JPH09169182A - 磁気表示カード - Google Patents

磁気表示カード

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JPH09169182A
JPH09169182A JP7332926A JP33292695A JPH09169182A JP H09169182 A JPH09169182 A JP H09169182A JP 7332926 A JP7332926 A JP 7332926A JP 33292695 A JP33292695 A JP 33292695A JP H09169182 A JPH09169182 A JP H09169182A
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JP
Japan
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magnetic
layer
card
display
recording layer
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Withdrawn
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JP7332926A
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English (en)
Inventor
Toshihisa Inabe
敏久 稲部
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Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気記録層と磁気表示層との磁気的相互干渉
がなく、更には、磁気記録層の保磁力に対応できるこ
と。 【解決手段】 カード基材1上に磁気記録層3を有し、
且つ前記カード基材1面上であって前記磁気記録層3の
反対面に、外部磁場に感応するフレーク状磁性微粒子を
含有するマイクロカプセル11を有機結合剤中に分散さ
せて磁気表示領域となる磁気表示層4を形成し、前記磁
気記録層3と前記磁気表示層4との中間に、軟磁性体粉
末と有機結合剤とを含む軟磁性体層14を具備する軟磁
性部材2を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報を磁気的に記
録し、記録された情報を目視可能に表示する磁気表示カ
ードに属し、特に、磁気記録層と磁気表示層との磁気干
渉を低減可能な磁気表示カードに属する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の磁気表示カードとして
は、例えば、図5に示すように、フレーク状磁性微粒子
及び液体(オイル等)を含有した複数のマイクロカプセ
ル11を有機結合剤中に分散することにより、磁気カー
ド基材の磁気記録層(図示せず)の反対面に磁気表示層
(マイクロカプセルを含む層)4を形成して磁気表示領
域としてなるものが提案されている。磁気表示層4に
は、透光性を有するポリエチレンテレフタレート9上に
アンカー層10、マイクロカプセルインキ層11、黒イ
ンキ層12及び粘着剤層13を設けたものである。
【0003】この磁気表示層4への文字や図形等の表示
を行なう書込みは、磁気表示層4面に垂直方向の磁界を
付加して行われる。また、表示内容の消去は、磁気表示
層4面に水平方向の磁界を付加することにより行われ
る。即ち、垂直方向又は水平方向の磁界によって、マイ
クロカプセル11中のフレーク状磁性粒子が向きを変え
表示内容の書き込みまたは消去が行われる。
【0004】さらに、磁気表示層4には、通常、可視表
示する磁気パターンに対して応答性が高く、得られた磁
気パターン像を経時的に安定に保持するという相反する
条件が要求される。そのため、多くの場合、フレーク状
磁性微粒子の粒径、飽和磁化、保磁力及び液体粘度、更
には、複数のマイクロカプセル11を分散する有機結合
剤等を最適化するよう種々検討がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
磁気表示カードの構成では、磁気表示層4への磁気パタ
ーン書込み時、あるいは多数枚積み重ねて保管する時等
に、磁気記録層と磁気表示層4との磁気的相互干渉が発
生する。例えば、磁気記録層の磁束に影響を受けて磁気
表示層4内のフレーク状磁性微粒子の残留磁化が減衰
し、その結果として磁気表示のコントラストが低下して
しまう。また、逆に磁気表示層4の磁束の影響を受けて
磁気記録層内の情報が破壊されるという問題がある。
【0006】更には、磁気表示層4の繰返し消去・書込
み時における磁界、特に、消去時の磁界により磁気記録
層の残留磁化が減磁を受け、読取り不能になる問題点が
ある。このため、磁気記録層の保磁力を、2000Oe
以上に設定しなければならない事態が発生していた。
【0007】従って、磁気記録層の保磁力が270Oe
あるいは650Oeであって、一般的に使用されてい
る、所謂、JIS I型あるいはJIS II型の磁気
カードとしては使用できないという問題点がある。
【0008】それ故に本発明の技術的課題は、磁気記録
層と磁気表示層との磁気的相互干渉がなく、更には、磁
気記録層の保磁力JIS I型あるいはJIS II型
に対応できる磁気表示カードを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、カード
基材と、該カード基材の一方面に設けた磁気記録層と、
該磁気記録層とは反対側の前記カード基材の他方面に設
けた磁気表示層とを含み、前記磁気表示層は、少なくと
も液体及び該液体中に浮遊し且つ外部磁場に感応するフ
レーク状磁性微粒子を含有するマイクロカプセルを有機
結合剤中に分散させた磁気表示領域を有している磁気表
示カードにおいて、前記カード基材は、前記磁気記録層
と前記磁気表示層との中間に軟磁性体粉末と有機結合剤
とを含む軟磁性体層を具備する軟磁性部材を有している
ことを特徴とする磁気表示カードが得られる。
【0010】また、本発明によれば、前記軟磁性部材
は、可撓性を有する支持体と、該支持体の少なくとも一
方面に形成した前記軟磁性体層とを有していることを特
徴とする磁気表示カードが得られる。
【0011】さらに、本発明によれば、前記軟磁性体層
に用いる軟磁性粉末が、偏平状、針状、粒状の粉末のい
ずれか一種類又は二種類以上の組み合わせからなること
を特徴とする磁気表示カードが得られる。
【0012】
【作用】本発明の軟磁性部材は、軟磁性体粉末と有機結
合剤とを含む構成である。即ち、磁気カードのカード基
材を挟んで対向しているカード基材表面に磁気記録層及
び磁気表示層が設けられている場合においては、軟磁性
部材を磁気記録層及び磁気表示層との間のカード基材内
に挿入することにより、軟磁性部材が磁気的相互干渉源
となる一方の磁気記録層あるいは磁気表示層に対向する
他方の磁気表示層あるいは磁気記録層に対して遮蔽効果
が働き磁気的相互干渉が抑制される。
【0013】また、表示内容の消去時においても、この
軟磁性部材が磁気表示層の消去ヘッドからの磁界に対し
て遮蔽効果が働くため磁気記録層の磁化の減磁が抑制さ
れる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に実施の形態例をあげ、本発
明の磁気表示カードの実施の形態例について詳細に説明
する。最初に、本発明の磁気表示カードの基本構成を図
1、図2を参照して説明する。ここで、図1は本発明の
実施例1に係る磁気表示カードの層構造を示し、図2は
図1に示した磁気表示カードを平面から見た状態を示し
ている。
【0015】図1及び図2を参照して、磁気表示カード
は、カード基材1の一方面に設けた磁気記録層3と、カ
ード基材1の他方面にあってかつ磁気記録層3とは反対
側に設けられている磁気表示層4とを有している。さら
に磁気記録層3と磁気表示層4との中間には、磁気遮蔽
層としての軟磁性部材2が設けられている。
【0016】軟磁性部材2は、図3に示すように、軟磁
性体粉末と有機結合剤とを含む軟磁性体層14と、この
軟磁性体層14を一面に設けた支持体15とを具備して
いる。
【0017】したがって、カード基材1の一方の面上に
は磁気記録層3が露出するように設けられている。カー
ド基材1の他方の面上には磁気表示層4が露出するよう
に設けられている。
【0018】軟磁性体層14には軟磁性粉末が用いら
れ、軟磁性粉末は、偏平状14aおよび/または針状1
4bである。または、軟磁性体層14には軟磁性粉末が
用いられ、偏平状14aおよび/または粒状の粉末であ
る。なお、軟磁性体層に用いる軟磁性粉末は、偏平状、
針状、粒状の粉末のいずれか一種類又は二種類以上を組
み合わせてもよい。
【0019】磁気表示層4は、図5に示したように、透
光性を有するポリエチレンテレフタレート基材9の一方
面上にアンカー層10、マイクロカプセル(マイクロカ
プセルインキ層)11、黒インキ層12及び粘着剤層1
3を設けたものである。マイクロカプセル11は、少な
くとも液体及び液体中に浮遊し且つ外部磁場に感応する
フレーク状磁性微粒子及び液体(オイル等)を含有した
複数のマイクロカプセル11を有機結合剤中に分散する
ことにより、カード基材1に形成っすることによって磁
気表示領域としたものである。
【0020】[実施の形態例1] (1)軟磁性部材2の製作 図3に示したように、支持体15として、厚さ50μm
のポリエチレンテレフタレート(PET)基材を用い
て、その片面に軟磁性体層14として乾燥、硬化後の膜
厚が50μmとなるように下記の組成の配合からなる軟
磁性体ペーストをドクターブレード法により塗布し、8
5℃にて24時間キュアリングを行ない、シート状の軟
磁性部材2を作成した。
【0021】 <組成> ・偏平状軟磁性体微粉末 …90重量部 組成 :Fe−Al−Si合金 平均粒径 :10μm アスペクト比 :>5 保磁力 :100e ・有機結合剤 ポリウレタン樹脂 …8重量部 硬化剤(イソシアネート化合物) …2重量部 ・溶剤(シクロヘキサノンとトルエンの混合物) …40重量部 次に、このシート状の軟磁性部材2を、長さ75.16
mm×幅44mmの大きさに打ち抜いてカード状の軟磁
性部材2とした。
【0022】(2)カード基材1の製作 図4は図1に示した磁気表示カードの積層構造の詳細を
示している。図4に示すように、カード基材1は、厚さ
が0.1mmの乳白色硬質塩化ビニルから成る第1のコ
アシート5に対し、予め熱転写により保磁力650Oe
の磁気記録層(磁気ストライプ)3を付けた厚さが0.
1mmの透明硬質塩化ビニルから成る第1のオーバーシ
ート6をあてがい、その反対面に上記(1)軟磁性部材
2の製作にて作製した厚さ0.1mmから成る軟磁性部
材2、厚さが0.4mmの乳白色硬質塩化ビニルから成
る第2のコアシート7、更には、厚さが0.1mmの透
明硬質塩化ビニルから成る第2のオーバーシート8を順
番に重ね合わせて作られている。その後、各第1及び第
2のオーバーシート6,8の表面をそれぞれ鏡面金属板
(図示せず)で挟持した状態で、圧力は25kg/cm
2 、温度は加圧開始時から毎分2℃の温度勾配にて、1
40℃まで加熱加圧し、140℃のまま20分間保持
し、冷却することによって、厚さ0.8mmのカード基
材1の積層体を得た。
【0023】次に、得られたカード基材1の積層体を長
さ85.6mm×幅54mmの大きさに打ち抜いた後、
カード基材1を挟んで磁気記録層(磁気ストライプ)3
面の反対面に座ぐり加工により、長さ72mm×幅18
mm×深さ0.3mmの磁気表示層4を嵌め込み保持す
るための、へこみ部1aを設けてカード基材1を得た。
【0024】(3)磁気表示カードの製作 実施例1に係る磁気表示カードの磁気表示層4は、図5
に示したようにフレーク状磁性微粒子として保磁力が5
40Oeの鉄−ニッケル合金を使用して、透光性を有す
るポリエチレンテレフタレート9上にアンカー層10、
マイクロカプセル11、黒インキ層12及び粘着剤層1
3を設け、全厚0.3mmの磁気表示部材を得た。
【0025】得られた磁気表示部材を長さ70mm×幅
16mmの大きさに打ち抜いて、上記(2)のカード基
材1で作製したカード基材1上のへこみ部1aの底面に
粘着剤層13を介して嵌め込み接着し、磁気表示カード
のサンプルを作成した。
【0026】[実施の形態例2]実施例1にて、磁気記
録層(磁気ストライプ)3の保磁力を300Oeにする
以外は実施例1と同様にして、磁気表示カードのサンプ
ルを作成した。
【0027】[比較例1]実施例1にて、軟磁性部材2
を設けることなくカード基材1を作製する以外は実施例
1と同様にして、磁気表示カードのサンプルを作成し
た。
【0028】[比較例2]実施例2にて、軟磁性部材2
を設けることなくカード基材1を作製する以外は実施の
形態例2と同様にして、磁気表示カードのサンプルを作
成した。
【0029】[比較例3]比較例1にて、磁気記録層
(磁気ストライプ)3の保磁力を2700Oeにする以
外は実施例1と同様にして、磁気表示カードのサンプル
を作成した。
【0030】以上の実施例1、2及び比較例1〜3にて
作成した磁気表示カードのサンプルを以下の手順で評価
したところ、表1に示すような結果となった。
【0031】
【表1】
【0032】手順1)JISX6302(磁気ストライ
プ付きクレジットカードの磁気的情報記録様式)に準拠
して、各磁気表示カードのサンプルの磁気記録層3に、
予め、“ALL−1”情報を飽和記録した後、再生を行
ない、その再生出力電圧値(a)を測定する。
【0033】手順2)磁気表示情報の消去部(消去水平
磁場強度800Oe)と書込み部(書込み垂直磁場強度
650Oe)を具備した市販装置にて、各磁気表示カー
ドのサンプルの磁気表示層4を消去した後、任意のサン
プル表示情報を書き込む。
【0034】手順3)上記の手順2)を合計1万回繰返
す。
【0035】手順4)上記の手順1)と同様に、JIS
X6302に準拠して、各磁気表示カードサンプルの磁
気記録層3の再生を行ない、その再生出力電圧値(b)
を測定する。
【0036】手順5)得られた磁気記録層3の再生出力
値比 {再生出力値(b)/再生出力値(a)}×100を求
める。
【0037】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明によれば、磁気
ストライプの仕様をJISX6301、JISX630
2におけるJIS I型あるいはJIS II型に対応
でき、且つ、磁気ストライプの記録状態に影響を与えな
い磁気表示カードを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る磁気表示カードの層構
造を示す概略断面図である。
【図2】本発明の実施例1に係る磁気表示カードの正面
図である。
【図3】図1に示した軟磁性部材の構成の一部を示す断
面図である。
【図4】図1の磁気表示カードの積層構造の詳細を示す
断面図である。
【図5】従来の磁気表示カードの磁気表示層の構造を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 カード基材 2 軟磁性部材 3 磁気ストライプ 4 磁気表示層 5 第1のコアシート 6 第1のオーバーシート 7 第2のコアシート 8 第2のオーバーシート 9 ポリエチレンテレフタレート基材 10 アンカー層 11 マイクロカプセル 12 黒インキ層 13 粘着剤層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード基材と、該カード基材の一方面に
    設けた磁気記録層と、該磁気記録層とは反対側の前記カ
    ード基材の他方面に設けた磁気表示層とを含み、前記磁
    気表示層は、少なくとも液体及び該液体中に浮遊し且つ
    外部磁場に感応するフレーク状磁性微粒子を含有するマ
    イクロカプセルを有機結合剤中に分散させた磁気表示領
    域を有している磁気表示カードにおいて、 前記カード基材は、前記磁気記録層と前記磁気表示層と
    の中間に軟磁性体粉末と有機結合剤とを含む軟磁性体層
    を具備する軟磁性部材を有していることを特徴とする磁
    気表示カード。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気表示カードにおい
    て、前記軟磁性部材は、可撓性を有する支持体と、該支
    持体の少なくとも一方面に形成した前記軟磁性体層とを
    有していることを特徴とする磁気表示カード。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2記載の磁気表示カードに
    おいて、前記軟磁性体層に用いる軟磁性粉末が、偏平
    状、針状、粒状の粉末のいずれか一種類又は二種類以上
    の組み合わせからなることを特徴とする磁気表示カー
    ド。
JP7332926A 1995-12-21 1995-12-21 磁気表示カード Withdrawn JPH09169182A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030304