JPH07242000A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH07242000A
JPH07242000A JP3345594A JP3345594A JPH07242000A JP H07242000 A JPH07242000 A JP H07242000A JP 3345594 A JP3345594 A JP 3345594A JP 3345594 A JP3345594 A JP 3345594A JP H07242000 A JPH07242000 A JP H07242000A
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Tsuyoshi Mizutani
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構成であり、しかも印字スピードにも
影響を与えないで、ヘッドの回復を行うこと。 【構成】 プラテン3には、プラテン駆動ギア7が取り
付けられており、そのプラテン駆動ギア7は、モータ6
の駆動ギア6aに連結されている。また、プラテン3に
は、吸引ポンプ駆動ギア8が取り付けられており、その
吸引ポンプ駆動ギア8は、吸引ポンプ9を駆動する駆動
ギア16aに連結されている。その吸引ポンプ9は、キ
ャップ10及び廃インクタンク11に連通している。そ
して、モータ6が駆動すると、プラテン3及び吸引ポン
プ9が作動して、記録媒体5の搬送と同時にヘッド1内
のインクが吸引される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置では、インクの
乾燥による粘度の上昇やゴミなどの侵入によるノズルの
目詰まりや気泡の浸入によってドット抜け等の吐出不良
が発生する。この吐出不良を防止する方法として、従来
では特開昭59−222360号に開示されているよう
に、負圧を利用し、ヘッドのノズルから気泡及びゴミ等
をインクとともに吸引する機構を設けてインクの吐出不
良を防止していた。
【0003】そして、特開平4−25467号公報に
は、記録媒体の搬送のための紙送りモータと、インク吸
引のための負圧発生源モータとを備えて、それぞれモー
タが個々に駆動されて、インク吸引動作を、記録媒体を
排出するときに行う技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
4−25467号公報に開示された技術では、記録媒体
の搬送のための紙送りモータと、インク吸引のための負
圧発生源モータとをそれぞれ個別に必要とするため、コ
ストが高く、制御が複雑となるといった問題があった。
【0005】そこで、特開昭63−53048号公報に
は、インク吸引のための負圧発生手段と、記録媒体の搬
送を行うプラテンとを、切替手段を介して単一のモータ
に連結し、その切替手段によってモータの駆動力を負圧
発生手段またはプラテンに伝え、単一のモータによって
インク吸引と記録媒体の搬送とを行う技術が開示されて
いる。
【0006】しかしながら、特開昭63−53048号
公報の技術では、前記単一のモータの駆動力を負圧発生
手段とプラテンとに切り替えて伝えているため、そのた
めの切替手段が必要となり、構成が複雑となる。またさ
らに、紙、OHPシート等の記録媒体排出時において
は、モータの駆動力はプラテンに伝えられるために、負
圧発生手段を駆動することができない。このため、イン
ク吸引動作は、記録媒体の排出後に行うか、記録媒体へ
の印字中に、印字動作を中断して行わなければならな
い。従って、印字速度が低下するといった問題があっ
た。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、単一の駆動手段によって、イン
ク吸引動作と記録媒体の搬送動作とを行うことができ、
しかも印字スピードに影響を与えないインクジェット記
録装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1では、ヘッドのノズルからインクを
吸引する吸引手段と、記録媒体を搬送する搬送手段とを
有するインクジェット記録装置において、前記吸引手段
と前記搬送手段とに連結され、前記吸引手段と前記搬送
手段とを同時に駆動する単一の駆動手段を備えている。
【0009】請求項2では、前記吸引手段は、前記ヘッ
ドのノズルを包囲するキャップと、前記キャップと連通
し、且つキャップ内に負圧を発生させるためのポンプ機
構とからなり、前記駆動手段は、前記ポンプ機構に連結
されたことを特徴とする。
【0010】請求項3では、前記駆動手段は、モータで
あることを特徴とする。
【0011】
【作用】上記の構成を有する本発明のインクジェット記
録装置では、前記吸引手段と前記搬送手段とに連結され
た単一の駆動手段が、前記吸引手段と前記搬送手段とを
同時に駆動することによって、前記搬送手段による前記
記録媒体の搬送動作中に、前記吸引手段により前記ヘッ
ドのノズルから気泡やゴミ等がインクとともに吸引され
て、インク不吐出が防止される。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0013】図1は本実施例のインクジェット記録装置
の構成を示した斜視図である。図1に示すように、イン
クをノズル(図示せず)から噴射するヘッド1はキャリ
ッジ2に搭載されており、そのキャリッジ2は図示しな
い駆動源によってプラテン3に沿って移動される。そし
て、プラテン3の図1中右側には、プラテン駆動ギア7
が取り付けられており、そのプラテン駆動ギア7は、モ
ータ6に取り付けられた駆動ギア6aに連結されてい
る。プラテン3に搬送された記録媒体5は、プラテン3
とニップローラ4とに挟まれ、モータ6の駆動力が駆動
ギア6a、プラテン駆動ギア7によってプラテン3に伝
えられ、プラテン3が回転されて記録媒体5が搬送され
て排紙される。尚、プラテン3に至るまでの記録媒体5
の給紙には、周知の給紙手段(図示せず)によって行わ
れる。この給紙手段は、給紙ローラと切替手段とからな
り、モータ6の駆動力を切替手段を介して給紙ローラに
伝える。そして、切替手段は、排紙時には、モータ6の
駆動力が給紙ローラに伝わらないように制御される。ま
た、キャリッジ2の移動にともなってヘッド1からイン
クが噴射されて画像データが記録媒体5に印字される。
【0014】プラテン3の図1中左側には、吸引ポンプ
駆動ギア8が取り付けられており、その吸引ポンプ駆動
ギア8は、吸引ポンプ9を駆動する駆動ギア16aに連
結されている。その吸引ポンプ9は、キャップ10及び
廃インクタンク11に連通しており、キャップ10を介
してヘッド1のノズルからインクを吸引して、吸引した
インクを廃インクタンク11に排出する。
【0015】次に、吸引ポンプ9の構成を図2を参照し
て説明する。吸引ポンプ9には、キャップ10の吸出孔
23に連通したシリンダー12が設けられており、その
シリンダー12内には、シールゴム14を有するピスト
ン13が設けられており、そのピストン13にはロッド
15の一端が回動可能に連結されている。またロッド1
5の他端は、クランク盤16の偏心位置に回転可能に連
結されており、このクランク盤16は駆動ギア16aに
連結されている。従って、プラテン3が回転すると、吸
引ポンプ駆動ギア8、駆動ギア16aを介してクランク
盤16が回転され、その回転運動が、ロッド15及びシ
リンダー12によって直線運動に変換されて、ピストン
13に伝達され、ピストン13がシリンダー12内を上
下に往復移動する。このピストン13の上下移動によっ
て、シリンダー12の内圧が変化する。
【0016】シリンダー12のキャップ10との連通口
には、一方向弁18が設けられており、その一方向弁1
8は、シリンダー12内が負圧となったときに開き、正
圧となったときに閉じる。また、シリンダー12は、前
記廃インクタンク11に連通しており、その廃インクタ
ンク1との連通口には、一方向弁19が設けられてい
る。その一方向弁19は、シリンダー12内が正圧とな
ったときに開き、負圧となったときに閉じる。
【0017】次に、キャップ10は、ホームポジション
にあるヘッド1のノズル面に対して平行に配置され、ソ
レノイド22によって、ヘッド1のノズル面に密着する
キャッピング位置と、ヘッド1のノズル面から離れた離
間位置とに移動される。
【0018】以上の構成において、プラテン3がモータ
6によって駆動されると、その駆動力がインクポンプ駆
動ギア8を介してインクポンプ9を作動する。つまり、
インクポンプ駆動ギア8に連結された駆動ギア16aの
回転によってクランク盤16が回転して、ピストン13
が上下に動くためにシリンダー12の内圧が変化する。
そして、ピストン13の下方への移動によりシリンダー
12の内部に負圧が発生して、シリンダー12の吸入弁
18が開き、且つ排出弁20が閉じる。また、ピストン
13の上方への移動によりシリンダー12の内部に正圧
が発生して、シリンダー12の吸入弁18が閉じ、且つ
排出弁20が開く。
【0019】そこで、キャリッジ2がホームポジション
に戻り、ヘッド1のノズル面にキャップ10がソレノイ
ド22によって密着された状態で、記録媒体5の排出の
ためにプラテン3がモータ6によって駆動されると、ピ
ストン13が下方に移動してシリンダー12内に負圧が
発生し、ヘッド1のノズル面に密着されたキャップ10
を介してノズルより気泡等を含んだインクが吸入口17
を通ってシリンダー12内に流入する。その後の更なる
プラテン3の駆動によって、ピストン13が上方に移動
されてシリンダー12の内に正圧が発生すると、前記動
作で吸入されたインクは、排出口18より廃インクタン
ク11に排出される。
【0020】次に、本実施例のインクジェット記録装置
の動作を図3のフローチャートを参照して説明する。
【0021】インクジェット記録装置の電源が投入され
てから、外部からの印字信号がプリンタ制御回路(図示
せず)にはいるまでは、前記制御回路がステップS1
(以下、S1と称し、他のステップも同様に称する)で
印字待機状態と判断し(S1、No)、ソレノイド22
を作動させてキャップ10をヘッド1のノズル面に密着
させた状態となっている。この時、ヘッド1を搭載した
キャリッジ2はホームポジションに位置している。印字
信号がプリンタ制御回路に入力されると(S1、Ye
s)、モータ6が駆動し、前記給紙手段により記録媒体
5が給紙される(S2)。この際、プラテン3及び吸引
ポンプ9が同時に駆動されので、吸引ポンプ9によって
ヘッド1内のインクが吸引される(S3)。そして、記
録媒体5がプラテン3の位置まで給紙されたことを確認
すると(S4、Yes)、ソレノイド22が作動しキャ
ップ10をヘッド1のノズル面よりはずす(S5)。そ
の後、キャリッジ2がホームポジションから記録媒体5
の配置された印字領域に移動し(S6)、キャリッジ2
の印字領域の移動とともにヘッド1からインクが噴射さ
れて記録媒体5に印字を行う(S7)。
【0022】そして、印字中に、”インクエンド”、”
改頁”、”印字中止”、”印字終了”等の割り込み信号
がプリンタ制御回路に入ってこないかを確認する(S
8)。割り込み信号がプリンタ制御回路に入ってくると
(S8、Yes)、キャリッジ2をホームポジションに
移動させる(S9)。そして、割り込み信号が”印字終
了”の信号かどうかを判断する(S10)。割り込み信
号が”印字終了”の信号であると判断すると(S10、
Yes)、ソレノイド22がキャップ10をヘッド1の
ノズル面に密着させる(S11)。この後、モータ6に
よりプラテン3が駆動されて記録媒体5が排出される
(S12)、この際吸引ポンプ9が同時に駆動され、ヘ
ッド1内のインクが吸引される(S13)。そして、記
録媒体5が排出されたことを確認すると(S14、Ye
s)、待機状態となる。
【0023】また、割り込み信号が”印字終了”の信号
でないと判断すると(S10、No)、割り込み信号
が”改頁”であるかどうかを判断する(S15)。割り
込み信号が”改頁”でないと判断すると(S15、N
o)、所定の処理(S16)を行った後、S6にもど
り、印字を再開する。そして、割り込み信号が”改頁”
であると判断すると(S16、Yes)、ソレノイド2
2がキャップ10をヘッド1のノズル面に密着させる
(S17)。この後、モータ6によりプラテン3が駆動
されて記録媒体5が排出される(S18)、この際吸引
ポンプ9が同時に駆動され、ヘッド1内のインクが吸引
される(S19)。そして、記録媒体5が排出されたこ
とを確認すると(S19、Yes)、さらに次に、モー
タ6によって印字される記録媒体5が前記給紙手段によ
って給紙される(S21)。この際、吸引ポンプ9も同
時に作動されてヘッド1内のインクが吸引される(S2
2)。そして、記録媒体5がプラテン3の位置まで給紙
されたことを確認すると(S23、Yes)、ソレノイ
ド22が作動してキャップ10をヘッド1のノズル面よ
りはずし(S24)、S6へと戻って印字を再開する。
【0024】以上の実施例のインクジェット記録装置に
よれば、単一のモータ6によって、プラテン3及び吸引
ポンプ9が同時に駆動されて、記録媒体5の排紙及び給
紙時に、インクの不吐出の原因となる気泡やゴミなどの
吸引が行われるので、従来のような切替手段が不要とな
って構造が簡単となり、またノズルの回復のための時間
による印字速度の低下はほとんど無視することができ
る。
【0025】また、気泡やゴミなどを排除するのに必要
なインクの吸引量は例えば約0.05〜0.1ccであ
るが、ソレノイド22によるキャップ10の開閉時間を
プリンタ制御回路で制御することにより、記録媒体5の
排出時間によらずインクの吸引量を調節することができ
る。
【0026】また、本実施例では、記録媒体5の給排紙
時にヘッド1のノズル面をキャッピングしているので、
特に記録媒体5の排出時に記録媒体5の供給経路内にお
ける摩擦による記録媒体5の紙粉や繊維などのゴミがヘ
ッド1のノズル面に付着することがなく、不吐出を防ぐ
ことが可能である。
【0027】尚、本実施例では、吸引ポンプ9にシリン
ダー12とピストン13とを用いていたが、例えば、カ
ム形状のクランク盤によって、伸縮自在の蛇腹部に係合
させて、クランク盤の回転により蛇腹部を伸縮させるこ
とによって、吸引及び排出を行うポンプ機構をしてもよ
い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のインクジェット記録装置によれば、前記吸引手段
と前記搬送手段とに連結された単一の駆動手段が、前記
吸引手段と前記搬送手段とを同時に駆動することによっ
て、前記搬送手段による前記記録媒体の搬送動作中に、
前記吸引手段により前記ヘッドのノズルからインクを吸
引するので、気泡やゴミなどによるインク不吐出を、従
来のような切替手段を用いない簡単な構造で行うことが
でき、またノズルの回復のための時間による印字速度の
低下はほとんど無視することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のインクジェット記録装置の
要部の構成を示した斜視図である。
【図2】前記実施例のインクポンプの構造を示した断面
図である。
【図3】前記実施例のインクジェット記録装置のインク
吸引時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ヘッド 2 キャリッジ 3 プラテン 6 モータ 9 インクポンプ 10 キャップ 12 シリンダー 13 ピストン 16 クランク盤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドのノズルからインクを吸引する吸
    引手段と、記録媒体を搬送する搬送手段とを有するイン
    クジェット記録装置において、 前記吸引手段と前記搬送手段とに連結され、前記吸引手
    段と前記搬送手段とを同時に駆動する単一の駆動手段を
    備え、前記搬送手段による搬送動作中に前記吸引手段に
    よる吸引動作を行うことを特徴とするインクジェット記
    録装置。
  2. 【請求項2】 前記吸引手段は、前記ヘッドのノズルを
    包囲するキャップと、前記キャップと連通し、且つキャ
    ップ内に負圧を発生させるためのポンプ機構とからな
    り、前記駆動手段は、前記ポンプ機構に連結されたこと
    を特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段は、モータであることを特
    徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
JP3345594A 1994-03-03 1994-03-03 インクジェット記録装置 Expired - Lifetime JP2822874B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6095631A (en) * 1996-09-12 2000-08-01 Nec Corporation Ink jet recording device
CN100464980C (zh) * 2000-06-30 2009-03-04 西尔弗布鲁克研究有限公司 一种打印引擎分组件

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6095631A (en) * 1996-09-12 2000-08-01 Nec Corporation Ink jet recording device
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