JPH072328Y2 - 自動車ダツシユ部用防音材 - Google Patents

自動車ダツシユ部用防音材

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JPH072328Y2
JPH072328Y2 JP6132587U JP6132587U JPH072328Y2 JP H072328 Y2 JPH072328 Y2 JP H072328Y2 JP 6132587 U JP6132587 U JP 6132587U JP 6132587 U JP6132587 U JP 6132587U JP H072328 Y2 JPH072328 Y2 JP H072328Y2
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JP
Japan
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porous material
soundproof
weight
parts
engine
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JP6132587U
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JPS63168146U (ja
Inventor
孝司 前田
剛 山下
光勇 中村
裕史 鈴木
秀夫 藤井
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Honda Motor Co Ltd
Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
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Publication date
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車ダッシュ部用防音材に関し、詳細には
多孔質材を使用する防音材の構造において、そのアッパ
ー部とロアー部で異なる物性の多孔質材を使用すること
により、各々の部位で好適な温度領域で優れた防音性能
を発揮できるようにした防音材に関する。
従来の技術 従来より自動車のダッシュ部の車室内側にエンジンの作
動音の侵入を防止することを目的として、種々の防音対
策が施されている。その1つとして、近年ウレタンフォ
ーム材を使用することが行われている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら従来のウレタンフォーム材では広い温度領
域で優れた防音性能を発揮できないのでダッシュ部のエ
ンジンに近いロアー部では40〜60℃、エンジンに遠いア
ッパー部では10〜40℃というように温度分布が異なると
きには、この両方を同一のウレタンフォーム材で満足さ
せることはできなかった。
問題点を解決するための手段 そこで、本考案者らはダッシュ部に使用する防音材の多
孔質材のアッパー部では10〜40℃、ロアー部では40〜60
℃で防音性能のピークとなるような複合材料を使用する
ことにより、従来にない優れた防音性能を顕現すること
を知見し、鋭意研究の結果、特定の密度と粘弾性を有す
る多孔質材を組み合わせて使用することによりこれを解
決することを見いだし、本考案に至ったものである。
本考案は、自動車ダッシュ部の車室内側に設けられる防
音材において、この防音材は多孔質材を有し、この多孔
質材はエンジンに遠いアッパー部には0.04〜0.07g/cm3
の多孔質材を用い、エンジンに近いロアー部には、109
〜1010dyne/cm2の粘弾性を付与した多孔質材を用いたこ
とを特徴とする自動車ダッシュ部用防音材を提供するも
のである。
次に本考案を第1図に基づいて詳細に説明する。
図中、1はダッシュ部用防音材、2、3はそれぞれアッ
パー部、ロアー部であり、エンジンに対しておおよそア
ッパー部は遠く、ロアー部は近い。なお、3aは、ステア
リングシャフトやワイヤー等の通孔である。
第2図中、4は多孔質材でダッシュボード1aに貼り合さ
れ、上記アッパー部2に対応するアッパー多孔質材4aは
密度が0.04〜0.07g/cm3に形成され、上記ロアー部3に
対応するロアー多孔質材4bは109〜1010dyne/cm2の粘弾
性を付与するように形成されている。
上記アッパー多孔質材が0.04g/cm3未満及び0.07g/cm3
上の場合、防音性能のピークを10〜40℃に成し得ないこ
とがある。またロアー多孔質材が109dyne/cm2未満、10
10dyne/cm2を超える場合、防音性能のピークを40〜60℃
程度になし得ないことがある。
上記多孔質材4には遮音性シート5が一体化されてい
る。
上記多孔質材には例えばウレタンフォーム材が使用され
これは金型中にウレタン原液を注入、発泡して形成せし
めるが、該原液は、ポリイソシアネート化合物とポリオ
ールとを主剤とし、発泡剤、触媒、整泡剤、架橋剤など
の添加剤と共に反応させて作られるものである。
ポリイソシアネート成分としては、トリレンジイソシア
ネート(TDI)、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート(MDI)、キシレンジイソシアネート(XDI)、1,5
−ナフチレンジイソシアネート(NDI)、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート(HDI)、水添TDI、水添MDI、イソ
ホロンジイソシアネート(IPDI)、リジンイソシアネー
ト(LDI)、イソプロピリデンビス(4−シクロヘキシ
ルイソシアネート)(IPCI)等及び公知のジイソシアネ
ートがいずれも使用できる。
ポリオールとしては、ポリエーテルポリオール、ポリエ
ステルポリオール、ポリマーポリオール、ポリカーボネ
ートジオール等が使用できる。
触媒としては、有機スズ化合物や有機鉛化合物等の有機
金属化合物及びトリエチレンジアミンその他のアミン化
合物を併用して、あるいは単独で使用することが好まし
く、特に、カルボン酸のスズ塩や有機スズ塩からなる有
機スズ化合物と3級アミン化合物の使用が好ましい。
発泡剤としては、例えばトリクロロフルオロメタン、ジ
クロロジフルオロメタン、塩化メチレン、その他のハロ
ゲン化炭化水素や水が使用できるが、この発泡剤は必要
に応じて加えられる。整泡剤としては有機シラン化合物
などが挙げられ、上記発泡剤とともに用いられる。
他の添加剤としては、ジエタノールアミン、トリエタノ
ールアミン等の架橋剤や難燃剤、着色剤、安定剤等が使
用できる。
更には、これら原液成分中にアスファルトやゴムを加え
ておくことも防音効果の向上のために好ましいことであ
る。
このようにして多孔質材は作られるが、これをアッパー
多孔質材4aとロアー多孔質材4bにするには、インジェク
ション型を工夫し、それぞれの物性の多孔質材を形成で
きる2種類の原液を注入するか、単一のウレタンフォー
ム材を製造後、ロアー多孔質材にアスファルトを含浸さ
せる等の方法が挙げられる。
なお、遮音性シート5は多孔質材4と一体化されるが、
この遮音性シートには、ストレートアスファルト、ブロ
ンアスファルト、及びこれらの混合物である瀝青質物、
スチレン−ブタジエン系合成ゴム、ネオプレン系合成ゴ
ム、ブチル系合成ゴム、天然ゴムの1種もしくは2種以
上を使用するゴム、及び炭酸カルシウム、タルク、クレ
ー、硫酸バリウム、マイカ等の充填剤を適宜使用した物
を混練した後、ロールによりシート状になしたものを使
用する。
多孔質材のウレタンフォーム材と遮音性シートとの一体
化の方法としては、インジェクション型中に遮音性シー
トを載置し、その上からウレタン原液を注入する方法、
各々別々に製造後、接着剤で一体化する方法等が例示で
きる。
このようにして多孔質材と遮音性シートを一体化して防
音材が形成されるが、これが第2図に示すようにダッシ
ュボード1aにクリップで装着されて使用される。
作用 本考案になるダッシュ部用防音材は、使用個所の温度分
布によって多孔質材の物性を最適に選択したので、ダッ
シュ部の各個所で優れた防音性能を発揮する。
実施例 以下に実施例を第2図及び第3図に基づいて説明する。
当然のことながら本考案は以下の実施例のみに限定され
るものではない。
アスファルト(ストレートアスファルト/ブロンアスフ
ァルト=55/45)10重量部、ブチル系合成ゴム10重量
部、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)5重量部、
炭酸カルシウム65重量部、プロセスオイル10重量部を混
練し、2.5mm厚の第2図に示す遮音性シート5となし
た。該遮音性シート5をインジェクション下型に載置し
た後、アッパー部にポリエーテルポリオール100重量
部、水3重量部、アミン系触媒0.3重量部、整泡剤10
部、ジエタノールアミン3重量部及びクルードMDI(イ
ソシアネート)30重量部よりなるウレタンフォーム材原
液を注入してアッパー多孔質材4aを形成し、ロアー部に
ポリエーテルポリオール100重量部、DOP80重量部、アス
ファルト170重量部、アミン系触媒3重量部、整泡剤2
部及びクルードMDI30重量部よりなるウレタンフォーム
材の原液を注入し、発泡させ、ロアー多孔質材4bを形成
し、一体化させた。この多孔質材の密度等はアッパー部
のウレタンフォーム材が0.06g/cm3、ロアー部のウレタ
ンフォーム材が0.12g/cm3、5×109dyne/cm2であった。
比較例 実施例と同一の遮音性シート上に配合組成を実施例と同
様にするウレタンフォーム材原液をインジェクション型
のアッパー部、ロアー部、各々に注入、発泡せしめた。
ただし、アッパー部の密度は0.12g/cm3、ロアー部を108
dyne/cm2となした。
次に防音性能試験を以下のとおりおこなった。
試験方法 実施例の防音材を第2図のようにダッシュボード1aに適
用したものを用い、また、比較例の防音材を同様に適用
したものを用い、それぞれ実車に装着し、サードギアで
の全開加速走行時における前席中央乗員耳位置の音響効
果を求めた。100〜5000Hzでの1000〜6000rpm時の平均値
を第3図にグラフで表した。なお、アッパー部の温度は
30℃、ロアー部は50℃であった。
考案の効果 本考案によれば、防音材の多孔質材の物性をエンジンに
遠いアッパー部で0.04〜0.07g/cm3とし、エンジンに近
いロアー部で109〜1010dyne/cm2の粘弾性を付与するよ
うにしたので、それぞれの部所がエンジンの熱により10
〜40℃、40〜60℃になってもこれらに最適な防音性を付
与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の防音材を使用する自動車の
ダッシュ部の正面図、第2図はその防音材の第1図A−
A断面図、第3図はこの防音材と比較例の防音材の防音
効果の測定グラフである。 図中、1はダッシュ部用防音材、2はアッパー部、3は
ロアー部、4は多孔質材、4aはアッパー多孔質材、4bは
ロアー多孔質材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中村 光勇 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)考案者 鈴木 裕史 東京都足立区新田2丁目12番19号 (72)考案者 藤井 秀夫 埼玉県北葛飾郡鷲宮町葛梅450番4号

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車ダッシュ部の車室内側に設けられる
    防音材において、この防音材は多孔質材を有し、この多
    孔質材はエンジンに遠いアッパー部には0.04〜0.07g/cm
    3の多孔質材を用い、エンジンに近いロアー部には、109
    〜1010dyne/cm2の粘弾性を付与した多孔質材を用いたこ
    とを特徴とする自動車ダッシュ部用防音材。
JP6132587U 1987-04-24 1987-04-24 自動車ダツシユ部用防音材 Expired - Lifetime JPH072328Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6132587U JPH072328Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24 自動車ダツシユ部用防音材

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JP6132587U JPH072328Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24 自動車ダツシユ部用防音材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63168146U JPS63168146U (ja) 1988-11-01
JPH072328Y2 true JPH072328Y2 (ja) 1995-01-25

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