JPH0723610A - 農用トラクタ - Google Patents

農用トラクタ

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JPH0723610A
JPH0723610A JP16763293A JP16763293A JPH0723610A JP H0723610 A JPH0723610 A JP H0723610A JP 16763293 A JP16763293 A JP 16763293A JP 16763293 A JP16763293 A JP 16763293A JP H0723610 A JPH0723610 A JP H0723610A
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rotary tiller
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Sadaji Yoshida
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機体の後進時にロータリー耕耘装置の後部カ
バー等が損傷するのを確実に回避できるようにする。 【構成】 走行機体の後部にリンク機構を介してリフト
シリンダCY1により駆動昇降自在にロータリー耕耘装
置を連結し、機体走行伝動系に介装された静油圧式無段
変速装置Hの変速レバー13が後進位置に操作されたこ
とを検出すると、ロータリー耕耘装置4が強制上昇する
ようにリフトシリンダCY1を制御するよう構成してあ
る農用トラクタにおいて、静油圧式無段変速装置Hのト
ラニオン軸12を、変速レバー13の操作に基づいて油
圧シリンダCY2により駆動操作するよう構成するとと
もに、前記後進上昇制御操作において、ロータリー耕耘
装置4が対機体設定高さまで上昇したことを検出するリ
フトアーム角センサ18を備え、変速レバー13が後進
位置に操作されたとき、リフトアーム角センサ18が検
出作動するまで油圧シリンダCY2の後進側操作を牽制
するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行機体の後部にリン
ク機構を介して駆動機構により駆動昇降自在にロータリ
ー耕耘装置を連結するとともに、機体走行伝動系に静油
圧式無段変速装置を介装し、この静油圧式無段変速装置
の変速レバーが後進位置に操作されたことを検出する後
進状態検出手段を備え、この後進状態検出手段が検出作
動すると、前記ロータリー耕耘装置が強制上昇するよう
に前記駆動機構を制御する後進上昇制御手段を備えてあ
る農用トラクタに関する。
【0002】
【従来の技術】上記農用トラクタにおいて、従来では、
前記変速レバーと静油圧式無段変速装置のトラニオン軸
とは常に連動操作可能に構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような後進上
昇制御操作は、機体後進時にロータリー耕耘装置が畦等
の外物に衝突して損傷する弊害を未然防止する目的でロ
ータリー耕耘装置を強制上昇させるようにしたものであ
る。ところで、前記静油圧式無段変速装置に対する変速
レバーは、前進変速域と後進変速域とが一連に連なる操
作域で構成され、前進走行状態から後進側への切り換え
が連続的な操作で対応できる構成となっている。従っ
て、前進走行位置から後進側への切り換え時に、前記後
進上昇制御手段が作動してロータリー耕耘装置を強制上
昇させることになるが、その後、変速レバーを連続的に
後進側に増速操作を行うと、ロータリー耕耘装置が充分
上昇する前に機体が後進を開始することになる。その結
果、ロータリー耕耘装置の後部カバーが耕耘された盛り
土に引っ掛かった状態で無理に機体が後進すると、ロー
タリー耕耘装置の後部カバーを損傷するおそれがあっ
た。本発明は上記不具合点を解消することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1発明の特徴構成は、
冒頭に記載した農用トラクタにおいて、前記静油圧式無
段変速装置のトラニオン軸を、前記変速レバーの操作に
基づいてアクチュエータにより駆動操作するよう構成す
るとともに、前記後進上昇制御手段による上昇操作にお
いて、前記ロータリー耕耘装置が対機体設定高さまで上
昇したことを検出する上昇状態検出手段を備え、前記変
速レバーが後進位置に操作されたとき、前記上昇状態検
出手段が検出作動するまで前記アクチュエータの後進側
操作を牽制する後進牽制手段を備えてある点にある。
【0005】第2発明の特徴構成は、前記静油圧式無段
変速装置のトラニオン軸を、前記変速レバーの操作に基
づいてアクチュエータにより駆動操作するよう構成する
とともに、前記変速レバーが後進位置に操作された時点
から設定時間経過するまで前記アクチュエータの後進側
操作を牽制する後進牽制手段を備えてある点にある。
【0006】
【作用】第1発明の特徴構成によると、前進走行時には
変速レバーの操作に応じてアクチュエータによってトラ
ニオン軸を操作して変速操作を行い、変速レバーが後進
側に切り換え操作されると、後進状態検出手段が検出作
動してロータリー耕耘装置が強制上昇することになる
が、このとき、ロータリー耕耘装置が、例えば後部カバ
ーが盛り土等に接触しない程度の対機体設定高さに上昇
するまでトラニオン軸の変速操作が牽制されるから、ロ
ータリー耕耘装置が低い位置で機体が後進走行するのを
未然防止できる。
【0007】第2発明の特徴構成によると、上記したよ
うに後進状態検出手段の検出作動に伴ってロータリー耕
耘装置が強制上昇するとき、変速レバーが後進位置に操
作された時点から設定時間経過するまでトラニオン軸の
変速操作が牽制されるから、ロータリー耕耘装置は前記
設定時間が経過する間に上昇操作することができて、例
えば後部カバーが盛り土等に接触しない程度の所定高さ
まで上昇した後に機体が後進走行することになる。
【0008】
【発明の効果】第1発明の特徴構成によれば、ロータリ
ー耕耘装置の上昇速度にかかわらず、確実に設定対機体
高さまで上昇するまで機体後進走行が牽制され、後部カ
バー等の損傷を未然防止できることになった。
【0009】第2発明の特徴構成によれば、ロータリー
耕耘装置の上昇レベルを検出する手段を設けることな
く、簡単な構造によって、ロータリー耕耘装置が所定量
上昇するまで機体後進走行が牽制され、後部カバー等の
損傷を未然防止できることになった。
【0010】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図3
に示すように、走行機体の後部に左右一対のロアーリン
ク1及びトップリンク2から成る3点リンク機構3を介
して昇降自在にロータリー耕耘装置4を連結して農用ト
ラクタを構成してある。走行機体のミッションケース5
の上部に配備したリフトシリンダCY1〔駆動機構の一
例〕により昇降揺動する左右一対のリフトアーム6によ
りリフトロッド7を介して各ロアーリンク1を吊り上げ
支持するようにして、リフトシリンダCY1を伸縮駆動
することでロータリー耕耘装置4を昇降駆動するよう構
成してある。
【0011】この農用トラクタは、耕耘作業においてロ
ータリー耕耘装置4による耕耘深さが設定値に維持され
るようリフトシリンダCY1を駆動制御するよう構成し
てある。つまり、図1に示すように、ロータリー耕耘装
置4の後部に横軸芯X周りで揺動自在に設けられる後部
カバー8の、耕耘深さに対応する上下揺動量をポテンシ
ョメータ型耕深検出センサ9により検出し、この耕深検
出センサ9により検出される実耕深が機体操縦部に配備
されるポテンショメータ型耕深設定器10の設定値に合
致するよう、マイクロコンピュータを備えた制御装置1
1によってリフトシリンダCY1に対する電磁式油圧制
御弁V1を切り換え制御するよう構成してある。
【0012】走行機体には機体走行用の静油圧式無段変
速装置Hを搭載してあり、この静油圧式無段変速装置H
の変速用トラニオン軸12を、操縦部に備えた変速レバ
ー13の操作に基づいて変速用油圧シリンダCY2によ
り駆動操作するよう構成してある。つまり、変速レバー
13の操作量をポテンショメータ型速度設定器14によ
り検出するとともに、トラニオン軸12の操作アーム1
5と油圧シリンダCY2のシリンダロッド16とを連動
連結し、トラニオン軸12の実回動量をポテンショメー
タ型のフィードバックセンサ17により検出して、この
フィードバックセンサ17の検出値が速度設定器14に
よる設定値に合致するよう制御装置11が油圧シリンダ
CY2に対する電磁制御弁V2を切り換え制御するので
ある。
【0013】そして、変速レバー13が後進位置に操作
されると、ロータリー耕耘装置4が最大上昇位置まで強
制上昇するようにリフトシリンダCY1を制御する後進
上昇制御手段Aと、前記後進上昇制御手段Aによる上昇
操作において、ロータリー耕耘装置4が対機体設定高さ
まで上昇したことを検出する上昇状態検出手段と、変速
レバー13が後進位置に操作されたとき、前記上昇状態
検出手段が検出作動するまで変速用油圧シリンダCY2
の後進側操作を牽制する後進牽制手段Bとを備えてあ
る。詳述すると、リフトアーム6の機体側回動支点にこ
のリフトアーム6の回動角度を検出するポテンショメー
タ型リフトアーム角センサ18を備え、このリフトアー
ム角センサ18によりロータリー耕耘装置4の対機体高
さを検出するよう構成してある。従って、このリフトア
ーム角センサ18により前記上昇状態検出手段を構成す
る。又、後進上昇制御手段Aと後進牽制手段Bは、制御
装置11に制御プログラム形式で備えられ、制御装置1
1は以下のように制御を実行する。
【0014】図2に示すように、速度設定器14〔後進
状態検出手段の一例〕の出力より変速レバー13の操作
位置が中立操作域から後進側に変化したことが検出され
ると、トラニオン軸12が変速中立位置に操作されるよ
う変速用油圧シリンダCY2を制御し、その状態を維持
するとともに、リフトシリンダCY1を駆動制御してロ
ータリー耕耘装置4を最大上昇位置まで強制上昇させる
〔ステップ1〜3〕。その後、リフトアーム角センサ1
8の検出値よりリフトアーム6が設定高さまで上昇する
と、上記中立維持状態を解除して、変速レバー13の操
作位置に対応する変速位置までトラニオン軸12が操作
されるよう変速用油圧シリンダCY2を駆動制御する
〔ステップ4、5〕。前記ステップ2及びステップ4に
より前記後進牽制手段Bを構成し、前記ステップ3によ
り後進上昇制御手段Aを構成する。
【0015】〔別実施例〕上記構成に代えて、前記変速
レバー13が後進位置に操作された時点から設定時間経
過するまで前記変速用油圧シリンダCY2の後進側操作
を牽制する後進牽制手段Bを備える構成としてもよい。
この場合には、図2に示す制御フローチャートにおける
ステップ4における判断内容が、変速レバー13が後進
位置に操作された時点から設定時間経過したか否かの判
断に変更され、変速レバー13が後進位置に操作された
時点から設定時間が経過するまでは、トラニオン軸12
は中立位置に維持されることになる。従って、この実施
例においては、前記リフトアーム角センサ18は不要に
なる。又、前記速度設定器により後進状態検出手段を兼
用する構成に代えて、変速レバーが後進側に操作される
と、そのことを検出するリミットスイッチ等の専用の検
出手段を備える構成としてもよい。
【0016】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御ブロック図
【図2】制御フローチャート
【図3】農用トラクタの後部の斜視図
【符号の説明】
3 リンク機構 4 ロータリー耕耘装置 12 トラニオン軸 13 変速レバー 14 後進状態検出手段 18 上昇状態検出手段 A 後進上昇制御手段 B 後進牽制手段 CY1 駆動機構 CY2 アクチュエータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体の後部にリンク機構(3)を介
    して駆動機構(CY1)により駆動昇降自在にロータリ
    ー耕耘装置(4)を連結するとともに、機体走行伝動系
    に静油圧式無段変速装置(H)を介装し、この静油圧式
    無段変速装置(H)の変速レバー(13)が後進位置に
    操作されたことを検出する後進状態検出手段(14)を
    備え、この後進状態検出手段(14)が検出作動する
    と、前記ロータリー耕耘装置(4)が強制上昇するよう
    に前記駆動機構(CY1)を制御する後進上昇制御手段
    (A)を備えてある農用トラクタであって、 前記静油圧式無段変速装置(H)のトラニオン軸(1
    2)を、前記変速レバー(13)の操作に基づいてアク
    チュエータ(CY2)により駆動操作するよう構成する
    とともに、 前記後進上昇制御手段(A)による上昇操作において、
    前記ロータリー耕耘装置(4)が対機体設定高さまで上
    昇したことを検出する上昇状態検出手段(18)を備
    え、 前記変速レバー(13)が後進位置に操作されたとき、
    前記上昇状態検出手段(18)が検出作動するまで前記
    アクチュエータ(CY2)の後進側操作を牽制する後進
    牽制手段(B)を備えてある農用トラクタ。
  2. 【請求項2】 走行機体の後部にリンク機構(3)を介
    して駆動機構(CY1)により駆動昇降自在にロータリ
    ー耕耘装置(4)を連結するとともに、機体走行伝動系
    に静油圧式無段変速装置(H)を介装し、この静油圧式
    無段変速装置(H)の変速レバー(13)が後進位置に
    操作されたことを検出する後進状態検出手段(14)を
    備え、この後進状態検出手段(14)が検出作動する
    と、前記ロータリー耕耘装置(4)が強制上昇するよう
    に前記駆動機構(CY1)を制御する後進上昇制御手段
    (A)を備えてある農用トラクタであって、 前記静油圧式無段変速装置(H)のトラニオン軸(1
    2)を、前記変速レバー(13)の操作に基づいてアク
    チュエータ(CY2)により駆動操作するよう構成する
    とともに、 前記変速レバー(13)が後進位置に操作された時点か
    ら設定時間経過するまで前記アクチュエータ(CY2)
    の後進側操作を牽制する後進牽制手段(B)を備えてあ
    る農用トラクタ。
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