JPH0723823A - パイプ材の節構造 - Google Patents

パイプ材の節構造

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JPH0723823A
JPH0723823A JP5766193A JP5766193A JPH0723823A JP H0723823 A JPH0723823 A JP H0723823A JP 5766193 A JP5766193 A JP 5766193A JP 5766193 A JP5766193 A JP 5766193A JP H0723823 A JPH0723823 A JP H0723823A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプ材と、パイプ材の複数を結合する基体
とを連結を確実に行うための連結構造を得ること。 【構成】 放射方向へ伸びる軸状の結合手の複数を備え
た基体と、前記基体から伸びる結合手の外面に嵌合され
るパイプ材を備え、その結合手とパイプ材との関係を、
圧入時に圧入面の変位が増すにつれて、変形抵抗が大き
くなるように設定したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は書棚やテーブル、ある
いは衣類のハンガーなど種々のパイプ構造体を作るた
め、数本のパイプ材の端部を相互に連結するための基体
を備えた節構造に関するもので、特に、前記基体とパイ
プとの連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記したような書棚や展示棚を複
数本のパイプと、それらを連結する基体を備えた節構造
は公知に属する。すなわち、基体たる合成樹脂製の球に
その球心を通り、互いに直交する左右および上下方向の
少なくとも3個の透孔を設け、その透孔にその内径より
やゝ太い外径を持つパイプを強く押し込み、その摩擦に
よって抜けないようにしたものが市販されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ものは基体たる合成樹脂製の基体に設けた孔とパイプと
を、単純に圧入して組み立てるだけのものであったゝ
め、基体とパイプとのいずれかが塑性変形を生じるため
結合が弱くなりがちで、組み立てられた構造体の剛性が
低く、グラグラしがちであった。また、その剛性を高め
ようとすると、基体に設けた透孔とパイプ材との圧入代
を大きく設定する必要があるが、パイプ材の外径に比し
て基体に設ける孔の精度が出しにくゝ、品質上の問題を
生じていた。すなわち、基体を合成樹脂として成形して
作るとき、パイプ材を挿入する孔の精度を出すのは容易
でなく、他方、パイプ材は多量生産されて高い精度で製
作されているが、その高精度が役に立っていない。この
発明はこのような不具合を解消し、組立作業が容易で、
しかも組み立て後の剛性が高い節構造を得ることを目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされたこの発明は、放射方向へ伸びる軸状の結合手
の複数を備えた基体と、前記基体から伸びる結合手の外
面に圧入して嵌合されるパイプ材を備え、その結合手と
パイプ材との関係を、圧入が進行するにつれて、各断面
における変形抵抗が増大するように設定した点に特徴が
ある。
【0005】
【作用】軸状の結合手の外面にパイプ材を嵌合させる
と、両者は摩擦によって簡単には抜けなくなり、節構造
ができあがる。嵌合するとき、嵌合の当初からその変位
を増すに連れ、それぞれの断面における変形抵抗が大き
くなるので、圧入当初の嵌合操作が容易であり、両者を
嵌合させる作業が容易になる。更に、その変位を増す操
作を進めるとき、その挿入抵抗が増しても、既に、一部
が嵌合されているので、こじることもなく行うことがで
きる。更に、圧入が進行するとき、パイプ材の端部付近
は径が拡大する方向の塑性変形を生じるが、圧入の進行
に伴って基体をなす結合手の変形抵抗が大きくなるの
で、パイプ材の嵌合された部分全体について強い摩擦力
が保持される。
【0006】
【実施例】以下、図示の実施例によってこの発明を説明
する。図1において、10はこの発明に係る節構造を利
用したふとん干し具であり、複数のパイプ材11が両端
部において基体20によって相互に連結されており、か
くて、長短12本のパイプ材11を8個の基体20によ
って結合してなる節構造によりパイプ構造体が構成され
ている。12はふとん干し具10に掛けたふとんであ
る。ふとん干し具10において、パイプ材11は一般に
防錆メッキした鋼管やステンレス管などの金属管、ある
いは合成樹脂管など、テーパのない直管が使用される。
【0007】図2、図3はその要部である基体20を取
り出して示してある。すなわち、基体20は合成樹脂の
成形品からなり、略球状をなす主部21と、そこから上
下あるいは左右方向へ向け、放射方向へ向けて伸びる軸
状の結合手22とが形成してある。結合手22の態様を
図6で示す。すなわち、同図(b)と(c)はX軸方向
xとY軸方向yあるいはX軸方向xとZ軸方向zとの二
次元方向へ伸びる2本または3本の結合手22を備えて
おり、同図(b)と(c)はそれぞれX軸方向xとY軸
方向yとへ伸びるものに加えて、Z軸方向zへ伸びる3
本または4本の結合手22を備えている。かくて、この
ような基体20の結合手22の外周面にパイプ材11の
端部を嵌合させ結合させれば、上記したパイプ構造体が
構成される。この実施例ではパイプ材11は内外径にテ
ーパー部を持たない、いわゆる、直管が使用されている
が、前記結合手22は単純な形状の丸棒ではなく、種々
の変化した形態や硬度が与えられている。
【0008】次に、この発明において、結合手22には
パイプ材11との関係において、圧入が進むにつれて、
すなわち、圧入面の変位が増すにつれて、変形抵抗が大
きくなるように設定されている。むろん、従来でも例え
ば硬質ゴムからなる軸にパイプ材を圧入すれば、変位の
増大と共に、圧入抵抗が累積して逐次大きな加圧力を必
要とするようになるが、こゝではその意味ではなく、こ
の発明では各断面における変形抵抗そのものが増大する
ことを意味している。
【0009】すなわち、結合手22には図2、図4で示
すように、軸方向の溝23が形成され、その溝は遊端か
ら基端へ向けてその深さや幅が減じるようにしてある。
よって、結合手22の端部近傍は変形抵抗が少なく、こ
れをパイプ部材11を嵌合するに際して、当初は結合手
22の変形が容易である。圧入が進むにつれてパイプ材
11の開口部近傍の内径が塑性変形により拡大傾向を生
じても、それによって、圧入による結合が弱められるこ
とはなく、圧入される部分の全長に亘って有効な摩擦力
が得られる。また、単に軸方向の溝23の深さや幅を変
化させるだけでなく、図3、図5で示すように、パイプ
材11の端部近傍を外部から押圧して内面へ膨出させ、
内面に球状突起24を設け、その球状突起24を前記溝
23と係合するようにしてある。それにより、圧入の進
行と共に、一層、各断面における摩擦抵抗の増大を図る
ことができる。
【0010】この考え方はパイプ材11と結合手22と
を軸方向に圧入する場合に限られない。すなわち、図2
では、圧入されたパイプ材11を周方向へ回動させ、結
合を確実にする場合にも利用される。こゝでは結合手2
2に軸方向の溝23だけでなく、周方向の溝25が設け
られている。他方、パイプ材11に設けられた前記球状
突起24が軸方向の溝23および周方向の溝25を通過
する際、その進行に従って各断面における摩擦抵抗が逐
次に増大するようになっている。
【0011】この発明に係る節構造は以上説明したよう
に、ふとん干し具10に用いられる他、図7で示すよう
に、屋内テーブル15の脚としても利用可能であり、更
に図8で示すように多段に形成してテレビや置物、或い
は観葉植物の鉢などを置くための屋内棚16としても利
用できる。更に、図9で示すように、多数の衣類を掛け
て置くことのできる、二段式の大型のハンガー17とし
ても利用できる。なお、この例では、最下段の基体20
にはキャスタ車輪18が取り付けられている。
【0012】なお、この発明においてパイプ材11は、
必ずしも中空の管に限定されず、少なくとも結合手22
の外周へ嵌合される孔を備えた部材をいうものであるこ
とは、以上の説明からあきらかであろう。
【0013】
【発明の効果】この発明は以上のように、基体から軸状
の結合手22を突出させ、その外周にパイプ材11を嵌
合して連結するから、一般的に寸法精度が比較的よいパ
イプ材11と、軸状にして精度を出し易くした結合手2
2とを連結するから、圧入精度がよく結合部に高い剛性
が得られる。また、結合手22とパイプ材11との関係
を圧入が進むにつれて、各断面の変形抵抗が大きくなる
ように設定してあるから、圧入の途中でパイプ部材に塑
性変形を生じても締付け力の低下が少なく、結合部に高
い剛性が得られるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す布団干し具を示す外
観図である。
【図2】その要部を取り出して示す外観図である。
【図3】そのIII−III断面図である。
【図4】他の実施例を示す図2相当の外観図である。
【図5】その組立状態を示す要部の外観図である。
【図6】要部である基体20の複数の使用例を示す図2
相当の外観図である。
【図7】この発明の他の実施例を示す外観図である。
【図8】他の実施例を示す図7相当の外観図である。
【図9】更に、他の実施例を示す図7相当の外観図であ
る。
【符号の説明】
11 パイプ材 20 基体 21 主部 22 軸状の結合手 23 軸方向の溝 25 周方向の溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射方向へ伸びる軸状の結合手の複数を
    備えた基体と、前記基体から伸びる結合手の外面に圧入
    して嵌合されるパイプ材を備え、その結合手とパイプ材
    との関係を、圧入が進行するにつれて、各断面における
    変形抵抗が増大するように設定してなるパイプ材の節構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記抜け止め手段は
    結合手とパイプ材との間に形成された係脱可能な係合手
    段であるパイプ材の節構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記抜け止め手段は
    結合手の形状を遊端から基端へかけて、逐次挿入抵抗を
    増加させた摩擦抵抗手段であるパイプ材の節構造。
  4. 【請求項4】 請求項1において、少なくとも、一個の
    基体はX軸方向とY軸方向との二次元の方向に伸びる複
    数の結合手を備えているパイプ材の節構造。
  5. 【請求項5】 請求項1において、少なくとも、一個の
    基体はX軸方向、Y軸方向、およびZ軸方向の三次元の
    方向に伸びる複数の結合手を備えているパイプ材の節構
    造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006093395A1 (en) * 2005-03-04 2006-09-08 Insidefusiontec Co., Ltd Pipe connector for sectional display stand

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62132054A (ja) * 1985-11-30 1987-06-15 Fuji Heavy Ind Ltd 差動歯車装置

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