JPH0724046A - 消臭剤の担持体 - Google Patents

消臭剤の担持体

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JPH0724046A
JPH0724046A JP5174159A JP17415993A JPH0724046A JP H0724046 A JPH0724046 A JP H0724046A JP 5174159 A JP5174159 A JP 5174159A JP 17415993 A JP17415993 A JP 17415993A JP H0724046 A JPH0724046 A JP H0724046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deodorant
acid
carrier
diglyceride
monoglyceride
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5174159A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuko Harasawa
敦子 原沢
Tatsuo Kakie
龍雄 垣江
Ichiro Takase
一郎 高瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainihon Jochugiku Co Ltd
Toppan Inc
Original Assignee
Dainihon Jochugiku Co Ltd
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dainihon Jochugiku Co Ltd, Toppan Printing Co Ltd filed Critical Dainihon Jochugiku Co Ltd
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Publication of JPH0724046A publication Critical patent/JPH0724046A/ja
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】天然に存在する成分であり、かつ合成も可能で
あって安定して収量が得られ、成分の安定性と効果の持
続性があり、また自らも消臭機能を有する消臭剤の担持
体を提供すること。 【構成】モノグリセライド、ジグリセライド、またはこ
れらの混合物からなることを特徴とする消臭剤の担持体
を提供する。また、前記モノグリセライド又はジグリセ
ライドの酸基が、リノール酸、オレイン酸、ステアリン
酸、パルミチン酸等の飽和又は不飽和脂肪酸のうちの1
種または2種であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は消臭剤の担持体に関する
ものであり、特に、天然の成分である他の消臭成分の効
果を有効に持続させ、また自らも消臭作用を有し、自ら
も天然に存在する物質であることから、廃棄後の環境問
題にも役立つ消臭剤の担持体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、消臭剤の分野でも廃棄後の環境保
護がクローズアップされるようになり、合成品、化成品
から天然物へとニーズは変化しつつある。これまでにも
天然物を原料とし、かつ効果の高い消臭剤は開発されて
いるが、消臭力が比較的弱いこと、収量が低いこと、安
全性が必ずしも高くない場合があること、長期効果がな
いこと等の問題点を有するものが多かった。
【0003】この点を解決するため、これらの天然物の
消臭剤の担持体として、種々の高分子物質または多孔性
物質が用いられてきた。
【0004】高分子物質としては、ポリエチレングリコ
ール、ポリ酢酸ビニル等が安価で消臭成分との親和性が
良いことから使用されているが、消臭成分が消滅したあ
とに微生物等により分解されないゴミとなることや、焼
却の際の有毒ガスの発生の原因となるという問題点があ
った。
【0005】また、多孔性物質を用いた場合には、消臭
剤が固体で使用されるため、用途に制限があるという問
題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の問題点
を解決するためになされたものであり、その課題とする
ところは、天然に存在する成分であり、かつ合成も可能
であって安定して収量が得られ、成分の安定性と効果の
持続性があり、また自らも消臭機能を有する消臭剤の担
持体を提供することにある。
【0007】
【問題を解決するための手段】本発明はこの課題を解決
するため、モノグリセライド、ジグリセライド、または
これらの混合物からなることを特徴とする消臭剤の担持
体を提供する。また、前記モノグリセライド又はジグリ
セライドの酸基が、リノール酸、オレイン酸、ステアリ
ン酸、パルミチン酸等の飽和又は不飽和脂肪酸のうちの
1種または2種であることを特徴とする消臭剤の担持体
を提供する。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おけるモノグリセライドとしては、脂肪酸によりグリセ
リンの水酸基が1種置換された構造を有する下記の化学
【0009】
【化1】
【0010】であらわされる単酸基グリセライドが用い
られる。
【0011】また本発明におけるジグリセライドとして
は、脂肪酸によりグリセリンのアルコールが2種置換さ
れた構造を有する下記の化学式
【0012】
【化2】
【0013】
【化3】
【0014】である混酸基グリセライドが用いられる。
【0015】本発明の消臭剤の担持体としては、これら
モノグリセライド、又はジグリセライドから選ばれる1
種または2種以上を含有するものである。
【0016】また、本発明におけるモノグリセライド、
ジグリセライドの置換されている酸基としては、リノー
ル酸、オレイン酸、ステアリン酸、パルミチン酸等の飽
和又は不飽和脂肪酸が使用できる。特にリノール酸とパ
ルミチン酸からなるジグリセライドが好適である。
【0017】モノグリセライド、ジグリセライドの例と
しては、以下に示す化合物を挙げることができる。
【0018】
【化4】
【0019】
【化5】
【0020】モノグリセライドまたはジグリセライドは
天然に存在する化合物であるが、化学合成によって容易
に得ることができる。この際モノグリセライドとジグリ
セライドとが混合物として得られることがある。このと
きモノグリセライドの一種またはジグリセライドの一種
を精製し単離する必要は必ずしも無い。合成以外の方
法、たとえば、油脂中より成分を分離する方法、天然植
物より抽出する方法を用いても差し支えない。
【0021】合成方法の一例としては脂肪酸を過剰のグ
リセリンとともに熱する方法が挙げられ、これによりモ
ノグリセライドとジグリセライドの混合物が得られる。
油脂よりこれらを得る場合は沸点の違いを利用して行う
減圧分留、分子分留の方法のほか、油脂の石油エーテル
溶液に臭素を作用させて臭化グリセライドを製し、これ
を各種有機溶媒を用いて分別溶解する臭化法等が挙げら
れる。植物より抽出する場合は各種植物の種子や樹皮な
どより圧搾採取する方法のが取られるほか、抽出物をカ
ラムクロマトを用いて成分分離して得る方法もある。
【0022】
【作用】以上に示したように、本発明の消臭剤の担持体
は天然に産する成分であり、親水基、親油基の両方を有
するため様々な消臭成分との相溶性が良い。このため消
臭成分を安定して取り込むことができる。親水性、ある
いは親油性の悪臭物質も取り込むため、担持体自身も消
臭効果を有する。担持体中に取り込まれた悪臭が消臭成
分により消臭され、効果はさらに高いものとなる。揮発
して効果を発揮する消臭剤の場合は、担持体自身の揮発
性が低く、消臭剤の揮発が担持体によって抑えられる。
よって成分の持続性が期待できる。また、植物からで
も、化学合成によっても容易に入手可能であるから、環
境に対しても害はなく、食品にも多く使用されているも
のであり、人体に対しても安全である。
【0023】
【実施例】
<実施例1>モノグリセライドとして市販のモノリノレ
インを用い、魚臭の主要悪臭成分であるトリメチルアミ
ンに対する消臭効果を測定した。
【0024】市販のモノリノレイン2mgとトリメチルア
ミンガス30μg とを、25ml容バイアル瓶に封入し
た。これの封入直後と10、30、60分後に、ビン内
のガス0.5mlを抜き取って清浄空気0.5mlをビン内
に注入し再封止し、ここで抜き取ったガスをガスクロマ
トグラフで分析し、ビン内のトリメチルアミン量を測定
するという作業をおこなった。
【0025】この結果から、添加試料が除去したトリメ
チルアミン量を求めた。あらかじめ試料を添加しないブ
ランクを設け、ガラス器壁に吸着された臭気量も求め
た。両者について、それぞれ初期に封入したトリメチル
アミン量に対する一定時間経過後に除去されたトリメチ
ルアミン量の割合を算出し、試料添加の有無による効果
の差を比較した。
【0026】
【表1】
【0027】表1より、モノリノレインは優れた消臭活
性を有することがわかる。
【0028】<実施例2>ジグリセライドとしてパルミ
チン酸、リノール酸を酸基に有するものを選び、実施例
1と同様にトリメチルアミンに対する消臭効果を測定し
た。
【0029】ジグセライド2mgとトリメチルアミンガス
25μgとを、25mg容バイアルビン封入した。これの
封入直後と10、30、60分後に、清浄空気0.5ml
をビン内に入れ、ビン内のガス0.5mlをサンプリング
し、このガズ中のトリメチルアミン量を算出した。
【0030】この結果から、添加資料が除去されたトリ
メチルアミンを求めた。予め試料を添加しないブランク
を設け、ガラス容壁に吸着された臭気量も求めた。両者
について、それぞれ初期に封入したトリメチルアミン量
に対する一定時間経過後に除去されたトリメチルアミン
量の割合を算出し、試料添加の有無による効果の差を比
較した。
【0031】
【表2】
【0032】表2よりジグリセライドは優れた消臭活性
を有することがわかる。
【0033】<実施例3>消臭剤としてアジサイ(花)
抽出物を用い、担持体による消臭剤の成分の安定性と効
果の持続性の向上を検査するため、実施例1で使用した
モノグリセライドを担持体としたもの、実施例2でしよ
うしたジグリセライドを担持体としたもの、ポリエチレ
ングリコールを担持体としたもの、担持体を用いなかっ
たものを用意してトリメチルアミン消臭能の検定を行な
った。各々1gを1リットル容のガラス瓶底面に塗布
し、個々にトリメチルアミン水溶液1ppm を24時間ご
とに添加して消臭能の持続性の比較を1週間行なった。
【0034】
【表3】
【0035】表3よりグリセライドを担持体に用いた場
合、効果がより長持ちすることが分かる。また、ポリエ
チレングリコールを用いた場合と比べて消臭能の持続性
は衰えないことが分かる。
【0036】
【発明の効果】以上に示したように、本発明の消臭剤の
担持体は、原料が天然物よりの抽出あるいは合成いずれ
も可能であり、入手が容易である。製法も簡単な上、そ
の効果は大きい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高瀬 一郎 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モノグリセライド、ジグリセライド、また
    はこれらの混合物からなることを特徴とする消臭剤の担
    持体。
  2. 【請求項2】前記モノグリセライド又はジグリセライド
    の酸基が、リノール酸、オレイン酸、ステアリン酸、パ
    ルミチン酸等の飽和又は不飽和脂肪酸のうちの1種また
    は2種であることを特徴とする請求項1記載の消臭剤の
    担持体。
JP5174159A 1993-07-14 1993-07-14 消臭剤の担持体 Pending JPH0724046A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5174159A JPH0724046A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 消臭剤の担持体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5174159A JPH0724046A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 消臭剤の担持体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0724046A true JPH0724046A (ja) 1995-01-27

Family

ID=15973730

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5174159A Pending JPH0724046A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 消臭剤の担持体

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JP (1) JPH0724046A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2372188A2 (en) 2010-03-30 2011-10-05 Jtekt Corporation Speed change gear and manufacturing method therefor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2372188A2 (en) 2010-03-30 2011-10-05 Jtekt Corporation Speed change gear and manufacturing method therefor

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