JPH0723098B2 - 電動式テイルトステアリング装置 - Google Patents
電動式テイルトステアリング装置Info
- Publication number
- JPH0723098B2 JPH0723098B2 JP60209617A JP20961785A JPH0723098B2 JP H0723098 B2 JPH0723098 B2 JP H0723098B2 JP 60209617 A JP60209617 A JP 60209617A JP 20961785 A JP20961785 A JP 20961785A JP H0723098 B2 JPH0723098 B2 JP H0723098B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- shaft
- plate
- screw
- movable bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Steering Controls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電動式ティルトルステアリング装置に係り、
特に、電動モータから減速機構を介して伝達される回転
をスクリューナット機構により直線運動に変換し、同直
線運動をリンク機構を介して可動ブラケットに伝達し
て、同可動ブラケットがこれを支承する固定ブラケット
に対して上下方向に傾動するようにし、同可動ブラケッ
トに回転自在に組付けたステアリングシャフト及びこれ
の上端に一体的に設けたステアリングホイールが上下方
向へ傾動するようにした電動式ティルトステアリング装
置に関する。
特に、電動モータから減速機構を介して伝達される回転
をスクリューナット機構により直線運動に変換し、同直
線運動をリンク機構を介して可動ブラケットに伝達し
て、同可動ブラケットがこれを支承する固定ブラケット
に対して上下方向に傾動するようにし、同可動ブラケッ
トに回転自在に組付けたステアリングシャフト及びこれ
の上端に一体的に設けたステアリングホイールが上下方
向へ傾動するようにした電動式ティルトステアリング装
置に関する。
この種の装置は、従来、特開昭59−230861号公報にて開
示されている。しかして、同公報にて開示されている装
置においては、第6図に示したように、ナット1の移動
量を規定する一対のストッパとして、ナット1の各端部
1a,1bを外周から締め付ける各ゴムバンド2,3に一体的に
設けたゴム単体からなるストッパ2a,3aが採用されてい
る。各ストッパ2a,3aは、スクリューシャフト4を回転
自在かつ軸方向へ移動不能に支持するハウジング5又は
同ハウジング5にボルト6を用いて固着した支持板7に
当接することにより、その移動規制機能を発揮するとと
もに、当接時の衝撃緩和機能をも発揮する。
示されている。しかして、同公報にて開示されている装
置においては、第6図に示したように、ナット1の移動
量を規定する一対のストッパとして、ナット1の各端部
1a,1bを外周から締め付ける各ゴムバンド2,3に一体的に
設けたゴム単体からなるストッパ2a,3aが採用されてい
る。各ストッパ2a,3aは、スクリューシャフト4を回転
自在かつ軸方向へ移動不能に支持するハウジング5又は
同ハウジング5にボルト6を用いて固着した支持板7に
当接することにより、その移動規制機能を発揮するとと
もに、当接時の衝撃緩和機能をも発揮する。
ところで、上記した各ストッパ2a,3aはゴムクッション
材単体で構成されているため、ハウジング5又は支持板
7に当接したときその当接面ではほとんど摺動しない。
このため、各ストッパ2a,3aはハウジング5又は支持板
7との当接・離間を繰り返す度に圧縮力のみならず捩り
力をも受ける。したがって、各ストッパ2a,3aは軸方向
と回転方向に変形し、またスペース等の制約で大きなボ
リュームを得ることも難しく、「長期の使用に耐えられ
ない」場合がある。なお、上記した圧縮力はナット1ス
クリューシャフト4の軸方向へ移動することにより生じ
るものであり、また捩り力はナット1がその移動時にス
クリューシャフト4の回転方向にわずかに捩られた状態
にて軸方向へ移動すること及びナット1がハウジング5
又は支持板7への近接時と離反時ではスクリューシャフ
ト4の回転方向が反転することによって生じるものであ
る。
材単体で構成されているため、ハウジング5又は支持板
7に当接したときその当接面ではほとんど摺動しない。
このため、各ストッパ2a,3aはハウジング5又は支持板
7との当接・離間を繰り返す度に圧縮力のみならず捩り
力をも受ける。したがって、各ストッパ2a,3aは軸方向
と回転方向に変形し、またスペース等の制約で大きなボ
リュームを得ることも難しく、「長期の使用に耐えられ
ない」場合がある。なお、上記した圧縮力はナット1ス
クリューシャフト4の軸方向へ移動することにより生じ
るものであり、また捩り力はナット1がその移動時にス
クリューシャフト4の回転方向にわずかに捩られた状態
にて軸方向へ移動すること及びナット1がハウジング5
又は支持板7への近接時と離反時ではスクリューシャフ
ト4の回転方向が反転することによって生じるものであ
る。
本発明は上記した問題を解決すべくなされたもので、上
記した型式の電動式ティルトステアリング装置におい
て、前記各ストッパとして、前記軸支部材に前記スクリ
ューシャフトの軸方向へ移動可能かつ回転不能に保持さ
れて前記ナットと当接可能なプレートと、このプレート
と前記軸支部材間に介在して前記プレートが前記スクリ
ューシャフトの軸方向へ移動するとき弾性変形するゴム
等のクッション材からなるストッパを採用したことを特
徴とする。
記した型式の電動式ティルトステアリング装置におい
て、前記各ストッパとして、前記軸支部材に前記スクリ
ューシャフトの軸方向へ移動可能かつ回転不能に保持さ
れて前記ナットと当接可能なプレートと、このプレート
と前記軸支部材間に介在して前記プレートが前記スクリ
ューシャフトの軸方向へ移動するとき弾性変形するゴム
等のクッション材からなるストッパを採用したことを特
徴とする。
本発明においては、ナットが各ストッパのプレートに当
接することによりナットの移動量が規定され、ナットは
プレートとの当接・離間を繰り返す度に、プレートにス
クリューシャフトの軸方向に沿う押圧力を伝えるととも
に回転方向の捩り力を伝える。しかして、ナットからプ
レートに伝わる軸方向の押圧力は減少することなくクッ
ション材に伝わり同クッション材にて緩和されて軸支部
材に伝わり軸支部材にて受け止められ、一方ナットから
プレートに伝わる捩り力はナットとプレート間に生じる
回転滑りによって減少して伝わりまたプレートから軸支
部材に伝わって軸支部材によって受け止められ、捩り力
によってプレートが回転されることはない。このため、
クッション材には軸方向の押圧力(圧縮力)のみが作用
し捩り力は作用しない。
接することによりナットの移動量が規定され、ナットは
プレートとの当接・離間を繰り返す度に、プレートにス
クリューシャフトの軸方向に沿う押圧力を伝えるととも
に回転方向の捩り力を伝える。しかして、ナットからプ
レートに伝わる軸方向の押圧力は減少することなくクッ
ション材に伝わり同クッション材にて緩和されて軸支部
材に伝わり軸支部材にて受け止められ、一方ナットから
プレートに伝わる捩り力はナットとプレート間に生じる
回転滑りによって減少して伝わりまたプレートから軸支
部材に伝わって軸支部材によって受け止められ、捩り力
によってプレートが回転されることはない。このため、
クッション材には軸方向の押圧力(圧縮力)のみが作用
し捩り力は作用しない。
このように、本発明においては、クッション材に捩り力
が作用しないようにすることができるため、クッション
材の耐久性を著しく向上させることができ、クッション
材がプレートと共働して発揮するナットの移動規制機能
と衝撃緩和機能を長期間良好に維持することができる。
が作用しないようにすることができるため、クッション
材の耐久性を著しく向上させることができ、クッション
材がプレートと共働して発揮するナットの移動規制機能
と衝撃緩和機能を長期間良好に維持することができる。
以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明による電動式ティルトステアリング装置
を示していて、同装置において固定ブラケットとして機
能するブレークアウエイブラケット10はダッシュボード
を構成するボディ11の下方に取付けられ、同ブラケット
10の上端には可動ブラケット12が軸13回りに上下方向へ
傾動可能に組付けられている。可動ブラケット12は、ブ
レークアウエイブラケット10の一側に組付けた駆動装置
Aによって上下方向へ傾動されるようになっており、上
端にステアリングホイール14を一体的に備えるステアリ
ングシャフト15を回転自在に軸支している。なお、ステ
アリングシャフト15は、図示を省略したが周知のよう
に、軸13と同軸的に設けた自在継手を介してコラムチュ
ーブ16内に挿通されたステアリングメインシャフトに連
結されている。
第1図は本発明による電動式ティルトステアリング装置
を示していて、同装置において固定ブラケットとして機
能するブレークアウエイブラケット10はダッシュボード
を構成するボディ11の下方に取付けられ、同ブラケット
10の上端には可動ブラケット12が軸13回りに上下方向へ
傾動可能に組付けられている。可動ブラケット12は、ブ
レークアウエイブラケット10の一側に組付けた駆動装置
Aによって上下方向へ傾動されるようになっており、上
端にステアリングホイール14を一体的に備えるステアリ
ングシャフト15を回転自在に軸支している。なお、ステ
アリングシャフト15は、図示を省略したが周知のよう
に、軸13と同軸的に設けた自在継手を介してコラムチュ
ーブ16内に挿通されたステアリングメインシャフトに連
結されている。
駆動装置Aは、ブレークアウェイブラケット10の一側に
3本のボトルによって固着されたハウジング20と、同ハ
ウジング20に組付けた電動モータ30,減速機構40及びス
クリューナット機構50と、同スクリューナット機構50の
ナット52と可動ブラケット12の下端12a間に介装したリ
ンク機構60によって構成されている。
3本のボトルによって固着されたハウジング20と、同ハ
ウジング20に組付けた電動モータ30,減速機構40及びス
クリューナット機構50と、同スクリューナット機構50の
ナット52と可動ブラケット12の下端12a間に介装したリ
ンク機構60によって構成されている。
電動モータ30は、図示しないスイッチの操作により正転
又は逆転し得るものであり、第2図にて示したように、
その回転軸31の先端にはウォーム41が一体的に組付けら
れている。減速機構40は、電動モータ30の回転軸31の回
転数を減じてトルクを増大せしめこれをスクリューナッ
ト機構50のスクリューシャフト51に伝えるものであり、
ウォーム41とこれに噛合するホイール42,及び同ホイー
ル42を2面巾部43aにて一体回転可能に支承するシャフ
ト43上に組付けた歯車44とこれに噛合する歯車45によっ
て構成されていて、歯車45はスクリューシャフト51の一
端部に一体回転可能に組付けられている。
又は逆転し得るものであり、第2図にて示したように、
その回転軸31の先端にはウォーム41が一体的に組付けら
れている。減速機構40は、電動モータ30の回転軸31の回
転数を減じてトルクを増大せしめこれをスクリューナッ
ト機構50のスクリューシャフト51に伝えるものであり、
ウォーム41とこれに噛合するホイール42,及び同ホイー
ル42を2面巾部43aにて一体回転可能に支承するシャフ
ト43上に組付けた歯車44とこれに噛合する歯車45によっ
て構成されていて、歯車45はスクリューシャフト51の一
端部に一体回転可能に組付けられている。
スクリューナット機構50は、電動モータ30から減速機構
40を介して伝達される回転を直線運動に変換するもので
あり、第3図にて示したように、スクリューシャフト51
とこの上に螺合したナット52によって構成されている。
スクリューシャフト51は、ハウジング20にスラスト軸受
53を介して組付けられるとともに、ハウジング20にシム
22を介して2本のボルト23により固着した支持板21にス
ラスト軸受54を介して組付けられていて、ハウジング20
及び支持板21に回転自在かつ軸方向へ移動不能に組付け
られている(第4図参照)。ナット52は、樹脂製の本体
52aとこれを包囲する金属製のカバー52bからなるもの
で、一側にスクリューシャフト51に沿うスリット(図示
せず)を有している。このナット52はその両端をゴムリ
ング54と金属製のホルダ55によって外周から締め付けら
れていて、本体52aがスクリューシャフト51にガタなく
螺合するようになっている。なお、両ホルダ55はバンド
56によって連結されている(第4図参照)。
40を介して伝達される回転を直線運動に変換するもので
あり、第3図にて示したように、スクリューシャフト51
とこの上に螺合したナット52によって構成されている。
スクリューシャフト51は、ハウジング20にスラスト軸受
53を介して組付けられるとともに、ハウジング20にシム
22を介して2本のボルト23により固着した支持板21にス
ラスト軸受54を介して組付けられていて、ハウジング20
及び支持板21に回転自在かつ軸方向へ移動不能に組付け
られている(第4図参照)。ナット52は、樹脂製の本体
52aとこれを包囲する金属製のカバー52bからなるもの
で、一側にスクリューシャフト51に沿うスリット(図示
せず)を有している。このナット52はその両端をゴムリ
ング54と金属製のホルダ55によって外周から締め付けら
れていて、本体52aがスクリューシャフト51にガタなく
螺合するようになっている。なお、両ホルダ55はバンド
56によって連結されている(第4図参照)。
リンク機構60は、第1図,第3図及び第4図にて示した
ように、ナット52の動きを可動ブラケット12の下端12a
に伝えるものであり、ナット52の両側に配置されてナッ
ト52のカバー52bに一体的に設けたビン52c,52dに一端を
それぞれ枢着されるリンク61,62(外側のリンク61は第
1図のみに示されている)と、同リンク61,62の他端を
互いに連結してこれを可動ブラケット12の下端に枢着す
る連結ピン63によって構成されている。
ように、ナット52の動きを可動ブラケット12の下端12a
に伝えるものであり、ナット52の両側に配置されてナッ
ト52のカバー52bに一体的に設けたビン52c,52dに一端を
それぞれ枢着されるリンク61,62(外側のリンク61は第
1図のみに示されている)と、同リンク61,62の他端を
互いに連結してこれを可動ブラケット12の下端に枢着す
る連結ピン63によって構成されている。
しかして、本実施例においては、第2図にて示したよう
に、減速機構40中にクラッチ機構70が介装されている。
クラッチ機構70は、シャフト43から同シャフト43上に回
転可能に組付けた歯車44に伝わる伝達トルクが設定値以
上となったときシャフト43と歯車44の相対回転を許容す
るものであり、第2図及び第5図にて示したように、シ
ャフト43の鍔部43bと歯車44の一側間に介装されてシャ
フト43の2面巾部43cに一体回転可能に嵌合され歯車44
の一側に摺動可能に当接する摺動板71と、歯車44の他側
とシャフト43の段部にスプリングワッシャ72とナット73
を用いて位置決め固定したカラー74間に介装した摩擦板
75,皿ばね76及びシム77によって構成されている。摩擦
板75は一側にライニング75aを有していて、シャフト43
の2面巾部43cに一体回転可能に嵌合されており、ライ
ニング75aにて歯車44の他側に圧接している。シム77
は、シャフト43の2面巾部43cに一体回転可能に嵌合し
た皿ばね76の力を調整するためのものであり、該シム77
の厚さを変えることにより皿ばね76の力が所定の値に設
定されていて、シャフト43から摺動板71及び摩擦板75を
介して歯車44に伝わる伝達トルクが設定値以上となった
ときに摺動板71及び摩擦板75と歯車44間に滑りが生じる
ようになっている。なお、シャフト43はハウジング20に
2本のねじにより固着したカバー24に圧入固定したプッ
シュ25によって回転自在に軸支され、またカラー74はハ
ウジング20に圧入固定したブッシュ26により回転自在に
軸支されている。
に、減速機構40中にクラッチ機構70が介装されている。
クラッチ機構70は、シャフト43から同シャフト43上に回
転可能に組付けた歯車44に伝わる伝達トルクが設定値以
上となったときシャフト43と歯車44の相対回転を許容す
るものであり、第2図及び第5図にて示したように、シ
ャフト43の鍔部43bと歯車44の一側間に介装されてシャ
フト43の2面巾部43cに一体回転可能に嵌合され歯車44
の一側に摺動可能に当接する摺動板71と、歯車44の他側
とシャフト43の段部にスプリングワッシャ72とナット73
を用いて位置決め固定したカラー74間に介装した摩擦板
75,皿ばね76及びシム77によって構成されている。摩擦
板75は一側にライニング75aを有していて、シャフト43
の2面巾部43cに一体回転可能に嵌合されており、ライ
ニング75aにて歯車44の他側に圧接している。シム77
は、シャフト43の2面巾部43cに一体回転可能に嵌合し
た皿ばね76の力を調整するためのものであり、該シム77
の厚さを変えることにより皿ばね76の力が所定の値に設
定されていて、シャフト43から摺動板71及び摩擦板75を
介して歯車44に伝わる伝達トルクが設定値以上となった
ときに摺動板71及び摩擦板75と歯車44間に滑りが生じる
ようになっている。なお、シャフト43はハウジング20に
2本のねじにより固着したカバー24に圧入固定したプッ
シュ25によって回転自在に軸支され、またカラー74はハ
ウジング20に圧入固定したブッシュ26により回転自在に
軸支されている。
また本実施例においては、第3図及び第4図にて示した
ように、ナット52の図中左動を規制するストッパ81がス
クリューシャフト51に遊嵌された状態にてハウジング20
とカバー24に組付けられ、またナット52の図中右動を規
制するストッパ82がスクリューシャフト51に遊嵌された
状態にて支持板21に組付けられていて、ナット52の移動
量が量ストッパ81,82により規定されている。ストッパ8
1は、金属製のプレート81aとこれに固着したゴム等のク
ッション材81bからなるもので、プレート81aをナット52
側にしかつクッション材81bをハウジング20に当接させ
た状態でプレート81a左右のカール状アーム81a1,81a1を
ハウジング20の溝20a,20bに遊嵌的に介挿し且つその上
下のカール状平行面81a2,81a2をハウジング20の底面20c
とカバー24の端部平坦面24aとで遊嵌的に保持し、ハウ
ジング20とカバー24にスクリューシャフト51の軸方向へ
移動可能かつ回転不能に嵌合されている。一方ストッパ
82は、金属製のプレート82aとこれに固着したゴム等の
クッション材82bからなるもので、プレート82aをナット
52側にしかつクッション材82bを支持板21に当接させた
状態でプレート82aに形成した一対のアーム82a1にて支
持板21を挟持し、且つその左右のカール状側面82a2,82a
2がハウジング20の内壁20d,20eでガイドされ、スクリュ
ーシャフト51の軸方向へ移動可能かつ回転不能に嵌合さ
れている。
ように、ナット52の図中左動を規制するストッパ81がス
クリューシャフト51に遊嵌された状態にてハウジング20
とカバー24に組付けられ、またナット52の図中右動を規
制するストッパ82がスクリューシャフト51に遊嵌された
状態にて支持板21に組付けられていて、ナット52の移動
量が量ストッパ81,82により規定されている。ストッパ8
1は、金属製のプレート81aとこれに固着したゴム等のク
ッション材81bからなるもので、プレート81aをナット52
側にしかつクッション材81bをハウジング20に当接させ
た状態でプレート81a左右のカール状アーム81a1,81a1を
ハウジング20の溝20a,20bに遊嵌的に介挿し且つその上
下のカール状平行面81a2,81a2をハウジング20の底面20c
とカバー24の端部平坦面24aとで遊嵌的に保持し、ハウ
ジング20とカバー24にスクリューシャフト51の軸方向へ
移動可能かつ回転不能に嵌合されている。一方ストッパ
82は、金属製のプレート82aとこれに固着したゴム等の
クッション材82bからなるもので、プレート82aをナット
52側にしかつクッション材82bを支持板21に当接させた
状態でプレート82aに形成した一対のアーム82a1にて支
持板21を挟持し、且つその左右のカール状側面82a2,82a
2がハウジング20の内壁20d,20eでガイドされ、スクリュ
ーシャフト51の軸方向へ移動可能かつ回転不能に嵌合さ
れている。
上記のように構成した本実施例においては、図示しない
スイッチを操作して電動モータ30を正転させると、回転
軸31から減速機構40を示してスクリューシャフト51に回
転力が伝わり、スクリューシャフト51が正転する。これ
により、ナット52が右動しリンク機構60を介して可動ブ
ラケット12の下端12aが第1図反時計方向へ押動され
る。したがって、可動ブラケット12が軸13を中心にして
上方に傾動しステアリングホイール14が第1図の仮想線
にて示した上死点に向けて傾動する。また、電動モータ
30を逆転させると、上述したのとは逆に可動ブラケット
12が軸13を中心にして下方に傾動してステアリングホイ
ール14が第1図の仮想線にて示した下死点に向けて傾動
する。
スイッチを操作して電動モータ30を正転させると、回転
軸31から減速機構40を示してスクリューシャフト51に回
転力が伝わり、スクリューシャフト51が正転する。これ
により、ナット52が右動しリンク機構60を介して可動ブ
ラケット12の下端12aが第1図反時計方向へ押動され
る。したがって、可動ブラケット12が軸13を中心にして
上方に傾動しステアリングホイール14が第1図の仮想線
にて示した上死点に向けて傾動する。また、電動モータ
30を逆転させると、上述したのとは逆に可動ブラケット
12が軸13を中心にして下方に傾動してステアリングホイ
ール14が第1図の仮想線にて示した下死点に向けて傾動
する。
ところで、本実施例においては、減速機構40中にクラッ
チ機構70が介装されているため、ステアリングホイール
14の傾動中にステアリングホイール14や可動ブラケット
12等に大きな負荷が作用したり、ステアリングホイール
14が上死点又は下死点に達して、減速機構40中の伝達ト
ルク、すなわちシャフト43から歯車44への伝達トルクが
設定値以上となったとき、歯車44と摺動板71及び摩擦板
75間に滑りが生じて両者が相対回転し、当該伝達トルク
が設定値以下に規制される。このため、当該伝達トルク
は過大とならず、電動モータ30,減速機構40等からなる
スクリューナット機構50,リンク機構60,可動ブラケット
12等には過大な力が伝わらない。したがって、当該ステ
アリング装置を保護することができるとともに、当該装
置の各構成部材の小型・軽量化を図ることができて当該
装置の小型・軽量化を図ることができる。また上記した
歯車44と摺動板71及び摩擦板75間に生じる滑りによっ
て、ステアリングホイール14が上死点又は下死点に達し
たときにウォーム41とホイール42の噛合する部位が変わ
るため、かかるときに生じる衝撃力(各ストッパ81,82
にて衝撃緩和機能が得られるとともに、クラッチ機構70
が作動するため比較的小さい)がウォーム41とホイール
42の同一部位に繰り返し作用することがなくその耐久性
が向上する。また本実施例のクラッチ機構70は、伝達ト
ルクを規制する各部材(歯車44,摺動板71,摩擦板75,皿
ばね76,シム77)がシャフト73の鍔部43bとカラー74間に
組付けられていて、他の部材(ホイール42,ブッシュ25,
26等)の製作・組付誤差が影響しないようにしてあるた
め、クラッチ機構70を予め組付けたシャフト43をホイー
ル42とともにハウジング20とカバー24に組付けることに
よりクラッチ機構70の伝達トルクが変化することはな
い。
チ機構70が介装されているため、ステアリングホイール
14の傾動中にステアリングホイール14や可動ブラケット
12等に大きな負荷が作用したり、ステアリングホイール
14が上死点又は下死点に達して、減速機構40中の伝達ト
ルク、すなわちシャフト43から歯車44への伝達トルクが
設定値以上となったとき、歯車44と摺動板71及び摩擦板
75間に滑りが生じて両者が相対回転し、当該伝達トルク
が設定値以下に規制される。このため、当該伝達トルク
は過大とならず、電動モータ30,減速機構40等からなる
スクリューナット機構50,リンク機構60,可動ブラケット
12等には過大な力が伝わらない。したがって、当該ステ
アリング装置を保護することができるとともに、当該装
置の各構成部材の小型・軽量化を図ることができて当該
装置の小型・軽量化を図ることができる。また上記した
歯車44と摺動板71及び摩擦板75間に生じる滑りによっ
て、ステアリングホイール14が上死点又は下死点に達し
たときにウォーム41とホイール42の噛合する部位が変わ
るため、かかるときに生じる衝撃力(各ストッパ81,82
にて衝撃緩和機能が得られるとともに、クラッチ機構70
が作動するため比較的小さい)がウォーム41とホイール
42の同一部位に繰り返し作用することがなくその耐久性
が向上する。また本実施例のクラッチ機構70は、伝達ト
ルクを規制する各部材(歯車44,摺動板71,摩擦板75,皿
ばね76,シム77)がシャフト73の鍔部43bとカラー74間に
組付けられていて、他の部材(ホイール42,ブッシュ25,
26等)の製作・組付誤差が影響しないようにしてあるた
め、クラッチ機構70を予め組付けたシャフト43をホイー
ル42とともにハウジング20とカバー24に組付けることに
よりクラッチ機構70の伝達トルクが変化することはな
い。
また、本実施例においては、ナット52の移動量をストッ
パ81,82にて規定するようにしていて、ナット52が各ス
トッパ81,82に当接するときにはナット52の各端面が各
ストッパ81,82のプレート81a,82aに当接する。しかし
て、ナット52は各プレート81a,82aとの当接・離間を繰
り返す度に、各プレート81a,82aにスクリューシャフト5
1の軸方向に沿う押圧力を伝えるとともに回転方向の捩
り力伝える。しかして、ナット52から各プレート81a,82
aに伝わる軸方向の押圧力は減少することなく各クッシ
ョン材81b,82bに伝わり同クッション材81b,82bにて緩和
されてハウジング20又は支持板21に伝わりハウジング20
又は支持板21にて受け止められ、一方ナット52から各プ
レート81a,82aに伝わる捩り力はナット52と各プレート8
1a,82a間に生じる回転滑りによって減少して伝わりまた
各プレート81a,82aからハウジング20及びカバー24又は
支持板21に伝わって受け止められる。このため、各クッ
ション材81b,82bには軸方向の押圧力(圧縮力)のみが
作用し捩り力は作用しない。したがって、クッション材
81b,82bの耐久性を著しく向上させることができ、各ク
ッション材81b,82bが各プレート81a,82aとの共働して発
揮するナット52の移動規制機能と衝撃緩和機能を長期間
良好に維持することができる。
パ81,82にて規定するようにしていて、ナット52が各ス
トッパ81,82に当接するときにはナット52の各端面が各
ストッパ81,82のプレート81a,82aに当接する。しかし
て、ナット52は各プレート81a,82aとの当接・離間を繰
り返す度に、各プレート81a,82aにスクリューシャフト5
1の軸方向に沿う押圧力を伝えるとともに回転方向の捩
り力伝える。しかして、ナット52から各プレート81a,82
aに伝わる軸方向の押圧力は減少することなく各クッシ
ョン材81b,82bに伝わり同クッション材81b,82bにて緩和
されてハウジング20又は支持板21に伝わりハウジング20
又は支持板21にて受け止められ、一方ナット52から各プ
レート81a,82aに伝わる捩り力はナット52と各プレート8
1a,82a間に生じる回転滑りによって減少して伝わりまた
各プレート81a,82aからハウジング20及びカバー24又は
支持板21に伝わって受け止められる。このため、各クッ
ション材81b,82bには軸方向の押圧力(圧縮力)のみが
作用し捩り力は作用しない。したがって、クッション材
81b,82bの耐久性を著しく向上させることができ、各ク
ッション材81b,82bが各プレート81a,82aとの共働して発
揮するナット52の移動規制機能と衝撃緩和機能を長期間
良好に維持することができる。
第1図は本発明による電動式ティルトステアリング装置
の側面図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第
3図は第1図のIII−III線に沿う一部省略断面図、第4
図は第1図に示した駆動装置の要部分解斜視図、第5図
は第2図に示したクラッチ機構の分解斜視図、第6図は
従来例を示す要部断面図である。 符号の説明 10……ブレークアウェイブラケット(固定ブラケッ
ト)、12……可動ブラケット、14……ステアリングホイ
ール、15……ステアリングシャフト、20……ハウジン
グ、21……支持板、24……カバー、30……電動モータ、
50……スクリューナット機構、51……スクリューシャフ
ト、52……ナット、60……リンク機構、81,82……スト
ッパ、81a,82a……金属製のプレート、81b,82b……クッ
ション材。
の側面図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第
3図は第1図のIII−III線に沿う一部省略断面図、第4
図は第1図に示した駆動装置の要部分解斜視図、第5図
は第2図に示したクラッチ機構の分解斜視図、第6図は
従来例を示す要部断面図である。 符号の説明 10……ブレークアウェイブラケット(固定ブラケッ
ト)、12……可動ブラケット、14……ステアリングホイ
ール、15……ステアリングシャフト、20……ハウジン
グ、21……支持板、24……カバー、30……電動モータ、
50……スクリューナット機構、51……スクリューシャフ
ト、52……ナット、60……リンク機構、81,82……スト
ッパ、81a,82a……金属製のプレート、81b,82b……クッ
ション材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝沢 澄夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−230861(JP,A) 実開 昭50−23819(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】電動モータから伝達される回転を軸支部材
に回転自在かつ軸方向へ移動不能に支持されるスクリュ
ーシャフトと同スクリューシャフト上に螺合されて直線
運動するナットからなるスクリューナット機構により直
線運動に交換し、同直線運動をリンク機構を介して可動
ブラケットに伝達して、同可動ブラケットがこれを支承
する固定ブラケットに対して上下方向に傾動するように
し、同可動ブラケットに回転自在に組付けたステアリン
グシャフト及びこれの上端に一体的に設けたステアリン
グホイールが上下方向へ傾動するようにするとともに、
前記スクリューナット機構において直線運動するナット
の移動量を同ナットの両側に設けた一対のストッパによ
り規定するようにした電動式ティルトステアリング装置
において、前記各ストッパとして、前記軸支部材に前記
スクリューシャフトの軸方向へ移動可能かつ回転不能に
保持されて前記ナットと当接可能なプレートと、このプ
レートと前記軸支部材間に介在して前記プレートが前記
スクリューシャフトの軸方向へ移動するとき弾性変形す
るゴム等のクッション材からなるストッパを採用したこ
とを特徴とする電動式ティルトステアリング装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60209617A JPH0723098B2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 電動式テイルトステアリング装置 |
| US06/909,038 US4739673A (en) | 1985-09-20 | 1986-09-19 | Electrically operated tiltable vehicle steering mechanism |
| DE19863631946 DE3631946A1 (de) | 1985-09-20 | 1986-09-19 | Elektrisch betriebene, schwenkbare fahrzeuglenkvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60209617A JPH0723098B2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 電動式テイルトステアリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6268174A JPS6268174A (ja) | 1987-03-28 |
| JPH0723098B2 true JPH0723098B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=16575762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60209617A Expired - Lifetime JPH0723098B2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 電動式テイルトステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723098B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH027180U (ja) * | 1988-06-29 | 1990-01-17 | ||
| JPH01145768U (ja) * | 1988-03-30 | 1989-10-06 | ||
| JP4961998B2 (ja) * | 2006-02-09 | 2012-06-27 | 日本精工株式会社 | 電動式ステアリング装置 |
| JP5168159B2 (ja) * | 2009-01-13 | 2013-03-21 | 日本精工株式会社 | 電動式ステアリング装置 |
| JP6197563B2 (ja) * | 2013-10-15 | 2017-09-20 | アイシン精機株式会社 | 車両のステアリング装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5325687Y2 (ja) * | 1973-06-29 | 1978-06-30 | ||
| JPS59230861A (ja) * | 1983-06-11 | 1984-12-25 | Aisin Seiki Co Ltd | テイルトステアリング装置 |
-
1985
- 1985-09-20 JP JP60209617A patent/JPH0723098B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6268174A (ja) | 1987-03-28 |
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