JPH0724212A - 油水分離装置 - Google Patents
油水分離装置Info
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- JPH0724212A JPH0724212A JP16145192A JP16145192A JPH0724212A JP H0724212 A JPH0724212 A JP H0724212A JP 16145192 A JP16145192 A JP 16145192A JP 16145192 A JP16145192 A JP 16145192A JP H0724212 A JPH0724212 A JP H0724212A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エマルジョン等の微小油滴を含む油水混合液
であっても、高い効率で良好に油水を分離することがで
きる油水分離装置を提供する。 【構成】 分離槽1内には第一仕切室4が電極室7に隣
接して形成され、第一仕切室4と電極室7を仕切る仕切
板15の上部には被処理液の通路が設けられる。第一仕
切室4に隣接して第二仕切室5が形成され、第一仕切室
4と第二仕切室5に管路で接続された濾過槽2が設置さ
れる。濾過槽2内には電極23とフィルター24が配設
されると共に、電極23に電圧を印加して槽内の被処理
液に電界を作用させる電源27が電極に接続される。第
一仕切室4内の被処理液が濾過槽2内に通した後、第二
仕切室5内に戻される。
であっても、高い効率で良好に油水を分離することがで
きる油水分離装置を提供する。 【構成】 分離槽1内には第一仕切室4が電極室7に隣
接して形成され、第一仕切室4と電極室7を仕切る仕切
板15の上部には被処理液の通路が設けられる。第一仕
切室4に隣接して第二仕切室5が形成され、第一仕切室
4と第二仕切室5に管路で接続された濾過槽2が設置さ
れる。濾過槽2内には電極23とフィルター24が配設
されると共に、電極23に電圧を印加して槽内の被処理
液に電界を作用させる電源27が電極に接続される。第
一仕切室4内の被処理液が濾過槽2内に通した後、第二
仕切室5内に戻される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油分と水を含む油水混
合液から油分と水を高い効率で分離する油水分離装置に
関する。
合液から油分と水を高い効率で分離する油水分離装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の油水分離装置について、本発明
者らは、既に、特願平2−162361号により、油水
混合液を収容する分離槽内に複数の電極を配設し、その
電極間或は電極と分離槽間に交流電圧を印加して、油水
混合液に電界を作用させ、この電界によって油分の界面
動電位(ゼータ電位)を中和させ、油滴の凝集粗粒化を
促進させて、油水分離を効率良く行う油水分離装置を提
案した。
者らは、既に、特願平2−162361号により、油水
混合液を収容する分離槽内に複数の電極を配設し、その
電極間或は電極と分離槽間に交流電圧を印加して、油水
混合液に電界を作用させ、この電界によって油分の界面
動電位(ゼータ電位)を中和させ、油滴の凝集粗粒化を
促進させて、油水分離を効率良く行う油水分離装置を提
案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この油水分離
装置は、通常の油分を含む工業用水については、例えば
0.1%程度の含油率になるまで、高い効率で被処理液
から油分を良好に分離することができるが、多量の界面
活性剤を含むことによって油水混合液中にエマルジョン
が多量に混合しているような場合、油分の分離効率が低
下しやすい問題があった。
装置は、通常の油分を含む工業用水については、例えば
0.1%程度の含油率になるまで、高い効率で被処理液
から油分を良好に分離することができるが、多量の界面
活性剤を含むことによって油水混合液中にエマルジョン
が多量に混合しているような場合、油分の分離効率が低
下しやすい問題があった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、エマルジョン等の微小油滴を含む油水混合液であっ
ても、高い効率で良好に油水を分離することができる油
水分離装置を提供することを目的とする。
で、エマルジョン等の微小油滴を含む油水混合液であっ
ても、高い効率で良好に油水を分離することができる油
水分離装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の油水分離装置は、分離槽内を仕切板で仕切
り複数の電極板を配設して電極室が形成され、電極板間
或は電極板と槽壁間に電源が接続され、電極板に電圧を
印加し電極室内に導入した油水混合液に電界を作用させ
て、油と水の分離を行う油水分離装置において、分離槽
内には第一仕切室が電極室に隣接して形成され、第一仕
切室と電極室を仕切る仕切板の上部には被処理液の通路
が設けられ、第一仕切室に隣接して第二仕切室が形成さ
れ、第一仕切室と第二仕切室に管路で接続された濾過槽
が設置され、濾過槽内には電極とフィルターが配設され
ると共に、電極に電圧を印加して槽内の被処理液に電界
を作用させる電源が電極に接続され、第一仕切室内の被
処理液を濾過槽内に通した後第二仕切室内に戻すように
構成したことを要旨とする。
に、本発明の油水分離装置は、分離槽内を仕切板で仕切
り複数の電極板を配設して電極室が形成され、電極板間
或は電極板と槽壁間に電源が接続され、電極板に電圧を
印加し電極室内に導入した油水混合液に電界を作用させ
て、油と水の分離を行う油水分離装置において、分離槽
内には第一仕切室が電極室に隣接して形成され、第一仕
切室と電極室を仕切る仕切板の上部には被処理液の通路
が設けられ、第一仕切室に隣接して第二仕切室が形成さ
れ、第一仕切室と第二仕切室に管路で接続された濾過槽
が設置され、濾過槽内には電極とフィルターが配設され
ると共に、電極に電圧を印加して槽内の被処理液に電界
を作用させる電源が電極に接続され、第一仕切室内の被
処理液を濾過槽内に通した後第二仕切室内に戻すように
構成したことを要旨とする。
【0006】
【作用】このように構成された油水分離装置では、分離
槽の電極室内に供給された油水混合液は、電極板間に印
加された電圧による電界の作用を受け、この電界によっ
て液中の油分の界面動電位(ゼータ電位)が中和され、
油滴の凝集粗粒化が促進されて、油水分離が効率良く行
われる。その結果、分離された油滴は電極室内で浮上
し、電極室内の表層部分に高油分濃度の表層が現れ、下
層部分は殆ど水の状態となる。そして、表層部分に浮上
した油分は、油分排出口から排出され、被処理液(水)
は仕切板を越えて第一仕切室に流入する。
槽の電極室内に供給された油水混合液は、電極板間に印
加された電圧による電界の作用を受け、この電界によっ
て液中の油分の界面動電位(ゼータ電位)が中和され、
油滴の凝集粗粒化が促進されて、油水分離が効率良く行
われる。その結果、分離された油滴は電極室内で浮上
し、電極室内の表層部分に高油分濃度の表層が現れ、下
層部分は殆ど水の状態となる。そして、表層部分に浮上
した油分は、油分排出口から排出され、被処理液(水)
は仕切板を越えて第一仕切室に流入する。
【0007】第一仕切室内の被処理液は濾過槽に送ら
れ、濾過槽では、電源から電極に電圧が印加され、槽内
の被処理液は電極の周囲を通り、フィルターを通過して
排出管に導かれるが、その間、被処理液は電界の作用を
受ける。
れ、濾過槽では、電源から電極に電圧が印加され、槽内
の被処理液は電極の周囲を通り、フィルターを通過して
排出管に導かれるが、その間、被処理液は電界の作用を
受ける。
【0008】油水混合液に多量の界面活性剤が混入して
いる場合、油分がエマルジョンとなって多量の微小油滴
が液中に含まれることがある。このような場合、分離槽
の電極室だけでは、多量の微小油滴を分離することがで
きず、水に微小油滴が混入した被処理液が濾過槽に送ら
れる。
いる場合、油分がエマルジョンとなって多量の微小油滴
が液中に含まれることがある。このような場合、分離槽
の電極室だけでは、多量の微小油滴を分離することがで
きず、水に微小油滴が混入した被処理液が濾過槽に送ら
れる。
【0009】このように微小油滴を混入した被処理液
が、濾過槽内に入って電界の作用を受けると、分離槽の
場合と同様に、電界によって液中の油分の界面動電位
(ゼータ電位)が中和され、油滴の凝集粗粒化が促進さ
れ、凝集して粗粒化した油滴は、フィルターの細孔表面
に吸着され、油分を略完全に除去された被処理液(水)
は分離槽の第二仕切室に戻される。そして、第二仕切室
から分離後の被処理液が取出される。
が、濾過槽内に入って電界の作用を受けると、分離槽の
場合と同様に、電界によって液中の油分の界面動電位
(ゼータ電位)が中和され、油滴の凝集粗粒化が促進さ
れ、凝集して粗粒化した油滴は、フィルターの細孔表面
に吸着され、油分を略完全に除去された被処理液(水)
は分離槽の第二仕切室に戻される。そして、第二仕切室
から分離後の被処理液が取出される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0011】図1は油水分離装置の縦断面図を示し、図
2はその横断面図を示している。この装置は、油水混合
液を収容しそこに電界を作用させて油水分離を行う矩形
箱形の分離槽1と、分離槽1の第一仕切室4と第二仕切
室5との間に管路で接続された円筒タンク型の濾過槽2
とから構成される。
2はその横断面図を示している。この装置は、油水混合
液を収容しそこに電界を作用させて油水分離を行う矩形
箱形の分離槽1と、分離槽1の第一仕切室4と第二仕切
室5との間に管路で接続された円筒タンク型の濾過槽2
とから構成される。
【0012】分離槽1には、一端に油水混合液を供給す
る供給口11が供給管に接続して設けられ、供給口11
に近い槽内には、電極室7が形成され、その電極室7に
複数の電極板12、13が一定間隔をおいて縦に配置さ
れる。電極板12は絶縁板14を介して分離槽1の壁部
に固定され、電極板13は分離槽1の壁部から内側に突
設される。また、電極板12、13の下端部と分離槽1
の底部との間、及び各電極板12、13の先端部に空間
が形成され、被処理液の通路を形成している。
る供給口11が供給管に接続して設けられ、供給口11
に近い槽内には、電極室7が形成され、その電極室7に
複数の電極板12、13が一定間隔をおいて縦に配置さ
れる。電極板12は絶縁板14を介して分離槽1の壁部
に固定され、電極板13は分離槽1の壁部から内側に突
設される。また、電極板12、13の下端部と分離槽1
の底部との間、及び各電極板12、13の先端部に空間
が形成され、被処理液の通路を形成している。
【0013】この電極板12、13間に交流電源3が接
続される。交流電源3が供給する電圧は、処理する被処
理液の状態、或は分離槽の大きさ等により異なるが、1
V〜50V/cm(電極間隔1cm当り)が適当であ
る。
続される。交流電源3が供給する電圧は、処理する被処
理液の状態、或は分離槽の大きさ等により異なるが、1
V〜50V/cm(電極間隔1cm当り)が適当であ
る。
【0014】電極室7は底部から立ち上がる仕切板15
によって仕切られ、電極室7の上部には上板16が被せ
られ、その仕切板15と上板16との間に空間が設けら
れ、被処理液の通路が形成される。さらに、仕切板15
の右隣に別の仕切板19が槽の上部から下部までを縦に
仕切るように設けられ、仕切板15と19により第一仕
切室4が電極室7の隣りに形成される。
によって仕切られ、電極室7の上部には上板16が被せ
られ、その仕切板15と上板16との間に空間が設けら
れ、被処理液の通路が形成される。さらに、仕切板15
の右隣に別の仕切板19が槽の上部から下部までを縦に
仕切るように設けられ、仕切板15と19により第一仕
切室4が電極室7の隣りに形成される。
【0015】第一仕切室4の上部には水と分離して浮遊
した油を回収するための油受け17が上板16より少し
低い位置に設けられ、上板16と油受け17との間には
浮上した油分を油受け17に流し込むための隙間状の油
分排出口18が水平方向に沿って形成される。また、油
受け17の端部には油を排出するための排出管が接続さ
れる。
した油を回収するための油受け17が上板16より少し
低い位置に設けられ、上板16と油受け17との間には
浮上した油分を油受け17に流し込むための隙間状の油
分排出口18が水平方向に沿って形成される。また、油
受け17の端部には油を排出するための排出管が接続さ
れる。
【0016】さらに、仕切板19の右側に別の仕切板9
が縦に配設され、仕切板19と9により第二仕切室5が
第一仕切室4の隣に形成される。第一仕切室4と第二仕
切室5を仕切る仕切板19の下部には、2つの室の水位
を一致させるために、細い連通管19aが設けられる。
また、仕切板9の下端と槽の底部との間に空間が設けら
れ、被処理液の通路を形成している。
が縦に配設され、仕切板19と9により第二仕切室5が
第一仕切室4の隣に形成される。第一仕切室4と第二仕
切室5を仕切る仕切板19の下部には、2つの室の水位
を一致させるために、細い連通管19aが設けられる。
また、仕切板9の下端と槽の底部との間に空間が設けら
れ、被処理液の通路を形成している。
【0017】仕切板9の右側には処理された水を排出す
るための排出室6が形成され、排出室6の側壁の上部に
は排出口8が設けられ、そこに水の排出管が接続され
る。排出口8の高さ位置は、槽内の水と油の界面位置を
決定するものであり、その界面位置を油受け17の少し
下付近に位置するように、設定される。なお、第一仕切
室4と第二仕切室5の側壁には後述の濾過槽2に接続さ
れる接続管が接続される。
るための排出室6が形成され、排出室6の側壁の上部に
は排出口8が設けられ、そこに水の排出管が接続され
る。排出口8の高さ位置は、槽内の水と油の界面位置を
決定するものであり、その界面位置を油受け17の少し
下付近に位置するように、設定される。なお、第一仕切
室4と第二仕切室5の側壁には後述の濾過槽2に接続さ
れる接続管が接続される。
【0018】濾過槽2は、円筒形の容器20内に円筒形
の電極23とフィルター24を配設し、中央縦方向に排
出管25が設けられ、槽の側壁上部に供給管28が接続
されて構成される。
の電極23とフィルター24を配設し、中央縦方向に排
出管25が設けられ、槽の側壁上部に供給管28が接続
されて構成される。
【0019】容器20の上部は上板21により閉鎖さ
れ、上板21の下面に絶縁板22を介して円筒形の電極
23が取付けられる。電極23内には円筒状のフィルタ
ー24が同心軸上に配設され、フィルター24の内部に
排出管25が下から挿入するように取付けられる。な
お、容器20と排出管25は他方の電極を構成するよう
に導電性金属で形成される。
れ、上板21の下面に絶縁板22を介して円筒形の電極
23が取付けられる。電極23内には円筒状のフィルタ
ー24が同心軸上に配設され、フィルター24の内部に
排出管25が下から挿入するように取付けられる。な
お、容器20と排出管25は他方の電極を構成するよう
に導電性金属で形成される。
【0020】フィルター24は、活性白土、ゼオライ
ト、活性炭、シリカゲル等の吸着剤から構成され、そこ
に形成された多数の細孔表面に被処理液中の微小不純物
を吸着させる。
ト、活性炭、シリカゲル等の吸着剤から構成され、そこ
に形成された多数の細孔表面に被処理液中の微小不純物
を吸着させる。
【0021】上記供給管28はポンプ26の吐出側に接
続され、ポンプ26の吸入側が分離槽1の第一仕切室4
の下部に管路接続される。また、排出管25の端部が分
離槽1の第二仕切室5の下部に接続される。このポンプ
26の運転により、分離槽1の第一仕切室4内の被処理
液が濾過槽2に送られ、再び第二仕切室5に戻される。
続され、ポンプ26の吸入側が分離槽1の第一仕切室4
の下部に管路接続される。また、排出管25の端部が分
離槽1の第二仕切室5の下部に接続される。このポンプ
26の運転により、分離槽1の第一仕切室4内の被処理
液が濾過槽2に送られ、再び第二仕切室5に戻される。
【0022】さらに、濾過槽2の容器20(排出管2
5)と電極23間に、交流電源27が接続される。交流
電源27が供給する電圧は、処理する被処理液の状態、
或は濾過槽の大きさ等により異なるが、1V〜50V/
cm(電極間隔1cm当り)が適当である。
5)と電極23間に、交流電源27が接続される。交流
電源27が供給する電圧は、処理する被処理液の状態、
或は濾過槽の大きさ等により異なるが、1V〜50V/
cm(電極間隔1cm当り)が適当である。
【0023】このような構成の油水分離装置では、分離
槽1の供給口11が供給用ポンプの供給管に接続され、
油水混合液を溜めたタンク等からポンプと供給管を通し
て分離槽1内に油水混合液が供給され、交流電源3から
電極板12、13間に電圧を印加し、さらに、ポンプ2
6を起動して第一仕切室4内の被処理液を濾過槽2に送
るようにして運転が行われる。
槽1の供給口11が供給用ポンプの供給管に接続され、
油水混合液を溜めたタンク等からポンプと供給管を通し
て分離槽1内に油水混合液が供給され、交流電源3から
電極板12、13間に電圧を印加し、さらに、ポンプ2
6を起動して第一仕切室4内の被処理液を濾過槽2に送
るようにして運転が行われる。
【0024】供給口11から分離槽1の電極室7内に入
った油水混合液は、電極板12、13間に印加された交
流電圧による電界の作用を受け、この電界によって液中
の油分の界面動電位(ゼータ電位)が中和され、油滴の
凝集粗粒化が促進されて、油水分離が効率良く行われ
る。
った油水混合液は、電極板12、13間に印加された交
流電圧による電界の作用を受け、この電界によって液中
の油分の界面動電位(ゼータ電位)が中和され、油滴の
凝集粗粒化が促進されて、油水分離が効率良く行われ
る。
【0025】その結果、分離された油滴は電極室7内で
浮上し、電極室内の表層部分に高油分濃度の表層が現
れ、下層部分は殆ど水の状態となる。そして、表層部分
に浮上した油分は、上板16の端部の油分排出口18か
ら油受け17上に流出し、排出管を通して所定のタンク
等に排出される。
浮上し、電極室内の表層部分に高油分濃度の表層が現
れ、下層部分は殆ど水の状態となる。そして、表層部分
に浮上した油分は、上板16の端部の油分排出口18か
ら油受け17上に流出し、排出管を通して所定のタンク
等に排出される。
【0026】一方、下層の水は電極室7から仕切板15
を越えて第一仕切室4に入る。この第一仕切室4内の被
処理液(水)はポンプ26の動作により濾過槽2に送ら
れ、容器20内に入る。
を越えて第一仕切室4に入る。この第一仕切室4内の被
処理液(水)はポンプ26の動作により濾過槽2に送ら
れ、容器20内に入る。
【0027】濾過槽2では、交流電源27により容器2
0と電極23間、及び排出管25と電極23間に電圧が
印加されている。容器20内に入った被処理液は電極2
3の周囲を通り、フィルター24を通過して排出管25
に導かれるが、その間、被処理液は電界の作用を受け
る。
0と電極23間、及び排出管25と電極23間に電圧が
印加されている。容器20内に入った被処理液は電極2
3の周囲を通り、フィルター24を通過して排出管25
に導かれるが、その間、被処理液は電界の作用を受け
る。
【0028】油水混合液に多量の界面活性剤が混入して
いる場合、油分がエマルジョンとなって多量の微小油滴
が液中に含まれることがある。このような場合、分離槽
1の電極室7だけでは、多量の微小油滴を分離すること
ができず、水に微小油滴が混入した被処理液が濾過槽2
に送られる。
いる場合、油分がエマルジョンとなって多量の微小油滴
が液中に含まれることがある。このような場合、分離槽
1の電極室7だけでは、多量の微小油滴を分離すること
ができず、水に微小油滴が混入した被処理液が濾過槽2
に送られる。
【0029】このように微小油滴を混入した被処理液
が、容器20内に入って電界の作用を受けると、分離槽
1の場合と同様に、電界によって液中の油分の界面動電
位(ゼータ電位)が中和され、油滴の凝集粗粒化が促進
される、その結果、凝集して粗粒化した油滴は、フィル
ター24を通過する際、そこに形成された多数の細孔表
面に、その他の不純物と共に吸着され、油分を略完全に
除去された被処理液(水)は排出管25から分離槽1の
第二仕切室5に戻される。
が、容器20内に入って電界の作用を受けると、分離槽
1の場合と同様に、電界によって液中の油分の界面動電
位(ゼータ電位)が中和され、油滴の凝集粗粒化が促進
される、その結果、凝集して粗粒化した油滴は、フィル
ター24を通過する際、そこに形成された多数の細孔表
面に、その他の不純物と共に吸着され、油分を略完全に
除去された被処理液(水)は排出管25から分離槽1の
第二仕切室5に戻される。
【0030】分離槽1の第二仕切室5に戻された被処理
液(水)は、仕切板9の下側から隣りの排出室6に送ら
れ、排出室の上部に設けられた排出口8から管を通して
所定のタンク等に送られる。
液(水)は、仕切板9の下側から隣りの排出室6に送ら
れ、排出室の上部に設けられた排出口8から管を通して
所定のタンク等に送られる。
【0031】このように、分離槽1で電界をかけて水と
油分を分離した後、その水を再び濾過槽2に送って電界
をかけると共に、吸着剤を含むフィルター24を通過さ
せて水を濾過するため、多量の界面活性剤を含み油分が
エマルジョンとなっている油水混合液であっても、油分
を効率良く分離して、例えば含油率0.1%以下の水を
得ることができる。
油分を分離した後、その水を再び濾過槽2に送って電界
をかけると共に、吸着剤を含むフィルター24を通過さ
せて水を濾過するため、多量の界面活性剤を含み油分が
エマルジョンとなっている油水混合液であっても、油分
を効率良く分離して、例えば含油率0.1%以下の水を
得ることができる。
【0032】なお、図3、図4に示すように、分離槽1
における排出室6を排出管36に変更し、その排出管3
6を第二仕切室5の壁部に回動可能に接続して、管の上
端を左右に回動することによりその上下位置を調整でき
るようにすれば、分離槽1内の油と水の界面位置を任意
に調整することができる。
における排出室6を排出管36に変更し、その排出管3
6を第二仕切室5の壁部に回動可能に接続して、管の上
端を左右に回動することによりその上下位置を調整でき
るようにすれば、分離槽1内の油と水の界面位置を任意
に調整することができる。
【0033】また、上記実施例の電極室7内の電極板1
2、13の配置姿勢は、縦ではなく水平横方向に配設す
ることもでき、その場合、被処理液の通路は水平横方向
に蛇行して形成される。また、濾過槽2内の円筒形の電
極23を多数の孔を有する多孔板或は網状に形成し、フ
ィルター24の外周部に接して配置することもできる。
2、13の配置姿勢は、縦ではなく水平横方向に配設す
ることもでき、その場合、被処理液の通路は水平横方向
に蛇行して形成される。また、濾過槽2内の円筒形の電
極23を多数の孔を有する多孔板或は網状に形成し、フ
ィルター24の外周部に接して配置することもできる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の油水分離
装置によれば、電極室内に供給した油水混合液に電界を
作用させて、油と水の分離を促進させる分離槽に、電極
とフィルターを備えた濾過槽を接続し、分離槽で処理さ
れた被処理液をさらに濾過槽内に送り、電界を作用させ
て油滴を凝集粗粒化すると共に油滴を濾過するように構
成したから、従来の油水分離装置では分離が困難であっ
たエマルジョン状態の微小油滴をも高い効率で良好に分
離することができる。また、被処理液に含まれる油滴以
外の微小不純物をも濾過槽で効率良く除去することがで
きる。さらに、装置の構造も比較的簡単化することがで
き、高い分離性能が得られる装置をコンパクトに構成す
ることができる。
装置によれば、電極室内に供給した油水混合液に電界を
作用させて、油と水の分離を促進させる分離槽に、電極
とフィルターを備えた濾過槽を接続し、分離槽で処理さ
れた被処理液をさらに濾過槽内に送り、電界を作用させ
て油滴を凝集粗粒化すると共に油滴を濾過するように構
成したから、従来の油水分離装置では分離が困難であっ
たエマルジョン状態の微小油滴をも高い効率で良好に分
離することができる。また、被処理液に含まれる油滴以
外の微小不純物をも濾過槽で効率良く除去することがで
きる。さらに、装置の構造も比較的簡単化することがで
き、高い分離性能が得られる装置をコンパクトに構成す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す油水分離装置の縦断面
図である。
図である。
【図2】同装置の横断面図である。
【図3】他の実施例の部分縦断面図である。
【図4】図3の IV − IV 矢視図である。
1−分離槽、2−濾過槽、3−交流電源、4−第一仕切
室、5−第二仕切室、7−電極室、9、15−仕切板、
12、13−電極板、23−電極、24−フィルター、
27−交流電源。
室、5−第二仕切室、7−電極室、9、15−仕切板、
12、13−電極板、23−電極、24−フィルター、
27−交流電源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 昇 兵庫県小野市船木町727番地 (72)発明者 阿部 直樹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 分離槽内を仕切板で仕切り複数の電極板
を配設して電極室が形成され、該電極板間或は該電極板
と槽壁間に電源が接続され、該電極板に電圧を印加し該
電極室内に導入した油水混合液に電界を作用させて、油
と水の分離を行う油水分離装置において、 前記分離槽内には第一仕切室が該電極室に隣接して形成
され、該第一仕切室と該電極室を仕切る仕切板の上部に
は被処理液の通路が設けられ、該第一仕切室に隣接して
第二仕切室が形成され、該第一仕切室と該第二仕切室に
管路で接続された濾過槽が設置され、該濾過槽内には電
極とフィルターが配設されると共に、該電極に電圧を印
加して槽内の被処理液に電界を作用させる電源が該電極
に接続され、該第一仕切室内の被処理液を該濾過槽内に
通した後該第二仕切室内に戻すように構成した油水分離
装置。 - 【請求項2】 前記濾過層と第一仕切室又は第二仕切室
との間の管路にポンプが接続されてなる請求項1記載の
油水分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16145192A JPH0724212A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 油水分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16145192A JPH0724212A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 油水分離装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0724212A true JPH0724212A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15735358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16145192A Withdrawn JPH0724212A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 油水分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0724212A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010143920A3 (ko) * | 2009-06-11 | 2011-04-21 | Han Sang Kwan | 물 탱크로 유입되는 수돗물을 깨끗한 물로 정수시켜주거나 오염된 하천수를 깨끗한물로 정화시켜 주면서 동시에 바닷물을 먹을 수 있는 물로 정수시켜 줌과 동시에깨긋한 바닷물로 정수하는 종합적인 친환경 공법 |
| US10208210B2 (en) | 2014-07-30 | 2019-02-19 | Mitsubishi Materials Corporation | Hydrophilic oil repellent and production method of same, surface coating material, coating film, resin composition, oil-water separation filter material, and porous body |
| US10294125B2 (en) | 2014-07-30 | 2019-05-21 | Mitsubishi Materials Corporation | Filter medium, method for producing filter medium, water treatment module, and water treatment device |
| US10364360B2 (en) | 2014-07-30 | 2019-07-30 | Mitsubishi Materials Corporation | Surface coating material, coating film, and hydrophilic oil repellent member |
| US10399868B2 (en) | 2014-07-30 | 2019-09-03 | Mitsubishi Materials Corporation | Oil-water separation apparatus and drainage system |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP16145192A patent/JPH0724212A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010143920A3 (ko) * | 2009-06-11 | 2011-04-21 | Han Sang Kwan | 물 탱크로 유입되는 수돗물을 깨끗한 물로 정수시켜주거나 오염된 하천수를 깨끗한물로 정화시켜 주면서 동시에 바닷물을 먹을 수 있는 물로 정수시켜 줌과 동시에깨긋한 바닷물로 정수하는 종합적인 친환경 공법 |
| US10208210B2 (en) | 2014-07-30 | 2019-02-19 | Mitsubishi Materials Corporation | Hydrophilic oil repellent and production method of same, surface coating material, coating film, resin composition, oil-water separation filter material, and porous body |
| US10294125B2 (en) | 2014-07-30 | 2019-05-21 | Mitsubishi Materials Corporation | Filter medium, method for producing filter medium, water treatment module, and water treatment device |
| US10364360B2 (en) | 2014-07-30 | 2019-07-30 | Mitsubishi Materials Corporation | Surface coating material, coating film, and hydrophilic oil repellent member |
| US10399868B2 (en) | 2014-07-30 | 2019-09-03 | Mitsubishi Materials Corporation | Oil-water separation apparatus and drainage system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |