JPH07232748A - 飲料用バッグインボックス用袋体 - Google Patents
飲料用バッグインボックス用袋体Info
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- JPH07232748A JPH07232748A JP4077694A JP4077694A JPH07232748A JP H07232748 A JPH07232748 A JP H07232748A JP 4077694 A JP4077694 A JP 4077694A JP 4077694 A JP4077694 A JP 4077694A JP H07232748 A JPH07232748 A JP H07232748A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
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- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Bag Frames (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 袋の取扱性および作業性に優れた飲料用バッ
グインボックス用袋体を提供する。 【構成】 飲料用バッグインボックス用袋体1におい
て、PEフィルム群積層体2を用いてなる袋体1に取手
部6を設ける。
グインボックス用袋体を提供する。 【構成】 飲料用バッグインボックス用袋体1におい
て、PEフィルム群積層体2を用いてなる袋体1に取手
部6を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は飲料用バッグインボック
ス(Bag in Box )用袋体に関し、特に生乳、牛乳、加工
乳等、乳等省令上、「乳」に分類される液体やミネラル
ウォーター等の飲料などの輸送・保管に好適に利用され
る飲料用バッグインボックス用袋体に関する。
ス(Bag in Box )用袋体に関し、特に生乳、牛乳、加工
乳等、乳等省令上、「乳」に分類される液体やミネラル
ウォーター等の飲料などの輸送・保管に好適に利用され
る飲料用バッグインボックス用袋体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ミネラルウォーター等の飲料や工
業用薬品などの種々の液体の輸送・保管には使い捨てタ
イプのいわゆるワンウェイ容器であるバッグインボック
スが広く用いられるに至っている。
業用薬品などの種々の液体の輸送・保管には使い捨てタ
イプのいわゆるワンウェイ容器であるバッグインボック
スが広く用いられるに至っている。
【0003】このバッグインボックスは、プラスチック
製で折り畳み可能なバッグインボックス用袋体または容
器を内装に用い、この内装に段ボール箱を外装したもの
であり、内容液体に対する耐水性、耐薬品性、ガスバリ
ヤー性等を内装のプラスチック製袋体または容器に受け
持たせる一方、輸送・保管上必要な剛性は外装に受け持
たせるように構成されている。このように構成されるバ
ッグインボックスは、従来のガラス壜、ブリキ缶等に比
べ、回収が不要であるため省力化・経費節減に役立つと
ともに折り畳み可能であることから空容器の輸送・保管
が容易で流通コストの低減が図れる等の利点を有してい
る。
製で折り畳み可能なバッグインボックス用袋体または容
器を内装に用い、この内装に段ボール箱を外装したもの
であり、内容液体に対する耐水性、耐薬品性、ガスバリ
ヤー性等を内装のプラスチック製袋体または容器に受け
持たせる一方、輸送・保管上必要な剛性は外装に受け持
たせるように構成されている。このように構成されるバ
ッグインボックスは、従来のガラス壜、ブリキ缶等に比
べ、回収が不要であるため省力化・経費節減に役立つと
ともに折り畳み可能であることから空容器の輸送・保管
が容易で流通コストの低減が図れる等の利点を有してい
る。
【0004】一方、生乳、牛乳、加工乳等、乳等省令
上、「乳」に分類される液体の容器としては、いわゆる
ミルクカートンと呼ばれるポリエチレン加工紙製容器が
広く用いられるに至っている。
上、「乳」に分類される液体の容器としては、いわゆる
ミルクカートンと呼ばれるポリエチレン加工紙製容器が
広く用いられるに至っている。
【0005】しかしながら、上記のミルクカートンは、
主に家庭用の小型容器としては優れた性質を有するもの
ではあるが、例えば業務用あるいは工場間輸送等の用途
には、その容量、強度等の点で必ずしも適当ではないと
いう欠点がある。
主に家庭用の小型容器としては優れた性質を有するもの
ではあるが、例えば業務用あるいは工場間輸送等の用途
には、その容量、強度等の点で必ずしも適当ではないと
いう欠点がある。
【0006】ここで、例えば業務用あるいは工場間輸送
等の用途に適した大型容器としてバッグインボックスの
利用が考えられるのであるが、従来のバッグインボック
スには、生乳、牛乳等の容器に要求される安全性、強度
等の諸特性を充分に満足するものは未だ開発されていな
い。
等の用途に適した大型容器としてバッグインボックスの
利用が考えられるのであるが、従来のバッグインボック
スには、生乳、牛乳等の容器に要求される安全性、強度
等の諸特性を充分に満足するものは未だ開発されていな
い。
【0007】そこで、本願出願人は、生乳、牛乳等の容
器に要求される安全性、強度等の諸特性を充分に満足す
る乳用バッグインボックス用袋体について開発を行い、
すでに出願を行っている(特願平5−120802号,
特願平5−222380号)。
器に要求される安全性、強度等の諸特性を充分に満足す
る乳用バッグインボックス用袋体について開発を行い、
すでに出願を行っている(特願平5−120802号,
特願平5−222380号)。
【0008】この乳用バッグインボックス用袋体は、例
えば、図14に示すように、高密度ポリエチレン(HD
PE)と低密度ポリエチレン(LDPE)からなる共押
出PEフィルム(例えば、HDPE/LDPEあるいは
HDPE/LDPE/HDPE等)を二枚以上使用し、
これらの各共押出PEフィルム間を接着することなく重
ね合わせて共押出PEフィルム群積層体2とし、この共
押出PEフィルム群積層体2を二枚重ね合わせた状態で
四方シール部3を四方シールして形成したものである。
さらに、この乳用バッグインボックス用袋体1において
は、共押出PEフィルム群積層体2の最外層をHDPE
層とし、各共押出PEフィルム間の対面層をそれぞれL
DPE層とし、共押出PEフィルム群積層体2の最内層
をLDPE層としてある。
えば、図14に示すように、高密度ポリエチレン(HD
PE)と低密度ポリエチレン(LDPE)からなる共押
出PEフィルム(例えば、HDPE/LDPEあるいは
HDPE/LDPE/HDPE等)を二枚以上使用し、
これらの各共押出PEフィルム間を接着することなく重
ね合わせて共押出PEフィルム群積層体2とし、この共
押出PEフィルム群積層体2を二枚重ね合わせた状態で
四方シール部3を四方シールして形成したものである。
さらに、この乳用バッグインボックス用袋体1において
は、共押出PEフィルム群積層体2の最外層をHDPE
層とし、各共押出PEフィルム間の対面層をそれぞれL
DPE層とし、共押出PEフィルム群積層体2の最内層
をLDPE層としてある。
【0009】この乳用バッグインボックス用袋体は、内
容物である「乳」と直接に接触する袋本体の最内層およ
び注入注出口がいずれもLDPEにより形成されている
ため、乳等省令上の規格を満足する充分な安全性および
強度が確保されるとともにリサイクルが容易であり、ヒ
ートシール性も確保される。
容物である「乳」と直接に接触する袋本体の最内層およ
び注入注出口がいずれもLDPEにより形成されている
ため、乳等省令上の規格を満足する充分な安全性および
強度が確保されるとともにリサイクルが容易であり、ヒ
ートシール性も確保される。
【0010】また、袋本体の最外層がHDPE層により
形成されており、このHDPE層は、耐熱性および機械
的強度に優れ、ヒートシール時の熱の影響を受けないと
ともに伸びにくくて穴が開きにくいので、優れた乳用バ
ッグインボックス用袋体が得られる。
形成されており、このHDPE層は、耐熱性および機械
的強度に優れ、ヒートシール時の熱の影響を受けないと
ともに伸びにくくて穴が開きにくいので、優れた乳用バ
ッグインボックス用袋体が得られる。
【0011】さらに、各共押出PEフィルム間は接着す
ることなく重ね合わされており、各共押出PEフィルム
間の対面層はそれぞれLDPE層により形成されている
ので、各共押出フィルム間の滑りが良好であり、流通
上、好ましい緩衝効果が奏される。
ることなく重ね合わされており、各共押出PEフィルム
間の対面層はそれぞれLDPE層により形成されている
ので、各共押出フィルム間の滑りが良好であり、流通
上、好ましい緩衝効果が奏される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記乳
用バッグインボックス用袋体は、段ボール箱等の外装か
ら取出しにくく、また、袋体内部に残った残液を排出さ
せにくく、取扱性および作業性に改善の余地がある。
用バッグインボックス用袋体は、段ボール箱等の外装か
ら取出しにくく、また、袋体内部に残った残液を排出さ
せにくく、取扱性および作業性に改善の余地がある。
【0013】すなわち、一般にバッグインボックスにお
ける内容物の取出しは、外装である段ボール箱内に内装
であるバッグインボックス用袋体を収納した状態で注入
注出口であるスパウトから行なわれるが、内容物を一度
に使用する場合には外装である段ボール箱からバッグイ
ンボックス用袋体を取出して使用した方が作業性が良
い。しかし、上記の乳用バッグインボックス用袋体は、
段ボール箱等の外装から取出しにくく、また、バッグイ
ンボックス用袋体を外装から取出した後の取扱いにも不
便である。さらに、袋体内部に残った残液を排出させる
ためバッグインボックス用袋体を吊下げる際に、挟持具
が別途必要となり取扱いが不便である。
ける内容物の取出しは、外装である段ボール箱内に内装
であるバッグインボックス用袋体を収納した状態で注入
注出口であるスパウトから行なわれるが、内容物を一度
に使用する場合には外装である段ボール箱からバッグイ
ンボックス用袋体を取出して使用した方が作業性が良
い。しかし、上記の乳用バッグインボックス用袋体は、
段ボール箱等の外装から取出しにくく、また、バッグイ
ンボックス用袋体を外装から取出した後の取扱いにも不
便である。さらに、袋体内部に残った残液を排出させる
ためバッグインボックス用袋体を吊下げる際に、挟持具
が別途必要となり取扱いが不便である。
【0014】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、本発明の目的は、例えば生乳、牛乳等の容器
に要求される安全性、強度等の諸特性を充分に満足する
のみならず、外装から取出し易く、また外装から取出し
た後の取扱いも容易であるとともに、袋体内部に残った
残液を排出させ易く、したがって取扱性および作業性も
良好な飲料用バッグインボックス用袋体を提供すること
にある。
のであり、本発明の目的は、例えば生乳、牛乳等の容器
に要求される安全性、強度等の諸特性を充分に満足する
のみならず、外装から取出し易く、また外装から取出し
た後の取扱いも容易であるとともに、袋体内部に残った
残液を排出させ易く、したがって取扱性および作業性も
良好な飲料用バッグインボックス用袋体を提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の飲料用バッグインボックス用袋体は、ポリエチ
レン(PE)フィルムからなる袋本体と、この袋本体に
取付けられた注入注出口とを備えるバッグインボックス
用袋体であって、前記袋本体が、二枚のPEフィルム群
積層体が重ね合わされた状態で四方シールされて形成さ
れ、該PEフィルム群積層体は高密度ポリエチレン(H
DPE)と低密度ポリエチレン(LDPE)との共押出
PEフィルムを少なくとも一枚含む二枚以上のPEフィ
ルムが各PEフィルム間を接着することなく重ね合わさ
れたものであり、前記袋本体の最内層はLDPE層によ
り形成され、前記注入注出口が前記袋本体の内面にヒー
トシールされるLDPE製のスパウトと該スパウトに取
付けられるHDPE製のキャップとからなり、前記袋本
体に取手部が設けられている構成としてある。
本発明の飲料用バッグインボックス用袋体は、ポリエチ
レン(PE)フィルムからなる袋本体と、この袋本体に
取付けられた注入注出口とを備えるバッグインボックス
用袋体であって、前記袋本体が、二枚のPEフィルム群
積層体が重ね合わされた状態で四方シールされて形成さ
れ、該PEフィルム群積層体は高密度ポリエチレン(H
DPE)と低密度ポリエチレン(LDPE)との共押出
PEフィルムを少なくとも一枚含む二枚以上のPEフィ
ルムが各PEフィルム間を接着することなく重ね合わさ
れたものであり、前記袋本体の最内層はLDPE層によ
り形成され、前記注入注出口が前記袋本体の内面にヒー
トシールされるLDPE製のスパウトと該スパウトに取
付けられるHDPE製のキャップとからなり、前記袋本
体に取手部が設けられている構成としてある。
【0016】また、本発明の飲料用バッグインボックス
用袋体は、必要に応じ、前記飲料用バッグインボックス
用袋体において、前記取手部が前記袋本体と一体的に形
成されている構成、あるいは前記取手部が前記袋本体と
は別体に形成された取手部形成部材が袋本体に接合され
て形成されている構成、あるいはさらに前記取手部の内
周縁がヒートシールにより強化されている構成としてあ
る。
用袋体は、必要に応じ、前記飲料用バッグインボックス
用袋体において、前記取手部が前記袋本体と一体的に形
成されている構成、あるいは前記取手部が前記袋本体と
は別体に形成された取手部形成部材が袋本体に接合され
て形成されている構成、あるいはさらに前記取手部の内
周縁がヒートシールにより強化されている構成としてあ
る。
【0017】さらに、本発明の飲料用バッグインボック
ス用袋体は、必要に応じ、前記飲料用バッグインボック
ス用袋体において、前記取手部が切り込みにより形成さ
れている構成としてある。
ス用袋体は、必要に応じ、前記飲料用バッグインボック
ス用袋体において、前記取手部が切り込みにより形成さ
れている構成としてある。
【0018】さらにまた、本発明の飲料用バッグインボ
ックス用袋体は、必要に応じ、前記飲料用バッグインボ
ックス用袋体において、前記袋本体の最外層が前記共押
出PEフィルムのHDPE層により形成されている構成
としてある。
ックス用袋体は、必要に応じ、前記飲料用バッグインボ
ックス用袋体において、前記袋本体の最外層が前記共押
出PEフィルムのHDPE層により形成されている構成
としてある。
【0019】また、本発明の飲料用バッグインボックス
用袋体は、必要に応じ、前記飲料用バッグインボックス
用袋体において、前記PEフィルム群積層体が、複数の
前記共押出PEフィルムを各共押出フィルム間を接着す
ることなく重ね合わせた状態で四方シールして形成され
た共押出PEフィルム群積層体であり、前記袋本体の最
内層が該共押出PEフィルム群積層体のLDPE層によ
り形成されている構成とし、あるいは前記共押出PEフ
ィルム群積層体の最外層がHDPE層であり、あるいは
さらに各共押出PEフィルム間の対面層がそれぞれLD
PE層である構成としてある。
用袋体は、必要に応じ、前記飲料用バッグインボックス
用袋体において、前記PEフィルム群積層体が、複数の
前記共押出PEフィルムを各共押出フィルム間を接着す
ることなく重ね合わせた状態で四方シールして形成され
た共押出PEフィルム群積層体であり、前記袋本体の最
内層が該共押出PEフィルム群積層体のLDPE層によ
り形成されている構成とし、あるいは前記共押出PEフ
ィルム群積層体の最外層がHDPE層であり、あるいは
さらに各共押出PEフィルム間の対面層がそれぞれLD
PE層である構成としてある。
【0020】さらに、本発明の飲料用バッグインボック
ス用袋体は、必要に応じ、前記飲料用バッグインボック
ス用袋体において、四方シール部分の内側がさらに四方
シールにより重ね合わされている構成としてある。
ス用袋体は、必要に応じ、前記飲料用バッグインボック
ス用袋体において、四方シール部分の内側がさらに四方
シールにより重ね合わされている構成としてある。
【0021】
【作用】本発明の飲料用バッグインボックス用袋体は、
飲料用バッグインボックス用袋体に取手部を設けた構成
としてあるので、飲料用バッグインボックス用袋体を段
ボール箱等の外装から取り出し易く、また、バッグイン
ボックス用袋体を外装から取り出した後の取扱いも容易
である。さらに、袋体内部に残った残液を排出させるた
めバッグインボックス用袋体を吊下げる際に、取手部で
吊り下げればよいことから別途挟持具を必要とせず、作
業が容易である。このように、本発明の飲料用バッグイ
ンボックス用袋体は取扱性および作業性が良好である。
また、取手部を切り込みにより形成すれば、取手部の形
成時にフィルムの無駄が生じない。
飲料用バッグインボックス用袋体に取手部を設けた構成
としてあるので、飲料用バッグインボックス用袋体を段
ボール箱等の外装から取り出し易く、また、バッグイン
ボックス用袋体を外装から取り出した後の取扱いも容易
である。さらに、袋体内部に残った残液を排出させるた
めバッグインボックス用袋体を吊下げる際に、取手部で
吊り下げればよいことから別途挟持具を必要とせず、作
業が容易である。このように、本発明の飲料用バッグイ
ンボックス用袋体は取扱性および作業性が良好である。
また、取手部を切り込みにより形成すれば、取手部の形
成時にフィルムの無駄が生じない。
【0022】さらに本発明の飲料用バッグインボックス
用袋体は、内容物である飲料を排出した後に取手部で吊
り下げることにより袋体内部に残った残液を容易に排出
させることが可能であり、最終的に袋体内部の残液を非
常に少なくできるので、袋体の廃棄時(焼却時)に袋体
内部の残液に起因する異臭が発生することがなく、ある
いは、袋体のリサイクルを容易に行うことが可能とな
る。
用袋体は、内容物である飲料を排出した後に取手部で吊
り下げることにより袋体内部に残った残液を容易に排出
させることが可能であり、最終的に袋体内部の残液を非
常に少なくできるので、袋体の廃棄時(焼却時)に袋体
内部の残液に起因する異臭が発生することがなく、ある
いは、袋体のリサイクルを容易に行うことが可能とな
る。
【0023】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1〜図3はそれぞれ本発明の飲料用
バッグインボックス用袋体の一実施例を示す説明図であ
る。
ながら説明する。図1〜図3はそれぞれ本発明の飲料用
バッグインボックス用袋体の一実施例を示す説明図であ
る。
【0024】図1〜図3に示すように、この袋体1は、
それぞれ複数のポリエチレン(PE)フィルムからなる
2枚のPEフィルム群積層体2が重ね合わされた状態で
四方シール部3が四方シールされて形成された袋本体4
と、注入注出口5とを備え、さらに取手部6を備えてい
る。
それぞれ複数のポリエチレン(PE)フィルムからなる
2枚のPEフィルム群積層体2が重ね合わされた状態で
四方シール部3が四方シールされて形成された袋本体4
と、注入注出口5とを備え、さらに取手部6を備えてい
る。
【0025】図1に示す飲料用バッグインボックス用袋
体においては、取手部6は、袋体1における注入注出口
5のある側の辺の両端に一対設けられている。取手部6
を袋体1の注入注出口5のある側の辺に設けるのは、こ
の辺とは反対側の辺の四方シール部3の内側を切断すれ
ば、袋体内部に残った残液を容易に排出させることがで
きるようにするためである。また、取手部6を一対形成
するには、両手での作業を容易にするとともに、袋体内
部に残った残液を排出させるために袋体を吊下げる際の
安定性を良くするためである。この取手部6は挿通口6
aを有する半円状をしており、この取手部6の大きさ、
形状は、取手部6における挿通口6aに容易に手が挿通
でき、また、持ち易く、持った際に手が痛まないような
大きさ、形状としてある。
体においては、取手部6は、袋体1における注入注出口
5のある側の辺の両端に一対設けられている。取手部6
を袋体1の注入注出口5のある側の辺に設けるのは、こ
の辺とは反対側の辺の四方シール部3の内側を切断すれ
ば、袋体内部に残った残液を容易に排出させることがで
きるようにするためである。また、取手部6を一対形成
するには、両手での作業を容易にするとともに、袋体内
部に残った残液を排出させるために袋体を吊下げる際の
安定性を良くするためである。この取手部6は挿通口6
aを有する半円状をしており、この取手部6の大きさ、
形状は、取手部6における挿通口6aに容易に手が挿通
でき、また、持ち易く、持った際に手が痛まないような
大きさ、形状としてある。
【0026】取手部6は、袋本体4を構成する複数のP
EフィルムからなるPEフィルム群積層体2と同様の材
料(シート)またはPEフィルム群積層体2とは異なる
材料を打ち抜きまたは切り抜いて形成された取手部形成
部材が、ヒートシール法によりあるいは接着剤を用いる
等して袋本体4に接合されて形成されている。
EフィルムからなるPEフィルム群積層体2と同様の材
料(シート)またはPEフィルム群積層体2とは異なる
材料を打ち抜きまたは切り抜いて形成された取手部形成
部材が、ヒートシール法によりあるいは接着剤を用いる
等して袋本体4に接合されて形成されている。
【0027】図2においては、取手部6は、袋体1にお
ける注入注出口5のある側の隅部に一対形成されてい
る。取手部6を袋体1における注入注出口5のある側の
隅部に形成する理由、および取手部6を一対形成する理
由は、前述の図1の場合と同様である。取手部6は挿通
口6aを有する楕円形状をしており、この取手部6の大
きさ、形状は、取手部6における挿通口6aに容易に手
が挿通でき、また、持ち易く持った際手が痛まないよう
な大きさ、形状としてある。
ける注入注出口5のある側の隅部に一対形成されてい
る。取手部6を袋体1における注入注出口5のある側の
隅部に形成する理由、および取手部6を一対形成する理
由は、前述の図1の場合と同様である。取手部6は挿通
口6aを有する楕円形状をしており、この取手部6の大
きさ、形状は、取手部6における挿通口6aに容易に手
が挿通でき、また、持ち易く持った際手が痛まないよう
な大きさ、形状としてある。
【0028】この取手部6は、袋本体4を構成する複数
のPEフィルムからなるPEフィルム群積層体2におけ
る注入注出口5のある側の隅部に挿通口6aを打ち抜き
あるいは切り抜きにより一対形成し、これらの挿通口6
aの周縁をヒートシールすることにより袋本体4と一体
的に形成されている。なお、挿通口6aの打ち抜きまた
は切り抜きは、挿通口6aの周縁のヒートシール後、ヒ
ートシールと同時およびヒートシール前のいずれに行っ
てもよい。また、挿通口6aの周縁のヒートシール部6
bは、袋本体4を構成するPEフィルム群積層体2の四
方シール部3も兼ねるため、ヒートシール部6bと四方
シール部3とが連続するようにシールすることが必要で
ある。
のPEフィルムからなるPEフィルム群積層体2におけ
る注入注出口5のある側の隅部に挿通口6aを打ち抜き
あるいは切り抜きにより一対形成し、これらの挿通口6
aの周縁をヒートシールすることにより袋本体4と一体
的に形成されている。なお、挿通口6aの打ち抜きまた
は切り抜きは、挿通口6aの周縁のヒートシール後、ヒ
ートシールと同時およびヒートシール前のいずれに行っ
てもよい。また、挿通口6aの周縁のヒートシール部6
bは、袋本体4を構成するPEフィルム群積層体2の四
方シール部3も兼ねるため、ヒートシール部6bと四方
シール部3とが連続するようにシールすることが必要で
ある。
【0029】図3においては、取手部6は、袋本体4に
おける注入注出口5が設けられている側の辺に、シート
状の取手部形成部材7がヒートシール法によりあるいは
接着剤を用いる等して接合されて形成されている。そし
て、この取手部形成部材7は袋本体4を構成するPEフ
ィルム群積層体2と同様の材料からなり、一対の楕円状
の挿通口6aを有している。なお、挿通口6aの周縁は
強度をもたせるためにヒートシールしてもよい。また、
取手部6を、袋本体4とは別体の取手部形成部材7を袋
本体4と接合する構成とせずに、袋本体4における注入
注出口5が設けられている側のPEフィルム群積層体2
を延長し、この延長した部分に挿通口6aを形成して取
手部6としてもよい。
おける注入注出口5が設けられている側の辺に、シート
状の取手部形成部材7がヒートシール法によりあるいは
接着剤を用いる等して接合されて形成されている。そし
て、この取手部形成部材7は袋本体4を構成するPEフ
ィルム群積層体2と同様の材料からなり、一対の楕円状
の挿通口6aを有している。なお、挿通口6aの周縁は
強度をもたせるためにヒートシールしてもよい。また、
取手部6を、袋本体4とは別体の取手部形成部材7を袋
本体4と接合する構成とせずに、袋本体4における注入
注出口5が設けられている側のPEフィルム群積層体2
を延長し、この延長した部分に挿通口6aを形成して取
手部6としてもよい。
【0030】図4〜図12は、それぞれ取手部6が切り
込みにより形成されている袋体1を示す説明図である。
すなわち、これらの袋体1においては、取手部6が袋体
1の形成材料の一部を打ち抜いたり、切り抜いたりして
除去することにより形成された挿通口6aを有する前述
の図1〜図3の飲料用バッグインボックス用袋体とは異
なり、いずれも袋体1の形成材料の一部が除去されるこ
となく、単なる切り込みによって取手部6が形成されて
いる。このように、取手部6を切り込みにより形成する
と、取手部の形成時に袋体の形成材料の一部を打ち抜い
たり、切り抜いたりして除去する必要がないので、袋体
1の形成材料であるフィルムの無駄がない。
込みにより形成されている袋体1を示す説明図である。
すなわち、これらの袋体1においては、取手部6が袋体
1の形成材料の一部を打ち抜いたり、切り抜いたりして
除去することにより形成された挿通口6aを有する前述
の図1〜図3の飲料用バッグインボックス用袋体とは異
なり、いずれも袋体1の形成材料の一部が除去されるこ
となく、単なる切り込みによって取手部6が形成されて
いる。このように、取手部6を切り込みにより形成する
と、取手部の形成時に袋体の形成材料の一部を打ち抜い
たり、切り抜いたりして除去する必要がないので、袋体
1の形成材料であるフィルムの無駄がない。
【0031】図4および図5に示す飲料用バッグインボ
ックス用袋体においては、いずれも袋本体4を構成する
構成するPEフィルム群積層体2の三辺が三方シールさ
れてシール部3a,3b,3cが形成され、注入注出口
5と取手部6との間がシールされてシール部3dが形成
されている。
ックス用袋体においては、いずれも袋本体4を構成する
構成するPEフィルム群積層体2の三辺が三方シールさ
れてシール部3a,3b,3cが形成され、注入注出口
5と取手部6との間がシールされてシール部3dが形成
されている。
【0032】ここで、取手部6は、PEフィルム群積層
体2に形成された一対の切り込み8を有している。この
切り込み8の大きさ、形状は、容易に手が挿通でき、ま
た、持ち易く持った際手が痛まないような大きさ、形状
であればよい。図4〜図7に切り込み8の種々の形状を
示す。
体2に形成された一対の切り込み8を有している。この
切り込み8の大きさ、形状は、容易に手が挿通でき、ま
た、持ち易く持った際手が痛まないような大きさ、形状
であればよい。図4〜図7に切り込み8の種々の形状を
示す。
【0033】このように取手部6を切り込み8により形
成した場合、切り込み8の形状によっては切り込み8の
周辺のPEフィルム群積層体2がめくれたり、折れた
り、あるいは裂けたりする等の流通上の不都合が生じる
ことも考えられるので、切り込み8の周辺に強度をもた
せておくことが好ましい。
成した場合、切り込み8の形状によっては切り込み8の
周辺のPEフィルム群積層体2がめくれたり、折れた
り、あるいは裂けたりする等の流通上の不都合が生じる
ことも考えられるので、切り込み8の周辺に強度をもた
せておくことが好ましい。
【0034】たとえば図8に示した袋体1においては、
中央部付近に未切り込み部9を残して切り込み8が形成
されている。この未切り込み部9により、切り込み8を
境として一方の側のPEフィルム群積層体2と他方の側
のPEフィルム群積層体2とは部分的に連続することに
なるので、切り込み8の周辺のPEフィルム群積層体フ
ィルム2がめくれたり、折れたり、あるいは裂けたりす
る等の不都合が発生することはない。
中央部付近に未切り込み部9を残して切り込み8が形成
されている。この未切り込み部9により、切り込み8を
境として一方の側のPEフィルム群積層体2と他方の側
のPEフィルム群積層体2とは部分的に連続することに
なるので、切り込み8の周辺のPEフィルム群積層体フ
ィルム2がめくれたり、折れたり、あるいは裂けたりす
る等の不都合が発生することはない。
【0035】なお、図8に示した袋体1において、取手
部6の挿通口(図示せず)に手や支持具を挿通する場合
には未切り込み部9を切断すればよく、たとえば未切り
込み部9の幅を0.5mm以下とすれば、切り込み8に
沿ってPEフィルム群積層体フィルム2を押し込むこと
により未切り込み部9が切断され、挿通口が形成され
る。
部6の挿通口(図示せず)に手や支持具を挿通する場合
には未切り込み部9を切断すればよく、たとえば未切り
込み部9の幅を0.5mm以下とすれば、切り込み8に
沿ってPEフィルム群積層体フィルム2を押し込むこと
により未切り込み部9が切断され、挿通口が形成され
る。
【0036】図9〜図12は、いずれも切り込み8の周
辺に強度をもたせるために、切り込み8の周辺をヒート
シールして補強シール部10を形成した場合の一例を示
す説明図である。
辺に強度をもたせるために、切り込み8の周辺をヒート
シールして補強シール部10を形成した場合の一例を示
す説明図である。
【0037】このように切り込み8の周辺に補強シール
部10を形成することによっても、切り込み8の周辺の
強度が向上し、切り込み8の周辺のPEフィルム群積層
体フィルム2がめくれたり、折れたり、あるいは裂けた
りする等の不都合の発生を防止することができる。
部10を形成することによっても、切り込み8の周辺の
強度が向上し、切り込み8の周辺のPEフィルム群積層
体フィルム2がめくれたり、折れたり、あるいは裂けた
りする等の不都合の発生を防止することができる。
【0038】なお、本発明の飲料用バッグインボックス
用袋体1は、図1〜図12に示した実施例の態様に限定
されず、袋体1の大きさや内容物の重量等に応じて適宜
設計変更して実施される。例えば、取手部6および挿通
口6aの形成位置、形状、大きさ、個数、形成方法、強
度(接合強度および取手部自体の強度)等は、適宜設計
変更して実施される。
用袋体1は、図1〜図12に示した実施例の態様に限定
されず、袋体1の大きさや内容物の重量等に応じて適宜
設計変更して実施される。例えば、取手部6および挿通
口6aの形成位置、形状、大きさ、個数、形成方法、強
度(接合強度および取手部自体の強度)等は、適宜設計
変更して実施される。
【0039】本発明の飲料用バッグインボックス用袋体
1を形成する袋本体4は、特定のPEフィルム、すなわ
ち、複数のPEフィルムからなるPEフィルム群積層体
2を二枚重ね合わせた後、四方をシールすることにより
形成されている。
1を形成する袋本体4は、特定のPEフィルム、すなわ
ち、複数のPEフィルムからなるPEフィルム群積層体
2を二枚重ね合わせた後、四方をシールすることにより
形成されている。
【0040】ここで、本実施例においては、PEフィル
ム群積層体2は、図13に示されるように、いずれも高
密度ポリエチレン(HDPE)と低密度ポリエチレン
(LDPE)とを共押出してなる3枚の共押出PEフィ
ルム11,12,13を、外側から共押出PEフィルム
11/共押出PEフィルム12/共押出PEフィルム1
3の順に、各フィルム間を接着することなく単に重ね合
わせて形成されている。
ム群積層体2は、図13に示されるように、いずれも高
密度ポリエチレン(HDPE)と低密度ポリエチレン
(LDPE)とを共押出してなる3枚の共押出PEフィ
ルム11,12,13を、外側から共押出PEフィルム
11/共押出PEフィルム12/共押出PEフィルム1
3の順に、各フィルム間を接着することなく単に重ね合
わせて形成されている。
【0041】ここで、本発明において、高密度ポリエチ
レン(HDPE)とは、密度が0.94以上のポリエチ
レンをいい、低密度ポリエチレン(LDPE)とは密度
が0.94未満のポリエチレンをいう。また、これらの
高密度ポリエチレン(HDPE)および低密度ポリエチ
レン(LDPE)は、いずれも重金属、蒸発残留物およ
び過マンガン酸カリウム消費量についての溶出試験につ
いて以下の基準を満足することが必要である。
レン(HDPE)とは、密度が0.94以上のポリエチ
レンをいい、低密度ポリエチレン(LDPE)とは密度
が0.94未満のポリエチレンをいう。また、これらの
高密度ポリエチレン(HDPE)および低密度ポリエチ
レン(LDPE)は、いずれも重金属、蒸発残留物およ
び過マンガン酸カリウム消費量についての溶出試験につ
いて以下の基準を満足することが必要である。
【0042】すなわち、溶出試験(60℃、30分間)
中、重金属(浸出溶液4%酢酸)については1ppm以
下、蒸発残留物(浸出溶液4%酢酸)については15p
pm以下、過マンガン酸カリウム消費量(浸出溶液水)
については5ppmである。
中、重金属(浸出溶液4%酢酸)については1ppm以
下、蒸発残留物(浸出溶液4%酢酸)については15p
pm以下、過マンガン酸カリウム消費量(浸出溶液水)
については5ppmである。
【0043】破裂強度ならびにピンホールについては乳
等省令上の特例申請により一定の基準を満足することは
要求されない。ただ、破裂強度については、これらのポ
リエチレンを用いて形成される袋体1の内容物である
「乳」が、低温流通品である場合には5kgf/cm2
以上、常温流通品である場合には8kgf/cm2 以上
であることが好ましい。また、ピンホールについては、
ピンホールがないことが好ましい。
等省令上の特例申請により一定の基準を満足することは
要求されない。ただ、破裂強度については、これらのポ
リエチレンを用いて形成される袋体1の内容物である
「乳」が、低温流通品である場合には5kgf/cm2
以上、常温流通品である場合には8kgf/cm2 以上
であることが好ましい。また、ピンホールについては、
ピンホールがないことが好ましい。
【0044】最外層を構成する共押出PEフィルム11
はHDPE層11aとLDPE層11bとの2層構成か
らなり、HDPE層11aの厚さは、通常、30μm〜
50μmである。また、LDPE層11bの厚さは、通
常、70μm〜120μmである。この実施例では、H
DPE層11aの厚さが30μmであり、LDPE層1
1bの厚さが100μmである。
はHDPE層11aとLDPE層11bとの2層構成か
らなり、HDPE層11aの厚さは、通常、30μm〜
50μmである。また、LDPE層11bの厚さは、通
常、70μm〜120μmである。この実施例では、H
DPE層11aの厚さが30μmであり、LDPE層1
1bの厚さが100μmである。
【0045】この最外層を構成する共押出PEフィルム
11には、これに隣接して共押出PEフィルム12が重
ね合わせられている。中層を構成する共押出PEフィル
ム12はLDPE層12aとHDPE層12bとLDP
E層12cとの3層構成からなるものである。
11には、これに隣接して共押出PEフィルム12が重
ね合わせられている。中層を構成する共押出PEフィル
ム12はLDPE層12aとHDPE層12bとLDP
E層12cとの3層構成からなるものである。
【0046】ここで、LDPE層12a,12cおよび
HDPE層12bの厚さは、いずれも、通常、20〜4
0μmである。この実施例では各層の厚さをいずれも2
0μmとしてある。
HDPE層12bの厚さは、いずれも、通常、20〜4
0μmである。この実施例では各層の厚さをいずれも2
0μmとしてある。
【0047】この中層を構成する共押出PEフィルム1
3には、これに隣接して共押出PEフィルム13が重ね
合わせられている。最内層を構成する共押出PEフィル
ム13の層構成および各層の厚さは、いずれも共押出P
Eフィルム12と同様である。
3には、これに隣接して共押出PEフィルム13が重ね
合わせられている。最内層を構成する共押出PEフィル
ム13の層構成および各層の厚さは、いずれも共押出P
Eフィルム12と同様である。
【0048】以上より、この袋本体4の層構成は、外側
から内側に向けて[HDPE層11a/LDPE層11
b]/[LDPE層12a/HDPE層12b/LDP
E層12c]/[LDPE層13a/HDPE層13b
/LDPE層13c]となり、最外層はHDPEにより
形成され、最内層はLDPEにより形成されることにな
る。
から内側に向けて[HDPE層11a/LDPE層11
b]/[LDPE層12a/HDPE層12b/LDP
E層12c]/[LDPE層13a/HDPE層13b
/LDPE層13c]となり、最外層はHDPEにより
形成され、最内層はLDPEにより形成されることにな
る。
【0049】ここで、最外層をHDPEにより形成する
のは、HDPEはLDPEに比較して耐熱性および機械
的強度に優れ、ヒートシール時の熱の影響を受けないと
ともに伸びにくくて穴が開きにくいからであり、最内層
をLDPEにより形成するのはヒートシール性を確保す
るためである。
のは、HDPEはLDPEに比較して耐熱性および機械
的強度に優れ、ヒートシール時の熱の影響を受けないと
ともに伸びにくくて穴が開きにくいからであり、最内層
をLDPEにより形成するのはヒートシール性を確保す
るためである。
【0050】また、各共押出PEフィルム11,12,
13は四方がシールされて重ね合わされたものであり、
各共押出PEフィルム同士は全面が貼り合わせられたも
のではない。したがって、各共押出PEフィルム間では
いずれも対向する層の間で滑りが生じることになるが、
各共押出PEフィルム間で対向する層はいずれもLDP
E層であるため、滑りが良好であり、流通上、好ましい
緩衝効果が奏されることになる。
13は四方がシールされて重ね合わされたものであり、
各共押出PEフィルム同士は全面が貼り合わせられたも
のではない。したがって、各共押出PEフィルム間では
いずれも対向する層の間で滑りが生じることになるが、
各共押出PEフィルム間で対向する層はいずれもLDP
E層であるため、滑りが良好であり、流通上、好ましい
緩衝効果が奏されることになる。
【0051】このような構成の袋本体4には、図14に
示す従来の飲料用バッグインボックス用袋体と同様に、
LDPE製のスパウト21とHDPE製のキャップ22
とからなる注入注出口5が取り付けられる。
示す従来の飲料用バッグインボックス用袋体と同様に、
LDPE製のスパウト21とHDPE製のキャップ22
とからなる注入注出口5が取り付けられる。
【0052】具体的には、袋本体4の最内層を構成する
LDPE層13cとLDPE製のスパウト21とが熱融
着され、このスパウト21にねじキャップ22が取り付
けられる。なお、スパウト21は袋本体1に設けられた
図示しないスパウト穴に取り付けられる。
LDPE層13cとLDPE製のスパウト21とが熱融
着され、このスパウト21にねじキャップ22が取り付
けられる。なお、スパウト21は袋本体1に設けられた
図示しないスパウト穴に取り付けられる。
【0053】このように形成される袋体の封かん強度に
ついては、破損、空気漏れがないことが必要である。本
発明の飲料用バッグインボックス用袋体1は、上述した
実施例に限定されず、適宜変形して実施される。
ついては、破損、空気漏れがないことが必要である。本
発明の飲料用バッグインボックス用袋体1は、上述した
実施例に限定されず、適宜変形して実施される。
【0054】例えば、袋本体1を構成するPEフィルム
群積層体2については、図13に示したものに限られる
ものではなく、例えば、外側から順に[HDPE層(厚
さ30〜50μm)/LDPE層(厚さ70〜120μ
m)]+LDPEフィルム(厚さ40〜80μm)+L
DPEフィルム(厚さ40〜80μm)(PEフィルム
群積層体)からなる3重袋、[HDPE層(厚さ30〜
50μm)/LDPE層(厚さ70〜120μm)]+
[LDPE層(厚さ20〜40μm)/HDPE層(厚
さ20〜40μm)/LDPE層(厚さ20〜40μ
m)](共押出PEフィルム群積層体)からなる2重
袋、あるいは[HDPE層(厚さ30〜50μm)/L
DPE層(厚さ70〜120μm)]+[LDPE層
(厚さ20〜40μm)/HDPE層(厚さ20〜40
μm)/LDPE層(厚さ20〜40μm)]+[LD
PE層(厚さ20〜40μm)/HDPE層(厚さ20
〜40μm)/LDPE層(厚さ20〜40μm)]+
[LDPE層(厚さ20〜40μm)/HDPE層(厚
さ20〜40μm)/LDPE)層(厚さ20〜40μ
m)](共押出PEフィルム群積層体)からなる4重袋
などであってもよい。
群積層体2については、図13に示したものに限られる
ものではなく、例えば、外側から順に[HDPE層(厚
さ30〜50μm)/LDPE層(厚さ70〜120μ
m)]+LDPEフィルム(厚さ40〜80μm)+L
DPEフィルム(厚さ40〜80μm)(PEフィルム
群積層体)からなる3重袋、[HDPE層(厚さ30〜
50μm)/LDPE層(厚さ70〜120μm)]+
[LDPE層(厚さ20〜40μm)/HDPE層(厚
さ20〜40μm)/LDPE層(厚さ20〜40μ
m)](共押出PEフィルム群積層体)からなる2重
袋、あるいは[HDPE層(厚さ30〜50μm)/L
DPE層(厚さ70〜120μm)]+[LDPE層
(厚さ20〜40μm)/HDPE層(厚さ20〜40
μm)/LDPE層(厚さ20〜40μm)]+[LD
PE層(厚さ20〜40μm)/HDPE層(厚さ20
〜40μm)/LDPE層(厚さ20〜40μm)]+
[LDPE層(厚さ20〜40μm)/HDPE層(厚
さ20〜40μm)/LDPE)層(厚さ20〜40μ
m)](共押出PEフィルム群積層体)からなる4重袋
などであってもよい。
【0055】また、上記2〜4重袋におけるHDPE層
/LDPE層からなる最外層共押出PEフィルムの代わ
りに、LDPE層/HDPE層からなる最外層共押出P
Eフィルムを用いてもよい。このように、最外層共押出
PEフィルムをLDPE層/HDPE層とした場合は、
衝撃強度の向上を図ることができる。具合的には、前述
した図13に示す層構成にあっては、製袋加工の工程で
最外層側(図示上側)から熱シールを行うが、この熱シ
ールにより表面の耐性を持つHDPEが劣化し、またシ
ーラントである中層および内層共押出PEフィルムとの
距離も遠く、十分な衝撃強度が得られず、例えば、60
cmの高さから袋のみで落下させた場合に破袋を発生し
てしまう。一方、上述した実施例における最外層共押出
PEフィルムをLDPE層/HDPE層とした場合は、
90cmの高さから袋のみで5回落下させた場合であっ
ても破袋が発生せず十分な衝撃強度が得られる。
/LDPE層からなる最外層共押出PEフィルムの代わ
りに、LDPE層/HDPE層からなる最外層共押出P
Eフィルムを用いてもよい。このように、最外層共押出
PEフィルムをLDPE層/HDPE層とした場合は、
衝撃強度の向上を図ることができる。具合的には、前述
した図13に示す層構成にあっては、製袋加工の工程で
最外層側(図示上側)から熱シールを行うが、この熱シ
ールにより表面の耐性を持つHDPEが劣化し、またシ
ーラントである中層および内層共押出PEフィルムとの
距離も遠く、十分な衝撃強度が得られず、例えば、60
cmの高さから袋のみで落下させた場合に破袋を発生し
てしまう。一方、上述した実施例における最外層共押出
PEフィルムをLDPE層/HDPE層とした場合は、
90cmの高さから袋のみで5回落下させた場合であっ
ても破袋が発生せず十分な衝撃強度が得られる。
【0056】また、本発明の飲料用バッグインボックス
用袋体は、前述した実施例における飲料用バッグインボ
ックス用袋体において、四方シール部分の内側をさらに
四方シールにより重ね合わた構成(二重シール)として
もよい。この場合、内側の四方シール部の四隅部も曲線
状にシールした構成とすることが好ましい。
用袋体は、前述した実施例における飲料用バッグインボ
ックス用袋体において、四方シール部分の内側をさらに
四方シールにより重ね合わた構成(二重シール)として
もよい。この場合、内側の四方シール部の四隅部も曲線
状にシールした構成とすることが好ましい。
【0057】この飲料用バッグインボックス用袋体は、
たとえば生乳、牛乳、加工乳等の乳等省令上、「乳」に
分類される製品の容器として特に好適に利用可能であ
り、外装段ボール箱に収納された状態で使用される。
たとえば生乳、牛乳、加工乳等の乳等省令上、「乳」に
分類される製品の容器として特に好適に利用可能であ
り、外装段ボール箱に収納された状態で使用される。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の飲料用バ
ッグインボックス用袋体によれば、飲料用バッグインボ
ックス用袋体に取手部を設けた構成としてあるので、飲
料用バッグインボックス用袋体を段ボール箱等の外装か
ら取出し易く、また、バッグインボックス用袋体を外装
から取出した後の取扱いにも容易である。さらに、袋体
内部に残った残液を排出させるためバッグインボックス
用袋体を吊下げる際に、別途挟持具が不要であり作業が
容易である。このように、本発明のバッグインボックス
用袋体は取扱性および作業性が良い。
ッグインボックス用袋体によれば、飲料用バッグインボ
ックス用袋体に取手部を設けた構成としてあるので、飲
料用バッグインボックス用袋体を段ボール箱等の外装か
ら取出し易く、また、バッグインボックス用袋体を外装
から取出した後の取扱いにも容易である。さらに、袋体
内部に残った残液を排出させるためバッグインボックス
用袋体を吊下げる際に、別途挟持具が不要であり作業が
容易である。このように、本発明のバッグインボックス
用袋体は取扱性および作業性が良い。
【0059】また、本発明の飲料用バッグインボックス
用袋体は、袋体内部の残液を非常に少なくできるので、
袋体の廃棄時(焼却時)に袋体内部の残液に起因する異
臭が発生することがなく、あるいは、袋体のリサイクル
を容易に行うことが可能となる。
用袋体は、袋体内部の残液を非常に少なくできるので、
袋体の廃棄時(焼却時)に袋体内部の残液に起因する異
臭が発生することがなく、あるいは、袋体のリサイクル
を容易に行うことが可能となる。
【0060】さらに、取手部を切り込みにより形成すれ
ば、フィルムに無駄が生じないので省資源の観点からも
有利である。
ば、フィルムに無駄が生じないので省資源の観点からも
有利である。
【図1】本発明の飲料用バッグインボックス用袋体の一
実施例を示す平面図である。
実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の飲料用バッグインボックス用袋体の他
の実施例を示す平面図である。
の実施例を示す平面図である。
【図3】本発明の飲料用バッグインボックス用袋体の他
の実施例を示す平面図である。
の実施例を示す平面図である。
【図4】本発明の飲料用バッグインボックス用袋体の他
の実施例を示す平面図である。
の実施例を示す平面図である。
【図5】本発明の飲料用バッグインボックス用袋体の他
の実施例を示す平面図である。
の実施例を示す平面図である。
【図6】本発明の飲料用バッグインボックス用袋体の他
の実施例を示す一部切欠平面図である。
の実施例を示す一部切欠平面図である。
【図7】本発明の飲料用バッグインボックス用袋体の他
の実施例を示す一部切欠平面図である。
の実施例を示す一部切欠平面図である。
【図8】本発明の飲料用バッグインボックス用袋体にお
ける取手部を切り込みにより形成した一例を示す拡大図
である。
ける取手部を切り込みにより形成した一例を示す拡大図
である。
【図9】本発明の飲料用バッグインボックス用袋体の他
の実施例を示す一部切欠平面図である。
の実施例を示す一部切欠平面図である。
【図10】本発明の飲料用バッグインボックス用袋体の
他の実施例を示す一部切欠平面図である。
他の実施例を示す一部切欠平面図である。
【図11】本発明の飲料用バッグインボックス用袋体の
他の実施例を示す一部切欠平面図である。
他の実施例を示す一部切欠平面図である。
【図12】本発明の飲料用バッグインボックス用袋体の
他の実施例を示す一部切欠平面図である。
他の実施例を示す一部切欠平面図である。
【図13】本発明の飲料用バッグインボックス用袋体を
構成するPEフィルム群積層体の一例を示す部分断面図
である。
構成するPEフィルム群積層体の一例を示す部分断面図
である。
【図14】従来の乳用バッグインボックス用袋体を示す
斜視図である。
斜視図である。
1…飲料用バッグインボックス用袋体 2…PEフィルム群積層体 3…四方シール部 4…袋本体 5…注入注出具 6…取手部 6a…挿通口 7…取手部形成部材 8…切り込み 11…共押出PEフィルム 11a…高密度ポリエチレン(HDPE)層 11b…低密度ポリエチレン(LDPE)層 12…共押出PEフィルム 13…共押出PEフィルム 21…スパウト 22…キャップ
Claims (9)
- 【請求項1】 ポリエチレン(PE)フィルムからなる
袋本体と、この袋本体に取付けられた注入注出口とを備
えるバッグインボックス用袋体であって、 前記袋本体が、二枚のPEフィルム群積層体が重ね合わ
された状態で四方シールされて形成され、前記PEフィ
ルム群積層体は高密度ポリエチレン(HDPE)と低密
度ポリエチレン(LDPE)との共押出PEフィルムを
少なくとも一枚含む二枚以上のPEフィルムが各PEフ
ィルム間を接着することなく重ね合わされたものであ
り、前記袋本体の最内層はLDPE層により形成され、
前記注入注出口が前記袋本体の内面にヒートシールされ
るLDPE製のスパウトと該スパウトに取付けられるH
DPE製のキャップとからなり、前記袋本体に取手部が
設けられていることを特徴とする飲料用バッグインボッ
クス用袋体。 - 【請求項2】 前記取手部が前記袋本体と一体的に形成
されている請求項1記載の飲料用バッグインボックス用
袋体。 - 【請求項3】 前記取手部が、前記袋本体とは別体に形
成された取手部形成部材が袋本体に接合されて形成され
ている請求項1記載の飲料用バッグインボックス用袋
体。 - 【請求項4】 前記取手部の内周縁がヒートシールによ
り強化されている請求項1乃至請求項3のいずれかに記
載の飲料用バッグインボックス用袋体。 - 【請求項5】 前記取手部が切り込みにより形成されて
いる請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の飲料用バ
ッグインボックス用袋体。 - 【請求項6】 前記袋本体の最外層が前記共押出PEフ
ィルムのHDPE層により形成されている請求項1乃至
請求項5のいずれかに記載の飲料用バッグインボックス
用袋体。 - 【請求項7】 前記PEフィルム群積層体が、複数の前
記共押出PEフィルムを各共押出フィルム間を接着する
ことなく重ね合わせた状態で四方シールして形成された
共押出PEフィルム群積層体であり、前記袋本体の最内
層が該共押出PEフィルム群積層体のLDPE層により
形成されている飲料用バッグインボックス用袋体。 - 【請求項8】 前記共押出PEフィルム群積層体の最外
層がHDPE層であり、各共押出PEフィルム間の対面
層がそれぞれLDPE層である請求項7記載の飲料用バ
ッグインボックス用袋体。 - 【請求項9】 四方シール部分の内側がさらに四方シー
ルにより重ね合わされている請求項1乃至請求項8のい
ずれかに記載の飲料用バッグインボックス用袋体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4077694A JP3267792B2 (ja) | 1993-12-28 | 1994-03-11 | 飲料用バッグインボックス用袋体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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1994
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