JPH07238408A - クレイを素材とした花の製造方法 - Google Patents

クレイを素材とした花の製造方法

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JPH07238408A
JPH07238408A JP6026398A JP2639894A JPH07238408A JP H07238408 A JPH07238408 A JP H07238408A JP 6026398 A JP6026398 A JP 6026398A JP 2639894 A JP2639894 A JP 2639894A JP H07238408 A JPH07238408 A JP H07238408A
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flower
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Akiko Kato
明子 加藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 クレイを素材として用い、誰にでも簡単に、
反復して本物の生花により近い花の製造をする。 【構成】 クレイを花弁3の型紙に合わせて切り抜き、
背側花脈材の平らな面に花弁3の裏中央の部分に接着し
て花弁3を製造し,ワイヤーを中心にして複数個の蕾6
分体を接着して、蕾6を製造し,ワイヤーにクレイを巻
き付け先端に膨みを持たせて柱を形成する。クレイを偏
平な球形に形成した柱頭を先端膨み部に取り付け、雌し
べ4を製造し,クレイを長い涙形に伸ばし、後端部を太
く先端が尖った状態に形成した花糸に、葯を取り付け雄
しべ5を製造し,クレイを薄く延ばし葉の型紙に合わせ
て切り取って、葉脈を付け葉7を製造し,茎用ワイヤー
に花部2、蕾6、葉7取り付けて花を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレイを素材とした花
の製造方法に係り、特により本物の花に近い花を製造す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、布地を素材にしたアートフラワ
ー、小麦粉を素材にして花を作るパンアート、パンの花
等様々な材料を用いたフラワーデザインが考え出されて
いる。
【0003】これらのフラワーデザインは、より生花に
近付けて作成するというよりも、フラワーをいかにデザ
イン化して美しく見せるかに主眼が置かれている。この
ように今までのフラワーデザインは、全てが作り物を前
提にして制作するようになっているため、生花とはほど
遠い作品となっており、一見して造りものの花であるこ
とが判るようになっている。
【0004】このため、作品を観賞する側もどれだけ本
物の花に近いかということは期待せず、作品としてどれ
だけ丁寧に木目細かく芸術性が高く制作されているかを
評価の目安にするようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、フラワーを制作
者は、一見して造りものの花であることが分かるような
ものは、その優劣が一見して解らないため制作したがら
ない面がある。ましてや観賞する側は、制作されたフラ
ワーと生花を比較して作品の出来不出来を判定する傾向
があり、フラワーを制作する側としては、一見したとき
生花かと見間違うような本物に限りなく近い作品を制作
したいという気持ちが大きい。
【0006】ところが、従来のフラワーデザインにおい
ては、いかに精巧に作ろうと、一見して造りものの花で
あることが判るようになっている。このため、従来のフ
ラワーデザインにあっては、必ずしも観賞する側、制作
する側に充実感を与えることができないという問題点を
有している。
【0007】本発明の目的は、クレイを素材として用
い、誰にでも簡単に、反復して本物の生花により近い花
の製造をすることができるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、クレイに油絵具を混合しプ
レスして薄く延ばして花弁の型紙に合わせて切り抜き、
表面の中心に少なくとも縦1本の花脈を設け、クレイを
細長い涙形に伸ばしワイヤーに接着剤を付けて押し付け
て包み込み接着面を平らにし、細長い三角錐に形作った
背側花脈材の花びら接着面に花びらの裏中央の部分に接
着して、花弁を製造するようにしたものである。
【0009】また、請求項2記載の発明は、花弁の縁
を、ウェーブの伸ばし棒でフリルを付けながら薄く伸ば
して形成するようにしたものである。
【0010】さらに、請求項3記載の発明は、花弁の下
部を、茎と同系の着色を施したものである。
【0011】そして、請求項4記載の発明は、中央に包
み込んだワイヤーが透けて見えないように着色して背側
花脈材を形成したものである。
【0012】さらに、請求項5記載の発明は、花びら表
面に点状の突起がある花を製造する場合に、先端に付け
たクレイを酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤で花弁
に接触せしめて垂直方向に引き抜くようにして描いたも
のである。
【0013】上記目的を達成するために、請求項6記載
の発明は、ワイヤーに接着剤を付けてティッシュペーパ
ー又は脱脂綿を巻き付けた芯を複数個作ると共に、薄く
延ばしたクレイを蕾の1又は複数個の膨みのそれぞれに
対応する外皮の形状に合わせて型抜きし、ワイヤーを蕾
分体の中心に差し込み、又は複数個の芯を用い該複数個
の蕾分体の中心にワイヤーがくるようにして蕾分体の内
側になる部分を接着して、蕾を製造するようにしたもの
である。
【0014】また、請求項7記載の発明は、芯の背の部
分に縦の盛り上がり線を付けて蕾を形成したものであ
る。
【0015】上記目的を達成するために、請求項8記載
の発明は、ワイヤーにクレイを長い涙形にして巻き付け
先端に膨みを持たせて柱を形成し、クレイを偏平な球形
に形成した柱頭を先端膨みに取り付け、適宜着色を施し
て、雌しべを製造するようにしたものである。
【0016】また、請求項9記載の発明は、クレイを偏
平な球形に形成した柱頭の3カ所を切り取って切込部を
形成し中心部から該切込部を挟むように3本の筋を付け
て柱頭を形成したものである。
【0017】さらに、請求項10記載の発明は、柱頭に
酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤を塗布し濡れたよ
うな光沢を出したものである。
【0018】上記目的を達成するために、請求項11記
載の発明は、クレイを長い涙形に伸ばし、後端部を太く
先端に行くにしたがって順次細くなるようにし先端が尖
った状態に形成し花糸を製造するようにしたものであ
る。
【0019】そして、請求項12記載の発明は、花糸の
後端に平らな平板部を形成したものである。
【0020】上記目的を達成するために、請求項13記
載の発明は、クレイを長い涙形に伸ばし、後端を太く先
端に行くにしたがって順次細くなるようにし先端が尖っ
た状態に形成した花糸に、クレイに所定色の塗料を練り
込み、所定長さの棒状体に形成してなる葯を取り付け雄
しべを製造するようにしたものである。
【0021】また、請求項14記載の発明は、クレイに
練り込む塗料の色を、ライトレッドにしたものである。
【0022】そして、請求項15記載の発明は、上面長
手方向に伸ばし棒で線を入れて葯を形成したものであ
る。
【0023】上記目的を達成するために、請求項16記
載の発明は、クレイに油絵具を混合しプレスして薄く延
ばして花弁の型紙に合わせて切り抜き、表面の中心に少
なくとも縦1本の花脈を設け、クレイを細長い涙形に伸
ばしワイヤーに接着剤を付けて押し付けて包み込み接着
面を平らにし、細長い三角錐に形作った背側花脈材の花
びら接着面に花びらの裏中央の部分に接着して、花弁を
製造し,ワイヤーに接着剤を付けてティッシュペーパー
又は脱脂綿を巻き付けた芯を複数個作ると共に、薄く延
ばしたクレイを蕾の1又は複数個の膨みのそれぞれに対
応する外皮の形状に合わせて型抜きし、ワイヤーを蕾分
体の中心に差し込み、又は複数個の芯を用い該複数個の
蕾分体の中心にワイヤーがくるようにして蕾分体の内側
になる部分を接着して、蕾を製造し,ワイヤーにクレイ
を長い涙形にして巻き付け先端に膨みを持たせて柱を形
成し、クレイを偏平な球形に形成した柱頭を先端膨みに
取り付け、適宜着色を施して、雌しべを製造し,クレイ
を長い涙形に伸ばし、後端部を太く先端に行くにしたが
って順次細くなるようにし先端が尖った状態に形成した
花糸に、クレイに所定色の塗料を練り込み、所定長さの
棒状体に形成してなる葯を取り付け雄しべを製造し,緑
の油絵具を混練したクレイをプレスして薄く延ばした葉
材の上にテープを巻き付けた葉柄を中心位置にくるよう
に置き、この上に別な葉材を重ね合わせ葉の型紙に合わ
せて切り取り、葉脈を付け、縁を延ばし色付けして葉を
製造し,茎を形成する太さの茎用ワイヤーの先端所定長
さ白色テープを全幅のまま巻き、前記雌しべの下部を前
記茎用ワイヤーに接着剤で固着し、この上に白色テープ
を巻き付け、この回りに複数本の前記雄しべの花糸の平
板部を接着し、さらに回りに花弁を取り付けて適宜箇所
に葉を取り付けて構成したものである。
【0024】
【作用】請求項1記載の発明によると、まず、クレイ
(樹脂粘土)に油絵具を混合しプレスして薄く延ばして
花びらの型紙に合わせて切り抜く。そして、切り抜いた
花びら表面の中心に少なくとも縦1本の花脈を設ける。
また、クレイを細長い涙形に伸ばしワイヤーに接着剤を
付けて押し付けて包み込み接着面を平らにし、細長い三
角錐形にして背側花脈材を作り、背側花脈材の平らな面
に花弁の裏中央の部分に接着して、花弁を製造する。し
たがって、クレイを素材として用い、誰にでも簡単に、
反復して本物の生花により近い花の製造をすることがで
きる。
【0025】請求項2記載の発明によると、この花弁の
縁は、ウェーブの伸ばし棒でフリルを付けながら薄く伸
ばして形成してあるため、本物の生花により近い花に加
工することができる。
【0026】請求項3記載の発明によると、花弁の下部
に、茎と同系の着色を施こしてあるため、本物の生花に
より近い花とすることができる。
【0027】請求項4記載の発明によると、花弁の背側
花脈を形成する背側花脈材を、中央に包み込んだワイヤ
ーが透けて見えないように着色して形成してあるため、
従来のものに比してより生花に近い花を製造することが
できる。
【0028】請求項5記載の発明によると、花びら表面
に点状の突起がある花を製造する場合に、先端に付けた
クレイを酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤で花弁に
接触せしめて垂直方向に引き抜くようにして突起を描く
ため、従来のものに比してより生花に近い花を製造する
ことができる。
【0029】請求項6記載の発明によると、蕾の膨みが
1個の場合は、1本のワイヤーに接着剤を付けティッシ
ュペーパー又は脱脂綿を巻き付けて芯を作り、薄く延ば
したクレイを蕾の表皮の大きさに型抜きして該芯に被せ
て接着し、ワイヤーを蕾分体の中心に差し込んで製造す
る。また、蕾分体が複数個の場合は、ワイヤーに接着剤
を付けティッシュペーパー又は脱脂綿を巻き付けて蕾の
膨みに合わせて複数個の蕾分体を作る。さらに、蕾の膨
みの数に合わせて分割して蕾の表皮を、薄く延ばしたク
レイを蕾の膨みに対応して膨みの形状に型抜きして作
る。そして、型抜きして制作した蕾の表皮を、先に作っ
てある複数個の芯のそれぞれに、芯の表面に接着剤をつ
けて被せて接着する。このようにして制作した表皮を被
せた蕾分体を複数個(蕾の膨みの数)をワイヤーが中心
になるように内側を合わせ、内側の部分に接着剤を着
け、蕾の内側になる部分を接着して蕾を製造する。
【0030】したがって、クレイを素材として用い、誰
にでも簡単に、反復して本物の生花により近い花の製造
をすることができる。
【0031】請求項7記載の発明によると、芯の背の部
分に縦の盛り上がり線(将来、花弁となったときの背側
花脈)がある場合には、背の部分に縦の盛り上がり線を
付けるため、従来のものに比してより生花に近い花を製
造することができる。
【0032】請求項8記載の発明によると、雌しべを、
ワイヤーにクレイを長い涙形にして巻き付け先端に膨み
を持たせて柱を形成し、クレイを偏平な球形に形成した
柱頭を先端膨み部に取り付け、適宜着色を施して製造し
ているため、従来のものに比してより生花に近い花を製
造することができる。
【0033】請求項9記載の発明によると、雌しべの柱
頭を、クレイを偏平な球形に形成し3カ所を切り取って
切込部を形成し、中心部から切込部を挟むようにして3
本の筋を付けて形成してあるため、従来のものに比して
より生花に近い花を製造することができる。
【0034】請求項10記載の発明によると、雌しべの
柱頭に酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤を塗布し濡
れたような光沢を出しているため、より生花に近い花を
製造することができる。
【0035】このように雌しべは、ワイヤーにクレイを
長い涙形にして巻き付け先端に膨みを持たせて柱を形成
し、クレイを偏平な球形に形成した柱頭を先端膨み部に
取り付け、適宜着色を施して製造して、雌しべの柱頭
を、クレイを偏平な球形に形成し3カ所を切り取って切
込部を形成し、中心部から切込部を挟むようにして3本
の筋を付けて形成し、この柱頭に酢酸ビニル樹脂エマル
ジョン系接着剤を塗布し濡れたような光沢を出して製造
する。
【0036】請求項11記載の発明によると、クレイを
長い涙形に伸ばし、後端部を太く先端に行くにしたがっ
て順次細くなるようにし先端が尖った状態に形成し雄し
べの花糸を製造しているため、より生花に近い花を製造
することができる。
【0037】請求項12記載の発明によると、上記花糸
の後端部を平板状に形成してあるため、複数本の花糸を
合わせて雌しべの回りに付け合すに手際良く行うことが
できる。
【0038】請求項13記載の発明によると、クレイを
長い涙形に伸ばし、後端部を太く先端に行くにしたがっ
て順次細くなるようにし先端が尖った状態に形成した花
糸に、クレイに所定色の塗料を練り込み所定長さの棒状
に形成してなる葯を取り付け雄しべを製造しているた
め、従来のものに比してより生花に近い花を製造するこ
とができる。
【0039】請求項14記載の発明によると、クレイに
練り込む塗料の色を、ライトレッドにしているため、カ
サブランカの生花により近い花を製造することができ
る。
【0040】請求項15記載の発明によると、花糸の先
端の尖った部分に取り付けた葯の上面に、長手方向に伸
ばし棒で線を入れて括れ部を形成しているため、より生
花に近い葯を製造することができる。
【0041】請求項16記載の発明によると、まず、ク
レイに油絵具を混合しプレスして薄く延ばして花弁の型
紙に合わせて切り抜き、表面の中心に少なくとも縦1本
の花脈を設け、クレイを細長い涙形に伸ばしワイヤーに
接着剤を付けて押し付けて包み込み接着面を平らにし、
細長い三角錐に形作った背側花脈材の花びら接着面に花
びらの裏中央の部分に接着して、花弁を製造する。さら
に、蕾の膨みが1個の場合は、1本のワイヤーに接着剤
を付けティッシュペーパー又は脱脂綿を巻き付けて芯を
作り、薄く延ばしたクレイを蕾の表皮の大きさに型抜き
して該芯に被せて接着し、ワイヤーを前記芯の中心に差
し込んで製造する。また、蕾の膨みが複数個の場合は、
ワイヤーに接着剤を付けティッシュペーパー又は脱脂綿
を巻き付けて蕾の膨みに合わせて複数個の蕾分体を作
る。さらに、蕾の膨みの数に合わせて分割して蕾の表皮
を、薄く延ばしたクレイを膨みに対応して膨みの形状に
型抜きして作る。そして、型抜きして制作した蕾の表皮
を、先に作ってある複数個の芯のそれぞれに、芯の表面
に接着剤をつけて被せて接着する。このようにして制作
した表皮を被せた蕾分体の複数個(蕾の膨みの数)をワ
イヤーが中心になるように内側を合わせ、内側の部分に
接着剤を着け、蕾の内側になる部分を接着して蕾を製造
する。そして、ワイヤーにクレイを長い涙形にして巻き
付け先端に膨みを持たせて柱を形成し、クレイを偏平な
球形に形成した柱頭を先端膨みに取り付け、適宜着色を
施して雌しべを製造する。さらに、クレイを長い涙形に
伸ばし、後端を太く先端に行くにしたがって順次細くな
るようにして先端の尖った部分にクレイに所定色の塗料
を練り込み、所定長さの棒状体に形成してなる葯を取り
付け雄しべを製造する。そして、緑の油絵具を混練した
クレイをプレスして薄く延ばした葉材の上にテープを巻
き付けた葉柄を中心位置にくるように置き、この上に別
な葉材を重ね合わせ葉の型紙に合わせて切り取り、葉脈
を付け、縁を延ばし色付けして葉を製造する。またさら
に、茎を形成する太さの茎用ワイヤーの先端所定長さ白
色テープを全幅のまま巻き、雌しべの下部を前記茎用ワ
イヤーに接着剤で固着し、この上に白色テープを巻き付
け、この回りに複数本の前記雄しべの後端部を接着し、
さらに回りに花弁を取り付けて適宜箇所に葉を取り付け
て花を構成する。
【0042】したがって、クレイを素材として用い、誰
にでも簡単に、反復して本物の生花により近い花の製造
をすることができる。
【0043】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1〜図6には、本発明に係るクレイを素材とした花の製
造方法の一実施例が示されている。本発明においては、
クレイを素材としてあらゆる花を製造することができ、
その基本となる製造方法は、全て同じである。そこで、
本実施例においては、フラワーデザイン業界において本
物の生花により近い花を製造するに最も技術を要し、生
花らしく見せるのが最も難しいとされているカサブラン
カの花を製造する方法を例にとって説明する。
【0044】図1は、カサブランカの花全体が示されて
おり、1はカサブランカの花全体を指している。2は花
部である。花部2は、花弁3と、雌しべ4と、雄しべ5
とによって構成されている。雌しべ4と雄しべ5とが合
わさって、花弁3の中芯を作るということで花芯と称さ
れている。6は蕾で、7が葉、8が茎である。
【0045】《花弁を作る方法》まず、カサブランカ1
の花部2の内の花弁3を作る方法について説明する。樹
脂粘土(クレイ)に白の絵具をよく混ぜ合せてプレスし
て薄く延ばして花弁3の厚さに合わせて花弁生地を作
る。このプレスには、延ばし棒のようなものを用いて手
で延ばしても良いが、フラワーデザイン専用のプレス機
によって行う方が、均一に薄くでき、かつより薄くする
ことができる。この場合、花弁生地が極端に薄すぎると
縁に切れ(割れ)を生じたりするので、切れが生じない
ような厚さが必要である。クレイの場合、粘性が程よく
得られるため、花弁生花の花弁3の厚さに合わせること
ができる。この花弁生地に、予めカサブランカ1の生花
の花弁3の1枚1枚に合わせて型取りをして作成した型
紙を合わせて、この型紙に合わせて花弁生地を切り抜
く。この型紙は、カサブランカ1の生花の花弁3の全枚
数分作っておくのが理想的である。しかし、カサブラン
カ1の生花の花弁3の多くは、見た目に大きな相違がな
く、外側に開く花弁3と内側に開く花弁3とに大きさの
相違が顕著になっているぐらいである。
【0046】次に、型紙に合わせて花弁生地を切り抜い
て作った花びら31の縁を、図2に図示の如くウェーブ
の延ばし棒を用いて手でカサブランカ1の花特有のフリ
ル32を付けながら花びら31に表情を付ける。この花
びら31の縁に付けるフリル32の付け方によって花び
ら31の表情を色々に作ることが可能であり、型紙をカ
サブランカ1の生花の花弁3の全枚数分作っておかなく
ても、大小1枚製作しておけば充分である。そして、表
面の中心に少なくとも縦1本の花脈33を設ける。通常
は、鋏の背等で中心に縦1本その左右に1本づつの花脈
33を付ける。
【0047】一方、花弁3の裏側に取り付ける図3に示
す如き背側花脈材34を製造する。背側花脈材34の製
造に当たっては、まず、例えば、直径1cm、長さ2cmの
棒状クレイを、例えば長さ14.5cmの細長い涙形に延
ばし、ワイヤー(具体的には、28番のワイヤー)に接
着剤を付けて涙形に成形したクレイに押し付けて包み込
む。さらに、このワイヤーを取り付けた涙形クレイの花
びら31を取り付ける花びら接着面35を平らにし、細
長い三角錐に形作る。そして、このワイヤーを取り付け
た涙形クレイの表面が乾いたら油絵具で色付けする。さ
らに、背側花脈材34の平らな花びら接着面35に接着
剤を塗布して花びら31の裏中央の部分に接着して、花
弁3を製造する。また、花びら31に酢酸ビニル樹脂エ
マルジョン系接着剤で柔らかくしたクレイでカサブラン
カ特有の図2に図示の如き点36を描く。この点36の
描き方は、例えば、図2に図示の如く先端の細いピンセ
ット37を用い、ピンセット37の先端に酢酸ビニル樹
脂エマルジョン系接着剤で柔らかくした点描用クレイ3
8を着け、先端を花びら31の表面に押し付け、次の瞬
間に上方に引き上げる動作によって行う。本実施例にお
いては、点36を描くのにピンセットを用いたが、爪楊
枝等先端が尖ったものであればどのような物でも使用可
能である。この図2に図示の如く形成された点36は、
乾いた後、点36の尾の引き方が短いものは、再度ピン
セット37で点描用クレイ38を点36に押し付けて上
方に引き上げる動作を2度、3度と繰り返して行う。
【0048】《花の雌しべを作る方法》樹脂粘土(クレ
イ)の特性を生かし、絵具を混ぜずにそのまま使う。こ
れは、生のカサブランカ1の花芯(雌しべ4、雄しべ5
を合わせた部分)のような透明感を出すためである。
【0049】雌しべ4を製造するには、まず、例えば、
市販の白28番のワイヤーを1/2の長さに切り、この
切ったワイヤーにボンドをつけ、直径1cm、長さ2cmの
棒状クレイを長さ14cmの長い涙形に成形してワイヤ
ーを押し付け、転がすようにしてワイヤーを包み込む。
この涙形に成形したクレイの下部を3mm(直径)の太さ
にし順次細くしていき、中央部を2mm位にし、さらに上
部を細くし(約1.4mm)、その後は少々太くし、先端
部に膨み41を形成して柱42を作る。
【0050】一方、直径5mmの棒状のクレイを適当な長
さ(例えば、15mm)とって丸めて偏平にして偏平球体
43を形成する。図5に図示の一点鎖線A、B、Cで示
す3カ所の切込部を鋏で切り取るか又は凹ませて、三角
形状のおむす形に形成して柱頭44を形成する。そし
て、この柱頭44の上面に伸ばし棒や鋏の背などを用い
て、中心部から切込部を挟むようにして放射状に3本の
筋45をつける。この柱頭44は、図4に図示の如く柱
42の膨み41に添わせるように接着剤を用いて張り付
ける。なお、この柱頭44の上面に形成する3本の筋4
5は、柱頭44を柱42の膨み41に接着した後に伸ば
し棒や鋏の背などを用いて付けてもよい。さらに、柱頭
44が乾いたら絵具でピンク系の色に色付けを行い、絵
具が乾いたら柱頭44から柱42の膨み41に掛けて酢
酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤を塗布する。この酢
酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤が乾燥すると、生の
カサブランカ1の濡れたような感じの光沢が出る。
【0051】《花の雄しべを作る方法》雄しべ5は、花
粉を作り出す部分である葯51と、葯51を支える柄の
部分である花糸52とに別れている。そして、カサブラ
ンカ1はユリ科の花で、カサブランカ1の雄しべ5の葯
51が作り出す花粉は、茶色で、一般のゆりの花の花粉
より量が多い。このカサブランカ1の花粉は、洋服に付
着すると洗濯してもなかなか落ちないほどの染色力があ
り、花を買い求める一般の人からは葯51が着いた状態
の花は敬遠されがちとなっている。このため、通常は、
花屋等売り手の者が多少開きかけたカサブランカ1の花
から店頭に出す前に雄しべ5の葯51を花糸52から取
り除いて売っている。このような理由から、一般には、
カサブランカ1の場合、多少開きかけたカサブランカ1
の花にある葯51のない花糸52だけの雄しべ5と、蕾
6から開いた花にある花糸52の先に葯51が付いた状
態の雄しべ5とがあると認識されている。したがって、
カサブランカ1の場合、高価なこともありあまりテッポ
ウユリのように一般に普及している花と異なるため、雄
しべ5が2種類有るかの如き誤った理解が一般的になさ
れている。
【0052】カサブランカ1の雄しべ5の製造は、図6
に図示の如く花糸52と葯51を製造することになる。
葯51の製造は、直径5mm、長さ10mmのクレイにカサ
ブランカ1の葯51の色であるライトレッドの塗料(通
常は、油絵具)を練り込み、3cmの長さにして、中央の
太径部の幅を4mmとし、両端を細く尖らせて図6に図示
の如き葯本体53を造る。そして、葯本体53の上面に
は、伸ばし棒等によって中央の長手方向に図6に図示の
如き線54を入れ、葯51を作る。
【0053】花糸52の製造は、まず、例えば、直径1
cm、長さ0.5cmの棒状クレイを長さ10cmの長い涙形
に指先で転がしながら伸ばして成形する。このとき下部
の太さを、例えば直径2.5mm程の太さにし、先端にに
向かって順次細くしていき、先端を消え入るよう尖ら
す。そして、下部には、後端から2cm程の長さをプレス
して平板部55を形成して図6に図示の如き花糸52を
製造する。この花糸52の尖った先端には、葯51を接
着剤で取り付けて雄しべ5を形成する。 《花の蕾を作る方法》カサブランカ1の蕾6は、紡錘形
状のもの3つ割り状態にしたような形状をしている。そ
こで、蕾6の製造は、まず、クレイを延ばし棒のような
ものを用いて手で、あるいはプレス機を用いて薄く延ば
して、紡錘形状に被せられる形状に型抜きをして表皮6
1を形成する。次に、ワイヤー(具体的には、28番1
/2のワイヤー)62を用意し、このワイヤー62に接
着剤を付けティッシュ又は脱脂綿を巻き付けて長さ7〜
8cmの紡錘形状の芯63を作る。この芯63には、上に
接着剤を付けて、図7に図示の如く表皮61を被せて張
り合わて蕾分体64を形成する。この蕾分体64は、3
本作る。しかる後、ワイヤー(具体的には、18番ワイ
ヤー)65を中心に置いて、このワイヤー65が中心に
なるように先に作成した3本の蕾分体64を、図8に図
示の如く合わせて1つの蕾6を形成する。この3本の蕾
分体64は、内側になる部分にそれぞれ接着剤を付けて
張り合わせ、3本の蕾分体64を張り合わせた後、3本
の蕾分体64のそれぞれの背の部分に縦の盛り上り線
(花弁3の背側花脈になる)66を付ける。
【0054】《葉を作る方法》カサブランカ1の葉7
は、比較的厚みを持ったものとなっている。そこで、葉
7の製造に当たっては、まず、クレイに緑の油絵具を入
れよく練っておく。そして、緑の油絵具を入れよく練り
込んだクレイを延ばし棒のようなものを用いて手で、あ
るいはプレス機を用いて薄く延ばして、カサブランカ1
の葉7の大きさよりも大きい楕円形に型抜きして葉材7
1を形成する。次に、ワイヤー(具体的には、22番の
ワイヤー)にライトグリーンのテープ半幅を巻いて、1
/2に切って葉柄72を形成する。そして、先にプレス
して薄く延ばして型抜きしてある葉材71の上に、葉柄
72を置き、この葉柄72を置いた上にさらに葉材71
を重ね合わせる。このとき葉材71に挟み込まれる葉柄
72の先端は、図9に図示の如く曲げられてフック73
を形成している。このように葉柄72の先端にフック7
3を形成するのは、葉柄72の先端によって重ね合わせ
た葉材71を突き破られ、葉柄72の先端が外部に露出
しまうのを防止するためである。そして、挟み込んだ葉
柄72が葉の中心に来るようにカサブランカ1の葉7か
ら型取りした葉の型紙を置いて、葉型に切り抜く。さら
に、カサブランカ1の葉型を用いて葉7の表面及び葉7
の裏面にそれぞれ葉脈74を付ける。さらに、型抜きし
た葉材71の縁を延ばし棒等を用いて延ばし、この型抜
きした葉材71が乾いたら色付けして葉7を製造する。
【0055】《花の組み立て》以上のように作られた花
弁3、雌しべ4、雄しべ5、蕾6、葉7のそれぞれを次
に組み立ててカサブランカ1を製造する。これらを組み
立ててカサブランカ1を製造するには、まず、例えば、
茎用ワイヤー(具体的には、16番ワイヤー)の先端3
cmに白のテープを全幅のまま巻く。そして、花芯の中心
となる雌しべ4の柱42の下部2cmに接着剤を付けて、
この茎用ワイヤーのテープを巻いた部分に張り付け、こ
の上に再び白のテープを巻き付ける。さらに、葯51の
付いた雄しべ5及び又は葯51の付いていない花糸52
だけの雄しべ5を6本、それぞれ雄しべ5の平板状に形
成された花糸52の平板部55に接着剤を塗布して巻き
付けたテープの回りに取り付けて花芯を作る。この花芯
の周囲に大の花弁3を3枚を付け、この大の花弁3の間
に小の花弁3を1枚づつ3枚着け、緑色のテープでまと
める。さらに16番ワイヤーの下方に緑色のテープを巻
き付け、茎8を形成し、この花の取り付け位置から適当
な間隔をおいて蕾6を付け、さらに葉7を互生に付け
る。このままで仕上げとする場合もあるが、見てくれを
考慮して緑色のテープを巻き付けて形成した茎8の上を
クレイで葺いて(薄く延ばしたクレイを巻き付けて)仕
上げる。
【0056】《カサブランカの花以外のユリ科の花》以
上、クレイを素材とした花の製造方法の具体的な実施例
として、カサブランカを例にとって説明したが、この他
日本のユリとして次のものに応用することができる。す
なわち、日本のユリとして、カサブランカの他に、テッ
ポウユリ、笹ユリ、乙女ユリ、受ユリ、袂ユリ、山ユ
リ、カノコユリ、エゾスカシユリ、イワトユリ、イワユ
リ、ヒメユリ、スゲユリ、コオニユリ、キヒラトユリ、
クルマユリ、サユリ、タカサゴユリ、ミヤマスカシユ
リ、タケシマユリ、ベニスジ、キスゲユリ、からこま3
号、リーガルリリー、マドンナリリ、ヤマスカシユリ、
黄かのこユリ、オニユリ、サクユリ、パシフィックハイ
ブリッドアウレリアンハイブリッド、エンチャントメン
ト、内田かのこ、新テッポウユリ、鳥羽玉、ユリシカ
「千草」、バックハウスハイブリッド「火星」、スカシ
ユリ「黄透」、デスチニー、雪の光等がある。また、こ
の他、外国のユリとして次のものに応用することができ
る。すなわち、外国のユリとして、カサブランカの他
に、アマリリス、アマクリナム、バローダマドンナ、ア
ルストロメリア、ティスティピンク、エリーゼ、ルレー
ブ、ヴィドール、ワルシャワ、スイートメモリー、キャ
ピトル、ロジータ、サンセレー、トレンドセッター、ガ
ブリエル、トスカーナ、コルシカ、アジアテックハイブ
リッド、ジャパニーズハイブリッド、ロンキックロラム
ハイブリッド等がある。
【0057】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0058】請求項1記載の発明によれば、クレイに油
絵具を混合しプレスして薄く延ばして花弁の型紙に合わ
せて切り抜き、表面の中心に少なくとも縦1本の花脈を
設け、クレイを細長い涙形に伸ばしワイヤーに接着剤を
付けて押し付けて包み込み接着面を平らにし、細長い三
角錐に形作った背側花脈材の花びら接着面に花びらの裏
中央の部分に接着して、花弁を製造するようにしてある
ため、クレイを素材として用い、誰にでも簡単に、反復
して本物の生花により近い花の製造をすることができ
る。
【0059】請求項2記載の発明によれば、花弁の縁
を、ウェーブの伸ばし棒でフリルを付けながら薄く伸ば
して形成するようにしてあるため、本物の生花により近
い花に加工することができる。
【0060】請求項3記載の発明によれば、花弁の下部
を、茎と同系の着色を施してあるため、本物の生花によ
り近い花とすることができる。
【0061】請求項4記載の発明によれば、中央に包み
込んだワイヤーが透けて見えないように着色して背側花
脈材を形成してあるため、従来のものに比してより生花
に近い花を製造することができる。
【0062】請求項5記載の発明によれば、花びら表面
に点状の突起がある花を製造する場合に、先端に付けた
クレイを酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤で花弁に
接触せしめて垂直方向に引き抜くようにして描いてある
ため、従来のものに比してより生花に近い花を製造する
ことができる。
【0063】請求項6記載の発明によれば、ワイヤーに
接着剤を付けてティッシュペーパー又は脱脂綿を巻き付
けた芯を複数個作ると共に、薄く延ばしたクレイを蕾の
1又は複数個の膨みのそれぞれに対応する外皮の形状に
合わせて型抜きし、ワイヤーを蕾分体の中心に差し込
み、又は複数個の芯を用い該複数個の蕾分体の中心にワ
イヤーがくるようにして蕾分体の内側になる部分を接着
して、蕾を製造するようにしてあるため、クレイを素材
として用い、誰にでも簡単に、反復して本物の生花によ
り近い花の製造をすることができる。
【0064】請求項7記載の発明によれば、芯の背の部
分に縦の盛り上がり線を付けて蕾を形成してあるため、
従来のものに比してより生花に近い花を製造することが
できる。
【0065】請求項8記載の発明によれば、ワイヤーに
クレイを長い涙形にして巻き付け先端に膨みを持たせて
柱を形成し、クレイを偏平な球形に形成した柱頭を先端
膨みに取り付け、適宜着色を施して、雌しべを製造する
ようにしてあるため、従来のものに比してより生花に近
い花を製造することができる。
【0066】請求項9記載の発明によれば、クレイを偏
平な球形に形成した柱頭の3カ所を切り取って切込部を
形成し中心部から該切込部を挟むように3本の筋を付け
て柱頭を形成してあるため、従来のものに比してより生
花に近い花を製造することができる。
【0067】請求項10記載の発明によれば、柱頭に酢
酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤を塗布し濡れたよう
な光沢を出してあるため、より生花に近い花を製造する
ことができる。
【0068】請求項11記載の発明によれば、クレイを
長い涙形に伸ばし、後端部を太く先端に行くにしたがっ
て順次細くなるようにし先端が尖った状態に形成し花糸
を製造するようにしているため、より生花に近い花を製
造することができる。
【0069】請求項12記載の発明によれば、花糸の後
端に平らな平板部を形成しているため、複数本の花糸を
合わせて雌しべの回りに付け合すに手際良く行うことが
できる。
【0070】請求項13記載の発明によれば、クレイを
長い涙形に伸ばし、後端部を太く先端に行くにしたがっ
て順次細くなるようにし先端が尖った状態に形成した花
糸に、クレイに所定色の塗料を練り込み、所定長さの棒
状体に形成してなる葯を取り付け雄しべを製造するよう
にしているため、従来のものに比してより生花に近い花
を製造することができる。
【0071】請求項14記載の発明によれば、クレイに
練り込む塗料の色を、ライトレッドにしているため、カ
サブランカの生花により近い花を製造することができ
る。
【0072】請求項15記載の発明によれば、上面長手
方向に伸ばし棒で線を入れて葯を形成しているため、よ
り生花に近い葯を製造することができる。
【0073】請求項16記載の発明によれば、クレイに
油絵具を混合しプレスして薄く延ばして花弁の型紙に合
わせて切り抜き、表面の中心に少なくとも縦1本の花脈
を設け、クレイを細長い涙形に伸ばしワイヤーに接着剤
を付けて押し付けて包み込み接着面を平らにし、細長い
三角錐に形作った背側花脈材の花びら接着面に花びらの
裏中央の部分に接着して、花弁を製造し,ワイヤーに接
着剤を付けてティッシュペーパー又は脱脂綿を巻き付け
た芯を複数個作ると共に、薄く延ばしたクレイを蕾の1
又は複数個の膨みのそれぞれに対応する外皮の形状に合
わせて型抜きし、ワイヤーを蕾分体の中心に差し込み、
又は複数個の芯を用い該複数個の蕾分体の中心にワイヤ
ーがくるようにして蕾分体の内側になる部分を接着し
て、蕾を製造し,ワイヤーにクレイを長い涙形にして巻
き付け先端に膨みを持たせて柱を形成し、クレイを偏平
な球形に形成した柱頭を先端膨みに取り付け、適宜着色
を施して、雌しべを製造し,クレイを長い涙形に伸ば
し、後端を太く先端に行くにしたがって順次細くなるよ
うにし先端が尖った状態に形成した花糸に、クレイに所
定色の塗料を練り込み、所定長さの棒状に形成してなる
葯を取り付けて雄しべを製造し,緑の油絵具を混練した
クレイをプレスして薄く延ばした葉材の上にテープを巻
き付けた葉柄を中心位置にくるように置き、この上に別
な葉材を重ね合わせ葉の型紙に合わせて切り取り、葉脈
を付け、縁を延ばし色付けして葉を製造し,茎を形成す
る太さの茎用ワイヤーの先端所定長さ白色テープを全幅
のまま巻き、前記雌しべの下部を前記茎用ワイヤーに接
着剤で固着し、この上に白色テープを巻き付け、この回
りに複数本の前記雄しべの花糸の平板部を接着し、さら
に回りに花弁を取り付けて適宜箇所に葉を取り付けて構
成してあるため、クレイを素材として用い、誰にでも簡
単に、反復して本物の生花により近い花の製造をするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カサブランカの全体斜視図である。
【図2】図1に図示の花弁の花びらの全体斜視図であ
る。
【図3】図1に図示の花弁の背側花脈材の全体斜視図で
ある。
【図4】図1に図示の雌しべと雄しべの取り付け状態を
説明するための図である。
【図5】図1に図示の雌しべの柱頭の製造方法を示す図
である。
【図6】図1に図示の雄しべの全体斜視図である。
【図7】図1に図示の蕾の蕾分体の製造方法を示す図で
ある。
【図8】図1に図示の蕾の製造方法を示す図である。
【図9】図1に図示の葉の製造方法を示す図である。
【符号の説明】
1………………………………カサブランカ 2………………………………花部 3………………………………花弁 31……………………………花びら 32……………………………フリル 33……………………………花脈 34……………………………背側花脈材 35……………………………花びら接着面 36……………………………点 4………………………………雌しべ 41……………………………膨み 42……………………………柱 43……………………………偏平球体 44……………………………柱頭 45……………………………筋 5………………………………雄しべ 51……………………………葯 52……………………………花糸 53……………………………葯本体 54……………………………線 55……………………………平板部 6………………………………蕾 61……………………………表皮 62……………………………ワイヤー 63……………………………芯 64……………………………蕾分体 65……………………………ワイヤー 66……………………………盛り上り線 7………………………………葉 71……………………………葉材 72……………………………葉柄 73……………………………フック 8………………………………茎

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレイに油絵具を混合しプレスして薄く
    延ばして花弁の型紙に合わせて切り抜き、表面の中心に
    少なくとも縦1本の花脈を設け、クレイを細長い涙形に
    伸ばしワイヤーに接着剤を付けて押し付けて包み込み接
    着面を平らにし、細長い三角錐に形作った背側花脈材の
    花びら接着面に花びらの裏中央の部分に接着して、花弁
    を製造するようにしたことを特徴とするクレイを素材と
    した花の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記花弁の縁は、ウェーブの伸ばし棒で
    フリルを付けながら薄く伸ばして形成したものである請
    求項1記載のクレイを素材とした花の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記花弁の下部は、茎と同系の着色を施
    したものである請求項1又は2記載クレイを素材とした
    花の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記背側花脈材は、中央に包み込んだワ
    イヤーが透けて見えないように着色したものである請求
    項1、2又は3記載クレイを素材とした花の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記花弁は、花びら表面に点状の突起が
    ある花を製造する場合に、先端に付けたクレイを酢酸ビ
    ニル樹脂エマルジョン系接着剤で花弁に接触せしめて垂
    直方向に引き抜くようにして描いたものである請求項
    1、2、3又は4記載クレイを素材とした花の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 ワイヤーに接着剤を付けてティッシュペ
    ーパー又は脱脂綿を巻き付けた芯を複数個作ると共に、
    薄く延ばしたクレイを蕾の1又は複数個の膨みのそれぞ
    れに対応する外皮の形状に合わせて型抜きし、ワイヤー
    を蕾分体の中心に差し込み、又は複数個の芯を用い該複
    数個の蕾分体の中心にワイヤーがくるようにして蕾分体
    の内側になる部分を接着して、蕾を製造するようにした
    ことを特徴とするクレイを素材とした花の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記芯は、背の部分に縦の盛り上がり線
    を付けたものである請求項6記載のクレイを素材とした
    花の製造方法。
  8. 【請求項8】 ワイヤーにクレイを長い涙形にして巻き
    付け先端に膨みを持たせて柱を形成し、クレイを偏平な
    球形に形成した柱頭を先端膨みに取り付け、適宜着色を
    施して、雌しべを製造するようにしたことを特徴とする
    クレイを素材とした花の製造方法。
  9. 【請求項9】 上記柱頭は、クレイを偏平な球形に形成
    した柱頭の3カ所を切り取って切込部を形成し中心部か
    ら該切込部を挟むように3本の筋を形成したものである
    請求項8記載のクレイを素材とした花の製造方法。
  10. 【請求項10】 上記柱頭は、酢酸ビニル樹脂エマルジ
    ョン系接着剤を塗布し濡れたような光沢を出したもので
    ある請求項8又は9記載のクレイを素材とした花の製造
    方法。
  11. 【請求項11】 クレイを長い涙形に伸ばし、後端部を
    太く先端に行くにしたがって順次細くなるようにし先端
    が尖った状態に形成し花糸を製造するようにしたことを
    特徴とするクレイを素材とした花の製造方法。
  12. 【請求項12】 上記花糸の後端に平らな平板部を形成
    したものである請求項11記載のクレイを素材とした花
    の製造方法。
  13. 【請求項13】 クレイを長い涙形に伸ばし、後端部を
    太く先端に行くにしたがって順次細くなるようにし先端
    が尖った状態に形成した花糸に、クレイに所定色の塗料
    を練り込み、所定長さの棒状体に形成してなる葯を取り
    付け雄しべを製造するようにしたことを特徴とするクレ
    イを素材とした花の製造方法。
  14. 【請求項14】 上記塗料の色は、ライトレッドである
    請求項13記載のクレイを素材とした花の製造方法。
  15. 【請求項15】 上記葯は、上面長手方向に伸ばし棒で
    線を入れたものである請求項14記載のクレイを素材と
    した花の製造方法。
  16. 【請求項16】 クレイに油絵具を混合しプレスして薄
    く延ばして花弁の型紙に合わせて切り抜き、表面の中心
    に少なくとも縦1本の花脈を設け、クレイを細長い涙形
    に伸ばしワイヤーに接着剤を付けて押し付けて包み込み
    接着面を平らにし、細長い三角錐に形作った背側花脈材
    の花びら接着面に花びらの裏中央の部分に接着して、花
    弁を製造し,ワイヤーに接着剤を付けてティッシュペー
    パー又は脱脂綿を巻き付けた芯を複数個作ると共に、薄
    く延ばしたクレイを蕾の1又は複数個の膨みのそれぞれ
    に対応する外皮の形状に合わせて型抜きし、ワイヤーを
    蕾分体の中心に差し込み、又は複数個の芯を用い該複数
    個の蕾分体の中心にワイヤーがくるようにして蕾分体の
    内側になる部分を接着して、蕾を製造し,ワイヤーにク
    レイを長い涙形にして巻き付け先端に膨みを持たせて柱
    を形成し、クレイを偏平な球形に形成した柱頭を先端膨
    みに取り付け、適宜着色を施して、雌しべを製造し,ク
    レイを長い涙形に伸ばし、後端部を太く先端に行くにし
    たがって順次細くなるようにし先端が尖った状態に形成
    した花糸に、クレイに所定色の塗料を練り込み、所定長
    さの棒状に形成してなる葯を取り付けて雄しべを製造
    し,緑の油絵具を混練したクレイをプレスして薄く延ば
    した葉材の上にテープを巻き付けた葉柄を中心位置にく
    るように置き、この上に別な葉材を重ね合わせ葉の型紙
    に合わせて切り取り、葉脈を付け、縁を延ばし色付けし
    て葉を製造し,茎を形成する太さの茎用ワイヤーの先端
    所定長さ白色テープを全幅のまま巻き、前記雌しべの下
    部を前記茎用ワイヤーに接着剤で固着し、この上に白色
    テープを巻き付け、この回りに複数本の前記雄しべの花
    糸の平板部を接着し、さらに回りに花弁を取り付けて適
    宜箇所に葉を取り付けて構成したことを特徴とするクレ
    イを素材とした花の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0767771B2 (en) 1994-06-30 2004-05-06 The Dow Chemical Company Chlorohydrin process
KR20180082885A (ko) * 2017-01-11 2018-07-19 주식회사 아토아트 옥을 이용한 조화화분의 제조방법

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EP0767771B2 (en) 1994-06-30 2004-05-06 The Dow Chemical Company Chlorohydrin process
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