JPH07232492A - 磁気可視カード - Google Patents

磁気可視カード

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JPH07232492A
JPH07232492A JP6051341A JP5134194A JPH07232492A JP H07232492 A JPH07232492 A JP H07232492A JP 6051341 A JP6051341 A JP 6051341A JP 5134194 A JP5134194 A JP 5134194A JP H07232492 A JPH07232492 A JP H07232492A
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JP
Japan
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magnetic
flakes
magnetic field
microcapsules
visible
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JP6051341A
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Inventor
Hiroyasu Shirakawa
博康 白川
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Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 初期視認性が良好でかつ外乱に対して表示安
定性の向上を図る。 【構成】 磁場に対する磁性フレーク2の応答特性が異
なる2種類以上のマイクロカプセル4を設けたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、逐次書き換えられる磁
気情報を視認可能に表示する磁気可視カードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より磁気可視カードとして、たとえ
ば図11に示すようなものがある(特開昭63−291
217号公報,特開昭51−78303号公報等参
照)。すなわち、この磁気可視カード100は、磁場に
応じて配向方向変更可能な磁性フレーク101を封入流
体102とともに収容しているマイクロカプセル103
を、基板104と磁性フレーク101の配向方向に応じ
て可視入射光の反射により表示される表示部105との
間にバインダ106により配設して可視表示領域107
を成すマイクロカプセル層108を形成してなるもので
ある。
【0003】そして、上記磁気可視カード100はマイ
クロカプセル層108が一層のものであるが、図9
(a)に示すように2層構造の磁気可視カード200が
ある。
【0004】この磁気可視カード200は、基板として
の磁性シート201と磁場に応じて配向方向変更可能な
磁性フレーク202が配向方向に応じて可視入射光の反
射により表示される表示部203との間に、バインダ2
04を介して複数のマイクロカプセル205A〜205
G,206A〜206Gにより2層のマイクロカプセル
層205,206が近接して形成してなるものである。
表示部203側の上層のマイクロカプセル層205は長
手方向に7個近接して設けられたマイクロカプセル20
5A〜205Gにより形成されており、また磁性シート
201側の下層のマイクロカプセル層206も長手方向
に7個近接して設けられたマイクロカプセル206A〜
206Gにより形成されている。
【0005】そして、マイクロカプセル205A〜20
5G,206A〜206Gの各マイクロカプセル内の磁
性フレーク202はNi(ニッケル)で、この磁性フレ
ーク202の充填量はボールミル処理したNi全重量比
12%で、各マイクロカプセル内の封入流体としての封
入油207の粘度は200cpとなっており、任意の一
定磁場下において、マイクロカプセル205A〜205
G,206A〜206G中の挙動が同じとなっている。
【0006】そして、2層のマイクロカプセル層20
5,206を成すマイクロカプセル205A〜205
G,206A〜206Gのうち、上層のマイクロカプセ
ル205C,205E及び下層のマイクロカプセル20
6C,206Eが印字部208を成し、その他の上層の
マイクロカプセル205A,205B,205D,20
5F,205G及び下層のマイクロカプセル206A,
206B,206D,206F,206Gが非印字部2
09を成している。
【0007】すなわち、印字部208を成すマイクロカ
プセル205C,205E,206C,206E内の磁
性フレーク202の配向方向が磁場に応じて磁性シート
201に対してほぼ直角となり、磁性シート201が見
えるようになっており、また非印字部209を成すマイ
クロカプセル205A,205B,205D,205
F,205G,206A,206B,206D,206
F,206Gは磁性シート201に対して水平で、磁性
シート201が見えないようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た2層構造の磁気可視カード200の場合には、任意の
一定磁場下においてマイクロカプセル中の磁性フレーク
202の挙動が同じであるため、印字部208にて印字
(磁性フレーク202の配向)用のリーダーライター
(図示せず)により鮮やかな印字を行なうために、磁場
の応答特性の速い磁性フレーク202を使用する(又は
マイクロカプセル内の封入油207の粘度を下げる)
と、以下の様な問題がある。これを図9(b)乃至
(d)に基づいて説明する。
【0009】この磁気可視カード200は、図9(b)
に示す様に、磁性シート201に着磁されている磁極部
上の印字部208を含むマイクロカプセル205C〜2
05E、206C〜206E中の磁性フレーク202が
磁場方向に対し配向している。
【0010】その状態において、図9(c)に示す様
に、意図しない外部磁場、いわゆる外乱(図中矢印方
向)が加わると磁性シート201に着磁している印字部
208を含むマイクロカプセル205C〜205E、2
06C〜206Eは、その磁場の拘束を受けながらも外
乱に対し反応する。その他のマイクロカプセル205
A,205B,205F,205G、206A,206
B,206F,206Gも外乱方向に配向する。
【0011】そして、外乱が取り除かれると図9(d)
に示す様に、磁性シート201に着磁されている印字部
208を含むマイクロカプセル205C,205E,2
06C,206E中の磁性フレーク202はその磁場に
対して配向するが、その他のマイクロカプセル205
A,205B,205F,205G、206A,206
B,206F,206Gの磁性フレーク202は外乱が
加わった時と同じ配向状態を維持し斜めになっているた
め黒ずんで見えてしまい、結果的に文字が消えてしまう
又は見にくくなり、表示安定性が悪くなるという問題を
有している。
【0012】このように、全てが応答特性が速い磁性フ
レーク202とすると外乱に対して表示安定性が損なわ
れる。
【0013】今度は、経時安定性を良くするために、磁
場の応答特性を鈍くした磁性フレーク202を使用する
(又はマイクロカプセル内の封入油207の粘度を上げ
る)と、上記のように任意の一定磁場下においてマイク
ロカプセル中の磁性フレーク202の挙動が同じである
ため、以下の様な問題がある。これを図10(a)乃至
(c)に基づいて説明する。
【0014】まず、図10(a)に示す様に、磁性シー
ト201に印字部208を含むマイクロカプセル205
C〜205E、206C〜206E着磁されているが、
その発生する磁場は限られており(現行厚み17μm)
応答特性の鈍い磁性フレーク202では磁場発生源から
遠い上層のマイクロカプセル層205のマイクロカプセ
ル205C〜205E内の磁性フレーク202が応答し
きれていない。そのため、印字部208を成す上層のマ
イクロカプセル205C,205Eの磁性フレーク20
2が斜めになり、若干白く見えてしまい、印字時(初期
状態)の視認性が悪くなるという問題点を有している。
【0015】ただし、図10(b)に示す様に、意図し
ない外部磁場、いわゆる外乱(図中矢印方向)が加わっ
た場合でも、磁性フレーク202の応答特性が鈍いた
め、外乱に対し反応することがない。従って、図10
(c)に示す様に、外乱を取り除いた後においても外乱
に対する影響はでない。
【0016】このように、全てが応答特性が鈍い磁性フ
レーク202とすると外乱には強くなるが初期視認性が
悪くなる。
【0017】本発明は上記した従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、初
期視認性が良好でかつ意図しない外部磁場(外乱)に対
して表示安定性の向上を図り得る磁気可視カードを提供
することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、磁場に応じて配向方向変更可能
な磁性フレークを封入流体とともに収容しているマイク
ロカプセルを、基板と磁性フレークの配向方向に応じて
可視入射光の反射により表示される表示部との間にバイ
ンダにより配設して可視表示領域を成すマイクロカプセ
ル層を形成してなる磁気可視カードにおいて、磁場に対
する前記磁性フレークの応答特性が異なる2種類以上の
マイクロカプセルを設けたことを特徴とする。
【0019】そして、磁場に対する前記磁性フレークの
応答特性が異なる2種類以上のマイクロカプセルを磁場
に対し、該マイクロカプセル内の磁性フレークの応答特
性の鈍いマイクロカプセル層を近接させ、前記表示部に
向って順に応答特性の速いマイクロカプセル層を形成す
ることが好適である。
【0020】
【作用】上記構成の磁気可視カードにあっては、磁場に
対する磁性フレークの応答特性が異なる2種類以上のマ
イクロカプセルが設けられるため、表示部に最も近いマ
イクロカプセル層に磁場の応答特性の速い(配向し易
い)磁性フレークを含むマイクロカプセルを配置するこ
とができ、これによりコントラストがはっきりし、視認
性が向上する。すなわち、文字視認性が向上する。
【0021】また、表示部と磁場の応答特性の速い磁性
フレークを含むマイクロカプセル層の下層に磁場の応答
特性を鈍くした磁性フレークを含むマイクロカプセル層
を配置することで外乱に対し強くなり、表示安定性が向
上する。
【0022】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例に係る磁気可視カードを
示す概略断面図を示しており、この図1を参照しつつ本
発明に係る磁気可視カードの基本構成について説明す
る。1は磁気可視カード全体を示し、概略、磁場に応じ
て配向方向変更可能な磁性フレーク(磁性粉)2を封入
流体3とともに収容しているマイクロカプセル4を、基
板としての磁性シート5と磁性フレーク2の配向方向に
応じて可視入射光の反射により表示される表示部(保護
層−ポリエチレンテレフタレート(PET)フイルム
等)6との間にバインダ7により配設して可視表示領域
8を成す2層のマイクロカプセル層I,II9,10を
形成してなるものである。
【0023】この2層のマイクロカプセル層I,II
9,10は、マイクロカプセル層I9が表示部6側のい
わゆる上層で、マイクロカプセル層II10が磁性シー
ト5側のいわゆる下層で近接して形成されている。
【0024】そして、上層のマイクロカプセル層I9の
マイクロカプセル4内の磁性フレーク2は外部磁場に対
して配向し易くなっており、下層のマイクロカプセル層
II10のマイクロカプセル4内の磁性フレーク2は外
部磁場に対して配向し難くなっている。
【0025】すなわち、磁性フレーク2の応答特性の鈍
いマイクロカプセル層II10を近接させ、表示部6に
向って順に応答特性の速いマイクロカプセル層I9を形
成したものである。
【0026】そして、2層のマイクロカプセル層I,I
I9,10を成すべく長手方向に本実施例では7個近接
して設けられたマイクロカプセル9A〜9G,10A〜
10Gのうち、上層のマイクロカプセル9C,9E及び
下層のマイクロカプセル10C,10Eが印字部11を
成し、その他の上層のマイクロカプセル9A,9B,9
D,9F,9G及び下層のマイクロカプセル10A,1
0B,10D,10F,10Gが非印字部12を成して
いる。
【0027】すなわち、印字部11を成すマイクロカプ
セル9C,9E,9C,9E内の磁性フレーク2の配向
方向が磁場に応じて磁性シート5に対してほぼ直角とな
り、図5(c)に示す様に磁性シート5が可視入射光L
を反射することから磁性シート5が見えるようになって
おり、また非印字部12を成すマイクロカプセル9A,
9B,9D,9F,9G,10A,10B,10D,1
0F,10Gは磁性シート5に対して水平で、図5
(a)に示す様に磁性フレーク2が可視入射光Lを反射
することから磁性シート5が見えず、印字されないよう
になっている。
【0028】因みに、図5(b)に示す様に磁性フレー
ク2が斜めになると、可視入射光Lが戻ってこないた
め、磁性シート5の色と磁性フレーク2水平時の色との
中間色を成す(このとき磁性フレーク2の面積が大きい
とぼけ易くなる)。
【0029】次に上記構成の磁気可視カード1の作用に
ついて図6に基づき説明する。
【0030】まず、図6(a)に示す様に、磁性シート
5に印字部11が着磁されており、印字部11のマイク
ロカプセル9C,9E,9C,9E中の磁性フレーク2
が磁場方向に対し配向している。
【0031】この磁気可視カード1は、図6(a)に示
す様に、磁性シート5に着磁されている磁極部上の印字
部11を含むマイクロカプセル9C〜9E、10C〜1
0E中の磁性フレーク2が磁場方向に対し配向してい
る。
【0032】その状態において、図6(b)に示す様
に、意図しない外部磁場、いわゆる外乱(図中矢印方
向)が加わると上層のマイクロカプセル層I9中の磁性
フレーク2はその方向に配向するが下層のマイクロカプ
セル層II10の磁性フレーク2は応答しない(但し、
磁場の強さが限界を越えると応答する)。
【0033】そして、外乱が取り除かれると図6(c)
に示すように、下層のマイクロカプセル層II10中の
既に磁化されている(リーダーライター(図示せず)で
水平配向されている)磁性フレーク2の発生する磁場に
応答し、元の配向方向となる。尚、応答しきれない磁性
フレーク2が有っても下層のマイクロカプセル層II1
0中の水平配向している磁性フレーク2が可視入射光L
を反射するため白く見える。
【0034】上記構成の磁気可視カードにあっては、表
示部6に最も近いマイクロカプセル層I9に磁場の応答
特性の速い(配向し易い)磁性フレーク2を含むマイク
ロカプセル9A〜9Gを配置することで、コントラスト
がはっきりし、視認性が向上する。すなわち、文字視認
性が向上する。
【0035】また、表示部6と磁場の応答特性の速い磁
性フレーク2を含むマイクロカプセル層I9の下層に磁
場の応答特性を鈍くした磁性フレーク2を含むマイクロ
カプセル層II10を配置することで外乱に対し強くな
り、表示安定性が向上する。
【0036】そこで、磁性フレーク2の配向し易さを調
整するには以下の4つの方法が考えられる。
【0037】
【表1】 以下に上記表1の調整項目1乃至4に係る実施例につい
て図1を参照しつつ説明する。
【0038】まず、調整項目1に係る第1実施例につい
て説明する。
【0039】図1に示すところの上層のマイクロカプセ
ル層I9にボールミル処理をして薄板かつ平板状(図2
参照)にしたニッケル(平均径16μm,厚さ0.5μ
m)を磁性フレーク2として使用したマイクロカプセル
9A〜9Gを配置し、下層のマイクロカプセル層II1
0にボールミル処理を施さない鱗片状(図3参照)のニ
ッケル(平均径16μm,厚さ2μm)を磁性フレーク
2を使用したマイクロカプセル10A〜10Gを配置し
たものである。
【0040】上記平板状の磁性フレーク2と鱗片状の磁
性フレーク2’を同磁場で比較すると図2(c)及び図
3(d)からわかるように図中矢印の磁場方向に対して
薄い厚さの平板状の磁性フレーク2の方が配向し易いの
がわかる。
【0041】次に作用について説明する。
【0042】図1に示すところのマイクロカプセル内の
ニッケルが垂直になっている箇所は印字用のリーダーラ
イター(図示せず)により配向し、また磁性シート2に
着磁された磁場により配向している。(尚、下層のマイ
クロカプセル層II10のみでも磁場に対しては配向
し、識字できる程度の性能を有することが前提となって
いる。) 印字の際、下層のマイクロカプセル層II10内のニッ
ケルを配向させる程度の磁場を与えれば上層のマイクロ
カプセル層I9内のニッケルは印字時に既に磁化されて
しまった下層のマイクロカプセル層II10内のニッケ
ル及び磁性シート5の影響を受け、非常に良く配向した
(文字視認性の向上)。
【0043】また外乱(故意に永久磁石を近づける)を
与えると、上層のマイクロカプセル層I9に含まれる水
平状態になっているニッケルが外乱に対して配向し、文
字が見えにくくなるが、下層のマイクロカプセル層II
10のニッケルが外乱に対し配向しない程度であれば外
乱を取り除くともとの水平状態に戻り、文字視認性も外
乱を与える前と差がなかった(表示安定性の向上)。
【0044】次に調整項目2に係る第2実施例について
説明する。
【0045】図1に示すところの上層のマイクロカプセ
ル層I9に78パーマロイ(初期透磁率μ=1×105
T/oe,平均径20μm,厚さ0.5μm)を磁性フレー
ク2として使用したマイクロカプセルを配置し、下層の
マイクロカプセル層II10にニッケル(初期透磁率μ
=6×102 T/oe,平均径16μm,厚さ2μm)を磁
性フレーク2として使用したマイクロカプセルを配置し
たものである。
【0046】尚、初期透磁率μ0 は図4に示すグラフよ
り、磁化曲線において0点近傍における傾き(磁化し易
さ)で、磁性フレーク2の配向し易さに関係しており、
軟磁性体が配向し易く、硬磁性体が配向し難くなってい
る。
【0047】作用については、上記第1実施例と同一な
ので、その説明は省略する。
【0048】次に調整項目3に係る第3実施例について
説明する。
【0049】図1に示すところの上層のマイクロカプセ
ル層I9にボールミル処理したニッケル(平均径16μ
m,厚さ0.5μm)をカプセル全重量に対し6%と充
填量を減らしたマイクロカプセルを配置し、下層のマイ
クロカプセル層II10も同ニッケルをカプセル全重量
に対し12%と充填量を増やし、カプセル内での動きを
鈍くしたマイクロカプセルを配置したものである。
【0050】作用については、上記第1実施例と同一な
ので、その説明は省略する。
【0051】次に調整項目3に係る第3実施例について
説明する。
【0052】使用する磁性フレーク2は第3実施例と同
等である。
【0053】図1に示すところの上層のマイクロカプセ
ル層I9に粘度200cp(25℃)の封入油3として
のシリコンオイルを封入したマイクロカプセルを配置
し、下層のマイクロカプセル層II10に粘度300c
p(25℃)の封入油3としてのシリコンオイルを封入
したマイクロカプセルを配置したものである。
【0054】作用については、上記第1実施例と同一な
ので、その説明は省略する。
【0055】さらに他の実施例としては、図1の構成に
おいて縦の列で交互に応答特性の異なるマイクロカプセ
ルを配置するものがある。
【0056】また、図7に示す様に、応答特性の異なる
マイクロカプセル4A〜4Jを一層として交互に配設し
た磁気可視カード1’でも良い。
【0057】さらに、図8に示す様に、応答特性の異な
る磁性フレーク2A〜2Jを1つのマイクロカプセル4
に含ませたものを用いる場合でも良い。
【0058】
【発明の効果】本発明は、以上の構成および作用を有す
るもので、表示部に最も近いマイクロカプセル層に磁場
の応答特性の速い(配向し易い)磁性フレークを含むマ
イクロカプセルを配置することで、コントラストがはっ
きりし、視認性が向上する。すなわち、文字視認性が向
上する。
【0059】また、表示部と磁場の応答特性の速い磁性
フレークを含むマイクロカプセル層の下層に磁場の応答
特性を鈍くした磁性フレークを含むマイクロカプセル層
を配置することで外乱に対し強くなり、表示安定性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る磁気可視カード
の概略断面図である。
【図2】図2(a)は平板状の磁性フレークの平面図
で、同図(b)は同図(a)の側面図で、同図(c)は
磁場方向に対する配向を示す模式図である。
【図3】図3(a)は鱗片状の磁性フレークの平面図
で、同図(b)は同図(a)の側面図で、同図(c)は
磁場方向に対する配向を示す模式図である。
【図4】図4は磁化曲線を表すグラフである。
【図5】図5は磁性フレークの傾きと可視入射光の反射
関係を示す模式図である。
【図6】図6は図1の磁気可視カードに外乱が加わった
際の前後の作動を示す概略断面図である。
【図7】図7は本発明の他の実施例に係る磁気可視カー
ドの概略断面図である。
【図8】図8は本発明の他の実施例に係る磁気可視カー
ドにおけるマイクロカプセルの模式図である。
【図9】図9(a)は従来の磁気可視カードの概略断面
図であり、同図(b)乃至(d)は全てが応答特性が速
い磁性フレークの磁気可視カードに外乱が加わった際の
前後の作動を示す概略断面図である。
【図10】図10は全てが応答特性が鈍い磁性フレーク
の磁気可視カードに外乱が加わった際の前後の作動を示
す概略断面図である。
【図11】図11は他の従来の磁気可視カードの断面図
である。
【符号の説明】
1,1’ 磁気可視カード 2 磁性フレーク 3 封入油(封入流体) 4 マイクロカプセル 5 磁性シート(基板) 6 表示部 7 バインダ 8 可視表示領域 9 マイクロカプセル層I 10 マイクロカプセル層II 11 印字部 12 非印字部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁場に応じて配向方向変更可能な磁性フ
    レークを封入流体とともに収容しているマイクロカプセ
    ルを、基板と磁性フレークの配向方向に応じて可視入射
    光の反射により表示される表示部との間にバインダによ
    り配設して可視表示領域を成すマイクロカプセル層を形
    成してなる磁気可視カードにおいて、 磁場に対する前記磁性フレークの応答特性が異なる2種
    類以上のマイクロカプセルを設けたことを特徴とする磁
    気可視カード。
  2. 【請求項2】 磁場に対する前記磁性フレークの応答特
    性が異なる2種類以上のマイクロカプセルを磁場に対
    し、該マイクロカプセル内の磁性フレークの応答特性の
    鈍いマイクロカプセル層を近接させ、前記表示部に向っ
    て順に応答特性の速いマイクロカプセル層を形成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の磁気可視カード。
JP6051341A 1994-02-24 1994-02-24 磁気可視カード Withdrawn JPH07232492A (ja)

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JP6051341A JPH07232492A (ja) 1994-02-24 1994-02-24 磁気可視カード

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014510651A (ja) * 2011-02-04 2014-05-01 シクパ ホルディング ソシエテ アノニム 動的視覚的運動効果を表示する機構、およびその製造方法

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JP2014510651A (ja) * 2011-02-04 2014-05-01 シクパ ホルディング ソシエテ アノニム 動的視覚的運動効果を表示する機構、およびその製造方法

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