JPH072415B2 - 化粧材の製造方法 - Google Patents
化粧材の製造方法Info
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- JPH072415B2 JPH072415B2 JP1172700A JP17270089A JPH072415B2 JP H072415 B2 JPH072415 B2 JP H072415B2 JP 1172700 A JP1172700 A JP 1172700A JP 17270089 A JP17270089 A JP 17270089A JP H072415 B2 JPH072415 B2 JP H072415B2
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Description
本発明は、化粧材の製造方法に関する。
家屋の内装などに使用する化粧材は、ポリ塩化ビニル
(PVC)に代表される、耐候性があって施工の容易なプ
ラスチックフィルムを基材とし、その上に適宜の絵柄を
印刷したり、塗料を塗布したりしたものが多い。従来の
この種の化粧材は、基材フィルムに直接印刷または塗布
することによって製造していた。 しかし、このようなプラスチックフィルムは概して耐熱
性に乏しく、塗膜の乾燥を加熱により促進することは困
難である。耐溶剤性も低く、溶剤により膨潤し変形して
しまうので、塗料を塗布したフィルムの巻きとりが困難
である。このため、加熱しなくても乾燥できるような塗
料か、そのプラスチックフィルムを侵さない溶剤を使用
した塗料しか用いることはできない。 塗膜の厚さを10μ以上、とくに25μより厚くして、高級
感のある化粧材を製造しようとするとき、この問題は深
刻である。 一方で、内装材などは高級品が好まれる傾向があり、外
観はもちろん、触感も質の良いものが求められるように
なってきた。ところが従来の化粧材は、上記したように
使用できる塗料の種類が制限されるうえに、厚い塗膜を
設けることも困難で、近年の需要にこたえることができ
ない。 PVCに比較して耐熱性や耐溶剤性にすぐれた紙用材料と
してポリオレフィン系のプラスチックがあるが、これは
施工性がやや劣ることに加えて、耐候性が低いので、化
粧材の基材とすることはできない。
(PVC)に代表される、耐候性があって施工の容易なプ
ラスチックフィルムを基材とし、その上に適宜の絵柄を
印刷したり、塗料を塗布したりしたものが多い。従来の
この種の化粧材は、基材フィルムに直接印刷または塗布
することによって製造していた。 しかし、このようなプラスチックフィルムは概して耐熱
性に乏しく、塗膜の乾燥を加熱により促進することは困
難である。耐溶剤性も低く、溶剤により膨潤し変形して
しまうので、塗料を塗布したフィルムの巻きとりが困難
である。このため、加熱しなくても乾燥できるような塗
料か、そのプラスチックフィルムを侵さない溶剤を使用
した塗料しか用いることはできない。 塗膜の厚さを10μ以上、とくに25μより厚くして、高級
感のある化粧材を製造しようとするとき、この問題は深
刻である。 一方で、内装材などは高級品が好まれる傾向があり、外
観はもちろん、触感も質の良いものが求められるように
なってきた。ところが従来の化粧材は、上記したように
使用できる塗料の種類が制限されるうえに、厚い塗膜を
設けることも困難で、近年の需要にこたえることができ
ない。 PVCに比較して耐熱性や耐溶剤性にすぐれた紙用材料と
してポリオレフィン系のプラスチックがあるが、これは
施工性がやや劣ることに加えて、耐候性が低いので、化
粧材の基材とすることはできない。
本発明の目的は、上記の困難を解消し、耐候性があり施
工性のよい基材フィルム上に、十分な膜厚をもった所望
の塗料の塗膜を設けた化粧材の製造方法を提供すること
にある。
工性のよい基材フィルム上に、十分な膜厚をもった所望
の塗料の塗膜を設けた化粧材の製造方法を提供すること
にある。
本発明の化粧材の製造方法は、第1図に示すように、厚
さ50μ以下の、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリメ
チルペンテン、セルローストリアセテートおよびポリア
リレートからえらんだプラスチックのフィルムを補助フ
ィルムとし、その上に溶剤とウレタンスフェアまたはビ
ーズ顔料をマット剤として含有する塗料を塗布し、加熱
乾燥して塗膜を形成し、厚さ50〜300μの、ポリ塩化ビ
ニル、アクリル樹脂、ポリカーボネートおよびABS樹脂
からえらんだプラスチックの基材フィルムの上に、上記
塗膜を有する補助フィルムを塗膜が表面となるように重
ねてラミネートすることからなる。このようにして、第
2図に示す化粧材が得られる。 補助フィルムに使用するプラスチックは、塗布した塗料
の乾燥時に加わる熱に耐える耐熱性、および塗料中の溶
剤によって溶解したり膨潤したりすることのない程度の
耐溶剤性をかねそなえる必要がある。その程度は、使用
する溶剤、塗料組成および乾燥時の加熱温度、加熱方法
に応じて異なるが、通常は耐熱性としては40〜150℃の
温度に耐えること、また耐溶剤性は、この温度範囲にお
いて、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン
類、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水
素、ヘキサンのような脂肪族炭化水素、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチ
ルアルコールなどのアルコール類、そのほか、シクロヘ
キサノン、エチレングリコール、あるいはミネラルスピ
リットに対する耐久性をもつことである。熱溶剤に耐え
るべき時間は、1〜300秒間である。汎用されているプ
ラスチックの中ではポリエステルが最適であるが、その
ほか、耐溶剤性にすぐれ比較的熱に耐えるポリプロピレ
ン、ポリメチルペンテン、セルローストリアセテート、
ポリアリレートなども、塗工や乾燥の条件に応じて選択
使用できる。 補助フィルムは、厚手のものを使用すると、化粧材とし
たときに基材フィルムのもつ施工性をそこなうので、厚
さ50μを上限としてなるべく薄いもの、好ましくは25μ
以下のものをえらぶとよい。補助フィルムとして無色透
明または着色透明のものをえらぶと、基材フィルムの色
や印刷層を透視することができるし、不透明なものを用
いれば、隠蔽性のよいものが得られる。 補助フィルムにあらかじめコロナ放電やプライマーの塗
布などの易接着処理をしておくと、塗料のコーティング
が容易になるから、必要に応じて実施する。 補助フィルムへの塗料の塗布は、グラビアコート、ロー
ルコートなど従来と同様の手法でよい。とくに、10μ以
上の厚膜を形成したいときは、リバースロールコータ
ー、コンマコーター、フローコーターあるいはナイフコ
ーターで行なえばよい。 塗料は、二液硬化型ウレタン系のものなどほとんどすべ
ての塗料を使用できるので、任意のものを選択使用すれ
ばよい。 マット剤としては、ウレタンスフェアが好ましいが、そ
のほかには、顔料の微粉末を合成樹脂中に分散したもの
を粒状に成形した、「ビーズ顔料」と呼ばれるものが好
適である。ビーズ顔料を添加した塗料はツヤ消し効果が
高く、どの方向からみてもツヤ消しになっていて、ソフ
トな質感のスエード調塗膜を形成することができる。被
覆する合成樹脂に弾力のあるものを採用すれば、ツヤ消
し塗膜に物が当たっても復元力があって、外観上キズが
つかないという利点がある。 ビーズ顔料は、前記したように、Fe2O3、TiO2、CaCO3、
キナクリドンなど常用の顔料の微粉末を、ポリウレタ
ン、アクリル樹脂、エポキシ、ポリエステル、ナイロ
ン、フッ素樹脂、塩ビ−酢ビ共重合体など弾力性のある
樹脂、またはこれに必要に応じて可塑剤、安定剤、界面
活性剤などを加えたものに分散し、粒状にしたものであ
って、その粒径は、形成しようとする塗膜の厚さによっ
ても異なるが、分布の範囲が5〜80μであって、かつ分
布の極大が10〜35μの範囲にあるものがとくに好まし
い。 ビーズ顔料の色は、所望に応じて選択すればよい。たと
えば、ほぼ無色透明なビーズ顔料を用いれば深みのある
ツヤ消し塗膜ができるし、二色以上のビーズ顔料を組み
合わせても、変化に富んだツヤ消し面がつくれる。 基材フィルムとするプラスチックは、内装材に使用した
とき、日光や照明の光によって退色しない程度の耐候性
と、Vカット、貼り合わせ、ラッピング加工等の施工が
容易であることを要求される。そのようなプラスチック
の代表的なものはPVCであり、そのほかにポリメタクリ
ル酸メチルのようなアクリル樹脂、ポリカーボネート、
ABS樹脂などがあげられる。これらプラスチックのフィ
ルムの積層体も、もちろん使用できる。 必要に応じ、耐候性を強化するために、種々の安定剤、
紫外線吸収剤、キレーターなどを添加してもよく、また
施工性をよくする目的で種々の可塑剤や充填剤を添加す
ることもできる。要求される耐候性、施工性は、製品化
粧材の用途、使用場所、施工方法などによって異なる
が、耐候性としては、たとえば内装用の場合、サンシャ
イン・カーボンアーク・フェードメータで48〜100時間
照射したときに著しい変退色のないことが求められ、施
工性としては、化粧材を巻き取って保管したり、ラッピ
ング加工、Vカット加工でサッシ枠材や弱電用キャビネ
ットに沿わせて貼り合わせたりすることが可能な、可撓
性、形状追従性が望まれる。 基材フィルムの厚さは、化粧材としたときに施工が容易
な、50〜300μの範囲とするのが好ましい。 上記プラスチックフィルムに顔料を練り込んだり、印刷
層を設けたりしたものを基材フィルムとして使用する
と、美麗な外観をもつ化粧材が製造でき、これは推奨さ
れる態様である。 補助フィルムと基材フィルムとのラミネートは、ドライ
ラミネートなど既知の手法に従えばよい。 この化粧材は、エンボス加工など後加工が可能である。
さ50μ以下の、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリメ
チルペンテン、セルローストリアセテートおよびポリア
リレートからえらんだプラスチックのフィルムを補助フ
ィルムとし、その上に溶剤とウレタンスフェアまたはビ
ーズ顔料をマット剤として含有する塗料を塗布し、加熱
乾燥して塗膜を形成し、厚さ50〜300μの、ポリ塩化ビ
ニル、アクリル樹脂、ポリカーボネートおよびABS樹脂
からえらんだプラスチックの基材フィルムの上に、上記
塗膜を有する補助フィルムを塗膜が表面となるように重
ねてラミネートすることからなる。このようにして、第
2図に示す化粧材が得られる。 補助フィルムに使用するプラスチックは、塗布した塗料
の乾燥時に加わる熱に耐える耐熱性、および塗料中の溶
剤によって溶解したり膨潤したりすることのない程度の
耐溶剤性をかねそなえる必要がある。その程度は、使用
する溶剤、塗料組成および乾燥時の加熱温度、加熱方法
に応じて異なるが、通常は耐熱性としては40〜150℃の
温度に耐えること、また耐溶剤性は、この温度範囲にお
いて、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン
類、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水
素、ヘキサンのような脂肪族炭化水素、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチ
ルアルコールなどのアルコール類、そのほか、シクロヘ
キサノン、エチレングリコール、あるいはミネラルスピ
リットに対する耐久性をもつことである。熱溶剤に耐え
るべき時間は、1〜300秒間である。汎用されているプ
ラスチックの中ではポリエステルが最適であるが、その
ほか、耐溶剤性にすぐれ比較的熱に耐えるポリプロピレ
ン、ポリメチルペンテン、セルローストリアセテート、
ポリアリレートなども、塗工や乾燥の条件に応じて選択
使用できる。 補助フィルムは、厚手のものを使用すると、化粧材とし
たときに基材フィルムのもつ施工性をそこなうので、厚
さ50μを上限としてなるべく薄いもの、好ましくは25μ
以下のものをえらぶとよい。補助フィルムとして無色透
明または着色透明のものをえらぶと、基材フィルムの色
や印刷層を透視することができるし、不透明なものを用
いれば、隠蔽性のよいものが得られる。 補助フィルムにあらかじめコロナ放電やプライマーの塗
布などの易接着処理をしておくと、塗料のコーティング
が容易になるから、必要に応じて実施する。 補助フィルムへの塗料の塗布は、グラビアコート、ロー
ルコートなど従来と同様の手法でよい。とくに、10μ以
上の厚膜を形成したいときは、リバースロールコータ
ー、コンマコーター、フローコーターあるいはナイフコ
ーターで行なえばよい。 塗料は、二液硬化型ウレタン系のものなどほとんどすべ
ての塗料を使用できるので、任意のものを選択使用すれ
ばよい。 マット剤としては、ウレタンスフェアが好ましいが、そ
のほかには、顔料の微粉末を合成樹脂中に分散したもの
を粒状に成形した、「ビーズ顔料」と呼ばれるものが好
適である。ビーズ顔料を添加した塗料はツヤ消し効果が
高く、どの方向からみてもツヤ消しになっていて、ソフ
トな質感のスエード調塗膜を形成することができる。被
覆する合成樹脂に弾力のあるものを採用すれば、ツヤ消
し塗膜に物が当たっても復元力があって、外観上キズが
つかないという利点がある。 ビーズ顔料は、前記したように、Fe2O3、TiO2、CaCO3、
キナクリドンなど常用の顔料の微粉末を、ポリウレタ
ン、アクリル樹脂、エポキシ、ポリエステル、ナイロ
ン、フッ素樹脂、塩ビ−酢ビ共重合体など弾力性のある
樹脂、またはこれに必要に応じて可塑剤、安定剤、界面
活性剤などを加えたものに分散し、粒状にしたものであ
って、その粒径は、形成しようとする塗膜の厚さによっ
ても異なるが、分布の範囲が5〜80μであって、かつ分
布の極大が10〜35μの範囲にあるものがとくに好まし
い。 ビーズ顔料の色は、所望に応じて選択すればよい。たと
えば、ほぼ無色透明なビーズ顔料を用いれば深みのある
ツヤ消し塗膜ができるし、二色以上のビーズ顔料を組み
合わせても、変化に富んだツヤ消し面がつくれる。 基材フィルムとするプラスチックは、内装材に使用した
とき、日光や照明の光によって退色しない程度の耐候性
と、Vカット、貼り合わせ、ラッピング加工等の施工が
容易であることを要求される。そのようなプラスチック
の代表的なものはPVCであり、そのほかにポリメタクリ
ル酸メチルのようなアクリル樹脂、ポリカーボネート、
ABS樹脂などがあげられる。これらプラスチックのフィ
ルムの積層体も、もちろん使用できる。 必要に応じ、耐候性を強化するために、種々の安定剤、
紫外線吸収剤、キレーターなどを添加してもよく、また
施工性をよくする目的で種々の可塑剤や充填剤を添加す
ることもできる。要求される耐候性、施工性は、製品化
粧材の用途、使用場所、施工方法などによって異なる
が、耐候性としては、たとえば内装用の場合、サンシャ
イン・カーボンアーク・フェードメータで48〜100時間
照射したときに著しい変退色のないことが求められ、施
工性としては、化粧材を巻き取って保管したり、ラッピ
ング加工、Vカット加工でサッシ枠材や弱電用キャビネ
ットに沿わせて貼り合わせたりすることが可能な、可撓
性、形状追従性が望まれる。 基材フィルムの厚さは、化粧材としたときに施工が容易
な、50〜300μの範囲とするのが好ましい。 上記プラスチックフィルムに顔料を練り込んだり、印刷
層を設けたりしたものを基材フィルムとして使用する
と、美麗な外観をもつ化粧材が製造でき、これは推奨さ
れる態様である。 補助フィルムと基材フィルムとのラミネートは、ドライ
ラミネートなど既知の手法に従えばよい。 この化粧材は、エンボス加工など後加工が可能である。
本発明の化粧材の製造方法は、まず塗料を耐熱性および
耐溶剤性のあるプラスチックフィルムに塗布するから、
加熱して乾燥を促進することが容易であり、巻きとりに
も困難はない。次に塗膜が乾燥した上記プラスチックフ
ィルムを耐候性があり施工の容易なプラスチックの基材
フィルムにラミネートするという二段階の採用で、基材
フィルムへの塗料の影響を防ぐ。すなわち、塗膜を形成
しやすいフィルムにあらかじめ塗膜を形成しておき、そ
れを基材フィルムに積層することによって、基材として
適切なフィルム上に制約なく塗膜を設けたのである。 従来の製法では、PVCなどの基材フィルムに塗膜を形成
してロールに巻きとったとき、乾燥が不十分であるとブ
ロッキングが生じることがあったが、本発明の製法は十
分に乾燥したのちラミネートを行なうので、この心配は
ない。前段の工程、すなわち補助フィルムに塗膜を塗料
し、乾燥してロールに巻きとったときも、ポリエステル
やポリプロピレンなどはブロッキングしにくいから、乾
燥の良否はとくに問題にならない。
耐溶剤性のあるプラスチックフィルムに塗布するから、
加熱して乾燥を促進することが容易であり、巻きとりに
も困難はない。次に塗膜が乾燥した上記プラスチックフ
ィルムを耐候性があり施工の容易なプラスチックの基材
フィルムにラミネートするという二段階の採用で、基材
フィルムへの塗料の影響を防ぐ。すなわち、塗膜を形成
しやすいフィルムにあらかじめ塗膜を形成しておき、そ
れを基材フィルムに積層することによって、基材として
適切なフィルム上に制約なく塗膜を設けたのである。 従来の製法では、PVCなどの基材フィルムに塗膜を形成
してロールに巻きとったとき、乾燥が不十分であるとブ
ロッキングが生じることがあったが、本発明の製法は十
分に乾燥したのちラミネートを行なうので、この心配は
ない。前段の工程、すなわち補助フィルムに塗膜を塗料
し、乾燥してロールに巻きとったときも、ポリエステル
やポリプロピレンなどはブロッキングしにくいから、乾
燥の良否はとくに問題にならない。
【実施例1】 補助フィルムとして厚さ25μの易接着性ポリエチレンテ
レフタレート(PET)フィルムを用い、これに下記配合
の無色透明な二液硬化型ウレタン塗料を塗布して130〜1
40℃に1分間加熱し、硬化させてから巻きとった。塗膜
の厚さは30μである。 ウレタンスフェア 17% ポリエステルウレタン 12.6% 酢酸エチル 12% メチルイソブチルケトン 8% トルエン 48% 酢酸ブチル 2.4% 基材フィルムとして厚さ100μのPVCフィルムを用い、石
目柄を印刷した上に上記フィルムをドライラミネートし
て、化粧材を得た。この製品は、厚い塗膜とその下にあ
る印刷様とがあいまって、深みのあるテクチャーをもっ
た化粧材であった。
レフタレート(PET)フィルムを用い、これに下記配合
の無色透明な二液硬化型ウレタン塗料を塗布して130〜1
40℃に1分間加熱し、硬化させてから巻きとった。塗膜
の厚さは30μである。 ウレタンスフェア 17% ポリエステルウレタン 12.6% 酢酸エチル 12% メチルイソブチルケトン 8% トルエン 48% 酢酸ブチル 2.4% 基材フィルムとして厚さ100μのPVCフィルムを用い、石
目柄を印刷した上に上記フィルムをドライラミネートし
て、化粧材を得た。この製品は、厚い塗膜とその下にあ
る印刷様とがあいまって、深みのあるテクチャーをもっ
た化粧材であった。
【実施例2】 着色顔料を練り込んだ厚さ100μのセピア調PVCフィルム
に、実施例1で用いたものと同様な、塗膜を形成したPE
Tフィルムをドライラミネートし、化粧材を得た。この
製品は、厚い塗膜に着色PVCフィルムの色が加わって、
単色であるが独特のテクチャーをもつものであった。
に、実施例1で用いたものと同様な、塗膜を形成したPE
Tフィルムをドライラミネートし、化粧材を得た。この
製品は、厚い塗膜に着色PVCフィルムの色が加わって、
単色であるが独特のテクチャーをもつものであった。
【実施例3】 厚さ100μの白色PVCフィルムに、セピア調の着色インキ
をベタ印刷した。その上に実施例1と同じ塗膜を形成し
たPETフィルムをドライラミネートし、実施例2の製品
に似た化粧材を得た。
をベタ印刷した。その上に実施例1と同じ塗膜を形成し
たPETフィルムをドライラミネートし、実施例2の製品
に似た化粧材を得た。
【実施例4】 実施例1に示した塗料100重量部において、ウレタンス
フェアに代えて、着色マット顔料として青色顔料をポリ
ウレタンで被覆して粒径5〜80μm、粒径分布の極大が
約30μmのビーズ顔料としたもの17重量部を添加して、
塗料を調製した。これを厚さ12μのPETフィルムに塗布
し、130〜140℃に1分間加熱し、硬化させてから巻きと
った。塗膜の厚さは25μである。 厚さ150μのグレーに着色したPVCフィルムに、上記フィ
ルムをドライラミネートし、化粧材を得た。この製品
は、スェード調の化粧材であった。
フェアに代えて、着色マット顔料として青色顔料をポリ
ウレタンで被覆して粒径5〜80μm、粒径分布の極大が
約30μmのビーズ顔料としたもの17重量部を添加して、
塗料を調製した。これを厚さ12μのPETフィルムに塗布
し、130〜140℃に1分間加熱し、硬化させてから巻きと
った。塗膜の厚さは25μである。 厚さ150μのグレーに着色したPVCフィルムに、上記フィ
ルムをドライラミネートし、化粧材を得た。この製品
は、スェード調の化粧材であった。
本発明の化粧材の製造方法に従い、耐熱耐溶剤性の補助
フィルムの薄いものを使用すれば、塗料の選定に何ら制
約がなく任意の塗料を使用でき、その塗膜を施した補助
フィルムを成形性の高い基材フィルムにラミネートする
ことにより、さまざまなバリエーションをもって、マッ
ト表面の高級感ある化粧材を得ることができる。 本発明は、10μ以上、とくに25μ以上の厚い塗膜をもっ
た化粧材を製造するときにその意義が大きい。厚い塗膜
をもった化粧材ができれば、皮しぼ調やヘアライン調の
エンボス加工を効果的に施すことができ、外観も触感も
天然の木や皮と同様な高級感のあるものを提供すること
ができる。
フィルムの薄いものを使用すれば、塗料の選定に何ら制
約がなく任意の塗料を使用でき、その塗膜を施した補助
フィルムを成形性の高い基材フィルムにラミネートする
ことにより、さまざまなバリエーションをもって、マッ
ト表面の高級感ある化粧材を得ることができる。 本発明は、10μ以上、とくに25μ以上の厚い塗膜をもっ
た化粧材を製造するときにその意義が大きい。厚い塗膜
をもった化粧材ができれば、皮しぼ調やヘアライン調の
エンボス加工を効果的に施すことができ、外観も触感も
天然の木や皮と同様な高級感のあるものを提供すること
ができる。
第1図は、本発明の製造方法を説明するための模式的な
断面図である。 第2図は、本発明の製造方法によって得た化粧材の、第
1図と同様な図面である。 1……塗膜 2……補助フィルム 3……基材フィルム
断面図である。 第2図は、本発明の製造方法によって得た化粧材の、第
1図と同様な図面である。 1……塗膜 2……補助フィルム 3……基材フィルム
Claims (1)
- 【請求項1】厚さ50μ以下の、ポリエステル、ポリプロ
ピレン、ポリメチルペンテン、セルローストリアセテー
トおよびポリアリレートからえらんだプラスチックのフ
ィルムを補助フィルムとし、その上に溶剤とウレタンス
フェアまたはビーズ顔料をマット剤として含有する塗料
を塗布し、加熱乾燥して塗膜を形成し、厚さ50〜300μ
の、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ポリカーボネート
およびABS樹脂からえらんだプラスチックの基材フィル
ムの上に、上記塗膜を有する補助フィルムを塗膜が表面
となるように重ねてラミネートすることからなる化粧材
の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16814188 | 1988-07-06 | ||
| JP63-168141 | 1988-07-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02131941A JPH02131941A (ja) | 1990-05-21 |
| JPH072415B2 true JPH072415B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=15862594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1172700A Expired - Fee Related JPH072415B2 (ja) | 1988-07-06 | 1989-07-04 | 化粧材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072415B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59124849A (ja) * | 1983-01-06 | 1984-07-19 | 凸版印刷株式会社 | 貼着用化粧材 |
| JPS60139446A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-24 | 東海金属株式会社 | つや消し蒸着シ−ト |
| JP2521737B2 (ja) * | 1986-12-24 | 1996-08-07 | 大日本印刷株式会社 | ハ−ドコ−トプラスチツクパネルおよびその製造方法 |
-
1989
- 1989-07-04 JP JP1172700A patent/JPH072415B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02131941A (ja) | 1990-05-21 |
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