JPH072312U - 物品保管装置 - Google Patents

物品保管装置

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JPH072312U
JPH072312U JP037088U JP3708893U JPH072312U JP H072312 U JPH072312 U JP H072312U JP 037088 U JP037088 U JP 037088U JP 3708893 U JP3708893 U JP 3708893U JP H072312 U JPH072312 U JP H072312U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内部が幅方向に複数の区画に仕切られた棚構
造の複数のキャリアを搬送駆動して、指定された区画を
含む棚を物品取り出し口で停止させて、指定された区画
に載置されたトレイの出し入れができるように構成され
た物品保管装置において、指定されていない区画のトレ
イの出し入れを防止する。 【構成】 操作パネル23から物品コードが入力される
と、その物品を収容している区画の保管場所コードが読
み出され、キャリア搬送制御手段63によってこの区画
を含む棚が物品取り出し口まで搬送され、その区画に対
応する表示器28が点滅する。この点滅している区画以
外の区画からトレイが引き出されると、その引き出され
た区画に対応するトレイセンサ31の信号が変化し、ト
レイ操作判定手段66から誤ったトレイ操作を示す信号
がアラーム発生手段67へ送出され、スピーカ68から
アラーム音が発生する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数のキャリア内に設けられた棚の各区画に物品を区別して保管し 、指定された物品が保管されている棚が物品取り出し口にくるまでキャリアを搬 送させて、物品の出し入れができるように構成された物品保管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
多種類の物品を区別して保管し、その保管物品の中から、所望の物品を簡単に 取り出せるようするために、例えば、図10および図11に示すような物品保管 装置1が従来から用いられている。
【0003】 この物品保管装置1の筐体2の前面2aには、保管物品を出し入れするために 横長に形成された物品取り出し口3が設けられ、物品取り出し口3の右方には、 取り出す物品を指定するための操作パネル4が設けられている。また、物品取り 出し口3の下方には、作業テーブル5が突設されている。
【0004】 この物品保管装置1の筐体2の内部には、図11に示すように物品を保管する ための複数(図では14個)のキャリア6、6、……が、側方からみて環状とな るように配置されている。棚構造を有する各キャリア6は、複数種の物品を区別 して保管するために棚内が仕切板7、7、……によって、横方向に複数(図では 6個)の区画8、8、……に仕切られており、各区画8には、物品を収容するた めのトレイ9、9、……が物品取り出し口3から出し入れできるように載置され ている。なお、この図では、各キャリア6が一段棚構造の場合を示しているが、 2段棚構造あるいは3段棚構造のキャリアが用いられることもある。
【0005】 各キャリア6は、その両側部を、上下のスプロケット10、11の間に掛けら れた無端チェーン12(あるいは無端ベルト)に所定の間隔で連結支持されてい る。下側のスプロケット11は駆動ベルト13を介してモータ14に連結されて おり、このモータ14が駆動されると、無端チェーン12が回動して、各キャリ ア6が、物品取り出し口3に対向する位置を順番に通過する。
【0006】 モータ14は、図示しない制御部によって、操作パネル4で指定された物品を 収容している区画を含む棚が物品取り出し口3に対向する位置で停止するように 駆動制御される。
【0007】 また、作業テーブル5上には、物品取り出し口3で停止する棚の各区画8に対 応した位置にそれぞれ表示器15、15、……が設けられている。制御部は、指 定された物品を収容している棚が物品取り出し口3で停止したとき、その指定さ れた区画に対応する表示器のみを点灯(あるいは点滅)させて、指定された物品 の保管場所を作業者に指示する。
【0008】 このような構成の物品保管装置1では、作業者が操作パネル4によって取り出 したい物品を指定すると、その物品を保管している棚(キャリア)が物品取り出 し口3まで搬送されて停止し、指定された物品が収容されている区画の表示器が 点灯される。作業者は、物品取り出し口3で停止した棚内のトレイのうち、点灯 している表示器15に対応する位置のトレイ9を取り出すことによって、指定し た物品を得ることができる。なお、取り出したトレイは元の区画に戻される。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この種の物品保管装置では、一人の作業者が作業テーブル5の 近くにいて、点灯した表示器15を上から確認してトレイ9を引き出すという作 業を行なう場合が多いので、作業者の位置から遠い位置の表示器15が点灯した ときには、その表示器15とトレイ9とを斜めに見ることになり、表示器とその 表示器に対応するトレイとの間に視差が生じて、隣のトレイを誤って引出してし まうことがある。この誤った引出し操作は、一つのキャリア内の区画数が多くし かもキャリアの幅が長い程発生頻度が高く、また、一人の作業者が物品の指定と その引出しとを連続的に行なうような場合に特に多く発生していた。
【0010】 このような誤った物品の取り出しが行なわれたとき、誤って取り出した物品と 指定物品との外観上の差が少ない場合や、作業者が不慣れな場合には、物品の取 り出しを誤ったことに気がつかないで、誤った物品をそのまま出庫してしまい、 後で大きなトラブルを発生することもあった。
【0011】 本考案は、この問題を解決し、誤った物品の取り出しを防止できる物品保管装 置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案の物品保管装置は、 一面側に物品取り出し口を有する筐体と、 前記筐体内に設けられ、内部に少なくとも一段の棚が形成され、該棚内が幅方 向に複数の区画に仕切られた複数のキャリアと、 前記各キャリアの各区画に出し入れ自在に載置された複数のトレイと、 前記筐体内に設けられ、前記複数のキャリアを、前記物品取り出し口に対向す る位置を通過する経路に沿って搬送させるキャリア搬送機構と、 前記キャリア搬送機構を駆動して前記複数のキャリアを搬送し、指定された区 画を含む前記棚を前記物品取り出し口に対向する位置に停止させるキャリア搬送 制御手段と、 前記物品取り出し口の周縁部にあって該物品取り出し口に対向して停止する棚 内の各区画に対応した位置にそれぞれ設けられた複数の表示器と、 前記キャリア搬送制御手段によって前記物品取り出し口に対向する位置に停止 した棚の前記指定された区画に対応する前記表示器を、他の区画に対応する表示 器と異なる表示状態にして、前記指定された区画を識別指示する表示制御手段と 、 前記物品取り出し口に対向する位置に停止する棚の各区画に対応して設けられ 、該各区画に対する前記トレイの出し入れを光学的に検出する複数のトレイセン サと、 前記複数のトレイセンサからの信号を受け、前記キャリア搬送制御手段によっ て前記物品取り出し口で停止した棚内のトレイのうち、前記指定された区画以外 のトレイが出し入れされたか否かを判定するトレイ操作判定手段と、 前記トレイ操作判定手段によって前記指定された区画以外のトレイが出し入れ されたと判定されたとき、アラームを発生するアラーム発生手段とを備えている 。
【0013】
【作用】
このように構成したため、本考案の物品保管装置では、出し入れしたい物品に 対応する区画が指定されると、キャリア搬送制御手段によってキャリア搬送機構 が駆動されて、その指定された区画を含む棚が物品取り出し口に対向する位置で 停止し、指定された区画に対応した位置の表示器が他の表示器と異なる表示状態 にされる。ここで、指定された区画以外のトレイが引き出されたことが、トレイ センサおよびトレイ操作判定手段によって判別されると、アラーム発生手段によ ってアラームが発生し、この誤った引出し操作を報知する。
【0014】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。 図1〜図4は本考案の一実施例の物品保管装置20の外観と内部機構を示して いる。これらの図において、物品保管装置20の筐体21は矩形状に形成されて おり、その前面21aには横長の物品取り出し口22が設けられ、物品取り出し 口22の上方には、操作パネル23が設けられている。
【0015】 この操作パネル23は、保管物品の登録や物品コードを入力するための各種キ ーとその操作に応じた表示を行なうための表示画面を有している。この操作パネ ル23の右方には、電源スイッチ24と緊急停止スイッチ25が設けられている 。
【0016】 物品取り出し口22の下方には、作業テーブル26が設けられている。 作業テーブル26と物品取り出し口22の下縁部22aとの間には、横長のセ ンサ取付板27が取付けられている。センサ取付板27の中央には、筆記具等を 載置したり、テーブル上のゴミを集めたりするためにV字状に陥没した陥没部2 7aが、物品取り出し口22とほぼ同一長に形成されている。
【0017】 センサ取付板27の物品取り出し口寄りの下面には、発光ダイオードあるいは ランプからなり、後述するキャリア35の立ち上がり部35bに赤色光をスポッ ト照射するための複数(この例では6個)の表示器28、28、……、28が、 センサ取付板27の長さ方向に所定間隔で配置されている。各表示器28は、陥 没部27aに連続する傾斜部27bに支持板29、30を介して支持されており 、その先端をセンサ取付板27と物品取り出し口22の下縁との間の隙間から突 出させ、物品取り出し口22に対して斜め下方から赤色光を出射する。なお、各 表示器28は、図4に示すように物品取り出し口22に停止しているキャリア3 5の各区画37のほぼ中央前方となる位置にそれぞれ取付けられている。
【0018】 各表示器28の手前には、後述するトレイ38の引出し操作を検出するための 光反射型のトレイセンサ31がそれぞれ配置されている。各トレイセンサ31は 、センサ取付板27の垂直部27cに取付けられ、センサ取付板27の水平部2 7dに所定間隔でその長さ方向に設けられた各検出穴32から上方へ検出光を出 射し、キャリア35から引き出されたトレイ38の底面で反射された光を受光す ることによって、トレイ38の引出し操作を検出する。
【0019】 筐体21の内部には、前記の物品保管装置1と同様に物品を区別して保管する ための横長の複数のキャリア35が側方からみて環状に配置されている。
【0020】 各キャリア35は、物品取り出し口22の幅とほぼ等しい幅の一段棚構造を有 し、その棚内が複数の仕切板36によって複数(この実施例では6個)の区画3 7に仕切られている。
【0021】 キャリア35の前端には、底部35aから僅かに立ち上がって、各区画35に 載置されたトレイ38の引出し方向への動きを規制する立ち上がり部35bが設 けられている。なお、キャリアとして、図8に示すように、水平な仕切板70に よってキャリアの幅方向だけでなく縦方向にも区画37′が形成された複数段( 図8では2段)の棚を有するキャリア35′が用いられる場合もあり、この場合 でも、各区画37′に載置されるにトレイ38′の引出し方向の動きを規制する ための立ち上がり部35b′が上下棚に設けられている。
【0022】 各キャリア35の各区画37に出し入れ自在に載置されたトレイ38は、上方 が開口した箱状に形成され、その前面には、このトレイ38を出し入れするため に内側に陥没した引手部38aが形成されている。
【0023】 各キャリア35の両側板35cの中央には支持軸39、39が突設されている 。両支持軸39は、2本の支持アーム40、41を介して、筐体21内の両側に 配置された無端チェーン42、42に支持されている。
【0024】 2つの無端チェーン42、42は、筐体21内の上部に水平に支持された従動 軸43の両端に取り付けられたスプロケット44、44と、筐体21内の下部に 水平に支持された駆動軸45の両端に取り付けられたスプロケット46、46と の間にそれぞれ掛止されている。駆動軸45には、歯車47が同心状に取付けら れている。この歯車47は、タイミングベルト48を介して、筐体21の底部に 配置されたモータ49の駆動歯車50に連結されている(なお、図4では、2つ の無端チェーン42、42の細部および上下のスプロケット44、46の歯部を 省略して示している)。
【0025】 したがって、モータ49が駆動されると、無端チェーン42、42に両側を支 持された各キャリア35が水平な状態で循環的に回動する。なお、各キャリア3 5は、図示しないガイド機構によって揺動が規制された状態で、且つ常にその前 面側を筐体21の前面に向けた状態で、物品取り出し口22に近接対向する位置 を通過するように搬送される。
【0026】 このモータ49の駆動制御および各表示器28の駆動制御は、図5に示すよう に構成された制御部60によって行なわれる。
【0027】 なお、この物品保管装置では、基準となる棚に例えばコード0を割当て、以下 これに続く棚に1、2、……、Nのコードを割当てるとともに、棚内の区画に例 えば左から順にコード0、1、……、Mを割当てて、このコードの組合せから物 品の保管場所の区画を限定するように構成されている。なお、前述したように、 1つのキャリアが複数の棚を有している場合には、これらの棚を独立した棚とし て、それぞれにコードが割り当てられている。
【0028】 制御部60には、各棚の各区画37に、どの種類の物品が保管されているかを 記憶している保管場所メモリ61が設けられている。
【0029】 この保管場所メモリ61には、全ての区画にそれぞれ割り当てられた保管場所 コードと、その区画に保管されている物品の種類を表す物品コードとが対応付け された状態で記憶されている。保管場所コードは、棚を指定する棚コードと一つ の棚内の区画を指定する区画コードとで構成されている。
【0030】 保管場所読み出し手段62は、保管場所メモリ61に記憶されている物品コー ドのうち、操作パネルから入力される物品コードに対応する保管場所コードを読 み出す。
【0031】 キャリア搬送制御手段63は、ドライバ64を介してモータ49を駆動し、保 管場所読み出し手段62によって読み出された保管場所コードに含まれる棚コー ドに対応したキャリアを物品取り出し口22まで搬送して、その棚内の各区画に 載置されているトレイが取り出せる位置で停止させる。
【0032】 この搬送制御方法としては、例えば、各キャリア35の棚にそのコードをパタ ーン表示した識別ラベル等を取り付けておき、その識別ラベルを光学センサで検 出して、指定された棚を物品取り出し口22で停止させる方法や、特定の棚が物 品取り出し口22に達したときの状態を基準状態として、この基準状態から他の 棚が物品取り出し口22に達するまでの搬送距離や搬送時間等に基づいて、指定 された棚を物品取り出し口22で停止させる方法等があり、いずれの場合でも、 新たに指定された棚を物品取り出し口22まで搬送させるのに必要な搬送距離が 短くなる方向にモータ49を駆動して、指定された棚を物品取り出し口22に停 止させる。
【0033】 表示制御手段65は、指定された棚がキャリア搬送制御手段63によって物品 取り出し口22まで搬送されて停止したのちに、保管場所読み出し手段62によ って読み出された保管場所コードに含まれる区画コードで指定された区画の表示 器28を点滅駆動する。
【0034】 トレイ操作判定手段66は、指定された棚がキャリア搬送制御手段63によっ て物品取り出し口22まで搬送されて停止したのちに、各トレイセンサ31から の信号を監視し、保管場所読み出し手段62によって読み出された保管場所コー ドに含まれる区画コードで指定された区画以外のトレイが引き出されるか否かを 判定する。
【0035】 アラーム発生手段67は、トレイ操作判定手段66で、指定された区画以外の トレイが引き出されたと判定されたとき、スピーカ68からブザー音を発生して 、トレイの誤った引出し操作を作業者に報知する。
【0036】 登録変更手段69は、操作パネル23から新規に入力される物品コードを、指 定された保管場所コードに対応付けて記憶させたり、あるいは既に記憶されてい る物品コードを操作パネル23から入力される物品コードに変更させる。
【0037】 図6および図7は、上記の制御部60の処理手順を示している。以下、このフ ローチャートにしたがって、この物品保管装置20の動作を説明する。
【0038】 電源が投入されると、制御部60は操作パネル23のキー操作を監視し、操作 パネル23から登録モードを指定するキーが押されない状態で、物品コードが入 力されると、保管場所メモリ61を検索して、入力された物品コードに対応する 保管場所コードを読み出す(S1〜3)。
【0039】 次に、読み出された保管場所コードに含まれる棚コードと現在物品取り出し口 22で停止している棚の情報とで決定された回転方向にモータ49が定速駆動さ れ、指定された棚を含むキャリア35(または、キャリア35′)が物品取り出 し口22側へ搬送される(S4、5)。そして、指定された棚が物品取り出し口 22に所定距離まで近づくと、モータ49が減速され、指定された棚が物品取り 出し口22で停止する(S6〜9)。
【0040】 指定された棚が、図3(あるいは図8)のように、物品取り出し口22で停止 すると、読み出された保管場所コードに含まれる区画コードに対応した表示器2 8が点滅駆動されて指定された区画の立ち上がり部35b(または35b′)が 赤色に点滅照射されるとともに、各トレイセンサ31の出力が監視され、指定さ れた区画からトレイ28が引き出されるか、あるいは指定された区画以外からト レイ28が引き出されるかが判定される(S10〜12)。
【0041】 ここで、赤色に点滅照射された区画に載置されているトレイ38が引き出され ると、その区画に対応するトレイセンサ31の出射光がそのトレイ38の底に照 射され、その反射光がトレイセンサ31で受光されその受光信号が変化する。 このため、制御部60は、指定された区画のトレイが正しく引き出されたと判 定し、処理S1に戻り次の物品取り出しに備える。また、作業者が誤って指定区 画以外のトレイを棚から引き出そうとした場合には、指定された区画と異なる区 画に対応するトレイセンサの受光信号が変化するため、制御部60は、指定以外 の区画のトレイが引き出されたと判定し、アラーム音を発生する(S13)。
【0042】 このアラーム音を聞いた作業者は、自分が引き出そうとしているトレイ38が 、指定された区画以外のトレイであることを知り、そのトレイを元の区画に戻す ことができる。誤ったトレイが元の区画に戻されるとアラーム音は停止する。正 しいトレイが引き出されると、処理S1に戻る。
【0043】 なお、この実施例では、引き出そうとするトレイ38に極めて近いキャリア3 5の立ち上がり部35bに表示器28の光を直接照射しているので、作業者が斜 めからこの照射部を視認する場合でも、そのトレイとの間の視差が少なく、誤っ て隣のトレイを取り出す確率はかなり低くなるが、たとえ、不慣れな作業者がト レイの引出しを誤った場合でも、すぐにアラームが発生してこれを報知するので 、誤った物品の出庫を確実に防止できる。
【0044】 一方、操作パネル23で登録モードを示すキーが操作された場合には、登録変 更処理(S14)がなされる。この処理では、図7に示すように、新規登録を要 求するキーが操作されると、操作パネル23の表示部に、物品が保管されていな い保管場所を例えば図形で表示して、作業者に物品の保管場所を指定させる(S 141 〜143 )。作業者によって物品の保管場所が指定されると、その保管場 所に保管しようとする物品のコードを入力させ、入力された物品コードを指定さ れた保管場所のコードに対応付けて記憶させる(S144 、145 )。
【0045】 また、保管物品の変更のために、既に保管されている物品のコードが入力され た場合には、その物品コードに対応した保管場所コードを保管場所メモリ51か ら読み出し、前の物品に代わって新たに保管しようとする物品のコードを入力さ せ、前の物品コードをこの入力されたコードで書換えて記憶させる(S146 、 149 )。
【0046】 このようにして新規登録あるいは変更がなされたのち処理S4に移り、新たな 物品を保管させるための棚が物品取り出し口22にくるようにキャリアが搬送さ れ、その保管する区画に対応する表示器28が点滅駆動される。作業者は、表示 器28が点滅する区画のトレイ38を引き出して、新たな物品を収容させたり、 引き出したトレイ内の物品を全て取り出して新たな物品を収容させる。
【0047】 なお、この実施例では、トレイセンサ31を作業テーブル26に設けた場合に ついて説明したが、図8に示すキャリア35、35′のように各棚の背面側に検 出穴71を設けておき、物品取り出し口22で停止した棚(この図では、2段棚 構造のキャリア35′の上段棚)の区画37′からトレイ38′が引き出された ことを、検出穴71の後部に配置したトレイセンサ31で検出するようにしても よい。
【0048】 また、前記実施例では、指定された区画を指示するための表示器28と、トレ イ38の引出しを検出するための反射型のトレイセンサ31とをそれぞれ独立に 設けていたが、表示器をトレイセンサの発光部として利用することもできる。
【0049】 例えば、図9に示すように、表示器28の光をトレイ75の前面に照射し、ト レイ75の前面の突出部(把手等)76で反射した光を受光器77で受光する。 この場合には、指定された区画に対応する表示器28を点滅駆動し、他の区画に 対応する表示器28を受光器77が検出できる程度に点灯駆動しておけば、指定 区画のトレイと他のトレイとの識別もでき、しかも、他のトレイが引き出された ことも判定できる。
【0050】 また、前記実施例では、誤ったトレイの引出し操作をブザー音で作業者に知ら せるようにしていたが、音声記憶装置に予め記憶した警告メッセージを発生する ようにしてもよく、また、ランプの点滅等で誤ったトレイの引出しを作業者に報 知するようにしてもよい。
【0051】 また、前記実施例では、モータ49に連結された無端チェーンに各キャリアを 支持させ、この無端チェーンを駆動することによって、各キャリアを物品取り出 し口に対向する位置を通過する経路に沿って搬送していたが、キャリアを搬送す る機構は、この実施例に限定されるものでなく、キャリアの支持方法を含めて種 々の変形が可能である。
【0052】 また、前記実施例の制御部60は、物品保管メモリ61やそのメモリから物品 保管コードを読み出す保管場所読み出し手段62を有していたが、ワークステー ション等の外部装置から出力される物品保管コードを通信手段を介して受けるよ うに構成された物品保管装置についても本考案を同様に適用できる。
【0053】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の物品保管装置は、物品取り出し口で停止した棚 内の区画に載置されるトレイの出し入れを検出するためのトレイセンサと、各ト レイセンサからの信号によって、指定された区画以外のトレイが出し入れされた か否かを判定するトレイ操作判定手段と、指定された区画以外のトレイが出し入 れされたとき、アラームを発生するアラーム発生手段とを有している。
【0054】 このため、表示器で指示された区画以外のトレイの誤った出し入れ操作を、ア ラームによって作業者に直ちに報知することができ、誤って引き出した物品の出 庫を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の外観を示す斜視図
【図2】一実施例の内部機構を示す概略側面図
【図3】一実施例のキャリア搬送機構および各センサの
配置を説明するための概略斜視図
【図4】一実施例の要部を示す拡大側面図
【図5】一実施例の制御部の構成を示すブロック図
【図6】図5の制御部の処理手順を示すフローチャート
【図7】図6の処理の詳細を示すフローチャート
【図8】本考案の他の実施例を説明するための要部の側
面図
【図9】本考案の他の実施例を説明するための要部の側
面図
【図10】従来装置の斜視図
【図11】従来装置の内部機構を示す概略側面図
【符号の説明】
20 物品保管装置 22 物品取り出し口 28 表示器 31 トレイセンサ 35 キャリア 37 区画 38 トレイ 42 無端チェーン 44、46 スプロケット 49 モータ 60 制御部 61 保管場所メモリ 62 保管場所読み出し手段 63 キャリア搬送制御手段 65 表示制御手段 66 トレイ操作判定手段 67 アラーム発生手段 68 スピーカ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一面側に物品取り出し口を有する筐体と、 前記筐体内に設けられ、内部に少なくとも一段の棚が形
    成され、該棚内が幅方向に複数の区画に仕切られた複数
    のキャリアと、 前記各キャリアの各区画に出し入れ自在に載置された複
    数のトレイと、 前記筐体内に設けられ、前記複数のキャリアを、前記物
    品取り出し口に対向する位置を通過する経路に沿って搬
    送させるキャリア搬送機構と、 前記キャリア搬送機構を駆動して前記複数のキャリアを
    搬送し、指定された区画を含む前記棚を前記物品取り出
    し口に対向する位置に停止させるキャリア搬送制御手段
    と、 前記物品取り出し口の周縁部にあって該物品取り出し口
    に対向して停止する棚内の各区画に対応した位置にそれ
    ぞれ設けられた複数の表示器と、 前記キャリア搬送制御手段によって前記物品取り出し口
    に対向する位置に停止した棚の前記指定された区画に対
    応する前記表示器を、他の区画に対応する表示器と異な
    る表示状態にして、前記指定された区画を識別指示する
    表示制御手段と、 前記物品取り出し口に対向する位置に停止する棚の各区
    画に対応して設けられ、該各区画に対する前記トレイの
    出し入れを光学的に検出する複数のトレイセンサと、 前記複数のトレイセンサからの信号を受け、前記キャリ
    ア搬送制御手段によって前記物品取り出し口で停止した
    棚内のトレイのうち、前記指定された区画以外のトレイ
    が出し入れされたか否かを判定するトレイ操作判定手段
    と、 前記トレイ操作判定手段によって前記指定された区画以
    外のトレイが出し入れされたと判定されたとき、アラー
    ムを発生するアラーム発生手段とを具備した物品保管装
    置。
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