JPH0723255A - テレビジョン信号処理装置及び方法 - Google Patents

テレビジョン信号処理装置及び方法

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JPH0723255A
JPH0723255A JP3166119A JP16611991A JPH0723255A JP H0723255 A JPH0723255 A JP H0723255A JP 3166119 A JP3166119 A JP 3166119A JP 16611991 A JP16611991 A JP 16611991A JP H0723255 A JPH0723255 A JP H0723255A
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television signal
signal
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ディ ギトリン リチャード
Chih-Lin I
アイ チー−リン
Jack H Winters
エイチ ウィンターズ ジャック
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/21Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
    • H04N5/211Ghost signal cancellation

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 全てのTV(IDTV,EDTVおよびHD
TV)の受信アナログ信号においてゴーストを除去す
る。 【構成】 アナログ信号が存在しない短期間(ライン間
の水平フライバック期間)を利用して、FIR又はII
Rエコライザを用いラインベースで受信信号を処理す
る。(エコライザの周期的クレンジングによって実現さ
れ得る)このラインごとの処理によって通常のエコライ
ザの限界が克服され、ゴースト遅延がアナログ信号の存
在しない期間より短い限り、スペクトラムにヌルが存在
しても、ゴーストが40−50dB抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には、テレビジ
ョン信号の処理に関し、特に、アナログテレビジョン信
号のゴーストの除去に関する。
【0002】
【従来の技術】多重路伝搬は、テレビジョン伝送におけ
る画像の質の劣化の重要な源である。受信したテレビ画
像のゴーストは、NTSC信号にとっての重要な問題と
なることが、完全な画質の改善を実現するために、これ
らのゴーストを除去しなければならないIDTV、ED
TV及びHDTV(高精細度TV)のようなテレビジョ
ン放送及び受信の新しいモードにとって更に重要な問題
となろう。
【0003】TV画像におけるゴーストの除去について
は数多くの技術が研究されてきた。優れた研究は、「ア
チュウトリアル オン ゴースト キャンセレーショ
ンイン テレビジョン システムズ(A Tutori
al on GhostCancellation i
n Television Systems)」なる題
名のダブリュー.シシオラ(W.Ciciora)他に
よる論文、IEEE Trans.on Consum
er Erectronics,Vol.CE−25,
February 1979,pp.9−44に含まれ
ている。
【0004】例えば、ゴースト除去回路は、1989
ナショナル アソシェーション オブ ブロードキャー
スターズ ガイド トゥ アドバーンスト テレビジョ
ンシステムズ(1989 National Asso
ciation of Broadcasters G
uide to Advanced Televisi
on Systems)、ワシントン、DC、p.54
に開示されているように、主信号レベル以下の6dBま
でゴーストについての20dBから30dBまでのゴー
スト抑圧を達成することができるEDTVについて(日
本で)市販されている。)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以前報告され
たすべての技術は、アナログ信号で適切に抑圧できるゴ
ーストの大きさまたは種類の点で制限される。特に、チ
ャネルスペクトルにヌルが存在する場合に、これらの技
術すべては役立たなくなる。特に、ヌルの場合、有限イ
ンパルス応答(FIR)エコライザはこのゴーストを十
分に抑圧することはできず、一方、無限インパルス応答
(IIR)エコライザは、画像の雑音を非常に高めてし
まう。
【0006】このようなヌルは、(例えば、大部分のビ
ルディングのような非吸収反射物の場合)所望信号と同
一の大きさを持つ単一のゴースト(反射波)の場合に生
じる。ヌルは、この多重ゴーストが所望信号よりも弱い
時でもこの多重ゴーストで発生することもある。従っ
て、チャネルスペクトルのヌル(すなわち、単位円に近
づくz領域の零点)は、多くのTV受像機に関する問題
である。
【0007】不幸にして、ゴーストのある画像からチャ
ネルの零点の場所を特定のTVユーザが判別すること
は、困難であるので、ユーザは、適切なフィルタを得る
ことができる。従って、現状技術は、多くの場合にゴー
ストの適切な抑圧をできないばかりでなく、ユーザもゴ
ースト除去装置が適切に働くか否かを判別するためにゴ
ースト除去装置を購入し家庭で試験する必要がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、受信ア
ナログTV信号の「活動(active)」部分に対し独立で
一線ごとのFIRまたはIIRの等化を行い、かくし
て、このテレビジョン信号が、未知のアナログ信号のな
い、すなわち、唯一の決定性信号をもつ「不活動(inac
tive)」時間期間(すなわち、ラインどうしの間の水平
フライバック期間)を有するという事実を利用すること
によって上記の場合のすべてにおける受信アナログTV
信号でゴーストは除去される。
【0009】好適な実施例では、一線ごとの処理は、エ
コライザを周期的にクレンジング(エコライザにおける
すべてのサンプルを0に)することによって実施され
る。この一線ごとの処理により有限長FIRエコライザ
のゴースト抑圧問題が除去される。それは、ゴースト
が、その線の外側へシフトすることができ、従って、I
IRエコライザに対する雑音増幅が減少されるからであ
る。
【0010】かくして、アナログ信号のない時間期間
(例えば、NTSC信号の場合の水平フライバック区
間)よりもゴーストの遅延が少ない限り、スペクトルの
零点の場合でさえ、一線ごとの処理により従来のFIR
エコライザ及びIIRエコライザの限界が克服されてゴ
ーストを40dBないし50dB抑圧することが可能と
なる。IIRエコライザは、デジタル集積回路に構成し
てもよいし、あるいはまた、FIRエコライザを使用す
ることもできる。この後者の場合、さらに多くの(さら
に複雑な)チップが必要となるかもしれないが、FIR
の構成は、IIRエコライザよりもさらに迅速にゴース
トのあるチャネルを獲得してこれに対応することができ
る。
【0011】本発明は、IDTVまたはEDTVの場
合、11.2μ秒(NTSCの場合の水平フライバック
区間)(または、HDTVにおける非決定性信号の無い
区間)までの遅れを持つどんなゴーストをも除去するこ
とができる。より大きな遅延を持つゴーストの場合、従
来のIIRエコライザまたはFIRエコライザは、小さ
なゴーストを除去するための前置プロセッサとして使用
することができ、そして、適応アンテナは大きなゴース
トの除去に使用することができる。現在のNTSC信号
については、本発明は、主信号よりもすべてのゴースト
を20dBないし30dB抑圧することができる(ID
TV)。
【0012】(一部のDETV提案の場合のように)N
TSCで伝送されるよりよい基準信号では、すべてのゴ
ーストを40dBないし50dBに抑圧することが可能
である。HDTVの場合、本発明は、HDTV(すなわ
ち、ハイブリットアナログ/デジタル)信号のアナログ
部分において、または、誤り率が高すきるためにデジタ
ル信号の従来の等化技術(例えば、決定帰還等化(DF
E))が効果的でない多レベルデジタル信号においてゴ
ーストを40dBないし50dBに抑圧するために使用
することができる。
【0013】これらのHDTVシステムでは、一線ごと
の処理によるどのような大きさのゴーストの抑圧に関す
る最大の遅延も、各線間の非決定性信号のない区間の長
さに依存する。この区間はHDTVシステムのアナログ
信号におけるゴースト問題を完全に除去するために増大
することができる。本発明は、添付図面に関して以下の
詳細な説明を考慮することにより、更によく理解され
る。
【0014】
【実施例】一線ごとの処理を用いて本発明が如何にゴー
ストを除去するかを説明する前に、連続時間アナログ信
号の場合のゴースト減少技術の基本的な限界をまず考慮
することが有益である。(NTSCとの整合が要求され
る)米国においてNTSC信号について(すなわち、I
DTV及びEDTVについて)及びHDTVについて、
チャネルの帯域幅は6MHzであるが、アナログビデオ
信号は約4・15MHzのみを占有する。アナログNT
SC信号は、退化した側帯域(VSB)変調信号であ
る。
【0015】多重路伝搬、すなわち、ケーブルと空中の
場合の2種類の伝送を考える。ケーブルにおける多重路
伝搬は、ケーブルにおけるコレクタ、不連続部分等から
の反射により生ずる。これらの反射の場合、受信された
最初の信号は、最も強く、次に弱い信号(ゴースト)が
続く。これらのゴーストは、ポストカーソルゴーストと
呼ばれて、通常は、FIR等化のような従来の簡単なゴ
ースト除去技術により除去することができる。空中伝送
では、ゴーストは、ビルディング、樹木、山等からの反
射により生じる。
【0016】送信アンテナと受信アンテナとの間に視線
が存在する場合、ポストカーソルゴーストのみが存在す
るが、これらのゴーストは主信号の信号レベルに近い信
号レベルを有する可能性がある。このような視線が存在
しない場合、最強の信号が、減衰された直接信号の後に
到着する可能性がある。これらのゴーストは、プリカー
ソルゴーストと呼ばれる。ポストカーソルゴーストも存
在する可能性がある。このよう状況を図1に示した。図
1では、送信器101から発するテレビジョン信号は、
3つの通路を介して受信器102で受信される。
【0017】主(最強の)信号は、2つの通路部130
と131を介して到着する。これらの信号は、近くの丘
141から反射される。ポストカーソル信号は、また、
2つの通路部120と121を介して遅れて(より大き
な遅延で)到着する。これらの通路部は遠くの丘140
からの反射である。プリカーソル信号は、市のビルディ
ング150ないし154の一部の存在によって遮られ
る、送信器101と受信器102との間の視界路110
の妨害線を介して到着するので、主信号よりも弱い。時
々、いずれが最強の信号であるかを判別することは困難
となり、この信号自体は歪むことがある。それは、反射
信号となり得るからである。
【0018】一般的に、ゴーストは、目立たないように
するために、主信号よりも40dBないし50dB低く
なるように抑圧しなければならず、雑音は、不規則であ
るので、目立つ前に主信号よりも10dB高くなること
がある。ゴーストと主信号との間の遅延は、通路長の差
によって与えられる。すなわち、
【数1】
【0019】ここで、lは、2つの信号の間の通路長の
差であり、c、は光の速度(3×108m/sec)で
ある。例えば、11.2μsec遅延は、3.3kmの
通路長の差、すなわち、少なくとも1.6km離れた物
体からの反射に相当する。NTSC信号の場合、この信
号は、1/30secごとに1フレームで、フレーム当
たり525本のラインで送られる。ラインの継続時間
は、63.5μsecであり、水平フライバック区間は
11.2μsecであるる。
【0020】この11.2μsecの区間中に、アナロ
グ信号は、送信されず、すなわち、決定性信号のみが存
在する。これは、本発明の実施に都合よく使用される。
また、1フレーム当たり2度(1フィールド当たり1
度)発生する1.27msecの垂直消去期間中には、
アナログ信号は、送信されない。
【0021】多重路伝搬の場合、チャネルインパルス応
答h(t)は、一般的には、時間の連続関数である。し
かし、何等かのしきい値以上のゴーストを発生する反射
物体に興味があるだけの場合、I個の離散反射器の和と
してチャネルをモデル化することができよう。
【数2】 ここで、aiとτiは、反射物の振幅と遅延であり、δ
(t)は、ディラックのデルタ関数である。
【0022】反射物は、通常、モデルの精度を制限す
る、山及びビルディングのような分布反射物である。し
かし、信号の帯域が制限されるので、次の離散的なチャ
ネルモデルを常に使用することができる、
【数3】 ここで、サンプルは、ナイキスト速度T=1/2fs
取られ。そして、fsは信号の帯域幅である。不幸にし
て、唯一の反射物の場合でも、アナログ信号を有するの
で、正確な離散的なチャネルモデルは多くのサンプルJ
を必要とする可能性がある。次に、連続アナログ信号の
ゴースト抑圧に対する基本的な限界を考慮する。
【0023】受信器でのゴーストの抑圧は、チャネルの
逆である伝達関数を持つエコライザを介して受信信号を
送ることによって達成することができる。数3によりモ
デル化されたチャネルの正確な反転は、無限インパルス
応答(IIR)エコライザにより得ることができ、一
方、適切なチャネル反転は、有限インパルス応答(FI
R)エコライザにより達成することができる。以下に、
これら2つのエコライザの構造の基本的限界及び利点を
決定する。
【0024】図2は、タップ重み、すなわち、タップ係
数ci、i=0、...、K−1を持つK個のタップを
備えたタップ付き遅延線(FIR)エコライザを有する
FIRエコライザのブロック線図である。線201の入
力信号は、K−1個の直列接続の遅延要素211〜21
3の最初の遅延要素に加えられる。これらの遅延要素の
各々は、K−1個の対応の乗算器221〜223の1つ
の入力(251〜253)に、及び、直接的に、乗算器
220に処理された信号の遅延サンプルを提供する。K
個の乗算器の各々は、第2の入力としてタップ重みまた
はタップ係数ciを受信する。
【0025】乗算器の他の出力は加算器230で組み合
わされて線240にフィルタ出力を形成する。タップど
うしの間の遅れは、T=1/2fsであるが、T<1/
2fsも使用することができる。まず、一定の入力され
た望ましい信号対望ましくない信号(すなわち、主信号
対ゴースト信号)のパワー比(D/U)in、遅延τ、及
び出力される望ましい信号対望ましくない信号パワー比
(D/U)outで、単一のゴーストを抑圧するために必
要なタップ数を考慮する。
【0026】この場合、チャネルインパルス応答を次の
ごとく表す。
【数4】 ゴーストの遅延がタップ遅延τ=kTの既知の整数倍の
簡単な場合を考慮する。
【0027】このゴーストを相殺するために、タップ付
き遅延線は、チャネルの反転を試みる。数4から、チャ
ネルの周波数応答の逆は、次の時間応答(すなわち、h
-1(t)は、チャネル反転周波数応答の反転フーリエ変
換である)を有している。
【0028】
【数5】 ここで、「fourier」はフーリエ変換を示す。数
5の(6)での無限シリーズを短かく切断すると、次が
得られる
【数6】 すなわち、FIRエコライザ用のタップ重みは、
【数7】 ここで、エコライザのタップの全体数は、K=k(M−
1)+1である。出力パルス(エコライザに関連するチ
ャネル)応答は、
【数8】 ここでアスタリスク「*」は、畳み込みを示す。
【0029】従って、等化の後、ゴーストは、(D/
U)out=(D/U)in Mの場合、t=MkTであり、こ
れは、M=log(D/U)out/log(D/U)in
ということを意味する。換言すれば、単一ゴーストを抑
圧するためにはkTずつ離れたlog(D/U)out
log(D/U)in個の非零タップが必要とされる。
【0030】例えば、もしも(D/U)in=5dBの場
合、10個のタップが(D/U)out=50dBのため
に必要とされる。かくして、TからkTまでの任意の倍
数の未知の遅延を持つどのような単一ゴーストをも抑圧
するためには、k[{log(D/U)out/log
(D/U)in}−1]+1個のタップが必要とされる。
(しかし、単一のゴーストの場合、M個のタップのみが
活動であり、すなわち、非0の重みを有する)。
【0031】例えば、(D/U)in <5dBで、τ<
11.2μsecのどの単一ゴーストをも(D/U)
out>50dBに抑圧するためには、(fs=6MHz、
T=83.3nsecで)1212個のタップが必要で
ある。しかし、ゴーストは、Tの整数倍である遅れを常
に有しているとは限らないかも知れない。本発明者によ
る解析によれば、τ≠kTの場合、N個までの追加のタ
ップがkTでゴーストについて必要とされるタップの各
々の付近で必要となるかもしれないということが示され
た。、
【0032】ここで、
【数9】 かくして、(D/U)out=50dB、N<7、そし
て、(D/U)in=5dBの単一のゴーストを除去する
ために、7.10=70個の(活動)タップが必要にな
ろう。かくして、全部で1212個のタップは、18個
のゴーストのみで使用されなければならないであろう。
【0033】注意すべき主要な点は、しかし、与えられ
た(D/U)outにまでゴーストを抑圧するために、必
要数のタップ(FIRエコライザの長さ)が、単一ゴー
ストのレベルと共に成長するということである。(D/
U)out=50dBで、τ=11.2μsecの場合、
2168個のタップが、(D/U)in=3dBの場合に
必要とされ、6596個のタップが(D/U)in=1d
Bの場合に必要とされ、そして、タップの数は、ゴース
トのレベルが、所望の信号レベルに近づくに従って無限
大に近づく。
【0034】或いはまた、(一定の実施の場合に存在す
る)一定数のタップの場合、ゴーストの抑圧は、ゴース
トのレベル(すなわち、(D/U)out={(D/U)
inMと共に減少する。例えば、1212個のタップの
場合、(D/U)out=30dBで(D/U)in=3d
B、及び、(D/U)out=10dBで(D/U)in
1dBとなり、そして、抑圧レベルは、ゴーストのレベ
ルが所望信号レベルに近づくに従って0に近づく。
【0035】最後に、多重ゴーストの場合を考える。こ
こで、zetがz変換を示し、そして、hk=h(k
T)の場合に、H(z)=zet{hk}の零点が単位
円に近づくに従って、FIRエコライザは、増大するタ
ップ数を必要とする。多重ゴーストの場合、ディー.ジ
ェイ.ハラスティー(D.J.Harasty)とエ
イ.ヴイ.オッペンハイム(A.V.Oppenhei
m)により1988インタナショナル コンファレンス
オン アクースティック、スピーチ アンド シグナ
ル プロセッシング(1988 Internatio
nal Conference on Acousti
c, Speech and SignalProce
ssing)の会報、「テレビジョン シグナル ディ
ゴースティング バイ ノンコーザル リカーシブ フ
ィルタリング(TelevisionSignal D
eghosting by Noncausal Re
cursive Filtering)」、ニューヨー
ク シティー、NY,4月11−14、1988、p.
1778−1781で、(aiは数2からのゴーストの
振幅である)所望の信号レベルにΣaiが近づく(また
は越える)場合、H(z)の零点は、単位円に近づくこ
とができるということが示された。かくして、個々のゴ
ーストが、所望の信号パワーより数dB下のパワーを有
するとしても、一定長さのFIRエコライザは、ゴース
トを十分に抑圧することができないであろう。
【0036】無限インパルス応答(IIR)エコライザ
に関する情况は、図3を次に参照することによって理解
することができる。図3は、タップ重みdi,i=
1、...、KであるK個のタップを持つ帰還タップ付
き遅延線を有するIIRエコライザを示す。この遅延線
は、K個の直列接続の遅延要素311〜313よりな
り、その最初の遅延要素は、その入力を線340のエコ
ライザ出力から受信する。各遅延線311〜313の出
力351〜353は、第一の入力をk個の対応する乗算
器321〜323の一つに供給する。この乗算器の各々
は、第二入力として係数diを受信する。
【0037】乗算器の出力は、互いに、かつ、線301
の入力信号と加算器330で組み合わされ、この加算器
330の出力は、線340のエコライザ出力である。タ
ップ間の遅延は、前述のように、T=1/2fsであ
る。また、数4のチャネルインパルス応答を持つ単一の
ゴーストを考える。τ=kTの遅延を持つどのような大
きさの単一のゴーストについても、エコライザによるチ
ャネル反転には、(D/U)inと(D/U)outとは独
立に一個のタップだけが必要である。特に、数5の
(6)から、
【数10】 すなわち、IIRエコライザのタップ重みまたはタップ
係数は、
【数11】 なお、(D/U)out=∞、すなわち、ゴーストは完全
に除去される。
【0038】FIRエコライザの場合のように、τ≠k
Tの場合、1個のゴースト当たり、必要とされるタップ
数は、数9により与えられる。すなわち、7個までのタ
ップが単一のゴーストを(D/U)out=50dBまで
抑圧するために必要となろう。 IIRエコライザで、
一定の(D/U)outの場合のタップの必要数は、FI
Rエコライザの場合のようにゴーストと共には増加しな
い。
【0039】特に、K個タップ付IIRエコライザは、
((D/U)out≧1で、τ>0の場合、すなわち、よ
り弱いポストカーソルゴーストの場合)どのようなゴー
ストをも一定の(D/U)outに常に抑圧することがで
きる。この場合、τ<(K−(D/U)out 1/6)Tで、
τ≠kTの場合に(D/U)out 1/6個までのタップが必
要とされるので、(D/U)out 1/6Tが引き算される。
例えば、11.2μsec内にどのゴーストをも抑圧す
るためには、142個のタップがあればよい。しかし、
IIRエコライザは、一定数のタップでゴーストを常に
十分に抑圧することができるという利点をFIRエコラ
イザに対して有してはいるが、IIRエコライザは、以
下に説明するように、より大きなノイズ増幅と安定性の
問題の欠点を有している。
【0040】エコライザの雑音増幅とは、出力雑音パワ
ーNoutに対する入力雑音パワーNi nの比である。FI
Rフィルタの場合、タップ重みci、i=0、...M
−1で、チャネル出力に加えられる独立の雑音サンプル
を仮定すると、
【数12】
【0041】IIRフィルタの場合、雑音増幅は帰還タ
ップ重みのさらに複雑な関数である。しかし、IIRフ
ィルタの、無限数のタップを持つFIRフィルタとして
モデル化することもできる。かくして、IIRエコライ
ザの場合、
【数13】 ここで、ciは、IIRフィルタのインパルス応答係数
である(すなわち、等価FIRエコライザの係数であ
る)。
【0042】数12と数13から、同一のゴースト付き
チャネルの場合、IIRエコライザの雑音増幅は、FI
Rエコライザのそれよりも、
【数34】 だけ大きい。例えば、
【数35】 で、τ=T(最悪)の場合、
【数14】 である。
【0043】かくして、1212個のタップを持つFI
Rの場合(及び142個のタップを持つIIRの場
合)、FIR及びIIRの両方について、(D/U)in
=6dB、3dB、及び1dBの場合の雑音増幅は、3
dB、5dB及び10dBとそれぞれなる。しかし、
(D/U)inが0に近づくに従って、IIRの雑音増幅
は無限大に近付き、一方、FIRの雑音増幅は31dB
に近づく(1212個のタップを持つ場合)。もちろ
ん、FIRエコライザの場合、ゴースト抑圧は雑音増幅
が問題となる前ずっと十分なものではなく、従って、雑
音増幅は関心の的ではない。
【0044】しかし、IIRエコライザの場合、等化で
十分な画質を得ることができる最大ゴーストレベルは雑
音増幅により制限されてしまう。
【0045】他の問題は、IIRエコライザの安定性で
ある。単一ゴーストの場合、IIRエコライザは、ポス
トカーソルゴーストでのみ安定する。この種のエコライ
ザは、遅延信号が最初の信号よりも強い場合にプリカー
ソルゴーストでは不安定となる。尚、これは、FIRエ
コライザの問題ではない。すなわち、FIRエコライザ
は、フィードフォーワードアーキテクチャを使用するの
で、常に安定している。チャネル応答のz変換の零点が
単位円の外側にある時にはIIRエコライザは不安定で
ある。尚また、零点が単位円に近づくに従って、雑音増
幅により画質が劣化される。
【0046】多重ゴーストの場合、IIRエコライザの
性能が、(単一ゴーストの場合のように)零点の場所に
依存する。また、零点が単位円に近づくに従って、雑音
増幅により画質が劣化され、そして、FIRエコライザ
について述べたように、ゴーストが所望の信号よりも数
dB下にあるときでも(プリカーソルゴーストなしで
も)発生し得る単位円の外側の零点の場合にエコライザ
は不安定となる。
【0047】図2のFIRエコライザの場合、チャネル
の反転を実現するためのタップ重み(すなわち係数c0
−ck-1)の適応は、垂直または水平の区間試験信号の
ような、適当な基準信号と関連して、ビー.ウイドロー
(B.Widrow)により、「アダプティブ フィル
ターズ(Adaptive Filters)」、アス
ペクツ オブ ネットワーク アンド システム セオ
リー(Aspectsof Network and
System Theory)、アール.イー.カルマ
ン(R.E.Kalman)及びエヌ.デ クラリス
(N.De Claris)(eds.),ニューヨー
ク、ホルト(Holt)、ラインハールト(Rineh
art)、及びウインストン(Winston)、19
70、PD.563−587に記載された最小平均自乗
法(LMS)アルゴリズムを使用して達成することがで
きる。
【0048】図4に示したように、線401の受信信号
は、FIRエコライザ410(これは図2に示したよう
に構成してもよい。)と、LMSプロセッサ420(こ
れは、以下に示すように、FIRエコライザ410にお
ける乗算器への入力であるK個の係数c0−ck-1の値を
計算する)に加えられる。FIRエコライザ410の出
力は、減算器440で線430に加えられた試験信号と
比較され、そして、誤差線450はLMSプロセッサ4
20に加えられる。
【0049】LMSプロセッサ420内の計算は、例え
ば、上記のウィドローの論文に説明したように行われ
る。係数を反復的に調節することによって、FIRエコ
ライザ410の出力は線430の試験信号の方へ駆動さ
れ、各サイクルはこれら2つの信号間の誤差を減少させ
る。一般的に、40dB〜50dBの精度までの収束に
は、約タップの数の10倍、すなわち、10Kの反復数
が必要である。かくして、(水平区間試験信号を使用す
る)一線当たり1回の反復の場合、収束時間は、121
2個のタップで、635Kμsec、すなわち、0.7
6secである。
【0050】IIRエコライザの場合、重みの適用は、
図5に示したように、FIRエコライザの場合のそれと
似た仕方で実行することができるが、この場合、フィル
タの重みがチャネル(チャネルの逆ではない)を評価
し、これらの重みの否定が図3に示したIIRエコライ
ザ内にコピーされるという大きな相違がある。かくし
て、IIRエコライザの場合、線501の基準信号は、
FIRフィルタ510に加えられ、線530の受信信号
は、減算器540でFIRフィルタ510の出力と比較
されて、LMSプロセッサ520に入力される誤差信号
を発生する。
【0051】この構成では、FIRフィルタ510は、
(図4のFIRエコライザに関する逆モデル1/H
(z)を近似しようとする、HFIR(z)よりもむし
ろ)チャネルHc(z)を近似しようとする。IIRエ
コライザの場合、チャネルは帰還伝達関数1−H(z)
により反転される。かくして、IIRエコライザ
(di、i=1、...、K)の重みは、まさに、チャ
ネルモデルの数3の係数biの否定である。
【0052】最大のゴーストの遅延が、11.2μse
cよりも大きい場合、アナログ信号は水平区間試験信号
に干渉し、そして、正確なチャネルモデルは決定するこ
とが困難となろう。この場合、垂直区間試験信号または
他の訓練信号が、基準信号を発生するために使用するこ
とができる。しかし、適応時間は、線数倍される(すな
わち、各フィールドには垂直消去区間が存在するので5
25または262.5となる)これは、容認できなくな
るかもしれない。
【0053】この場合、アール.テー.コンプトン
(R.T.Compton)二世により、彼の本「アダ
プティブ アンテナズ:コンセプト アンド パフォー
マンス(Adaptive Antennas:Con
cepts and Performanse)」、プ
レンテイス ホール インク.、ニュージャージー、1
988、ページ326−332に記載されたサンプルマ
トリクス逆転法を使用してチャネルモデルを迅速に発生
することができるが、さらに複雑な処理が必要となる。
【0054】次に、一定のレベルより下に量子化雑音を
保つためのエコライザの必要な精度を考える。量子化雑
音は、ゴーストとしてコヒーレントよりもむしろ不規則
として現れるので、平均的なTV視聴者は、より高いレ
ベルの量子化雑音を許容することができる。一般的に
は、40dBの雑音レベルは目立たない。タップ重みに
nビットの精度を持つKタップエコライザの場合、信号
対量子化雑音比S/Nは、
【数15】
【0055】かくして、40dB〜50dBのS/Nで
1212個のタップの場合、10ビットないし12ビッ
トの精度が要求され、一方、142個のタップの場合、
9ビットないし11ビットの精度が要求される。大部分
のアナログ装置は、8ビットまでの精度を有するだけで
あるから、デジタル表現およびデジタル信号処理(すな
わち、デジタルチップ)が、40dBないし50dBの
信号対量子化雑音比を得るために必要とされる。
【0056】要約すると、現在利用可能なIIRエコラ
イザの構成は、IIRエコライザが1つのゴーストから
任意の数のゴーストまでを抑圧するためにゴースト遅延
の区間に対してのみタップを必要とし、一方、FIRエ
コライザは、(D/U)inが0dBに近づくに従って
(すなわち、チャネル応答の零点が単位円に近づくに従
って)タップの数を増大をしなければならないという点
で、現在入手可能なFIRエコライザ装置に比較して利
点を有している。
【0057】かくして、IIRエコライザの複雑さは減
少され、それにより必要とされる集積回路は少なくな
り、または、複雑さの減少したものとなる。しかし、
(D/U)inが0dBに近づくに従って、IIRエコラ
イザの場合の雑音増幅により画質の劣化が生じる可能性
がある。FIRエコライザは、一方、零点が単位円の外
側にあるときでも動作することができる(例えば、プリ
カーソルゴーストで)という利点を有し、一方、従来の
IIRエコライザは、この場合不安定である。
【0058】かくして、FIRエコライザとIIRエコ
ライザの両方は、チャネルの伝達関数の零点が単位円に
近づくに従って不満足な性能(ゴースト抑圧または雑音
増幅)を持つことになる。前に述べたように、これが望
ましくないのは、多くのTV受像機がこの種のゴースト
を持つ可能性があり、それゆえ、これらのゴーストは、
上記の技術によっては除去することができず、しかも、
ユーザは、このエコライザを家庭で試験しなければ動作
するかどうかを決定することができないからである。
【0059】満足し得る性能については、すべてのゴー
ストの出るシナリオの下で、FIRエコライザのゴース
ト抑圧は改善されなければならず、IIRエコライザの
雑音増幅は減少されねばならず、IIRエコライザは安
定にされなければならない。幸運にも、本発明は以下に
示すように、これらの目標すべてを達成する。
【0060】前の解析においては、TV信号は、連続の
アナログ信号であると仮定した。しかし、NTSCTV
信号は、このアナログ信号が伝送されない水平フライバ
ック期間に無駄時間を有する。ゴースト期間が水平フラ
イバック期間(11.2μsecまたは3.3km通路
長の差)よりも短かい場合、アナログ信号の線どうしの
間に干渉が存在せず(水平フライバック期間中の決定性
信号により、以下に述べるように、完全に引き去ること
ができる線どうしの間の既知の干渉が生じる)、そし
て、一線ごとの処理が好都合になし得るということが認
識された。
【0061】これにより、すべてのゴーストの出るシナ
リオの下で以下に述べるように、(残留ゴーストは、線
のアナログ信号部分の外側に現れるので)FIRエコラ
イザのゴースト抑圧問題が除去され、IIRエコライザ
における雑音増幅が減少され、そして、その事実は、I
Rエコライザの安定性を保証するために使用することが
できる。簡略すると、一線ごとの処理により極めて望ま
しい結果が生じる。
【0062】前の説明では、ゴースト遅延変動の全体が
水平フライバック区間よりも短かい場合に注意を向け
た。すなわち、最大のプリカーソル遅延τpre+最大ポ
ストカーソル遅延τpostは、水平フライバック区間より
も短い。この場合、ラインを決定するために必要なすべ
ての情報は、ラインの前のτpreからラインの後、τpos
tまでのでサンプルに含まれるが、他のアナログ(非決
定性)信号は、これらのサンプルには存在しない。
【0063】もちろん、水平フライバック区間における
どの決定性信号もこれらのサンプルに存在するが、これ
らのデジタル信号は、先験的に知られており(または、
それらの正確な受信レベルは容易に決定することができ
る)ので、それらは、完全に引き去ることができる。こ
れは以下に詳しく述べる。
【0064】本発明によれば、一つの線のゴーストを除
去するために、その線を介してサンプル(63.5μs
ec、すなわち、12MHzサンプリング速度の場合7
63個のサンプル)を使用するだけでよい。従って、そ
の線からゴーストを除去するためには、FIRエコライ
ザは、2×52.3+11.2=115.8μsecの
最大長または1398個のタップを持つ必要がある。実
際には、一線ごとの処理は、FIRエコライザを(FI
Rエコライザのように)連続的に動作させることによっ
て達成することができるが、その線の終を過ぎたτpost
でのサンプルがFIRエコライザに入り、そして出力を
発生した後に、線250〜253の乗算器220〜22
3に加えられた信号を0に設定(このFIRエコライザ
を清掃)することによって達成することができる。
【0065】デジタル信号プロセッサを使用するFIR
エコライザの構成のために、信号250〜253は、ソ
フトウェアで0に設定することができ、一方、(ゴース
ト抑圧の所望レベルを発生するために必要とされる精度
を一般的には持たない)アナログタップ付き遅延線の構
成では、図2のスイッチ260は、遅延要素211〜2
13の出力を単に接地することができるだけである。或
いはまた、各線のサンプルは、ブロック単位でデジタル
信号プロセッサにより処理することができる。
【0066】ブロック処理の一つの特徴は、一本の線か
らのサンプルが、他の線のサンプルとは独立して、か
つ、他の線のサンプルにより発生された出力とは独立し
て処理されるということである。FIRエコライザは、
1398個のタップ(すなわち、記憶されたタップ重
み)を有するが、一NTSC線当たり僅か763個のサ
ンプルだけが存在するので、最大763個のタップのみ
が任意の一時期に活性状態となるだけである。また、F
IRエコライザは、出力画像内において各サンプルごと
にのみ出力を、すなわち、各線の52.3/63.5を
発生する必要がある。
【0067】かくして、FIRエコライザは、763×
52.3/63.5=628個のタップ付エコライザの
平均処理速度を有する。かくして、構成される集積回路
チップの必要数は少くなり(または、複雑さが緩和され
る)。なおまた、本発明の教示による一線ごとの処理の
場合、ゴーストの遅延の広がり全体が、11.2μse
cより小さい限り、ゴーストは、どのようなゴーストの
大きさまたは零点の位置の場合にも完全に除去される。
【0068】しかし、除去されるゴーストの場合、次
に、FIRエコライザの雑音増幅に注意しなければなら
ない。763個のサンプルの場合、FIRエコライザの
雑音増幅は、数12によると、せいぜい29dBであ
る。もちろん、これは、すべてのタップが等しい大きさ
のものであり((D/U)in=0dBとτ=Tを持つゴ
ースト)の場合に起こるだけであるが、これは起こりそ
うもないことである。すべての他の場合では、数12に
より与えられる雑音増幅は減少される。従って、本発明
が提案する一線ごとの処理の場合、FIRエコライザ
は、IIRエコライザよりも多くのタップを必要として
も、ゴーストの除去問題に対してはすぐれた解決方法を
提供する。
【0069】IIRエコライザの場合、(FIRエコラ
イザの場合のように、例えば、スイッチ360を閉じる
ことによって一走査線当たり一度、線351〜353の
乗算器321〜323に加えられた信号を0に設定する
ことによって実施することができる一線ごとの処理は、
ノイズ増幅を減少させ、そして、安定性の確保に使用す
ることができるという利点を有している。FIRエコラ
イザに関する上記の説明から、雑音増幅の減少の理由
は、明らかな筈である。
【0070】一線ごとの処理の場合、IIRエコライザ
は、各線の終に清掃されるので、雑音増幅は、(単位円
の内側における零点の場合、すなわち、安定した従来の
IIRエコライザの場合)FIRエコライザの雑音増幅
に制限される。これは、数13のIIRエコライザの雑
音増幅の和が、一線ごとの処理によりM−1(すなわ
ち、数12)で切捨てられるからである。特に、最悪の
場合、雑音増幅は、無限大よりもむしろ29dBとな
る。
【0071】一線ごとの処理の場合、勿論、IIRエコ
ライザは、常に安定している。しかし、単位円の外側の
零点の場合、雑音増幅は容易に非常に大きくなる(およ
び29dBを越える)ことがあるので、このIIRエコ
ライザの信号レベルは、どのあたえられた実施例の場合
にも装置を飽和させることがある。これらの問題を避け
るために、時間反転と共にスペクトルの因数分解を使用
する。特に、まず、チャネル応答H(z)を二つの多項
式の積、すなわち、単位円の内側の零点を持つもの(H
+(z))と、単位円の外側の零点を持つもの(H
-(z))とに因数分解する。
【0072】次に、{G+(z)/H+(z)}+{G-
(z)/H-(z)}=1/H(z)となるようにG
+(z)/H+(z)を介して受信信号を送り、そして、
-(z)/H-(z)を介して時間反転受信信号を送る
と、最悪の場合、最小ノイズ増幅、すなわち、29dB
ノイズ増幅でチャネルを等化することができる。この技
術の詳細は、図6と共に読まれるべき次の説明から理解
されよう。
【0073】単純な場合のH(z)=α1+z-1、0<
α1<1を考える。次に、X(z)を一つの伝送ブロ
ック{x0、x1、・・・、xL-1}のz変換とする。か
くして、次のz変換を持つ変更受信信号が得られる。
【数16】 この式は、X(z)を抽出すべき元の式である。
【0074】1/H(z)によりX(z)H(z)を処
理すると、所望の効果が得られるが、1/H(z)は、
不安定なフィルタである。一線ごとの処理のため、安定
性は実際の信号に関する問題ではない(一線分の出力を
見るだけである)が、受信信号のどの雑音も増幅され、
そして、この雑音により出力が劣化される可能性があ
る。しかし、二つの時間シーケンスを重量させる場合
に、この二つの時間シーケンスは、始めから終わりま
で、一連の出力値を計算するために互いに逆方向に移動
されるということが見られる。
【0075】一方は、出力時間シーケンスの終わりから
開始し、そして、その開始点の方へ移動することもでき
る。これを達成するには、開始が終となり、またこの逆
ともなるように、入力シーケンスとフィルタシーケンス
の両方が、時間反転され、重畳され、及び、出力が再び
時間反転となる必要がある。上記の例については、受信
信号を時間的に反転すると、
【数17】 が得られる。
【0076】そして、次の式で表される時間反転(及
び、それゆえ、安定した)IIRフィルタによりこの信
号を処理する。
【数18】 この処理が次の式となることは、長い割算により容易に
検証することができる
【数19】 時間反転すると、この式は次のごとくになる。
【数20】
【0077】一般的には、単位円の内側及び外側の両方
に零点を持つチャネルフィルタH(z)がある。H
(z)の零点の数全体がNであるとする。H+(z)が
その零点のすべてを単位円の中に有し、そして、H-
(z)がその零点のすべてを単位円の外側に持つよう
に、H(z)は次のごとく因数分解することができる。
【数21】 次に、1/H(z)は、次のごとく拡張することができ
る。
【数22】
【0078】数18と数19から、長さLのシーケンス
の時間反転は、この時間反転シーケンスのz変換に対し
次の効果を持つということを知る
【数23】 ここで、X(z)は、元のシーケンスのz変換であり、
R(z)は、時間反転シーケンスのz変換である。ま
た、H-(z-1)は、単位円の内側にその零点のすべて
を有している。
【0079】換言すれば、G-(z-1)/H-(z-1
は、安定したフィルタである。従って、図6から、H
(z)のために劣化された(回路620を使用して)線
610の(長さL+Nの)受信信号ブロックを時間反転
し、そして、それを伝達特性G-(z-1)/H-(z-1
を持つ安定したフィルタで処理すると、線631の出力
は、次の式により与えられる。
【数24】
【0080】ここで、回路640を使用してL+N個の
サンプルのブロックとして時間反転すると、線641に
次の信号が生じる。
【数25】 回路650を使用して安定したフィルタG+(z)/H+
(z)で線610の受信信号を処理し、そして、加算器
660を使用して、数25の右側に対し、線651の出
力信号、すなわち、線641の出力信号を加算すること
によって、線670に次の所望信号が得られる。
【数26】 かくして、一線ごとの処理により、IIRエコライザ
は、FIRエコライザと同一の性能(ゴースト抑圧及び
雑音増幅)を有するが、必要とするタップ数はより少な
くなる(142個の活動タップ対628の活動タッ
プ)。
【0081】この技術の欠点は、しかし、チャネル反転
の二つの別々の多項式への因数分解が複雑となり、時間
がかかることがあるということである。例えば、一つの
プリカーソルゴーストと一つのポストカーソルゴースト
に対応する単純なチャネルフィルタα1+z-1+α2-2
を考える。α1とα2の値に依存するが、この多項式の零
点の場所についての次の可能な状況がある。
【0082】 α1 α2 零点の場所 0.7 0.5 両方とも単位円内 0.5 0.7 両方とも単位円外 0.5 0.5 両方とも単位円の上 0.4 0.4 一方は単位円の内側、一方は外側
【0083】この例から分かるように、まさに2つのゴ
ーストの場合でも、単位円に対する零点の場所は明らか
ではない。かくして、チャネル応答をH+(z)とH
-(z)に因数分解するために、H(z)のすべての零
点を発見しなければならない。不幸にして、142次の
多項式の因数分解は複雑で時間がかかる。それ故、II
Rエコライザの適応時間は、FIRエコライザのそれよ
りも長くなるが、適応は、依然として実行可能である。
【0084】上に注意したように、各線は、その線のゴ
ーストのあるアナログ信号からのサンプルのみを含んで
いるが、水平フライバック区間の他の(ゴーストのあ
る)信号は、2本の隣接線におけるサンプルを有する可
能性がある。かくして、本発明による一線ごとの処理に
より、これらの信号がゴースト除去済アナログ信号と干
渉させられる可能性がある。しかし、水平フライバック
期間中の信号が決定性信号である限り、ゴーストのない
その形状及びレベルは、先験的に知られる。
【0085】チャネル応答も知られているので、これら
の信号のサンプル値を決定し、そして、それを等化の前
にアナログ信号から引き算することができる。かくし
て、一線ごとの処理が受信したアナログ信号を十分に等
化するための唯一の必要条件は、ゴースト区間がこの期
間よりも短い場合に、線どうしの間にどのような非決定
性信号もない区間があることである。
【0086】また上に注意したように、一線ごとの処理
が働くためには、ゴーストの遅延は11.2μsec
(NTSCの場合)よりも短くなければならない。ゴー
スト遅延の可能性を(7.2kmの通路長の差に相当す
る)24μsecほどに、または、これより大きく調整
するために、従来の等化技術は、本発明の処理を補足す
るために使用することができる。(大きな遅延を持つゴ
ーストは、より遠くの物体から反射されるので)このゴ
ーストは、より弱くなる傾向があるから、これらの技術
は通常十分なものである。
【0087】特に、チャネルモデルから、どのゴースト
も11.2μsecより大きな遅延を持つかどうかを判
別する。従来のFIRエコライザまたはIIRエコライ
ザは、次に使用されて、一線ごとの処理の前に、これら
のゴーストのみを(主信号より40dB〜50dB下ま
で)抑圧する。かくして、受信信号を前処理することに
より、これらのゴーストは抑圧することができ、そし
て、一線ごとの処理は満足裡に働くことになる。
【0088】大きな遅延を持つ大きなゴーストの場合、
本発明者は、次の解決方法を考案した。これらのゴース
トは、大きな遠くの物体により発生されるので、これら
の反射物は、受信アンテナの視点から小さな空間角度の
みを占有する。一般的に、これらのゴーストは、そのパ
ターンが主反射物の方向に非常に弱くなるように、受信
アンテナを調節することによって、これらのゴーストの
大きさを減少させることができる。(ビルディングまた
は山のような)これらの大きな対象物の場所は、通常一
定しているので、一度の調節をするだけでよい。
【0089】簡単なラビットアンテナを強いゴーストの
抑圧のために調節することができ、さらに厳しい場合に
は、適応アンテナ(すなわち、アンテナアレイ)をこれ
らのゴーストの抑圧に使用することができる。適応アン
テナは、一線ごとの処理に関連して使用することがで
き、そして、すべての場合にゴーストを除去するため
に、従来のFIRエコライザまたはIIRエコライザ、
さらには、前置プロセッサさえも使用することができ
る。
【0090】図7は、本発明により構成されたゴースト
除去器のブロック線図を示す。線701の受信(ゴース
トのある)信号は、大きな遅れを持つゴーストに原因す
る歪みのみを減少させる標準的なFIRエコライザまた
はIIRエコライザ702によって(任意的に)、ま
ず、前処理される。これらのエコライザは、図2または
図3に示したように構成することができるが、これらの
フィルタを周期的に「清掃」する必要はない。所望なら
ば、前処理を行うエコライザは、一線ごとの処理のエコ
ライザと、同一のハードウェアおよび(または)ソフト
ウェア(例えば、集積回路)上に形成することができ
る。
【0091】線703の、結果として生じる出力信号
は、小さな遅延を有するゴーストに原因する歪みのみを
有する。この信号は、図2と図3にそれぞれ示したよう
に実施してもよいFIRエコライザ705とIIRエコ
ライザ705により処理される。または、図6に示した
ように時間反転を行うIIRエコライザで処理される。
FIRエコライザまたはIIRエコライザ705のデー
タは、各線期間中の水平フライバック期間において(ゴ
ーストの遅延の範囲に依存する)何等かの点で0に設定
される(すなわち、エコライザが清掃される)ように、
FIRエコライザまたはIIRエコライザ705は構成
されている。
【0092】図7において、例えば、スイッチ260ま
たはスイッチ360を閉じることによって、FIRエコ
ライザまたはIIRエコライザ705の清掃を開始する
ために、線710を介してFIRエコライザまたはII
Rエコライザ705に加えられる制御信号を発生するた
めに線710の水平同期信号が使用される。線707に
生じたゴーストのない信号は、次に、減算器735を介
してTV730に送られる。減算器735の目的は、ゴ
ーストのない信号に存在在するどの決定性信号も出力信
号から除去できるようにすることである。
【0093】この決定性信号は、各ラインの非活動部分
(水平フライバック区間)中に存在する可能性がある。
FIRエコライザおよびIIRエコライザのタップ重み
は、図4または図5で示したように構成してもよいチャ
ネル評価重み計算回路740で決定することができる。
チャネル評価重み計算回路740は、線701のゴース
トのある信号と線741の試験信号を受信し、該当する
タップ重み(係数)を通路742と744をそれぞれ介
して両方のFIRエコライザ702とIIRエコライザ
705に加える。
【0094】図7のゴースト除去部は、図8に示した回
路を使用して従来のNTSC受信器と共に使用すること
ができる。この図8で、どんなチャネルをもA/D変換
する必要な周波数翻訳回路を含むA/D変換器810
は、アンテナまたはケーブルから線801のゴーストの
あるテレビジョン信号を受信し、そして、対応するデジ
タル信号を、図7に示したように構成される除去部82
0に加える。
【0095】除去部820の出力は、次に、D/A変換
器830に加えられる。このA/D変換器830は、ゴ
ーストの除去された信号を、テレビジョン840と整合
するアナログ形態に復帰させる必要な周波数翻訳回路を
備えている。IDTVまたはEDTVの場合、デジタル
信号は、TV内で使用されるので、本発明の技術は、A
/D変換器およびD/A変換器なしに、TV内に、直
接、該当する回路を単に組み込むことによって実施する
ことができる。
【0096】HDTVの場合、本発明の応用および必要
は、HDTVのフォーマットに依存する。大部分のHD
TV提案は、デジタル信号とアナログ信号の混合信号を
使用するので、本発明は、すべてのゴーストのシナリオ
内のアナログ部分のゴーストの除去に好都合である。特
に、非決定性信号なしにアナログ信号どうしの間に期間
が存在する場合は、一線ごとの処理を使用することがで
きる。許容可能なゴースト遅延は、これらの期間の長さ
に依存する。
【0097】しかし、デジタル信号のみが伝送されると
きでも、本発明の技術は有用であろう。一例として、公
に議論されている提案の一つでは、デジタル信号のみが
転送される。この提案では、これらの信号の一部は(2
56)2個のQAM信号であり、そして、16ビットの
符号は、低誤り確率で常に決定することはできない。高
誤り率では、DEFは動作しないので、これらのデジタ
ル信号からは、従来の等化技術によりゴーストを除去す
ることはできない。
【0098】しかし、これらのQAM信号は、線とし
て、各線の開始時には短い(この提案の一つの形態では
約2μsec)同期シーケンスで伝送され、そして、ア
ナログ信号として見ることができる。かくして、本発明
による一線ごとの処理は、このシーケンス期間よりも短
い遅延をもつ大きなゴーストを除去するために使用する
ことができる。
【0099】次に、本発明により考慮される一線ごとの
処理の三つの利点、すなわち、1)従来のFIRエコラ
イザのゴースト抑圧限界の除去、2)従来のIIRエコ
ライザの雑音増幅限界の減少、3)単位円の内外に零点
を持つIIRエコライザの使用を示す三つの例を与え
る。これらの利点は、移動画像をもつ大きなTV(例え
は、25インチ)上に示すことができる。
【0100】その場合、S/N<40dBと(D/U)
out<40dB〜50dBを持つ画像の劣化が目立つ。
S/Nと(D/U)outがさらに低くなければ(例え
ば、S/N<20dB、(D/U)out<10dB)画
像の劣化が目立つことがない紙質の静止写真を用いて、
たまには、本発明を説明したいので、これらの例で使用
される雑音レベルとゴーストのレベルは、TV受像器で
一般的に存在するよりもいっそう高くしてある。しか
し、これらの利点のすべては、より低い雑音レベルとゴ
ーストレベルでも成り立つ。
【0101】まず、(D/U)in=1dBとτ=5μs
ecをもつ単一のゴーストを考慮する。かくして、数4
から、
【数27】 628個のタップを持つ従来のFIRエコライザの場
合、数6から、
【数28】 すなわち、11個の活動タップが存在する。チャネルプ
ラスエコライザの応答は、数8から
【0102】
【数29】 従って、等化の後、ゴーストは、τ=55μsecで
(D/U)out=11dBである。線の長さは、63.
5μsecであるので、ゴーストは、実際には、τ=−
8.5μsecのプリカーソルゴーストとして現れる。
一線ごとの処理の場合、しかし、ゴーストは完全に抑圧
される。
【0103】次に、(D/U)in=0.18dBとτ=
5μsecと、受信最大S/N=20dB(すなわち、
飽和信号パワー対雑音パワーの比)を持つ単一ゴースト
を考える。142個のタップを持つ従来のIIRエコラ
イザの場合、雑音増幅は、数14から
【数30】
【0104】あるいはまた、エコライザ出力のS/Nは
6dBとなる。一線ごとの処理の場合、雑音増幅は、数
14から、FIRエコライザのそれとなる。すなわち、
【数31】 または、エコライザ出力の最悪のS/Nは、11dBで
ある。なお、このS/Nは線にわたり20dBから11
dBまで減少する(雑音は増大する)。最後に、(D/
U)in=8dBとτ=±1.5μsecの二つのゴース
トを考える。かくして、
【数32】
【0105】および
【数33】 従って、極の半分は、単位円の内側にあり、そして、極
の半分は単位円の外側にある。時間反転の一線ごとの処
理が、チャネルの等化に使用された時のゴーストの除去
された画像は、非常に良好な結果を示す。
【0106】当業者によれば、本発明に対し種々の変形
および変更がなし得よう。例えば、FIRエコライザと
IIRエコライザの数多くのソフトウェアによる実施も
利用することができ、そして、好都合に利用し得よう。
さらに、テレビジョン信号の一線ごとの処理は通常好適
であるが、他のグループとは独立して、処理のために数
本の線を共に一群にすることは時には好都合となろう。
これは、例えば、数本の線ごとに一度、エコライザを清
掃することにより達成することができよう。
【0107】以上の説明は、本発明の一実施例に関する
もので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例が考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、テ
レビジョン信号の伝送中に生じるゴーストは完全に除去
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリカーソルゴーストとポストカーソルゴース
トの両方が存在するゴーストのあるシナリオを概略示
す。
【図2】K個のタップを持つタップ付き遅延線エコライ
ザ(FIRフィルタ)のブロック線図である。
【図3】K個のタップを持つ帰還タップ付き遅延線エコ
ライザ(IIRフィルタ)のブロック線図である。
【図4】FIRエコライザの重み適用のブロック線図で
ある。
【図5】IIRエコライザの重み適用のブロック線図で
ある。
【図6】時間反転を使用する不安定モードを持つIIR
フィルタのブロック線図である。
【図7】本発明によるゴースト除去部のブロック線図で
ある。
【図8】テレビジョン受像機の入力部に結合することが
できる本発明のゴースト除去部の一実施例のブロック線
図である。
【符号の説明】
101 送信器 102 受信器 110 視線路 130、131 通路部 140、141 丘 150〜154 ビルディング 211〜213、311〜313 遅延要素 220〜223、321〜323 乗算器 230、330、440、550 加算器 240 出力 410、510 FIRエコライザ 420、520 LMSプロセッサ 702 大遅延ゴースト用前置プロセッサ−連続FIR
/IIRエコライザ 705 FIRエコライザまたはIIRエコライザ 715 一線当たり一度のFIRまたはIIR清掃用制
御信号 740 チャネル評価重み計算回路 820 ゴースト除去器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イスラエル バー−デビッド イスラエル 34985 ハイファ、ハクシャ ロットハイシュール 1/19 (72)発明者 リチャード ディ ギトリン アメリカ合衆国 07739 ニュージャージ ィ、リトル シルバー、ウィンザー ドラ イブ 42 (72)発明者 チー−リン アイ アメリカ合衆国 07701 ニュージャージ ィ、レッド バンク、タワーヒル ドライ ブ 99 (72)発明者 ジャック エイチ ウィンターズ アメリカ合衆国 07748 ニュージャージ ィ、ミドルタウン、オールド ワゴン ロ ード 103

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非決定性信号が存在しない短い非活動
    (inactive)区間により分離された複数の活動(activ
    e)区間を有するテレビジョン信号を伝送チャネルを介
    して伝送する中に生じるゴーストを除去する装置におい
    て、 伝送チャネルの逆に近似した伝達関数を有するエコライ
    ザに前記テレビジョン信号を加える手段と、 各活動区間中に前記エコライザにおける前記テレビジョ
    ン信号を、他の活動区間のテレビジョン信号の処理とは
    独立に処理する処理手段と、 を備えたことを特徴とするテレビジョン信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記活動区間が前記テレビジョン信号に
    おける走査線に対応し、非活動区間が走査線どうしの間
    の水平フライバック区間に対応し、 前記処理手段が走査線の各々ごとに、一度、エコライザ
    を周期的にクレンジング(cleansing)する手段を有し
    ていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 周期的に前記テレビジョン信号をサンプ
    リングする手段を有し、前記処理手段は各々が一対の活
    動区間及び非活動区間に関連しているサンプルブロック
    を処理するように構成されている、ことを特徴とする請
    求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 エコライザが、FIRエコライザまたは
    IIRエコライザであることを特徴とする請求項2また
    は3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記周期的クレンジング手段が、走査線
    の各々ごとに、一度、エコライザの信号を0にするよう
    に構成されていることを特徴とする請求項2記載の装
    置。
  6. 【請求項6】 大きな遅延を持つゴーストを除去するよ
    うに構成された別のエコライザをさらに有することを特
    徴とする請求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 非活動区間中に発生するどの決定性信号
    をもテレビジョン信号から引き算する手段をさらに有す
    ることを特徴とする請求項1記載の装置。
  8. 【請求項8】 未知の信号が存在しない短い非活動区間
    により分離された複数の活動区間を有するテレビジョン
    信号を伝送チャネルを介して伝送する中に生じるゴース
    トを除去するためにテレビジョン信号を処理する方法に
    おいて、 伝送チャネルの逆である伝達関数を備えたエコライザに
    テレビジョン信号を加えるステップと、 各活動区間中にエコライザにおけるテレビジョン信号
    を、他の活動区間のテレビジョン信号の処理とは独立に
    処理するステップと、 を備えたことを特徴とするテレビジョン信号処理方法。
  9. 【請求項9】 活動区間がテレビジョン信号における走
    査線に対応し、非活動区間が走査線どうしの間の水平フ
    ライバック区間に対応し、及び、 前記処理ステップが走査線の各々ごとに、一度、エコラ
    イザで処理されたサンプルを周期的にクレンジングする
    ステップを有していることを特徴とする請求項8記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 周期的にテレビジョン信号をサンプリ
    ングするステップを有し、前記処理ステップは各々が一
    対の活動区間及び非活動区間に関連しているサンプルブ
    ロックを処理するステップを有することを特徴とする請
    求項8記載の方法。
  11. 【請求項11】 エコライザが、FIRエコライザまた
    はIIRエコライザであることを特徴とする請求項9ま
    たは10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記周期的クレンジングステップが、
    走査線の各々ごとに、一度、サンプルを0に合わせるス
    テップを有することを特徴とする請求項9記載の方法。
  13. 【請求項13】 大きな遅延を持つゴーストを除去する
    ように構成された別のエコライザにテレビジョン信号を
    加えるステップをさらに有することを特徴とする請求項
    8記載の方法。
  14. 【請求項14】 非活動区間中に発生するどの決定性信
    号をもテレビジョン信号から引き算するステップをさら
    に有することを特徴とする請求項8記載の方法。
  15. 【請求項15】 一線ごとのテレビジョン信号からゴー
    ストを除去する信号処理方法において、 一線ごとのテレビジョン信号を、このテレビジョン信号
    を伝送するチャネルを反転する伝達関数を備えたエコラ
    イザに加えるステップと、 このテレビジョン信号を一線ごとにエコライザで処理す
    るステップと、 を有することを特徴とするテレビジョン信号処理方法。
  16. 【請求項16】 望ましくない反射を除去するための信
    号処理方法において、 タップ付き遅延線にテレビジョン信号を加え、 このテレビジョン信号を伝送するチャネルの逆をモデル
    化するために遅延線のタップの重みを調節し、及び、 この遅延線における信号を周期的にクレンジングするス
    テップを有することを特徴とするテレビジョン信号処理
    方法。
  17. 【請求項17】 前記クレンジングステップが、遅延線
    の内容を0に合わせることを特徴とする請求項16記載
    の方法。
  18. 【請求項18】 ゴーストのある伝送チャネルを介して
    受信されたテレビジョン信号であって、画像内の連続す
    る走査線の特性を表すテレビジョン信号からゴーストを
    除去する信号処理方法において、 伝送チャネルを反転するエコライザに走査線の一本を表
    すテレビジョン信号の一部を加える印加ステップと、 エコライザからこの信号のその部分を除去するステップ
    と、 他の走査線について前記印加ステップを繰り返すステッ
    プと、 を有することを特徴とするテレビジョン信号処理方法。
  19. 【請求項19】 受信されたテレビジョン信号からゴー
    ストを除去する信号処理方法において、 受信テレビジョン信号の一部を、複数の係数を有するタ
    ップ付き遅延線に加える印加ステップと、 テレビジョン信号を伝送する伝送チャネルを等化するた
    めにそれらの係数を調節するステップと、 遅延線のサンプルを零に合わせるステップと、及び、 テレビジョン信号の他の部分に対し印加ステップを繰り
    返すステップと、 を有することを特徴とするテレビジョン信号処理方法。
  20. 【請求項20】 伝送チャネルを介して受信したテレビ
    ジョン信号からゴーストを除去する信号処理方法におい
    て、 複数のタップを有する遅延線を備えたIIRエコライザ
    またはFIRエコライザに前記受信テレビジョン信号を
    加え、 前記タップに存在するサンプルと複数のエコライザ係数
    との積の和を形成し、 この和が、伝送チャネルの逆を表すようにエコライザ係
    数を適応的に更新し、及び、 遅延線の信号を周期的に零に合わせる、ことを特徴とす
    るテレビジョン信号処理方法。
  21. 【請求項21】 望ましくない反射を除去するための信
    号処理装置において、 複数のタップ重みを有するタップ付き遅延線、 このテレビジョン信号を伝送するチャネルの逆をモデル
    化するために遅延線のタップの重みを調節する手段、及
    び、 この遅延線における信号を周期的にクレンジングする手
    段、 を有することを特徴とするテレビジョン信号処理装置。
  22. 【請求項22】 伝送チャネルを介して受信されたテレ
    ビジョン信号からゴーストを除去する信号処理装置にお
    いて、 複数のタップを有する遅延線を備えたIIRエコライザ
    またはFIRエコライザ、 前記タップに存在するサンプルと複数のエコライザ係数
    との積の和を形成する手段、 この和が伝送チャネルの逆を表すようにエコライザ係数
    を適応的に更新する手段、及び、 遅延線の信号を周期的に零に合わせる手段、 を有することを特徴とするテレビジョン信号処理装置。
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