JPH0723621Y2 - 油圧装置におけるピストンシ−ルリングの取付け構造 - Google Patents
油圧装置におけるピストンシ−ルリングの取付け構造Info
- Publication number
- JPH0723621Y2 JPH0723621Y2 JP1987052898U JP5289887U JPH0723621Y2 JP H0723621 Y2 JPH0723621 Y2 JP H0723621Y2 JP 1987052898 U JP1987052898 U JP 1987052898U JP 5289887 U JP5289887 U JP 5289887U JP H0723621 Y2 JPH0723621 Y2 JP H0723621Y2
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- Japan
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- seal ring
- piston
- ring
- fitted
- fitting groove
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- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラクタのパワーシフト変速装置等に利用さ
れる油圧装置のピストンシールリングの取付け構造に関
する。
れる油圧装置のピストンシールリングの取付け構造に関
する。
(従来の技術) トラクタの伝達装置として、第3図に示すようなパワー
シフト変速装置を採用したものがある。
シフト変速装置を採用したものがある。
すなわち、第3図において、1はエンジンであり、クラ
ッチ装置2を介して推進軸3を断続回転するものであ
る。
ッチ装置2を介して推進軸3を断続回転するものであ
る。
4は主変速機構、5は超減速機構、6は副変速機構であ
り、差動装置7を介して車輪8に連動されている。
り、差動装置7を介して車輪8に連動されている。
主変速機構4は第1油圧クラッチ装置9、第2油圧クラ
ッチ装置10および第3油圧クラッチ装置11からなり、各
油圧クラッチ装置9,10,11は、変速軸12にクラッチボデ
ィ(シリンダ)13を固着し、該シリンダ13のピストン室
14に、ピストン15を摺動自在に嵌合するとともに、ピス
トン15と対向するシリンダ13の側面に、推進軸3上のギ
ヤ16と咬合する変速ギヤ17を変速軸12上に空転自在に設
け、ピストン15に戻しバネ18に抗して油圧を作用させる
ことで、軸方向に並設された多板形式のディスク19を圧
接して変速するものである。
ッチ装置10および第3油圧クラッチ装置11からなり、各
油圧クラッチ装置9,10,11は、変速軸12にクラッチボデ
ィ(シリンダ)13を固着し、該シリンダ13のピストン室
14に、ピストン15を摺動自在に嵌合するとともに、ピス
トン15と対向するシリンダ13の側面に、推進軸3上のギ
ヤ16と咬合する変速ギヤ17を変速軸12上に空転自在に設
け、ピストン15に戻しバネ18に抗して油圧を作用させる
ことで、軸方向に並設された多板形式のディスク19を圧
接して変速するものである。
このパワーシフト変速装置では、第2図に示す如く、ピ
ストン室14とピストン15との摺動面14Aにおける油洩れ
を阻止する必要があり、このため、ピストン15の外周面
上に、周溝20を形成し、この周溝20にシールリング21を
嵌合して油洩れを阻止するようにしている。
ストン室14とピストン15との摺動面14Aにおける油洩れ
を阻止する必要があり、このため、ピストン15の外周面
上に、周溝20を形成し、この周溝20にシールリング21を
嵌合して油洩れを阻止するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、ピストン室14とピストン15との軸方向移動距離
が短い場合には、周溝20を形成することができない場合
がある。
が短い場合には、周溝20を形成することができない場合
がある。
すなわち、部品の取付け乃至組立に際しての集積累積誤
差が必要であり、この余裕代としてランド部22が必要
で、このランド部22の確保のため周溝20が形成できない
ときもある。
差が必要であり、この余裕代としてランド部22が必要
で、このランド部22の確保のため周溝20が形成できない
ときもある。
また、ディスク19の摩耗があることから、この摩耗量を
見込んでの余裕代としてランド部22が必要となるも、こ
のため周溝20が形成できないこともある。
見込んでの余裕代としてランド部22が必要となるも、こ
のため周溝20が形成できないこともある。
このため、第4図、第5図に示す構造が考えられる。
第4図は、ピストン15の油圧作用面側の側面に、深溝23
を有する嵌合溝24を形成し、深溝23に硬いストッパ用ゴ
ムリング25を嵌合させ、該ゴムリング25の外周にシール
リング26を接着したものであり、これによれば、ランド
部22を充分に確保できると考えられる。
を有する嵌合溝24を形成し、深溝23に硬いストッパ用ゴ
ムリング25を嵌合させ、該ゴムリング25の外周にシール
リング26を接着したものであり、これによれば、ランド
部22を充分に確保できると考えられる。
しかし、この第4図に示したものではシールリング26の
外周縁26Aがピストン15の摺動に伴う摺接抵抗によっ
て、メクレることがあり、シールの確実性の点で問題が
ある。
外周縁26Aがピストン15の摺動に伴う摺接抵抗によっ
て、メクレることがあり、シールの確実性の点で問題が
ある。
また、第5図に示したものは、嵌合溝24とともに止輪溝
27を形成し、嵌合溝24に嵌合したシールリング26の抜止
めは止輪溝27に嵌合したC形止輪28によって阻止するよ
うにしたものである。
27を形成し、嵌合溝24に嵌合したシールリング26の抜止
めは止輪溝27に嵌合したC形止輪28によって阻止するよ
うにしたものである。
しかし、この第5図の構造は、シールリング26の腰が弱
いため、やはり、外周縁26Aのメクレ現象があるし、し
かも、止輪28を採用するので、溝加工が面倒となってい
た。
いため、やはり、外周縁26Aのメクレ現象があるし、し
かも、止輪28を採用するので、溝加工が面倒となってい
た。
本考案は、第2図、第4図、第5図に示した従来例およ
び比較例の問題点を解決して、ピストンのランド部を充
分に確保して作動の確実性を約束しつつシールリングの
メクレ現象を阻止したことを目的とする。
び比較例の問題点を解決して、ピストンのランド部を充
分に確保して作動の確実性を約束しつつシールリングの
メクレ現象を阻止したことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、シリンダ13のピストン室14に、ピストン15の
外周面であるランド部22が摺動自在に嵌合され、前記ピ
ストン15の油圧作用面側における端面に、前記ランド部
22の庇22Aを外周側に有してシールリング26の嵌合溝24
が周設され、該嵌合溝24に、ピストン室14の摺動面14A
をシールするシールリング26が嵌合固着されているもの
において、前述の目的を達成するために、次の技術的手
段を講じている。
外周面であるランド部22が摺動自在に嵌合され、前記ピ
ストン15の油圧作用面側における端面に、前記ランド部
22の庇22Aを外周側に有してシールリング26の嵌合溝24
が周設され、該嵌合溝24に、ピストン室14の摺動面14A
をシールするシールリング26が嵌合固着されているもの
において、前述の目的を達成するために、次の技術的手
段を講じている。
すなわち、本考案は、前記嵌合溝24に、断面L形の抜止
めリング29が嵌合固着されて該リング29の径外方向に延
伸されたフランジ29Aと前記ランド部22の庇22Aとの間で
挟窄部24Aが形成され、前記シールリング26を前記嵌合
溝24に前記挟窄部24Aを介して嵌合するとともに該シー
ルリング26の外周縁26Aを摺動面14Aに摺接しているので
ある。
めリング29が嵌合固着されて該リング29の径外方向に延
伸されたフランジ29Aと前記ランド部22の庇22Aとの間で
挟窄部24Aが形成され、前記シールリング26を前記嵌合
溝24に前記挟窄部24Aを介して嵌合するとともに該シー
ルリング26の外周縁26Aを摺動面14Aに摺接しているので
ある。
(作用) ピストン15の油圧作用面側に油圧Pが作用すると、該ピ
ストン15が戻しバネに抗して矢示A方向に摺動されてデ
ィスク19を圧接し、トルクが伝達される。
ストン15が戻しバネに抗して矢示A方向に摺動されてデ
ィスク19を圧接し、トルクが伝達される。
ピストン15の摺動でシールリング26の外周縁26Aが摺動
面14A上で摺動され、抵抗を受けメクレ現象が生じる
が、このメクレは、抜止めリング29のフランジ29Aによ
る腰の増強作用と挟窄部24Aによる挟持力で阻止され
る。
面14A上で摺動され、抵抗を受けメクレ現象が生じる
が、このメクレは、抜止めリング29のフランジ29Aによ
る腰の増強作用と挟窄部24Aによる挟持力で阻止され
る。
また、シールリング26全体の抜止めは、抜止めリング29
によって約束され、嵌合溝24は端面にランド部22に庇22
Aを有して形成されているので、ランド部22は充分に確
保される。
によって約束され、嵌合溝24は端面にランド部22に庇22
Aを有して形成されているので、ランド部22は充分に確
保される。
(実施例) 第1図を参照して本考案の実施例を詳述する。
なお、第1図において、第2図、第4図、第5図と共通
する部分は共通符号で示している。
する部分は共通符号で示している。
嵌合溝24には、断面L形の抜止めリング29がカチ込み等
によって嵌合固着され、この固着力はリング26の弾性収
縮作用で充分に確保されている。
によって嵌合固着され、この固着力はリング26の弾性収
縮作用で充分に確保されている。
該抜止めリング29は、金属製であり、例えばプレス加
工、曲げ加工等により形成される。
工、曲げ加工等により形成される。
抜止めリング29の一片29Bは嵌合溝24の溝深さ(ピスト
ン軸方向長さ)より短く形成され、他片のフランジ29A
は径外方向に延伸され、嵌合溝24の溝巾(径方向巾)の
略中間部分において終っている。
ン軸方向長さ)より短く形成され、他片のフランジ29A
は径外方向に延伸され、嵌合溝24の溝巾(径方向巾)の
略中間部分において終っている。
ここに、ランド部22に形成された庇22Aと抜止めリング2
9のフランジ29Aとの間で挟窄部24Aが形成されている。
9のフランジ29Aとの間で挟窄部24Aが形成されている。
シールリング26は、抜止めリング29の外周に加硫接着所
謂焼付け固着されており、嵌合溝24に前記狭窄部24Aを
介して嵌合され、フランジ29Aによって軸方向の抜止め
がされている。
謂焼付け固着されており、嵌合溝24に前記狭窄部24Aを
介して嵌合され、フランジ29Aによって軸方向の抜止め
がされている。
なお、油圧装置はパワーシフト変速装置の他、油圧多板
クラッチ装置、油圧多板ブレーキ装置等であってもよ
い。
クラッチ装置、油圧多板ブレーキ装置等であってもよ
い。
また、抜止めリング29は周方向所定間隔おいて、スリッ
トを形成したものでもよく、これによれば、嵌合がより
一層簡単で、しかも、固着力は確保される。
トを形成したものでもよく、これによれば、嵌合がより
一層簡単で、しかも、固着力は確保される。
(考案の効果) 本考案によれば、嵌合溝24はピストン作用面側の端面に
ランド部22に庇22Aを有して形成されているので、ピス
トン15のランド部22は充分に確保でき、ピストン15の作
動を正確にできる。
ランド部22に庇22Aを有して形成されているので、ピス
トン15のランド部22は充分に確保でき、ピストン15の作
動を正確にできる。
また、ランド部22を確保した嵌合溝24にシールリング26
を嵌合しても、該シールリング26は抜止めリング29によ
って全体の抜けが阻止でき、特に、抜止めリグ29のフラ
ンジ29Aで、シールリング26の腰を強くしているととも
に挟窄部24Aにて挟持していることから、シール外周縁2
6Aのメクレ現象は少なく、ここに、シールを確実にす
る。
を嵌合しても、該シールリング26は抜止めリング29によ
って全体の抜けが阻止でき、特に、抜止めリグ29のフラ
ンジ29Aで、シールリング26の腰を強くしているととも
に挟窄部24Aにて挟持していることから、シール外周縁2
6Aのメクレ現象は少なく、ここに、シールを確実にす
る。
第1図は本考案の実施例の要部を示す断面図、第2図は
本考案及び従来例を適用するトラクタミッションの概念
図、第3図は従来例の断面図、第4図と第5図は比較例
の要部を示す各断面図である。 13……シリンダ、14……ピストン室、15……ピストン、
24……嵌合溝、26……シールリング、29……抜止めリン
グ。
本考案及び従来例を適用するトラクタミッションの概念
図、第3図は従来例の断面図、第4図と第5図は比較例
の要部を示す各断面図である。 13……シリンダ、14……ピストン室、15……ピストン、
24……嵌合溝、26……シールリング、29……抜止めリン
グ。
Claims (1)
- 【請求項1】シリンダ(13)のピストン室(14)に、ピ
ストン(15)の外周面であるランド部(22)が摺動自在
に嵌合され、前記ピストン(15)の油圧作用面側におけ
る端面に、前記ランド部(22)の庇(22A)を外周側に
有してシールリング(26)の嵌合溝(24)が周設され、
該嵌合溝(24)に、ピストン室(14)の摺動面(14A)
をシールするシールリング(26)が嵌合固着されている
ものにおいて、 前記嵌合溝(24)に、断面L形の抜止めリング(29)が
嵌合固着されて該リング(29)の径外方向に延伸された
フランジ(29A)と前記ランド部(22)の庇(22A)との
間で狭窄部(24A)が形成され、前記シールリング(2
6)を前記嵌合溝(24)に前記狭窄部(24A)を介して嵌
合するとともに該シールリング(26)の外周縁(26A)
を摺動面(14A)に摺接していることを特徴とする油圧
装置におけるピストンシールリングの取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987052898U JPH0723621Y2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | 油圧装置におけるピストンシ−ルリングの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987052898U JPH0723621Y2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | 油圧装置におけるピストンシ−ルリングの取付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63160439U JPS63160439U (ja) | 1988-10-20 |
| JPH0723621Y2 true JPH0723621Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=30878484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987052898U Expired - Lifetime JPH0723621Y2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | 油圧装置におけるピストンシ−ルリングの取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723621Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102020124063A1 (de) * | 2020-04-24 | 2021-10-28 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Ausrücksystem |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3848518A (en) * | 1972-09-14 | 1974-11-19 | Gen Motors Corp | Sheet metal piston for transmissions and method of making a piston assembly |
-
1987
- 1987-04-08 JP JP1987052898U patent/JPH0723621Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63160439U (ja) | 1988-10-20 |
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