JPH07232192A - 汚水の処理方法 - Google Patents
汚水の処理方法Info
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- JPH07232192A JPH07232192A JP2460194A JP2460194A JPH07232192A JP H07232192 A JPH07232192 A JP H07232192A JP 2460194 A JP2460194 A JP 2460194A JP 2460194 A JP2460194 A JP 2460194A JP H07232192 A JPH07232192 A JP H07232192A
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- Japan
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- tank
- membrane
- phosphorus
- water
- concentrated liquid
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- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 原水を嫌気槽17と好気槽18とにおいて生
物学的に硝化脱窒し、この生物学的処理水を槽内に浸漬
した膜分離装置28により固液分離する。膜透過水をR
O膜を設けた膜濾過装置19にかけて、リンなどが濃縮
された濃縮液と脱塩水とに分離する。濃縮液に凝集剤を
添加して濃縮液中のリンなどを凝集させ、凝集物を沈降
分離後に引き抜く。 【効果】 生物反応槽において窒素分が優先的に除去さ
れ、RO膜によってリンが分離されるので、原水中の窒
素やリンが安定的に除去されて、高度な処理水が得られ
る。このとき、生物反応槽内の膜分離装置により活性汚
泥などの懸濁物質が予め分離されるので、RO膜への適
用が可能になる。
物学的に硝化脱窒し、この生物学的処理水を槽内に浸漬
した膜分離装置28により固液分離する。膜透過水をR
O膜を設けた膜濾過装置19にかけて、リンなどが濃縮
された濃縮液と脱塩水とに分離する。濃縮液に凝集剤を
添加して濃縮液中のリンなどを凝集させ、凝集物を沈降
分離後に引き抜く。 【効果】 生物反応槽において窒素分が優先的に除去さ
れ、RO膜によってリンが分離されるので、原水中の窒
素やリンが安定的に除去されて、高度な処理水が得られ
る。このとき、生物反応槽内の膜分離装置により活性汚
泥などの懸濁物質が予め分離されるので、RO膜への適
用が可能になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、汚水の処理方法に関
し、特に脱窒・脱リン装置、高度汚水処理装置、修景・
親水用水製造装置などにおいて行われる汚水の処理方法
に関する。
し、特に脱窒・脱リン装置、高度汚水処理装置、修景・
親水用水製造装置などにおいて行われる汚水の処理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】脱窒・脱リン装置、高度汚水処理装置、
修景・親水用水製造装置などにおいて行われる従来の汚
水処理フローは、たとえば図3に示したようなものであ
る。図3において、1は生物反応槽であって、絶対嫌気
槽2と嫌気槽3と好気槽4とで構成されており、窒素や
リンを含む被処理水5を絶対嫌気槽2に導入して嫌気槽
3と好気槽4に順次流下させることにより、槽内の活性
汚泥によって被処理水5を生物学的に処理するようにな
っている。
修景・親水用水製造装置などにおいて行われる従来の汚
水処理フローは、たとえば図3に示したようなものであ
る。図3において、1は生物反応槽であって、絶対嫌気
槽2と嫌気槽3と好気槽4とで構成されており、窒素や
リンを含む被処理水5を絶対嫌気槽2に導入して嫌気槽
3と好気槽4に順次流下させることにより、槽内の活性
汚泥によって被処理水5を生物学的に処理するようにな
っている。
【0003】被処理水5は、絶対嫌気槽2および嫌気槽
3において、槽内の脱窒菌を主体とする活性汚泥と攪拌
装置6,7により攪拌混合され、嫌気的条件下、脱窒菌
の硝酸呼吸によって、被処理水5中に含まれる硝酸性窒
素や亜硝酸性窒素が窒素ガスに還元されるとともにBO
Dが分解される。このとき、活性汚泥の体内に取り込ま
れていたリンは、槽内の嫌気的条件下で放出される。
3において、槽内の脱窒菌を主体とする活性汚泥と攪拌
装置6,7により攪拌混合され、嫌気的条件下、脱窒菌
の硝酸呼吸によって、被処理水5中に含まれる硝酸性窒
素や亜硝酸性窒素が窒素ガスに還元されるとともにBO
Dが分解される。このとき、活性汚泥の体内に取り込ま
れていたリンは、槽内の嫌気的条件下で放出される。
【0004】そして、好気槽4に送られた被処理水5
は、ブロワー8より散気装置9を通じて空気が供給され
る状態において、槽内の硝化菌を主体とする活性汚泥と
混合され、被処理水5中に含まれる有機性窒素やアンモ
ニア性窒素は、好気的条件下で硝化菌の酸化作用によっ
て硝酸性窒素まで酸化される。この硝酸性窒素を含む好
気槽4内の硝化液10の一部は循環ポンプ11によって
嫌気槽3に循環返送され、好気槽4内の残りの硝化液1
0は沈降槽12に送られる。このとき、被処理水5中に
含まれるリンは、好気槽4内の好気的条件下で活性汚泥
の体内に取り込まれる。
は、ブロワー8より散気装置9を通じて空気が供給され
る状態において、槽内の硝化菌を主体とする活性汚泥と
混合され、被処理水5中に含まれる有機性窒素やアンモ
ニア性窒素は、好気的条件下で硝化菌の酸化作用によっ
て硝酸性窒素まで酸化される。この硝酸性窒素を含む好
気槽4内の硝化液10の一部は循環ポンプ11によって
嫌気槽3に循環返送され、好気槽4内の残りの硝化液1
0は沈降槽12に送られる。このとき、被処理水5中に
含まれるリンは、好気槽4内の好気的条件下で活性汚泥
の体内に取り込まれる。
【0005】そして、好気槽4内から送られた硝化液1
0は沈降槽12内で沈降分離されて、上澄液は処理水1
3として取り出されるとともに、沈降したリンを含む汚
泥の一部は返送汚泥14として絶対嫌気槽2に返送さ
れ、リンを含む残りの汚泥は余剰汚泥15として引き抜
かれる。
0は沈降槽12内で沈降分離されて、上澄液は処理水1
3として取り出されるとともに、沈降したリンを含む汚
泥の一部は返送汚泥14として絶対嫌気槽2に返送さ
れ、リンを含む残りの汚泥は余剰汚泥15として引き抜
かれる。
【0006】上記のようにして、被処理水5中に含まれ
る窒素は活性汚泥の硝化脱窒作用によって除去され、被
処理水5中に含まれるリンは活性汚泥に取り込まれて系
外へ引き抜かれる。
る窒素は活性汚泥の硝化脱窒作用によって除去され、被
処理水5中に含まれるリンは活性汚泥に取り込まれて系
外へ引き抜かれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、活性
汚泥は嫌気時に体内のリンを放出し、好気時に過剰のリ
ンを体内に取り込むことが知られている。したがって、
好気条件下で汚泥引き抜きをできるだけ多く行うことに
より、効果的に脱リンすることができる。一方、好気条
件下で有機性窒素やアンモニア性窒素を硝酸性窒素まで
硝化する硝化菌は、増殖速度が小さいことが知られてい
る。したがって、硝化脱窒を十分に行うには、汚泥をあ
まり引き抜かず、汚泥令を長くすることが必要である。
このように、脱リンのためには汚泥をできるだけ頻繁に
引き抜くのが好ましく、硝化脱窒のためには汚泥令を長
くするのが望ましいという相反する条件が必要であるた
め、生物反応槽において安定して脱リンと硝化脱窒を行
うのは困難である。
汚泥は嫌気時に体内のリンを放出し、好気時に過剰のリ
ンを体内に取り込むことが知られている。したがって、
好気条件下で汚泥引き抜きをできるだけ多く行うことに
より、効果的に脱リンすることができる。一方、好気条
件下で有機性窒素やアンモニア性窒素を硝酸性窒素まで
硝化する硝化菌は、増殖速度が小さいことが知られてい
る。したがって、硝化脱窒を十分に行うには、汚泥をあ
まり引き抜かず、汚泥令を長くすることが必要である。
このように、脱リンのためには汚泥をできるだけ頻繁に
引き抜くのが好ましく、硝化脱窒のためには汚泥令を長
くするのが望ましいという相反する条件が必要であるた
め、生物反応槽において安定して脱リンと硝化脱窒を行
うのは困難である。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、脱リ
ンと硝化脱窒の両処理を安定して行って、良好な処理水
を得ることができる汚水の処理方法を提供することを目
的とするものである。
ンと硝化脱窒の両処理を安定して行って、良好な処理水
を得ることができる汚水の処理方法を提供することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の汚水の処理方法は、生物反応槽を嫌気槽と
好気槽とで構成し、窒素やリンを含む原水を嫌気槽に導
入して槽内の活性汚泥により嫌気的条件下に脱窒処理
し、この脱窒処理水を好気槽に導入して槽内の活性汚泥
により好気的条件下に硝化処理する汚水の処理方法にお
いて、好気槽内の硝化処理水を槽内に浸漬した膜分離装
置により固液分離して膜透過水を取り出し、この膜透過
水をRO膜を設けた膜濾過装置に導入してリンなどが濃
縮された濃縮液とRO膜を透過した脱塩水とに分離し、
前記濃縮液に凝集剤を添加して濃縮液中に含まれるリン
などを凝集させて凝集物を沈降分離することを特徴とす
る。
に、本発明の汚水の処理方法は、生物反応槽を嫌気槽と
好気槽とで構成し、窒素やリンを含む原水を嫌気槽に導
入して槽内の活性汚泥により嫌気的条件下に脱窒処理
し、この脱窒処理水を好気槽に導入して槽内の活性汚泥
により好気的条件下に硝化処理する汚水の処理方法にお
いて、好気槽内の硝化処理水を槽内に浸漬した膜分離装
置により固液分離して膜透過水を取り出し、この膜透過
水をRO膜を設けた膜濾過装置に導入してリンなどが濃
縮された濃縮液とRO膜を透過した脱塩水とに分離し、
前記濃縮液に凝集剤を添加して濃縮液中に含まれるリン
などを凝集させて凝集物を沈降分離することを特徴とす
る。
【0010】また、本発明の汚水の処理方法は、凝集剤
の添加により凝集された凝集物を含む濃縮液を生物反応
槽へ返送して、前記凝集物を活性汚泥処理で発生する余
剰汚泥とともに引き抜くことを特徴とする。
の添加により凝集された凝集物を含む濃縮液を生物反応
槽へ返送して、前記凝集物を活性汚泥処理で発生する余
剰汚泥とともに引き抜くことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成により、窒素やリンを含む原水は、生
物反応槽において生物学的に硝化脱窒され、窒素分は除
去されているがリンは残留する状態として膜濾過装置に
送られる。このとき、好気槽内において膜分離装置によ
って活性汚泥が分離されるので、膜濾過装置において、
微粒子を嫌うRO膜にかけることが可能となる。そし
て、RO膜によって、リンなどが除去された脱塩水とリ
ンなどが濃縮された濃縮液とに分離され、濃縮液中に残
留させられたリンは凝集剤により凝集物とされて沈降分
離により系外へ引き抜かれる。この結果、原水中の窒素
およびリンは安定して除去されるとともに、脱塩水とし
ての非常に良好な処理水が得られる。
物反応槽において生物学的に硝化脱窒され、窒素分は除
去されているがリンは残留する状態として膜濾過装置に
送られる。このとき、好気槽内において膜分離装置によ
って活性汚泥が分離されるので、膜濾過装置において、
微粒子を嫌うRO膜にかけることが可能となる。そし
て、RO膜によって、リンなどが除去された脱塩水とリ
ンなどが濃縮された濃縮液とに分離され、濃縮液中に残
留させられたリンは凝集剤により凝集物とされて沈降分
離により系外へ引き抜かれる。この結果、原水中の窒素
およびリンは安定して除去されるとともに、脱塩水とし
ての非常に良好な処理水が得られる。
【0012】また、凝集物を含む濃縮液を生物反応槽へ
返送して槽内の余剰汚泥とともに凝集物を引き抜くこと
により、沈降分離のための装置を設けることなく、リン
を含む凝集物を分離できる。この方法によっても、原水
中の窒素およびリンは安定して除去され、非常に良好な
処理水が得られる。
返送して槽内の余剰汚泥とともに凝集物を引き抜くこと
により、沈降分離のための装置を設けることなく、リン
を含む凝集物を分離できる。この方法によっても、原水
中の窒素およびリンは安定して除去され、非常に良好な
処理水が得られる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明の一実施例の汚水の処理方法が
行われる汚水処理装置を示し、図1において、16は嫌
気槽17と好気槽18とで構成された生物反応槽であ
り、19はRO膜(逆浸透膜)を設けた膜濾過装置、2
0は凝集混和槽、21は沈降槽である。
説明する。図1は本発明の一実施例の汚水の処理方法が
行われる汚水処理装置を示し、図1において、16は嫌
気槽17と好気槽18とで構成された生物反応槽であ
り、19はRO膜(逆浸透膜)を設けた膜濾過装置、2
0は凝集混和槽、21は沈降槽である。
【0014】嫌気槽17は、槽の上方に開口して原水供
給管22を設け、槽の内部に、原水供給管22から供給
された原水に混合して、脱窒菌を主体とする微生物から
なる活性汚泥を維持するとともに、槽内の混合液を攪拌
混合する攪拌装置23を配置している。嫌気槽17の上
方には、好気槽18から導かれた硝化処理水循環管24
と、凝集混和槽20から導かれた凝集処理液返送管25
とが開口している。嫌気槽17内で脱窒された脱窒処理
水は、槽の上部から好気槽18に流出するようになって
いる。
給管22を設け、槽の内部に、原水供給管22から供給
された原水に混合して、脱窒菌を主体とする微生物から
なる活性汚泥を維持するとともに、槽内の混合液を攪拌
混合する攪拌装置23を配置している。嫌気槽17の上
方には、好気槽18から導かれた硝化処理水循環管24
と、凝集混和槽20から導かれた凝集処理液返送管25
とが開口している。嫌気槽17内で脱窒された脱窒処理
水は、槽の上部から好気槽18に流出するようになって
いる。
【0015】好気槽18は、槽の内部に、嫌気槽17か
ら流入した脱窒処理水に混合して、硝化菌を主体とする
微生物からなる活性汚泥を維持するとともに、槽18の
上部に、槽内で硝化された硝化処理水を嫌気槽17に循
環返送する硝化処理水循環管24を循環ポンプ26を介
装して設け、槽18の底部に槽内の余剰汚泥を引き抜く
汚泥引抜管27を設けている。
ら流入した脱窒処理水に混合して、硝化菌を主体とする
微生物からなる活性汚泥を維持するとともに、槽18の
上部に、槽内で硝化された硝化処理水を嫌気槽17に循
環返送する硝化処理水循環管24を循環ポンプ26を介
装して設け、槽18の底部に槽内の余剰汚泥を引き抜く
汚泥引抜管27を設けている。
【0016】また、好気槽18は、槽内の混合液に浸漬
して、膜分離装置28、たとえば膜孔径0.1μ程度の
セラミックチューブを複数本配置した膜分離型活性汚泥
処理装置(BIOREM(商標)、クボタ社製)を設
け、この膜分離装置28に、吸引ポンプ29を配設した
膜透過水取出管30を接続させている。膜分離装置28
の下方には、槽外のブロワ31に接続した散気装置32
が設けられている。膜透過水取出管30はその管路に、
保安用のカートリッジフィルター33と、膜透過水を膜
濾過装置19に圧送する打込ポンプ34とを順次設けて
いる。
して、膜分離装置28、たとえば膜孔径0.1μ程度の
セラミックチューブを複数本配置した膜分離型活性汚泥
処理装置(BIOREM(商標)、クボタ社製)を設
け、この膜分離装置28に、吸引ポンプ29を配設した
膜透過水取出管30を接続させている。膜分離装置28
の下方には、槽外のブロワ31に接続した散気装置32
が設けられている。膜透過水取出管30はその管路に、
保安用のカートリッジフィルター33と、膜透過水を膜
濾過装置19に圧送する打込ポンプ34とを順次設けて
いる。
【0017】膜濾過装置19はRO膜を設けており、R
O膜を透過した脱塩水を脱塩水取出管35によって取り
出し、RO膜により分離濃縮された濃縮液を濃縮液返送
管36によって凝集混和槽20へ送るようになってい
る。凝集混和槽20は、凝集剤供給管37を備えるとと
もに、槽内で凝集した凝集処理液を沈降槽21を経て嫌
気槽17へ返送する凝集処理液返送管25を設けてお
り、沈降槽21は、沈降した凝集物を引き抜く凝集物引
抜管38を設けている。
O膜を透過した脱塩水を脱塩水取出管35によって取り
出し、RO膜により分離濃縮された濃縮液を濃縮液返送
管36によって凝集混和槽20へ送るようになってい
る。凝集混和槽20は、凝集剤供給管37を備えるとと
もに、槽内で凝集した凝集処理液を沈降槽21を経て嫌
気槽17へ返送する凝集処理液返送管25を設けてお
り、沈降槽21は、沈降した凝集物を引き抜く凝集物引
抜管38を設けている。
【0018】上記構成により、硝化処理水循環管24に
よって硝化処理水を循環返送し、凝集処理液返送管25
によって凝集処理液を返送する状態において、原水供給
管22より窒素やリンを含む原水を嫌気槽17に供給す
ると、原水は槽内において、脱窒菌を主とする微生物か
らなる活性汚泥、硝化処理水、および凝集処理液と、攪
拌装置23により攪拌混合される。そして、この混合液
中に含まれる硝酸性窒素や亜硝酸性窒素が嫌気条件下に
脱窒菌の硝酸呼吸によって窒素ガスまで還元されるとと
もに生物分解性有機物が分解され、槽内で脱窒された脱
窒処理水が好気槽18に流出する。
よって硝化処理水を循環返送し、凝集処理液返送管25
によって凝集処理液を返送する状態において、原水供給
管22より窒素やリンを含む原水を嫌気槽17に供給す
ると、原水は槽内において、脱窒菌を主とする微生物か
らなる活性汚泥、硝化処理水、および凝集処理液と、攪
拌装置23により攪拌混合される。そして、この混合液
中に含まれる硝酸性窒素や亜硝酸性窒素が嫌気条件下に
脱窒菌の硝酸呼吸によって窒素ガスまで還元されるとと
もに生物分解性有機物が分解され、槽内で脱窒された脱
窒処理水が好気槽18に流出する。
【0019】好気槽18に流入した脱窒処理水は、ブロ
ワー31より散気装置32を通じて空気が供給される好
気的条件下で、槽内の硝化菌を主体とする微生物からな
る活性汚泥と混合され、この混合液中に含まれる有機性
窒素やアンモニア性窒素は硝化菌の酸化作用によって亜
硝酸性窒素や硝酸性窒素に硝化される。槽内で硝化され
た硝化処理水は、循環ポンプ26により硝化処理水返送
管24を通って嫌気槽17へ返送され、再び脱窒作用を
受ける。好気槽18内に滞留してくる余剰汚泥は汚泥引
抜管27によって引き抜くが、汚泥令を長くとって、嫌
気槽17と好気槽18における窒素分の除去を十分にす
る。
ワー31より散気装置32を通じて空気が供給される好
気的条件下で、槽内の硝化菌を主体とする微生物からな
る活性汚泥と混合され、この混合液中に含まれる有機性
窒素やアンモニア性窒素は硝化菌の酸化作用によって亜
硝酸性窒素や硝酸性窒素に硝化される。槽内で硝化され
た硝化処理水は、循環ポンプ26により硝化処理水返送
管24を通って嫌気槽17へ返送され、再び脱窒作用を
受ける。好気槽18内に滞留してくる余剰汚泥は汚泥引
抜管27によって引き抜くが、汚泥令を長くとって、嫌
気槽17と好気槽18における窒素分の除去を十分にす
る。
【0020】このとき、吸引ポンプ29により膜透過水
取出管30を通じて膜分離装置28に吸引負圧を作用さ
せると、槽内の硝化処理水は膜分離装置28により固液
分離されて、窒素分は除去されているがリンをリン酸イ
オンの形態で含む膜透過水が膜透過水取出管30へと取
り出される。凝集処理液返送管25により返送された凝
集処理液中に含まれていた凝集物や活性汚泥は、槽内に
残留する。膜分離装置28は、散気装置32から供給さ
れる空気により生じる上昇液流によって膜面付着物が剥
離され、分離膜の目詰まりが防止される。膜透過水取出
管30へ取り出された膜透過水は、RO膜保護用のカー
トリッジフィルター33を通って、打込ポンプ34によ
って膜濾過装置19に圧送される。
取出管30を通じて膜分離装置28に吸引負圧を作用さ
せると、槽内の硝化処理水は膜分離装置28により固液
分離されて、窒素分は除去されているがリンをリン酸イ
オンの形態で含む膜透過水が膜透過水取出管30へと取
り出される。凝集処理液返送管25により返送された凝
集処理液中に含まれていた凝集物や活性汚泥は、槽内に
残留する。膜分離装置28は、散気装置32から供給さ
れる空気により生じる上昇液流によって膜面付着物が剥
離され、分離膜の目詰まりが防止される。膜透過水取出
管30へ取り出された膜透過水は、RO膜保護用のカー
トリッジフィルター33を通って、打込ポンプ34によ
って膜濾過装置19に圧送される。
【0021】好気槽18から送られた膜透過水は、膜濾
過装置19においてRO膜にかけられ、RO膜を透過し
た脱塩水が脱塩水取出管35によって取り出される。一
方、膜透過水中に含まれるリン酸イオンやその他のイオ
ン類並びに有機物はRO膜により分離されて膜濾過装置
19に残留し、残留した濃縮液が濃縮液返送管36によ
って凝集混和槽20へ送られる。そして、槽20内で凝
集剤供給管37より供給される硫酸バンド、ポリ塩化ア
ルミニウム、塩化第2鉄、ポリ硫酸第2鉄などの凝集剤
と混和され、濃縮液中のリン酸イオンやその他のイオン
類や有機物が凝集される。この凝集物を含む凝集処理液
は凝集処理液返送管25によって沈降槽21へ送られ、
リンや有機物を含む沈降した凝集物が凝集物引抜管38
によって適宜引き抜かれるとともに、上澄液は凝集処理
液返送管25によって嫌気槽17へ返送される。
過装置19においてRO膜にかけられ、RO膜を透過し
た脱塩水が脱塩水取出管35によって取り出される。一
方、膜透過水中に含まれるリン酸イオンやその他のイオ
ン類並びに有機物はRO膜により分離されて膜濾過装置
19に残留し、残留した濃縮液が濃縮液返送管36によ
って凝集混和槽20へ送られる。そして、槽20内で凝
集剤供給管37より供給される硫酸バンド、ポリ塩化ア
ルミニウム、塩化第2鉄、ポリ硫酸第2鉄などの凝集剤
と混和され、濃縮液中のリン酸イオンやその他のイオン
類や有機物が凝集される。この凝集物を含む凝集処理液
は凝集処理液返送管25によって沈降槽21へ送られ、
リンや有機物を含む沈降した凝集物が凝集物引抜管38
によって適宜引き抜かれるとともに、上澄液は凝集処理
液返送管25によって嫌気槽17へ返送される。
【0022】上記のようにして、窒素やリンを含む原水
を生物反応槽において窒素分の除去を優先して処理し、
槽内に浸漬した膜分離装置により活性汚泥を分離した
後、RO膜によってリンや有機物を分離することによ
り、原水から窒素やリンを安定的に除去して、飲料水に
できるほど高度に処理された脱塩水を得ることができ
る。
を生物反応槽において窒素分の除去を優先して処理し、
槽内に浸漬した膜分離装置により活性汚泥を分離した
後、RO膜によってリンや有機物を分離することによ
り、原水から窒素やリンを安定的に除去して、飲料水に
できるほど高度に処理された脱塩水を得ることができ
る。
【0023】図2は、本発明の他の実施例の汚水の処理
方法が行われる汚水処理装置を示す。この汚水処理装置
が図1に示した汚水処理装置と異なるのは、沈降槽を設
けない点である。したがって、凝集混和槽20内で凝集
したリンやその他のイオン類や有機物の凝集物は、凝集
処理液返送管25により嫌気槽17へ返送されて、好気
槽18内における余剰汚泥とともに汚泥引抜管27より
系外へ引き抜かれる。
方法が行われる汚水処理装置を示す。この汚水処理装置
が図1に示した汚水処理装置と異なるのは、沈降槽を設
けない点である。したがって、凝集混和槽20内で凝集
したリンやその他のイオン類や有機物の凝集物は、凝集
処理液返送管25により嫌気槽17へ返送されて、好気
槽18内における余剰汚泥とともに汚泥引抜管27より
系外へ引き抜かれる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、窒素やリ
ンを含む原水を窒素分の除去を優先して生物学的に処理
し、生物槽内に浸漬した膜分離装置で活性汚泥を除いた
後、RO膜にかけてリンを分離する構成としたため、原
水から窒素やリンを安定的に除去して、高度に処理され
た処理水を得ることができる。RO膜により分離したリ
ンは、凝集剤で凝集させて系外へ引き抜くことができ
る。このとき、生物槽内に浸漬した膜分離装置は、微粒
子を嫌う一般的なホローファイバー型やスパイラル型の
RO膜を用いるための前処理装置として作用する。
ンを含む原水を窒素分の除去を優先して生物学的に処理
し、生物槽内に浸漬した膜分離装置で活性汚泥を除いた
後、RO膜にかけてリンを分離する構成としたため、原
水から窒素やリンを安定的に除去して、高度に処理され
た処理水を得ることができる。RO膜により分離したリ
ンは、凝集剤で凝集させて系外へ引き抜くことができ
る。このとき、生物槽内に浸漬した膜分離装置は、微粒
子を嫌う一般的なホローファイバー型やスパイラル型の
RO膜を用いるための前処理装置として作用する。
【図1】本発明の一実施例の汚水の処理方法が行われる
汚水処理装置を示した説明図である。
汚水処理装置を示した説明図である。
【図2】本発明の他の実施例の汚水の処理方法が行われ
る汚水処理装置を示した説明図である。
る汚水処理装置を示した説明図である。
【図3】従来の汚水の処理方法が行われる汚水処理装置
を示した説明図である。
を示した説明図である。
16 生物反応槽 17 嫌気槽 18 好気槽 19 膜濾過装置 28 膜分離装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 俊也 大阪府大阪市西淀川区西島2丁目1番地6 号 株式会社クボタ新淀川工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 生物反応槽を嫌気槽と好気槽とで構成
し、窒素やリンを含む原水を嫌気槽に導入して槽内の活
性汚泥により嫌気的条件下に脱窒処理し、この脱窒処理
水を好気槽に導入して槽内の活性汚泥により好気的条件
下に硝化処理する汚水の処理方法において、好気槽内の
硝化処理水を槽内に浸漬した膜分離装置により固液分離
して膜透過水を取り出し、この膜透過水をRO膜を設け
た膜濾過装置に導入してリンなどが濃縮された濃縮液と
RO膜を透過した脱塩水とに分離し、前記濃縮液に凝集
剤を添加して濃縮液中に含まれるリンなどを凝集させて
凝集物を沈降分離することを特徴とする汚水の処理方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載の汚水の処理方法におい
て、凝集剤の添加により凝集された凝集物を含む濃縮液
を生物反応槽へ返送して、前記凝集物を活性汚泥処理で
発生する余剰汚泥とともに引き抜くことを特徴とする汚
水の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2460194A JPH07232192A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 汚水の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2460194A JPH07232192A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 汚水の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07232192A true JPH07232192A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12142679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2460194A Pending JPH07232192A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 汚水の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07232192A (ja) |
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