露光によるアナログ潜像)が形成され、そ
の潜像が現像装置200により現像される。
は導電性基体201a上に感光層201bを形成した感
光ドラム201を備え、その感光ドラム201の表面が
一次帯電器202により負極性又は正極性に帯電され、
レーザ光205によりイメージスキャニングを行なって
感光ドラム201の表面にデジタル潜像(又はオリジナ
ル原稿の反射露光によるアナログ潜像)が形成され、そ
の潜像が現像装置200により現像される。
【0004】図6に示すように、現像装置200は、複
数の磁極を有する永久磁石3を内包した非磁性円筒体の
現像スリーブ1を備え、現像スリーブ1は矢印方向に回
転される感光ドラム201に対し、これと対向した現像
部において同方向に移動するように回転される。この現
像スリーブ1の回転速度を調節することにより、現像部
において現像スリーブ1の表面速度が感光ドラム201
の表面速度と実質的に等速もしくはそれに近い速度にさ
れる。
数の磁極を有する永久磁石3を内包した非磁性円筒体の
現像スリーブ1を備え、現像スリーブ1は矢印方向に回
転される感光ドラム201に対し、これと対向した現像
部において同方向に移動するように回転される。この現
像スリーブ1の回転速度を調節することにより、現像部
において現像スリーブ1の表面速度が感光ドラム201
の表面速度と実質的に等速もしくはそれに近い速度にさ
れる。
【0005】現像装置200内に収容された一成分現像
剤である磁性トナーTは、上記の現像スリーブ1上に担
持して感光ドラム201と対向した現像領域へと向けて
搬送される。そのトナーTには、現像スリーブ1の表面
との摩擦及びトナー同士の摩擦によって摩擦帯電電荷が
付与される。
剤である磁性トナーTは、上記の現像スリーブ1上に担
持して感光ドラム201と対向した現像領域へと向けて
搬送される。そのトナーTには、現像スリーブ1の表面
との摩擦及びトナー同士の摩擦によって摩擦帯電電荷が
付与される。
【0006】現像スリーブ1の上方には鉄製の磁性ドク
ターブレード211が、50〜500μmの狭間隙で且
つ磁石3の1つの磁極N1に対向して配置されており、
現像スリーブ1上のトナーTは、その搬送途上におい
て、ブレード211及び磁極N1により層厚が規制され
る。これにより、現像スリーブ1上のトナーTは、現像
部において感光ドラム201と非接触となるように、感
光ドラム201と現像スリーブ1の間隙よりも薄い30
〜300μmの均一なトナー薄層に塗布、形成される。
ターブレード211が、50〜500μmの狭間隙で且
つ磁石3の1つの磁極N1に対向して配置されており、
現像スリーブ1上のトナーTは、その搬送途上におい
て、ブレード211及び磁極N1により層厚が規制され
る。これにより、現像スリーブ1上のトナーTは、現像
部において感光ドラム201と非接触となるように、感
光ドラム201と現像スリーブ1の間隙よりも薄い30
〜300μmの均一なトナー薄層に塗布、形成される。
【0007】薄層に形成されたトナーTは、現像部にお
いて感光ドラム201上の潜像に付着して潜像を現像
し、潜像がトナー像として可視化される。現像時、現像
部において現像スリーブ1に対し感光ドラム201の導
電性基体201aとの間で、バイアス印加電源212に
より交互バイアス、パルスバイアス及び/又は直流バイ
アスからなる現像バイアスが印加され、トナーの感光ド
ラム201への飛翔を促して現像が促進される。
いて感光ドラム201上の潜像に付着して潜像を現像
し、潜像がトナー像として可視化される。現像時、現像
部において現像スリーブ1に対し感光ドラム201の導
電性基体201aとの間で、バイアス印加電源212に
より交互バイアス、パルスバイアス及び/又は直流バイ
アスからなる現像バイアスが印加され、トナーの感光ド
ラム201への飛翔を促して現像が促進される。
【0008】一方、感光ドラム201と転写帯電器20
3とが対向した転写部に転写紙Pが供給される。その転
写紙Pに対し転写帯電器203により背面から正極性又
は負極性の帯電が行なわれ、これにより感光ドラム20
1表面に形成された負極性帯電又は正極性帯電のトナー
像が転写紙P上に静電転写される。トナー像が転写され
た転写紙Pは、感光ドラム201から分離して定着器2
07に送られ、そこでローラにより加熱、加圧されてト
ナー像が転写紙Pに定着され、かくして複写画像として
電子写真装置の機外に排出される。
3とが対向した転写部に転写紙Pが供給される。その転
写紙Pに対し転写帯電器203により背面から正極性又
は負極性の帯電が行なわれ、これにより感光ドラム20
1表面に形成された負極性帯電又は正極性帯電のトナー
像が転写紙P上に静電転写される。トナー像が転写され
た転写紙Pは、感光ドラム201から分離して定着器2
07に送られ、そこでローラにより加熱、加圧されてト
ナー像が転写紙Pに定着され、かくして複写画像として
電子写真装置の機外に排出される。
【0009】転写の終了した感光ドラム201は、クリ
ーニングブレードを有するクリーニング器208により
転写残りのトナーを除去された後、イレース露光206
により除電され、一次帯電器202による帯電以下の画
像形成工程に供される。
ーニングブレードを有するクリーニング器208により
転写残りのトナーを除去された後、イレース露光206
により除電され、一次帯電器202による帯電以下の画
像形成工程に供される。
【0010】以上のような電子写真装置の現像装置にお
いて、現像スリーブ1とその内側の永久磁石3とは、図
7に示すような構造の現像スリーブアセンブリ10に構
成されているのが一般的である。
いて、現像スリーブ1とその内側の永久磁石3とは、図
7に示すような構造の現像スリーブアセンブリ10に構
成されているのが一般的である。
【0011】永久磁石3は、例えばハードフェライトの
ような焼結粉末体の磁性材料、或いは強磁性粉末とバイ
ンダーとの混合磁性材料から形成され、シャフト2に対
して同軸の円筒状に成形して固着されている。この磁石
3の外周面にはシャフト2の軸方向に伸びる磁極が、円
周方向に等間隔もしくは不等間隔で複数個形成されてい
る。このシャフト2に設けられた磁石3を円筒状の現像
スリーブ1内に挿入し、シャフト2の磁石3から突出し
た両端部に中空軸4aが付いたフランジ4及び中実軸5
aが付いたフランジ5を、それぞれ軸受け7を介して回
転自在に装着する。フランジ4、5及び現像スリーブ1
は、例えばアルミニウム合金もしくはステンレス鋼等の
非磁性材料により形成されている。そしてフランジ4及
び5を現像スリーブ1の両端内に圧入及び/又は接着に
より嵌着し、これによりフランジ4、5で現像スリーブ
1を磁石3に対して相対的に回転自在に支持した現像ス
リーブアセンブリ10が得られる。
ような焼結粉末体の磁性材料、或いは強磁性粉末とバイ
ンダーとの混合磁性材料から形成され、シャフト2に対
して同軸の円筒状に成形して固着されている。この磁石
3の外周面にはシャフト2の軸方向に伸びる磁極が、円
周方向に等間隔もしくは不等間隔で複数個形成されてい
る。このシャフト2に設けられた磁石3を円筒状の現像
スリーブ1内に挿入し、シャフト2の磁石3から突出し
た両端部に中空軸4aが付いたフランジ4及び中実軸5
aが付いたフランジ5を、それぞれ軸受け7を介して回
転自在に装着する。フランジ4、5及び現像スリーブ1
は、例えばアルミニウム合金もしくはステンレス鋼等の
非磁性材料により形成されている。そしてフランジ4及
び5を現像スリーブ1の両端内に圧入及び/又は接着に
より嵌着し、これによりフランジ4、5で現像スリーブ
1を磁石3に対して相対的に回転自在に支持した現像ス
リーブアセンブリ10が得られる。
【0012】このような現像スリーブアセンブリ10に
よれば、永久磁石3の回りに現像スリーブ1を回転する
ように駆動することにより、前述の如く、磁石3の磁気
吸引力によって現像スリーブ1の外周面に磁性トナーT
を吸着して現像部に搬送し、所定の現像動作を行なわせ
ることができる。
よれば、永久磁石3の回りに現像スリーブ1を回転する
ように駆動することにより、前述の如く、磁石3の磁気
吸引力によって現像スリーブ1の外周面に磁性トナーT
を吸着して現像部に搬送し、所定の現像動作を行なわせ
ることができる。
【0013】しかしながら、上記の現像スリーブアセン
ブリ10を有する一成分現像装置を使用した場合には、
次のような問題があった。
ブリ10を有する一成分現像装置を使用した場合には、
次のような問題があった。
【0014】即ち、一成分現像装置では、現像スリーブ
1上に比較的薄い均一なトナー層を形成しなければなら
ないが、トナーTの薄層形成は、環境状態、トナー物
性、現像スリーブ表面の物性等に左右され、均一な薄層
のトナー層を得ることが難しく、特に低湿環境において
トナー層に厚さのムラを生じることが多い。
1上に比較的薄い均一なトナー層を形成しなければなら
ないが、トナーTの薄層形成は、環境状態、トナー物
性、現像スリーブ表面の物性等に左右され、均一な薄層
のトナー層を得ることが難しく、特に低湿環境において
トナー層に厚さのムラを生じることが多い。
【0015】又画像形成を重ねるにつれてトナーが繰り
返し現像スリーブと摩擦された結果、非現像物質が現像
スリーブ1上に堆積したり、トナー中の結着樹脂が現像
スリーブ上に成膜したりするために、現像スリーブ表面
の物性が変化し、トナーの現像性が不安定化したり、現
像部へのトナー搬送の不安定化が生じる。
返し現像スリーブと摩擦された結果、非現像物質が現像
スリーブ1上に堆積したり、トナー中の結着樹脂が現像
スリーブ上に成膜したりするために、現像スリーブ表面
の物性が変化し、トナーの現像性が不安定化したり、現
像部へのトナー搬送の不安定化が生じる。
【0016】又トナー中に微粉トナーが存在し、その微
粉トナーが現像性の差により選択的に現像スリーブの表
面近傍に蓄積し、その上に本来の適正粒径のトナーの層
が形成されるために、トナーに現像に必要な適正な帯電
量が得にくくなり、現像画像に微粉層形成部分と通常の
部分とで濃度差が発生する、いわゆる現像剤担持体メモ
リが生じる。
粉トナーが現像性の差により選択的に現像スリーブの表
面近傍に蓄積し、その上に本来の適正粒径のトナーの層
が形成されるために、トナーに現像に必要な適正な帯電
量が得にくくなり、現像画像に微粉層形成部分と通常の
部分とで濃度差が発生する、いわゆる現像剤担持体メモ
リが生じる。
【0017】特に磁性トナーにおいては、微粉トナーの
個々の粒子中に含有される磁性体量が適正粒径のトナー
粒子中に含まれる磁性体量よりも少なくなる傾向にあ
り、適正粒径のトナー粒子が有する帯電量よりも高くな
るために、微粉トナーの現像スリーブへの静電鏡映力に
よる付着も強く、現像剤担持体メモリ現象が一層顕著に
なる。
個々の粒子中に含有される磁性体量が適正粒径のトナー
粒子中に含まれる磁性体量よりも少なくなる傾向にあ
り、適正粒径のトナー粒子が有する帯電量よりも高くな
るために、微粉トナーの現像スリーブへの静電鏡映力に
よる付着も強く、現像剤担持体メモリ現象が一層顕著に
なる。
【0018】現像剤担持体メモリとは、図8(C)に示
すように、画像中に濃度薄の部分17が形成される現象
を云う。例えば図8(A)に示す画像13を現像後に、
図8(B)に示す幅広の画像14を現像した場合、得ら
れる画像14は、図8(C)に示すように、画像13の
領域外の白地に対応する現像スリーブ上のトナーで現像
される画像部分17の濃度が、他の画像領域と比較して
薄くなる。画像14の全長を現像するために現像スリー
ブが1回転すると、現像スリーブ上の幅bに相当するト
ナーは消費されるので、1回転後の部分(長さc以降の
部分)15は濃度が回復する。
すように、画像中に濃度薄の部分17が形成される現象
を云う。例えば図8(A)に示す画像13を現像後に、
図8(B)に示す幅広の画像14を現像した場合、得ら
れる画像14は、図8(C)に示すように、画像13の
領域外の白地に対応する現像スリーブ上のトナーで現像
される画像部分17の濃度が、他の画像領域と比較して
薄くなる。画像14の全長を現像するために現像スリー
ブが1回転すると、現像スリーブ上の幅bに相当するト
ナーは消費されるので、1回転後の部分(長さc以降の
部分)15は濃度が回復する。
【0019】現像剤担持体メモリ形成について更に説明
する。本発明者等の実験及び考察によると、現像剤担持
体メモリ形成のメカニズムは、現像スリーブ上に形成さ
れる微粉トナー(粒径4μm以下の粒子を主体とする)
の層に深くかかわっている。現像スリーブ上のトナー層
中の最下層のトナー粒度分布が、トナー消費部分と非消
費部分との間で明らかな差を生じ、非消費部分のトナー
層最下層に微粉の層が形成され、該微粉は体積当たりの
表面積が大きいために粒径の大きな粒子と比較して単位
重量当たりが有する摩擦帯電電荷量が大きくなり、チャ
ージアップした微粉が自身の鏡映力により現像スリーブ
に対し静電的に強く拘束される。そのために微粉層が形
成された部分の上層にあるトナーは、現像スリーブで十
分に摩擦帯電されず摩擦帯電量が低下し、その結果、現
像により得られる画像上に部分的に濃度が薄くなる現像
剤担持体メモリが現れる。
する。本発明者等の実験及び考察によると、現像剤担持
体メモリ形成のメカニズムは、現像スリーブ上に形成さ
れる微粉トナー(粒径4μm以下の粒子を主体とする)
の層に深くかかわっている。現像スリーブ上のトナー層
中の最下層のトナー粒度分布が、トナー消費部分と非消
費部分との間で明らかな差を生じ、非消費部分のトナー
層最下層に微粉の層が形成され、該微粉は体積当たりの
表面積が大きいために粒径の大きな粒子と比較して単位
重量当たりが有する摩擦帯電電荷量が大きくなり、チャ
ージアップした微粉が自身の鏡映力により現像スリーブ
に対し静電的に強く拘束される。そのために微粉層が形
成された部分の上層にあるトナーは、現像スリーブで十
分に摩擦帯電されず摩擦帯電量が低下し、その結果、現
像により得られる画像上に部分的に濃度が薄くなる現像
剤担持体メモリが現れる。
【0020】現像剤担持体メモリも、基本的には、現像
スリーブへの微粉付着による表面物性の変化として捉え
ることができる。そこで、このような現像スリーブの表
面物性の変化防止を目的として、現像スリーブ1の表面
に、フェノール樹脂に導電性粒子として導電性カーボン
及びグラファイトを含有した被膜を塗工して形成するこ
とが提案され、既に実施されている(特開平2−296
268、同3−12676等)。
スリーブへの微粉付着による表面物性の変化として捉え
ることができる。そこで、このような現像スリーブの表
面物性の変化防止を目的として、現像スリーブ1の表面
に、フェノール樹脂に導電性粒子として導電性カーボン
及びグラファイトを含有した被膜を塗工して形成するこ
とが提案され、既に実施されている(特開平2−296
268、同3−12676等)。
【0021】この現像スリーブ1表面の被膜は、体積平
均抵抗率が10-3〜102 Ωcmの範囲内にあり、被膜
表面を凹凸状にして導電性粒子を被膜から露出させてい
る。これにより導電性粒子へのいわゆる電荷集中が生じ
て、現像スリーブ1上のトナーから現像スリーブ1へと
電荷を流せるので、上述のチャージアップした微粉トナ
ーの電荷を除去でき、その結果、現像剤担持体メモリを
解消できる。
均抵抗率が10-3〜102 Ωcmの範囲内にあり、被膜
表面を凹凸状にして導電性粒子を被膜から露出させてい
る。これにより導電性粒子へのいわゆる電荷集中が生じ
て、現像スリーブ1上のトナーから現像スリーブ1へと
電荷を流せるので、上述のチャージアップした微粉トナ
ーの電荷を除去でき、その結果、現像剤担持体メモリを
解消できる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の電子
写真装置の小型化に伴い、現像スリーブアセンブリ10
の小型化が要求され、そのために永久磁石3として、磁
性粒子を樹脂に分散し、成型したプラスチックマグネッ
トが使用されつつある。このようなプラスチックマグネ
ットによれば、小型にしても磁力低下を防ぐことがで
き、アセンブリ10の小型化に適する上、材料コストを
低減できる利点もある。
写真装置の小型化に伴い、現像スリーブアセンブリ10
の小型化が要求され、そのために永久磁石3として、磁
性粒子を樹脂に分散し、成型したプラスチックマグネッ
トが使用されつつある。このようなプラスチックマグネ
ットによれば、小型にしても磁力低下を防ぐことがで
き、アセンブリ10の小型化に適する上、材料コストを
低減できる利点もある。
【0023】しかしながら、アセンブリ10の現像スリ
ーブ1の外周面の形状に変動があると、シャフト2によ
りアセンブリ10を画像形成装置本体に支持させた際
に、現像スリーブ1と感光ドラム201のギャップ(S
−Dギャップ)に変動が生じ、現像画像の画質に大きく
影響する。
ーブ1の外周面の形状に変動があると、シャフト2によ
りアセンブリ10を画像形成装置本体に支持させた際
に、現像スリーブ1と感光ドラム201のギャップ(S
−Dギャップ)に変動が生じ、現像画像の画質に大きく
影響する。
【0024】これを防ぐために、現像スリーブ1に磁石
3を設けたシャフト2を挿入し、フランジ4及び5をシ
ャフト2に装着して現像スリーブ1の両端内に嵌着し、
アセンブリ10を組立て後、研摩等によりスリーブ1の
表面の仕上げをしており、スリーブ1表面への被膜の形
成は仕上げ加工後の最終工程で行なっている。
3を設けたシャフト2を挿入し、フランジ4及び5をシ
ャフト2に装着して現像スリーブ1の両端内に嵌着し、
アセンブリ10を組立て後、研摩等によりスリーブ1の
表面の仕上げをしており、スリーブ1表面への被膜の形
成は仕上げ加工後の最終工程で行なっている。
【0025】上記の被膜には熱硬化樹脂のフェノール樹
脂を用いており、現像スリーブ1の表面に塗工後、乾燥
炉で約150℃、30分程度の加熱硬化をする必要があ
る。このため現像スリーブ1内の磁石3がプラスチック
マグネットからなる場合、被膜の加熱硬化時の熱で磁石
3が変形し、磁石3が現像スリーブ1の内面に接触する
不具合を生じることが多々あった。又現像スリーブ1の
外周面における磁石3の磁束密度が変動して、現像スリ
ーブ1上へのトナーの塗布ムラ、搬送ムラ等を生じ、現
像画像の品質低下を引き起こす問題もあった。
脂を用いており、現像スリーブ1の表面に塗工後、乾燥
炉で約150℃、30分程度の加熱硬化をする必要があ
る。このため現像スリーブ1内の磁石3がプラスチック
マグネットからなる場合、被膜の加熱硬化時の熱で磁石
3が変形し、磁石3が現像スリーブ1の内面に接触する
不具合を生じることが多々あった。又現像スリーブ1の
外周面における磁石3の磁束密度が変動して、現像スリ
ーブ1上へのトナーの塗布ムラ、搬送ムラ等を生じ、現
像画像の品質低下を引き起こす問題もあった。
【0026】これを防ぐために、従来、プラスチックマ
グネットからなる磁石3の表面に、被膜の硬化温度より
もかなり低い温度で熱収縮する厚さ50μm程度のポリ
エステルチューブを装着して、被膜の加熱硬化時にチュ
ーブを熱収縮させて、その収縮力で磁石3の熱変形を抑
えることが行なわれている。しかし、このような熱収縮
チューブによる抑えでは、磁石3の熱変形を十分に防ぐ
ことができない。
グネットからなる磁石3の表面に、被膜の硬化温度より
もかなり低い温度で熱収縮する厚さ50μm程度のポリ
エステルチューブを装着して、被膜の加熱硬化時にチュ
ーブを熱収縮させて、その収縮力で磁石3の熱変形を抑
えることが行なわれている。しかし、このような熱収縮
チューブによる抑えでは、磁石3の熱変形を十分に防ぐ
ことができない。
【0027】このようなことから、従来、磁石3にプラ
スチックマグネットを使用した現像スリーブアセンブリ
10では、良品の製造歩留りが低く、アセンブリ10の
コスト、ひいては現像装置のコストを低減することがで
きなかった。
スチックマグネットを使用した現像スリーブアセンブリ
10では、良品の製造歩留りが低く、アセンブリ10の
コスト、ひいては現像装置のコストを低減することがで
きなかった。
【0028】従って本発明の目的は、現像スリーブ内に
配置されたプラスチックマグネットからなる磁石に、現
像スリーブ表面の導電性樹脂被膜の加熱硬化時の熱変形
がなく、製造歩留りが高い上に現像スリーブ表面での磁
束密度の変動のない現像スリーブアセンブリ、及びこれ
を備えた現像装置を提供することである。
配置されたプラスチックマグネットからなる磁石に、現
像スリーブ表面の導電性樹脂被膜の加熱硬化時の熱変形
がなく、製造歩留りが高い上に現像スリーブ表面での磁
束密度の変動のない現像スリーブアセンブリ、及びこれ
を備えた現像装置を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像スリーブアセンブリ及び現像装置にて達成される。
要約すれば本発明は、シャフトと、その周囲に設けらた
プラスチックマグネットからなる周方向に複数の磁極を
有する磁石と、熱硬化性樹脂に導電性粒子を含有した導
電性樹脂被膜を非磁性円筒体の外周の表面に形成した現
像スリーブと、そして現像スリーブを磁石に対して相対
回転自在に支持する、前記シャフトに回転自在装着した
支持部材とからなる現像スリーブアセンブリにおいて、
前記磁石の外周の表面に非磁性金属層を設けたことを特
徴とする現像スリーブアセンブリである。
現像スリーブアセンブリ及び現像装置にて達成される。
要約すれば本発明は、シャフトと、その周囲に設けらた
プラスチックマグネットからなる周方向に複数の磁極を
有する磁石と、熱硬化性樹脂に導電性粒子を含有した導
電性樹脂被膜を非磁性円筒体の外周の表面に形成した現
像スリーブと、そして現像スリーブを磁石に対して相対
回転自在に支持する、前記シャフトに回転自在装着した
支持部材とからなる現像スリーブアセンブリにおいて、
前記磁石の外周の表面に非磁性金属層を設けたことを特
徴とする現像スリーブアセンブリである。
【0030】本発明によれば、非磁性金属層が非磁性金
属のめっきからなり、更に磁石の外周の表面に溝を周方
向に並設することができる。或いは非磁性金属層が非磁
性金属の薄板からなる。磁石が周方向に複数に分割して
成形した磁石ブロック同士を接合してなっており、その
磁石ブロック同士の接合部に溝を設け、非磁性金属の薄
板に前記溝に嵌り合う突起を設けるようにすることがで
きる。
属のめっきからなり、更に磁石の外周の表面に溝を周方
向に並設することができる。或いは非磁性金属層が非磁
性金属の薄板からなる。磁石が周方向に複数に分割して
成形した磁石ブロック同士を接合してなっており、その
磁石ブロック同士の接合部に溝を設け、非磁性金属の薄
板に前記溝に嵌り合う突起を設けるようにすることがで
きる。
【0031】又本発明の現像装置は、現像剤を担持して
潜像が形成された像担持体と対向する現像部へ搬送する
現像スリーブアセンブリとして、上記の現像スリーブア
センブリを具備する。
潜像が形成された像担持体と対向する現像部へ搬送する
現像スリーブアセンブリとして、上記の現像スリーブア
センブリを具備する。
【0032】
実施例1 図1は、本発明の一実施例における現像スリーブアセン
ブリを示す横断面図である。本発明は現像スリーブアセ
ンブリを改良した点に大きな特徴を有し、現像装置自体
の構成は、先の図6に示した従来の現像装置と基本的に
同じなので、装置の図面及びその説明は省略する。
ブリを示す横断面図である。本発明は現像スリーブアセ
ンブリを改良した点に大きな特徴を有し、現像装置自体
の構成は、先の図6に示した従来の現像装置と基本的に
同じなので、装置の図面及びその説明は省略する。
【0033】本発明の現像スリーブアセンブリの基本構
成は、先の図7に示した現像スリーブアセンブリ10と
同様である。即ち、図1に示すように、現像スリーブア
センブリ20は、シャフト22の周囲に磁石23を同軸
に設け、このシャフト22に設けた磁石23を円筒状の
現像スリーブ21内に挿入し、シャフト22の磁石23
から突出した両端部に中空軸が付いたフランジ及び中実
軸が付いたフランジ(共に図示せず)を、それぞれ軸受
け(図示せず)を介して回転自在に装着し、その両フラ
ンジを現像スリーブ21の両端内に圧入及び/又は接着
により嵌着し、これによりフランジで現像スリーブ21
を磁石23に対して相対的に回転自在に支持して構成さ
れている。
成は、先の図7に示した現像スリーブアセンブリ10と
同様である。即ち、図1に示すように、現像スリーブア
センブリ20は、シャフト22の周囲に磁石23を同軸
に設け、このシャフト22に設けた磁石23を円筒状の
現像スリーブ21内に挿入し、シャフト22の磁石23
から突出した両端部に中空軸が付いたフランジ及び中実
軸が付いたフランジ(共に図示せず)を、それぞれ軸受
け(図示せず)を介して回転自在に装着し、その両フラ
ンジを現像スリーブ21の両端内に圧入及び/又は接着
により嵌着し、これによりフランジで現像スリーブ21
を磁石23に対して相対的に回転自在に支持して構成さ
れている。
【0034】本発明では、磁石23として異方性プラス
チックマグネットを使用している。磁石23を構成する
異方性プラスチックマグネットは、磁気異方性処理した
フェライト粒子等の磁性粒子をポリアミド等の樹脂に分
散し、成型してなっている。磁石23の外周面には、従
来と同様に、シャフト22の軸方向に伸びる磁極が周方
向に間隔を開けて複数個形成されている。
チックマグネットを使用している。磁石23を構成する
異方性プラスチックマグネットは、磁気異方性処理した
フェライト粒子等の磁性粒子をポリアミド等の樹脂に分
散し、成型してなっている。磁石23の外周面には、従
来と同様に、シャフト22の軸方向に伸びる磁極が周方
向に間隔を開けて複数個形成されている。
【0035】一方、現像スリーブ21の表面には、熱硬
化性樹脂に導電性粒子を含有した導電性樹脂被膜が形成
されている。本実施例では、フェノール樹脂に導電性カ
ーボン及びグラファイトを含有した導電性樹脂被膜を形
成した。
化性樹脂に導電性粒子を含有した導電性樹脂被膜が形成
されている。本実施例では、フェノール樹脂に導電性カ
ーボン及びグラファイトを含有した導電性樹脂被膜を形
成した。
【0036】本発明によれば、現像スリーブ21表面の
樹脂被膜の加熱硬化時に、磁石23、即ちプラスチック
マグネットが熱により変形するのを防止するために、磁
石23の外周の表面に非磁性金属層を設けている。本実
施例では、非磁性金属層として非磁性金属のめっき層2
4を設けた。めっき層24に非磁性金属を使用するの
は、磁性金属であると磁石23による磁束密度のパター
ンを変化させてしまうので、これがないようにするため
である。めっき層24の非磁性金属としては、典型的に
は、クローム(Cr)、銅(Cu)或いはこれらの合金
を使用することができる。
樹脂被膜の加熱硬化時に、磁石23、即ちプラスチック
マグネットが熱により変形するのを防止するために、磁
石23の外周の表面に非磁性金属層を設けている。本実
施例では、非磁性金属層として非磁性金属のめっき層2
4を設けた。めっき層24に非磁性金属を使用するの
は、磁性金属であると磁石23による磁束密度のパター
ンを変化させてしまうので、これがないようにするため
である。めっき層24の非磁性金属としては、典型的に
は、クローム(Cr)、銅(Cu)或いはこれらの合金
を使用することができる。
【0037】磁石23の表面に非磁性金属のめっき層2
4を施す方法としては、化学めっきのような湿式めっ
き、或いは真空蒸着やスパッタリング等の乾式めっきが
可能である。いずれのめっき方法でも、高温に長時間さ
らすといすようなことがなく、めっきによる異方性プラ
スチック磁石3の熱変形はない。
4を施す方法としては、化学めっきのような湿式めっ
き、或いは真空蒸着やスパッタリング等の乾式めっきが
可能である。いずれのめっき方法でも、高温に長時間さ
らすといすようなことがなく、めっきによる異方性プラ
スチック磁石3の熱変形はない。
【0038】めっき層24の厚さは、現像スリーブ21
表面の被膜の加熱硬化時に、磁石23の熱変形を防止す
るのに十分な膜強度を得られれば良く、被膜の樹脂の種
類や磁石23の外径もしくは現像スリーブ21の内径等
を勘案して適宜選択することができる。一例を挙げれ
ば、被膜の樹脂にフェノール樹脂を使用した場合、電子
写真装置に用いられる現像スリーブ21の外径が通常1
8〜40mmであることを考慮すると、めっき層24の
厚さは30〜500μm程度が妥当である。
表面の被膜の加熱硬化時に、磁石23の熱変形を防止す
るのに十分な膜強度を得られれば良く、被膜の樹脂の種
類や磁石23の外径もしくは現像スリーブ21の内径等
を勘案して適宜選択することができる。一例を挙げれ
ば、被膜の樹脂にフェノール樹脂を使用した場合、電子
写真装置に用いられる現像スリーブ21の外径が通常1
8〜40mmであることを考慮すると、めっき層24の
厚さは30〜500μm程度が妥当である。
【0039】本実施例では、以上のように、プラスチッ
クマグネットからなる磁石23の外周表面にクローム、
銅と云った非磁性金属のめっき層24を形成した。従っ
て磁石23を現像スリーブ21内に挿入して現像スリー
ブアセンブリ20に組み立てた後、最終工程で現像スリ
ーブ21表面に導電性粒子を含有したフェノール樹脂を
塗工し、その被膜を加熱硬化しても、めっき層24によ
り磁石23の熱変形を抑えることができ、磁石23が曲
がったり、ねじれたりするのをなくすことができる。こ
のため現像スリーブアセンブリ20は、現像スリーブ2
1内面への磁石23の接触がなく、良品を高い歩留りで
製造することができる。
クマグネットからなる磁石23の外周表面にクローム、
銅と云った非磁性金属のめっき層24を形成した。従っ
て磁石23を現像スリーブ21内に挿入して現像スリー
ブアセンブリ20に組み立てた後、最終工程で現像スリ
ーブ21表面に導電性粒子を含有したフェノール樹脂を
塗工し、その被膜を加熱硬化しても、めっき層24によ
り磁石23の熱変形を抑えることができ、磁石23が曲
がったり、ねじれたりするのをなくすことができる。こ
のため現像スリーブアセンブリ20は、現像スリーブ2
1内面への磁石23の接触がなく、良品を高い歩留りで
製造することができる。
【0040】又磁石23の変形がないので、現像スリー
ブ21表面での磁束密度の変動がない。従って本実施例
の現像スリーブアセンブリ20を備えた現像装置によれ
ば、、現像スリーブ21上へのトナーの塗布ムラ、搬送
ムラ等を防いで、ムラのない良好な現像画像を得ること
ができる。
ブ21表面での磁束密度の変動がない。従って本実施例
の現像スリーブアセンブリ20を備えた現像装置によれ
ば、、現像スリーブ21上へのトナーの塗布ムラ、搬送
ムラ等を防いで、ムラのない良好な現像画像を得ること
ができる。
【0041】実施例2 図2は、本発明の他の実施例における現像スリーブアセ
ンブリを示す横断面図である。本実施例は、実施例1の
プラスチックマグネットからなる磁石23の外周表面
に、図2に示すように、予め微小な溝23aを周方向に
多数設けておき、その後にめっきを施して非磁性金属の
めっき層24を形成し、めっき層24の付着性及び強度
の向上を図ったことが特徴である。
ンブリを示す横断面図である。本実施例は、実施例1の
プラスチックマグネットからなる磁石23の外周表面
に、図2に示すように、予め微小な溝23aを周方向に
多数設けておき、その後にめっきを施して非磁性金属の
めっき層24を形成し、めっき層24の付着性及び強度
の向上を図ったことが特徴である。
【0042】本実施例においても、現像スリーブ21内
面への磁石23の接触がなく、又現像スリーブ21表面
での磁束密度の変動がない、良品の現像スリーブアセン
ブリ20を高い製造歩留りで得ることができる。
面への磁石23の接触がなく、又現像スリーブ21表面
での磁束密度の変動がない、良品の現像スリーブアセン
ブリ20を高い製造歩留りで得ることができる。
【0043】実施例3 図3は、本発明の更に他の実施における現像スリーブア
センブリを示す横断面図、図4は、図3のアセンブリに
使用する磁石を示す横断面図である。
センブリを示す横断面図、図4は、図3のアセンブリに
使用する磁石を示す横断面図である。
【0044】本実施例によれば、図4に示すように、異
方性プラスチックマグネットからなる磁石25は、磁極
数に合わせて周方向に複数個に分割して成形した扇形状
の磁石ブロック25a同士をシャフト22の周囲で互に
接合し、且つシャフト22に接合してなっている(詳し
くは実公昭60−41697を参照)。
方性プラスチックマグネットからなる磁石25は、磁極
数に合わせて周方向に複数個に分割して成形した扇形状
の磁石ブロック25a同士をシャフト22の周囲で互に
接合し、且つシャフト22に接合してなっている(詳し
くは実公昭60−41697を参照)。
【0045】本実施例の現像スリーブアセンブリ20で
は、このような分割型の磁石25の周囲に、アルミニウ
ム、非磁性SUS等の非磁性金属の薄板の円筒26を被
嵌し、接着剤等により固定している。このような薄板円
筒26によれば、現像スリーブ21表面の導電性樹脂被
膜の加熱硬化時に、磁石25の熱変形を防止するのに十
分な強度があるので、薄板円筒26の厚さは製造し易さ
等を考慮して選択されるが、300〜600μm程度あ
ればよい。
は、このような分割型の磁石25の周囲に、アルミニウ
ム、非磁性SUS等の非磁性金属の薄板の円筒26を被
嵌し、接着剤等により固定している。このような薄板円
筒26によれば、現像スリーブ21表面の導電性樹脂被
膜の加熱硬化時に、磁石25の熱変形を防止するのに十
分な強度があるので、薄板円筒26の厚さは製造し易さ
等を考慮して選択されるが、300〜600μm程度あ
ればよい。
【0046】好ましくは、薄肉円筒26の磁石25への
取付けを堅固にするために、磁石25の外周面、例えば
磁石ブロック25a同士の接合部に溝25bを設け、薄
板円筒26の内面にその溝25bに嵌り合う突起26a
を設ける。
取付けを堅固にするために、磁石25の外周面、例えば
磁石ブロック25a同士の接合部に溝25bを設け、薄
板円筒26の内面にその溝25bに嵌り合う突起26a
を設ける。
【0047】現像スリーブ21の表面には、フェノール
樹脂に導電性カーボン等を含有した導電性樹脂被膜が設
けられている。この樹脂被膜は、アセンブリ20の組み
立て後の最終工程で形成される。
樹脂に導電性カーボン等を含有した導電性樹脂被膜が設
けられている。この樹脂被膜は、アセンブリ20の組み
立て後の最終工程で形成される。
【0048】本実施例のその他の点は実施例1と同様
で、現像スリーブアセンブリ20は、薄板円筒26を周
囲に設けられた磁石25を現像スリーブ21内に挿入
し、シャフト22の両端部に装着したフランジにより、
現像スリーブ21を磁石25に対し相対回転可能に支持
して組み立てられ、そして組み立て後に、現像スリーブ
21の表面に導電性粒子を含有した樹脂を塗工し、加熱
硬化して、現像スリーブ21の表面に導電性被膜が形成
される。
で、現像スリーブアセンブリ20は、薄板円筒26を周
囲に設けられた磁石25を現像スリーブ21内に挿入
し、シャフト22の両端部に装着したフランジにより、
現像スリーブ21を磁石25に対し相対回転可能に支持
して組み立てられ、そして組み立て後に、現像スリーブ
21の表面に導電性粒子を含有した樹脂を塗工し、加熱
硬化して、現像スリーブ21の表面に導電性被膜が形成
される。
【0049】従って現像スリーブ21表面の樹脂被膜の
加熱硬化時に、円筒26により磁石25が熱変形するの
を防止でき、本実施例においても、現像スリーブ21内
面への磁石25の接触がなく、又現像スリーブ21表面
での磁束密度の変動がない、良品の現像スリーブアセン
ブリ20を高い製造歩留りで得ることができる。
加熱硬化時に、円筒26により磁石25が熱変形するの
を防止でき、本実施例においても、現像スリーブ21内
面への磁石25の接触がなく、又現像スリーブ21表面
での磁束密度の変動がない、良品の現像スリーブアセン
ブリ20を高い製造歩留りで得ることができる。
【0050】以上では、磁石25を複数個の磁石ブロッ
ク25aを接合した分割型の磁石形態としたが、実施例
1に示すような非分割型の磁石23に対して本実施例を
適用して、その周囲に非磁性金属の薄板円筒を被嵌する
こともできる。
ク25aを接合した分割型の磁石形態としたが、実施例
1に示すような非分割型の磁石23に対して本実施例を
適用して、その周囲に非磁性金属の薄板円筒を被嵌する
こともできる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、現像
スリーブ内に配置されたプラスチックマグネットからな
る磁石の外周の表面に、めっき層又は薄板円筒からなる
非磁性金属層を設けたので、磁石を現像スリーブ内に挿
入して現像スリーブアセンブリに組み立て後に、現像ス
リーブ表面に導電性粒子を含有した樹脂被膜を塗工し、
加熱硬化して形成しても、磁石の熱変形を防止すること
ができる。従って現像スリーブ内面への磁石の接触がな
く、現像スリーブ表面での磁束密度の変動がない良品の
現像スリーブアセンブリを、高い製造歩留りで得ること
ができる。又その現像スリーブアセンブリを備えること
により、現像スリーブ上へのトナーの塗布ムラ、搬送ム
ラ等を防いで、ムラのない良好な現像画像を得ることが
できる現像装置を実現できる。
スリーブ内に配置されたプラスチックマグネットからな
る磁石の外周の表面に、めっき層又は薄板円筒からなる
非磁性金属層を設けたので、磁石を現像スリーブ内に挿
入して現像スリーブアセンブリに組み立て後に、現像ス
リーブ表面に導電性粒子を含有した樹脂被膜を塗工し、
加熱硬化して形成しても、磁石の熱変形を防止すること
ができる。従って現像スリーブ内面への磁石の接触がな
く、現像スリーブ表面での磁束密度の変動がない良品の
現像スリーブアセンブリを、高い製造歩留りで得ること
ができる。又その現像スリーブアセンブリを備えること
により、現像スリーブ上へのトナーの塗布ムラ、搬送ム
ラ等を防いで、ムラのない良好な現像画像を得ることが
できる現像装置を実現できる。
【図1】本発明の一実施例における現像スリーブアセン
ブリを示す横断面図である。
ブリを示す横断面図である。
【図2】本発明の他の実施例における現像スリーブアセ
ンブリを示す横断面図である。
ンブリを示す横断面図である。
【図3】本発明の更に他の実施例における現像スリーブ
アセンブリを示す横断面図である。
アセンブリを示す横断面図である。
【図4】図3のアセンブリに使用する磁石を示す横断面
図である。
図である。
【図5】電子写真装置を示す概略構成図である。
【図6】図5の装置に設置された従来の現像装置を示す
断面図である。
断面図である。
【図7】図6の現像装置における現像スリーブアセンブ
リを示す縦断面図である。
リを示す縦断面図である。
【図8】従来の現像装置で生じている現像剤担持体メモ
リを示す説明図である。
リを示す説明図である。
20 現像スリーブアセンブリ 21 現像スリーブ 22 シャフト 23 プラスチックマグネットの磁石 24 非磁性金属のめっき層 25 プラスチックマグネットの磁石 25a 磁石ブロック 25b 溝 26 非磁性金属の薄板円筒 26a 突起
Claims (6)
- 【請求項1】 シャフトと、その周囲に設けらたプラス
チックマグネットからなる周方向に複数の磁極を有する
磁石と、熱硬化性樹脂に導電性粒子を含有した導電性樹
脂被膜を非磁性円筒体の外周の表面に形成した現像スリ
ーブと、そして現像スリーブを磁石に対して相対回転自
在に支持する、前記シャフトに回転自在装着した支持部
材とからなる現像スリーブアセンブリにおいて、前記磁
石の外周の表面に非磁性金属層を設けたことを特徴とす
る現像スリーブアセンブリ。 - 【請求項2】 非磁性金属層が非磁性金属のめっきから
なる請求項1の現像スリーブアセンブリ。 - 【請求項3】 磁石の外周の表面に溝を周方向に並設し
た請求項1又は2の現像スリーブアセンブリ。 - 【請求項4】 非磁性金属層が非磁性金属の薄板からな
る請求項1の現像スリーブアセンブリ。 - 【請求項5】 磁石が周方向に複数に分割して成形した
磁石ブロック同士を接合してなっており、その磁石ブロ
ック同士の接合部に溝を設け、非磁性金属の薄板に前記
溝に嵌り合う突起を設けた請求項4の現像スリーブアセ
ンブリ。 - 【請求項6】 現像剤を担持して潜像が形成された像担
持体と対向する現像部へ搬送する現像スリーブアセンブ
リを具備した現像装置において、前記現像スリーブアセ
ンブリが請求項1、2、3、4又は5の現像スリーブア
センブリであることを特徴とする現像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4307494A JPH07230217A (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | 現像スリーブアセンブリ及び現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4307494A JPH07230217A (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | 現像スリーブアセンブリ及び現像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07230217A true JPH07230217A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=12653708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4307494A Pending JPH07230217A (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | 現像スリーブアセンブリ及び現像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07230217A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009109832A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Bridgestone Corp | マグネットローラ |
| JP2015143639A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | Ntn株式会社 | 磁気エンコーダおよびその製造方法 |
| JP2016151728A (ja) * | 2015-02-19 | 2016-08-22 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置、並びに現像装置に用いる現像剤担持体 |
-
1994
- 1994-02-17 JP JP4307494A patent/JPH07230217A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009109832A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Bridgestone Corp | マグネットローラ |
| JP2015143639A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | Ntn株式会社 | 磁気エンコーダおよびその製造方法 |
| JP2016151728A (ja) * | 2015-02-19 | 2016-08-22 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置、並びに現像装置に用いる現像剤担持体 |
| CN105911834A (zh) * | 2015-02-19 | 2016-08-31 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 显影装置、图像形成装置和用于显影装置的显影剂承载体 |
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