JPH07237032A - 角度切り機能付き切断機 - Google Patents

角度切り機能付き切断機

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JPH07237032A
JPH07237032A JP2656494A JP2656494A JPH07237032A JP H07237032 A JPH07237032 A JP H07237032A JP 2656494 A JP2656494 A JP 2656494A JP 2656494 A JP2656494 A JP 2656494A JP H07237032 A JPH07237032 A JP H07237032A
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JP
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cutting
saddle
bed
angle
feeding direction
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JP2656494A
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Keita Okanishi
計太 岡西
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Daito Seiki KK
Original Assignee
Daito Seiki KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の同種の切断機に比してより短い材料で
も人手によらずに自動で送材・切断・搬出できる、角度
切り機能付き切断機を提供する。 【構成】 旋回用のベッド3に対して送材方向後方に、
アクチュエータ6の駆動により基台1に対して送材方向
前後に摺動変位するサドル7を設け、そのサドル7に
は、送材方向に直交する方向に変位が与えられ、かつ、
鉛直の軸を中心として回転が与えられる駆動ローラ8を
支承する一方、基台1には、鉛直の軸を中心としてそれ
ぞれ回動自在の複数の従動ローラ9・・9を、送材方向に
沿い、かつ、駆動ローラ8に対向した位置に設けた構造
とし、材料Wが長いときには駆動ローラ8を材料Wに押
しつけた状態で駆動ローラ8に回転を与えることにより
送材し、材料Wが短いときはサドル7の後退位置で駆動
ローラ8と従動ローラ9・・9間で材料Wを挟持した後、
駆動ローラ8を止めたままサドル7を前進させることで
材料を搬送し得るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば形鋼等の長尺材
料の切断機に関し、更に詳しくは、その切断角度を任意
に設定することのできる、角度切り機能付きの切断機に
関する。
【0002】
【従来の技術】帯鋸盤をはじめとする切断機のうち、形
鋼等の長尺材料を任意の角度で切断することのできる、
いわゆる角度切り機能を持つ切断機においては、図6に
要部構造を平面図で例示するように、基台F上に鉛直軸
Pを中心として旋回自在のベッドBを設け、そのベッド
B上には、鉛直面(切断面)Cに沿って切込み送りが与
えられる切断工具(図示せず)と、材料を挟持固定する
ためのバイス、すなわち固定バイスジョーJ1と、その
固定バイスジョーJ1に対して接近・離隔自在の移動バ
イスジョーJ2を配設するとともに、更に、旋回時にお
ける材料Wの固定を可能とするための定規ジョーJ3を
設けたものが知られている。ここで、定規ジョーJ3
は、ベッドB上で移動バイスジョーJ2の移動方向と平
行に移動できるようになっており、ベッドBの旋回角度
に合わせて、あらかじめ材料Wの固定バイスジョーJ1
側の側面を受けるように位置を定め固定される。次い
で、移動バイスジョーJ2を材料Wに押しつけることに
より、J1、J2、J3の3点で材料Wを挟持固定す
る。
【0003】ところが、以上のような構造によると、固
定バイスジョーJ1がベッドB上に固定されているか
ら、直角切りのときは固定バイスジョーJ1の左面全面
で材料Wを受けるからよいが、角度切りの場合はベッド
Bの旋回によってその固定バイスジョーJ1の左面も旋
回するため、材料Wと固定バイスジョーJ1との接触は
鉛直の線当たりとなる。このため、図6に示すように、
材料Wがある程度短くなって定規ジョーJ3の位置にま
で至らなくなった状態では、固定バイスジョーJ1と移
動バイスジョーJ2とでは材料Wを挟むことができない
という欠点があった。
【0004】このような欠点を解消するため、従来、図
7に要部平面図を示すように、固定バイスジョーJ1を
ベッドB上ではなく基台F上に固定したものが開発され
た。この図7に示す構造では、固定バイスジョーJ1の
左面、すなわち材料挟持面は常に材料Wの側面に沿うこ
とになり、上記の不具合は解消される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示し
た構造の切断機において、切断面Cに対して材料を自動
的に定寸送りするための送材機構、例えば鉛直の駆動ロ
ーラT1aとこれに対向する従動ローラT1bとからな
る送材装置T1を設けようとすると、ベッドBの旋回を
妨げないように、切断面Cに対して相当後方に設置する
必要があり、切断後の材料を切断機外に送り出すするた
めの前バイスT2の後退端を切断面Cに近接するように
設定しても、両装置T1とT2間の距離Lがあまりに大
きくなってしまう。そして、この距離Lが、自動で材料
を送材・切断・搬出するための、材料の必要最低長さと
なり、これより短い材料の自動での送材・切断・搬出は
行えないので、作業者の人手に頼らなければならない。
すなわち、直角切り専用の切断機では送材装置を切断面
Cに近接配置することが可能であるため問題はないが、
上記のような角度切り機能を持つ切断機で直角切りを行
う場合には、自動的に送材・切断・搬出するのに必要な
材料の最低長さが長大化するという問題がある。ちなみ
に、通常の作業においては角度切りよりも直角切りの方
が圧倒的に多いので、直角切りにおける材料の最低長さ
を抑えることはきわめて重要である。
【0006】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
もので、角度切り機能を持つ切断機において、直角切り
に際して従来のこの種の切断機に比してより短い材料で
も人手によらずに自動で送材搬出することのできる、角
度切り機能付き切断機の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、実施例図面である図1,図2を参照しつつ
説明すると、本発明の角度切り機能付き切断機は、基台
1上に鉛直軸2を中心として旋回自在にベッド3を支持
し、そのベッド3には、鉛直の切断面Cに沿って切込み
送りが与えられる切断工具およびその切込み送り機構
(切込み用シリンダ3a,案内柱3b)と、基台に設け
られた固定バイスジョー4に対して接近・離隔自在の移
動バイスジョー5を支持した構造を持ち、ベッド3の旋
回角度に応じた角度で材料を切断する切断機において、
ベッド3に対して送材方向後方に、前後動用アクチュエ
ータ6の駆動により基台1に対して送材方向前後に摺動
変位するサドル7が設けられ、そのサドル7には、挟持
用アクチュエータ8a(図1,図2において図示せず)
の駆動により送材方向に直交する方向、すなわち左右方
向に変位が与えられ、かつ、回転用モータ8b(図1,
図2において図示せず)の駆動により鉛直の軸を中心と
して回転する駆動ローラ8が配設されているとともに、
基台1に載置された支持体10には、鉛直な軸を中心と
してそれぞれ回動自在の複数の従動ローラ9・・9が、送
材方向に沿い、かつ、駆動ローラ8に対向した位置に設
けられている。
【0008】また、以上の構成に加えて、サドル7の前
後動用アクチュエータ6、駆動ローラ8の挟持用アクチ
ュエータ8a並びに回転用モータ8bを制御する制御手
段を設け、この制御手段により、材料Wが長いときには
駆動ローラ8を材料Wに押しつけた状態で駆動ローラ8
に回転を与えることにより送材し、材料Wが短いときは
サドル7を送材方向後方に移動させ、材料Wに駆動ロー
ラ8を押しつけて材料Wをこれら両ローラ8,9・・9で
挟持(図5(A)参照)した後、駆動ローラ8を回転さ
せずにサドル7を送材方向前方に移動(図5(B)参
照)させることで、両ローラ8,9・・9間に挟持された
材料Wを送材するよう、各部を自動的に制御する手段
(制御回路30,図3,図4参照)が設けられているこ
とによって特徴づけられる。
【0009】更に、以上のような制御手段による各部の
制御によって送材を行う構成を採用するに際しては、切
断すべき材料の長さを判別する判別手段を設け、その判
別結果に基づき、材料が所定長さ以下の場合に限って、
サドル7の前後動に基づく上記の送材動作を行うように
構成することができる。
【0010】
【作用】送材方向に摺動自在のサドル7上に駆動ローラ
8を配置し、これに対向して複数の従動ローラ9・・9
を、基台1に載置された支持体10に設けた構成によ
り、直角切り時には駆動ローラ8を切断面Cに接近さ
せ、また、角度切り時にはベッド3の旋回動作に干渉し
ない位置にまで後退させることが可能となる。そしてこ
の構成のもとに材料Wを前進させるには、材料Wが長い
ときには駆動ローラ8と従動ローラ9・・9との間で材料
を挟持して駆動ローラ8を回転させ、また、材料Wが短
いときはサドル7を後退させた位置で、回転を止めた駆
動ローラ8と従動ローラ9・・9との間で材料を挟持した
後、サドル7を前進させて行う。これにより、長い材料
ばかりでなく短い材料でも人手によらずに送材すること
が可能となる。
【0011】また、この一連の動作を制御手段によって
シーケンシャルに制御すると、単に指令を与えるだけで
短い材料の送材が可能となり、更に、材料の長さを検知
してある長さ以下の材料の場合に限って自動的にこのよ
うなサドル7を利用した送材動作を実行するようにすれ
ば、無人運転状態でも短い材料の自動送材が可能とな
る。
【0012】
【実施例】図1および図2は本発明実施例の要部構成を
示す平面図で、図1は直角切りを行う場合のセッティン
グ状態を、図2は角度(斜め)切りを行う場合のセッテ
ィング状態をそれぞれ示している。
【0013】基台1上には、この基台1に固着された鉛
直軸2を中心として水平面上で旋回自在のベッド3が支
持されている。このベッド3には、帯鋸刃等の切断工具
とその駆動機構(いずれも図示せず)と、その切断工具
に切込み送りを与えるための切込み用シリンダ3aおよ
び案内柱3bからなる切込み機構が設けられており、切
断工具は、図中Cで示す鉛直の切断面に沿って切込み送
りが与えられる。また、ベッド3上には、切断すべき材
料Wを挟持固定するための主バイス機構の2つのジョー
の一方である移動バイスジョー5が支承されている。主
バイス機構の他方のジョーである固定バイスジョー4
は、基台1に固定された支持体10の前部に固着されて
おり、移動バイスジョー5は、ベッド3に設けられたバ
イスシリンダ5a(図1,図2において図示せず、後述
の図3参照)の駆動によって、ベッド3上を固定バイス
ジョー4に対して接近・離隔する方向、すなわち左右方
向に変位する。
【0014】ベッド3に隣接して、その送材方向(Y方
向)後方に、後述する送材装置の駆動ローラ8を支承し
たサドル7が設けられている。このサドル7は、基台1
上において送材方向に沿って伸びるリニアガイド11に
摺動自在に支承されており、以下に示すように、油圧シ
リンダ6の駆動によって、ベッド3の旋回と同時に送材
方向に前後動する。
【0015】すなわち、油圧シリンダ6は、そのシリン
ダ本体60がブラケット12を介してサドル7の一側面
に固着されており、この油圧シリンダ6はロッド側フラ
ンジ型のシリンダで、そのピストンロッド61は水平面
上で送材方向に直交するX方向、すなわち左右方向に出
入する。サドル7の送材方向前方側の端面部には、直線
案内機構13が装着されており、前記した油圧シリンダ
6のピストンロッド61の先端には、その直線案内機構
13に沿って摺動自在の摺動部材14が固着されてい
る。この摺動部材14にはまた、鉛直ピン15を中心と
して回動自在の連結部材16が支承されており、その連
結部材16はベッド3に固着されている。鉛直ピン15
は、ベッド3の一方の旋回端である、図1に示す直角切
りの状態においても、旋回中心である鉛直軸2よりも送
材方向(Y方向)後方所定距離だけ離れた位置にあり、
テーブル3の旋回範囲内で鉛直軸よりも常にY方向後方
に位置する。サドル7は、機構上許される限り切断面C
に接近して配置されている。
【0016】基台1には、サドル7の後方に、回動自在
の搬入用フリーローラ17が配設され、また、前方に
は、切断後の材料を送材方向前方へと搬送するための前
バイス18が配置されている。この前バイス18は、挟
持用シリンダ18aおよび前後動用シリンダ18b(い
ずれも図1,図2において図示せず、図3参照)を備
え、前後動用シリンダ18bの駆動によって切断面Cの
近傍とその前方所定位置との間を往復移動可能で、切断
後の材料を挟持した状態で送材方向前方に移動すること
によって、その材料を機外に搬出することができる。更
に、搬入用フリーローラ17とサドル7との間には、リ
ニアガイド11に沿って摺動自在で、サドル7に所定長
さの遊動棒19a,19bで連結された中間ローラ19
が配置されているとともに、搬入用フリーローラ17の
更に送材方向後方には、切断すべき材料を機外から供給
するための搬入用電動ローラ20が配置されている。な
お、図において24は搬出用フリーローラであり、前記
した前バイス18はこの搬出用フリーローラ24を下か
ら抱き込むように配置され、その下方に送材方向に沿っ
て設けられた直線ガイド(図示せず)上を摺動するよう
になっている。
【0017】以上のような構成により、図1に示す状態
から油圧シリンダ6を駆動して摺動部材14を右行させ
ると、ベッド3には鉛直ピン15および連結部材16を
介して鉛直軸2を中心とした時計回りの旋回力が作用す
ると同時に、サドル7がベッド3の旋回に押されてリニ
アガイド11に沿ってY方向後方に移動し、図2に示す
角度切りの状態となる。また、その図2の状態から摺動
部材14を左行させると、上記とは逆の動作によりベッ
ド3には反時計回りの旋回力が作用すると同時に、サド
ル7はベッド3の旋回に引っ張られてY方向に前進す
る。ここで、サドル7はベッド3に対して鉛直ピン15
を介して連結されているため、サドル7の移動量はベッ
ド3の旋回量によって一義的に決まり、更に、サドル7
は機構上許される限り切断面Cに接近して配置されてい
るため、サドル7はベッド3の任意の旋回角度において
常に可能な限り切断面Cに接近した位置にまで自動的に
前後動することになる。
【0018】さて、サドル7上には、モータ8b(図
1,図2において図示せず、図3参照)の駆動によって
鉛直の軸を中心として回転が与えられる駆動ローラ8
が、送材方向に直交する方向(X方向)、すなわち左右
方向に摺動自在に支承されている。そしてこの駆動ロー
ラ8は、油圧シリンダ8a(図1,図2において図示せ
ず、図3参照)の駆動によって上記X方向に変位する。
基台1に固定された前記した支持体10には、この駆動
ローラ8に対向して、それぞれが鉛直の軸を中心として
回動自在の多数の従動ローラ9・・9が送材方向に沿って
配設されている。この各従動ローラ9・・9の配設範囲は
サドル7の送材方向への移動範囲に対応しており、サド
ル7の前後動により駆動ローラ8が送材方向に移動して
も、その移動範囲内のいずれの位置においてもいずれか
の従動ローラ9・・9が駆動ローラ8に対向するようにな
っている。このような構成により、サドル7の任意の位
置において、油圧シリンダ8aを駆動して駆動ローラ8
を右行させることによって、この駆動ローラ8と従動ロ
ーラ9・・9間で材料を挟持することができ、この状態で
モータ8bを駆動することによって、その材料をモータ
8bの回転方向に応じた向きに送材することができる。
【0019】ここで、駆動ローラ8の回転駆動による材
料の送材距離は、例えば駆動ローラ8に近接配置され、
材料の側面に接触して連れ回りするディスクと、そのデ
ィスクの回転に応じてパルス信号を発生するロータリエ
ンコーダ等からなる公知の測長手段21(図1,図2に
おいて図示せず、図3参照)によって知ることができ
る。この測長手段は、例えば駆動ローラ8の近傍に配置
される。また、支持体10には、サドル7の前進端(直
角切り状態)における駆動ローラ8の中心よりも送材方
向に僅かに前方の位置に、材料の先端を検出するための
センサ22が設けられている。
【0020】以上の各アクチュエータ、つまり切込み用
シリンダ3a、移動バイスジョー5を駆動するバイスシ
リンダ5a、ベッド3の旋回およびサドル7の前後動用
の油圧シリンダ6、駆動ローラ8を左右に変位させる挟
持用の油圧シリンダ8a、駆動ローラ8を回転させるモ
ータ8b、搬入用電動ローラ20、前バイス18の挟持
用シリンダ18aおよび前後動用シリンダ18b等は、
図3に本発明実施例の回路構成例をブロック図で示すよ
うに、マイクロコンピュータを主体とする制御回路30
からの指令により動作する油圧回路31並びにドライバ
32によって駆動制御されるが、これらの各アクチュエ
ータは、切断すべき材料の長さに応じて以下に示すよう
な手順で駆動される。また、制御回路30には、切断長
等を設定するためのキーボード34が接続されていると
ともに、前記した測長手段21および材料検知用のセン
サ22の出力が採り込まれている。
【0021】図4は、制御回路30内のマイクロコンピ
ュータに書き込まれたプログラムの要部を示すフローチ
ャートで、直角切りを行う場合の例を示している。ま
ず、図1に示すような、ベッド3が直角切りの設定状態
において、搬入用電動ローラ20を駆動して材料の搬入
を開始する(ST1)。このとき、材料の長さが、搬入
用電動ローラ20とセンサ22間の距離A(図1参照)
よりも長い場合には、材料の先端はやがてセンサ22の
配設位置にまで到達し、その時点でセンサ22から出力
が発生することになり、その出力の発生によって搬入用
電動ローラ20を停止する(ST2,ST3)。これに
より、材料はその先端面がセンサ22の配設位置と一致
するように位置決めされることになる。この場合、以
後、図1に示す状態から駆動ローラ8を右行させて従動
ローラ9・・9との間で材料を挟持した後、駆動ローラ8
を回転させることによって材料を送材するとともに、測
長手段21の出力によりその送材距離を決定するとい
う、通常の送材動作を実行する(ST4,ST5,ST
6)。その状態で後述するST13以下へと進み、材料
Wの切断と、前バイス18による切断片の機外への搬出
動作を実行する。
【0022】一方、材料の長さが前記したAよりも短い
場合には、搬入用電動ローラ20を所定時間以上駆動し
ても材料の先端がセンサ22の配設位置にまで到達せ
ず、従ってセンサ22の出力は発生しないことになり、
この場合、搬入用電動ローラ20を停止し(ST7,S
T8)、ST9以下の短材送材動作へと進む。
【0023】すなわち、まず油圧シリンダ6を駆動し
て、ベッド3を旋回させると同時にサドル7を後退させ
る(ST9)。次に、駆動ローラ8を右行させて従動ロ
ーラ9・・9との間で材料Wを挟持する(ST10)。こ
の状態を図5(A)に示す。その後、駆動ローラ8を回
転させない状態で、油圧シリンダ6を駆動してベッド3
を戻すと同時にサドル7を前進させる(ST11)。こ
れにより、図5(B)に示すように、材料Wは駆動ロー
ラ8と従動ローラ9・・9間で挟持されたまま、従動ロー
ラ9・・9に沿って前進する。その後、図5(B)の状態
から、必要な切断長を得るべく駆動ローラ8を正・逆い
ずれかに回転させることによって、切断面Cに対する材
料Wの先端の位置決め、すなわち定寸動作を行う(ST
12)。なお、この場合、サドル7の前進端における材
料Wの先端位置は、サドル7の前進動作時において、材
料Wの先端がセンサ22を通過した時点で発生するセン
サ22の出力と、その時点におけるサドル7の位置もし
くは油圧シリンダ6のピストン位置(エンコーダ付きの
油圧シリンダを用いればよい)から知ることができるか
ら、そのサドル7による送材後の材料Wの先端位置と測
長手段21からの出力により、材料の定寸を行うことが
可能である。
【0024】その状態で、移動バイスジョー5を右行さ
せて固定バイスジョー4との間で材料Wを挟持し(ST
13)、切込み用シリンダ3aを駆動して材料Wを切断
する(ST14)。その後、前バイス18を後退、すな
わち切断面Cに近接させ、切断後の材料を挟持し(ST
15)、その状態で前バイス18を前進させることによ
ってその切断された材料を機外へ搬出する(ST1
6)。
【0025】以上の動作によると、材料を自動的に送材
・切断・搬出するために必要な材料の最低長さは、図5
(B)にBで示す、最前進状態の駆動ローラ8と前バイ
ス18の後退端間の距離と、図5(A)にCで示す、最
後退状態の駆動ローラ8と搬入用電動ローラ20間の距
離のいずれか長い方となり、図7に示した従来の角度切
り機能付きの切断機の最短長Lに比して大幅に短くなる
とともに、本発明の構造においてサドル7の前後動によ
る送材動作を行わない場合の最短長Aに比しても短くな
る。
【0026】以上の例は直角切りの場合を示したが、角
度切りの場合は、ST11におけるサドル7の前進量を
規制すればよい。なお、以上の実施例では、サドル7の
前後動用のアクチュエータとテーブル3の旋回用のアク
チュエータを1本の油圧シリンダ6によって兼用させた
例を示したが、本発明はこれに限定されることなく、そ
れぞれに個別の油圧シリンダを設けてもよい。また、こ
のような油圧シリンダは、電動ネジ等の他のアクチュエ
ータに代え得ることは勿論である。
【0027】また、上記した実施例では、材料の先端を
検出するセンサ22を設け、その出力を用いて、材料が
ある一定の長さ以上あるか否かを判別し、未満のときに
自動的にサドル7の前後動を加えた短材用の送材動作を
実行するよう構成したが、本発明はこれに限らず、切断
すべき材料の長さを、例えば制御回路30に入力された
材料長に基づいて判別し、所定長さ未満のときに限りサ
ドル7の前後動を加えた送材動作を行うように構成して
もよい。また、このような短材用の一連の送材動作を、
操作者の判断に基づく指令を与えることで実行するよう
に構成してもよく、更には、このような短材用の送材動
作を制御回路30によってシーケンシャルに行うことな
く、操作者が個々のアクチュエータを個別に順次駆動さ
せることによって行うように構成してもよい。
【0028】更に、本発明は、帯鋸盤以外の丸鋸盤等の
他の切断機にも同様に適用し得ることは言うまでもな
い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基台上で鉛直軸を中心として旋回自在のベッド上に、切
断工具とその切込み機構、並びに基台に設けられた固定
バイスジョーに対して接近・離隔自在の移動バイスジョ
ーを支持した構成のもとに、ベッドの旋回角度に応じた
角度で材料を切断し得る、いわゆる角度切り機能付きの
切断機において、ベッドに対して送材方向後方に、アク
チュエータの駆動により基台に対して送材方向前後に摺
動変位されるサドルを設け、そのサドルには、送材方向
に直交する方向に変位が与えられ、かつ、モータの駆動
により鉛直の軸を中心として回転が与えられる駆動ロー
ラを配設するとともに、基台に載置された支持体には、
それぞれ鉛直の軸を中心として回動自在の複数の従動ロ
ーラを、送材方向に沿い、かつ、駆動ローラに対向した
位置に設けた構成を採用しているから、ある程度以上に
短い材料の送材に際して、サドルを後退させて駆動ロー
ラと従動ローラ間で材料を挟んだ後、駆動ローラを回転
させることなくサドルを前進させることによって材料を
前進させることが可能となり、この動作と駆動ローラの
回転による本来の送材動作とを適宜に行うことによっ
て、作業者の人手によることなく自動で送材・切断・搬
出するのに必要な材料の最低長さが、従来の角度切り機
能付きの切断機に比して大幅に短くなる。また、テーブ
ルの旋回時における干渉を防止するために、角度切り時
において単に駆動ローラ並びに従動ローラを退避させる
ようにした切断機に比しても、前記した自動で送材・切
断・搬出するのに必要な材料の最低長さを短縮すること
ができる。
【0030】また、以上のようなサドルの前後動による
送材動作を、材料の長さを判別して自動的に行うように
すると、全自動運転に際しても短い材料の送材・切断・
搬出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の要部構成を示す平面図で、直角
切りを行う場合のセッティング状態を示す図
【図2】同じく本発明実施例の要部構成を示す平面図
で、角度(斜め)切りを行う場合のセッティング状態を
示す図
【図3】本発明実施例の回路構成を示すブロック図
【図4】その制御回路30のコンピュータに書き込まれ
たプログラムの要部を示すフローチャート
【図5】本発明実施例の動作説明図
【図6】旋回用のベッド上に固定ジョーと移動ジョーを
搭載した従来の角度切り機能付きの切断機の要部構成を
示す平面図
【図7】主バイスの固定ジョーを基台に固定した従来の
角度切り機能付きの切断機の要部構成を示す平面図
【符号の説明】
1 基台 2 鉛直軸 3 ベッド 3a 切込み用シリンダ 3b 案内柱 4 固定バイスジョー 5 移動バイスジョー 6 油圧シリンダ 7 サドル 8 駆動ローラ 9・・9 従動ローラ 10 支持体 11 リニアガイド 15 鉛直ピン 16 連結部材 18 前バイス 20 搬入用電動ローラ 21 測長手段 22 センサ 30 制御回路 31 油圧回路 32 ドライバ C 切断面 W 材料

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上に鉛直軸を中心として旋回自在に
    ベッドを支持し、そのベッドには、鉛直の切断面に沿っ
    て切込み送りが与えられる切断工具およびその切込み送
    り機構と、上記基台に設けられた固定バイスジョーに対
    して接近・離隔自在の移動バイスジョーを支持した構成
    を有し、上記ベッドの旋回角度に応じた角度で材料を切
    断する切断機において、上記ベッドに対して送材方向後
    方に、前後動用アクチュエータの駆動により上記基台に
    対して送材方向前後に摺動変位するサドルが設けられ、
    そのサドルには、挟持用アクチュエータの駆動により送
    材方向に直交する方向に変位し、かつ、回転用モータの
    駆動により鉛直の軸を中心として回転する駆動ローラが
    配設されているとともに、上記基台には、それぞれ鉛直
    の軸を中心として回動自在の複数の従動ローラが、送材
    方向に沿い、かつ、上記駆動ローラに対向した位置に設
    けられていることを特徴とする、角度切り機能付き切断
    機。
  2. 【請求項2】 上記サドルの前後動用アクチュエータ、
    上記駆動ローラの挟持用アクチュエータおよび回転用モ
    ータを制御する制御手段を有し、この制御手段は、サド
    ルを送材方向後方に移動させた位置で、駆動ローラを従
    動ローラ側に移動させて材料をこれら両ローラで挟持し
    た後、駆動ローラの回転を止めたままサドルを送材方向
    前方に移動させることにより、上記両ローラ間に挟持さ
    れた材料を送材するよう、上記各アクチュエータおよび
    モータを制御することを特徴とする、請求項1に記載の
    角度切り機能付き切断機。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、切断すべき材料の長さ
    を判別する判別手段を含み、その判別結果に基づき、材
    料の長さが所定長さ以下である場合に限り、上記各アク
    チュエータおよびモータの制御による送材動作を実行す
    るよう構成されていることを特徴とする、請求項2に記
    載の角度切り機能付き切断機。
JP2656494A 1994-02-24 1994-02-24 角度切り機能付き切断機 Pending JPH07237032A (ja)

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