JPH07237193A - 穴あけ装置 - Google Patents
穴あけ装置Info
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- JPH07237193A JPH07237193A JP2702294A JP2702294A JPH07237193A JP H07237193 A JPH07237193 A JP H07237193A JP 2702294 A JP2702294 A JP 2702294A JP 2702294 A JP2702294 A JP 2702294A JP H07237193 A JPH07237193 A JP H07237193A
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- Japan
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- cutting edge
- outer peripheral
- tip
- drill
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外周切刃によって切り取られ円形の切断片
を、きわめて容易に取り除くことができるようにする。 【構成】 携帯式の工具本体1に中心ドリルと、その外
周に切刃を備えた環状の外周切刃2とが取付けられ、中
心ドリル4はその先端部に先細り部42が形成され、外
周切刃2が被加工材9の切断を完了する位置で、被加工
材9の加工穴の内壁の少なくとも一部が中心ドリル4の
先細り部42に対向するように設定され、また外周切刃
2の外周部を覆うフード5が形成され、その内部空間1
0に連通するようにエアダクト6が取付けられて空気排
出手段7が設けられるとともに、先端部には集塵手段8
が接続されている。
を、きわめて容易に取り除くことができるようにする。 【構成】 携帯式の工具本体1に中心ドリルと、その外
周に切刃を備えた環状の外周切刃2とが取付けられ、中
心ドリル4はその先端部に先細り部42が形成され、外
周切刃2が被加工材9の切断を完了する位置で、被加工
材9の加工穴の内壁の少なくとも一部が中心ドリル4の
先細り部42に対向するように設定され、また外周切刃
2の外周部を覆うフード5が形成され、その内部空間1
0に連通するようにエアダクト6が取付けられて空気排
出手段7が設けられるとともに、先端部には集塵手段8
が接続されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラスチック製の板
材などに穴あけ加工する穴あけ装置に関するものであ
る。
材などに穴あけ加工する穴あけ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、FRP製の船体などに電線などを
貫通させるための穴を加工する装置として、例えば図7
および図8に示すような中心穴と外周穴とを同時に加工
する装置が知られている。これは中心ドリル49と、こ
の中心ドリル49と同心に配置されて中心ドリル49の
外周に筒状に形成された外周切刃本体28とを備え、こ
の外周切刃本体28の先端部に切刃29が周方向に2個
所取付けられてなるものである。この切刃29の設置数
は4個のものもある。そして、この中心ドリル49の先
端部は外周切刃29の先端部より前方に突出して配置さ
れ、中心ドリル49によって被加工材に中心穴を形成す
るとともに、外周切刃29によって中心穴の外周部に所
定の大きさの穴を形成するようにしている。この中心ド
リル49は基端部から先端部まで均一太さに形成されて
いるが、わずかな寸法の最先端部のみは被加工材に対す
る食い付きのために尖がらせている。
貫通させるための穴を加工する装置として、例えば図7
および図8に示すような中心穴と外周穴とを同時に加工
する装置が知られている。これは中心ドリル49と、こ
の中心ドリル49と同心に配置されて中心ドリル49の
外周に筒状に形成された外周切刃本体28とを備え、こ
の外周切刃本体28の先端部に切刃29が周方向に2個
所取付けられてなるものである。この切刃29の設置数
は4個のものもある。そして、この中心ドリル49の先
端部は外周切刃29の先端部より前方に突出して配置さ
れ、中心ドリル49によって被加工材に中心穴を形成す
るとともに、外周切刃29によって中心穴の外周部に所
定の大きさの穴を形成するようにしている。この中心ド
リル49は基端部から先端部まで均一太さに形成されて
いるが、わずかな寸法の最先端部のみは被加工材に対す
る食い付きのために尖がらせている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成では、外周切
刃29によって被加工材に所定の大きさの穴が形成され
るが、外周切刃29によって切断された穴部分の円形の
切断片は外周切刃本体28の内側に押込まれることにな
り、この押込まれた切断片を取り除くのに非常に手間が
かかっていた。また中心ドリル49や外周切刃29によ
る被加工材の切削により生じた粉状の切屑が周囲に飛散
して作業環境を悪化させるという問題もある。
刃29によって被加工材に所定の大きさの穴が形成され
るが、外周切刃29によって切断された穴部分の円形の
切断片は外周切刃本体28の内側に押込まれることにな
り、この押込まれた切断片を取り除くのに非常に手間が
かかっていた。また中心ドリル49や外周切刃29によ
る被加工材の切削により生じた粉状の切屑が周囲に飛散
して作業環境を悪化させるという問題もある。
【0004】この発明は、このような従来の欠点を解消
するためになされたものであり、外周切刃によって切り
取られて外周切刃内に押込まれた穴部分の円形の切断片
を、きわめて容易に取り除くことができる穴あけ装置を
提供することを目的とするものである。
するためになされたものであり、外周切刃によって切り
取られて外周切刃内に押込まれた穴部分の円形の切断片
を、きわめて容易に取り除くことができる穴あけ装置を
提供することを目的とするものである。
【0005】この発明の他の目的は、中心ドリルや外周
切刃による被加工材の切削により生じた粉状の切屑によ
って作業環境が悪化されることのない穴あけ装置を提供
することを目的とするものである。
切刃による被加工材の切削により生じた粉状の切屑によ
って作業環境が悪化されることのない穴あけ装置を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、中心ドリル
と、この中心ドリルと同心に配置されて中心ドリルの外
周に切刃を備えた環状の外周切刃とを有し、かつ中心ド
リルの先端部が外周切刃の先端部より前方に突出して配
置されてなる穴あけ装置において、上記中心ドリルはそ
の先端部に先細り部が形成され、上記外周切刃が被加工
材の切断を完了する位置で、被加工材の加工穴の内壁の
少なくとも一部が中心ドリルの先細り部に対向するよう
に設定されているものである。
と、この中心ドリルと同心に配置されて中心ドリルの外
周に切刃を備えた環状の外周切刃とを有し、かつ中心ド
リルの先端部が外周切刃の先端部より前方に突出して配
置されてなる穴あけ装置において、上記中心ドリルはそ
の先端部に先細り部が形成され、上記外周切刃が被加工
材の切断を完了する位置で、被加工材の加工穴の内壁の
少なくとも一部が中心ドリルの先細り部に対向するよう
に設定されているものである。
【0007】また中心ドリルを先細りに形成する代わり
に、外周切刃の内径が先端側ほど徐々に大きくなるよう
に形成してもよく、さらに中心ドリルと外周切刃との両
方を先細りに形成してもよい。
に、外周切刃の内径が先端側ほど徐々に大きくなるよう
に形成してもよく、さらに中心ドリルと外周切刃との両
方を先細りに形成してもよい。
【0008】また上記中心ドリルは、その基端部が外周
切刃の基端部に対して着脱可能に取付けられるようにし
てもよい。
切刃の基端部に対して着脱可能に取付けられるようにし
てもよい。
【0009】また駆動モータを具備する携帯式工具本体
に、上記中心ドリルと外周切刃とが一体に回転するよう
に取付けてもよく、さらに上記工具本体には、フード
と、このフード内の空気を排出するエアダクトとが取付
けられ、このフードは外周切刃の外周部を覆うととも
に、その先端部は被加工材の表面に当接してその内部に
密閉空間を形成するとともに外周切刃の被加工材への切
り込みに応じて押されることにより縮むように構成さ
れ、この密閉空間にはエアダクトが接続され、このエア
ダクトには空気排出手段が設けられた構成としてもよ
い。このエアダクトには集塵手段を取付けることが好ま
しく、また上記フードは可撓性のシートで形成された円
筒体とこれに沿う形状のコイルスプリングとから形成す
ればよい。
に、上記中心ドリルと外周切刃とが一体に回転するよう
に取付けてもよく、さらに上記工具本体には、フード
と、このフード内の空気を排出するエアダクトとが取付
けられ、このフードは外周切刃の外周部を覆うととも
に、その先端部は被加工材の表面に当接してその内部に
密閉空間を形成するとともに外周切刃の被加工材への切
り込みに応じて押されることにより縮むように構成さ
れ、この密閉空間にはエアダクトが接続され、このエア
ダクトには空気排出手段が設けられた構成としてもよ
い。このエアダクトには集塵手段を取付けることが好ま
しく、また上記フードは可撓性のシートで形成された円
筒体とこれに沿う形状のコイルスプリングとから形成す
ればよい。
【0010】
【作用】上記構成では、中心ドリルはその先端部に先細
り部が形成され、外周切刃が被加工材の切断を完了する
位置で、被加工材の加工穴の内壁の少なくとも一部が中
心ドリルの先細り部に対向するように設定され、あるい
は外周切刃の内径が先端側ほど徐々に大きくなるように
形成されているために、穴加工の終了後の中心ドリルお
よび外周切刃の回転により切断片に軸方向の力が作用し
て自動的に切断片を外周切刃内から押出すことができ、
切断片の排出を極めて容易に行なうことができる。
り部が形成され、外周切刃が被加工材の切断を完了する
位置で、被加工材の加工穴の内壁の少なくとも一部が中
心ドリルの先細り部に対向するように設定され、あるい
は外周切刃の内径が先端側ほど徐々に大きくなるように
形成されているために、穴加工の終了後の中心ドリルお
よび外周切刃の回転により切断片に軸方向の力が作用し
て自動的に切断片を外周切刃内から押出すことができ、
切断片の排出を極めて容易に行なうことができる。
【0011】また外周切刃の外周部にフードを設けてそ
の内部空間の空気をエアダクトにより排出するようにし
た場合には、加工により生じた切屑を周囲に飛散させる
ことがなく、作業環境を清浄に保つことができる。
の内部空間の空気をエアダクトにより排出するようにし
た場合には、加工により生じた切屑を周囲に飛散させる
ことがなく、作業環境を清浄に保つことができる。
【0012】
【実施例】図1および図2において、携帯式の工具本体
1は上端部に握り部が形成されるとともに図示しない圧
縮空気の供給用ホースが接続され、また本体1内には圧
縮空気により駆動されるモータ11および工具取付け用
のチャック12が具備されている。また本体1の先端部
のチャック12には外周切刃2の基端部20が取付けら
れ、この外周切刃2の中心部には外周切刃2と同心に中
心ドリル4が配置されている。また工具本体1には筒状
の取付け部材50がホースバンド53によって取付けら
れ、この取付け部材50に対して可撓性のシートからな
る円筒体51の上端部がホースバンド53によって取付
けられ、この円筒体51の内面にはそれに沿う形状のコ
イルスプリング52が取付けられ、これらによって外周
切刃2の外周部を覆うフード5が形成されている。また
このフード5の内部空間(密閉空間)10に連通するよ
うにエアダクト6が取付けられ、このエアダクト6の先
端部には空気排出手段7が設けられるとともに圧縮空気
を供給するためのエアホース71が接続され、さらに空
気排出手段7の先端部には集塵手段8が接続されてい
る。
1は上端部に握り部が形成されるとともに図示しない圧
縮空気の供給用ホースが接続され、また本体1内には圧
縮空気により駆動されるモータ11および工具取付け用
のチャック12が具備されている。また本体1の先端部
のチャック12には外周切刃2の基端部20が取付けら
れ、この外周切刃2の中心部には外周切刃2と同心に中
心ドリル4が配置されている。また工具本体1には筒状
の取付け部材50がホースバンド53によって取付けら
れ、この取付け部材50に対して可撓性のシートからな
る円筒体51の上端部がホースバンド53によって取付
けられ、この円筒体51の内面にはそれに沿う形状のコ
イルスプリング52が取付けられ、これらによって外周
切刃2の外周部を覆うフード5が形成されている。また
このフード5の内部空間(密閉空間)10に連通するよ
うにエアダクト6が取付けられ、このエアダクト6の先
端部には空気排出手段7が設けられるとともに圧縮空気
を供給するためのエアホース71が接続され、さらに空
気排出手段7の先端部には集塵手段8が接続されてい
る。
【0013】この空気排出手段7は、エアホース71か
ら供給される圧縮空気によって回転してエアダクト6か
らの空気を吸引するファンであってもよく、またエアホ
ース71からの圧縮空気の吹き出しによって減圧状態を
生じさせ、それによってエアダクト6からの空気を吸引
するようにしたものでもよい。また集塵手段8は、空気
排出手段7からの空気を通過させることにより適宜のフ
ィルタで粉塵を補集するようにした集塵袋でもよく、あ
るいは従来公知の集塵機でもよい。
ら供給される圧縮空気によって回転してエアダクト6か
らの空気を吸引するファンであってもよく、またエアホ
ース71からの圧縮空気の吹き出しによって減圧状態を
生じさせ、それによってエアダクト6からの空気を吸引
するようにしたものでもよい。また集塵手段8は、空気
排出手段7からの空気を通過させることにより適宜のフ
ィルタで粉塵を補集するようにした集塵袋でもよく、あ
るいは従来公知の集塵機でもよい。
【0014】上記外周切刃2は、先端部(下端部)が開
口した筒状に形成され、工具本体1に結合される基端部
20は細径に形成され、筒状部21の先端部は鋸状に凹
部23が一定間隔で形成されるとともに、公知の手段に
より表面に粒状のダイヤモンドが付着(電着)されて先
端部に環状の切刃22が形成されている。また上記中心
ドリル4の先端部は外周切刃2の先端部より前方(下
方)に突出して配置されている。上記中心ドリル4は図
3および図4にも示されるように、外周切刃の基端部2
0に結合される基端部40と、均一太さの中間部41
と、その先端部に先細りに形成された先細り部42と、
被加工材に対する食い付きのために尖がらせた最先端部
43とからなっている。この先細り部42の長さLは、
適用される被加工材9の厚さに応じて決められるもので
あり、また傾斜角θは図例の場合は約7°であるが、被
加工材の材質などに応じて3〜20°の範囲内で決定す
ればよく、とりわけ5〜10°の範囲が好ましい。また
最先端部43の長さhは、先細り部42の先端部の半径
と同じ程度に設定すればよい。
口した筒状に形成され、工具本体1に結合される基端部
20は細径に形成され、筒状部21の先端部は鋸状に凹
部23が一定間隔で形成されるとともに、公知の手段に
より表面に粒状のダイヤモンドが付着(電着)されて先
端部に環状の切刃22が形成されている。また上記中心
ドリル4の先端部は外周切刃2の先端部より前方(下
方)に突出して配置されている。上記中心ドリル4は図
3および図4にも示されるように、外周切刃の基端部2
0に結合される基端部40と、均一太さの中間部41
と、その先端部に先細りに形成された先細り部42と、
被加工材に対する食い付きのために尖がらせた最先端部
43とからなっている。この先細り部42の長さLは、
適用される被加工材9の厚さに応じて決められるもので
あり、また傾斜角θは図例の場合は約7°であるが、被
加工材の材質などに応じて3〜20°の範囲内で決定す
ればよく、とりわけ5〜10°の範囲が好ましい。また
最先端部43の長さhは、先細り部42の先端部の半径
と同じ程度に設定すればよい。
【0015】また上記中心ドリル4は、図2に示すよう
に外周切刃2の下側から基端部40を基端部20中に挿
入して止めねじ27で固定することにより着脱可能に取
付けるようにしている。したがって、被加工材の板厚に
応じて中心ドリル4のみを取替えるようにすることがで
きる。
に外周切刃2の下側から基端部40を基端部20中に挿
入して止めねじ27で固定することにより着脱可能に取
付けるようにしている。したがって、被加工材の板厚に
応じて中心ドリル4のみを取替えるようにすることがで
きる。
【0016】図5は外周切刃2の別の実施例を示し、筒
状部24はその外径が一定で内径が先端側ほど徐々に大
きくなるように内周面25が傾斜して形成されている。
その他の構成は上記実施例のものと同様である。この構
成では中心ドリルは従来例のような均一太さのものを使
用してもよい。このように中心ドリル4のみならず、外
周切刃も先細りに形成してもよい。
状部24はその外径が一定で内径が先端側ほど徐々に大
きくなるように内周面25が傾斜して形成されている。
その他の構成は上記実施例のものと同様である。この構
成では中心ドリルは従来例のような均一太さのものを使
用してもよい。このように中心ドリル4のみならず、外
周切刃も先細りに形成してもよい。
【0017】図6は外周切刃のさらに別の実施例を示
し、筒状部26はその内径が一定で外径が先端側ほど徐
々に小さくなるように外周面27が傾斜して形成されて
いる。この構成では、被加工材に形成された穴の内壁を
テーパ面とすることができる。その他の構成は上記実施
例のものと同様である。
し、筒状部26はその内径が一定で外径が先端側ほど徐
々に小さくなるように外周面27が傾斜して形成されて
いる。この構成では、被加工材に形成された穴の内壁を
テーパ面とすることができる。その他の構成は上記実施
例のものと同様である。
【0018】なお、中心ドリル4の軸中心に空気通路を
形成してその通路の先端部を外周切刃2の内側(内部空
間200)に開口させ、この通路を通して外周切刃2の
内側の内部空間200に圧縮空気を供給するように構成
してもよく、このようにするとこの空気による圧力で、
後述する切断片を内側から押圧して抜き出し易くするこ
とができる。
形成してその通路の先端部を外周切刃2の内側(内部空
間200)に開口させ、この通路を通して外周切刃2の
内側の内部空間200に圧縮空気を供給するように構成
してもよく、このようにするとこの空気による圧力で、
後述する切断片を内側から押圧して抜き出し易くするこ
とができる。
【0019】つぎにこの装置の作用を説明する。図1お
よび図2に示すように、作業者が携帯式の工具本体1を
手で持ってFRPの板材からなる被加工材9に対して先
端部の中心ドリル4を押し付ける。これによってフード
5の先端部も被加工材9の表面に圧着され、外周切刃2
の周囲に実質上密集された内部空間10が形成される。
この状態でレバー13を操作して装置を駆動させると、
中心ドリル4と外周切刃2とが同時に回転し、まず中心
ドリル4によって中心穴92の加工が行なわれることに
より中心位置が固定され、中心ドリル4の切り込みにし
たがって外周切刃2の切刃22が被加工材9に当接さ
れ、この切刃22により外周溝91の加工が行なわれ
る。
よび図2に示すように、作業者が携帯式の工具本体1を
手で持ってFRPの板材からなる被加工材9に対して先
端部の中心ドリル4を押し付ける。これによってフード
5の先端部も被加工材9の表面に圧着され、外周切刃2
の周囲に実質上密集された内部空間10が形成される。
この状態でレバー13を操作して装置を駆動させると、
中心ドリル4と外周切刃2とが同時に回転し、まず中心
ドリル4によって中心穴92の加工が行なわれることに
より中心位置が固定され、中心ドリル4の切り込みにし
たがって外周切刃2の切刃22が被加工材9に当接さ
れ、この切刃22により外周溝91の加工が行なわれ
る。
【0020】図1および図2仮想線に示すように、外周
切刃2が被加工材9の切断を完了した状態で、外周切刃
2によって切り離された円形の部分(切断片)90は円
筒部21の内側に嵌入された状態になる。またその状態
(位置)で、被加工材9の中心穴92の内壁の少なくと
も一部が、例えば図4に示すように中心ドリル4の先細
り部42に対向するように先細り部42が寸法設定され
ている。したがって、この状態で外周切刃2および中心
ドリル4を回転し続けると、先細り部42と中心穴92
の内壁との間で軸方向の力が作用して、切断片90が中
心ドリル4の先端部側に押され、自動的に円筒部21の
外側に押出されることになる。なお、被加工材9の加工
穴92の内壁の全体が、中心ドリル4の先細り部42に
対向するように設定してもよい。
切刃2が被加工材9の切断を完了した状態で、外周切刃
2によって切り離された円形の部分(切断片)90は円
筒部21の内側に嵌入された状態になる。またその状態
(位置)で、被加工材9の中心穴92の内壁の少なくと
も一部が、例えば図4に示すように中心ドリル4の先細
り部42に対向するように先細り部42が寸法設定され
ている。したがって、この状態で外周切刃2および中心
ドリル4を回転し続けると、先細り部42と中心穴92
の内壁との間で軸方向の力が作用して、切断片90が中
心ドリル4の先端部側に押され、自動的に円筒部21の
外側に押出されることになる。なお、被加工材9の加工
穴92の内壁の全体が、中心ドリル4の先細り部42に
対向するように設定してもよい。
【0021】なお、図5に示すように外周切刃2の内周
面25を傾斜させたものを用いた場合には、外周切刃の
内周面25によっても切断片90を押出す作用が果たさ
れることになり、したがってその場合には中心ドリルは
均一太さのものを用いることも可能である。また上記の
ように、外周切刃2の内部空間200中に圧縮空気を供
給するようにした場合には、その空気の圧力により切断
片90を押出すことになり、切断片90の排出をより容
易にすることができる。
面25を傾斜させたものを用いた場合には、外周切刃の
内周面25によっても切断片90を押出す作用が果たさ
れることになり、したがってその場合には中心ドリルは
均一太さのものを用いることも可能である。また上記の
ように、外周切刃2の内部空間200中に圧縮空気を供
給するようにした場合には、その空気の圧力により切断
片90を押出すことになり、切断片90の排出をより容
易にすることができる。
【0022】上記のような被加工材9の加工を行なう際
には、その加工にしたがってフード5は被加工材9の表
面から押圧力を受け、コイルスプリング52が圧縮され
ることにより常にフード5の先端部が被加工材9の表面
に当接し、内部空間10が実質上密閉された状態に保た
れる。またエアホース71から空気をファン7に供給す
ることによりファン7を回転させて内部空間10中の空
気をエアダクト6を通して吸引し、集塵手段8に送り込
む。これによって中心ドリル4および外周切刃2によっ
て発生した切屑(粉塵)を含む空気はエアダクト6を通
して排出され、このため粉塵が周囲に飛散するのが防止
される。なお、この空気の吸引により内部空間10は減
圧され、このため内部空間10にはフード5と被加工材
9との間のわずかな隙間から空気が供給されることにな
る。またエアダクト6は設けずに、フード5によって粉
塵の飛散を防止するだけの構成とすることも可能であ
る。
には、その加工にしたがってフード5は被加工材9の表
面から押圧力を受け、コイルスプリング52が圧縮され
ることにより常にフード5の先端部が被加工材9の表面
に当接し、内部空間10が実質上密閉された状態に保た
れる。またエアホース71から空気をファン7に供給す
ることによりファン7を回転させて内部空間10中の空
気をエアダクト6を通して吸引し、集塵手段8に送り込
む。これによって中心ドリル4および外周切刃2によっ
て発生した切屑(粉塵)を含む空気はエアダクト6を通
して排出され、このため粉塵が周囲に飛散するのが防止
される。なお、この空気の吸引により内部空間10は減
圧され、このため内部空間10にはフード5と被加工材
9との間のわずかな隙間から空気が供給されることにな
る。またエアダクト6は設けずに、フード5によって粉
塵の飛散を防止するだけの構成とすることも可能であ
る。
【0023】また外周切刃として上記のような円筒体の
先端部表面に粒状のダイヤモンドを付着(電着)させて
先端部に環状の切刃を形成させた場合には、高速の切削
を行なうのに好ましいが、必ずしもこれに限定されるも
のではなく、図7,8に示すような従来の外周切刃を用
いてもよい。
先端部表面に粒状のダイヤモンドを付着(電着)させて
先端部に環状の切刃を形成させた場合には、高速の切削
を行なうのに好ましいが、必ずしもこれに限定されるも
のではなく、図7,8に示すような従来の外周切刃を用
いてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
中心ドリルはその先端部に先細り部が形成され、外周切
刃が被加工材の切断を完了する位置で、被加工材の加工
穴の内壁の少なくとも一部が中心ドリルの先細り部に対
向するように設定され、あるいは外周切刃の内径が先端
側ほど徐々に大きくなるように形成されているために、
穴加工の終了後の中心ドリルおよび外周切刃の回転によ
り切断片に軸方向の力が作用して自動的に切断片を外周
切刃内から押出すことができ、切断片の排出を極めて容
易に行なうことができる。
中心ドリルはその先端部に先細り部が形成され、外周切
刃が被加工材の切断を完了する位置で、被加工材の加工
穴の内壁の少なくとも一部が中心ドリルの先細り部に対
向するように設定され、あるいは外周切刃の内径が先端
側ほど徐々に大きくなるように形成されているために、
穴加工の終了後の中心ドリルおよび外周切刃の回転によ
り切断片に軸方向の力が作用して自動的に切断片を外周
切刃内から押出すことができ、切断片の排出を極めて容
易に行なうことができる。
【0025】また外周切刃の外周部にフードを設けて粉
塵の飛散を防止し、さらにフードの内部空間の空気をエ
アダクトにより排出するようにした場合には、加工によ
り生じた切屑を周囲に飛散させることがなく、作業環境
を清浄に保つことができる。
塵の飛散を防止し、さらにフードの内部空間の空気をエ
アダクトにより排出するようにした場合には、加工によ
り生じた切屑を周囲に飛散させることがなく、作業環境
を清浄に保つことができる。
【図1】この発明の実施例を示す装置全体の概略正面図
である。
である。
【図2】図1の外周切刃の断面図である。
【図3】図1の中心ドリルの側面図である。
【図4】中心ドリルによる加工状態の断面図である。
【図5】外周切刃の他の実施例を示す断面図である。
【図6】外周切刃のさらに別の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図7】従来の穴あけ装置の1例を示す断面図である。
【図8】図7の底面図である。
1 工具本体 2 外周切刃 4 中心ドリル 5 フード 6 エアダクト 7 空気排出手段 8 集塵手段 21 円筒部 22 切刃 42 中心ドリルの先細り部
Claims (9)
- 【請求項1】 中心ドリルと、この中心ドリルと同心に
配置されて中心ドリルの外周に切刃を備えた環状の外周
切刃とを有し、かつ中心ドリルの先端部が外周切刃の先
端部より前方に突出して配置されてなる穴あけ装置にお
いて、上記中心ドリルはその先端部に先細り部が形成さ
れ、上記外周切刃が被加工材の切断を完了する位置で、
被加工材の加工穴の内壁の少なくとも一部が中心ドリル
の先細り部に対向するように設定されていることを特徴
とする穴あけ装置。 - 【請求項2】 中心ドリルと、この中心ドリルと同心に
配置されて中心ドリルの外周に切刃を備えた環状の外周
切刃とを有し、かつ中心ドリルの先端部が外周切刃の先
端部より前方に突出して配置されてなる穴あけ装置にお
いて、上記外周切刃の内径が先端側ほど徐々に大きくな
るように形成されていることを特徴とする穴あけ装置。 - 【請求項3】 中心ドリルと、この中心ドリルと同心に
配置されて中心ドリルの外周に切刃を備えた環状の外周
切刃とを有し、かつ中心ドリルの先端部が外周切刃の先
端部より前方に突出して配置されてなる穴あけ装置にお
いて、上記中心ドリルはその先端部に先細り部が形成さ
れ、上記外周切刃が被加工材の切断を完了する位置で、
被加工材の加工穴の内壁の少なくとも一部が中心ドリル
の先細り部に対向するように設定され、上記外周切刃の
内径が先端側ほど徐々に大きくなるように形成されてい
ることを特徴とする穴あけ装置。 - 【請求項4】 上記中心ドリルは、その基端部が外周切
刃の基端部に対して着脱可能に取付けられていることを
特徴とする請求項1,2または3記載の穴あけ装置。 - 【請求項5】 中心ドリルと、この中心ドリルと同心に
配置されて中心ドリルの外周に切刃を備えた環状の外周
切刃とを有し、かつ中心ドリルの先端部が外周切刃の先
端部より前方に突出して配置されてなる穴あけ装置にお
いて、上記中心ドリルはその先端部に先細り部が形成さ
れ、上記外周切刃が被加工材の切断を完了する位置で、
被加工材の加工穴の内壁の全部が中心ドリルの先細り部
に対向するように設定されていることを特徴とする穴あ
け装置。 - 【請求項6】 駆動モータを具備する携帯式工具本体
に、上記中心ドリルと外周切刃とが一体に回転するよう
に取付けられていることを特徴とする請求項1,2また
は3記載の穴あけ装置。 - 【請求項7】 上記工具本体には、フードと、このフー
ド内の空気を排出するエアダクトとが取付けられ、この
フードは外周切刃の外周部を覆うとともに、その先端部
は被加工材の表面に当接してその内部に密閉空間を形成
するとともに外周切刃の被加工材への切り込みに応じて
押されることにより縮むように構成され、この密閉空間
にはエアダクトが接続され、このエアダクトには空気排
出手段が設けられていることを特徴とする請求項6記載
の穴あけ装置。 - 【請求項8】 上記エアダクトには集塵手段が取付けら
れていることを特徴とする請求項7記載の穴あけ装置。 - 【請求項9】 上記フードは可撓性のシートで形成され
た円筒体とこれに沿う形状のコイルスプリングとから形
成されていることを特徴とする請求項7記載の穴あけ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02702294A JP3305853B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 穴あけ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02702294A JP3305853B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 穴あけ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07237193A true JPH07237193A (ja) | 1995-09-12 |
| JP3305853B2 JP3305853B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=12209466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02702294A Expired - Fee Related JP3305853B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 穴あけ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3305853B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2451947A (en) * | 2007-08-13 | 2009-02-18 | Milwaukee Electric Tool Corp | Cutting tool |
| CN110480185A (zh) * | 2019-08-14 | 2019-11-22 | 万奇汽车零部件(中国)有限公司 | 一种具有开设防错孔功能的激光弱化设备 |
| JP7733946B1 (ja) * | 2024-08-27 | 2025-09-04 | 株式会社コバルテック | アスベスト対応コアドリル、その位置決め器具及びアスベスト検査用の試料の採取方法 |
| CN120921469A (zh) * | 2025-08-21 | 2025-11-11 | 江西欣兴电子有限公司 | 一种pcb钻孔设备及自适应控制系统 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR3070017A1 (fr) * | 2017-08-11 | 2019-02-15 | Didier Bazard | Outil de percage du bois. |
-
1994
- 1994-02-24 JP JP02702294A patent/JP3305853B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2451947A (en) * | 2007-08-13 | 2009-02-18 | Milwaukee Electric Tool Corp | Cutting tool |
| GB2451947B (en) * | 2007-08-13 | 2012-05-16 | Milwaukee Electric Tool Corp | Rotary cutting tool |
| US8221037B2 (en) | 2007-08-13 | 2012-07-17 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Cutting tool |
| CN110480185A (zh) * | 2019-08-14 | 2019-11-22 | 万奇汽车零部件(中国)有限公司 | 一种具有开设防错孔功能的激光弱化设备 |
| JP7733946B1 (ja) * | 2024-08-27 | 2025-09-04 | 株式会社コバルテック | アスベスト対応コアドリル、その位置決め器具及びアスベスト検査用の試料の採取方法 |
| CN120921469A (zh) * | 2025-08-21 | 2025-11-11 | 江西欣兴电子有限公司 | 一种pcb钻孔设备及自适应控制系统 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3305853B2 (ja) | 2002-07-24 |
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