JPH07242955A - 製鋼炉発生ダストを製鋼原料として再使用するための処理方法 - Google Patents
製鋼炉発生ダストを製鋼原料として再使用するための処理方法Info
- Publication number
- JPH07242955A JPH07242955A JP3664794A JP3664794A JPH07242955A JP H07242955 A JPH07242955 A JP H07242955A JP 3664794 A JP3664794 A JP 3664794A JP 3664794 A JP3664794 A JP 3664794A JP H07242955 A JPH07242955 A JP H07242955A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steelmaking
- furnace
- dust
- raw material
- iron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 酸化鉄、非鉄金属などを含む製鋼炉発生ダス
トを、製鋼炉で鉄源として使用できるように処理する。 【構成】 製鋼炉から発生したダストを、外熱された回
転炉において、水素を10〜100%含有するガスを供
給して鉄分の70〜100%を還元するとともに、装入
原料に存在していた亜鉛分の50%以上80%未満を還
元・蒸発によって分離し、かくして得られた処理ダスト
を製鋼原料として再使用する。塩素濃度が高い場合には
加熱の前に水洗によって塩素分を1.0%以下まで低下
させた後、上記の操作を行う。
トを、製鋼炉で鉄源として使用できるように処理する。 【構成】 製鋼炉から発生したダストを、外熱された回
転炉において、水素を10〜100%含有するガスを供
給して鉄分の70〜100%を還元するとともに、装入
原料に存在していた亜鉛分の50%以上80%未満を還
元・蒸発によって分離し、かくして得られた処理ダスト
を製鋼原料として再使用する。塩素濃度が高い場合には
加熱の前に水洗によって塩素分を1.0%以下まで低下
させた後、上記の操作を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通常の方法で製鋼炉に
鉄原料として再使用すると種々の問題を生じる製鋼炉発
生ダストを、製鋼原料として使用できるように処理する
方法に関する。
鉄原料として再使用すると種々の問題を生じる製鋼炉発
生ダストを、製鋼原料として使用できるように処理する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】製鋼炉から発生するダストは主として鉄
分からなるが、鉄分はほとんどが酸化鉄になっている。
また、製鋼炉の原料条件によっては、ダストの中に亜
鉛、鉛などの蒸発しやすいトランプエレメントが含有さ
れている。このダストは現在は、製鋼所の外で処理され
て亜鉛が回収されているが、通常用いられている炭素で
還元する方法では処理のために高温が必要なため、炉内
で鉄の再酸化が起こりやすく、残渣が製鋼炉で鉄源とし
て用いるのに適さない状態になっており、有効利用され
ていない。何故ならば、主として酸化鉄からなるダスト
を製鋼炉にリサイクルすると、酸化鉄分を還元するため
のエネルギーが必要なため、溶解炉の生産性が阻害され
るからである。
分からなるが、鉄分はほとんどが酸化鉄になっている。
また、製鋼炉の原料条件によっては、ダストの中に亜
鉛、鉛などの蒸発しやすいトランプエレメントが含有さ
れている。このダストは現在は、製鋼所の外で処理され
て亜鉛が回収されているが、通常用いられている炭素で
還元する方法では処理のために高温が必要なため、炉内
で鉄の再酸化が起こりやすく、残渣が製鋼炉で鉄源とし
て用いるのに適さない状態になっており、有効利用され
ていない。何故ならば、主として酸化鉄からなるダスト
を製鋼炉にリサイクルすると、酸化鉄分を還元するため
のエネルギーが必要なため、溶解炉の生産性が阻害され
るからである。
【0003】今後、資源、環境面からの要求に対応して
行くためには、製鋼ダストから非鉄金属分をエネルギー
面で効率的な条件下で回収するとともに、鉄分について
も製鋼炉で使いやすい鉄源として再利用できるようにす
る必要がある。このような観点から、製鋼ダストを水素
還元して亜鉛を除去する方法が知られているが、亜鉛を
90%以上除去しようとすると、還元剤の原単位が高く
なり、それが処理コストの上昇の一因になること、また
製鋼ダストが塩素を含んでいる場合には、水素還元時に
容器が腐食されやすいという問題がある。
行くためには、製鋼ダストから非鉄金属分をエネルギー
面で効率的な条件下で回収するとともに、鉄分について
も製鋼炉で使いやすい鉄源として再利用できるようにす
る必要がある。このような観点から、製鋼ダストを水素
還元して亜鉛を除去する方法が知られているが、亜鉛を
90%以上除去しようとすると、還元剤の原単位が高く
なり、それが処理コストの上昇の一因になること、また
製鋼ダストが塩素を含んでいる場合には、水素還元時に
容器が腐食されやすいという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような事情に鑑
み、本発明は製鋼ダストを適正条件で処理して、経済的
にダストを製鋼炉で鉄源として利用できるようにする方
法を提供することを目的とするものである。
み、本発明は製鋼ダストを適正条件で処理して、経済的
にダストを製鋼炉で鉄源として利用できるようにする方
法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な目的を達成するために、製鋼炉発生ダストを効率的に
処理して製鋼炉で使いやすい鉄源とする方法を種々検討
して、本発明を完成させたものである。すなわち、本発
明の要旨とするところは下記のとおりである。
な目的を達成するために、製鋼炉発生ダストを効率的に
処理して製鋼炉で使いやすい鉄源とする方法を種々検討
して、本発明を完成させたものである。すなわち、本発
明の要旨とするところは下記のとおりである。
【0006】(1)製鋼炉から発生したダストを、外熱
された加熱炉に装入して、水素を10〜100vol%
含有するガスを供給して鉄分の70〜100wt%を還
元するとともに、装入原料中に存在していた亜鉛分の5
0wt%以上80wt%未満を還元・蒸発によって分離
することを特徴とする製鋼炉発生ダストを製鋼原料とし
て再使用するための処理方法。
された加熱炉に装入して、水素を10〜100vol%
含有するガスを供給して鉄分の70〜100wt%を還
元するとともに、装入原料中に存在していた亜鉛分の5
0wt%以上80wt%未満を還元・蒸発によって分離
することを特徴とする製鋼炉発生ダストを製鋼原料とし
て再使用するための処理方法。
【0007】(2)製鋼炉から発生したダストを、水洗
によって塩素分を1.0wt%以下まで除去する第1工
程に引き続き、外熱された加熱炉において、水素を10
〜100vol%含有するガスを供給して鉄分の70〜
100wt%を還元するとともに、装入原料に存在して
いた亜鉛分の50wt%以上80wt%未満を還元・蒸
発によって分離する第2工程からなることを特徴とする
製鋼炉発生ダストを製鋼原料として再使用するための処
理方法。
によって塩素分を1.0wt%以下まで除去する第1工
程に引き続き、外熱された加熱炉において、水素を10
〜100vol%含有するガスを供給して鉄分の70〜
100wt%を還元するとともに、装入原料に存在して
いた亜鉛分の50wt%以上80wt%未満を還元・蒸
発によって分離する第2工程からなることを特徴とする
製鋼炉発生ダストを製鋼原料として再使用するための処
理方法。
【0008】
【作用】以下に、電気炉から発生したダストを原料と
し、これを処理して電気炉で製鋼原料として使用できる
ようにする方法を例として、本発明について詳細に説明
する。電気炉から発生したダストは、通常3〜5wt%
の塩素を含有している。通常の方法、例えばバグフィル
ターで排ガスから分離されたダストは、まず水洗して塩
素分を低減する。この操作を行いやすくするために、ダ
ストはあらかじめブリケッティングによって塊状とされ
ていることが望ましい。ダスト中には、塩素分が主とし
て、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウムと
して含まれているが、これらを水洗により溶出させるこ
とにより、ダスト中の塩素分を低減させることができ
る。ダストが多量の塩素を含んだまま、本発明の還元処
理を行うと、塩素に起因する容器の腐食が起こりやす
い。そこで、塩素濃度を種々のレベルに低減させて試験
を行ったところ、塩素濃度を1.0%以下にすれば、塩
素の悪影響は許容できるレベルに抑えられることがわか
った。なお、ダストがもともと1.0wt%を超えて塩
素を含まない場合には、この工程は省略することができ
る。
し、これを処理して電気炉で製鋼原料として使用できる
ようにする方法を例として、本発明について詳細に説明
する。電気炉から発生したダストは、通常3〜5wt%
の塩素を含有している。通常の方法、例えばバグフィル
ターで排ガスから分離されたダストは、まず水洗して塩
素分を低減する。この操作を行いやすくするために、ダ
ストはあらかじめブリケッティングによって塊状とされ
ていることが望ましい。ダスト中には、塩素分が主とし
て、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウムと
して含まれているが、これらを水洗により溶出させるこ
とにより、ダスト中の塩素分を低減させることができ
る。ダストが多量の塩素を含んだまま、本発明の還元処
理を行うと、塩素に起因する容器の腐食が起こりやす
い。そこで、塩素濃度を種々のレベルに低減させて試験
を行ったところ、塩素濃度を1.0%以下にすれば、塩
素の悪影響は許容できるレベルに抑えられることがわか
った。なお、ダストがもともと1.0wt%を超えて塩
素を含まない場合には、この工程は省略することができ
る。
【0009】このような処理を行ったダストを、本発明
の第2工程として、外熱される加熱炉に装入し、水素を
10〜100vol%以上含有するガスを流して、鉄分
の70〜100wt%を還元し、同時に亜鉛分の50w
t%以上80wt%未満を還元・蒸発・分離する。この
加熱炉は製鋼ダスト処理ラインに直結したものであって
もよいし、切り放された別の装置であってもよい。加熱
炉としては種々の方式を採り得るが、以下では均一加熱
を行いやすい回転炉を例として述べる。
の第2工程として、外熱される加熱炉に装入し、水素を
10〜100vol%以上含有するガスを流して、鉄分
の70〜100wt%を還元し、同時に亜鉛分の50w
t%以上80wt%未満を還元・蒸発・分離する。この
加熱炉は製鋼ダスト処理ラインに直結したものであって
もよいし、切り放された別の装置であってもよい。加熱
炉としては種々の方式を採り得るが、以下では均一加熱
を行いやすい回転炉を例として述べる。
【0010】回転炉は鋳物によってできており、外側は
ガスによって加熱されている。加熱されるダストの温度
が950℃を超える場合は、容器の熱負荷が大きくなり
すぎて容器寿命が短くなるので、通常、ダストの加熱温
度としては700〜950℃の温度域が選ばれる。この
場合に、鉄の還元率と亜鉛の除去率の間には、図1に示
すのような関係がある。本発明の処理工程においては、
亜鉛は50%以上除去されることが、製鋼炉で製鋼原料
として使用するために必要である。何故ならば、亜鉛除
去率が50%未満であると、ダストをリサイクル使用し
ていると、電気炉系内の亜鉛濃度が高くなってきて、電
気炉の耐火物および電気系にトラブルを起こしやすくな
るからである。なお、この場合には、鉛分は90wt%
以上除かれていて、鉛の循環による問題も防止できる。
ガスによって加熱されている。加熱されるダストの温度
が950℃を超える場合は、容器の熱負荷が大きくなり
すぎて容器寿命が短くなるので、通常、ダストの加熱温
度としては700〜950℃の温度域が選ばれる。この
場合に、鉄の還元率と亜鉛の除去率の間には、図1に示
すのような関係がある。本発明の処理工程においては、
亜鉛は50%以上除去されることが、製鋼炉で製鋼原料
として使用するために必要である。何故ならば、亜鉛除
去率が50%未満であると、ダストをリサイクル使用し
ていると、電気炉系内の亜鉛濃度が高くなってきて、電
気炉の耐火物および電気系にトラブルを起こしやすくな
るからである。なお、この場合には、鉛分は90wt%
以上除かれていて、鉛の循環による問題も防止できる。
【0011】図1からわかるように、亜鉛の除去率を5
0wt%以上にするためには、鉄の還元率を70wt%
以上にする必要がある。これを、上記の外熱式回転炉の
安定操業温度域で実現するためには、供給する還元ガス
中の水素濃度は10vol%以上にする必要がある。ま
た、鉄の還元率は100wt%まで高められても本発明
では問題ないが、必要温度、時間などの条件が急激に厳
しくなるので90%以下が好ましい。
0wt%以上にするためには、鉄の還元率を70wt%
以上にする必要がある。これを、上記の外熱式回転炉の
安定操業温度域で実現するためには、供給する還元ガス
中の水素濃度は10vol%以上にする必要がある。ま
た、鉄の還元率は100wt%まで高められても本発明
では問題ないが、必要温度、時間などの条件が急激に厳
しくなるので90%以下が好ましい。
【0012】一方、亜鉛の除去率と亜鉛単位量除去のた
めの必要水素ガスの使用量の間には、図2に示すような
関係がある。図2から、もし亜鉛の除去率を80wt%
以上にしようとすると、必要水素ガス使用量が急増する
ことがわかる。本発明の目的から言えば、供給するガス
の水素濃度は100vol%まで高められても問題はな
い。
めの必要水素ガスの使用量の間には、図2に示すような
関係がある。図2から、もし亜鉛の除去率を80wt%
以上にしようとすると、必要水素ガス使用量が急増する
ことがわかる。本発明の目的から言えば、供給するガス
の水素濃度は100vol%まで高められても問題はな
い。
【0013】もし、ダスト中の鉄が製鋼炉で使用されな
いとすると、ダスト中の亜鉛、鉛などの非鉄金属成分を
十分に低減するために還元条件を強化する必要がある
が、本発明では、所定量の非鉄金属分を分離した後のダ
ストは製鋼原料として用いられるので、その条件を満足
する範囲内でエネルギー的に最も有利な条件を選択する
ことができる。
いとすると、ダスト中の亜鉛、鉛などの非鉄金属成分を
十分に低減するために還元条件を強化する必要がある
が、本発明では、所定量の非鉄金属分を分離した後のダ
ストは製鋼原料として用いられるので、その条件を満足
する範囲内でエネルギー的に最も有利な条件を選択する
ことができる。
【0014】本発明においては、この還元工程から発生
したガスを350℃まで冷却して亜鉛および鉛などの非
鉄金属分を分離した後、120℃以上の温度でバグフィ
ルターでダストを除去し、その後、70℃以下の温度に
下げて水分を除去した後、還元工程の外熱の燃料として
用いる。もし、この外熱に必要な量よりも発生ガス量が
多いと、他の工程でガスを用いるためにタンクなどの設
備が必要になって経済的ではない。そこで、本発明で
は、発生ガスは外熱に必要なエネルギーに等しいか、あ
るいはそれより少ない状態にし、発生エネルギーが過剰
にならないようにする。そのためには、亜鉛の還元・蒸
発による分離率は80%未満にとどめるのが全体として
みた場合に効率的である。なお、この状態では、還元後
の鉄の再酸化も低く抑えられるので、全体としてのエネ
ルギー消費を低くできる。
したガスを350℃まで冷却して亜鉛および鉛などの非
鉄金属分を分離した後、120℃以上の温度でバグフィ
ルターでダストを除去し、その後、70℃以下の温度に
下げて水分を除去した後、還元工程の外熱の燃料として
用いる。もし、この外熱に必要な量よりも発生ガス量が
多いと、他の工程でガスを用いるためにタンクなどの設
備が必要になって経済的ではない。そこで、本発明で
は、発生ガスは外熱に必要なエネルギーに等しいか、あ
るいはそれより少ない状態にし、発生エネルギーが過剰
にならないようにする。そのためには、亜鉛の還元・蒸
発による分離率は80%未満にとどめるのが全体として
みた場合に効率的である。なお、この状態では、還元後
の鉄の再酸化も低く抑えられるので、全体としてのエネ
ルギー消費を低くできる。
【0015】上記の処理を終わった後の、主として鉄か
らなるものは、再酸化を抑えるために不活性ガスでシー
ルしながら、必要に応じてブリケットなどに成型してか
ら製鋼炉に鉄原料として装入する。
らなるものは、再酸化を抑えるために不活性ガスでシー
ルしながら、必要に応じてブリケットなどに成型してか
ら製鋼炉に鉄原料として装入する。
【0016】
(実施例1)ダスト還元のための加熱炉は、耐火物で内
面をライニングした外筒の中に鋳鉄製の内筒(1mφ×
5mL)を設置したものを使用し、これを1rpmで回
転させた。この内筒と外筒の間で本発明の還元工程で発
生したガスを燃料として燃焼加熱が行われる。温度は、
内筒内の加熱物をパイロメーターで測定した。
面をライニングした外筒の中に鋳鉄製の内筒(1mφ×
5mL)を設置したものを使用し、これを1rpmで回
転させた。この内筒と外筒の間で本発明の還元工程で発
生したガスを燃料として燃焼加熱が行われる。温度は、
内筒内の加熱物をパイロメーターで測定した。
【0017】処理前のダスト成分を表1に示す。このダ
ストは塩素濃度が低いので、直接、ブリケットに成型し
て上記の加熱炉に連続的に挿入、排出した。
ストは塩素濃度が低いので、直接、ブリケットに成型し
て上記の加熱炉に連続的に挿入、排出した。
【0018】
【表1】
【0019】加熱処理条件は次の通りである。 炉内供給ガス:vol%で、水素:45%、CO:24
%、CO2 :5%、窒素:25% ダストの最高加熱温度:870℃ 炉内滞留時間 :55分 ガス使用量 :130Nm3 /原料ダスト−t この処理によって、ダストの鉄還元率90wt%、亜鉛
除去率66wt%、鉛除去率98wt%が得られた。処
理後のダストは窒素雰囲気下で酸化を防止して、再酸化
率8wt%の状態で電気炉で再利用した。電気炉操業に
は特に問題は見られなかった。
%、CO2 :5%、窒素:25% ダストの最高加熱温度:870℃ 炉内滞留時間 :55分 ガス使用量 :130Nm3 /原料ダスト−t この処理によって、ダストの鉄還元率90wt%、亜鉛
除去率66wt%、鉛除去率98wt%が得られた。処
理後のダストは窒素雰囲気下で酸化を防止して、再酸化
率8wt%の状態で電気炉で再利用した。電気炉操業に
は特に問題は見られなかった。
【0020】非鉄金属分離後のガスは外熱用に全量使用
した。 (実施例2)処理前のダスト成分を表2に示す。このダ
ストは塩素濃度が高いので、脱塩素処理を行った。脱塩
素処理は、ダストをブリケットにして水を注ぐ方法であ
るが、これにより塩素分を0.6%まで低減できた。こ
れを還元のための加熱炉に連続的に装入、排出した。ダ
スト還元のために用いた加熱炉は実施例1と同じであ
る。
した。 (実施例2)処理前のダスト成分を表2に示す。このダ
ストは塩素濃度が高いので、脱塩素処理を行った。脱塩
素処理は、ダストをブリケットにして水を注ぐ方法であ
るが、これにより塩素分を0.6%まで低減できた。こ
れを還元のための加熱炉に連続的に装入、排出した。ダ
スト還元のために用いた加熱炉は実施例1と同じであ
る。
【0021】
【表2】
【0022】加熱処理条件は次のとおりである。 炉内供給ガス:vol%で、水素:45%、CO:24
%、CO2 :5%、窒素;25% ダストの最高加熱温度:850℃ 炉内滞留時間 :59分 ガス使用量 :145Nm3 /原料ダスト−t この処理によって、ダストの鉄還元率87wt%、亜鉛
除去率63wt%、鉛除去率96wt%が得られた。処
理後のダストは窒素雰囲気下で酸化を防止して、再酸化
率7wt%の状態で電気炉で再利用した。電気炉操業に
は特に問題は見られなかった。
%、CO2 :5%、窒素;25% ダストの最高加熱温度:850℃ 炉内滞留時間 :59分 ガス使用量 :145Nm3 /原料ダスト−t この処理によって、ダストの鉄還元率87wt%、亜鉛
除去率63wt%、鉛除去率96wt%が得られた。処
理後のダストは窒素雰囲気下で酸化を防止して、再酸化
率7wt%の状態で電気炉で再利用した。電気炉操業に
は特に問題は見られなかった。
【0023】非鉄金属分離後のガスは外熱用に全量使用
した。なお、この原料を用いた場合、塩素を除かないで
処理した場合に比べると、容器の寿命が5倍になった。
した。なお、この原料を用いた場合、塩素を除かないで
処理した場合に比べると、容器の寿命が5倍になった。
【0024】
【発明の効果】本発明によって、製鋼炉ダストのリサイ
クル使用を経済的に行うことができ、資源、環境の点か
ら効果が大きい。
クル使用を経済的に行うことができ、資源、環境の点か
ら効果が大きい。
【図1】ダスト中の鉄分の還元率と亜鉛の還元・蒸発に
よる除去率の関係を示す図である。
よる除去率の関係を示す図である。
【図2】ダストの亜鉛除去率と亜鉛単位量除去のための
必要水素ガス量の関係を示す図である。
必要水素ガス量の関係を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小谷 精一 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 児玉 和哉 兵庫県姫路市飾磨区中島字一文字3007番地 山陽特殊製鋼株式会社内 (72)発明者 重住 忠義 兵庫県姫路市飾磨区中島字一文字3007番地 山陽特殊製鋼株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 製鋼炉から発生したダストを、外熱され
た加熱炉に装入して、水素を10〜100vol%含有
するガスを供給して鉄分の70〜100wt%を還元す
るとともに、装入原料中に存在していた亜鉛分の50w
t%以上80wt%未満を還元・蒸発によって分離する
ことを特徴とする製鋼炉発生ダストを製鋼原料として再
使用するための処理方法。 - 【請求項2】 製鋼炉から発生したダストを、水洗によ
って塩素分を1.0wt%以下まで除去する第1工程に
引き続き、外熱された加熱炉において、水素を10〜1
00vol%含有するガスを供給して鉄分の70〜10
0wt%を還元するとともに、装入原料に存在していた
亜鉛分の50wt%以上80wt%未満を還元・蒸発に
よって分離する第2工程からなることを特徴とする製鋼
炉発生ダストを製鋼原料として再使用するための処理方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3664794A JPH07242955A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 製鋼炉発生ダストを製鋼原料として再使用するための処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3664794A JPH07242955A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 製鋼炉発生ダストを製鋼原料として再使用するための処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07242955A true JPH07242955A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12475651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3664794A Pending JPH07242955A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 製鋼炉発生ダストを製鋼原料として再使用するための処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07242955A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009249711A (ja) * | 2008-04-09 | 2009-10-29 | Chubu Recycle Kk | 処理物からの金属回収方法 |
| JP2012251186A (ja) * | 2011-06-01 | 2012-12-20 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 予備還元塊成化物の製造方法 |
-
1994
- 1994-03-08 JP JP3664794A patent/JPH07242955A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009249711A (ja) * | 2008-04-09 | 2009-10-29 | Chubu Recycle Kk | 処理物からの金属回収方法 |
| JP2012251186A (ja) * | 2011-06-01 | 2012-12-20 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 予備還元塊成化物の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2671053B2 (ja) | 亜鉛含有ダストからの有価金属の回収方法 | |
| CN101827951B (zh) | 含铜和其他贵金属的残渣的回收 | |
| JPS63262428A (ja) | ダストの処理方法 | |
| US2754199A (en) | Method of recovering aluminous metal from freshly skimmed dross | |
| JP3338701B2 (ja) | クロム含有金属の製造方法 | |
| JPH06279878A (ja) | 特に使用済み蓄電池の活物質からの鉛の回収方法とこの方法に用いる電気炉 | |
| JPH07242955A (ja) | 製鋼炉発生ダストを製鋼原料として再使用するための処理方法 | |
| JP3317658B2 (ja) | 鉄鋼産廃からの金属の回収方法 | |
| TW554046B (en) | Production of stainless steels, especially steels containing chromium and chromium-nickel | |
| JPH09291317A (ja) | 鉄含有ニッケル廃材の処理方法 | |
| CA1143166A (en) | Recovery of nickel and other metallic values from waste | |
| JP4387618B2 (ja) | 銅転炉スラグからの銅の回収方法 | |
| JPH05125458A (ja) | 亜鉛めつき鋼板屑の脱亜鉛方法 | |
| SU711137A1 (ru) | Способ переработки отработанных железоникелевых аккумул торов на товарный ферроникель | |
| JPS6167726A (ja) | 高亜鉛含鉄ダストからの有価金属回収方法 | |
| JPS6337173B2 (ja) | ||
| JPS60251234A (ja) | 高亜鉛含鉄ダストからの有価金属回収方法 | |
| KR900006695B1 (ko) | 제강 더스트로 부터의 유가금속 회수방법 | |
| JPH05125459A (ja) | 亜鉛めつき鋼板屑の脱亜鉛方法 | |
| JP2946136B2 (ja) | 亜鉛鍍金鋼板屑の脱亜鉛方法 | |
| JPH0213017B2 (ja) | ||
| JPS61257432A (ja) | 銅からの不純物の分離回収方法 | |
| JPH1121612A (ja) | 鋼の溶製方法 | |
| JP3187461B2 (ja) | スラグ溶融還元処理方法 | |
| JP2002322517A (ja) | 鉛滓再生装置及び鉛滓再生方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001114 |