JPH07234655A - シフトパルス回路 - Google Patents

シフトパルス回路

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JPH07234655A
JPH07234655A JP6027937A JP2793794A JPH07234655A JP H07234655 A JPH07234655 A JP H07234655A JP 6027937 A JP6027937 A JP 6027937A JP 2793794 A JP2793794 A JP 2793794A JP H07234655 A JPH07234655 A JP H07234655A
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input
circuit
voltage
frequency divider
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JP6027937A
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Inventor
Yorisuke Masumoto
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、マルチスキャンモニター内の偏向
回路に入力する、外部からの同期信号に対して位相シフ
トさせた、低ジッターかつ高安定度のシフトパルスを得
ると同時に、マルチスキャンモニターの中央に種々の入
力同期信号周波数を持つ信号を映し出す事を目的とす
る。 【構成】 位相比較器1と、低域通過フィルタ2と、電
圧制御発振器3と、分周器4と、電圧制御発振器3の出
力をクロックとし、分周器4の出力を入力としたシフト
レジスタ5とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タやワークステーションのように、種々の周波数を持つ
出力同期信号を一つのモニターに映し出すマルチスキャ
ンモニターの同期信号処理における、同期信号のシフト
パルス回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディアが注目される中、
一台のモニターでテレビ放送の受信だけではなく、パー
ソナルコンピュータやワークステーションの映像も映し
出したいという市場の要望が高まっており、マルチスキ
ャンモニターや走査変換装置がマルチメディアのシステ
ムを構成する機器として必要不可欠となっている。
【0003】以下に、従来のマルチスキャンモニターの
同期信号処理における同期信号のシフトパルス回路を図
7を用いて説明する。
【0004】図7は従来のシフトパルス回路のブロック
図である。従来のシフトパルス回路は、図7に示す如
く、2個の単安定マルチバイブレータ24及び25と、
2個の積分回路26及び27と、パルス幅発生回路20
と、シフトパルスの位置を制御するEEPROM6と、
D/Aコンバータ21とから構成される。また、図7に
おいて、外部からの入力同期信号8、シフトパルス位置
を制御する制御信号22、マルチスキャンモニターの偏
向回路7である。
【0005】以上のように構成された、シフトパルス回
路について、以下にその動作を図7及び図8を用いて説
明する。図7において、種々の周波数を持つ外部からの
入力同期信号8を単安定マルチバイブレータ24に入力
する。単安定マルチバイブレータ24の出力パルスは、
次段の単安定マルチバイブレータ25に入力すると共
に、積分回路26に入力し、フィードバックループを形
成する。この時の動作を図8を用いて説明する。積分回
路26に、単安定マルチバイブレータ24の出力パルス
と直流電圧を入力することで、積分回路26の出力とし
て、図8のような鋸波を得る。図8の例では、外部から
の入力同期信号の立ち下がり位置を基準として、積分回
路26が鋸波を一定期間出力する事により、単安定マル
チバイブレータ24は、鋸波の時間幅を持つパルスを出
力する。
【0006】単安定マルチバイブレータ24の出力パル
スは次段の単安定マルチバイブレータ25に入力する。
単安定マルチバイブレータ25の出力パルスは、パルス
幅発生回路20に入力すると共に、積分回路27に入力
し、フィードバックループを形成する。この動作も同様
に図8を用いて説明する。積分回路27に、単安定マル
チバイブレータ25の出力パルスとD/Aコンバータ2
1から出力された直流電圧を入力することで、積分回路
27の出力は、図8のような鋸波を得る。図8の例で
は、単安定マルチバイブレータ24の立ち下がり位置を
基準として、積分回路26が鋸波を一定期間出力する。
この鋸波の時間幅は、D/Aコンバータ21の出力電圧
を、EEPROM6からの制御信号22により制御する
事で設定できる。
【0007】これより、単安定マルチバイブレータ25
は、EEPROM6によって制御された鋸波の時間幅を
持つパルスを出力する。単安定マルチバイブレータ25
の出力パルスをパルス幅発生回路20に入力する。パル
ス幅発生回路20の出力パルスは、図8の例では、単安
定マルチバイブレータ25の出力パルスの立ち下がり位
置を基準にシフトパルスを出力し、後段のマルチスキャ
ンモニターの偏向回路7に入力する。
【0008】以上の動作より、外部からの入力同期信号
8に対して、マルチスキャンモニターの偏向回路7へ出
力する同期信号の位相を、進相もしくは遅相させること
がEEPROM6からの制御信号22によって可能とな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の構成では、偏向回路7へ出力する同期信号
となるシフトパルスが、単安定マルチバイブレータと積
分回路とのアナログ回路で実現され、温度特性や部品の
ばらつき等により、積分波形のジッター等が発生するた
め、シフトパルスが不安定になる。その結果、マルチス
キャンモニターに映し出される映像が水平方向及び垂直
方向に揺れる欠点があった。更に、シフトパルスは同期
信号のほぼ一周期を積分回路で積分するため、積分波形
に周辺回路から発生されるノイズが重畳し易くなること
で、シフトパルスの位相が不安定となり、高安定度を保
つことが困難であった。また、従来、マルチスキャンモ
ニターの中央に映像を映し出すために、様々な周波数を
もつ入力同期信号のそれぞれに対して、その都度シフト
パルスの位相をEEPROMにより、設定する必要があ
った。
【0010】本発明は、従来の問題点を解決するもの
で、シフトパルス回路内にPLL回路を構成する事で、
デジタル回路によりシフトパルスを発生させ、低ジッタ
ーかつ高安定度のシフトパルスを得る事を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本発明のシフトパルス回路は、請求項1にお
いては、外部からの入力同期信号を一方の入力とした位
相比較器と、前記位相比較器の出力を入力とした低域通
過フィルタと、前記低域通過フィルタの出力を入力とし
た電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の出力を入力
とし、出力を前記位相比較器の他方の入力とした分周器
と、前記電圧制御発振器の出力をクロックとし前記分周
器の出力を入力としたシフトレジスタから構成される。
【0012】請求項2においては、外部からの入力同期
信号を一方の入力とした位相比較器と、前記位相比較器
の出力を入力とした低域通過フィルタと、前記低域通過
フィルタの出力を入力とした電圧制御発振器と、前記電
圧制御発振器の出力を入力とした分周器と、前記電圧制
御発振器の出力をクロックとし前記分周器の出力を入力
とし、出力を前記位相比較器の他方の入力とした第1の
カウンタと、前記電圧制御発振器の出力をクロックとし
前記第1のカウンタの出力を入力とした第2のカウンタ
と、前記第2のカウンタの出力と前記分周器の出力を各
々入力としたセレクタから構成される。
【0013】請求項3においては、外部からの入力同期
信号を一方の入力とした位相比較器と、前記位相比較器
の出力を入力とした低域通過フィルタと、前記低域通過
フィルタの出力を入力とした電圧制御発振器と、前記電
圧制御発振器の出力を入力とした分周器と、前記電圧制
御発振器の出力をクロックとし前記分周器の出力を入力
とし、出力を前記位相比較器の他方の入力としたカウン
タと、前記分周器の出力を入力とした積分回路と、前記
積分回路の出力を一方の入力とし、制御信号発生器から
の制御信号により制御されたD/Aコンバータの出力を
他方の入力とした電圧比較器から構成される。
【0014】
【作用】本発明の構成によって、従来、マルチスキャン
モニターの同期信号のシフトパルス回路では、低ジッタ
ーかつ高安定度のシフトパルスを得る事が困難であった
が、上述のような構成を用いることで、低ジッターかつ
高安定度のシフトパルスを得る事が容易になる。
【0015】尚且つ、従来、マルチスキャンモニターの
中央に映像を映し出すために、様々な信号周波数をもつ
入力同期信号一つ一つに対して、その都度シフトパルス
の位相位置を設定する必要があったが、上述のような構
成を用いることで、入力同期信号の周波数には無関係に
マルチスキャンモニターの中央に映像を映し出す事が実
現される。
【0016】
【実施例】
(実施例1)まず、請求項1に示した本発明の一実施例
について、図面を参照しながら説明する。図1は請求項
1に示した本発明の一実施例におけるシフトパルス回路
のブロック図である。
【0017】図1において、1は位相比較器、2は低域
通過フィルタ、3は電圧制御発振器、4は分周器、5は
分周器4の出力を入力とし電圧制御発振器3の出力をク
ロックとしたマルチプレクサを内蔵するシフトレジス
タ、6はシフトレジスタ5を制御するEEPROM、2
0はパルス幅発生回路である。また、8は外部からの入
力同期信号、10は分周器4の出力、9はシフトレジス
タ5を制御する制御信号である。
【0018】以上のように構成された請求項1に示す本
発明の一実施例におけるシフトパルス回路について、以
下その動作を説明する。
【0019】図1において、外部からの入力同期信号8
及び分周器4の出力信号10の位相を位相比較器1で比
較し、位相比較器1の出力を低域通過フィルタ2に入力
し、低域通過フィルタ2で平滑された直流出力を電圧制
御発振器3に入力する。電圧制御発振器3の出力クロッ
クを分周器4に入力し、分周器4の出力10を位相比較
器1にフィードバックする事でPLL回路を構成する。
【0020】この時のPLL回路の動作を図4を用いて
説明する。PLL回路を構成する事で、位相比較器1に
入力された外部からの入力同期信号8と分周器4の出力
信号10の位相が一致する。これより分周器4の出力を
入力とし電圧制御発振器3の出力をクロックとしたシフ
トレジスタ5によって、外部からの入力同期信号8の位
相と一致する分周器4の出力信号10に対し、シフトレ
ジスタ5の出力パルスの位相を進ませるもしくは遅らせ
る事ができ、更に、分周器4の分周比及びEEPROM
6の制御信号9を一定とする事で、外部からの入力同期
信号8の周波数に無関係にシフトレジスタ5の出力は、
外部からの入力同期信号8の一周期に対して、ある一定
の割合でシフト位置が決定される。
【0021】また、シフトレジスタ5の出力を外部から
の入力同期信号8に対して位相シフトさせる時間設定幅
は、EEPROM6からの制御信号9により容易に設定
できる。また、位相シフトの時間幅の設定単位は、分周
器4の分周比により決定されるため、シフトパルスのシ
フト量を細かく設定するには、分周器4の分周比を大き
くすることで実現できる。
【0022】このシフトパルスをパルス幅発生回路20
に入力し、シフトパルス位置から一定幅の出力パルスを
発生させる。この出力パルスを後段のマルチスキャンモ
ニターの偏向回路7に入力する事で、偏向回路7の特性
に応じた映像信号と同期信号との一定の位相関係が保て
る。
【0023】以上のように本実施例によれば、デジタル
回路でシフトパルスを発生させることができるため、ア
ナログ回路の欠点であった部品のばらつきや周辺回路か
らのノイズの影響等が除去でき、低ジッターかつ高安定
度のシフトパルスを得る事が可能となる。更に、内部に
PLL回路を構成するため、外部からの入力同期信号に
対して、常にシフトパルスの位相シフト位置の割合が一
定となるため、マルチスキャンモニターの中央に種々の
入力同期信号周波数を持つ信号を映し出す事が可能とな
る。
【0024】(実施例2)次に、請求項2に示した本発
明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
図2は請求項2に示した本発明の一実施例におけるシフ
トパルス回路のブロック図である。尚、図2において図
1と同一部分には同一符号を付す。
【0025】図2において、1は位相比較器、2は低域
通過フィルタ、3は電圧制御発振器、4は分周器4、1
1は分周器4の出力を入力とし、電圧制御発振器3の出
力をクロックとしたカウンタ、12はカウンタ11の出
力を入力とし、電圧制御発振器3の出力をクロックとし
たカウンタ、6はカウンタ11およびカウンタ12を制
御するEEPROM、13は分周器4の出力およびカウ
ンタ12の出力を入力としたセレクタ、20はパルス幅
発生回路である。また、8は外部からの入力同期信号、
14はカウンタ11の出力、15はカウンタ11及びカ
ウンタ12を制御する制御信号、16はセレクタ13を
制御する制御信号である。
【0026】以上のように構成された請求項2に示す本
発明の一実施例におけるシフトパルス回路について、以
下その動作を説明する。
【0027】図2において、外部からの入力同期信号8
及びカウンタ11の出力信号14の位相を位相比較器1
で比較し、位相比較器1の出力を低域通過フィルタ2に
入力し、低域通過フィルタ2で平滑された直流出力を電
圧制御発振器3に入力する。電圧制御発振器3の出力ク
ロックを、分周器4に入力し、分周器4の出力を入力と
し電圧制御発振器3の出力をクロックとしたカウンタ1
1の出力14を位相比較器1にフィードバックする事で
PLL回路を構成する。この時のPLL回路の動作を図
5を用いて説明する。PLL回路を構成する事で、位相
比較器1に入力された外部からの入力同期信号8とカウ
ンタ11の出力信号14の位相が一致する。これより、
外部からの入力同期信号8と位相が一致するカウンタ1
1の出力14に対して、カウンタ11の入力すなわち分
周器4の出力は、EEPROM6からカウンタ11への
制御信号15の設定値により進相となる。一方、カウン
タ11の出力14を入力とし電圧制御発振器3の出力を
クロックとしたカウンタ12の出力は、外部からの入力
同期信号8と位相が一致するカウンタ11の出力14に
対して、カウンタ12の出力は、EEPROM6からカ
ウンタ12への制御信号15の設定値により遅相とな
る。以上より、分周器4の出力およびカウンタ12の出
力を入力としたセレクタ13の出力信号を、EEPRO
M6からの制御信号16により切り替える事で、外部か
らの入力同期信号8に対して、進相及び遅相のシフトパ
ルスを出力させる事ができる。更に、分周器4の分周比
及びEEPROM6の制御信号9を一定とする事で、外
部からの入力同期信号8の周波数に無関係に分周器4の
出力およびカウンタ12の出力は、外部からの入力同期
信号8の一周期に対して、ある一定の割合でシフト位置
が決定される。外部からの入力同期信号8に対するシフ
トパルスの位相は、EEPROM6からの制御信号15
により容易に設定でき、また、位相シフトの時間幅の設
定単位は、分周器4の分周比により決定されるため、シ
フトパルスのシフト量を細かく設定するには、分周器4
の分周比を大きくする事で実現できる。
【0028】このシフトパルスをパルス幅発生回路20
に入力し、シフトパルス位置から一定幅の出力パルスを
発生させる。この出力パルスを後段のマルチスキャンモ
ニターの偏向回路7に入力する事で、偏向回路7の特性
に応じた映像信号と同期信号との一定の位相関係が保て
る。
【0029】以上のように本実施例によれば、デジタル
回路でシフトパルスを発生させることができるため、ア
ナログ回路の欠点であった部品のばらつきや周辺回路か
らのノイズの影響等が除去でき、低ジッターかつ高安定
度のシフトパルスを得る事ができる。更に、内部にPL
L回路を構成するため、外部からの入力同期信号に対し
て、常にシフトパルスの位相シフト位置の割合が一定と
なるため、マルチスキャンモニターの中央に種々の入力
同期信号周波数を持つ信号を映し出す事が可能となる。
また、カウンタのビット数は、外部からの入力同期信号
の位相に対し、進相もしくは遅相の位相シフト範囲を満
足すれば十分なため、図1の回路構成に対して安価に実
現できる。
【0030】(実施例3)次に、請求項3に示した本発
明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
図3は請求項2に示した本発明の一実施例におけるシフ
トパルス回路のブロック図である。尚、図3において図
1、2と同一部分には同一符号を付す。
【0031】図3において、1は位相比較器、2は低域
通過フィルタ、3は電圧制御発振器、4は分周器、17
は分周器4の出力を入力とし電圧制御発振器3の出力を
クロックとしたカウンタ、18は積分回路と、21はD
/Aコンバータ、19はD/Aコンバータ21により制
御される電圧比較器、6はD/Aコンバータ21を制御
するEEPROMと、20はパルス幅発生回路である。
また、8は外部からの入力同期信号、23はカウンタ1
7の出力、22はD/Aコンバータ21を制御する制御
信号である。
【0032】以上のように構成された請求項3に示す本
発明の一実施例におけるシフトパルス回路について、以
下その動作を説明する。
【0033】図3において、外部からの入力同期信号8
およびカウンタ17の出力信号23の位相を位相比較器
1で比較し、位相比較器1の出力を低域通過フィルタ2
に入力し、低域通過フィルタ2で平滑された直流出力を
電圧制御発振器3に入力する。電圧制御発振器3の出力
クロックを、分周器4に入力し、その分周器4の出力を
入力とし電圧制御発振器3の出力をクロックとしたカウ
ンタ17の出力23を位相比較器1にフィードバックす
る事でPLL回路を構成する。この時のPLL回路の動
作を図6を用いて説明する。PLL回路を構成する事
で、位相比較器1に入力された外部からの入力同期信号
8とカウンタ17の出力信号23の位相が一致する。こ
れより、外部からの入力同期信号8と位相が一致するカ
ウンタ17の出力23に対して、カウンタ17の入力す
なわち分周器4の出力は進相となる。この分周器4の出
力を積分回路18へ入力し、積分回路18の出力の鋸波
とD/Aコンバータ21の出力直流電圧を電圧比較器1
9に入力する。この積分回路18の積分期間がシフトパ
ルスの位相シフト範囲に対応し、その位相シフト範囲は
分周器4の分周比を一定とする事で、外部からの入力同
期信号8の周波数に無関係に分周器4の出力は、外部か
らの入力同期信号8の一周期に対して、ある一定の割合
でシフト位置が決定される。図6の例に示すように、積
分回路18の出力鋸波の開始点がシフトパルスの最大進
相位置に対応し、出力鋸波の終端点がシフトパルスの最
大遅相位置に対応する。この積分回路18の出力鋸波と
D/Aコンバータ21の出力直流電圧を電圧比較器19
で電圧比較する。積分回路18の出力鋸波とD/Aコン
バータ21の出力直流電圧との交点電圧位置がシフトパ
ルスのシフト位置となる。D/Aコンバータ21の出力
直流電圧をEEPROM6により変化させる事で、シフ
トパルスのシフト位置を変化させる事ができる。この電
圧比較器19の出力パルスをパルス幅発生回路20に入
力し、シフトパルス位置から一定幅のシフトパルスを発
生させる。また、位相シフトのシフト範囲は、分周器4
の分周比により決定されるため、シフトパルスのシフト
量を設定するには、分周器4の分周比を設定するだけで
実現でき、シフトパルスのシフト位置は、D/Aコンバ
ータ21への制御信号22を制御する事で設定できる。
このシフトパルスを後段のマルチスキャンモニターの偏
向回路7に入力する事で、偏向回路7の特性に応じた映
像信号と同期信号との一定の位相関係が保てる。
【0034】以上のように本実施例によれば、デジタル
回路でシフトパルスのシフト範囲を設定でき、そのシフ
ト範囲の期間、積分回路で鋸波を発生させれば良いた
め、従来の問題点であった、積分回路で入力同期信号の
ほぼ一周期分の動作が、本発明の構成により積分期間を
狭められる。これより、低ジッターかつ高安定度のシフ
トパルスを得られ、更に、内部にPLL回路を構成する
ため、外部からの入力同期信号に対して、常にシフトパ
ルスの位相シフト位置の割合が一定となるため、マルチ
スキャンモニターの中央に種々の入力同期信号周波数を
持つ信号を映し出す事が可能となる。また、シフトパル
ス位置の設定のみアナログ構成とする事で、図1の回路
構成に対して安価に実現できる。
【0035】尚、以上の実施例では各種の制御信号を発
生する制御信号発生器としてEEPROMを採用してい
るが、これに限定されることはなく、DIPスウッチ、
サミールスウッチなどの手動で設定できるものから、入
力データを基に演算処理されたCPUの出力データにい
たる各種の制御信号発生器をを採用しても良いことはい
うまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上のように、従来、単安定マルチバイ
ブレータと積分回路を組み合わせて実現していたシフト
パルス回路では、偏向回路7へ出力する同期信号となる
シフトパルスがアナログ回路で実現されるため、温度特
性や部品のばらつき等により、積分波形のジッター等が
発生し、シフトパルスが不安定状態になる。その結果、
マルチスキャンモニターに映し出される映像が水平方向
及び垂直方向に揺れる問題があり、更に、シフトパルス
は同期信号のほぼ一周期を積分回路で積分するため、積
分波形に周辺回路から発生されるノイズが重畳し易くな
ることで、シフトパルスの位相が不安定となり、高安定
度を保つことが困難であった。また、従来、マルチスキ
ャンモニターの中央に映像を映し出すために、様々な周
波数をもつ入力同期信号一つ一つに対して、その都度シ
フトパルスの位相位置をEEPROMにより、設定する
必要があった。上述のような問題が、本発明により、シ
フトパルス回路内にPLL回路を構成する事で、容易に
解決され、低ジッターかつ高安定度のシフトパルス回路
が実現でき、更に、外部からの入力同期信号に対して、
常にシフトパルスの位相シフト位置の割合が一定となる
ため、マルチスキャンモニターの中央に種々の入力同期
信号周波数を持つ信号を映し出す事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるシフトパルス回路の
ブロック図
【図2】本発明の一実施例におけるシフトパルス回路の
ブロック図
【図3】本発明の一実施例におけるシフトパルス回路の
ブロック図
【図4】図1における各信号の位相関係図
【図5】図2における各信号の位相関係図
【図6】図3における各信号の位相関係図
【図7】従来におけるシフトパルス回路のブロック図
【図8】図7における各信号の位相関係図
【符号の説明】
1 位相比較器 2 低域通過フィルタ 3 電圧制御発振器 4 分周器 5 シフトレジスタ 6 EEPROM 7 マルチスキャンモニター内の偏向回路 8 外部からの入力同期信号 9 制御信号 10 分周器4の出力 11 カウンタ 12 カウンタ 13 セレクタ 14 カウンタ14の出力 15 制御信号 16 制御信号 17 カウンタ 18 積分回路 19 電圧比較器 20 パルス幅発生回路 21 D/Aコンバータ 22 制御信号 23 カウンタ17の出力 24 単安定マルチバイブレータ 25 単安定マルチバイブレータ 26 積分回路 27 積分回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチスキャン対応の同期信号処理にお
    いて、外部からの入力同期信号を一方の入力とした位相
    比較器と、前記位相比較器の出力を入力とした低域通過
    フィルタと、前記低域通過フィルタの出力を入力とした
    電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の出力を入力と
    し、出力を前記位相比較器の他方の入力とした分周器
    と、前記電圧制御発振器の出力をクロックとし、前記分
    周器の出力を入力としたシフトレジスタとからなるシフ
    トパルス回路。
  2. 【請求項2】 マルチスキャン対応の同期信号処理にお
    いて、外部からの入力同期信号を一方の入力とした位相
    比較器と、前記位相比較器の出力を入力とした低域通過
    フィルタと、前記低域通過フィルタの出力を入力とした
    電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の出力を入力と
    した分周器と、前記電圧制御発振器の出力をクロックと
    し、前記分周器の出力を入力とし、出力を前記位相比較
    器の他方の入力とした第1のカウンタと、前記電圧制御
    発振器の出力をクロックとし前記第1のカウンタの出力
    を入力とした第2のカウンタと、前記第2のカウンタの
    出力と前記分周器の出力を各々入力としたセレクタから
    なるシフトパルス回路。
  3. 【請求項3】 マルチスキャン対応の同期信号処理にお
    いて、外部からの入力同期信号を一方の入力とした位相
    比較器と、前記位相比較器の出力を入力とした低域通過
    フィルタと、前記低域通過フィルタの出力を入力とした
    電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の出力を入力と
    した分周器と、前記電圧制御発振器の出力をクロックと
    し、前記分周器の出力を入力とし、出力を前記位相比較
    器の他方の入力としたカウンタと、前記分周器の出力を
    入力とした積分回路と、前記積分回路の出力を一方の入
    力とし、制御信号発生器からの制御信号により制御され
    たD/Aコンバータの出力を他方の入力とした電圧比較
    器とからなるシフトパルス回路。
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