JPH07240636A - 電力増幅器 - Google Patents

電力増幅器

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JPH07240636A
JPH07240636A JP6056613A JP5661394A JPH07240636A JP H07240636 A JPH07240636 A JP H07240636A JP 6056613 A JP6056613 A JP 6056613A JP 5661394 A JP5661394 A JP 5661394A JP H07240636 A JPH07240636 A JP H07240636A
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JP
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power supply
level
circuit
power
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JP6056613A
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Inventor
Ikuhiro Matsumoto
郁広 松本
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 負荷インピーダンスの大小を確実に判別し、
適正に電源電圧を切り替え可能とする。 【構成】 PWM制御方式の電源回路9Aはアナログス
イッチ15Aの外部制御で2段階に電源電圧を切り替え
可能としておく。アンプ回路20の入力電圧レベルを第
1の検出回路21で検出し、一方、アンプ回路20の出
力電流レベルを第2の検出回路24で検出し、判別回路
27において入力電圧レベルに対する出力電流レベルの
大きさから負荷インピーダンスの大小を判別する。入力
電圧レベルに比べて出力電流レベルが小さいときは負荷
インピーダンスが大きいと判別し、アナログスイッチ1
5Aを開かせて大きな電源電圧を発生させ、逆に、入力
電圧レベルに比べて出力電流レベルが大きいときは負荷
インピーダンスが小さいと判別し、アナログスイッチ1
5Aを閉じさせて小さな電源電圧を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声信号を増幅してスピ
ーカを駆動する電力増幅器に係り、とくにインピーダン
スの不適正なスピーカが接続される場合の発熱対策とし
て電源電圧を切り替え可能にした電力増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】スピーカには標準インピーダンスのもの
のほか標準インピーダンスより小さいインピーダンスの
ものがあり、標準インピーダンス用のパワーアンプに対
しユーザが標準より小さいインピーダンスのスピーカを
接続した場合、駆動電流が増え過ぎて過度の発熱を生
じ、最悪の場合、パワーアンプのトランジスタが破壊し
てしまうことがある。このため、従来からパワーアンプ
の動作電源電圧を切り替え可能とし、標準より小さいイ
ンピーダンスのスピーカ接続時には電源電圧を低くでき
るようにし、駆動電流を抑えて発熱量を抑えられるよう
にしてある。一例として図4に示すホーム用パワーアン
プの如く、電源回路1がAC100V電源を降圧トランス2
で降圧し、二次コイル3の出力側に設けたダイオードブ
リッジ回路4と大容量コンデンサC1,C2により整
流、平滑化して±Vccの電源電圧を作成する場合、二次
コイル3にタップ5A,5B、6A,6Bを設け、ダイ
オードブリッジ回路4への入力をスイッチ7と8を連動
してマニュアル操作で5A,5B側または6A,6B側
に切り替えて、電源電圧を±Vcc(1)と±Vcc(2)
の2段階に切り替え可能にしたものがある(但し、Vcc
(1)>Vcc(2))。
【0003】また、他の例として図5に示す車載用パワ
ーアンプの如く、電源回路9がバッテリ電圧+Bを昇圧
トランス10の一次コイル11に印加し、一次コイル両
端とアース間に設けたスイッチング用のトランジスタQ
1,Q2をコントローラ12によりスイッチング制御
し、二次コイル13に大きな交流電圧を発生させ、二次
コイル13の出力側に設けたダイオードブリッジ回路1
4と大容量コンデンサC3,C4により整流、平滑化し
て±Vccを作成し、+Vccを抵抗R1,R2で分圧した
電圧が一定となるようにコントローラ12でPWM制御
して定電圧とする場合、直列接続した抵抗R3とスイッ
チ15を抵抗R1と並列に設け、スイッチ15を開くか
閉じることで電源電圧を±Vcc(1)´と±Vcc(2)
´の2段階に切り替え可能にしたものがある(但し、V
cc(1)´>Vcc(2)´)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】けれども、スイッチ
7,8や15はマニュアルで操作を行うため、ユーザが
スイッチを開とするか閉とするか間違えることがあり、
かかるとき、加熱対策をとれず、特に、小インピーダン
ススピーカを接続しているのに、スイッチ7,8をタッ
プ5A,5B側に切り替えたり、スイッチ15を開いた
りしたときパワーアンプを破壊してしまう恐れがある。
この点につき、温度センサでパワーアンプの温度を検出
し、設定値以下の温度のときは電源電圧を大きくし、電
源電圧を小さくさせて負荷インピーダンスの大小に対応
するようにした発明がある(特開平3-123108号)。しか
しながら、負荷インピーダンスが小さいときに音量を大
きくして聴取していた場合、トランジスタが発熱してか
らケースが昇温し、温度センサの温度が上がって検出温
度が設定値を越えるまでにはどうしても時間的な遅れが
生じることから、給電電圧の切り替えが間に合わず、ト
ランジスタを熱破壊してしまう恐れがある。この発明
は、上記した従来技術の問題に鑑み、確実に負荷インピ
ーダンスの大小を判別でき、電源電圧を適正に切り替え
て加熱の防止を図ることのできる電力増幅器を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、音声信号を電
力増幅して出力側に接続されたスピーカ負荷を駆動する
電力増幅手段と、電力増幅手段に動作電源を供給する電
源手段を備えた電力増幅器において、電力増幅器の入力
電圧レベルまたは出力電圧レベルを検出する第1の検出
手段と、電力増幅器の出力電流レベルを検出する第2の
検出手段と、電力増幅器の入力電圧レベルまたは出力電
圧レベルに対する電力増幅器の出力電流レベルの大きさ
から負荷のインピーダンスの大小を判別する判別手段
と、判別手段での判別結果に基づき電源手段の発生する
電源電圧を切り替えさせる切り替え手段とを備えたこと
を特徴としている。
【0006】
【作用】本発明によれば、電力増幅器の入力電圧レベル
または出力電圧レベルと、出力電流レベルを検出し、入
力電圧レベルまたは出力電圧レベルに対する出力電流レ
ベルの大きさから負荷のインピーダンスの大小を判別
し、判別結果に基づき電源手段の発生する電源電圧を切
り替える。これにより、確実に負荷インピーダンスの大
小を判別することができ、電源電圧の適正切り替えが可
能となる。よって、負荷インピーダンスの小さいスピー
カを接続した場合でも確実に加熱による熱破壊を防止で
きる。
【0007】また、他の発明によれば、第2の検出手段
の入力を電力増幅手段の出力段を構成するトランジスタ
のエミッタ抵抗両端から取り出すようにしたので、出力
電流レベルの検出の為に特別な検出抵抗を設ける必要が
ない。また、更に他の発明によれば、判別手段に入力の
立ち上がりを検出する立ち上がり検出手段を設け、判別
手段は負荷のインピーダンスの大小判別を立ち上がり検
出手段が入力の立ち上がりを検出した時点で行うように
したので、無入力時に電源電圧が変動し異音を発するの
を防止できる。
【0008】また、更に他の発明によれば、判別手段は
負荷のインピーダンスの大小を判別したのち、判別結果
を保持して切り替え手段に出力するようにしたので、一
旦、適正な電源電圧に切り替えられたあと、不用意に不
適正な電源電圧に変わってしまうのを防止できる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る車載用パワー
アンプの回路図である。なお、図5と同一の構成部分に
は同一の符号が付してある。この実施例では図1のアン
プは標準の4Ωスピーカ用であるが、4Ωスピーカまた
は標準より小さい2Ωスピーカが接続されるものとす
る。また、B級動作をするものとする。19は電源スイ
ッチ、9AはPWMフィードバック制御方式で電源電圧
±Vccを発生する電源回路であり、スイッチ15を外部
制御できるアナログスイッチ15Aに置き換えたほかは
図5に示した電源回路9と同様に構成されており、アナ
ログスイッチ15Aの開状態と閉状態とで±Vcc=±V
cc(1)´と±Vcc=±Vcc(2)´を発生する(但
し、Vcc(1)´>Vcc(2)´)。20は電源回路9
から供給された電源電圧±Vccに基づき作動し、端子I
Nに入力された音声信号を電力増幅して端子OUTから
スピーカ負荷(図示せず)に出力するアンプ回路であ
り、図1には入力段と出力段が示してある。出力段はト
ランジスタQ3、エミッタ抵抗R4,R5、トランジス
タQ4が+Vccと−Vccの間に直列接続されたSEPP
回路となっている。なお、電源回路9Aの抵抗R3とア
ナログスイッチ15Aとで電源電圧切替手段が構成され
ている。
【0010】21は端子INへの入力電圧レベル(入力
音声信号電圧の実効値)を検出するための第1の検出回
路であり、増幅回路22と直流検波回路23から構成さ
れている。この内、増幅回路22は入力音声信号の増幅
を行うもので、オペアンプOP1、抵抗R6〜8から構
成されており、直流検波回路23は増幅回路22で増幅
された信号の整流と平滑化を行って直流検波を行うもの
で、ダイオードD1、抵抗R9、コンデンサC5から構
成されている。24は端子OUTからの出力電流レベル
(スピーカ駆動電流の実効値)を検出する第2の検出回
路であり、増幅回路25と直流検波回路26から構成さ
れており、ここではエミッタ抵抗R4に流れる電流のレ
ベルを検出するようにしてある。増幅回路25はエミッ
タ抵抗R4の両端電圧を増幅するもので、オペアンプO
P2、抵抗R10〜14から構成されており、直流検波
回路26は増幅回路25で増幅された信号の整流と平滑
化を行って直流検波を行うもので、ダイオードD2、抵
抗R15、コンデンサC6から構成されている。直流検
波回路23と26の出力で見た入力電圧レベルと出力電
流レベルの間には比例関係があり、2Ωスピーカ接続時
の方が4Ωスピーカ接続時より比例係数αが大きいが、
増幅回路22と25のゲインは2Ωスピーカ接続時はα
>1、4Ωスピーカ接続時はα<1となるように設定さ
れている(図2参照)。
【0011】27は判別回路であり、入力電圧レベルに
対する出力電流レベルの大きさから端子OUTに接続さ
れたスピーカのインピーダンスが4Ωか2Ωか判別し、
4ΩのときLレベル、2ΩのときHレベルをアナログス
イッチ15Aに出力し、4Ωのときはスイッチを開か
せ、2Ωのときは閉じさせる。28は直流検波回路23
と26の出力で見た入力電圧レベルに対する出力電流レ
ベルの大きさを比較するコンパレータであり、直流検波
回路23の出力電圧>直流検波回路26の出力電圧(α
<1)のときLレベル、直流検波回路23の出力電圧<
直流検波回路26の出力電圧(α>1)のときHレベル
を出力する。29は入力の立ち上がりを検出するコンパ
レータであり、直流検波回路23から入力した入力電圧
レベルが所定の小さな正の基準電圧+Vref より低いと
きLレベル、高いときHレベルを出力する。+Vref は
端子INの入力が無入力でなく、かつ、音量が非常に小
さく絞られているときを除いて、コンパレータ29がH
レベルを出力できる値に設定されている。30は電源ス
イッチ19が閉じたあと一定時間経過するまでLレベル
を出力し、一定時間経過後Hレベルを出力するパワーオ
ンリセット回路、31はパワーオンリセット回路30の
出力を一定時間遅延させる遅延回路、32は遅延回路3
1の出力とコンパレータ28と29の出力の論理積を取
るAND回路、33は遅延回路31の出力を更に一定時
間遅延させる遅延回路、34は遅延回路31,コンパレ
ータ28,29の出力の論理積を取るAND回路、35
はRSフリップフロップ(以下、R−SFFと略す)で
あり、AND回路32の出力がHレベルになるとリセッ
トし、Q端子からLレベルの判別信号を出力し、AND
回路34の出力がHレベルになるとセットしHレベルの
判別信号を出力する。
【0012】図3は判別回路27の動作を示すタイムチ
ャートであり、以下、この図を参照して上記した実施例
の動作を説明する。電源スイッチ19を閉じると、パワ
ーオンリセット回路30が一定時間Lレベルを出力した
のちHレベルに変わり、AND回路32の出力が短時
間、HレベルとなるのでR−SFF35がリセットしL
レベルを出力する。よって、アナログスイッチ15Aが
開き、電源回路9Aは±Vcc(1)´を発生する。無入
力状態のとき、第1の検出回路21と第2の検出回路2
4の出力は共に零であり、コンパレータ28は出力が安
定しない。けれども、入力が立ち上がるまではコンパレ
ータ29の出力がLレベルのまであり、パワーオンリセ
ット回路30の出力がLレベルからHレベルに変わり、
更に、遅延回路31、33の遅延時間経過したあとも、
無入力状態のままであればRS−FF回路35はLレベ
ルの出力を続ける。
【0013】この状態で端子INに音声信号が入力され
ると、アンプ回路20で電力増幅がなされ、端子OUT
に接続されたスピーカを駆動する。入力音声信号の電圧
レベルは第1の検出回路21で検出され、また、スピー
カ駆動電流のレベルは出力段のエミッタ抵抗R5に流れ
る電流レベルとして、第2の検出回路24で検出され
る。4Ωスピーカが接続されている場合、第1の検出回
路21と第2の検出回路24の出力電圧で見たとき、入
力電圧レベル>出力電流レベル(α<1)となり、判別
回路27のコンパレータ28はLレベルを出力し、逆
に、2Ωスピーカが接続されている場合、第1の検出回
路21と第2の検出回路24の出力電圧で見たとき、入
力電圧レベル<出力電流レベル(α>1)となり、判別
回路27のコンパレータ28はHレベルを出力する。
【0014】音量が最小近くに絞られていない限り、音
声信号の入力が開始すれば入力電圧レベルが+Vref を
越えて、コンパレータ29の出力はLレベルからHレベ
ルに変わる。遅延回路33の出力が既にHレベルとなっ
ているものとして、4Ωスピーカ接続時はコンパレータ
28の出力がLレベルとなっているので、R−SFF回
路35の出力はLレベルを保持し、アナログスイッチ1
5Aが開いたままとなるので電源回路9Aは、±Vcc
(1)´の電源電圧を発生し続ける。電源電圧±Vcc
(1)´の状態は電源スイッチ19が開かれるまで持続
する。アンプ回路20は4Ωスピーカ用なので最大音量
にしても加熱によるトランジスタの熱破壊が生じること
はない。逆に、音声信号の入力が開始し、入力電圧レベ
ルが+Vref を越えてコンパレータ29の出力がLレベ
ルからHレベルに変わったとき、2Ωスピーカ接続時は
コンパレータ28の出力がHレベルとなっているので、
R−SFF回路35の出力はHレベルに変わって以降H
レベルを保持し、アナログスイッチ15Aが閉じて電源
回路9Aは電源電圧を±Vcc(2)´に切り替える。電
源電圧±Vcc(2)´の状態は電源スイッチ19が開か
れるまで持続する。Vcc(2)´はVcc(1)´より小
さく、よって、2Ωスピーカ接続時に最大音量にしても
スピーカ駆動電流が過大になることはなく、加熱による
トランジスタの熱破壊が回避される。なお、2Ωスピー
カ接続時でも音量が最小近くに絞られており、入力電圧
レベルが+Vref を越えないときは電源電圧が±Vcc
(1)´のままとなるが、スピーカ駆動電流が非常に小
さいので、特に加熱の問題は生じず、音量が少し増大さ
れれば、入力電圧レベルが+Vref を越えるので、電源
電圧が±Vcc(2)´に切り替わる。
【0015】この実施例によれば、車載用パワーアンプ
の入力電圧レベルと出力電流レベルを検出し、入力電圧
レベルに対する出力電流レベルの大きさからスピーカイ
ンピーダンスの大小判別をするようにしたので、スピー
カインピーダンスの大小を確実に判別でき、電源電圧の
適正切り替えが可能となる。よって、負荷インピーダン
スの小さいスピーカを接続した場合でも確実に加熱によ
る熱破壊を防止できる。また、音量が最小近くに絞られ
ている場合を除き、電源スイッチ19を閉じたあと一定
時間経過したときに既に入力が立ち上がっているか、又
は、その後入力が立ち上がれば、直ちに負荷インピーダ
ンスに適した電源電圧に切り替わり、以降、電源スイッ
チ19が閉じている限り、電源電圧は切り替わらないの
で、不用意に不適正な電源電圧に変わることはない。
【0016】更に、過度の発熱が持続して高温にならな
くても電源電圧が切り替わるので、過度の発熱により部
品の劣化が進んでしまうこともない。また、第2の検出
回路24の入力をアンプ回路20の出力段を構成するト
ランジスタQ3のエミッタ抵抗両端から取り出すように
したので、出力電流レベルの検出の為に特別な検出抵抗
を設ける必要がない。また、電源電圧を切り替えるため
に機械的接点を要しないので信頼性が向上し、図4の符
号7,8の如く大電流用で価格が高いスイッチを設ける
必要もない。更に、負荷インピーダンスに応じて自動的
に電源電圧が切り替わるので、図4の符号7,8、図5
の符号15の如く設置場所が制約されるマニュアルスイ
ッチを設けなくて済み、設計の自由度が増すとともにパ
ネルを簡略化できる。
【0017】なお、上記した実施例ではアンプ回路20
の出力段のエミッタ抵抗両端から第2の検出回路24へ
の入力を取り出すようにしたが、図1のP点に電流検出
用の小抵抗を設け、該小抵抗両端から取り出すようにし
ても良く、この場合、アンプ回路がA級やAB級動作を
する場合にも適用できる。また、第1の検出手段は端子
INの入力電圧レベルを検出するようにしたが、アンプ
回路20の出力電圧レベル(端子OUTとアース間の電
圧レベル)を検出するようにしても、第1の検出回路と
第2の検出回路の増幅回路のゲインを適切に設定してお
けば、上記した実施例と同様にして、判別回路で出力電
圧レベルに対する出力電流レベルの大きさを比較し、負
荷のインピーダンスの大小を判別することができる。更
に、判別回路27も、パワーオンリセット回路30、遅
延回路31,33、R−SFF35などを省略し、コン
パレータ28の出力をそのままアナログスイッチ15A
に出力するようにしたり、コンパレータ28と29の論
理積を取ったのちアナログスイッチ15Aに出力するよ
うにし、回路構成の簡単化を図るようにしても良い。
【0018】また、上記した実施例ではPWM制御方式
の電源回路を例に挙げたが、シリーズレギュレータであ
っても、基準電圧発生用のツェナーダイオードを切り替
えるなどして、電源電圧の切り替えを行うようにした
り、AC電源を入力する図4の如きパワーアンプの場
合、スイッチ7,8をリレースイッチに置き換え、判別
回路の出力に基づきリレースイッチを切り替えるように
してもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、電力増幅器の入力電圧
レベルまたは出力電圧レベルと、出力電流レベルを検出
し、入力電圧レベルまたは出力電圧レベルに対する出力
電流レベルの大きさから負荷のインピーダンスの大小を
判別し、判別結果に基づき電源手段の発生する電源電圧
を切り替えるようにしたので、確実に負荷インピーダン
スの大小を判別することができ、電源電圧の適正切り替
えが可能となる。よって、負荷インピーダンスの小さい
スピーカを接続した場合でも確実に加熱による熱破壊を
防止できる。
【0020】また、他の発明によれば、第2の検出手段
の入力を電力増幅手段の出力段を構成するトランジスタ
のエミッタ抵抗両端から取り出すようにしたので、出力
電流レベルの検出の為に特別な検出抵抗を設ける必要が
ない。また、更に他の発明によれば、判別手段に入力の
立ち上がりを検出する立ち上がり検出手段を設け、判別
手段は負荷のインピーダンスの大小判別を立ち上がり検
出手段が入力の立ち上がりを検出した時点で行うように
したので、無入力時に電源電圧が変動し異音を発するの
を防止できる。
【0021】また、更に他の発明によれば、判別手段は
負荷のインピーダンスの大小を判別したのち、判別結果
を保持して切り替え手段に出力するようにしたので、一
旦、適正な電源電圧に切り替えられたあと、不用意に不
適正な電源電圧に変わってしまうのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車載用パワーアンプの
回路図である。
【図2】第1の検出回路の出力で見た入力電圧レベルと
第2の検出回路の出力で見た出力電流レベルの関係を示
す線図である。
【図3】判別回路の動作を示すタイムチャートである。
【図4】従来の電源電圧切り替え可能なパワーアンプの
一例を示す示す回路図である。
【図5】従来の電源電圧切り替え可能なパワーアンプの
他の例を示す示す回路図である。
【符号の説明】
9A 電源回路 12 コントロー
ラ 15A アナログスイッチ 20 アンプ回路 21 第1の検出回路 24 第2の検出
回路 27 判別回路 R1〜R4 抵抗

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号を電力増幅して出力側に接続さ
    れたスピーカ負荷を駆動する電力増幅手段と、電力増幅
    手段に動作電源を供給する電源手段を備えた電力増幅器
    において、 電力増幅器の入力電圧レベルまたは出力電圧レベルを検
    出する第1の検出手段と、 電力増幅器の出力電流レベルを検出する第2の検出手段
    と、 電力増幅器の入力電圧レベルまたは出力電圧レベルに対
    する電力増幅器の出力電流レベルの大きさから負荷のイ
    ンピーダンスの大小を判別する判別手段と、 判別手段での判別結果に基づき電源手段の発生する電源
    電圧を切り替えさせる切り替え手段と、 を備えたことを特徴とする電力増幅器。
  2. 【請求項2】 第2の検出手段の入力は電力増幅手段の
    出力段を構成するトランジスタのエミッタ抵抗両端から
    取り出すようにしたこと、 を特徴とする請求項1記載の電力増幅器。
  3. 【請求項3】 判別手段に入力の立ち上がりを検出する
    立ち上がり検出手段を設け、 判別手段は負荷のインピーダンスの大小判別を立ち上が
    り検出手段が入力の立ち上がりを検出した時点で行うよ
    うにしたこと、 を特徴とする請求項1記載の電力増幅器。
  4. 【請求項4】 判別手段は負荷のインピーダンスの大小
    を判別したのち、判別結果を保持して切り替え手段に出
    力するようにしたこと、 を特徴とする請求項1または3記載の電力増幅器。
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