JPH07238151A - ポリエステルの製造方法 - Google Patents

ポリエステルの製造方法

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JPH07238151A JP2830194A JP2830194A JPH07238151A JP H07238151 A JPH07238151 A JP H07238151A JP 2830194 A JP2830194 A JP 2830194A JP 2830194 A JP2830194 A JP 2830194A JP H07238151 A JPH07238151 A JP H07238151A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 主たる繰返し単位がエチレンテレフタレート
からなるポリエステルを直接重合法で製造するに際し、
エステル化率91%以上で、ビス(β−ヒドロキシエチ
ル)テレフタレートおよび/またはその低重合体からな
るオリゴマーの粘度を100mPa・s以下としてエス
テル化反応を行い、次いで平均粒径0.01〜5μmの
微粒子を0.01〜5重量%添加した後、重縮合反応を
行うことを特徴とするポリエステルの製造方法。 【効果】 粒子分散性が高度に改良されたポリエステル
を製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリエステルの製造方法
に関する。さらに詳しくは、本発明は粒子分散性が高度
に改良されたポリエステルを製造する方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ポリ
エチレンテレフタレートに代表されるポリエステルフィ
ルムは、優れた物理的および化学的特性を生かしてグラ
フィックアーツ、ディスプレー、包材等として賞用され
ている。また磁気記録媒体のベースフィルムやコンデン
サー誘導体などの分野にも広く用いられている。
【0003】ポリエチレンテレフタレートの工業的な製
造方法としては、テレフタル酸とエチレングリコールを
常圧あるいは加圧下で加熱してジカルボン酸から直接に
エステル化物とするか、あるいはジメチルテレフタレー
トとエチレングリコールを触媒の存在下で加熱してエス
テル交換させて低重合体のエステル化物とし、継続して
重合触媒の存在下で重縮合反応させポリエステルを得る
方法が知られている。最近の工業製法としては、経済的
に非常に有利である直接にエステル化物を得る方法、す
なわち直接重合法が多く実施されている。
【0004】しかしながら、ポリエステルの特性を十分
に生かしたフィルムを製造しようとする場合には、概し
てフィルムの摩擦係数が大きくなり、製膜時の工程通過
性が悪いため、摩擦係数が小さく、かつ易滑性の優れた
フィルムを与えるようなポリエステルの製法を確立する
ことが切望されている。一般にポリエステルフィルムの
易滑性を改善する方法としては、ポリエステルに不溶性
の微粒子を混合し、フィルムの表面に微細な凹凸を形成
する方法が採用されており、具体的には、ポリエステ
ルを製造する際にアルミナ、炭酸カルシウム、シリカ、
カオリナイト、タルク、二酸化チタン、有機架橋高分子
のような微粒子を添加する、いわゆる添加法と、ポリ
エステル製造反応中にカルボン酸成分、オリゴマーある
いはP化合物のいずれかを金属化合物と反応させて微粒
子を形成させる、いわゆる析出法とがある。
【0005】上記2方法のうち、析出法は粒子量、粒子
径のコントロールおよび粗大粒子の生成防止などが困難
であり、また延伸により該微粒子が破壊されやすいた
め、走行性や耐摩耗性が劣り、さらには再生使用も困難
である。これに対して添加法は、添加すべき微粒子の濃
度や粒子径を一定に保つことにより製品の均質性が容易
に保たれるので有用な方法である。しかしながら、添加
法で添加される微粒子はいずれもポリエステルとの親和
性に欠けるため往々にしてポリエステルの製造工程中で
凝集を起こし、たとえばフィッシュアイのような製品欠
陥を引き起こすことがある。
【0006】フィッシュアイ等の凝集粒子が多いと不透
明化、光沢度変化等の光学特性低下やドロップアウト等
の電磁変換特性低下などの製品欠陥に繋がるばかりでな
く、極薄フィルムを製造する場合には膜破れの原因にな
ったり、ポリマーのフィルター通過性が悪化する等の操
業面にも支障が生じるので好ましくない。この微粒子の
凝集によるフィッシュアイ等の生成は、ポリエステルを
直接重合法で製造する場合の方がエステル交換法で製造
する場合よりもより起こりやすい傾向にあり、ポリエス
テルを直接重合法で製造する時に特に大きな問題とな
る。この理由は定かではないが、通常直接重合法でエス
テル化反応時に得られる低重合体の粘度の方が、エステ
ル交換法でエステル交換反応時に得られる低重合体の粘
度より高くなるためと考えられる。また添加微粒子の凝
集を防止するために分散剤を併用することが行われてい
るが、必ずしも十分ではなく、添加微粒子の凝集のな
い、粒子分散性が良好なポリエステルを直接重合法で製
造する方法の確立が切望されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記のよう
な事情に着目し、直接重合法で粒子分散性が高度に改良
されたポリエステルの製造方法を確立すべく鋭意検討を
重ねた結果、本発明を完成するに至った。すなわち本発
明の要旨は、主たる繰返し単位がエチレンテレフタレー
トからなるポリエステルを直接重合法で製造するに際
し、エステル化率91%以上で、ビス(β−ヒドロキシ
エチル)テレフタレートおよびその低重合体の粘度を1
00mPa・s以下としてエステル化反応を行い、次い
で平均粒径0.01〜5μmの微粒子を0.01〜5重
量%添加した後、重縮合反応を行うことを特徴とするポ
リエステルの製造方法に存する。
【0008】以下、本発明をさらに詳細に説明する。本
発明でいうポリエステルとはテレフタル酸(以下、TP
Aという)とエチレングリコール(以下、EGという)
を主たる出発原料とし、エステル化反応を行い、次いで
重縮合反応を行うことにより得られるポリエステルを指
すが、他の第三成分を含有しても構わない。この場合、
ジカルボン酸成分としては、例えばイソフタル酸、2,
6−ナフタレンジカルボン酸、アジピン酸およびセバシ
ン酸等の一種以上を併用することができる。またグリコ
ール成分としては、ジエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ブタンジオール、1,4−シクロヘキサン
ジメタノールおよびネオペンチルグリコール等の一種以
上を併用することができる。いずれにしても、本発明の
ポリエステルとは主たる繰返し構造単位がエチレンテレ
フタレート単位を有するポリエステルを指す。
【0009】本発明においては、エステル化率91%以
上で、ビス(β−ヒドロキシエチル)テレフタレートお
よび/またはその低重合体からなるオリゴマーの粘度が
100mPa・s以下、好ましくは50mPa・s以
下、さらに好ましくは10mPa・s以下となるように
エステル化反応を行う。本発明で言うオリゴマーの粘度
とは、リオン製B型粘度計(ビスコテスターVT−03
型)で直接測定したオリゴマーの溶融粘度であり、その
測定温度は250℃である。
【0010】オリゴマーの粘度が100mPa・sを超
えると、添加した微粒子は凝集しやすく、フィルムとし
た際にフィッシュアイ等が生成するので製品品質上好ま
しくない。エステル化反応は回分式および連続式の何れ
を採用してもよい。またエステル化反応は無触媒下で行
ってもよいし、エステル化反応を円滑に進行させるた
め、Ti,Sb化合物等の触媒を併用してもよい。
【0011】エステル化率が91%以上進行した時点
で、オリゴマーの粘度が100mPa・s以下となるよ
うにエステル化反応をコントロールするには、例えば次
のような反応条件を採用すればよい。まず、TPAとE
Gのスラリーを、EG/TPAのモル比が、1.4〜
2.2の範囲となるように調整することが好ましい。か
かるモル比が1.4未満では、オリゴマーの重合度が高
くなり、その粘度は100mPa・sを超える場合が多
い。逆にモル比が2.2を超えるとジエチレングリコー
ル(以下DEGという)の副生が大幅に増加する傾向が
ある。特にEG/TPAのモル比は1.6〜2.0の範
囲がより好ましい。TPAとEGのスラリーは適切な混
練機により調整され、供給ポンプより反応系に連続的ま
たは間欠的に供給される。
【0012】エステル化反応の温度は210〜250
℃、特に220〜240℃の範囲が好ましい。エステル
化反応温度が210℃未満では、反応時間が長くなる。
また、エステル化反応温度が250℃を超えると、反応
が著しく進行するため、オリゴマーの重合度が高く、そ
の粘度が高くなるばかりか、DEG副生量の増加や着色
などの副反応が増大する恐れがある。
【0013】本発明において、ポリエステルに添加する
微粒子は平均粒径が0.01〜5μmの物質であれば、
特に限定はなく、無機微粒子あるいは有機微粒子のいず
れを用いても構わない。使用できる微粒子として具体的
には、アルミナ、炭酸カルシウム、シリカ、カオリナイ
ト、タルク、二酸化チタン、有機架橋高分子等が挙げら
れる。
【0014】これらの微粒子は単独で用いてもよいし、
2種以上を併用しても構わない。特に2種以上を併用す
る方法は、フィルムの耐摩耗特性が改良されるので有用
な方法である。なお、本発明で言う平均粒径とは、島津
製作所製遠心沈降式粒度分布測定装置(SA−CP3
型)で測定した等価球形分布における積算体積分率50
%の粒径(直径)を指す。添加する微粒子の平均粒径が
0.01μm未満では、易滑性の向上が満足できなくな
るので好ましくない。また平均粒径が5μmを超えると
フィルムとした際に不透明化や光沢度低下等の光学特性
低下、ドロップアウト等の電磁変換特性低下等が引き起
こされるので好ましくない。平均粒径は好ましくは、
0.01〜2μm、さらに好ましくは0.03〜1μm
である。
【0015】これらの微粒子の添加量は、最終的に得ら
れるポリエステルに対して0.01〜5重量%、好まし
くは0.1〜5重量%、さらに好ましくは1〜5重量%
である。微粒子の添加量が0.01重量%未満では、フ
ィルムとしたときの易滑性を向上させることができなく
なるので好ましくない。また、微粒子の添加量が5重量
%を超えると、フィルムとした際に不透明化や光沢度低
下が起こるので好ましくない。
【0016】反応系に添加するための上記微粒子のエチ
レングリコールスラリーは、あらかじめ高速攪拌機、超
音波分散機等により高度に分散させた後、スクリューデ
カンター等の湿式分級機およびカートリッジフィルター
等の濾過機で粗大粒子や異物を除去することが好まし
い。微粒子含有スラリーのポリエステル製造工程への添
加時期は、オリゴマーの粘度が100mPa・s以下で
あることを満足すれば、エステル化反応のエステル化率
が91%以上、好ましくは95%以上進行した時点から
重縮合反応初期の間で任意に選択できる。
【0017】エステル化率91%未満で微粒子スラリー
を添加することは、エステル化反応を円滑に進めること
ができなくなるので好ましくない。また、重縮合反応が
ある程度進行した時点で、微粒子スラリーを添加するこ
とは、オリゴマーの粘度が100mPa・sを超えてい
るので、良好な粒子分散性を得ることは難しい。なお、
重縮合反応は回分式および連続式のいずれを採用しても
よい。また重縮合触媒としては、従来公知の触媒の中か
ら適宜選択して使用することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げてさらに詳細に
本発明を説明するが、本発明は、その要旨を越えない限
り、以下の実施例によって限定されるものではない。な
お、実施例における種々の物性および特性の測定方法、
定義は下記のとおりである。また、実施例および比較例
中「部」とあるは「重量部」を示す。
【0019】(1)エステル化率 エステル化反応生成物(オリゴマー)中に残存するカル
ボキシル基の量(酸価)と反応生成物のケン化価とを求
め、下記式によって算出した。
【数1】エステル化率(%)=(ケン化価−酸価)×1
00/ケン化価 ここで、酸価とは反応生成物をN2 雰囲気下でベンジル
アルコールに溶解しアルカリ滴定した値であり、ケン化
価とは反応生成物をアルカリ加水分解して酸で逆滴定し
て得た値である。
【0020】(2)オリゴマーの粘度 リオン(株)製単一円筒回転粘度計(B型ビスコテスタ
ーVT−03)を用いて測定した。250℃に加熱され
たオリゴマー液にローターを直接挿入し、62.5rp
mの回転数で測定した。オリゴマーの粘度範囲により、
ローターの種類は次の様に変更した。 2〜 33CP…4号ローター(円筒部φ78×46m
m) 15〜150CP…5号ローター(円筒部φ61.2×
36mm)
【0021】(3)平均粒径 島津製作所製遠心沈降式粒度分布測定装置(SA−CP
3型)で測定した等価球形分布における積算体積分率5
0%の粒径(直径)を平均粒径とした。
【0022】(4)ジエチレングリコール(DEG)含
有量 ポリマー5gをKOHメタノール溶液(濃度4N)50
mlに加え、加熱、加水分解させた。この試料溶液をガ
スクロマトグラフィーにて分析し、ポリマー中のDEG
含有量を定量した。
【0023】(5)フィルム中の粒子分散性 二軸延伸フィルム中に添加された粒子の分散状態を顕微
鏡で観察することにより、下記基準で判定した。 ○…分散良好、×…分散不良、××…極めて分散不良
【0024】(6)易滑性(F/Fμd) 平滑なガラス板上に、幅15mm、長さ150mmに切
り出したフィルム同士を2枚重ね、その上にゴム板を載
せ、さらにその上に荷重を載せ、2枚のフィルムの接圧
を2g/cm2 として、20mm/minでフィルム同
士を滑らせて摩擦力を測定した。5mm滑らせた点での
摩擦係数を動摩擦係数(F/Fμd)とし、下記基準で
判定した。
【数2】F/Fμd≦0.50…○(良好) 0.50<F/Fμd≦0.60…△(普通) 0.60<F/Fμd …×(不良) なお、測定は温度23℃±1℃、湿度50%±5%の雰
囲気で行った。
【0025】(7)粗大突起数 フィルム表面にアルミニウムを蒸着し、二光束干渉顕微
鏡を用いて測定した。測定波長は0.54μmで、3次
以上の干渉縞を示す個数を25cm2 当たりに換算して
示した。
【0026】実施例1 〔ポリエステルの製造〕ビス(β−ヒドロキシエチル)
テレフタレートオリゴマー100部の存在下、テレフタ
ル酸87部とエチレングリコール65部(EG/TPA
モル比=2.0)とを常圧下220℃で反応させてエス
テル化反応を行った。反応開始5時間後、エステル化率
96%のポリエステルオリゴマーが得られた。別途この
オリゴマーの粘度を250℃で測定したところ、8mP
a・sと低いものであった。一方、平均粒径0.03μ
mのアルミナ20部とエチレングリコール80部とを混
合攪拌して得られたスラリー10部を先のポリエステル
オリゴマー132部(ポリエステル100部に相当)に
添加した後、この反応系にエチルアシッドホスフェート
0.012部を加え、さらに酢酸マグネシウム4水塩
0.088部と三酸化アンチモン0.04部を添加し、
220℃から285℃まで2時間で昇温しつつ、同時に
真空度を760mmHgから1mmHgまで減圧し、引
続き285℃、1mmHgの条件下で4時間30分重縮
合反応を行いポリエステルを得た。
【0027】〔ポリエステルフィルムの製造〕得られた
ポリエステルを乾燥後、290℃で溶融押出し、無定形
シートとした後、縦方向に90℃で3.5倍、横方向に
110℃で3.7倍延伸し、210℃で3秒間熱処理を
行い、厚さ15μmのフィルムを得た。得られたポリエ
ステルは、DEG量、粒子分散性、フィルムの易滑性お
よび粗大突起数等の点で良好なものであった。得られた
結果をほかの実施例および比較例とともにまとめて下記
表1に示す。
【0028】実施例2 エステル化反応のEG/TPAモル比を1.8、さらに
エステル化反応温度を230℃に変更する以外は実施例
1と同様にして、ポリエステルおよびフィルムを得た。 実施例3 エステル化反応のEG/TPAモル比を1.6、さらに
エステル化反応温度を240℃に変更する以外は実施例
1と同様にしてポリエステルおよびフィルムを得た。
【0029】実施例4 実施例1においてアルミナの代わりに平均粒径0.42
μmの炭酸カルシウムを用いるほかは実施例1と同様に
してポリエステルおよびフィルムを得た。 実施例5 実施例1においてアルミナの代わりに平均粒径0.10
μmのシリカを用いるほかは実施例1と同様にしてポリ
エステルおよびフィルムを得た。
【0030】比較例1 実施例1において、エステル化反応のEG/TPAモル
比を1.2、さらにエステル化反応温度を250℃に変
更する以外は実施例1と同様にしてポリエステルおよび
フィルムを得た。 比較例2 実施例1において、エステル化反応のEG/TPAモル
比を1.1、さらにエステル化反応温度を260℃に変
更する以外は実施例1と同様にしてポリエステルおよび
フィルムを得た。
【0031】比較例3 実施例4において、エステル化反応のEG/TPAモル
比を1.1、さらにエステル化反応温度を260℃に変
更する以外は実施例4と同様にしてポリエステルおよび
フィルムを得た。 比較例4 実施例5において、エステル化反応のEG/TPAモル
比を1.2、さらにエステル化反応温度を250℃に変
更する以外は実施例5と同様にしてポリエステルおよび
フィルムを得た。
【0032】比較例5 ジメチルテレフタレート100部、エチレングリコール
65部および酢酸マグネシウム4水塩0.086部を反
応器にとり、加熱昇温するとともにメタノールを留去し
てエステル交換反応を行い、反応開始から4時間を要し
て230℃まで昇温し実質的エステル交換反応を終了し
た。別途このオリゴマーの粘度を250℃で測定したと
ころ、10mPa・sであった。一方、平均粒径0.0
3μmのアルミナ20部とエチレングリコール80部と
を混合攪拌して得られたスラリー10部を反応系に添加
した後、エチルアシッドホスフェート0.012部を添
加し、さらに三酸化アンチモン0.033部を加え、2
30℃から285℃まで1時間40分で昇温しつつ、同
時に真空度を760mmHgから1mmHgまで減圧
し、引続き285℃、1mmHgの条件下で4時間重縮
合反応を行い、ポリエステルを得た。
【0033】表1に示すように、本発明の範ちゅうであ
る実施例1〜5の粒子分散性は従来行われてきたエステ
ル化反応条件による比較例1〜4に比べ著しく改良さ
れ、得られたポリエステルの特性、すなわちDEG量、
フィルムの易滑性および粗大突起数等も良好で、直接重
合法によるポリエステルの品質は、比較例5に示したエ
ステル交換法と遜色なく、その製造方法は工業的に極め
て有用である。
【0034】
【表1】
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、粒子分散性の改良が極
めて優れ、かつフィルムとした際の特性も十分満足でき
るものであり、種々の用途に適用可能で、その工業的価
値は高い。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主たる繰返し単位がエチレンテレフタレ
    ートからなるポリエステルを直接重合法で製造するに際
    し、エステル化率91%以上で、ビス(β−ヒドロキシ
    エチル)テレフタレートおよび/またはその低重合体か
    らなるオリゴマーの粘度を100mPa・s以下として
    エステル化反応を行い、次いで平均粒径0.01〜5μ
    mの微粒子を0.01〜5重量%添加した後、重縮合反
    応を行うことを特徴とするポリエステルの製造方法。
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