JPH07238248A - 筆記領域印刷用インク - Google Patents

筆記領域印刷用インク

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Publication number
JPH07238248A
JPH07238248A JP3153794A JP3153794A JPH07238248A JP H07238248 A JPH07238248 A JP H07238248A JP 3153794 A JP3153794 A JP 3153794A JP 3153794 A JP3153794 A JP 3153794A JP H07238248 A JPH07238248 A JP H07238248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
printing
writing
writing area
protein powder
Prior art date
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Pending
Application number
JP3153794A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Shimokuni
賢司 下國
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3153794A priority Critical patent/JPH07238248A/ja
Publication of JPH07238248A publication Critical patent/JPH07238248A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば氏名等を書き込むための筆記領域2が
印刷によって形成されてなるカード1において、特に水
性ペンによる水性インクの定着乾燥性を向上させ、良好
な筆記性が得られるようにする。 【構成】 筆記領域印刷用のインクにフィラーとして高
吸水性ポリマーまたはプロテインパウダーを含有させた
ものを用いる。 【効果】 高吸水性ポリマーまたはプロテインパウダー
の持つ親水基により、水性ペンで筆記した場合でも充分
な定着乾燥性が得られ、良好に筆記できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばクレジットカー
ドのように氏名等を書き込むことのできる筆記領域を有
するものにおいて、この筆記領域の印刷に用いるインク
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばクレジットカード、キャッシュカ
ード、各種IDカード等、様々なカードにおいては、図
1に示す如くプラスチック製のカード本体1の一面(通
常は裏面)に筆記領域2を有し、ここに氏名、年月日、
年令等の必要事項をペン3等の筆記具によって書き込む
ことができるようになっている。
【0003】この筆記領域2は、いわゆる筆記性インク
と言われている特別なインクを用いてスクリーン印刷や
パッド印刷などの直接印刷あるいはインモールド転写成
形や熱転写などの間接印刷によってカード本体1に印刷
を施して形成される。
【0004】従来この筆記領域の印刷に用いられる筆記
性インクとしては、直接印刷用または間接印刷用のイン
クとして比較的粒径の大きい無機フィラー(炭酸カルシ
ウム、硫酸バリウム、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、酸
化マグネシウム、マイカ、シリカ、アルミナ‥‥など)
を適当量含有させたものがある。
【0005】このように粒径の大きい無機フィラーを含
有したインクを用いて印刷された筆記領域は、粒径の大
きい無機フィラーによって適度な表面粗度を有して形成
され、このため紙と同じようにして文字等を書き込むこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このインクを用いて印刷された筆記領域は、油性ペン、
ボールペン、鉛筆などでの筆記は問題ないが、水性ペン
で筆記を行なうと、筆記したインクの濡れ性が悪く良好
に筆記できず、さらに指などで擦ると簡単に滲んでしま
う欠点がある。
【0007】本発明は斯る点に鑑みてなされたもので、
水性ペンでも良好な筆記性が得られる筆記領域印刷用イ
ンクを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、筆記領域印刷用インクにおいて、高吸水
性ポリマーをフィラーとして含有させたものである。こ
の高吸水性ポリマーの含有量は、1wt%以上10wt
%以下が望ましい。またこの筆記領域印刷用インクとし
ては、プロテインパウダーをフィラーとして含有させた
ものでもよい。このプロテインパウダーの含有量は、5
wt%以上40wt%以下が適当である。
【0009】
【作用】このような本発明のインクを用いて印刷された
筆記領域は、高吸水性ポリマーあるいはプロテインパウ
ダーの持つ親水基により、油性ペン、ボールペン、鉛筆
のみならず水性ペンにおいても充分な濡れ性が確保さ
れ、良好な筆記性を得ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について詳細に説明す
る。本発明に係る筆記領域印刷用インクは、フィラーと
して 高吸水性ポリマーを含有させたもの プロテインパウダーを含有させたもの がある。以下に夫々の実施例を具体的に述べる。
【0011】 高吸水性ポリマーをフィラーとして用
いる実施例 ここで用いられる高吸水性ポリマーとは、ポリアクリル
酸塩系、ポリスルホン酸塩系、ポリビニルアルコール/
ポリアクリル酸塩共重合系、デンプン系、セルロース系
などであり、自重の数百倍以上の水を吸収し流動性の無
いゲル状に変化させる高分子であり、この高吸水性ポリ
マーのパウダーをフィラーとしてベースインクに添加す
るものである。
【0012】この高吸水性ポリマーは有機溶剤は吸わな
いので、通常の有機溶剤タイプのインクをベースインク
とできる。即ち、組成的には次のものが用いられるよう
なインクである。
【0013】樹脂:アクリル系樹脂、ゴム系樹脂、ハロ
ゲン化オレフィン系樹脂(塩ビ等)、セルロース系樹
脂、メラニン樹脂、エポキシ樹脂、酢酸ビニル系樹脂、
ポリエステル系樹脂‥‥‥ 溶剤:芳香族炭化水素系溶剤、ケトン系溶剤、エステル
系溶剤、エーテル系溶剤、多価アルコール系溶剤‥‥‥ 顔料(体質顔料を含む):各種有機顔料、各種無機顔料
‥‥‥ 添加剤:補助剤、ワックス、可塑剤、腰切り剤‥‥‥
【0014】このベースインクにフィラーとして高吸水
性ポリマーを含有させてなる本実施例の印刷インクを用
いて印刷し、形成された筆記領域にペンで文字等を書き
込んだ場合、高吸水性ポリマーの持つ親水基により、水
性ペンにおいてもその水性インクが浮くことはなく、充
分な濡れ性が確保される。従って水性インクでの筆記性
及び定着乾燥性において問題のない特性が得られること
になる。
【0015】本実施例の印刷インクにおいて高吸水性ポ
リマーの含有量は、この高吸水性ポリマーのパウダーの
吸水能にもよるが、1wt%以上10wt%以下が望ま
しい。その理由は、高吸水性ポリマーの含有量が1wt
%より少ないと、水性ペンでの筆記時の定着性が悪く、
筆記性に難があり、逆に含有量が10wt%を越える
と、筆記性は問題ないが、高吸水性ポリマーの特性上、
水を吸着してしまうため、印刷面に水を滴下すると表面
がゲル化してしまい、即ち耐水性が劣るからである。
【0016】また本実施例の印刷インクに用いられる高
吸水性ポリマーのパウダーは、印刷適性及び印刷面の物
性強度の面で平均粒径で40μm以下の小さい粒径のも
のが望ましい。
【0017】 プロテインパウダーをフィラーとして
用いる実施例 ここで用いられるプロテインパウダーとは、天然コラー
ゲンを主成分とした平均粒径数μm〜十数μmのパウダ
ーで、このプロテインパウダーをフィラーとしてベース
インクに添加するものである。
【0018】このプロテインパウダーも、前述した高吸
水性ポリマーと同様に、通常の有機溶剤タイプのインク
をベースインクとできる。即ち、組成的にも同様に次の
ものが用いられるようなインクである。
【0019】樹脂:アクリル系樹脂、ゴム系樹脂、ハロ
ゲン化オレフィン系樹脂(塩ビ等)、セルロース系樹
脂、メラニン樹脂、エポキシ樹脂、酢酸ビニル系樹脂、
ポリエステル系樹脂‥‥‥ 溶剤:芳香族炭化水素系溶剤、ケトン系溶剤、エステル
系溶剤、エーテル系溶剤、多価アルコール系溶剤‥‥‥ 顔料(体質顔料を含む):各種有機顔料、各種無機顔料
‥‥‥ 添加剤:補助剤、ワックス、可塑剤、腰切り剤‥‥‥
【0020】このベースインクにフィラーとしてプロテ
インパウダーを含有させてなる本実施例の印刷インクを
用いて印刷し、形成された筆記領域にペンで文字等を書
き込んだ場合、プロテインパウダーの持つ親水基によ
り、水性ペンにおいてもその水性インクが浮くことはな
く、充分な濡れ性が確保される。従って水性インクでの
筆記性及び定着乾燥性において問題のない特性が得られ
ることになる。
【0021】本実施例の印刷インクにおいてプロテイン
パウダーの含有量は、5wt%以上40wt%以下が適
当である。その理由は、プロテインパウダーの含有量が
5wt%より少ないと、水性ペンでの筆記時の定着性が
悪く、筆記性に難があり、逆に含有量が40wt%を越
えると、筆記性及び筆記後の定着乾燥性は良好となる
が、その反面印刷インクとして必要な基本物性が確保で
きなくなるからである。
【0022】さらに、上記及びに示した高吸水性ポ
リマーやプロテインパウダーのフィラーに加え、筆記性
を一層向上させるために、比較的粒径の大きい無機物を
含有させることもできる。この粒径の大きい無機物と
は、例えば炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化亜鉛、
炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、マイカ、シリ
カ、アルミナ‥‥などである。
【0023】このような比較的粒径の大きい無機物を加
えることにより、筆記時のペンの引掛りが良くなり、即
ち適度な抵抗をもって筆記することができるので、書き
味がさらに向上する。
【0024】以上が本発明の実施例である。尚、本発明
による印刷インクは、図に示した如きカード一般に限る
ことなく、他にも例えばテープカセットあるいはカセッ
ト保管用ケースに適用しても効果が大きい。即ち、本発
明による印刷インクを用いてテープカセットあるいはカ
セット保管用ケースの表面に印刷を施して筆記領域を形
成し、この筆記領域に曲目等を直接書き込むようにする
ことにより、従来テープカセットに貼り付けていたラベ
ルやカセット保管用ケース内に備えられていたインデッ
クスカードを不要とすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上に説明した如く本発明の筆記領域印
刷用インクは、インクに含まれるフィラー即ち高吸水性
ポリマーまたはプロテインパウダーの持つ親水基によ
り、油性ペン、ボールペン、鉛筆のみならず水性ペンで
も充分な定着乾燥性が得られ、筆記性の良好な筆記領域
を形成することができる。また、高吸水性ポリマー及び
プロテインパウダーはほぼ白色に近いものが多いため、
インク化する場合所望の色目が出し易いという利点をも
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】筆記領域を有するカードの説明図である。
【符号の説明】
1 カード本体 2 筆記領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被印刷物に直接印刷または間接印刷によ
    って筆記領域を形成するために用いられるインクであっ
    て、高吸水性ポリマーをフィラーとして含有させたこと
    を特徴とする筆記領域印刷用インク。
  2. 【請求項2】 上記高吸水性ポリマーの含有量は、1w
    t%以上10wt%以下である請求項1に記載の筆記領
    域印刷用インク。
  3. 【請求項3】 被印刷物に直接印刷または間接印刷によ
    って筆記領域を形成するために用いられるインクであっ
    て、プロテインパウダーをフィラーとして含有させたこ
    とを特徴とする筆記領域印刷用インク。
  4. 【請求項4】 上記プロテインパウダーの含有量は、5
    wt%以上40wt以下である請求項3に記載の筆記領
    域印刷用インク。
JP3153794A 1994-03-01 1994-03-01 筆記領域印刷用インク Pending JPH07238248A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3153794A JPH07238248A (ja) 1994-03-01 1994-03-01 筆記領域印刷用インク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3153794A JPH07238248A (ja) 1994-03-01 1994-03-01 筆記領域印刷用インク

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JPH07238248A true JPH07238248A (ja) 1995-09-12

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ID=12333950

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JP3153794A Pending JPH07238248A (ja) 1994-03-01 1994-03-01 筆記領域印刷用インク

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