JPH0723932A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JPH0723932A
JPH0723932A JP5195293A JP19529393A JPH0723932A JP H0723932 A JPH0723932 A JP H0723932A JP 5195293 A JP5195293 A JP 5195293A JP 19529393 A JP19529393 A JP 19529393A JP H0723932 A JPH0723932 A JP H0723932A
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JP
Japan
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offset value
magnetic resonance
fourier transform
frequency
data
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Application number
JP5195293A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kono
昭宏 河野
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】核磁気共鳴信号データをフーリエ変換するフー
リエ変換手段と、フーリエ変換後の零周波数成分中から
直流オフセット値を除去する直流オフセット値除去手段
とを備えて画像再構成手段が構成された磁気共鳴イメー
ジング装置において、計測シーケンスによらずに、計測
信号データの有効精度以下の小さな直流オフセット成分
をも除去し、画像上の輝点状アーチファクトを除去して
画質の向上を図る。 【構成】核磁気共鳴信号データ中とそのフーリエ変換後
の周波数スペクトル中の直流オフセット値を算出し除去
する際に、その直流オフセット値を算出するために設定
する演算領域を、位相エンコード方向に奇数・偶数プロ
ジェクション別に分けて設定し、直流オフセット値を算
出,除去すべく直流オフセット値除去手段(16)を構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計測された核磁気共鳴
(以下、NMRという)信号中と、このNMR信号デー
タのフーリエ変換後の周波数スペクトル中から成分を除
去し、画質の向上を図った磁気共鳴イメージング装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴イメージング装置における計測
NMR信号中と、このNMR信号データのフーリエ変換
後の周波数スペクトル中から、成分を除去する手法とし
ては、従来、特開平1−256944号公報に記載のも
のがある。この従来法は、計測NMR信号中では完全に
除去することのできない、A/D変換器の変換精度によ
って決まる、有効精度以下の成分を、NMR信号のフー
リエ変換後の周波数スペクトル中の零周波数位置におい
て、直流オフセット相当値であるスペクトルを演算して
除去する手法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来法で
は、以下のような問題点があった。すなわち、一般的
に、磁気共鳴イメージング装置は種々の機器で構成され
ており、仮に位相エンコード方向に傾斜磁場の振幅を変
化させる変調器などに、NMR信号中に直流オフセット
成分をもたせるような特性があるとした場合、この直流
オフセット量は磁気共鳴イメージング装置の計測シーケ
ンスによっては、位相エンコード方向に符号反転させた
状態でNMR信号中に混合することになる。この場合、
従来法では正確な直流オフセット値(特に、計測NMR
信号データの有効精度以下の直流オフセット成分)を算
出し除去することができず、このNMR信号を用いて画
像を構成するとき画像上に輝点状のアーチファクト(輝
点アーチファクト)として現れることになるという問題
点があった。
【0004】本発明の目的は、NMR信号中と、そのフ
ーリエ変換後の周波数スペクトル中において、計測シー
ケンスによっては位相エンコード方向に変化する直流オ
フセット成分の特性にとらわれずに、正確に直流オフセ
ット成分を除去でき、この直流オフセット成分を除去し
たNMR信号を用いて構成する画像の輝点アーチファク
トを除去できる磁気共鳴イメージング装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、被検体に静
磁場及び傾斜磁場を与える磁場付与手段と、前記被検体
に高周波を照射する高周波照射手段と、前記高周波の照
射による前記被検体からのNMR信号を計測するNMR
信号計測手段と、このNMR信号計測手段で計測された
NMR信号データをフーリエ変換して画像再構成を行う
画像再構成手段とを備え、かつ前記画像再構成手段は、
前記NMR信号データをフーリエ変換するフーリエ変換
手段と、このフーリエ変換手段によるフーリエ変換後の
零周波数成分中から直流オフセット値を除去する直流オ
フセット値除去手段とを備えてなる磁気共鳴イメージン
グ装置において、前記NMR信号データ中とそのフーリ
エ変換後の周波数スペクトル中の直流オフセット値を算
出し除去する際に、その直流オフセット値を算出するた
めに設定する演算領域を、位相エンコード方向に奇数・
偶数プロジェクション別に分けて設定し、直流オフセッ
ト値を算出,除去すべく前記直流オフセット値除去手段
を構成することにより達成される。
【0006】
【作用】直流オフセット値除去手段は、NMR信号デー
タ中とそのフーリエ変換後の周波数スペクトル中の直流
オフセット値を算出し除去する際に、その直流オフセッ
ト値を算出するために設定する演算領域を、位相エンコ
ード方向に奇数・偶数プロジェクション別に分けて設定
し、直流オフセット値を算出,除去する。これにより、
前記NMR信号の計測データの有効精度以下の成分はも
とより、計測シーケンスによっては位相エンコード方向
に変化する直流オフセット成分の特性にとらわれること
なく直流オフセット成分を除去することができ、この直
流オフセット成分を除去したNMR信号を用いて画像を
構成することで輝点アーチファクトを除去することがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明に係る磁気共鳴イメージング装置
の全体構成例を示すブロック図である。この磁気共鳴イ
メージング装置は、NMR現象を利用して被検体1の断
層画像を得るもので、静磁場発生磁石10と、中央処理
装置(以下、CPUという)11と、シーケンサ12
と、送信系13と、磁場勾配発生系14と、受信系15
と、信号処理系16とを備えてなる。
【0008】上記静磁場発生磁石10は、被検体1の周
りにその体軸方向又は体軸と直交する方向に強く均一な
静磁場を発生させるもので、上記被検体1の周りのある
広がりをもった空間に永久磁石方式又は常電導方式ある
いは超電導方式の磁場発生手段が配置されてなる。上記
シーケンサ12は、CPU11の制御で動作し、被検体
1の断層画像のデータ収集に必要な種々の命令を送信系
13及び磁場勾配発生系14並びに受信系15に送るも
のである。
【0009】上記送信系13は、高周波発振器17と変
調器18と高周波増幅器19と送信側の高周波コイル2
0aとからなり、上記高周波発振器17から出力された
高周波パルスをシーケンサ12の命令に従って変調器1
8で振幅変調し、この振幅変調された高周波パルスを高
周波増幅器19で増幅した後に被検体1に近接して配置
された高周波コイル20aに供給することにより、この
高周波パルスが上記被検体1に照射されるようになって
いる。
【0010】上記磁場勾配発生系14は、X,Y,Zの
三軸方向に巻かれた傾斜磁場コイル21と、それぞれの
コイルを駆動する傾斜磁場電源22とからなり、上記シ
ーケンサ12からの命令に従ってそれぞれのコイルの傾
斜磁場電源22を駆動することにより、X,Y,Zの三
軸方向の傾斜磁場GX,GY,GZを被検体1に印加する
ようになっている。この傾斜磁場の加え方により、被検
体1に対するスライス面を設定することができる。
【0011】上記受信系15は、受信側の高周波コイル
20bと増幅器23と直交位相検波器24とA/D変換
器25とからなる。上記高周波コイル20bは、被検体
1に近接して配置され、上記送信側の高周波コイル20
aから照射された高周波パルスによる被検体1の応答の
NMR信号を検出する。検出されたNMR信号は、増幅
器23及び直交位相検波器24を介してA/D変換器2
5に入力されてディジタル量に変換され、更にシーケン
サ12からの命令によるタイミングで直交位相検波器2
4によりサンプリングされた二系列の収集データとさ
れ、その信号が信号処理系16に送られるようになって
いる。
【0012】この信号処理系16は、CPU11と、磁
気ディスク26及び磁気テープ27などの記録装置と、
CRTなどのディスプレイ28とからなり、上記CPU
11でフーリエ変換を行い、任意断面の信号強度分布あ
るいは複数の信号に適当な演算を行って得られた分布を
画像化(画像再構成)してディスプレイ28に表示する
ようになっている。またこの信号処理系16は、本発明
では上記フーリエ変換後の零周波数成分中から直流オフ
セット値を除去する直流オフセット値除去手段、特に、
NMR信号データ中とそのフーリエ変換後の周波数スペ
クトル中の直流オフセット値を算出し除去する際に、そ
の直流オフセット値を算出するために設定する演算領域
を、位相エンコード方向に奇数・偶数プロジェクション
別に分けて設定し、直流オフセット値を算出,除去する
直流オフセット値除去手段としても兼用されている。
【0013】なお、図1において、送信側及び受信側の
高周波コイル20a,20bと傾斜磁場コイル21は、
被検体1の周りの空間に配置された静磁場発生磁石10
の磁場空間内に配置されている。
【0014】ここで、z方向にスライシングされたX,
Y平面内のイメージングについて説明する。図2は、二
次元フーリエ変換法を用いたスピンエコー計測における
パルスシーケンスを示している。まず、Z方向に直線の
傾斜をもつ傾斜磁場GZを印加しながら高周波パルスR
Fを照射し、スピンの向きを目的のスライス面でのみ変
えてスライス面を選択する。その後で、Y方向に位置情
報をもたせるためにY方向に直線の傾斜をもつ傾斜磁場
GYをかけ、更にX方向の位置情報をもたせるためにX
方向に直線の傾斜をもつ傾斜磁場GXをかけながらNM
R信号を検出し、信号データをバッファメモリに蓄え
る。
【0015】すなわち、二次元フーリエ変換法による画
像再構成法では、Y方向傾斜磁場を段階的に変化させな
がら例えば256回NMR信号の取込みを行う計測をし
た場合、1回の信号取込み時には例えば512点にサン
プリングされたデータが得られ、256回信号読出しを
行ったデータを縦方向に並べると計測した信号データは
512×256の二次元のデータとなる。
【0016】この時、信号読出し時にはX方向に位置情
報をもたせるためにX方向に直線の傾斜をもつ傾斜磁場
が印加されており、これを周波数エンコーディングとい
う。また、Y方向に位置情報をもたせるために段階的に
振幅を変化させて傾斜磁場を印加することを位相エンコ
ーディングという。すなわち、画像再構成においては、
周波数方向,位相方向にエンコーディングされたNMR
信号データを二次元フーリエ変換することで画像が得ら
れる。
【0017】図3は、前記NMR信号を二次元フーリエ
変換法で得られる画像再構成のフローを示している。大
きくは、周波数エンコード方向の高速フーリエ変換(以
下、FFTという)処理101と位相エンコード方向の
FFT103とからなり、周波数エンコード方向FFT
処理101の前後に本発明に係る直流オフセット除去処
理100,102が入っている。
【0018】すなわち、画像再構成においては、まず周
波数エンコード方向のFFT処理101を行う。図4は
周波数エンコード方向のFFTのデータの流れを示して
いる。NMR信号110は横方向一列が1回に読み出さ
れる複素数のN点の計測信号データであり、位相エンコ
ード量を変化させながら計測信号データをN本縦方向に
並べたものである。したがって、周波数エンコード方向
のFFTは横方向(列方向)データのFFTであり、位
相エンコード方向のFFTは、縦方向(行方向)データ
のFFTである。なお、位相エンコード方向の計測信号
データの単位をプロジェクションという。
【0019】まず、列方向の一列a11からa1NまでをF
FTメモリ111に転送する。この時、フーリエ変換の
性質上、時間tが零のデータをFFTメモリ111の先
頭にもってくる必要がある。しかし、NMR信号110
での時間原点はエコー信号の中心であり、M=N/2と
すれば列方向のNMR信号データの(M+1)番目の点
aiM+1(i=1〜N)である。また、FFT演算は周期
関数を想定しており、結局、中央よりa11からa1Nまで
のNMR信号データをクロスして転送を行えばよい。つ
まり、NMR信号110のa11からa1NまでをFFTメ
モリ111の後半に、a1M+1からa1Nまでを前半に、各
々転送すればよい。それからFFT処理112を行っ
て、a´11からa´1MまでのFFT後の複素データ11
3が得られる。そのFFT後の複素データを一次元FF
T後のメモリ114に転送する。この時も、先程と同様
に零周波数(成分)が中央の(M+1)番目となるよう
に中央よりNMR信号データとクロスして一次元FFT
後のメモリ114に転送する。すなわち、FFT後のN
MR信号データの後半を一次元FFT後のメモリ114
の前半a´11からa´1Mまでに、FFT後のNMR信号
データの前半を一次元FFT後のメモリ114の後半a
´1M+1からa´1Nまでに、各々転送する。
【0020】次にa21からa2Nまでのデータで同様にF
FTを行ってa´21からa´2NまでのNMR信号データ
を得、aN1からaNNのFFTまで結局N回この操作を繰
り返して(N×N)の一次元FFT後のa´ij(i=1
〜N,j=1〜N)を得る。
【0021】ところで、NMR信号に直流オフセット成
分が含まれる場合を考える。図5は、実部のNMR信号
120とその周波数エンコード方向FFT後のNMR信
号データ130のプロファイルを示したものである。ま
た、プロファイル121,122,123は、NMR信
号に直流オフセット成分が存在する様子を示している。
【0022】上記のようなNMR信号の直流オフセット
成分は、FFT後にはその列で零周波数、すなわち(M
+1)番目のデータに集められ、本来の零周波数成分に
加算されて現れる。このNMR信号の直流オフセット成
分は、計測シーケンスによって位相エンコード方向に対
して一定値、あるいは変動する値をもち、これにより周
波数エンコード方向FFT後のデータの零周波数上に集
められた直流オフセット成分の現れ方も異なってくる。
また、上記複素データのうちの虚部データにおいても実
部データと同様にNMR信号上の直流オフセット成分は
FFT後では、本来の零周波数成分に加算されて現れ
る。この直流オフセット成分を含んだ周波数エンコード
方向FFT後のデータをこのまま縦方向(位相エンコー
ド方向)にFFTを行うと、画像中心に輝点アーチファ
クト143をもつ画像141が得られる。また、この輝
点アーチファクト143は直流オフセット成分により輝
度が異なる。
【0023】そこで本発明では、図3に示すように、周
波数エンコード方向にFFT処理101を行う前後に、
奇数・偶数プロジェクション別の直流オフセット除去処
理100,102を行うものである。この処理100,
102は、NMR信号上と周波数空間上とで奇数・偶数
プロジェクション別に直流オフセット成分の除去を行う
ことを目的とする。奇数・偶数プロジェクション共にN
MR信号上のプロファイルについては、プロファイル1
21,122,123がそれぞれプロファイル124,
125,126に、また周波数空間上においてもプロフ
ァイル131,132,133がそれぞれプロファイル
134,135,136となればよい。
【0024】直流オフセット成分の値が計算できればそ
の値をNMR信号データより差し引いてやればよい。し
たがって、まず直流オフセット量を求めることが必要と
なってくる。ここでは、直流オフセット量を求める一例
として、周波数空間上の位相エンコード量の大きな上下
両端のデータにおいて零周波数におけるデータの平均値
求め、それを直流オフセット値とする方法を説明する。
【0025】図6に周波数エンコード方向FFT後のプ
ロファイルデータを示す。このプロファイルの示す通
り、信号成分は位相エンコード量の小さな中央付近のエ
ンコード時に集っており、位相エンコード量の大きな値
となる上下両端付近では殆ど信号成分がないことが分か
る。したがって、零周波数の点においても上下両端のデ
ータは殆ど直流オフセット成分である。よって、A,B
点付近において、奇数・偶数プロジェクション別に数点
をサンプリングしてその平均をとることにより、計測シ
ーケンスによらずに精度よく直流オフセット値を求める
ことができる。
【0026】図7に周波数空間上における直流オフセッ
ト除去処理100,102のフローチャートを示す。ま
ず、周波数エンコード方向のFFT後の実部データの奇
数プロジェクション(160)において、零周波数にお
ける上下両端の数点よりデータの総和を求める(処理1
50)。次に、その総和を加算したデータの数で割って
平均値を求め、これを直流オフセット成分の値とする
(処理151)。更に、位相エンコード方向の奇数プロ
ジェクションの全ての零周波数のデータから求めた直流
オフセット値を差し引いて元の場所へ格納する(処理1
52)。次に、周波数エンコード方向FFT後の実部デ
ータの偶数プロジェクション(161)についても同様
に処理150から処理152までを行う。更に、周波数
エンコード方向FFT後の虚部データについても同様
に、奇数と偶数プロジェクション別に処理150から処
理152までを行う。こうして直流オフセット成分のな
いNMR信号データが得られる。
【0027】また、周波数エンコード方向のFFT前の
NMR信号データに対する直流オフセット除去処理も同
様に奇数・偶数プロジェクション別に、位相エンコード
方向の任意の領域よりデータの総和を求め(162,1
63)、その総和を加算したデータの数で割って平均値
を求めこれを直流オフセット値とし、それをNMR信号
データから差し引く。
【0028】このように直流オフセット除去処理160
〜163を行った後のデータに対して、位相エンコード
方向のFFTを行い、実,虚部のデータの絶対値をとる
ことで図5の画像142が得られる。図3に示した通
り、周波数エンコード方向FFT処理101前後に本処
理を行うことで画像141で現れていた輝点アーチファ
クト143は画像142では現れない。
【0029】また、画像の高分解能化を図るため、例え
ばNMR信号の周波数エンコード方向に対する推定処理
などを行った場合、図5のプロファイル131,13
2,133の中央に示す、周波数エンコード方向FFT
後データ上の零周波数成分に加算されて現れる直流オフ
セット成分は、零周波数データ上だけでなく、その付近
にも現れる場合がある。このような場合は、零周波数を
中心として周波数エンコード方向に任意の点数分、本処
理の周波数エンコード方向FFT後直流オフセット除去
を行うことにより、プロファイル131,132,13
3がそれぞれプロファイル134,135,136にす
ることができる。
【0030】以上のように、本発明によれば、計測シー
ケンスにとらわれずに、計測NMR信号データの有効精
度以下の小さな直流オフセット成分を除去でき、画像上
では輝点となるアーチファクトを除去できるという効果
がある。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、計
測NMR信号データ中とそのフーリエ変換後の周波数ス
ペクトル中の直流オフセット値を算出し除去する際に、
その直流オフセット値を算出するために設定する演算領
域を、位相エンコード方向に奇数・偶数プロジェクショ
ン別に分けて設定し、直流オフセット値を算出,除去す
るようにしたので、計測シーケンスによらずに、計測信
号データの有効精度以下の小さな直流オフセット成分を
も除去することができ、画像の輝点状のアーチファクト
を除去することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の全体構成例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明装置におけるNMR信号と周波数エンコ
ード方向FFT後データの直流オフセット除去の処理フ
ロー図である。
【図3】スピンエコー法によるパルスシーケンス図であ
る。
【図4】周波数エンコード方向でのFFTの説明図であ
る。
【図5】直流オフセット成分混入時のFFTの説明図で
ある。
【図6】周波数エンコード方向FFT後データにおける
直流オフセット値算出の説明図である。
【図7】本発明装置におけるNMR信号と周波数エンコ
ード方向FFT後データ上での直流オフセット値算出の
ためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 被検体 10 静磁場発生磁石 11 中央処理装置(CPU) 12 シーケンサ 13 送信系 14 磁場勾配発生系 15 受信系 16 信号処理系(画像再構成手段(フーリエ変換手
段、直流オフセット値除去手段)) 17 高周波発振器 18 変調器 19 高周波増幅器 20a 送信側の高周波コイル 20b 受信側の高周波コイル 21 傾斜磁場コイル 22 傾斜磁場電源 23 増幅器 24 直交位相検波器 25 A/D変換器 26 磁気ディスク 27 磁気テープ 28 ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9287−5L G06F 15/62 390 C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体に静磁場及び傾斜磁場を与える磁場
    付与手段と、前記被検体に高周波を照射する高周波照射
    手段と、前記高周波の照射による前記被検体からの核磁
    気共鳴信号を計測する核磁気共鳴信号計測手段と、この
    核磁気共鳴信号計測手段で計測された核磁気共鳴信号デ
    ータをフーリエ変換して画像再構成を行う画像再構成手
    段とを備え、かつ前記画像再構成手段は、前記核磁気共
    鳴信号データをフーリエ変換するフーリエ変換手段と、
    このフーリエ変換手段によるフーリエ変換後の零周波数
    成分中から直流オフセット値を除去する直流オフセット
    値除去手段とを備えてなる磁気共鳴イメージング装置に
    おいて、前記オフセット値除去手段は、前記核磁気共鳴
    信号データ中とそのフーリエ変換後の周波数スペクトル
    中の直流オフセット値を算出し除去する際に、その直流
    オフセット値を算出するために設定する演算領域を、位
    相エンコード方向に奇数・偶数プロジェクション別に分
    けて設定し、直流オフセット値を算出,除去する手段で
    あることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
JP5195293A 1993-07-13 1993-07-13 磁気共鳴イメージング装置 Pending JPH0723932A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1096267A3 (en) * 1999-10-25 2003-03-26 Analogic Corporation Correction of DC offset in magnetic resonance imaging signals
JP2006221365A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Bitstrong:Kk ラインスキャン型の画像処理装置
CN119232161A (zh) * 2024-08-22 2024-12-31 珠海正和微芯科技有限公司 Pir信号调理电路

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