JPH07240185A - 高圧放電灯 - Google Patents
高圧放電灯Info
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- JPH07240185A JPH07240185A JP2947794A JP2947794A JPH07240185A JP H07240185 A JPH07240185 A JP H07240185A JP 2947794 A JP2947794 A JP 2947794A JP 2947794 A JP2947794 A JP 2947794A JP H07240185 A JPH07240185 A JP H07240185A
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- JP
- Japan
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- arc
- arc tube
- tube
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- electrode
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】外管内に2本の発光管を直列に接続して収容し
たランプであり、始動性を向上させ、迅速にかつ確実に
始動できるようにした高圧放電灯を提供する。 【構成】外管1内に、2本の発光管5a、5bをこれら
発光管が電気的に直列に接続された状態で収容し、これ
ら発光管の外面に、それぞれ始動時に電位がかかる電極
6aa、6baに対し反対の電位が与えられる近接導体
17a、17bを設けたことを特徴とする。 【作用】直列に接続された2本の発光管の外面に、始動
時に電位がかかる電極に対し反対の電位が与えられる近
接導体を設けたので、上記電極と近接導体との間で始動
放電が発生し、この始動放電が各発光管内の電極間の主
放電に移り、発光管が始動するとともに直列回路が導通
して点灯状態を維持するようになる。
たランプであり、始動性を向上させ、迅速にかつ確実に
始動できるようにした高圧放電灯を提供する。 【構成】外管1内に、2本の発光管5a、5bをこれら
発光管が電気的に直列に接続された状態で収容し、これ
ら発光管の外面に、それぞれ始動時に電位がかかる電極
6aa、6baに対し反対の電位が与えられる近接導体
17a、17bを設けたことを特徴とする。 【作用】直列に接続された2本の発光管の外面に、始動
時に電位がかかる電極に対し反対の電位が与えられる近
接導体を設けたので、上記電極と近接導体との間で始動
放電が発生し、この始動放電が各発光管内の電極間の主
放電に移り、発光管が始動するとともに直列回路が導通
して点灯状態を維持するようになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外管内に2本の発光管
を収容した高圧放電灯に関する。
を収容した高圧放電灯に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高圧ナトリウムランプやメタルハ
ライドランプ等の高圧金属蒸気放電灯において、特開平
3−112048号公報に示されている通り、1個の外
管内に発光管を2本収容し、これら発光管を電気的に直
列に接続し、これら発光管を相互に並べて配置したラン
プが提案されている。2本の発光管を電気的に直列に接
続して点灯すると、2本の発光管が同時に発光し、外管
内に1本の発光管を収容したランプに比べて、外管を長
くすることなく発光長さを長くすることができ、小形で
ありながら光束が増加する。すなわち、同じ定格入力
(ワット)であれば、2本の発光管を電気的に直列に接
続して収容したランプは、1本の発光管を収容したラン
プに比べて小形化を実現することができる。
ライドランプ等の高圧金属蒸気放電灯において、特開平
3−112048号公報に示されている通り、1個の外
管内に発光管を2本収容し、これら発光管を電気的に直
列に接続し、これら発光管を相互に並べて配置したラン
プが提案されている。2本の発光管を電気的に直列に接
続して点灯すると、2本の発光管が同時に発光し、外管
内に1本の発光管を収容したランプに比べて、外管を長
くすることなく発光長さを長くすることができ、小形で
ありながら光束が増加する。すなわち、同じ定格入力
(ワット)であれば、2本の発光管を電気的に直列に接
続して収容したランプは、1本の発光管を収容したラン
プに比べて小形化を実現することができる。
【0003】特に、最近、高圧ナトリウムランプにおい
て、発光管内に緩衝ガスとして機能する水銀を封入せず
に、ナトリウムと、キセノンなどの希ガスのみを封入し
たランプの開発が進められている。水銀を取り扱うと、
公害などの問題があるのでできるだけ水銀を使いたくな
いことから、このような水銀レスランプが研究されてい
る。
て、発光管内に緩衝ガスとして機能する水銀を封入せず
に、ナトリウムと、キセノンなどの希ガスのみを封入し
たランプの開発が進められている。水銀を取り扱うと、
公害などの問題があるのでできるだけ水銀を使いたくな
いことから、このような水銀レスランプが研究されてい
る。
【0004】このような水銀レス高圧ナトリウムランプ
は、同じランプ電圧を印加した場合緩衝金属としての水
銀が存在しないから最適電位傾度が低くなる傾向があ
る。このため、水銀レス高圧ナトリウムランプの発光管
は、水銀封入形のランプに比べて電極間距離を長くし、
すなわち発光長さを長くして電位傾度を最適電位傾度に
引き下げる必要がある。しかし、このような長い発光管
を外管に収容すると、外管も長くなり、ランプが大形化
する。これに対処するため、発光管を長手方向に分割
し、これら分割された発光管を電気的に直列に接続して
外管内に並べて収容すると、外管を長くすることなく最
適電位傾度を得ることができる。
は、同じランプ電圧を印加した場合緩衝金属としての水
銀が存在しないから最適電位傾度が低くなる傾向があ
る。このため、水銀レス高圧ナトリウムランプの発光管
は、水銀封入形のランプに比べて電極間距離を長くし、
すなわち発光長さを長くして電位傾度を最適電位傾度に
引き下げる必要がある。しかし、このような長い発光管
を外管に収容すると、外管も長くなり、ランプが大形化
する。これに対処するため、発光管を長手方向に分割
し、これら分割された発光管を電気的に直列に接続して
外管内に並べて収容すると、外管を長くすることなく最
適電位傾度を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2つの
発光管を電気的に直列に接続して点灯させる場合、始動
時には、一方の発光管の一端に封装された電極と、他方
の発光管の他端に封止された電極との間に始動電圧が印
加されるようになり、これらの電極間に電位差を生じる
が、両発光管を直列に結んでいる電極、つまり一方の発
光管の他端に封装された電極と、他方の発光管の一端に
封止された電極には電位がかからず、零電位となる。
発光管を電気的に直列に接続して点灯させる場合、始動
時には、一方の発光管の一端に封装された電極と、他方
の発光管の他端に封止された電極との間に始動電圧が印
加されるようになり、これらの電極間に電位差を生じる
が、両発光管を直列に結んでいる電極、つまり一方の発
光管の他端に封装された電極と、他方の発光管の一端に
封止された電極には電位がかからず、零電位となる。
【0006】このため、各発光管には、1本の発光管の
場合に比べて半分の電位差しか付与されず、このような
半分の電位差で始動させなければならず、始動がきわめ
て困難になるという問題がある。
場合に比べて半分の電位差しか付与されず、このような
半分の電位差で始動させなければならず、始動がきわめ
て困難になるという問題がある。
【0007】しかも、2つの発光管を電気的に直列に接
続して点灯させる場合、電極が合計4個用いられるから
電極損失が1本の発光管の場合に比べて2倍になり、ラ
ンプ効率が低下する。このランプ効率の低下を補うため
キセノンなどの希ガスの封入圧を高くすることが考えら
れるが、希ガスの封入圧が高くなくと、始動電圧が高く
なり、益々始動性が悪くなる不具合がある。
続して点灯させる場合、電極が合計4個用いられるから
電極損失が1本の発光管の場合に比べて2倍になり、ラ
ンプ効率が低下する。このランプ効率の低下を補うため
キセノンなどの希ガスの封入圧を高くすることが考えら
れるが、希ガスの封入圧が高くなくと、始動電圧が高く
なり、益々始動性が悪くなる不具合がある。
【0008】したがって本発明の目的とするのは、外管
内に2本の発光管を直列に接続して収容したランプにお
いて、始動性を向上させ、迅速にかつ確実に始動できる
ようにした高圧放電灯を提供しようとするものである。
内に2本の発光管を直列に接続して収容したランプにお
いて、始動性を向上させ、迅速にかつ確実に始動できる
ようにした高圧放電灯を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、外管
内に、サポートワイヤに支持されて2本の発光管をこれ
ら発光管が電気的に直列に接続された状態で収容し、こ
れら発光管の外面に、それぞれ始動時に電位がかかる電
極に対して反対の電位が与えられる近接導体を設けたこ
とを特徴とする。
内に、サポートワイヤに支持されて2本の発光管をこれ
ら発光管が電気的に直列に接続された状態で収容し、こ
れら発光管の外面に、それぞれ始動時に電位がかかる電
極に対して反対の電位が与えられる近接導体を設けたこ
とを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、各発光管の外面に設け
られた近接導体は、この発光管の一方の電極から他方の
電極まで伸びていることを特徴とする。請求項3の発明
は、一方の発光管の外面に設けられた近接導体は、他方
の発光管から離間していることを特徴とする。
られた近接導体は、この発光管の一方の電極から他方の
電極まで伸びていることを特徴とする。請求項3の発明
は、一方の発光管の外面に設けられた近接導体は、他方
の発光管から離間していることを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、各発光管の外面に設け
られた近接導体はそれぞれバイメタルを介して各サポー
トワイヤに電気的および機械的に接続されており、上記
バイメタルは他方の発光管から離間していることを特徴
とする。請求項5の発明は、上記発光管内には水銀を封
入せず、ナトリウムと希ガスを封入したナトリウムラン
プであることを特徴とする。
られた近接導体はそれぞれバイメタルを介して各サポー
トワイヤに電気的および機械的に接続されており、上記
バイメタルは他方の発光管から離間していることを特徴
とする。請求項5の発明は、上記発光管内には水銀を封
入せず、ナトリウムと希ガスを封入したナトリウムラン
プであることを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1の発明によれば、直列に接続された2
本の発光管の外面に、始動時に電位がかかる電極に対し
反対の電位が与えられる近接導体を設けたので、上記電
極と近接導体との間で始動放電が発生し、この始動放電
が各発光管内の対向する電極間の主放電に移り、したが
って発光管が始動するとともに直列回路が導通して点灯
状態を維持するようになる。
本の発光管の外面に、始動時に電位がかかる電極に対し
反対の電位が与えられる近接導体を設けたので、上記電
極と近接導体との間で始動放電が発生し、この始動放電
が各発光管内の対向する電極間の主放電に移り、したが
って発光管が始動するとともに直列回路が導通して点灯
状態を維持するようになる。
【0013】請求項2の発明によれば、各発光管に設け
られた近接導体が該発光管の一方の電極から他方の電極
まで伸びているから、始動時に電位がかかる一方の電極
と近接導体との間に生じた始動放電を、この近接導体に
よって電位のかからない他方の電極まで誘導し、対向す
る電極間の主放電へ迅速かつ円滑に移す。
られた近接導体が該発光管の一方の電極から他方の電極
まで伸びているから、始動時に電位がかかる一方の電極
と近接導体との間に生じた始動放電を、この近接導体に
よって電位のかからない他方の電極まで誘導し、対向す
る電極間の主放電へ迅速かつ円滑に移す。
【0014】請求項3の発明によれば、各発光管に設け
られた近接導体は、他の発光管から離間しているので、
各発光管で発生している電界を他の発光管側の近接導体
がキャンセルしてしまうことがない。
られた近接導体は、他の発光管から離間しているので、
各発光管で発生している電界を他の発光管側の近接導体
がキャンセルしてしまうことがない。
【0015】請求項4の発明によれば、近接導体がそれ
ぞれバイメタルを介してサポートワイヤに電気的および
機械的に接続されているから、点灯した後にバイメタル
が発光管の熱を受けて変形し、近接導体をん発光管から
遠ざけて遮光を減じ、しかもこのバイメタルが他の発光
管から離間しているので、各発光管で発生する電界を他
の発光管側のバイメタルがキャンセルしてしまうことが
ない。
ぞれバイメタルを介してサポートワイヤに電気的および
機械的に接続されているから、点灯した後にバイメタル
が発光管の熱を受けて変形し、近接導体をん発光管から
遠ざけて遮光を減じ、しかもこのバイメタルが他の発光
管から離間しているので、各発光管で発生する電界を他
の発光管側のバイメタルがキャンセルしてしまうことが
ない。
【0016】請求項5の発明によれば、発光管内に水銀
を封入しない水銀レスナトリウムランプの場合、発光管
を分割して2つの発光管を直列に接続する構造を採用す
ることが有利であるが、各発明をこのような水銀レスナ
トリウムランプに適用すれば、2つの発光管が直列に接
続されるにも拘らず、上記の各作用により始動性を向上
させることができる。
を封入しない水銀レスナトリウムランプの場合、発光管
を分割して2つの発光管を直列に接続する構造を採用す
ることが有利であるが、各発明をこのような水銀レスナ
トリウムランプに適用すれば、2つの発光管が直列に接
続されるにも拘らず、上記の各作用により始動性を向上
させることができる。
【0017】
【実施例】以下本発明について、図1ないし図3に示す
第1の実施例にもとづき説明する。 図1は本装置を構
成する250Wの高圧ナトリウムランプの正面図、図2
はその上から見た図、図3は点灯回路とともに示す回路
構成図である。
第1の実施例にもとづき説明する。 図1は本装置を構
成する250Wの高圧ナトリウムランプの正面図、図2
はその上から見た図、図3は点灯回路とともに示す回路
構成図である。
【0018】図において1は高圧ナトリウムランプの外
管であり、硬質ガラスなどにより構成され、一端に口金
2を取付けたBT形をなしている。口金2は、シェル3
とアイレット端子4を有するねじ込み形口金である。こ
の外管1は、中央膨径部の最大内径が約100mmで、口
金2を含み全長がほぼ240mmに形成されている。
管であり、硬質ガラスなどにより構成され、一端に口金
2を取付けたBT形をなしている。口金2は、シェル3
とアイレット端子4を有するねじ込み形口金である。こ
の外管1は、中央膨径部の最大内径が約100mmで、口
金2を含み全長がほぼ240mmに形成されている。
【0019】この外管1には2本の発光管5a、5bが
収容されている。これら発光管5a、5bは、それぞれ
例えば内径4.5mm,全長80mmの多結晶アルミナまた
は単結晶アルミナなどのセラミックチュ−ブからなるバ
ルブの端部をアルミナセラミックからなる閉塞壁として
のエンドキャップで気密に接合して閉塞し、これらエン
ドキャップに例えば、Ba−Ca−W系酸化物エミッタ
(図示しない)を塗布した電極6aa、6abおよび6
ba、6bb(図2にも示す)を封着して構成されてい
る。これら電極6aa、6abおよび6ba、6bbは
それぞれ導電構体7…に接続されており、これら導電構
体7…はエンドキャップから発光管5a、5bの外に突
出されている。
収容されている。これら発光管5a、5bは、それぞれ
例えば内径4.5mm,全長80mmの多結晶アルミナまた
は単結晶アルミナなどのセラミックチュ−ブからなるバ
ルブの端部をアルミナセラミックからなる閉塞壁として
のエンドキャップで気密に接合して閉塞し、これらエン
ドキャップに例えば、Ba−Ca−W系酸化物エミッタ
(図示しない)を塗布した電極6aa、6abおよび6
ba、6bb(図2にも示す)を封着して構成されてい
る。これら電極6aa、6abおよび6ba、6bbは
それぞれ導電構体7…に接続されており、これら導電構
体7…はエンドキャップから発光管5a、5bの外に突
出されている。
【0020】このような発光管5a、5bには、水銀を
封入せずに、ナトリウムNaが例えば4.5mgとキセノ
ンガスXeが200tor 封入されている。上記発光管5
a、5bの外に突出されている導電構体7…はそれぞ
れ、図1の上側および下側ともに、絶縁体からなるバル
ブホルダ−8a、8bにより機械的に支持されている。
この場合、2本の発光管5a、5bは外管1内で例えば
3mm〜10mmの間隔で互いに並設、または後述する図9
に示すように相互に交差して配設されている。上記バル
ブホルダ−8a、8bは、それぞれ両端部がサポ−トワ
イヤ9a、9bに連結されている。
封入せずに、ナトリウムNaが例えば4.5mgとキセノ
ンガスXeが200tor 封入されている。上記発光管5
a、5bの外に突出されている導電構体7…はそれぞ
れ、図1の上側および下側ともに、絶縁体からなるバル
ブホルダ−8a、8bにより機械的に支持されている。
この場合、2本の発光管5a、5bは外管1内で例えば
3mm〜10mmの間隔で互いに並設、または後述する図9
に示すように相互に交差して配設されている。上記バル
ブホルダ−8a、8bは、それぞれ両端部がサポ−トワ
イヤ9a、9bに連結されている。
【0021】サポ−トワイヤ9a、9bはステンレスな
どからなる導電棒からなり、上端部が絶縁ブリッジ11
で相互に絶縁して連結されており、これら上端部は弾性
板12a、12bを介して外管1のトップ部に係止され
ている。サポ−トワイヤ9a、9bの下端部は、封着支
持線13a、13bに溶接されており、これら封着支持
線13a、13bは外管1端部を封止したステム14に
封着されている。これら封着支持線13a、13bは外
部導線15a、15bにより上記口金2のシェル3およ
びアイレット端子4に接続されている。
どからなる導電棒からなり、上端部が絶縁ブリッジ11
で相互に絶縁して連結されており、これら上端部は弾性
板12a、12bを介して外管1のトップ部に係止され
ている。サポ−トワイヤ9a、9bの下端部は、封着支
持線13a、13bに溶接されており、これら封着支持
線13a、13bは外管1端部を封止したステム14に
封着されている。これら封着支持線13a、13bは外
部導線15a、15bにより上記口金2のシェル3およ
びアイレット端子4に接続されている。
【0022】上記各発光管5a、5bは、図1の上側に
位置する電極6aaおよび6baが、それぞれ導電リボ
ン16a、16bを介して位置的に反対側に位置するサ
ポ−トワイヤ9a、9bに接続されている。また、各発
光管5a、5bの図1の下側に位置する電極6abと6
bbは、直列接続用の他の導電リボン16cを介して相
互に直列に接続されている。
位置する電極6aaおよび6baが、それぞれ導電リボ
ン16a、16bを介して位置的に反対側に位置するサ
ポ−トワイヤ9a、9bに接続されている。また、各発
光管5a、5bの図1の下側に位置する電極6abと6
bbは、直列接続用の他の導電リボン16cを介して相
互に直列に接続されている。
【0023】このため、各発光管5a、5bは外管1内
で電気的に直列に接続されており、かつ位置的に互いに
並べて、または相互に若干交差するように配置されてい
る。各発光管5a、5bの外側には、それぞれ始動補助
のための近接導体17a、17bが設けられている。こ
れら近接導体17a、17bは、例えばモリブデン、タ
ングステン、タンタル、ニオビウム、タリウム、鉄、ニ
ッケル等の少なくとも1種からなる高融点金属により形
成されており、少なくとも互いに直列に接続された電極
6abおよび6bbの近傍に配置されており、好ましく
は軸方向に沿って延長し、それぞれ始動時に電位が与え
られる反対側の電極6aaおよび6baの近傍まで伸び
ている。つまり、これら近接導体17a、17bはそれ
ぞれ、一端が始動時に電位が与えられない他方の電極6
abおよび6bbの近傍に位置し、他端が始動時に電位
が与えられる電極6aaおよび6baの近くまで延長し
ている。このため、これら近接導体17a、17bは、
各発光管5a、5bの外面の2本の発光管でなす平面を
挟んで互いに反対側となる面に配設されている。
で電気的に直列に接続されており、かつ位置的に互いに
並べて、または相互に若干交差するように配置されてい
る。各発光管5a、5bの外側には、それぞれ始動補助
のための近接導体17a、17bが設けられている。こ
れら近接導体17a、17bは、例えばモリブデン、タ
ングステン、タンタル、ニオビウム、タリウム、鉄、ニ
ッケル等の少なくとも1種からなる高融点金属により形
成されており、少なくとも互いに直列に接続された電極
6abおよび6bbの近傍に配置されており、好ましく
は軸方向に沿って延長し、それぞれ始動時に電位が与え
られる反対側の電極6aaおよび6baの近傍まで伸び
ている。つまり、これら近接導体17a、17bはそれ
ぞれ、一端が始動時に電位が与えられない他方の電極6
abおよび6bbの近傍に位置し、他端が始動時に電位
が与えられる電極6aaおよび6baの近くまで延長し
ている。このため、これら近接導体17a、17bは、
各発光管5a、5bの外面の2本の発光管でなす平面を
挟んで互いに反対側となる面に配設されている。
【0024】これら近接導体17a、17bは、それぞ
れ両端部はバイメタル片18aa、18abおよび18
ab、18bbの先端に溶接されている。これらバイメ
タル片18aa、18abおよび18ab、18bbの
基端はそれぞれサポ−トワイヤ9a、9bに溶接されて
いる。この場合、一方の発光管5aの外面に近接して設
けられた一方の近接導体17aは、この発光管5aの一
方の電極6aaに対向する電位となるサポートワイヤ9
aに対してバイメタル片18aa、18abを通じて電
気的に接続されており、また、他方の発光管5bの外面
に近接して設けられた他方の近接導体17bは、この発
光管5bの一方の電極6baと対向する電位となるサポ
ートワイヤ9bに対してバイメタル片18ba、18b
bを通じて電気的に接続されている。そして、これら各
近接導体17a、17bは、それぞれ他方の発光管5
b、5aの電界に影響を及ぼさないように、これら他方
の発光管5b、5aから離れている。
れ両端部はバイメタル片18aa、18abおよび18
ab、18bbの先端に溶接されている。これらバイメ
タル片18aa、18abおよび18ab、18bbの
基端はそれぞれサポ−トワイヤ9a、9bに溶接されて
いる。この場合、一方の発光管5aの外面に近接して設
けられた一方の近接導体17aは、この発光管5aの一
方の電極6aaに対向する電位となるサポートワイヤ9
aに対してバイメタル片18aa、18abを通じて電
気的に接続されており、また、他方の発光管5bの外面
に近接して設けられた他方の近接導体17bは、この発
光管5bの一方の電極6baと対向する電位となるサポ
ートワイヤ9bに対してバイメタル片18ba、18b
bを通じて電気的に接続されている。そして、これら各
近接導体17a、17bは、それぞれ他方の発光管5
b、5aの電界に影響を及ぼさないように、これら他方
の発光管5b、5aから離れている。
【0025】なお、19…は、サポ−トワイヤ9a、9
bに取り付けられたゲッターを示す。また、外管1内は
高真空に保たれている。このような構成のランプは、図
3に示す点灯回路に接続されて使用される。点灯回路は
交流電源20に接続された限流素子21と、公知である
から詳しい構成を省略した始動パルス発生装置22とを
備えている。これら限流素子21および始動パルス発生
装置22は、ランプの外部で専用機器として構成されて
いる。限流素子は、等しいインピ−ダンスを有するチョ
−クコイル21a,21bおよび力率改善用のコンデン
サ21cからなる。チョ−クコイル21a,21bはそ
れぞれ電源供給の2線に直列に挿入されている。
bに取り付けられたゲッターを示す。また、外管1内は
高真空に保たれている。このような構成のランプは、図
3に示す点灯回路に接続されて使用される。点灯回路は
交流電源20に接続された限流素子21と、公知である
から詳しい構成を省略した始動パルス発生装置22とを
備えている。これら限流素子21および始動パルス発生
装置22は、ランプの外部で専用機器として構成されて
いる。限流素子は、等しいインピ−ダンスを有するチョ
−クコイル21a,21bおよび力率改善用のコンデン
サ21cからなる。チョ−クコイル21a,21bはそ
れぞれ電源供給の2線に直列に挿入されている。
【0026】このような点灯回路は、ランプの始動時
に、交流電源20からの交流電圧Vに、始動パルス発生
装置22で発生されたパルスをそれぞれ重畳してランプ
に印加するようになっている。
に、交流電源20からの交流電圧Vに、始動パルス発生
装置22で発生されたパルスをそれぞれ重畳してランプ
に印加するようになっている。
【0027】このような構成の高圧ナトリウムランプの
作用を説明する。ランプの始動前は、周囲およびランプ
全体が冷たいので、バイメタル片18aa、18abお
よび18ba、18bbの作動により各近接導体17
a、17bはそれぞれ発光管5a、5bに接近してい
る。このような状態で、ランプを点灯回路を通じて電源
20に接続すると、点灯回路の始動パルス発生装置22
が、交流電源20からの交流電圧にこの始動パルス発生
装置22で発生したパルスを重畳してランプに印加す
る。このように点灯回路で発生した高圧パルスは、口金
2のシェル3とアイレット端子4との間に高電位差を与
えることになり、これら電位差はサポ−トワイヤ9a、
9bに付与される。
作用を説明する。ランプの始動前は、周囲およびランプ
全体が冷たいので、バイメタル片18aa、18abお
よび18ba、18bbの作動により各近接導体17
a、17bはそれぞれ発光管5a、5bに接近してい
る。このような状態で、ランプを点灯回路を通じて電源
20に接続すると、点灯回路の始動パルス発生装置22
が、交流電源20からの交流電圧にこの始動パルス発生
装置22で発生したパルスを重畳してランプに印加す
る。このように点灯回路で発生した高圧パルスは、口金
2のシェル3とアイレット端子4との間に高電位差を与
えることになり、これら電位差はサポ−トワイヤ9a、
9bに付与される。
【0028】ところで、ランプにおいては、2本の発光
管5a、5bが電気的に直列に接続されているから、上
記サポ−トワイヤ9a、9bに与えられた電位差は、一
方の発光管5aの一方の電極6aaと、他方の発光管5
bの一方の電極6baとの間に印加される。しかし、一
方の発光管5aの他方の電極6abと、他方の発光管5
bの他方の電極6bbは相互に直列に接続されているの
みで、他の導電部材に接続されていないから、中立電位
であり、この状態では各発光管5a、5bの始動は困難
である。
管5a、5bが電気的に直列に接続されているから、上
記サポ−トワイヤ9a、9bに与えられた電位差は、一
方の発光管5aの一方の電極6aaと、他方の発光管5
bの一方の電極6baとの間に印加される。しかし、一
方の発光管5aの他方の電極6abと、他方の発光管5
bの他方の電極6bbは相互に直列に接続されているの
みで、他の導電部材に接続されていないから、中立電位
であり、この状態では各発光管5a、5bの始動は困難
である。
【0029】これに対し、本実施例では、一方の発光管
5aの外面にはバイメタル片18aa、18abを通じ
てサポ−トワイヤ9aと電気的に接続された近接導体1
7aが接触または接近して配置されているとともに、他
方の発光管5bの外面にはバイメタル片18ba、18
bbを介してサポ−トワイヤ9bと電気的に接続された
近接導体17bが接触または接近して配置されている。
5aの外面にはバイメタル片18aa、18abを通じ
てサポ−トワイヤ9aと電気的に接続された近接導体1
7aが接触または接近して配置されているとともに、他
方の発光管5bの外面にはバイメタル片18ba、18
bbを介してサポ−トワイヤ9bと電気的に接続された
近接導体17bが接触または接近して配置されている。
【0030】したがって、一方の発光管5aにおいて
は、電位が与えられる電極6aaに対して反対の電位が
付与された近接導体17aがバルブの外面に近接されて
いるから、この発光管5aでは、電位が与えられる電極
6aaと外部の近接導体17aとの間で始動放電が発生
する。この始動放電は発光管5a内で、当初は電極6a
aと近接導体17aの先端部との間で発生するが、この
放電が軸方向に伸びている近接導体17aに誘導されて
他端部に伸びる。そして、この近接導体17aを介して
誘導されてきた始動放電は、発光管5a内の他の電極6
abに移されるようになる。この結果、発光管5a内で
は、対向する電極6aa、6abの間で主放電が発生す
る。
は、電位が与えられる電極6aaに対して反対の電位が
付与された近接導体17aがバルブの外面に近接されて
いるから、この発光管5aでは、電位が与えられる電極
6aaと外部の近接導体17aとの間で始動放電が発生
する。この始動放電は発光管5a内で、当初は電極6a
aと近接導体17aの先端部との間で発生するが、この
放電が軸方向に伸びている近接導体17aに誘導されて
他端部に伸びる。そして、この近接導体17aを介して
誘導されてきた始動放電は、発光管5a内の他の電極6
abに移されるようになる。この結果、発光管5a内で
は、対向する電極6aa、6abの間で主放電が発生す
る。
【0031】また、他方の発光管5bにおいても、電位
が与えられる電極6baに対して反対の電位が付与され
た近接導体17bがバルブの外面に近接されているか
ら、この発光管5bでは、電位が与えられる電極6ba
と外部の近接導体17bとの間で始動放電が発生する。
この始動放電は発光管5b内で、当初は電極6baと近
接導体17bに先端部との間で発生するが、この放電が
軸方向に伸びている近接導体17bに誘導されて他端部
に伸びる。そして、この近接導体17bを介して誘導さ
れてきた始動放電は、発光管5b内の他の電極6bbに
移されるようになる。この結果、発光管5b内でも、対
向する電極6ba、6bbの間で主放電が発生する。
が与えられる電極6baに対して反対の電位が付与され
た近接導体17bがバルブの外面に近接されているか
ら、この発光管5bでは、電位が与えられる電極6ba
と外部の近接導体17bとの間で始動放電が発生する。
この始動放電は発光管5b内で、当初は電極6baと近
接導体17bに先端部との間で発生するが、この放電が
軸方向に伸びている近接導体17bに誘導されて他端部
に伸びる。そして、この近接導体17bを介して誘導さ
れてきた始動放電は、発光管5b内の他の電極6bbに
移されるようになる。この結果、発光管5b内でも、対
向する電極6ba、6bbの間で主放電が発生する。
【0032】そして、上記各発光管5a、5bの相互に
直列に接続されている電極6abと6bbの間は極性が
異なるのでこれらの間に電流が流れ、したがって各発光
管5a、5bでは主放電が発生すると同時にランプ電流
が流れるようになり、電気的に直列に導通することにな
る。このことから、低い始動電圧であっても、確実かつ
迅速な始動がなされるようになる。
直列に接続されている電極6abと6bbの間は極性が
異なるのでこれらの間に電流が流れ、したがって各発光
管5a、5bでは主放電が発生すると同時にランプ電流
が流れるようになり、電気的に直列に導通することにな
る。このことから、低い始動電圧であっても、確実かつ
迅速な始動がなされるようになる。
【0033】このようにして、発光管5a、5bが点灯
すると、バイメタル片18aa、18ab、18ba、
18bbが発光管5a、5bからの熱を受けて変形し、
近接導体17a、17bをそれぞれ図2の想像線で示す
ように発光管5a、5bから遠ざける。よって、発光管
5a、5bから放射される光を近接導体17a、17b
が遮るのを軽減することができる。
すると、バイメタル片18aa、18ab、18ba、
18bbが発光管5a、5bからの熱を受けて変形し、
近接導体17a、17bをそれぞれ図2の想像線で示す
ように発光管5a、5bから遠ざける。よって、発光管
5a、5bから放射される光を近接導体17a、17b
が遮るのを軽減することができる。
【0034】上記実施例の場合、一方のサポ−トワイヤ
9aに対して、反対の電位が与えられる電極6aaを有
する発光管5aをこのサポ−トワイヤ9aの近くに配置
し、かつこのサポ−トワイヤ9aに電気的に接続されて
いる近接導体17aを上記発光管5aの外面に接近して
配置したから、この近接導体17aが他方の発光管5b
から遠くに離れた位置に設けられることになる。同様
に、他方のサポ−トワイヤ9bに対して、反対の電位が
与えられる電極6baを有する発光管5bを、このサポ
−トワイヤ9bの近くに配置し、かつこのサポ−トワイ
ヤ9bに電気的に接続されている近接導体17bを上記
発光管5bの外面に接近して配置したから、この近接導
体17bが一方の発光管5aから遠くに離れた位置に設
けられることになる。このため、これら近接導体17a
および17bは、それぞれ他の発光管5b、5aに発生
する始動放電の電界を乱すことがなく、つまり電界をキ
ャンセルすることがなく、したがって、始動を円滑に促
すようになる。
9aに対して、反対の電位が与えられる電極6aaを有
する発光管5aをこのサポ−トワイヤ9aの近くに配置
し、かつこのサポ−トワイヤ9aに電気的に接続されて
いる近接導体17aを上記発光管5aの外面に接近して
配置したから、この近接導体17aが他方の発光管5b
から遠くに離れた位置に設けられることになる。同様
に、他方のサポ−トワイヤ9bに対して、反対の電位が
与えられる電極6baを有する発光管5bを、このサポ
−トワイヤ9bの近くに配置し、かつこのサポ−トワイ
ヤ9bに電気的に接続されている近接導体17bを上記
発光管5bの外面に接近して配置したから、この近接導
体17bが一方の発光管5aから遠くに離れた位置に設
けられることになる。このため、これら近接導体17a
および17bは、それぞれ他の発光管5b、5aに発生
する始動放電の電界を乱すことがなく、つまり電界をキ
ャンセルすることがなく、したがって、始動を円滑に促
すようになる。
【0035】なお、本発明は上記実施例の構成に限らな
い。すなわち、図4および図5に示す第2の実施例の場
合は、各サポ−トワイヤ9a、9bと発光管5a、5b
の電気的接続位置を逆にした例を模式的に示す。図4お
よび図5の場合、一方のサポ−トワイヤ9aに一方に発
光管5aを近接して並べるとともに、このサポ−トワイ
ヤ9aと一方の発光管5aの一端側の電極6aaを電気
的に接続し、他方のサポ−トワイヤ9bに他方の発光管
5bを近接して並べるとともに、このサポ−トワイヤ9
bと他方の発光管5bの一端側の電極6baを電気的に
接続してある。このため、始動時には、一方の発光管5
aの一端側の電極6aaと、他方の発光管5bの一端側
の電極6baとの間に高電位差が発生する。そして、一
方の発光管5aの外面に近接して設けられた近接導体1
7aは、バイメタル片18aを介して他方のサポ−トワ
イヤ9bに接続されており、よってこの近接導体17a
は電極6aaと対向電位となり、また他方の発光管5b
の外面に近接して設けられた近接導体17bは、バイメ
タル片18bを介して一方のサポ−トワイヤ9aに接続
されており、よってこの近接導体17bは電極6baと
対向電位となる。
い。すなわち、図4および図5に示す第2の実施例の場
合は、各サポ−トワイヤ9a、9bと発光管5a、5b
の電気的接続位置を逆にした例を模式的に示す。図4お
よび図5の場合、一方のサポ−トワイヤ9aに一方に発
光管5aを近接して並べるとともに、このサポ−トワイ
ヤ9aと一方の発光管5aの一端側の電極6aaを電気
的に接続し、他方のサポ−トワイヤ9bに他方の発光管
5bを近接して並べるとともに、このサポ−トワイヤ9
bと他方の発光管5bの一端側の電極6baを電気的に
接続してある。このため、始動時には、一方の発光管5
aの一端側の電極6aaと、他方の発光管5bの一端側
の電極6baとの間に高電位差が発生する。そして、一
方の発光管5aの外面に近接して設けられた近接導体1
7aは、バイメタル片18aを介して他方のサポ−トワ
イヤ9bに接続されており、よってこの近接導体17a
は電極6aaと対向電位となり、また他方の発光管5b
の外面に近接して設けられた近接導体17bは、バイメ
タル片18bを介して一方のサポ−トワイヤ9aに接続
されており、よってこの近接導体17bは電極6baと
対向電位となる。
【0036】これら近接導体17a、17bはそれぞれ
発光管5a、5bの軸方向に沿って配置されている。こ
の場合、各バイメタル片18a、18bはそれぞれ他の
発光管5b、5aを越えて自己の近接導体17a、17
bに接続されることになるが、これらバイメタル片18
a、18bはそれぞれ屈曲、または湾曲させるなどの手
段で、それぞれ他の発光管5b、5aから距離的に離し
てある。
発光管5a、5bの軸方向に沿って配置されている。こ
の場合、各バイメタル片18a、18bはそれぞれ他の
発光管5b、5aを越えて自己の近接導体17a、17
bに接続されることになるが、これらバイメタル片18
a、18bはそれぞれ屈曲、または湾曲させるなどの手
段で、それぞれ他の発光管5b、5aから距離的に離し
てある。
【0037】このようにすれば、始動時に、一方の発光
管5aでは、電位が与えられる一方の電極6aaと、外
部に近接している近接導体17aとの間で始動放電が発
生されるようになるが、この時、上記近接導体17aと
反対電位の他の近接導体17bに接続されているバイメ
タル片18bが離れているから、このバイメタル片18
bが発光管5aで発生する始動放電の電界をキャンセル
することがない。同様に、他方の発光管5bでは、電位
が与えられる一方の電極6baと、外部に近接している
近接導体17bとの間で始動放電が発生されるようにな
るが、この時、上記近接導体17bと反対電位の他の近
接導体17aに接続されているバイメタル片18aが離
れているから、このバイメタル片18aが発光管5bで
発生する始動放電の電界をキャンセルすることがない。
よって、この場合も始動が確実になされることになる。
管5aでは、電位が与えられる一方の電極6aaと、外
部に近接している近接導体17aとの間で始動放電が発
生されるようになるが、この時、上記近接導体17aと
反対電位の他の近接導体17bに接続されているバイメ
タル片18bが離れているから、このバイメタル片18
bが発光管5aで発生する始動放電の電界をキャンセル
することがない。同様に、他方の発光管5bでは、電位
が与えられる一方の電極6baと、外部に近接している
近接導体17bとの間で始動放電が発生されるようにな
るが、この時、上記近接導体17bと反対電位の他の近
接導体17aに接続されているバイメタル片18aが離
れているから、このバイメタル片18aが発光管5bで
発生する始動放電の電界をキャンセルすることがない。
よって、この場合も始動が確実になされることになる。
【0038】さらに、図6および図7に示す第3の実施
例のように構成してもよい。この例は、左右一対のサポ
−トワイヤ9aおよび9bを結ぶ面に対し、それぞれ発
光管5a、5bを前後に偏位して配置したものであり、
このように発光管5a、5bの位置をずらせた場合は、
バイメタル片18a、18bをそれぞれ屈曲や湾曲など
のような格別な加工を施すことなく、それぞれ他の発光
管5b、5aから距離的に離すことができる。
例のように構成してもよい。この例は、左右一対のサポ
−トワイヤ9aおよび9bを結ぶ面に対し、それぞれ発
光管5a、5bを前後に偏位して配置したものであり、
このように発光管5a、5bの位置をずらせた場合は、
バイメタル片18a、18bをそれぞれ屈曲や湾曲など
のような格別な加工を施すことなく、それぞれ他の発光
管5b、5aから距離的に離すことができる。
【0039】したがって、この場合もバイメタル片が他
の発光管で発生する始動放電の電界をキャンセルするこ
とがなく、始動が確実になされることになる。しかも、
この例の場合はバイメタル片の構成が簡単であり、安価
に製造できる。
の発光管で発生する始動放電の電界をキャンセルするこ
とがなく、始動が確実になされることになる。しかも、
この例の場合はバイメタル片の構成が簡単であり、安価
に製造できる。
【0040】上記各実施例の場合、近接導体17a、1
7bはそれぞれ発光管5a、5bのほぼ全長、すなわち
対向する電極6aa、6abの間、および6ba、6b
bの間の長さに形成したが、本発明はこれに限らず、近
接導体17a、17bは図8に示す第4の実施例のよう
に、少なくとも始動時に電位が与えられない電極6ab
および6bbの近くに配置するようにしてもよい。すな
わち、この近接導体17a、17bは、始動時に電位が
与えられる電極6aaおよび6baとの間で始動放電を
誘発し、この始動放電を始動時に電位が与えられない電
極6abおよび6bb(直列に接続されている電極)に
渡す役割を担う。このため、電位が与えられた電極6a
aおよび6baとの間で発生させた始動放電を、電極6
abおよび6bbに渡すためには、近接導体17a、1
7bは始動時に電位が与えられない電極6abおよび6
bb(直列に接続されている電極)の近傍に配置するこ
とが大切である。
7bはそれぞれ発光管5a、5bのほぼ全長、すなわち
対向する電極6aa、6abの間、および6ba、6b
bの間の長さに形成したが、本発明はこれに限らず、近
接導体17a、17bは図8に示す第4の実施例のよう
に、少なくとも始動時に電位が与えられない電極6ab
および6bbの近くに配置するようにしてもよい。すな
わち、この近接導体17a、17bは、始動時に電位が
与えられる電極6aaおよび6baとの間で始動放電を
誘発し、この始動放電を始動時に電位が与えられない電
極6abおよび6bb(直列に接続されている電極)に
渡す役割を担う。このため、電位が与えられた電極6a
aおよび6baとの間で発生させた始動放電を、電極6
abおよび6bbに渡すためには、近接導体17a、1
7bは始動時に電位が与えられない電極6abおよび6
bb(直列に接続されている電極)の近傍に配置するこ
とが大切である。
【0041】また、外管1に収容された2本の発光管5
a、5bは、互いに平行となるように並べて配置しても
よいが、図1の矢印方向から見て、2本の発光管5a、
5bを図9に示すように互いに交差するように配置して
もよい。このように配置すれば、それぞれの発光管5
a、5bから放射される光が他の発光管5a、5bで遮
られる割合が少なくなり、外に放出する光量を増すこと
ができる。
a、5bは、互いに平行となるように並べて配置しても
よいが、図1の矢印方向から見て、2本の発光管5a、
5bを図9に示すように互いに交差するように配置して
もよい。このように配置すれば、それぞれの発光管5
a、5bから放射される光が他の発光管5a、5bで遮
られる割合が少なくなり、外に放出する光量を増すこと
ができる。
【0042】さらに、上記実施例の場合、水銀レス高圧
ナトリウムランプの場合を説明したが、本発明は緩衝ガ
スとして水銀を封入した高圧ナトリウムランプであって
も実施可能である。但し、水銀レス高圧ナトリウムラン
プの場合は、同じランプ電圧を印加した場合に水銀が存
在しないから最適電位傾度が低くなる傾向にあり、この
ため、水銀封入形のランプに比べて電極間距離を長く
し、すなわち発光長さを長くして電位傾度を最適電位傾
度に引き下げる必要がある。しかし、このような長い発
光管を外管に収容すると、外管も長くなり、ランプが大
形化する。これに対応するため、本発明のように、発光
管を長手方向に分割し、これら分割された発光管を電気
的に直列に接続して外管内に並べて収容すると、外管を
長くすることなく最適電位傾度を得ることができる。
ナトリウムランプの場合を説明したが、本発明は緩衝ガ
スとして水銀を封入した高圧ナトリウムランプであって
も実施可能である。但し、水銀レス高圧ナトリウムラン
プの場合は、同じランプ電圧を印加した場合に水銀が存
在しないから最適電位傾度が低くなる傾向にあり、この
ため、水銀封入形のランプに比べて電極間距離を長く
し、すなわち発光長さを長くして電位傾度を最適電位傾
度に引き下げる必要がある。しかし、このような長い発
光管を外管に収容すると、外管も長くなり、ランプが大
形化する。これに対応するため、本発明のように、発光
管を長手方向に分割し、これら分割された発光管を電気
的に直列に接続して外管内に並べて収容すると、外管を
長くすることなく最適電位傾度を得ることができる。
【0043】この場合、分割された発光管は電気的に直
列に接続されるようになるが、上記したような本発明を
適用すれば始動性を向上させることができるようにな
る。また、本発明は、発光管を分割してこれら発光管を
電気的に直列に接続して外管内に並べて収容することか
ら、ランプを小形化できる利点がある。しかし、始動性
の問題から、このように分割できるランプに大きさはせ
いぜい400W医かのランプである。
列に接続されるようになるが、上記したような本発明を
適用すれば始動性を向上させることができるようにな
る。また、本発明は、発光管を分割してこれら発光管を
電気的に直列に接続して外管内に並べて収容することか
ら、ランプを小形化できる利点がある。しかし、始動性
の問題から、このように分割できるランプに大きさはせ
いぜい400W医かのランプである。
【0044】さらに、本発明は、高圧ナトリウムランプ
に限らず、メタルハライドランプや高圧水銀灯などであ
っても実施可能である。また、本発明の近接導体は、発
光管の外面に軸方向に沿って配置された構造に限らず、
近接導体を発光管の外面に螺旋状に巻回して構成したも
のであってもよい。
に限らず、メタルハライドランプや高圧水銀灯などであ
っても実施可能である。また、本発明の近接導体は、発
光管の外面に軸方向に沿って配置された構造に限らず、
近接導体を発光管の外面に螺旋状に巻回して構成したも
のであってもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、外
管内に収容されて直列に接続された2本の発光管の外面
に、それぞれ始動時に電位がかかる電極に対し反対の電
位が与えられる近接導体を設けたので、始動時に電位が
かかる電極と近接導体との間で始動放電が発生し、この
始動放電が各発光管内で対向する電極間の主放電に移
り、各発光管が始動するとともに、直列回路が導通して
点灯状態を維持するようになる。このため、始動が容易
になり、低い始動電圧であっても確実で迅速な始動が可
能になる。
管内に収容されて直列に接続された2本の発光管の外面
に、それぞれ始動時に電位がかかる電極に対し反対の電
位が与えられる近接導体を設けたので、始動時に電位が
かかる電極と近接導体との間で始動放電が発生し、この
始動放電が各発光管内で対向する電極間の主放電に移
り、各発光管が始動するとともに、直列回路が導通して
点灯状態を維持するようになる。このため、始動が容易
になり、低い始動電圧であっても確実で迅速な始動が可
能になる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す高圧ナトリウムラ
ンプの全体を示す正面図。
ンプの全体を示す正面図。
【図2】同実施例の発光管、サポートワイヤおよび近接
導体を示す平面図。
導体を示す平面図。
【図3】同実施例の回路構成図。
【図4】本発明の第2の実施例を示し、高圧ナトリウム
ランプの発光管マウント部分の概略的構成図。
ランプの発光管マウント部分の概略的構成図。
【図5】同実施例の発光管、サポートワイヤおよび近接
導体を示す平面図。
導体を示す平面図。
【図6】本発明の第3の実施例を示し、高圧ナトリウム
ランプの発光管マウント部分の概略的構成図。
ランプの発光管マウント部分の概略的構成図。
【図7】同実施例の発光管、サポートワイヤおよび近接
導体を示す平面図。
導体を示す平面図。
【図8】本発明の第4の実施例を示し、高圧ナトリウム
ランプの発光管マウント部分の概略的構成図。
ランプの発光管マウント部分の概略的構成図。
【図9】本発明の第5の実施例を示し、2本の発光管の
配置を示す側面図。
配置を示す側面図。
1…外管 5a,5b
…発光管 6aa、6ab、6ba、6bb…電極 9a、9b…サポートワイヤ 17a、17b…近接導体 18aa、18ab、18ba、18bb、18a、1
8b…バイメタル片
…発光管 6aa、6ab、6ba、6bb…電極 9a、9b…サポートワイヤ 17a、17b…近接導体 18aa、18ab、18ba、18bb、18a、1
8b…バイメタル片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 貴之 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 (72)発明者 川鶴 滋久 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 外管内に、サポートワイヤに支持されて
2本の発光管をこれら発光管が電気的に直列に接続され
た状態で収容し、これら発光管の外面に、それぞれ始動
時に電位がかかる電極に対して反対の電位が与えられる
近接導体を設けたことを特徴とする高圧放電灯。 - 【請求項2】 各発光管の外面に設けられた近接導体は
それぞれ、この発光管の一方の電極から他方の電極まで
伸びていることを特徴とする請求項1に記載の高圧放電
灯。 - 【請求項3】 一方の発光管の外面に設けられた近接導
体は、他方の発光管から離間していることを特徴とする
請求項1に記載の高圧放電灯。 - 【請求項4】 各発光管の外面に設けられた近接導体は
それぞれバイメタルを介して各サポートワイヤに電気的
および機械的に接続されており、上記バイメタルは他方
の発光管から離間していることを特徴とする請求項3に
記載の高圧放電灯。 - 【請求項5】 上記発光管内には水銀を封入せず、ナト
リウムと希ガスを封入したナトリウムランプであること
を特徴とする請求項1に記載の高圧放電灯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2947794A JPH07240185A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 高圧放電灯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2947794A JPH07240185A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 高圧放電灯 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07240185A true JPH07240185A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12277175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2947794A Pending JPH07240185A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 高圧放電灯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07240185A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014173910A1 (de) * | 2013-04-25 | 2014-10-30 | Von Ardenne Gmbh | Vorrichtung, behandlungssystem und verfahren zum zünden und betreiben einer blitzlampenanordnung |
| JP5861853B1 (ja) * | 2015-08-25 | 2016-02-16 | 岩崎電気株式会社 | 高圧ナトリウムランプ |
| JP2016119199A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | 岩崎電気株式会社 | セラミックメタルハライドランプ |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP2947794A patent/JPH07240185A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014173910A1 (de) * | 2013-04-25 | 2014-10-30 | Von Ardenne Gmbh | Vorrichtung, behandlungssystem und verfahren zum zünden und betreiben einer blitzlampenanordnung |
| JP2016119199A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | 岩崎電気株式会社 | セラミックメタルハライドランプ |
| JP5861853B1 (ja) * | 2015-08-25 | 2016-02-16 | 岩崎電気株式会社 | 高圧ナトリウムランプ |
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