JPH07230773A - 陰極線管用電子銃およびそのグリッド電極の製造方法 - Google Patents

陰極線管用電子銃およびそのグリッド電極の製造方法

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JPH07230773A
JPH07230773A JP1906794A JP1906794A JPH07230773A JP H07230773 A JPH07230773 A JP H07230773A JP 1906794 A JP1906794 A JP 1906794A JP 1906794 A JP1906794 A JP 1906794A JP H07230773 A JPH07230773 A JP H07230773A
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JP
Japan
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hole
grid electrode
electron beam
beam passage
electrode
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Application number
JP1906794A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ishii
宏之 石井
Yoichi Hashimoto
陽一 橋本
Yasutaka Okazaki
康隆 岡崎
Riichi Kondo
利一 近藤
Takayuki Hirano
孝之 平野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グリッド電極の電子ビーム通過孔のカソード
電極から遠い側の孔壁面へのBaの付着量を低減してス
トレーエミッションの発生を抑制すること、およびその
グリッド電極の製造方法。 【構成】 カソード電極4と電子ビーム通過孔1a,2
a,3aを有する第1・第2・第3グリッド電極とが所
定間隔をもって多段に配置された陰極線管用電子銃にお
いて、第2グリッド電極2の電子ビーム通過孔2aにお
けるカソード電極4から遠い側の板厚の1/2以上がカ
ソード電極4から遠ざかるにつれて孔径が大きくなる形
状に形成された。また、電子ビーム通過孔2aを穴明け
加工後塑性変形加工を行って形成するか、またはエッチ
ング液によるエッチングで形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばCRTなどに
使用される陰極線管用電子銃およびそのグリッド電極の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は、例えば特開平3−17964
4号公報に示された従来の陰極線管用電子銃におけるグ
リッド電極を示す断面図である。この図16において、
1は引き出す電子の量を制御する第1グリッド電極、1
aは第1グリッド電極1に形成された電子ビーム通過
孔、2は第2グリッド電極、2aは第2グリッド電極2
に形成された電子ビーム通過孔、2bは電子ビーム通過
孔2aの第3グリッド電極側孔縁部に形成された板厚の
10〜20%程度の曲率半径を持つ円弧状の曲面、3は
第3グリッド電極、3aは第3グリッド電極3に形成さ
れた電子ビーム通過孔、4は電子を放出するカソード電
極である。これらカソード電極4および第1・第2・第
3グリッド電極1,2,3それぞれは電子ビーム通過孔
1a,2a,3aの孔軸を同軸としその孔軸方向に所定
間隔をもって多段に配置されている。
【0003】次に上記のように構成された従来例の動作
を説明する。第1グリッド電極1の下方に設置されたカ
ソード電極4から引き出された電子ビームは、第1・第
2・第3グリッド電極1,2,3それぞれの電子ビーム
通過孔1a,2a,3a3を順に通って第3グリッド電
極3の上方に設置される図外のレンズ群によって収束・
偏向されてレンズ群の上側に設置される図外の蛍光面に
入射する。この過程において、第2グリッド電極2の電
子ビーム通過孔2aの第3グリッド電極側孔縁部として
の曲面2bが電界集中を緩和して耐電圧特性を向上させ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の電
子銃では、電子ビームの発生中にカソード電極4に含ま
るれるBaが温度上昇のために蒸発して第1・第2・第
3グリッド電極1,2,3の様々の部分に付着するが、
第2グリッド電極2の電子ビーム通過孔2aの第3グリ
ッド電極側孔縁部を板厚の10〜20%程度を半径とす
る曲面2bに形成したものについてBaが同様に付着す
るかを実験したところ、図17に示すような実験結果を
得た。この図17を考察すると、電子ビーム通過孔2a
の孔壁面および曲面2bにはBaが多量に付着すること
が確認できる。このようにBaが多量に付着すると、そ
こから余分な電子を放出する、いわゆる「ストレーエミ
ッション」と呼ばれる現象が起こり、画面の劣化を引き
起こす原因となるという問題が内在する。特に、Baの
付着がストレーエミッションの発生の原因となるのは、
電界が集中する電子ビーム通過孔2のカソード電極4か
ら遠い側としての第3グリッド電極側である。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、第1の目的はグリッド電極の電子
ビーム通過孔のカソード電極から遠い側の孔壁面へのB
aの付着量を低減してストレーエミッションの発生を抑
制できる陰極線管用電子銃を得ることである。
【0006】また第2の目的はグリッド電極の電子ビー
ム通過孔のカソード電極から遠い側の孔壁面へのBaの
付着量を低減してストレーエミッションの発生を抑制で
きる陰極線管用電子銃のグリッド電極を高精度に製造す
る方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した第1
の発明に係る陰極線管用電子銃は、カソード電極から電
子ビームを引き出す第2グリッド電極の電子ビーム通過
孔におけるカソード電極から遠い側の板厚の1/2以上
がカソード電極から遠ざかるにつれて孔径が大きくなる
形状に形成されたものである。
【0008】請求項2に記載した第2の発明に係る陰極
線管用電子銃は、第1の発明における電極の電子ビーム
通過孔のカソード電極から遠ざかるにつれて孔径が大き
くなる形状が電子ビーム通過孔の孔壁面を孔軸に対し1
0°以上の傾斜角度を持つ傾斜面にて構成されたもので
ある。
【0009】請求項3に記載した第3の発明に係る陰極
線管用電子銃は、第1の発明における電極の電子ビーム
通過孔のカソード電極から遠ざかるにつれて孔径が大き
くなる形状が複数の異なる傾斜角度を有する傾斜面また
は円弧状の曲面にて構成され、この傾斜面の孔軸との傾
斜角度または曲面上の接線の孔軸との傾斜角度が第2グ
リッド電極の電子ビーム通過孔のカソード電極から遠い
側の板厚の1/2以上でθ=Tan-1(D/L)よりも
大きい角度に設定されたものである。ただし、上記式に
おいて、Dは電子ビーム通過孔の直径の最小値であり、
Lは第1グリッド電極と第2グリッド電極との距離に第
2グリッド電極の板厚を加えた寸法である。
【0010】請求項4に記載した第4の発明に係る陰極
線管用電子銃は、第1の発明における電極の電子ビーム
通過孔のカソード電極から遠ざかるにつれて孔径が大き
くなる形状が第2グリッド電極の電子ビーム通過孔のカ
ソード電極側最下端孔縁部と第1グリッド電極の電子ビ
ーム通過孔のカソード電極側最下端孔縁部とを対角線状
に結ぶ直線よりもカソード電極側に位置する傾斜面また
は曲面にて構成されたものである。
【0011】請求項5に記載した第5の発明に係る陰極
線管用電子銃のグリッド電極の製造方法は、第2グリッ
ド電極に孔壁面が孔軸に沿う直孔を穴明け加工し、この
直孔に特定形状のポンチを加圧挿入し、直孔の孔壁面を
カソード電極から遠い側の板厚の1/2以上がカソード
電極から遠ざかるにつれて孔径が大きくなる形状に塑性
変形して電子ビーム通過孔を形成するようにしたもので
ある。
【0012】請求項6に記載した第6の発明に係る陰極
線管用電子銃のグリッド電極の製造方法は、第2グリッ
ド電極のカソード電極側表面全面にレジスト膜を付ける
とともに第2グリッド電極の反カソード電極側表面の電
子ビーム通過孔形成部分以外にレジスト膜を付け、この
レジスト膜から露出する第2グリッド電極の素材をエッ
チング液にて孔壁面のカソード電極から遠い側の板厚の
1/2以上がカソード電極から遠ざかるにつれて孔径が
大きくなる形状に除去して電子ビーム通過孔を形成する
ようにしたものである。
【0013】請求項7に記載した第7の発明に係る陰極
線管用電子銃のグリッド電極の製造方法は、第6の発明
におけるエッチング液による第2グリッド電極の素材の
除去処理を第2グリッド電極をエッチング液に浸すよう
にしたものである。
【0014】請求項8に記載した第8の発明に係る陰極
線管用電子銃のグリッド電極の製造方法は、第6の発明
におけるエッチング液による第2グリッド電極の素材の
除去処理をレジスト膜から露出する第2グリッド電極の
素材にエッチング液を吹き付けるようにしたものであ
る。
【0015】
【作用】第1の発明の陰極線管用電子銃はカソード電極
から蒸発したBaの第2グリッド電極の電子ビーム通過
孔のカソード電極から遠い側の孔縁部への付着量が低減
し、ストレーエミッションの発生を抑制する。
【0016】第2乃至第4の発明の陰極線管用電子銃は
カソード電極から蒸発したBaの第2グリッド電極の電
子ビーム通過孔のカソード電極から遠い側の孔縁部への
付着量がほとんどない程度まで低減し、ストレーエミッ
ションの発生を好適に抑制する。
【0017】第5の発明の製造方法は、穴明け加工と塑
性変形加工との2工程によってカソード電極から遠い側
の板厚の1/2以上がカソード電極から遠ざかるにつれ
て孔径が大きくなる形状を有する電子ビーム通過孔を形
成することから、穴明けによって形成された直孔が孔壁
面の塑性変形時の基準となり、上記電子ビーム通過孔の
加工が短時間で済み、加工精度が極めて高くなる。
【0018】第6の発明の製造方法は、エッチング液に
よるエッチング加工によってカソード電極から遠い側の
板厚の1/2以上がカソード電極から遠ざかるにつれて
孔径が大きくなる形状を有する電子ビーム通過孔を形成
することから、グリッド電極の素材への機械的な衝撃が
少なく、上記電子ビーム通過孔の加工精度が極めて高く
なる。
【0019】第7の発明の製造方法は、エッチング液の
軸方向エッチングと横方向エッチングとの同時進行によ
って孔壁面の傾斜角度が比較的大きな傾斜面を高加工精
度で形成する。
【0020】第8の発明の製造方法は、エッチング液の
吹き付けに伴い軸方向のエッチング速度が横方向のエッ
チング速度よりも大きくなり、孔壁面の傾斜角度が比較
的小さな傾斜面を高加工精度で形成する。
【0021】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図1乃至図15
を用い前述の従来例と同一部分に同一符号を付して説明
する。 実施例1(請求項1、請求項2に対応).図1はこの発
明の実施例1としての電子銃の主要部を模式的に示す断
面図である。この図1において、第1グリッド電極1と
第2グリッド電極2および第3グリッド電極3はカソー
ド電極4の上方に所定の間隔をもって多段配置され、第
1グリッド電極1に設けられた電子ビーム通過孔1aと
第2グリッド電極2に設けられた電子ビーム通過孔2a
および第3グリッド電極3に設けられた電子ビーム通過
孔3aは同軸配置され、第2グリッド電極2の電子ビー
ム通過孔2aの孔壁面は孔軸に対する所定の傾斜角度θ
を有する傾斜面2cに形成されている。この傾斜面2c
は電子ビーム通過孔2aの全周にわたることから電子ビ
ーム通過孔2aをカソード電極4から遠ざかるにつれて
孔径が大きくなる逆截頭円錐形に形成する。
【0022】この実施例1における傾斜面2cの傾斜角
度θを種々の角度に形成し、カソード電極4から蒸発し
たBaの付着について実験したところ、図2に示す実験
結果を得た。この図2は横軸に傾斜角度θを示し、縦軸
にBa付着量を示す。このBa付着量は傾斜角度θ=0
°のときを「1」とした相対値で表示してある。この図
2を考察すると、傾斜角度θが大きくなるにしたがって
傾斜面2cのBa付着量は減少し、傾斜角度θ=0°か
ら10°までの間で傾斜面2cのBa付着量が急激に減
少し、傾斜角度θ=10°から45°までの間で傾斜面
2cのBa付着量がやや緩やかに減少し、傾斜角度θ=
45°以上になると傾斜面2cにBaが付着できなくな
る。このようなことから、傾斜面2cの孔軸に対する傾
斜角度θは10°以上であれば、大きければ大きいほど
Baの付着量は減少し、ストレーエミッションの発生は
さらに抑制されることになる。
【0023】また、この実施例1の傾斜面2cに10°
の傾斜角度と30°の傾斜角度とを付けた場合の傾斜面
2cにおけるBaの付着状況を表す実験結果を図3に示
す。第2グリッド電極2の電子ビーム通過孔2の構造は
軸対象であるため、図3には電子ビーム通過孔2の左半
分のみを図示してある。図3のa図には電子ビーム通過
孔2の孔壁面2dに傾斜を付けない(電子ビーム通過孔
2aは孔壁面2dが孔軸に沿う直孔に形成され、電子ビ
ーム通過孔2aの第3グリッド電極側孔縁部が曲面に形
成されていない)対比例の実験結果を示し、図3のb図
には傾斜面2cに10°の傾斜角度を付けた実施例1の
実験結果を示し、図3のc図には傾斜面2cに30°の
傾斜角度を付けた実施例1の実験結果を示す。この図3
を考察すると、電子ビーム通過孔2の孔壁面を孔軸に対
し10°の傾斜角度を付けた傾斜面2cに形成したもの
はBaの付着量が対比例に比べて1/2に減少し、30
°の傾斜角度を付けた傾斜面2cに形成したものはBa
の付着量が対比例に比べて約1/4に減少していること
がわかる。このようなBaの付着量の減少により、スト
レーエミッションの発生が抑制できる。
【0024】実施例2(請求項1、請求項2に対応).
図4はこの発明の実施例2としての第2グリッド電極2
の電子ビーム通過孔2aの形状とBa付着量とを模式的
に示す図である。この図4において、電子ビーム通過孔
2aはカソード電極4に近い側(図4の下部側)の板厚
の1/2未満の孔壁面が孔軸に沿う平行な直円形面2e
に形成され、カソード電極4から遠い側(図4の上部
側)の板厚の1/2以上の孔壁面を孔軸に対する所定の
傾斜角度θを有しカソード電極4から遠ざかるにつれて
孔径が大きくなる傾斜面2fに形成されている。つま
り、この図4に示す電子ビーム通過孔2aはカソード電
極4から遠い側の板厚の1/2以上の孔壁面が傾斜面2
fに形成された皿穴のような形状になっている。その理
由は、ストレーエミッションの発生の原因となるのは特
に電界が集中する電子ビーム通過孔2のカソード電極4
から遠い側としての上部側であるため、傾斜面2fは必
ずしも実施例1のように電子ビーム通過孔2aのカソー
ド電極4に近い側としての下部側から上部側まで全体に
わたって形成する必要はなく、板厚の上部1/2以上あ
ればよいからである。
【0025】この実施例2の傾斜面2fの傾斜角度を3
0°にした場合における電子ビーム通過孔2aの孔壁面
へのBaの付着状況を図4に網目を付して表した実験結
果について考察すると、電子ビーム通過孔の上部1/2
部分は上記図3のa図の傾斜角度を付けない対比例に比
べて、Ba付着量が1/4にまで減少しており、その結
果、ストレーエミッションの発生を抑制できることがわ
かる。
【0026】なお、この実施例2における傾斜面2eの
傾斜角度θは実施例1と同様な理由から10°以上あれ
ばストレーエミッションの発生を抑制できることは明ら
かであろう。
【0027】実施例3(請求項3に対応).図5はこの
発明の実施例3としての第2グリッド電極2の電子ビー
ム通過孔2aの形状とBa付着量とを模式的に示す図で
ある。図5において、電子ビーム通過孔2aはその孔壁
面が曲率半径が板厚に等しい円弧状の曲面2gに形成さ
れている。この曲面2gは電子ビーム通過孔2aの全周
にわたることから電子ビーム通過孔2aをカソード電極
4から遠ざかるつれて孔径が大きくなるラッパ形に形成
する。
【0028】この実施例3の場合における電子ビーム通
過孔2aの孔壁面へのBaの付着状況を図5に網目を付
して表した実験結果によれば、電子ビーム通過孔2aの
下孔縁部近傍は上記図3のa図の傾斜角度を付けない対
比例における下孔縁部と同様に多量のBaが付着する
が、上方に行くにしたがってBa付着量は急激に減少し
ていく。この場合、曲面2gの接線と孔軸線とのなす角
度は下部側から上部側に行くにしたがって大きくなり、
板厚の中点より上側では次式(1)で表されるθよりも
大きくなる。 θ=Tan-1(D/L)………(1) ただし、Dは電子ビーム通過孔2aの直径の最小値であ
り、Lは第1グリッド電極1と第2グリッド電極2との
距離に第2グリッド電極2の板厚を加えた寸法である
(図1参照)。また図5の網目を付した部分を見ると、
電子ビーム通過孔2aのθ以上の角度を持つ曲面2gに
はBaは付着しなかった。この実施例3ではθの値が4
5°となるため、板厚の中点より上側ではBaの付着は
起こらなかった。ストレーエミッションは特に電界が集
中する第3グリッド電極側端近傍で発生しやすいため、
この実施例3のようにその部分のBaの付着量を0にで
きることは、ストレーエミッションを抑制するには非常
に有効である。
【0029】実施例4(請求項3に対応).図6はこの
発明の実施例4としての第2グリッド電極2の電子ビー
ム通過孔2aの形状とBa付着量とを模式的に示す図で
ある。この図6において、電子ビーム通過孔2aはその
孔壁面の第3グリッド電極側の板厚の1/2以上を曲率
半径が同板厚の1/2以上に等しい円弧状の曲面2g’
に形成されている。この実施例4の場合、板厚の1/4
より上側で上記θの値が45°となるため、板厚の1/
4より第3グリッド電極側ではBaの付着は全く起こら
なかった。よって、ストレーエミッションの発生が抑制
される。
【0030】実施例5(請求項1、請求項2に対応).
図7はこの発明の実施例5としての第2グリッド電極2
の電子ビーム通過孔2aの形状とBa付着量とを模式的
に示す図である。この図7において、電子ビーム通過孔
2aはその孔壁面が孔軸に対する異なる複数の傾斜角度
を有する傾斜面2h,2iに形成されている。例えば、
板厚の下部1/3が孔軸に対し30°の傾斜角度を持つ
傾斜面2hに形成され、上部2/3が孔軸に対し60°
の傾斜角度を持つ傾斜面2iに形成された場合、板厚の
下部1/3ではBaが上方に行くにしたがって減少し、
板厚の上部2/3ではBaの付着は全く起こらなかっ
た。よって、ストレーエミッションの発生が抑制され
る。
【0031】実施例6(請求項3に対応).図8はこの
発明の実施例6としての第2グリッド電極2の電子ビー
ム通過孔2aの形状とBa付着量とを模式的に示す図で
ある。この図8において、電子ビーム通過孔2aはその
孔壁面が上方に行くにしたがって曲率半径が大きくなる
円弧状の曲面2jに形成されている。例えば、板厚の下
部1/3と上部2/3との境界点Pにおける傾斜角度θ
の値を45°に形成した場合、板厚の下部1/3ではB
aが上方に行くにしたがって急激に減少し、板厚の上部
2/3ではBaの付着は全く起こらなかった。よって、
ストレーエミッションの発生が抑制される。
【0032】実施例7(請求項4に対応).図9はこの
発明の実施例7としての電子銃の主要構成部を模式的に
示した断面図である。この図9において、5は第1グリ
ッド電極1に設けた電子ビーム通過孔1aのカソード電
極側最下端孔縁部と、第2グリッド電極2に設けた電子
ビーム通過孔2aのカソード電極側最下端孔縁部とを対
角線状に結ぶ直線である。2eは直線5を上方に越えな
いような凹円弧状の曲面2kに形成した電子ビーム通過
孔2の孔壁面である。
【0033】この実施例7によれば、電子ビーム通過孔
2の孔壁面を形成する曲面2kが直線5より下側(カソ
ード電極4側)に位置しているので、カソード電極4か
ら蒸発したBaは第2グリッド電極2の下面で遮られ、
曲面2kにはBaの付着が全く起こらなかった。よっ
て、ストレーエミッションの発生が抑制される。
【0034】実施例8(請求項4に対応).図10はこ
の発明の実施例8としての電子銃の主要構成部を模式的
に示した断面図である。この図10において、第2グリ
ッド電極2の電子ビーム通過孔2aのカソード電極側最
下端孔縁部が曲率半径の小さい円弧状の曲面2mに形成
され、同孔縁部が鋭利に尖っていないように丸みを有す
るようにしたものであり、直線5は第1グリッド電極1
の電子ビーム通過孔1aのカソード電極側最下端孔縁部
と上記第2グリッド電極2の電子ビーム通過孔2aの曲
面2mとに接する対角線状に引くものとする。この電子
ビーム通過孔2における曲面2mの直線5との接点より
上側の孔壁面は上方に行くにしたがって曲率半径が大き
くなる凸円弧状の曲面2nに形成されている。この曲面
2nと上記曲面2mとは直線5との接点において段差な
く滑らかに連なっている。
【0035】この実施例8によれば、カソード最下端孔
縁部の曲面2mのカソード電極4側にはBaが付着する
ことになるが、その丸みより上方につらなる凸円弧状の
曲面2nにはBaが全く付着しないしないので、ストレ
ーエミッションの発生が抑制される。このカソード最下
端孔縁部の曲面2mの曲率半径は小さければ小さいほど
Baの付着が減少する。しかも、この実施例8のように
電子ビーム通過孔2aの最下端孔縁部を曲面2mに形成
して丸みを付けたことにより、電子ビーム通過孔2aの
カソード電極側最下端孔縁部における電界の集中を緩和
できる利点もある。
【0036】実施例9(請求項5に対応).図11はこ
の発明の実施例9としての第2グリッド電極2の電子ビ
ーム通過孔2の製造方法を模式的に示す断面図である。
図11のa図において、第2グリッド電極2には孔軸に
沿う孔壁を有する直孔2pがドリル加工または打ち抜き
加工などの穴明け加工によってあらかじめ形成されてい
る。この直孔2pを有する第2グリッド電極2をダイ1
1上に置き、逆截頭円錐形のテーパポンチ部10aを有
するポンチ10を下降し、そのテーパポンチ部10aを
直孔2p内に下降挿入することによって、図11のb図
に示すように、テーパポンチ部10aが直孔2pの孔壁
面に塑性変形を与え、直孔2pの孔壁面がテーパポンチ
部10aの外周面に沿う傾斜角度θを持つ傾斜面2qに
形成される。このポンチ10の下降限度位置ではテーパ
ポンチ部10aの下面がダイ11の上面に接触する直前
まで近づき、第2グリッド電極2の上面とポンチ10の
テーパポンチ部10aを立設した下面との間に約10μ
m程度の隙間dが存在し、この隙間dが上記塑性変形の
肉の逃げSを吸収する。
【0037】この実施例9の製造方法によれば、穴明け
加工と塑性変形加工との2工程で電子ビーム通過孔2a
の孔壁面を傾斜面2qに形成したので、傾斜面2qの加
工精度が電子銃のフォーカス性能を満足するのに必要か
つ十分な極めて高精度なものとなる。この実施例9では
テーパポンチ部10aを截頭円錐形としたが、このテー
パポンチ部10aを円弧状の曲面や複数段の傾斜面を有
する特定形状にすることで、上記各実施例の電子ビーム
通過孔2aを形成することができる。
【0038】実施例10(請求項6、請求項7に対
応).図12はこの発明の実施例10としての第2グリ
ッド電極の電子ビーム通過孔の製造方法に使用する浸染
タイプのエッチング装置を模式的に示す断面図である。
この図12において、20は浴槽、21は浴槽20内に
入れたエッチング液、、22は浴槽20内のエッチング
液21内に入れた石英管、23は浴槽20の下部と上部
とに連通開口するように浴槽20の外部に接続されたパ
イプ、24はパイプ23の中間部に介装されたポンプで
ある。浴槽20内には液面がパイプ23の上下部の開口
より上位となるようにエッチング液21を入れておき、
ポンプ24の駆動によって浴槽20内のエッチング液2
1がパイプ23の下部から上方に流れて浴槽20内に放
出され、浴槽20内のエッチング液21が循環して攪拌
される。上記石英管22はその内部に図外の電熱線を有
し、この電熱線には浴槽20内のエッチング液温を約4
0℃に保つように図外の電源から通電されている。
【0039】図13はエッチング処理前の第2グリッド
電極2を示す断面図である。この図13において、第2
グリッド電極2の第3グリッド電極側面にはレジスト膜
25を電子ビーム通過孔に相当する部分にだけ開口部2
5aを残して全面に塗布し、第2グリッド電極2の反対
側面には一面にレジスト膜25を塗布しておく。
【0040】このように両面にレジスト膜25を塗布し
た第2グリッド電極2を上記図12に示した浴槽20内
の温度管理されたエッチング液21の中に浸けてエッチ
ング処理を行う。このエッチング処理によって、図14
に示すように、エッチング液21がレジスト膜25の開
口部25aから第2グリッド電極2の電子ビーム通過孔
が形成されるべき部分に存在する素材を徐々にエッチン
グする。この場合、軸方向下方に向かうのと同様に横方
向にもエッチングが進むため、エッチングされる孔は図
14に示すようにレジスト膜25の開口部25aが存在
する方に行くほど孔径が大きくなり、最終的にはエッチ
ングされた孔が電子ビーム通過孔2aとなる。この図1
4に示すような電子ビーム通過孔2aが形成され、エッ
チングが終了すると、第2グリッド電極2を浴槽中のエ
ッチング液21から取り出し、レジスト膜25を除去す
る。結果として孔壁面が傾斜面2sとなった電子ビーム
通過孔2aが第2グリッド電極2に形成される。
【0041】実施例11(請求項6、請求項8に対
応).図15はこの発明の実施例11としての第2グリ
ッド電極の電子ビーム通過孔の製造方法に使用する吹き
付けタイプのエッチング装置を模式的に示す断面図であ
る。図15において、26はエッチング液21を吹き付
けるためのノズルであって、このノズル26は浴槽20
内に配置されている。浴槽20内には液面がパイプ23
の下部の開口より上位で上部開口より下位となるように
エッチング液21を入れておき、浴槽20内のエッチン
グ液21を図外の電熱線を内蔵した石英管22によって
温度管理し、このエッチング液21がポンプ24の駆動
によって浴槽20内の下部からパイプ23を経由しノズ
ル26から浴槽20内に噴射される。
【0042】そして、上記図13に示す両面にレジスト
膜12を塗布した第2グリッド電極2を図15に示すよ
うに浴槽20内に入れ、第2グリッド電極2におけるレ
ジスト膜25の開口部25aをノズル26に向け、開口
部25aの軸線がノズル26の中心の噴射軸線と同軸に
配置し、ノズル26から噴射されるエッチング液21を
第2グリッド電極2にレジスト膜25の開口部25aを
中心として吹き付けてエッチング処理を行う。このエッ
チング処理の場合、吹き付けによる圧力によって、横方
向のエッチング速度よりも軸方向のエッチング速度が大
きくなるので、上記実施例10よりも傾斜角度θの小さ
な電子ビーム通過孔2aが形成できる。
【0043】
【発明の効果】第1の発明によれば、第2グリッド電極
の電子ビーム通過孔におけるカソード電極から遠い側の
板厚の1/2以上がカソード電極から遠ざかるにつれて
孔径が大きくなる形状に形成される構成としたので、カ
ソード電極から蒸発したBaの上記電子ビーム通過孔の
カソード電極から遠い側の孔縁部への付着量が低減で
き、結果として、ストレーエミッションの発生が抑制で
きるという効果がある。
【0044】第2の発明によれば、電子ビーム通過孔の
カソード電極から遠ざかるにつれて孔径が大きくなる形
状が電子ビーム通過孔の孔壁面を孔軸に対し10°以上
の傾斜角度を持つ傾斜面にて構成されるので、カソード
電極から蒸発したBaの第2グリッド電極の電子ビーム
通過孔のカソード電極から遠い側の孔縁部への付着量が
極めて低減でき、ストレーエミッションの発生を好適に
抑制できるという効果がある。
【0045】第3の発明によれば、電子ビーム通過孔の
カソード電極から遠ざかるにつれて孔径が大きくなる形
状が複数の異なる傾斜角度を有する傾斜面または円弧状
の曲面にて構成され、この傾斜面の孔軸との傾斜角度ま
たは曲面上の接線の孔軸との傾斜角度が第2グリッド電
極の電子ビーム通過孔のカソード電極から遠い側の板厚
の1/2以上でθ=Tan-1(D/L)よりも大きい角
度に設定されるように構成したので、カソード電極から
蒸発したBaの第2グリッド電極の電子ビーム通過孔の
カソード電極から遠い側の孔縁部への付着量がほとんど
ない程度まで低減でき、ストレーエミッションの発生を
極めて好適に抑制できるという効果がある。
【0046】第4の発明によれば、電子ビーム通過孔の
カソード電極から遠ざかるにつれて孔径が大きくなる形
状が第2グリッド電極の電子ビーム通過孔のカソード電
極側最下端孔縁部と第1グリッド電極の電子ビーム通過
孔のカソード電極側最下端孔縁部とを対角線状に結ぶ直
線よりもカソード電極側に位置する傾斜面または曲面に
て構成されたので、カソード電極から蒸発したBaの上
記電子ビーム通過孔の孔壁面への付着量がほとんどない
程度まで低減でき、ストレーエミッションの発生を極め
て好適に抑制できるという効果がある。
【0047】第5の発明によれば、第2グリッド電極に
孔壁面が孔軸に沿う直孔を穴明け加工し、この直孔に特
定形状のポンチを加圧挿入し、直孔の孔壁面をカソード
電極から遠い側の板厚の1/2以上がカソード電極から
遠ざかるにつれて孔径が大きくなる形状に塑性変形して
電子ビーム通過孔を形成するようにしたので、穴明けに
よって形成された直孔を孔壁面の塑性変形時の基準と
し、上記電子ビーム通過孔の加工が短時間で行え、その
加工精度が極めて高くなるという効果がある。
【0048】第6の発明によれば、第2グリッド電極の
カソード電極側表面全面にレジスト膜を付けるとともに
第2グリッド電極の反カソード電極側表面の電子ビーム
通過孔形成部分以外にレジスト膜を付け、このレジスト
膜から露出する第2グリッド電極の素材をエッチング液
にて孔壁面のカソード電極から遠い側の板厚の1/2以
上がカソード電極から遠ざかるにつれて孔径が大きくな
る形状に除去して電子ビーム通過孔を形成するようにし
たので、グリッド電極の素材への機械的な衝撃を与えず
に、上記電子ビーム通過孔の加工精度が極めて高くなる
という効果がある。
【0049】第7の発明によれば、エッチング液による
第2グリッド電極の素材の除去処理を第2グリッド電極
をエッチング液に浸すようにしたので、エッチング液の
軸方向エッチングと横方向エッチングとの同時進行によ
って孔壁面の傾斜角度が比較的大きな傾斜面で高加工精
度に形成できるという効果がある。
【0050】第8の発明によれば、エッチング液による
第2グリッド電極の素材の除去処理をレジスト膜から露
出する第2グリッド電極の素材にエッチング液を吹き付
けるようにしたので、エッチング液の吹き付けに伴い軸
方向のエッチング速度が横方向のエッチング速度よりも
大きくなり、孔壁面の傾斜角度が比較的小さな傾斜面で
高加工精度に形成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の陰極線管用電子銃を示す断面図であ
る。
【図2】実施例1の傾斜角度とBa付着量との関係の実
験結果を示す図である。
【図3】実施例1と対比例との電子ビーム通過孔の断面
構造とそのBa付着状況の実験結果と示す図である。
【図4】実施例2の電子ビーム通過孔の断面構造とその
Ba付着状況の実験結果とを示す図である。
【図5】実施例3の電子ビーム通過孔の断面構造とその
Ba付着状況の実験結果とを示す図である。
【図6】実施例4の電子ビーム通過孔の断面構造とその
Ba付着状況の実験結果とを示す図である。
【図7】実施例5の電子ビーム通過孔の断面構造とその
Ba付着状況の実験結果とを示す図である。
【図8】実施例6の電子ビーム通過孔の断面構造とその
Ba付着状況の実験結果とを示す図である。
【図9】実施例7の陰極線管用電子銃を示す断面図であ
る。
【図10】実施例8の陰極線管用電子銃を示す断面図で
ある。
【図11】実施例9の製造方法を示す工程図である。
【図12】実施例10に使用するエッチング装置を示す
断面図である。
【図13】実施例10に使用するエッチング処理前の第
2グリッド電極を示す断面図である。
【図14】実施例10に使用するエッチング処理後の第
2グリッド電極を示す断面図である。
【図15】実施例11に使用するエッチング装置を示す
断面図である。
【図16】従来の陰極線管用電子銃を示す断面図であ
る。
【図17】従来の電子ビーム通過孔の断面構造とそのB
a付着状況の実験結果とを示す図である。
【符号の説明】
1 第1グリッド電極 2 第2グリッド電極 4 カソード電極 2a 電子ビーム通過孔 2c,2f,2h,2i,2q 傾斜面 2g,2g’,2j 曲面 10 ポンチ 10a テーパポンチ部 21 エッチング液 25 レジスト膜 25a 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 利一 長岡京市馬場図所1番地 三菱電機株式会 社管球製作所内 (72)発明者 平野 孝之 長岡京市馬場図所1番地 三菱電機株式会 社管球製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カソード電極と電子ビーム通過孔を有す
    る第1・第2などの複数のグリッド電極とが所定間隔を
    もって多段に配置された陰極線管用電子銃において、第
    2グリッド電極の電子ビーム通過孔におけるカソード電
    極から遠い側の板厚の1/2以上がカソード電極から遠
    ざかるにつれて孔径が大きくなる形状に形成されたこと
    を特徴とする陰極線管用電子銃。
  2. 【請求項2】 前記第2グリッド電極の電子ビーム通過
    孔のカソード電極から遠ざかるにつれて孔径が大きくな
    る形状は電子ビーム通過孔の孔壁面を孔軸に対し10°
    以上の傾斜角度を持つ傾斜面にて構成されたことを特徴
    とする請求項第1項記載の陰極線管用電子銃。
  3. 【請求項3】 前記第2グリッド電極の電子ビーム通過
    孔のカソード電極から遠ざかるにつれて孔径が大きくな
    る形状は複数の異なる傾斜角度を有する傾斜面または円
    弧状の曲面にて構成され、この傾斜面の孔軸との傾斜角
    度または曲面上の接線の孔軸との傾斜角度が第2グリッ
    ド電極の電子ビーム通過孔のカソード電極から遠い側の
    板厚の1/2以上でθ=Tan-1(D/L)よりも大き
    い角度に設定されたことを特徴とする請求項第1項記載
    の陰極線管用電子銃。ただし、上記式において、Dは電
    子ビーム通過孔の直径の最小値であり、Lは第1グリッ
    ド電極と第2グリッド電極との距離に第2グリッド電極
    の板厚を加えた寸法である。
  4. 【請求項4】 前記第2グリッド電極の電子ビーム通過
    孔のカソード電極から遠ざかるにつれて孔径が大きくな
    る形状は第2グリッド電極の電子ビーム通過孔のカソー
    ド電極側最下端孔縁部と第1グリッド電極の電子ビーム
    通過孔のカソード電極側最下端孔縁部とを対角線状に結
    ぶ直線よりもカソード電極側に位置する傾斜面または曲
    面にて構成されたことを特徴とする請求項1記載の陰極
    線管用電子銃。
  5. 【請求項5】 第2グリッド電極に孔壁面が孔軸に沿う
    直孔を穴明け加工し、この直孔に特定形状のポンチを加
    圧挿入し、直孔の孔壁面をカソード電極から遠い側の板
    厚の1/2以上がカソード電極から遠ざかるにつれて孔
    径が大きくなる形状に塑性変形して電子ビーム通過孔を
    形成することを特徴とするグリッド電極の製造方法。
  6. 【請求項6】 第2グリッド電極のカソード電極側表面
    全面にレジスト膜を付けるとともに第2グリッド電極の
    反カソード電極側表面の電子ビーム通過孔形成部分以外
    にレジスト膜を付け、このレジスト膜から露出する第2
    グリッド電極の素材をエッチング液にて孔壁面のカソー
    ド電極から遠い側の板厚の1/2以上がカソード電極か
    ら遠ざかるにつれて孔径が大きくなる形状に除去して電
    子ビーム通過孔を形成することを特徴とするグリッド電
    極の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記エッチング液による第2グリッド電
    極の素材の除去処理を第2グリッド電極をエッチング液
    に浸すことを特徴とする請求項第6項記載のグリッド電
    極の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記エッチング液による第2グリッド電
    極の素材の除去処理をレジスト膜から露出する第2グリ
    ッド電極の素材にエッチング液を吹き付けることを特徴
    とする請求項第6項記載のグリッド電極の製造方法。
JP1906794A 1994-02-16 1994-02-16 陰極線管用電子銃およびそのグリッド電極の製造方法 Pending JPH07230773A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100846577B1 (ko) * 2002-01-17 2008-07-16 삼성에스디아이 주식회사 멀티미디어용 음극선관의 전자총
EP3549151A4 (en) * 2017-01-19 2020-10-28 Kla-Tencor Corporation EXTRACTOR ELECTRODE FOR ELECTRON SOURCE

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KR100846577B1 (ko) * 2002-01-17 2008-07-16 삼성에스디아이 주식회사 멀티미디어용 음극선관의 전자총
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