JPH0723820U - ボールジョイントのダストカバー - Google Patents

ボールジョイントのダストカバー

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JPH0723820U
JPH0723820U JP5838993U JP5838993U JPH0723820U JP H0723820 U JPH0723820 U JP H0723820U JP 5838993 U JP5838993 U JP 5838993U JP 5838993 U JP5838993 U JP 5838993U JP H0723820 U JPH0723820 U JP H0723820U
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central
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 揺動角の大きいボールジョイントにおいて、
釣鐘タイプ且つ嵌合タイプのコンパクトなダストカバー
を成立させ、部品点数の減少、組付工程の単純化及びコ
ストダウンを図る。 【構成】 ダストカバー20は釣鐘タイプ且つソケット
2への嵌合タイプであって、その中央膜部21は釣鐘形
状に成形され、一端開口部22には締着部3の外周に嵌
合可能な環状金具24がインサート成形され、他端開口
部23の内周にはプレート10に摺接するシール部25
が形成されている。中央膜部21の一端開口部22寄り
の内周面には、中央膜部21の膜厚を徐変させることに
よって、ソケット2の被当接部4に当接可能な突張り用
突部26が形成されている。突張り用突部26は、被当
接部4に当接することによって、中央膜部21を確実に
外周側へ膨らませるように突張る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のサスペンション機構、ステアリング機構等に用いるボール ジョイントのダストカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3〜図5に示すように、この種のボールジョイント30には、ソケット31 内に配設されたボールシート32とスタッド33のボールヘッド34との間にダ ストが侵入するのを防止するため、軟質合成樹脂又はゴムよりなるダストカバー 40,50が装着されている。
【0003】 まず、図3に示すダストカバー40は釣鐘タイプ且つソケット31への嵌合タ イプであって、その中央膜部41は内部に金型(図示略)を配置して全高の大き い釣鐘形状に成形され、一端開口部42にはソケット31の締着部35の外周に 嵌合可能な環状金具44がインサート成形され、他端開口部43の内周にはスタ ッド33外周のプレート36に摺接するシール部45が形成されている。このダ ストカバー40をボールジョイント30に装着するには、図3に示すように、ダ ストカバー40の一端開口部42をソケット31に嵌合してから、図4に示すよ うに、ダストカバー40をナックル47でスタッド33の軸方向に圧縮し、他端 開口部43をプレート36に外嵌する。この圧縮によって、ダストカバー40の 全高が減り、釣鐘形状であった中央膜部41は蛇行気味に膨らんで拡径する。
【0004】 次に、図5に示すダストカバー50は蛇腹タイプ且つソケット31へのセット リング取付タイプであって、中央膜部51が予め蛇腹形状に成形され、一端開口 部52には別部品のセットリング54を取付けるための取付溝55が形成され、 他端開口部53の内周には前記シール部45と同様のシール部56が形成されて いる。セットリング54は、工具でその内径を拡げてから取付溝55に取付けら れ、取付後は弾性的に縮径して、一端開口部52を締着部35の外周に締付ける ようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前者の釣鐘タイプ且つ嵌合タイプのダストカバー40は、環状金具44を締着 部35の外周に押込んで嵌合するという簡単な方法でソケット31に締着できる 利点がある反面、次のような問題があった。すなわち、図4に二点鎖線で示すよ うに、スタッド33のソケット31に対する揺動角θが大きい場合、その揺動に ダストカバー40の変形を追従させるために、中央膜部41の膜長を大きくする 必要がある。そこで、前述の通りダストカバー40を全高の大きい釣鐘形状に成 形した後、大きく圧縮していた。ところが、このようにダストカバー40を大き く圧縮すると、スタッド33の揺動角θが大きいときに、中央膜部41の一部が 二点鎖線で示すように内周側へ深く折畳まれ、ソケット31とスタッド33との 間に噛込まれる心配があった。従って、揺動角θの大きい(例えば24度以上) ボールジョイントにおいては、このような釣鐘タイプ且つ嵌合タイプのコンパク トなダストカバー40が成立しなかった。
【0006】 これに対して、後者の蛇腹タイプ且つセットリング取付タイプのダストカバー 50は、中央膜部51が予め膜長確保に有利な蛇腹形状に成形されているので、 上記ダストカバー40のように自動車への組付時に大きく圧縮する必要がない。 このため、上記噛込みの心配がなく、揺動角の大きいボールジョイントにおいて も成立するという利点がある。ところが、セットリング54が別部品となり、そ の取付けも面倒なため、部品点数が増え、組付工程が複雑になり、コストもアッ プするという問題があった。
【0007】 本考案の目的は、上記問題を解決し、揺動角の大きいボールジョイントにおい て、釣鐘タイプ且つ嵌合タイプのコンパクトなダストカバーを成立させることが でき、もって、部品点数の減少、組付工程の単純化及びコストダウンを図ること ができる新規なボールジョイントのダストカバーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案では、中央膜部が釣鐘形状に形成され、一 端開口部にはソケット外周に嵌合可能な環状金具が設けられ、他端開口部がスタ ッド外周に外嵌されるボールジョイントのダストカバーにおいて、前記中央膜部 の前記一端開口部寄りの内周面にソケット外面に当接する突張り用突部を設ける という手段をとった。
【0009】
【作用】
本考案のダストカバーをボールジョイントに装着するとき、一端開口部は環状 金具によってソケット外周に嵌合され、他端開口部はスタッド外周に外嵌され、 釣鐘形状の中央膜部は膨らんで拡径する。このとき、中央膜部の一端開口部寄り の内周面に設けた突張り用突部は、ソケット外面に当接することによって、中央 膜部を確実に外周側へ膨らませるように突張る。そして、スタッドが大きく揺動 したときでも、突張り用突部は中央膜部を外周側へ膨らませるように突張るので 、従来のように中央膜部が内周側へ折畳まれて噛込まれる心配がなく、揺動角の 大きいボールジョイントにおいても成立する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を具体化したダストカバーの一実施例について、図1及び図2を 参照して説明する。まず、このダストカバーを装着するボールジョイント1につ いて簡単に説明する。2はソケットであって、その外周にはダストカバーの締着 部3が断面L形に切欠形成されるとともに、該締着部3の上縁には角部とそれに 続く段状面とからなる被当接部4が形成されている。5はソケット2の上面から 内部に凹設された収容室、6は収容室5に配設された合成樹脂製のボールシート である。7はスタッドであって、軸部8と、収容室5に抜出不能に挿入されボー ルシート6に摺接するボールヘッド9とからなる。10はスタッド7の軸部8の 外周に止着されたフランジ状のプレートである。
【0011】 さて、本実施例のダストカバー20は釣鐘タイプ且つソケット2への嵌合タイ プであって、図2に示すように、その中央膜部21は釣鐘形状に成形され、一端 開口部22には締着部3の外周に嵌合可能な環状金具24がインサート成形され 、他端開口部23の内周にはプレート10に摺接するシール部25が形成されて いる。嵌合前の環状金具24の内周縁は金属薄板が斜め上方へ反るように形成さ れ、該環状金具24の内径は図1に示す締着部3の外径よりやや小さく設定され ているため、嵌合後は環状金具24の内周縁がさらに反って締着部3の外周を締 付けるようになっている。
【0012】 中央膜部21の一端開口部22寄りの内周面には、中央膜部21の膜厚を徐変 させることによって、ソケット2の被当接部4に当接可能な突張り用突部26が 形成されている。本実施例の突張り用突部26は連続した環状のものである。
【0013】 このダストカバー20をボールジョイント1に装着するには、ダストカバー2 0の一端開口部22を環状金具24によってソケット2に嵌合してから、ダスト カバー20をナックル(図示略)でスタッド7の軸方向に圧縮し、図4に示すよ うに、他端開口部23をプレート10に外嵌する。この圧縮によって、ダストカ バー20の全高が減り、釣鐘形状であった中央膜部21は膨らんで拡径する。こ のとき、中央膜部21の突張り用突部26は、ソケット2の被当接部4に当接す ることによって、中央膜部21を確実に外周側へ膨らませるように突張る。特に 本実施例では、中央膜部21の膜厚を徐変させることによって突張り用突部26 が形成されているので、前記突張り作用が強い。そして、図1に二点鎖線で示す ように、スタッド7が大きく揺動したときでも、突張り用突部26は中央膜部2 1を外周側へ膨らませるように突張るので、従来のように中央膜部21が内周側 へ折畳まれて噛込まれる心配がなく、揺動角θの大きい(例えば24度以上)ボ ールジョイント1においても成立する。
【0014】 なお、本考案は前記実施例の構成に限定されず、例えば次のように、考案の趣 旨から逸脱しない範囲で任意に変更して具体化することもできる。 (1)突張り用突部26を互いに連続しない複数個の突起状にすること。 (2)突張り用突部26をソケット上端部の外周面にまで当接するように大きく すること。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、上記の通り構成されているので、揺動角の大きいボールジョイント において、釣鐘タイプ且つ嵌合タイプのコンパクトなダストカバーを成立させる ことができ、もって、部品点数の減少、組付工程の単純化及びコストダウンを図 ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のダストカバーを装着したボー
ルジョイントを示す断面図である。
【図2】同ダストカバーの成形後の断面図である。
【図3】従来のダストカバーを装着する途中のボールジ
ョイントの断面図である。
【図4】同ダストカバーを装着したボールジョイントの
断面図である。
【図5】従来の別のダストカバーを装着したボールジョ
イントの断面図である。
【符号の説明】
1 ボールジョイント 2 ソケット 3 締着部 4 被当接部 7 スタッド 8 軸部 10 プレート 20 ダストカバ
ー 21 中央膜部 22 一端開口部 23 他端開口部 24 環状金具 25 シール部 26 突張り用突

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央膜部が釣鐘形状に形成され、一端開
    口部にはソケット外周に嵌合可能な環状金具が設けら
    れ、他端開口部がスタッド外周に外嵌されるボールジョ
    イントのダストカバーにおいて、前記中央膜部の前記一
    端開口部寄りの内周面にソケット外面に当接可能な突張
    り用突部を設けたことを特徴とするボールジョイントの
    ダストカバー。
JP1993058389U 1993-10-01 1993-10-01 ボールジョイントのダストカバー Expired - Fee Related JP2598458Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5941547B2 (ja) * 2012-07-30 2016-06-29 Thkリズム株式会社 ボールジョイント

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