JPH07233462A - 金属蒸着フィルムの製造方法 - Google Patents
金属蒸着フィルムの製造方法Info
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- JPH07233462A JPH07233462A JP2694994A JP2694994A JPH07233462A JP H07233462 A JPH07233462 A JP H07233462A JP 2694994 A JP2694994 A JP 2694994A JP 2694994 A JP2694994 A JP 2694994A JP H07233462 A JPH07233462 A JP H07233462A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】プラスチックフイルムからなる基体の表面を、
Ti、Pd、Alの中から選択された金属で被覆された
マグネトロン電極を使用し、8×10−1 パスカル以下
の圧力および10W・分/m2 以上の処理強度で低温プ
ラズマ処理し、該処理面に連続して金属蒸着膜を設ける
ことを特徴とする金属蒸着フィルムの製造方法。 【効果】酸素バリア性、および水蒸気バリア性の優れた
金属蒸着フィルム安定して、かつ廉価に製造できる。
Ti、Pd、Alの中から選択された金属で被覆された
マグネトロン電極を使用し、8×10−1 パスカル以下
の圧力および10W・分/m2 以上の処理強度で低温プ
ラズマ処理し、該処理面に連続して金属蒸着膜を設ける
ことを特徴とする金属蒸着フィルムの製造方法。 【効果】酸素バリア性、および水蒸気バリア性の優れた
金属蒸着フィルム安定して、かつ廉価に製造できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属蒸着フィルムの製
造方法に関する。更に詳しくは、酸素や水蒸気などの気
体の遮断性に優れ、特に、食品包装等に適した金属蒸着
フィルムの製造方法に関するものである。
造方法に関する。更に詳しくは、酸素や水蒸気などの気
体の遮断性に優れ、特に、食品包装等に適した金属蒸着
フィルムの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで、アルミニウム等の金属あるい
は、金属化合物のプラスチックフィルムへの真空蒸着は
金銀糸、コンデンサ、食品包装材料などに幅広く用いら
れてきた。しかし、一般にこれらの蒸着膜は単に基体で
あるプラスチックフィルムなどにそのまま真空蒸着され
るため、基体との接着力が弱いなどの問題があり、種々
改良方法が検討されている。
は、金属化合物のプラスチックフィルムへの真空蒸着は
金銀糸、コンデンサ、食品包装材料などに幅広く用いら
れてきた。しかし、一般にこれらの蒸着膜は単に基体で
あるプラスチックフィルムなどにそのまま真空蒸着され
るため、基体との接着力が弱いなどの問題があり、種々
改良方法が検討されている。
【0003】例えば、プラスチックフイルムを低温プラ
ズマ雰囲気中で処理した後、金属を蒸着する蒸着フィル
ムの製造方法として、特公昭52−25868、特開昭
63−242534、特開昭63−270455、特開
平3−247750などの提案がある。
ズマ雰囲気中で処理した後、金属を蒸着する蒸着フィル
ムの製造方法として、特公昭52−25868、特開昭
63−242534、特開昭63−270455、特開
平3−247750などの提案がある。
【0004】しかしながら、かかる従来の、低温プラズ
マ雰囲気中で処理した後、金属を蒸着した蒸着フィルム
の主たる目的は、蒸着膜と基体との接着力を高めること
にあり、ガスバリア性の向上についてはまったく考慮さ
れていなかった。またこれらの提案には、次のような問
題点があった。
マ雰囲気中で処理した後、金属を蒸着した蒸着フィルム
の主たる目的は、蒸着膜と基体との接着力を高めること
にあり、ガスバリア性の向上についてはまったく考慮さ
れていなかった。またこれらの提案には、次のような問
題点があった。
【0005】特公昭52−25868、特開昭63−2
42534に述べられているスパッタリングによる方法
や低温プラズマ雰囲気中での処理では、スパッタリング
や低温プラズマ処理の圧力と金属蒸着時の圧力に隔たり
があり、同一槽内でスパッタリング、低温プラズマ処理
と蒸着を同時に行なうことができない。特開昭63−2
70455のフィルム表面温度をガラス転移温度以下に
保つ方法はポリプロピレンフィルム等のガラス転移温度
が氷点下のものでは実現にコストがかかり、ガスバリア
性の改良効果も小さい。また、特開平3−247750
に述べられている方法では、放電処理時の圧力が高く、
緻密な金属蒸着膜の形成ができず、十分なガスバリア性
が得られない。
42534に述べられているスパッタリングによる方法
や低温プラズマ雰囲気中での処理では、スパッタリング
や低温プラズマ処理の圧力と金属蒸着時の圧力に隔たり
があり、同一槽内でスパッタリング、低温プラズマ処理
と蒸着を同時に行なうことができない。特開昭63−2
70455のフィルム表面温度をガラス転移温度以下に
保つ方法はポリプロピレンフィルム等のガラス転移温度
が氷点下のものでは実現にコストがかかり、ガスバリア
性の改良効果も小さい。また、特開平3−247750
に述べられている方法では、放電処理時の圧力が高く、
緻密な金属蒸着膜の形成ができず、十分なガスバリア性
が得られない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、食生活が豊かと
なり、いろいろな食品や菓子類が市場に登場するに従
い、品質の向上や、品質の長期保存性がより一層重視さ
れるようになってきた。特にスナック菓子等の包装にお
いては、内容物の酸化や湿りを防止し、できたての品質
をより長期間確保するため、これまで以上のガスバリア
性が要望されはじめた。
なり、いろいろな食品や菓子類が市場に登場するに従
い、品質の向上や、品質の長期保存性がより一層重視さ
れるようになってきた。特にスナック菓子等の包装にお
いては、内容物の酸化や湿りを防止し、できたての品質
をより長期間確保するため、これまで以上のガスバリア
性が要望されはじめた。
【0007】本発明は、かかる蒸着膜の酸素および水蒸
気のガスバリア性に対する格段の向上を目的として、汎
用用途のプラスチックフィルム上に同一槽内で長時間安
定して低温プラズマ処理と蒸着ができ、かつ酸素および
水蒸気のガスバリア性に優れた金属蒸着フィルムを製造
することを目的とするものである。
気のガスバリア性に対する格段の向上を目的として、汎
用用途のプラスチックフィルム上に同一槽内で長時間安
定して低温プラズマ処理と蒸着ができ、かつ酸素および
水蒸気のガスバリア性に優れた金属蒸着フィルムを製造
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、プラスチック
フイルムからなる基体の表面を、Ti、Pd、Alの中
から選択された金属で被覆されたマグネトロン電極を使
用し、8×10−1 パスカル以下の圧力および10W・
分/m2 以上の処理強度で低温プラズマ処理し、該処理
面に連続して金属蒸着膜を設けることを特徴とする金属
蒸着フィルムの製造方法である。
フイルムからなる基体の表面を、Ti、Pd、Alの中
から選択された金属で被覆されたマグネトロン電極を使
用し、8×10−1 パスカル以下の圧力および10W・
分/m2 以上の処理強度で低温プラズマ処理し、該処理
面に連続して金属蒸着膜を設けることを特徴とする金属
蒸着フィルムの製造方法である。
【0009】本発明でいうプラスチックフィルムとは、
有機重合体を溶融または、溶解押出しし、必要に応じて
長手方向および/または幅方向に延伸したものである。
有機重合体としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロ
ピレンなどのポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレン−2,6−ナフタレートなどのポリ
エステル、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12な
どのポリアミド、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ポリビ
ニルアルコール、芳香族ポリアミド、ポリアミドイミ
ド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリサルフォ
ン、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルエーテルケ
トン、ポリアリレート、ポリフェニレンサルファィド、
ポリフェニレンオキサイド、テトラフルオロエチレン、
1塩化3弗化エチレン、弗素化エチレンプロピレン共重
合体などがあげられる。
有機重合体を溶融または、溶解押出しし、必要に応じて
長手方向および/または幅方向に延伸したものである。
有機重合体としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロ
ピレンなどのポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレン−2,6−ナフタレートなどのポリ
エステル、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12な
どのポリアミド、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ポリビ
ニルアルコール、芳香族ポリアミド、ポリアミドイミ
ド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリサルフォ
ン、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルエーテルケ
トン、ポリアリレート、ポリフェニレンサルファィド、
ポリフェニレンオキサイド、テトラフルオロエチレン、
1塩化3弗化エチレン、弗素化エチレンプロピレン共重
合体などがあげられる。
【0010】また、これらの共重合体や、他の有機重合
体との共重合体であっても良く、他の有機重合体を含有
するものであっても良い。これらの有機重合体に公知の
添加剤、例えば、帯電防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、
滑剤、着色剤などが添加されていても良い。特に、長手
方向および幅方向に延伸された二軸延伸ポリプロピレン
フィルム、および二軸延伸ポリエチレンテレフタレート
フィルムに最も有効な手段として用いることができる。
体との共重合体であっても良く、他の有機重合体を含有
するものであっても良い。これらの有機重合体に公知の
添加剤、例えば、帯電防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、
滑剤、着色剤などが添加されていても良い。特に、長手
方向および幅方向に延伸された二軸延伸ポリプロピレン
フィルム、および二軸延伸ポリエチレンテレフタレート
フィルムに最も有効な手段として用いることができる。
【0011】本発明のプラスチックフィルムの厚さは、
特に制限を受けないが、包装材料としての適性から3〜
200μmの範囲が望ましい。機械的特性や可撓性の点
では、更に好ましくは、5〜100μmの範囲であるこ
とが望ましい。最も好ましくは、8〜30μmである。
特に制限を受けないが、包装材料としての適性から3〜
200μmの範囲が望ましい。機械的特性や可撓性の点
では、更に好ましくは、5〜100μmの範囲であるこ
とが望ましい。最も好ましくは、8〜30μmである。
【0012】かかるプラスチックフィルムの少なくとも
一方の面に、真空蒸着法により、金属膜が形成される。
原料の金属としては、Al、Zn、Mg、Sn等の金属
が好ましく、Ti、In、Cr、Ni、Cu、Pb、F
e等も使用できる。これらの中で生産性、コストの点か
らAlが最も好ましい。
一方の面に、真空蒸着法により、金属膜が形成される。
原料の金属としては、Al、Zn、Mg、Sn等の金属
が好ましく、Ti、In、Cr、Ni、Cu、Pb、F
e等も使用できる。これらの中で生産性、コストの点か
らAlが最も好ましい。
【0013】本発明における真空蒸着の方法は蒸発源か
ら金属を蒸発させ、基材フィルム上に蒸着膜を形成する
もので、このための蒸発源としては抵抗加熱方式のボー
ト形式や、輻射あるいは高周波加熱によるルツボ形式
や、電子ビーム加熱による方式などがあるが、特に限定
されない。
ら金属を蒸発させ、基材フィルム上に蒸着膜を形成する
もので、このための蒸発源としては抵抗加熱方式のボー
ト形式や、輻射あるいは高周波加熱によるルツボ形式
や、電子ビーム加熱による方式などがあるが、特に限定
されない。
【0014】本方法における真空装置内の蒸着部の圧力
は、金属膜の光沢、金属膜の緻密性、表面電気抵抗値、
ガスバリア性に大きく影響することが、本発明により明
らかとなっており、優れたガスバリア性を有する金属蒸
着膜を得るためには、蒸着部の圧力が1.33×10
−2 パスカル以下の圧力で行う必要がある。通常蒸着装
置には差動排気がなされており、蒸着部を上記圧力に保
つには低温プラズマ処理を8×10−1 パスカル以下で
行なう必要がある。更に好ましくは、6×10− 1 パス
カル以下の圧力が望ましい。
は、金属膜の光沢、金属膜の緻密性、表面電気抵抗値、
ガスバリア性に大きく影響することが、本発明により明
らかとなっており、優れたガスバリア性を有する金属蒸
着膜を得るためには、蒸着部の圧力が1.33×10
−2 パスカル以下の圧力で行う必要がある。通常蒸着装
置には差動排気がなされており、蒸着部を上記圧力に保
つには低温プラズマ処理を8×10−1 パスカル以下で
行なう必要がある。更に好ましくは、6×10− 1 パス
カル以下の圧力が望ましい。
【0015】かかる圧力で真空蒸着を行なうためには、
同一真空槽内で行なう前処理の低温プラズマ処理は、プ
ラズマ放電の安定性、処理強度などの点で放電電極とし
て、プレーナーマグネトロン電極、または、同軸円柱型
マグネトロン電極を選択することが必要である。
同一真空槽内で行なう前処理の低温プラズマ処理は、プ
ラズマ放電の安定性、処理強度などの点で放電電極とし
て、プレーナーマグネトロン電極、または、同軸円柱型
マグネトロン電極を選択することが必要である。
【0016】この放電を行なうための電源周波数は直流
からラジオ周波数の範囲で選択できるが、電力導入の容
易さ、放電の安定性から直流(DC)が最も好ましい。
からラジオ周波数の範囲で選択できるが、電力導入の容
易さ、放電の安定性から直流(DC)が最も好ましい。
【0017】このマグネトロン電極の材質の選定が最も
重要である。電極を覆う金属の材質はTi、Pd、Al
の中から選択される。これら以外の金属例えばCu上
に、これら金属が蒸着あるいはメッキされたものも同様
に用いることができる。これら以外の金属、たとえばC
uやステンレススチールが表面にある場合、ガスバリア
性、特に水蒸気バリア性が十分ではなく、時には処理を
行なわない場合より水蒸気バリア性が悪化する。
重要である。電極を覆う金属の材質はTi、Pd、Al
の中から選択される。これら以外の金属例えばCu上
に、これら金属が蒸着あるいはメッキされたものも同様
に用いることができる。これら以外の金属、たとえばC
uやステンレススチールが表面にある場合、ガスバリア
性、特に水蒸気バリア性が十分ではなく、時には処理を
行なわない場合より水蒸気バリア性が悪化する。
【0018】かかる電極を使用して行なう低温プラズマ
処理時に導入するガスの流量は、蒸着槽の圧力の上昇を
極力少なくするため、プラズマ放電を開始する最低の流
量にすることが重要である。望ましくは、プラズマ処理
を行う領域に図1の9に示したようなカバーを設け、プ
ラズマ処理の領域のみ、蒸着層より圧力を高くすること
でより安定したプラズマ放電処理が可能となる。
処理時に導入するガスの流量は、蒸着槽の圧力の上昇を
極力少なくするため、プラズマ放電を開始する最低の流
量にすることが重要である。望ましくは、プラズマ処理
を行う領域に図1の9に示したようなカバーを設け、プ
ラズマ処理の領域のみ、蒸着層より圧力を高くすること
でより安定したプラズマ放電処理が可能となる。
【0019】低温プラズマ処理の処理強度は、単位面積
(1m2 )当たりの、電力(W)×単位時間(1分)す
なわち、E値であらわし、処理強度が大きくなるほど、
ガスバリア性は向上する。優れたガスバリア性を得るた
めには、10W・分/m2 以上の処理強度が望ましい。
かかる本発明の低温プラズマ処理は、被処理基体である
プラスチックフィルムに金属が蒸着される直前の冷却ド
ラム上に接する位置において処理するのが基体フィルム
の熱負けが少なく、またガスバリア性に及ぼす処理効果
が大きく好ましい。
(1m2 )当たりの、電力(W)×単位時間(1分)す
なわち、E値であらわし、処理強度が大きくなるほど、
ガスバリア性は向上する。優れたガスバリア性を得るた
めには、10W・分/m2 以上の処理強度が望ましい。
かかる本発明の低温プラズマ処理は、被処理基体である
プラスチックフィルムに金属が蒸着される直前の冷却ド
ラム上に接する位置において処理するのが基体フィルム
の熱負けが少なく、またガスバリア性に及ぼす処理効果
が大きく好ましい。
【0020】蒸着金属膜の膜厚としては、ガスバリア性
および可撓性などの点で、10〜200nmの範囲が好
ましい。10nm未満では、ガスバリア性、特に、酸素
バリア性が十分でなく、特に、200nmを超えると、
蒸着時の熱負けの発生や金属膜の可撓性が悪くなり、さ
らに折曲げなどにより、割れや、剥離が生じやすくな
る。更に好ましくは、20〜100nmである。
および可撓性などの点で、10〜200nmの範囲が好
ましい。10nm未満では、ガスバリア性、特に、酸素
バリア性が十分でなく、特に、200nmを超えると、
蒸着時の熱負けの発生や金属膜の可撓性が悪くなり、さ
らに折曲げなどにより、割れや、剥離が生じやすくな
る。更に好ましくは、20〜100nmである。
【0021】以下、本発明を図面を用いて詳細に説明す
る。
る。
【0022】本発明の金属蒸着フィルムの製造方法の一
例を図1を用いて説明する。
例を図1を用いて説明する。
【0023】真空容器1内に設置されたフィルム巻出し
軸2より巻き出されたプラスチックフィルム5は、−3
0℃〜60℃に温度調節された加熱・冷却ドラム3に沿
って、走行しながらフィルム巻取り軸4に巻き取られ
る。同時に、蒸発器6内のルツボ7から金属が蒸発さ
れ、プラスチックフィルム5に蒸着される。金属が蒸着
される前部分にマグネトロン電極8を設け、電極カバー
9内に低温プラズマ処理用ガスボンベ11からガス流量
制御装置10をへて炭酸ガスを導入しながら低温プラズ
マ処理を行う。
軸2より巻き出されたプラスチックフィルム5は、−3
0℃〜60℃に温度調節された加熱・冷却ドラム3に沿
って、走行しながらフィルム巻取り軸4に巻き取られ
る。同時に、蒸発器6内のルツボ7から金属が蒸発さ
れ、プラスチックフィルム5に蒸着される。金属が蒸着
される前部分にマグネトロン電極8を設け、電極カバー
9内に低温プラズマ処理用ガスボンベ11からガス流量
制御装置10をへて炭酸ガスを導入しながら低温プラズ
マ処理を行う。
【0024】
【物性の測定方法ならびに効果の評価法】本発明の特性
値は以下の測定法による。
値は以下の測定法による。
【0025】(1)酸素透過率 ASTM D−3985に準じて、モダンコントロール
社製酸素透過率測定装置OX−TRAN100を用い
て、20℃、0%RHの条件にて測定した。
社製酸素透過率測定装置OX−TRAN100を用い
て、20℃、0%RHの条件にて測定した。
【0026】(2)水蒸気透過率 モダンコントロール社製水蒸気透過率計“PERMAT
RAN”−W1Aを用いて、40℃、90%RHの条件
で測定した。
RAN”−W1Aを用いて、40℃、90%RHの条件
で測定した。
【0027】
【実施例】以下、実施例について説明する。
【0028】実施例1 包装用タイプの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム(東レ(株)製“ルミラー”タイプP60、厚さ
12μm)を基体として、この上に真空蒸着法により、
アルミニウム膜を形成した。
ィルム(東レ(株)製“ルミラー”タイプP60、厚さ
12μm)を基体として、この上に真空蒸着法により、
アルミニウム膜を形成した。
【0029】電子ビーム加熱型真空蒸着機を2×10
−3 パスカルまで真空排気した後、圧力4×10−1 パ
スカルまで炭酸ガスを導入し、Ti製のDCプレーナー
マグネトロン電極を使用し、E値100W・分/m2 の
強度で低温プラズマ処理を行ない、続いて、アルミニウ
ムの真空蒸着を行なった。真空蒸着はアルミナルツボ
(日本カーボンセラム(株)製)に粒状アルミニウム
(真空冶金(株)製、純度99.99%)を充填して、
アルミニウムを電子ビームで加熱溶融しながら蒸発せし
め、膜厚30nmのアルミニウム膜を形成した。この時
のフィルム冷却ドラムの温度は30℃であった。このア
ルミニウム蒸着フィルムを実施例1とした。
−3 パスカルまで真空排気した後、圧力4×10−1 パ
スカルまで炭酸ガスを導入し、Ti製のDCプレーナー
マグネトロン電極を使用し、E値100W・分/m2 の
強度で低温プラズマ処理を行ない、続いて、アルミニウ
ムの真空蒸着を行なった。真空蒸着はアルミナルツボ
(日本カーボンセラム(株)製)に粒状アルミニウム
(真空冶金(株)製、純度99.99%)を充填して、
アルミニウムを電子ビームで加熱溶融しながら蒸発せし
め、膜厚30nmのアルミニウム膜を形成した。この時
のフィルム冷却ドラムの温度は30℃であった。このア
ルミニウム蒸着フィルムを実施例1とした。
【0030】実施例2、実施例3 実施例1の低温プラズマ処理強度を20W・分/m2 、
200W・分/m2 としたときのアルミニウム蒸着フィ
ルムをそれぞれ実施例2、実施例3とした。
200W・分/m2 としたときのアルミニウム蒸着フィ
ルムをそれぞれ実施例2、実施例3とした。
【0031】実施例4 実施例1の包装用タイプの二軸延伸ポリエチレンテレフ
タレートフィルムの替わりに、包装用タイプの二軸延伸
ポリプロピレンフィルム(東レ(株)製“トレファン”
タイプY746、厚さ18μm)を基体としたアルミニ
ウム蒸着フィルムを実施例4とした。
タレートフィルムの替わりに、包装用タイプの二軸延伸
ポリプロピレンフィルム(東レ(株)製“トレファン”
タイプY746、厚さ18μm)を基体としたアルミニ
ウム蒸着フィルムを実施例4とした。
【0032】実施例5、実施例6 実施例4の低温プラズマ処理強度を20W・分/m2 、
200W・分/m2 としたときのアルミニウム蒸着フィ
ルムをそれぞれ実施例5、実施例6とする。
200W・分/m2 としたときのアルミニウム蒸着フィ
ルムをそれぞれ実施例5、実施例6とする。
【0033】実施例7 実施例4の低温プラズマ処理を、Pd製のプレーナーマ
グネトロン電極を用いて行なったアルミニウム蒸着フィ
ルムを実施例7とした。
グネトロン電極を用いて行なったアルミニウム蒸着フィ
ルムを実施例7とした。
【0034】実施例8 実施例4の低温プラズマ処理を、Ti製の同軸マグネト
ロン電極を用いて行なったアルミニウム蒸着フィルムを
実施例8とした。
ロン電極を用いて行なったアルミニウム蒸着フィルムを
実施例8とした。
【0035】実施例9 実施例4の低温プラズマ処理を、Al製の同軸マグネト
ロン電極を用いて行なったアルミニウム蒸着フィルムを
実施例9とした。
ロン電極を用いて行なったアルミニウム蒸着フィルムを
実施例9とした。
【0036】比較例1 実施例1で低温プラズマ処理を行わないアルミニウム蒸
着フィルムを比較例1とした。
着フィルムを比較例1とした。
【0037】比較例2 実施例1の低温プラズマ処理の処理強度を5W・分/m
2 としたアルミニウム蒸着フィルムを比較例2とした。
2 としたアルミニウム蒸着フィルムを比較例2とした。
【0038】比較例3 実施例4で低温プラズマ処理を行わないアルミニウム蒸
着フィルムを比較例3とした。
着フィルムを比較例3とした。
【0039】比較例4 実施例4の低温プラズマ処理の処理強度を5W・分/m
2 としたアルミニウム蒸着フィルムを比較例4とした。
2 としたアルミニウム蒸着フィルムを比較例4とした。
【0040】比較例5 実施例4の炭酸ガス導入量を増加し、圧力1×100 パ
スカルで低温プラズマ処理を行なったときのアルミニウ
ム蒸着フィルムを比較例5とした。
スカルで低温プラズマ処理を行なったときのアルミニウ
ム蒸着フィルムを比較例5とした。
【0041】比較例6 実施例4の低温プラズマ処理を、Cu製のプレーナーマ
グネトロン電極を用いて行なったアルミニウム蒸着フィ
ルムを比較例6とした。
グネトロン電極を用いて行なったアルミニウム蒸着フィ
ルムを比較例6とした。
【0042】比較例7 実施例4の低温プラズマ処理を、ステンレススチール製
の同軸マグネトロン電極を用いて行なったアルミニウム
蒸着フィルムを比較例7とした。
の同軸マグネトロン電極を用いて行なったアルミニウム
蒸着フィルムを比較例7とした。
【0043】実施例1〜実施例9、比較例1〜比較例7
の特性を表1に示す。
の特性を表1に示す。
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】本発明の金属蒸着フィルムの製造方法に
よれば、ガスバリア性の優れたフィルムを安定して、か
つ廉価に製造でき、本発明で得られる金属蒸着フィルム
は、その優れたガスバリア性を活用して、食品、医薬
品、電子部品、機械部品などの包装材料として広く用い
ることができる。
よれば、ガスバリア性の優れたフィルムを安定して、か
つ廉価に製造でき、本発明で得られる金属蒸着フィルム
は、その優れたガスバリア性を活用して、食品、医薬
品、電子部品、機械部品などの包装材料として広く用い
ることができる。
【図1】本発明の製造方法を実施するための低温プラズ
マ処理用マグネトロン電極を備えた真空蒸着装置の一例
を示した概略図である。
マ処理用マグネトロン電極を備えた真空蒸着装置の一例
を示した概略図である。
【符号の説明】 1:真空容器 2:フィルム巻出し軸 3:加熱・冷却ドラム 4:フィルム巻取り軸 5:プラスチックフィルム 6:蒸発器 7:ルツボ 8:マグネトロン電極 9:電極カバー 10:ガス流量制御装置 11:低温プラズマ処理用ガスボンベ
Claims (1)
- 【請求項1】 プラスチックフイルムからなる基体の表
面を、Ti、Pd、Alの中から選択された金属で被覆
されたマグネトロン電極を使用し、8×10− 1 パスカ
ル以下の圧力および10W・分/m2 以上の処理強度で
低温プラズマ処理し、該処理面に連続して金属蒸着膜を
設けることを特徴とする金属蒸着フィルムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP02694994A JP3396943B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | ガスバリア性金属蒸着フィルムの製造方法 |
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Cited By (6)
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|---|---|---|---|---|
| KR20010078862A (ko) * | 2001-05-02 | 2001-08-22 | 조육형 | 산화물 증착 플라스틱 필름의 연속 열처리 방법 및 시스템 |
| GB2410504A (en) * | 2004-02-02 | 2005-08-03 | Seiko Epson Corp | Metallic coated ornamental plastics article |
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-
1994
- 1994-02-24 JP JP02694994A patent/JP3396943B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR20010078862A (ko) * | 2001-05-02 | 2001-08-22 | 조육형 | 산화물 증착 플라스틱 필름의 연속 열처리 방법 및 시스템 |
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| GB2410504B (en) * | 2004-02-02 | 2006-03-29 | Seiko Epson Corp | Ornamental article, method of manufacturing ornamental article, and timepiece |
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