JPH07240013A - デジタル磁気記録再生装置の回転ドラム装置 - Google Patents
デジタル磁気記録再生装置の回転ドラム装置Info
- Publication number
- JPH07240013A JPH07240013A JP6075487A JP7548794A JPH07240013A JP H07240013 A JPH07240013 A JP H07240013A JP 6075487 A JP6075487 A JP 6075487A JP 7548794 A JP7548794 A JP 7548794A JP H07240013 A JPH07240013 A JP H07240013A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- drums
- magnetic recording
- head
- rotary drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 6
- 238000003754 machining Methods 0.000 abstract description 5
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 abstract description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 abstract description 2
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 8
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 239000002210 silicon-based material Substances 0.000 description 1
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】デジタル磁気記録再生装置において、高精度ト
ラッキングを実現するための回転ドラム装置を提供す
る。 【構成】デジタル磁気記録再生装置において、上下ドラ
ムあるいは上中下ドラムをシャフトに連結して、その外
周面を加工する。このとき、磁気ヘッドは加工の影響を
受けない各ドラムの内部にある。その後、上シリンダま
たは中シリンダ等に取り付けられている磁気ヘッドの取
り付け位置を調整する。
ラッキングを実現するための回転ドラム装置を提供す
る。 【構成】デジタル磁気記録再生装置において、上下ドラ
ムあるいは上中下ドラムをシャフトに連結して、その外
周面を加工する。このとき、磁気ヘッドは加工の影響を
受けない各ドラムの内部にある。その後、上シリンダま
たは中シリンダ等に取り付けられている磁気ヘッドの取
り付け位置を調整する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に高精度トラッキン
グが可能なデジタル磁気記録再生装置の回転ドラム装置
に関する。
グが可能なデジタル磁気記録再生装置の回転ドラム装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドラム装置を有する磁気記録再生
装置においては、磁気テープへの記録と再生を同じフォ
ーマットの装置で行なう場合でも、上下(上中下)ドラ
ムの径精度、ドラム軸の垂直度、およびドラム面振れ精
度等のドラムの機械的加工誤差や、ドラムに取り付けら
れるビデオヘッドマウント精度、ビデオヘッドトラック
幅等の磁気ヘッドに起因する誤差、そしてテープ走行の
安定性、テープテンション差等のテープトランスポート
に起因する誤差などにより、テープ上の記録トラックを
再生時にヘッドが正確にトレースしないために、再生映
像に乱れを生じることがあった。
装置においては、磁気テープへの記録と再生を同じフォ
ーマットの装置で行なう場合でも、上下(上中下)ドラ
ムの径精度、ドラム軸の垂直度、およびドラム面振れ精
度等のドラムの機械的加工誤差や、ドラムに取り付けら
れるビデオヘッドマウント精度、ビデオヘッドトラック
幅等の磁気ヘッドに起因する誤差、そしてテープ走行の
安定性、テープテンション差等のテープトランスポート
に起因する誤差などにより、テープ上の記録トラックを
再生時にヘッドが正確にトレースしないために、再生映
像に乱れを生じることがあった。
【0003】特に、デジタルVTR等のように、高密度
記録が要求される磁気記録装置においては、記録波長や
トラックピッチが短くなる傾向があり、上記の現象が生
じ易い。このトラックピッチの縮小化に関しては、テー
プ走行機構を含めたトラッキング技術が関係してくる。
記録が要求される磁気記録装置においては、記録波長や
トラックピッチが短くなる傾向があり、上記の現象が生
じ易い。このトラックピッチの縮小化に関しては、テー
プ走行機構を含めたトラッキング技術が関係してくる。
【0004】さらに、業務用デジタルVTRにおいて
は、上記テープの走行安定性を改善するために中ドラム
回転方式(上下ドラム固定方式)が採用されている。こ
の方式は、高速で回転するドラムの入り口側から出口側
にかけての磁気テープ浮上量を均一にし、ヘッドテープ
の安定した接触を得ており、その結果、上下ドラムのみ
を有する装置よりもトラッキング精度が向上している。
そして、近年民生用デジタルVTR等のように非常に高
密度な記録が要求される磁気記録再生装置においては、
記録波長やトラックピッチが業務用デジタルVTRより
短くなる傾向にある。
は、上記テープの走行安定性を改善するために中ドラム
回転方式(上下ドラム固定方式)が採用されている。こ
の方式は、高速で回転するドラムの入り口側から出口側
にかけての磁気テープ浮上量を均一にし、ヘッドテープ
の安定した接触を得ており、その結果、上下ドラムのみ
を有する装置よりもトラッキング精度が向上している。
そして、近年民生用デジタルVTR等のように非常に高
密度な記録が要求される磁気記録再生装置においては、
記録波長やトラックピッチが業務用デジタルVTRより
短くなる傾向にある。
【0005】このような、高記録密度を実現するには、
実際にテープ走行面であり、磁気ヘッドが取り付けられ
ているドラムの機械的精度が向上しなければならない。
実際にテープ走行面であり、磁気ヘッドが取り付けられ
ているドラムの機械的精度が向上しなければならない。
【0006】特開昭62−12915号は、ドラムを加
工した後、このドラムの加工誤差を全て磁気ヘッド取り
付け時に吸収しようとするものであり、偏心ピンおよび
マイコンを用いた変位位置測定装置により、自動的にヘ
ッド変位量を変更して、磁気ヘッドを精度よくドラムを
取り付けることにより、トラッキング精度を向上させる
ものである。
工した後、このドラムの加工誤差を全て磁気ヘッド取り
付け時に吸収しようとするものであり、偏心ピンおよび
マイコンを用いた変位位置測定装置により、自動的にヘ
ッド変位量を変更して、磁気ヘッドを精度よくドラムを
取り付けることにより、トラッキング精度を向上させる
ものである。
【0007】また、特開平2−2217号は、トラッキ
ング精度を向上させるために、磁気ヘッドを圧電素子に
より可動させてトラッキングを取る方法において、予め
標準テープから得られたトラッキング制御信号をメモリ
ーに蓄積し、この制御信号を参照しながら、磁気ヘッド
を動かして、高精度なトラッキングを実現するものであ
る。
ング精度を向上させるために、磁気ヘッドを圧電素子に
より可動させてトラッキングを取る方法において、予め
標準テープから得られたトラッキング制御信号をメモリ
ーに蓄積し、この制御信号を参照しながら、磁気ヘッド
を動かして、高精度なトラッキングを実現するものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の磁気記録再生装置においては、上下、又は上中
下ドラムが別々に加工されているので、それら各ドラム
間には加工誤差のばらつきが存在していた。そのため、
最終的な磁気ヘッドの取り付け調整を行なっても、各ド
ラム外径そのものの誤差が大きいために、テープがドラ
ム上で一部分のみ浮き上がったり、歪みを生じたりし
て、磁気ヘッドの実行トラック幅が減少し、特に狭トラ
ックピッチが必要とされる民生用デジタルVTRにおい
ては記録・再生の信頼性が低下したり、テープの劣化が
起こっていた。また、上記加工誤差及び磁気ヘッドの調
整量の大きさ等のために、テープ間の互換性も損なわれ
ていた。
た従来の磁気記録再生装置においては、上下、又は上中
下ドラムが別々に加工されているので、それら各ドラム
間には加工誤差のばらつきが存在していた。そのため、
最終的な磁気ヘッドの取り付け調整を行なっても、各ド
ラム外径そのものの誤差が大きいために、テープがドラ
ム上で一部分のみ浮き上がったり、歪みを生じたりし
て、磁気ヘッドの実行トラック幅が減少し、特に狭トラ
ックピッチが必要とされる民生用デジタルVTRにおい
ては記録・再生の信頼性が低下したり、テープの劣化が
起こっていた。また、上記加工誤差及び磁気ヘッドの調
整量の大きさ等のために、テープ間の互換性も損なわれ
ていた。
【0009】本発明は、ドラムそのものの精度、即ち、
上下(上中下)ドラム間の加工誤差を極度に減少させる
ことにより、テープ走行性及び磁気ヘッドの取り付け位
置精度を増し、トラッキング精度を向上させて、高密度
記録においても、記録・再生における信頼性、及び機種
間の互換性の向上を目的とする。
上下(上中下)ドラム間の加工誤差を極度に減少させる
ことにより、テープ走行性及び磁気ヘッドの取り付け位
置精度を増し、トラッキング精度を向上させて、高密度
記録においても、記録・再生における信頼性、及び機種
間の互換性の向上を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、テープ状記録
媒体上を回転する磁気ヘッドでトレースして信号の記録
または再生を行なう装置において、ドラム軸に連結した
ドラムの外周を同時に加工した複数のドラムを有して、
少なくとも一つが回転ドラムであることを特徴とするデ
ジタル磁気記録再生装置の回転ドラム装置である。
媒体上を回転する磁気ヘッドでトレースして信号の記録
または再生を行なう装置において、ドラム軸に連結した
ドラムの外周を同時に加工した複数のドラムを有して、
少なくとも一つが回転ドラムであることを特徴とするデ
ジタル磁気記録再生装置の回転ドラム装置である。
【0011】
【作用】本発明のデジタル磁気記録再生装置の回転ドラ
ム装置は、上下(上中下)ドラムをドラム軸に通してペ
アリングした後に、上下(上中下)ドラムの垂直度およ
び面振れを取り除くために、上下(上中下)ドラムに外
周加工を施すことによりドラム精度を向上させた、上下
(上中下)ドラムを有することを特徴とする。
ム装置は、上下(上中下)ドラムをドラム軸に通してペ
アリングした後に、上下(上中下)ドラムの垂直度およ
び面振れを取り除くために、上下(上中下)ドラムに外
周加工を施すことによりドラム精度を向上させた、上下
(上中下)ドラムを有することを特徴とする。
【0012】その加工方法は、各ドラムを、実際にアセ
ンブリされるシャフト(ドラム軸)に通して連結し、各
ドラム外周を同時に切削、研削、または研磨(研磨テー
プ等)することによって行なわれる。このとき、磁気ヘ
ッドは上あるいは中ドラム等に取り付けられているが、
加工中はそれらの内部に挿入されているので、加工によ
る影響は受けない。
ンブリされるシャフト(ドラム軸)に通して連結し、各
ドラム外周を同時に切削、研削、または研磨(研磨テー
プ等)することによって行なわれる。このとき、磁気ヘ
ッドは上あるいは中ドラム等に取り付けられているが、
加工中はそれらの内部に挿入されているので、加工によ
る影響は受けない。
【0013】なお、上中下3つのドラムを有する磁気記
録再生装置においては、中ドラムは連結はされるが、必
ずしも実際に研削等の加工が行なわれるわけではない。
中ドラムの外周面を基準面として、上下ドラムのみ加工
することもまた可能であり、本発明の範囲である。
録再生装置においては、中ドラムは連結はされるが、必
ずしも実際に研削等の加工が行なわれるわけではない。
中ドラムの外周面を基準面として、上下ドラムのみ加工
することもまた可能であり、本発明の範囲である。
【0014】このような加工によれば、前記各ドラム間
の外周誤差のばらつき及びシャフト(ドラム軸)の垂直
度の誤差が補償できるので、テープ走行面である前記各
ドラムの精度は非常に高くなり、所定の形状が得られ
る。しかるのち、磁気ヘッドの取り付け位置調整を行な
う。例えば、TVカメラ等で視覚的に監視しながら、ヘ
ッド部とドラムを結合させているヘッド取り付けピン
(偏心ピン、ねじ等)を調整する。
の外周誤差のばらつき及びシャフト(ドラム軸)の垂直
度の誤差が補償できるので、テープ走行面である前記各
ドラムの精度は非常に高くなり、所定の形状が得られ
る。しかるのち、磁気ヘッドの取り付け位置調整を行な
う。例えば、TVカメラ等で視覚的に監視しながら、ヘ
ッド部とドラムを結合させているヘッド取り付けピン
(偏心ピン、ねじ等)を調整する。
【0015】以上の様な加工を施すことにより、テープ
の浮き上がりや、歪みまたはたわみ等が生じにくくテー
プ走行性が上昇し、また、ドラム間外周誤差のばらつき
が小さいので、磁気ヘッドの取り付け位置の精度が増し
て、トラッキング精度が向上する。したがって、高記録
密度においても、記録・再生の信頼性が高く、かつ機種
間の互換もとりやすい。
の浮き上がりや、歪みまたはたわみ等が生じにくくテー
プ走行性が上昇し、また、ドラム間外周誤差のばらつき
が小さいので、磁気ヘッドの取り付け位置の精度が増し
て、トラッキング精度が向上する。したがって、高記録
密度においても、記録・再生の信頼性が高く、かつ機種
間の互換もとりやすい。
【0016】このような作用を有する本発明のデジタル
磁気記録装置の回転ドラム装置の態様を以下に示す。
磁気記録装置の回転ドラム装置の態様を以下に示す。
【0017】(1)ドラムが、上下二つのドラムから成
り、かつ、上ドラムが回転ドラムであり、下ドラムが固
定ドラムである。
り、かつ、上ドラムが回転ドラムであり、下ドラムが固
定ドラムである。
【0018】(2)ドラムが、上中下三つのドラムから
構成され、中ドラムが回転ドラムであり、上下ドラムは
固定ドラムである。
構成され、中ドラムが回転ドラムであり、上下ドラムは
固定ドラムである。
【0019】(3)(1)及び(2)において前記ドラ
ムの各外径が21.7mm以下であるデジタル磁気記録再
生装置の回転ドラム装置である。
ムの各外径が21.7mm以下であるデジタル磁気記録再
生装置の回転ドラム装置である。
【0020】ドラム間誤差の影響が大きいこのような小
径のドラムを有する磁気記録装置においても、テープの
走行面である各ドラム外周の精度が互いに揃っているの
で、信頼性が高く高速な、高密度記録・再生が実現でき
る。
径のドラムを有する磁気記録装置においても、テープの
走行面である各ドラム外周の精度が互いに揃っているの
で、信頼性が高く高速な、高密度記録・再生が実現でき
る。
【0021】(4)(1)〜(3)において、蒸着テー
プを用いることを特徴とするデジタル磁気記録再生装置
の回転ドラム装置である。
プを用いることを特徴とするデジタル磁気記録再生装置
の回転ドラム装置である。
【0022】これらの磁気記録再生装置は、回転ドラム
の外径誤差や磁気ヘッドの取り付け誤差がなくなり、ト
ラッキング精度が向上する。特に狭トラックピッチを有
するデジタルVTRにおいては、トラッキング精度が向
上し、高密度化が可能となる。
の外径誤差や磁気ヘッドの取り付け誤差がなくなり、ト
ラッキング精度が向上する。特に狭トラックピッチを有
するデジタルVTRにおいては、トラッキング精度が向
上し、高密度化が可能となる。
【0023】以上のような本発明の回転ドラム装置を有
するデジタル磁気記録再生装置を、前述したドラムの加
工及び磁気ヘッド調整方法で製造できる。
するデジタル磁気記録再生装置を、前述したドラムの加
工及び磁気ヘッド調整方法で製造できる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0025】〔実施例1〕図1は、上下ドラムをペアリ
ングして組み立てたときの状態を示す本発明の磁気記録
再生装置の回転ドラム装置の構造を示す断面図である。
即ち磁気ヘッド1が取り付けられた上ドラム2と下ドラ
ム3は各々別工程で加工され、その後シャフト6に上下
ドラム2、3が連結される。このとき、シャフト6の垂
直度及び上下ドラム2、3の径差により連結された後の
回転ドラム5は、かなりの誤差を有している。従って、
連結したあと例えば、研削加工あるいは研磨テープ等に
より上下ドラムを同時に加工する。又、加工の終点は、
例えば常に光センサー等の非接触測定器により外径寸法
を計測しながら加工を施す事により容易に設定すること
が可能である。この加工は、機械的な方法であるゼロ位
法を用いてもできる。ゼロ位法とは、レバーを専ら変位
の伝達機構として用いる方法であり、例えばカム板に接
している第1レバーにある一定の切込み量を与えるよう
にストッパを設けておき、その切込み量によって変動す
る第1検出器によるメータの振れを最初の零点に戻すよ
うに第1スクリュによって第2レバーを制御する。な
お、その際第2レバーの第2検出器によるメータの振れ
を最初の零点に戻すように、第2スクリュにより工具に
切込みのための送りをかける。即ち、常に第1及び第2
検出器によるメータの振れが最初の零点を示すようにカ
ム側における切込み量を実験的に定めればよいことにな
る。この際には素材の回転とカムの送り速度に関して
も、適当に定めておく必要がある。
ングして組み立てたときの状態を示す本発明の磁気記録
再生装置の回転ドラム装置の構造を示す断面図である。
即ち磁気ヘッド1が取り付けられた上ドラム2と下ドラ
ム3は各々別工程で加工され、その後シャフト6に上下
ドラム2、3が連結される。このとき、シャフト6の垂
直度及び上下ドラム2、3の径差により連結された後の
回転ドラム5は、かなりの誤差を有している。従って、
連結したあと例えば、研削加工あるいは研磨テープ等に
より上下ドラムを同時に加工する。又、加工の終点は、
例えば常に光センサー等の非接触測定器により外径寸法
を計測しながら加工を施す事により容易に設定すること
が可能である。この加工は、機械的な方法であるゼロ位
法を用いてもできる。ゼロ位法とは、レバーを専ら変位
の伝達機構として用いる方法であり、例えばカム板に接
している第1レバーにある一定の切込み量を与えるよう
にストッパを設けておき、その切込み量によって変動す
る第1検出器によるメータの振れを最初の零点に戻すよ
うに第1スクリュによって第2レバーを制御する。な
お、その際第2レバーの第2検出器によるメータの振れ
を最初の零点に戻すように、第2スクリュにより工具に
切込みのための送りをかける。即ち、常に第1及び第2
検出器によるメータの振れが最初の零点を示すようにカ
ム側における切込み量を実験的に定めればよいことにな
る。この際には素材の回転とカムの送り速度に関して
も、適当に定めておく必要がある。
【0026】このような加工を行なった上下ドラム(ハ
イシリコン)の加工精度は表1のとおりである。
イシリコン)の加工精度は表1のとおりである。
【0027】
【表1】
【0028】ドラム外径加工精度及びドラム表面荒さは
従来の加工法を採用した場合と変わらないが、テープの
走行性等に最も重要な上下ドラム径差は、半径当たりで
従来比で3分の1以下に減少しており、上下ドラムを同
時に加工した本発明の上下ドラムの精度が格段に向上し
たことが分かる。
従来の加工法を採用した場合と変わらないが、テープの
走行性等に最も重要な上下ドラム径差は、半径当たりで
従来比で3分の1以下に減少しており、上下ドラムを同
時に加工した本発明の上下ドラムの精度が格段に向上し
たことが分かる。
【0029】以上のように、ドラムに起因する全ての誤
差を取り除いた後、磁気ヘッドの取り付け調整を行なう
ため、本発明に係るドラムを搭載した磁気記録再生装置
はトラッキング精度がかなり向上する。特に、狭トラッ
クピッチを有するデジタルVTRにおいては、トラッキ
ング精度が向上し、高密度化が可能となる。
差を取り除いた後、磁気ヘッドの取り付け調整を行なう
ため、本発明に係るドラムを搭載した磁気記録再生装置
はトラッキング精度がかなり向上する。特に、狭トラッ
クピッチを有するデジタルVTRにおいては、トラッキ
ング精度が向上し、高密度化が可能となる。
【0030】〔実施例2〕図2に、上中下ドラムを有す
る磁気記録再生装置を示す。図では中ドラム4が回転部
であるが、他のドラムを回転部とする形態で本発明を実
施することも可能である。
る磁気記録再生装置を示す。図では中ドラム4が回転部
であるが、他のドラムを回転部とする形態で本発明を実
施することも可能である。
【0031】磁気ヘッド1がねじ20によって取り付け
られた中ドラム4はシャフト6に連結して、上ドラム2
及び下ドラム3は夫々固定されている。符号15は磁気
テープであり、上下のロータリトランス10c、ヘッド
アンプ17、軸受7cによって固定されるブラシスリッ
プリング18、コネクタ19は磁気ヘッド1に電気的に
接続して、記録・再生信号の経路である。軸受7bは下
ドラムを固定している。また、図示を省略したがDD
(ダイレクトドライブ)モータがシャフト6の下方に接
続されており、シャフト6及び中ドラム4の回転駆動力
となる。ドラムその他の構成要素は実施例1と同一であ
る。なお、ドラムにはハイシリコン材料等の耐磨耗性の
高い材料が使用される。
られた中ドラム4はシャフト6に連結して、上ドラム2
及び下ドラム3は夫々固定されている。符号15は磁気
テープであり、上下のロータリトランス10c、ヘッド
アンプ17、軸受7cによって固定されるブラシスリッ
プリング18、コネクタ19は磁気ヘッド1に電気的に
接続して、記録・再生信号の経路である。軸受7bは下
ドラムを固定している。また、図示を省略したがDD
(ダイレクトドライブ)モータがシャフト6の下方に接
続されており、シャフト6及び中ドラム4の回転駆動力
となる。ドラムその他の構成要素は実施例1と同一であ
る。なお、ドラムにはハイシリコン材料等の耐磨耗性の
高い材料が使用される。
【0032】もし、従来のように上中下ドラム(2、
4、3)が個別に加工されていれば、シャフト6の垂直
度及び上中下ドラム(2、4、3)の径差により、連
結、またはアセンブルされた後のドラム5(2、4、
3)は、かなりの誤差を有している。
4、3)が個別に加工されていれば、シャフト6の垂直
度及び上中下ドラム(2、4、3)の径差により、連
結、またはアセンブルされた後のドラム5(2、4、
3)は、かなりの誤差を有している。
【0033】しかし、本実施例では、前実施例と同様
に、上中下ドラム2、4、3を、軸受、ドラム台座等を
用いて実際組み立てに用いるシャフト6に連結・通過さ
せて、同時に研削加工あるいは研磨テープ等により上中
下ドラム2、4、3を同時に加工する。加工の終点は、
機械的、あるいは光センサー等の非接触測定器により外
径寸法を計測しながら加工を施すことにより、容易に設
定できる。
に、上中下ドラム2、4、3を、軸受、ドラム台座等を
用いて実際組み立てに用いるシャフト6に連結・通過さ
せて、同時に研削加工あるいは研磨テープ等により上中
下ドラム2、4、3を同時に加工する。加工の終点は、
機械的、あるいは光センサー等の非接触測定器により外
径寸法を計測しながら加工を施すことにより、容易に設
定できる。
【0034】機械的なゼロ位法を用いたときの、上中下
ドラム(ハイシリコン)の加工精度は表2のとおりであ
る。
ドラム(ハイシリコン)の加工精度は表2のとおりであ
る。
【0035】
【表2】
【0036】実施例1と同様に加工精度が3倍以上向上
したことが分かる。
したことが分かる。
【0037】なお、中ドラムは連結はされるが、必ずし
も実際に研削等の加工が行なわれるわけではない。
も実際に研削等の加工が行なわれるわけではない。
【0038】このように、各ドラムの誤差が小さけれ
ば、テープ走行すなわちトラッキング精度が、互いのド
ラム外径の誤差に影響を受け易い外径の小さな装置であ
る、ドラム外径21.7mm以下の規格の磁気記録再生装
置において、特に優れた利点を発揮する。
ば、テープ走行すなわちトラッキング精度が、互いのド
ラム外径の誤差に影響を受け易い外径の小さな装置であ
る、ドラム外径21.7mm以下の規格の磁気記録再生装
置において、特に優れた利点を発揮する。
【0039】
【発明の効果】本発明の回転ドラム装置により、狭トラ
ックピッチのデジタルVTRにおいても、高精度トラッ
キングが実現でき、安価な高密度デジタル磁気記録再生
装置を実現できる。特に、民生用デジタルVTRの様な
狭トラックピッチの磁気記録再生装置においてその効果
が著しい。
ックピッチのデジタルVTRにおいても、高精度トラッ
キングが実現でき、安価な高密度デジタル磁気記録再生
装置を実現できる。特に、民生用デジタルVTRの様な
狭トラックピッチの磁気記録再生装置においてその効果
が著しい。
【0040】
【図1】本発明の実施例1の上下ドラムをペアリングし
てアセンブルしたときの状態を示すデジタル磁気記録再
生装置の構造を示す断面図である。
てアセンブルしたときの状態を示すデジタル磁気記録再
生装置の構造を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例2の上中下ドラムをペアリング
してアセンブルしたときの状態を示すデジタル磁気記録
再生装置の構造を示す断面図である。
してアセンブルしたときの状態を示すデジタル磁気記録
再生装置の構造を示す断面図である。
1 磁気ヘッド 2 上ドラム 3 下ドラム 4 中ドラム 5 ドラム 6 シャフト
Claims (5)
- 【請求項1】テープ状記録媒体上を回転する磁気ヘッド
でトレースして信号の記録または再生を行なう装置にお
いて、 ドラム軸に連結したドラムの外周を同時に加工した複数
のドラムを有して、少なくとも一つが回転ドラムである
ことを特徴とするデジタル磁気記録再生装置の回転ドラ
ム装置。 - 【請求項2】前記ドラムが、上及び下ドラムからなるこ
とを特徴とする請求項1に記載のデジタル磁気記録再生
装置の回転ドラム装置。 - 【請求項3】請求項1に記載のドラムが、上、中、及び
下ドラムからなることを特徴とする請求項1に記載のデ
ジタル磁気記録再生装置の回転ドラム装置。 - 【請求項4】前記回転ドラムの直径が21.7mm以下で
あることを特徴とする請求項1〜3の一に記載のデジタ
ル磁気記録再生装置の回転ドラム装置。 - 【請求項5】前記テープ状記録媒体が蒸着テープである
ことを特徴とする請求項1〜4の一に記載のデジタル磁
気記録再生装置の回転ドラム装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6075487A JPH07240013A (ja) | 1994-01-04 | 1994-03-23 | デジタル磁気記録再生装置の回転ドラム装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-8217 | 1994-01-04 | ||
| JP821794 | 1994-01-04 | ||
| JP6075487A JPH07240013A (ja) | 1994-01-04 | 1994-03-23 | デジタル磁気記録再生装置の回転ドラム装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07240013A true JPH07240013A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=26342683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6075487A Withdrawn JPH07240013A (ja) | 1994-01-04 | 1994-03-23 | デジタル磁気記録再生装置の回転ドラム装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07240013A (ja) |
-
1994
- 1994-03-23 JP JP6075487A patent/JPH07240013A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0103463A2 (en) | Apparatus and method for positioning subsequent recordings on a video tape relative to an existing recording | |
| KR100238918B1 (ko) | 회전 자기 헤드 드럼 조립체 | |
| KR900004662B1 (ko) | 자기디스크 구동장치용 얼라인먼트 디스크 및 자기디스크 구동장치의 트래킹오차 검증방법 및 장치 | |
| JPH01276415A (ja) | 磁気ヘッド装置 | |
| US4875276A (en) | Method of producing magnetic head device | |
| JPS6317058Y2 (ja) | ||
| JP4193293B2 (ja) | 回転ヘッド装置 | |
| JP3164359B2 (ja) | 回転ドラム装置 | |
| JP2882080B2 (ja) | テープガイドドラム装置 | |
| JP2641658B2 (ja) | 回転ヘッドアセンブリ | |
| JPH0734248B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| EP0633561A2 (en) | Multichannel rotary magnetic head apparatus | |
| JPH06290429A (ja) | 回転磁気ヘッドドラム装置 | |
| JPH06301916A (ja) | マルチヘッドの前面研磨方法およびマルチヘッド | |
| JPS63177380A (ja) | サ−ボライタ−装置 | |
| JPH1153722A (ja) | 回転ヘッドドラム装置及び磁気記録再生方法 | |
| JP2000076635A (ja) | 回転ヘッドドラム装置のヘッド調整方法 | |
| JPH05120648A (ja) | 磁気ヘツド位置測定装置 | |
| JPH0440611A (ja) | 磁気ヘッド研摩装置 | |
| JPH05109004A (ja) | 回転ヘツドアセンブリ | |
| JP2002150619A (ja) | 光ディスク原盤露光装置 | |
| JPH06333219A (ja) | 回転磁気ヘッド装置 | |
| JPH0877663A (ja) | 回転ドラム装置 | |
| JP2001126355A (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| KR100834071B1 (ko) | 헤드드럼장치 및 자기 기록/재생장치 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |