JPH07237178A - フィルムカッター - Google Patents

フィルムカッター

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JPH07237178A
JPH07237178A JP3113294A JP3113294A JPH07237178A JP H07237178 A JPH07237178 A JP H07237178A JP 3113294 A JP3113294 A JP 3113294A JP 3113294 A JP3113294 A JP 3113294A JP H07237178 A JPH07237178 A JP H07237178A
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groove
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Takashi Nakayama
隆志 中山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】溝部を介在させた第1および第2被着面に前記
溝部を跨いで貼着されるフィルムを、被着面の外傷防止
および作業員の安全確保を図りつつ、溝部に対応する部
分で切断し得るようにしたフィルムカッターを提供す
る。 【構成】両被着面10a,11aに貼着されたフィルム
15に溝部18を跨いで対向する対向面21aを有する
把持体21に、少なくとも刃先22aを前記対向面21
aから突出させた刃体22が固定され、溝部18に挿入
可能として把持体21に連設されるガイド23で、前記
刃体22の対向面21aからの突出部が両側から覆わ
れ、把持体21の対向面21aおよびガイド23間に
は、フィルム15を前記刃先22aに案内する案内溝3
1が、前記刃先22aを一端側に臨ませるとともに他端
を前記溝部18の長手方向一側に向けて開放して形成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溝部を介在させた第1
および第2被着面に前記溝部を跨いで貼着されるフィル
ムを、前記溝部に対応する部分で切断するためのフィル
ムカッターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工場から出荷される新品の自動車
を長期間屋外で保管する際に、太陽光線、塩類あるいは
雨(酸性雨)等に晒されることにより車体外板の塗装面
に生じる変色、染みおよび小さな傷等の発生を防止する
ために、ポリエチレン等の合成樹脂から成るフィルムを
車体表面に貼着することが行われている(たとえば特開
平5−237935号公報参照)。而してボンネットお
よびフロントフェンダー間、あるいはトランクリッドお
よびリヤフェンダー間にわたってフィルムを貼着したと
きには、ボンネットあるいはトランクリッドの開閉操作
を可能とするために、ボンネットおよびフロントフェン
ダー間、あるいはトランクリッドおよびリヤフェンダー
間でフィルムを切断しておく必要があり、従来、そのよ
うな切断時にはカッターナイフ等を用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ようにカッターナイフを用いると、フィルムの切断時に
フイルムが貼着されている被着面すなわち塗装面を傷付
けるおそれがあり、また作業員がカッターナイフの刃で
負傷するおそれもある。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、被着面の外傷防止および作業員の安全確保を
図りつつ、溝部に対応する部分でフィルムを切断し得る
ようにしたフィルムカッターを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、溝部を介在させた第1およ
び第2被着面に前記溝部を跨いで貼着されるフィルム
を、前記溝部に対応する部分で切断するためのフィルム
カッターであって、両被着面に貼着されたフィルムに溝
部を跨いで対向する対向面を有する把持体と、少なくと
も刃先を前記対向面から突出させて把持体に固定される
刃体と、溝部に挿入可能として把持体に連設されるとと
もに前記刃体の対向面からの突出部を両側から覆うガイ
ドとを備え、把持体の対向面およびガイド間には、フィ
ルムを前記刃先に案内する案内溝が、前記刃体の刃先を
一端側に臨ませるとともに他端を前記溝部の長手方向一
側に向けて開放して形成されることを特徴とする。
【0006】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、全周縁に設けられた
刃先のいずれの部分をも案内溝の一端に臨ませることを
可能として把持体に回動可能に支承された円盤状の刃体
の中心部が、ねじ部材で把持体に締着される。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0008】図1ないし図7は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1はフィルム貼着状態での車体の平面
図、図2はフィルム貼着状態での車体の側面図、図3は
使用状態でのフィルムカッターの縦断面図、図4は図3
の4−4線断面図、図5はフィルムカッターの正面図、
図6は図5の6矢視側面図、図7はフィルムカッターの
分解斜視図である。
【0009】先ず図1および図2において、車両製造工
場で組立られた塗装完了後の車体Vの上面、すなわちボ
ンネット10および左、右のフロントフェンダ11,1
1の上部、ルーフ12、ならびにトランクリッド13お
よび左、右のリヤフェンダ14,14の上部には、ポリ
エチレン等の合成樹脂から成るフィルム15がそれぞれ
貼着される。
【0010】図3および図4で示すように、閉鎖状態に
あるボンネット10の外面すなわち塗装が施された状態
に在る第1被着面10aと、フロントフェンダ11の上
部外面すなわち塗装が施された状態に在る第2被着面1
1aとの間には溝部18が在り、フィルム15は、ボン
ネット10の閉鎖状態で溝部18を跨いで第1および第
2被着面10a,11aに貼着されるものである。而し
てボンネット10の開閉操作を可能とするために、該ボ
ンネット10および両フロントフェンダ11,11間す
なわち溝部18に対応する部分でフィルム15を切断す
る必要があり、その切断にあたって、本発明に従うフィ
ルムカッタ20が用いられる。
【0011】図5、図6および図7を併せて参照して、
フィルムカッタ20は、両被着面10a,11aに貼着
されたフィルム15に溝部18を跨いで対向する対向面
21aを有する把持体21と、刃先22aの一部を前記
対向面21aから突出させて把持体21に固定される刃
体22と、溝部18に挿入可能として把持体21に連設
されるとともに前記刃体22の前記対向面21aからの
突出部を両側から覆うガイド23とを備える。
【0012】把持体21は、合成樹脂から成る支持板2
4と、外形形状を支持板24と同形として支持板24に
重合される合成樹脂製のカバー板25とが相互に結合さ
れて成るものであり、フィルム15の切断作業を行なう
作業員が把持し得る程度の略正方形状に形成される。す
なわち複数たとえば4つのねじ部材26…が、カバー板
25側から該カバー板25および支持板24に挿通さ
れ、支持板24側に設けられるナット27…(図3参
照)が各ねじ部材26…の先端部に螺合される。
【0013】刃体22は、その全外周縁に刃先22aを
有して円盤状に形成されるものであり、支持板24のカ
バー板25側の面には、刃体22をその中心軸線のまわ
りに回動可能に収容する収容凹部29が設けられる。し
かも該収容凹部29の内側面は、180度を超えて36
0度以下の角度である中心角範囲にわたる円弧状として
刃体22の外周縁に対向するものであり、円盤状である
刃体22の一部を対向面21aから突出させるために、
該対向面21aの一部を形成する支持板24の一側面に
収容凹部29が開口せしめられる。また収容凹部29の
略中央部には、支持板24の前記一側面に開口する四角
形状の嵌合凹部30が設けられる。
【0014】ガイド23は、上記嵌合凹部30の収容凹
部29からの深さにほぼ対応する板厚を有して該嵌合凹
部30に嵌合される四角形状の嵌合板部23aと、支持
板24のカバー板25への対向面からの嵌合凹部30の
深さにほぼ対応する板厚を有して前記嵌合板部23aに
一体に連設されるとともに把持体21の対向面21aか
ら突出するカバー部23bと、嵌合板部23aと直交す
るように延びてカバー部23bに一体に連設される腕部
23cとを有して、合成樹脂により略L字状に形成され
る。しかもカバー部23bおよび腕部23cの板厚は、
溝部18に挿入し得る程度に設定されている。
【0015】ところで、ガイド23の嵌合板部23aに
は、刃体22の中心部を貫通する円筒状の支軸33の一
端が固着されており、支軸33の他端には、前記嵌合板
部23aとの間に刃体22を回動可能に保持する大径円
筒部33aが一体に設けられる。すなわち刃体22は、
その中心軸線まわりの回動を可能としてガイド23に保
持されることになる。しかもガイド23におけるカバー
部23bおよび腕部23cには、把持体21の対向面2
1aからの刃体22の突出部を覆うべく、該刃体22の
一部を摺動自在に嵌合させる摺動溝32が設けられる。
【0016】前記支軸33にはねじ孔35がその全長に
わたって設けられており、支軸33の一端を臨ませる挿
通孔36が支持板24に設けられる。而して挿通孔36
に挿通されるねじ部材37がねじ孔35に螺合されて締
付けられることにより、ガイド23が把持体21に固定
されるとともに、刃体22が把持体21に固定されるこ
とになり、ねじ部材37を緩めた状態では、刃体22が
その中心軸線まわりに回動可能として把持体21に支承
されることになる。しかもカバー板25の中央部には、
収容凹部29に収容されている刃体22の一部ならびに
支軸33の大径円筒部33aを臨ませた円形の窓39が
設けられる。
【0017】ガイド23を把持体21に固定した状態
で、ガイド23の腕部23cと把持体21の対向面21
aとの間には、フィルム15を刃体22の刃先22aに
案内する案内溝31が、刃体22の刃先22aを一端側
に臨ませるとともに他端を開放して形成され、前記腕部
23cの先端には、フィルム15を案内溝31に円滑に
案内するための傾斜面38が設けられる。
【0018】次にこの実施例の作用について説明する
と、ボンネット10の閉鎖状態で溝部18を跨いで第1
および第2被着面10a,11aに貼着されるフィルム
15を、ボンネット10および両フロントフェンダ1
1,11間すなわち溝部18に対応する部分で切断して
ボンネット10の開閉操作を可能とするにあたっては、
フィルムカッター20における把持体21を把持した状
態で、ガイド23のカバー部23bおよび腕部23cを
溝部18に挿入し、案内溝31内にフィルム15が位置
するようにして、把持体21を前記腕部23cの先端側
に向けて移動させる。そうすると、フィルム15は案内
溝31の一端に臨む刃先22aに案内され、フィルム1
5が溝部18に沿って切断されることになり、刃先22
aが被着面10a,11aに当接することはないので、
塗装が施された被着面10a,11aに切断時に外傷が
生じるおそれはない。
【0019】またフィルムカッター20において、把持
体21から突出する刃先22aの一部は、把持体21に
連設されたガイド23のカバー部23bおよび腕部23
cでおおわれるので、フィルムカッター20の取扱いに
あたって、作業員が刃先22aにあたって負傷するおそ
れはなく、安全である。
【0020】さらに、刃体22は、その中心軸線まわり
の回動を可能として把持体21に支承されるものであ
り、ねじ部材37を緩めることにより、該刃体22の全
外周縁に設けられた刃先22aのいずれの部分をも案内
溝31の一端に臨ませることができるので、1個の刃体
22を比較的長期間にわたって使用することが可能とな
り、刃体22の交換作業を極力回避して作業能率向上を
図ることができる。
【0021】しかもガイド23は着脱可能として把持体
21に固定されるものであり、ガイド23を交換するこ
とにより、溝部18の形状が異なる各種部分にフィルム
カッター20を適用することができる。すなわち、ボン
ネット10の閉鎖状態で溝部18を跨いで第1および第
2被着面10a,11aに貼着されるフィルム15を切
断するフィルムカッター20と、トランクリッド13お
よび左、右のリヤフェンダ14,14の上部間でフィル
ム15を切断するフィルムカッター20とで、ガイド2
3を異ならせることができる。
【0022】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0023】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、両被着面に貼着されたフィルムに溝部を跨いで対向
する対向面を有する把持体と、少なくとも刃先を前記対
向面から突出させて把持体に固定される刃体と、溝部に
挿入可能として把持体に連設されるとともに前記刃体の
対向面からの突出部を両側から覆うガイドとを備え、把
持体の対向面およびガイド間には、フィルムを前記刃先
に案内する案内溝が、前記刃体の刃先を一端側に臨ませ
るとともに他端を前記溝部の長手方向一側に向けて開放
して形成されるので、溝部に挿入したガイドで案内する
ことにより、フィルムを溝部に対応する部分で容易に切
断することができ、被着面に外傷を与えることを防止す
ることができるとともに、作業員が負傷することを確実
に防止して安全に使用することができる。
【0024】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、全周縁に設けられた
刃先のいずれの部分をも案内溝の一端に臨ませることを
可能として把持体に回動可能に支承された円盤状の刃体
の中心部が、ねじ部材で把持体に締着されるので、ねじ
部材を緩めた状態で刃体を回動せしめることにより、案
内溝の一端に刃先のいずれの部分をも適宜配置し得るよ
うにして、刃体を比較的長期間にわたって使用すること
ができ、刃体の交換作業を極力回避して作業能率向上に
寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルム貼着状態での車体の平面図である。
【図2】フィルム貼着状態での車体の側面図である。
【図3】使用状態でのフィルムカッターの縦断面図であ
る。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】フィルムカッターの正面図である。
【図6】図5の6矢視側面図である。
【図7】フィルムカッターの分解斜視図である。
【符号の説明】
10a,11a・・・被着面 15・・・フィルム 18・・・溝部 20・・・フィルムカッター 21・・・把持体 21a・・・対向面 22・・・刃体 22a・・・刃先 23・・・ガイド 31・・・案内溝 37・・・ねじ部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溝部(18)を介在させた第1および第
    2被着面(10a,11a)に前記溝部(18)を跨い
    で貼着されるフィルム(15)を、前記溝部(18)に
    対応する部分で切断するためのフィルムカッターであっ
    て、両被着面(10a,11a)に貼着されたフィルム
    (15)に溝部(18)を跨いで対向する対向面(21
    a)を有する把持体(21)と、少なくとも刃先(22
    a)を前記対向面(21a)から突出させて把持体(2
    1)に固定される刃体(22)と、溝部(18)に挿入
    可能として把持体(21)に連設されるとともに前記刃
    体(22)の対向面(21a)からの突出部を両側から
    覆うガイド(23)とを備え、把持体(21)の対向面
    (21a)およびガイド(23)間には、フィルム(1
    5)を前記刃先(22a)に案内する案内溝(31)
    が、前記刃体(22)の刃先(22a)を一端側に臨ま
    せるとともに他端を前記溝部(18)の長手方向一側に
    向けて開放して形成されることを特徴とするフィルムカ
    ッター。
  2. 【請求項2】 全周縁に設けられた刃先(22a)のい
    ずれの部分をも案内溝(31)の一端に臨ませることを
    可能として把持体(21)に回動可能に支承された円盤
    状の刃体(22)の中心部が、ねじ部材(37)で把持
    体(21)に締着されることを特徴とする請求項1記載
    のフィルムカッター。
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