JPH11280408A - 蒸気タービンの制御方法 - Google Patents
蒸気タービンの制御方法Info
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- JPH11280408A JPH11280408A JP8134798A JP8134798A JPH11280408A JP H11280408 A JPH11280408 A JP H11280408A JP 8134798 A JP8134798 A JP 8134798A JP 8134798 A JP8134798 A JP 8134798A JP H11280408 A JPH11280408 A JP H11280408A
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Abstract
による圧力上昇に起因する蒸気タービン内部の急速な温
度上昇を防止し、蒸気タービンの信頼性を向上する。 【解決手段】 主蒸気止め弁1と蒸気加減弁2及び1段
もしくは複数段の抽気加減弁4,6,8を有する蒸気タ
ービンの制御方法であって、蒸気タービンの起動過程或
は停止過程等の抽気制御範囲外の運転時においては、各
抽気加減弁4,6,8を自動的に全開とする。
Description
混圧加減弁を有する蒸気タービンの制御方法に関する。
ービンの概略構成を示す図であって、図示しないボイラ
で発生した主蒸気が主蒸気止め弁1、蒸気加減弁2を経
て高圧タービン3に導入され、そこで仕事を行った蒸気
は第1抽気加減弁4を経て第1中圧タービン5に導入さ
れる。また、第1中圧タービン5から排出された蒸気は
第2抽気加減弁6を経て第2中圧タービン7に導入さ
れ、さらに第3抽気加減弁8を経て低圧タービン9に導
入される。そして、低圧タービン9で仕事を行った蒸気
は排気管10を経て図示しない復水器等に排出される。
一方、上記高圧タービン3、第1中圧タービン5、第2
中圧タービン7、及び低圧タービン9は発電機11に連
結されており、各タービンにより発電機11が駆動され
発電が行われる。
6、及び第3抽気加減弁8の上流側にはそれぞれ第1抽
気管12、第2抽気管13、及び第3抽気管14が接続
されており、各抽気管を経て所定圧の抽気が抽出され、
所定個所に送られる。
を示す図であり、高圧タービン3から排出された主蒸気
に混圧止め弁15を経て供給される蒸気が混合され、そ
の混合された蒸気が混圧蒸気加減弁16を通って第1中
圧タービン5に導入される。
もたない蒸気タービンの各加減弁の弁開度と負荷制御信
号の関係は、通常図7に示すように設定されている。す
なわち、負荷の上昇にしたがい、蒸気加減弁2に先行し
て低圧段落側の第3抽気加減弁8より第2抽気加減弁
6、第1抽気加減弁4と順次開くようにしてあり、抽気
制御運転特性を優先しながらも、制御が簡便なようにリ
ニアな特性カーブに沿って開くようにしてある。
の弁開度と負荷制御信号の関係は、リニアであって制御
が簡便である特徴を有している。しかしながら、全周噴
射/部分噴射切替装置を持たない蒸気タービンでは一つ
の弁の全閉から全開の範囲で全負荷に対応しなければな
らない。例えば、20atgを越える抽気圧力設定の高
い抽気加減弁段落では、抽気制御運転特性を維持しつつ
リニアな特性で低流量を流そうとすると、通常運転時と
の蒸気条件の違いによる体積流量の違いから、特に無負
荷時等低圧力、低流量時には抽気加減弁をかなり小さな
開度に保持する必要がある。そのため抽気加減弁開度の
リニア特性が成立せず、抽気加減弁自身による絞りが発
生し、圧力上昇から温度上昇を引き起こす場合があり、
そのために抽気加減弁の負荷制御信号に対する弁開度特
性を得るように試運転時に微調整する必要がある等の問
題があった。
ビンや混圧タービンも高圧高温化が進み、抽気管12の
圧力、或いは混圧部17の圧力も20atgを越え、例
えば60atg或いはそれ以上の蒸気タービンの需要も
高まっている。したがって、前述のように低流量時に当
該抽気加減弁4及び混圧蒸気加減弁16自身の絞りによ
る圧力上昇に起因する蒸気タービン内部の急速な温度上
昇が蒸気タービンの抽気部及び混圧部17の最高使用温
度を越える可能性がある。また、図8に示す蒸気タービ
ンロータ18と、蒸気タービン車室19及びノズル20
等の静止部との伸び差が大きくなることによる軸方向接
触や蒸気タービンロータ18の熱応力過大により当該ロ
ータの寿命が急速に消費される可能性がある。
等の弁自身の絞りによる圧力上昇に起因する蒸気タービ
ン内部の急速な温度上昇を防止し、蒸気タービンの信頼
性を向上し得る蒸気タービン制御方法を得ることを目的
とする。
め弁と蒸気加減弁及び1段もしくは複数段の抽気加減弁
を有する蒸気タービンの制御方法において、その蒸気タ
ービンの起動過程或いは停止過程等の抽気制御範囲外の
運転時においては、各抽気加減弁を自動的に全開とする
ことを特徴とする。
て、高圧第1段出口温度および各抽気温度を監視し、温
度上昇率と抽気温度値によって各抽気加減弁を自動的に
開方向に制御することを特徴とする。
気加減弁を有するとともに、主蒸気と混圧蒸気との合流
後の段落に混圧加減弁を有する蒸気タービンの制御方法
において、その蒸気タービンの混圧蒸気制御範囲外の運
転時に、上記混圧加減弁を自動的に全開とすることを特
徴とする。
第1段出口温度及び混圧加減弁蒸気室温度を監視し、温
度上昇率と混圧加減弁蒸気室温度値により、混圧加減弁
を自動的に開方向に制御することを特徴とする。
加減弁及び第1段もしくは複数段の抽気加減弁を有する
とともに、混圧加減弁を有する蒸気タービンの制御方法
において、蒸気タービンの起動過程或いは停止過程等の
抽気制御範囲外の運転時においては、各抽気加減弁を自
動的に全開とし、混圧蒸気制御範囲外の運転時において
は混圧加減弁も自動的に全開とすることを特徴とする。
第1段出口温度と混圧加減弁蒸気室温度及び抽気温度を
監視し、温度上昇率と混圧加減弁蒸気室温度値及び各抽
気温度により、各抽気加減弁及び混圧加減弁を自動的に
開方向へ制御することを特徴とする。
いずれかにおいて、無負荷運転または初負荷以下の運転
時に、第1段出口圧力が1ata(−0.03atg)
以上となる場合、蒸気加減弁より下流にある全ての加減
弁が初負荷保持まで自動的に全開されることを特徴とす
る。
発明のいずれかにおいて、無負荷運転または初負荷以下
の運転時に、第1段出口圧力が1ata(−0.03a
tg)以上となる場合、蒸気加減弁より下流にある全て
の加減弁が各加減弁の圧力制御範囲となるまで自動的に
全開されることを特徴とする。
の実施の形態について説明する。図1は、図5に示す3
段抽気タービンにおいて、抽気制御運転範囲外での抽気
加減弁4,6,8の弁開度と負荷制御信号との関係を示
す図であり、高圧タービン3の上流側の暖気完了且つそ
の他起動条件が整った段階で主蒸気止め弁1は全開され
るが、蒸気加減弁2が開き始める前に第1,第2,第3
抽気加減弁4,6,8がミニマム開度から自動で全開さ
れる。そして、蒸気加減弁2が開き始め、蒸気タービン
の回転数がターニング回転数からラブチェック、ヒート
ソークを経て定格回転数に達した後、併入され、初負荷
で保持される。
でリニアに開いていくが、各抽気加減弁は低圧側の第3
抽気弁8より第2抽気加減弁6、第1抽気加減弁4と順
次抽気制御運転に入るため、図1にa,b,cで示すよ
うに、第3抽気加減弁8から順次各抽気加減弁が閉方向
に自動的に動き、従来のリニアな負荷特性カーブ上に乗
り抽気制御に移行する。またタービンの停止過程ではこ
れと逆に制御される。このように、無負荷及び低負荷、
低流量時において、各抽気加減弁4,6,8はほぼ全開
状態で制御され、図7に示す従来のようなミニマム開度
で弁が絞られた状態から開方向に制御されるものと異な
り、各抽気加減弁4,6,8が一旦全開し、その後負荷
上昇に伴なって圧力が上昇していくと、逆に弁が閉方向
に制御され、低負荷、低流量域における圧力制御が行わ
れる。
或いは停止過程の抽気制御範囲外の運転時においては、
各抽気加減弁は大きく開いているため、従来のように弁
の絞りによる圧力上昇を招き、それに起因した蒸気ター
ビン内部の急速な温度上昇が防止される。
について説明したが図6に示すような混圧タービンにつ
いても適用できる。すなわち、蒸気タービンの起動過程
等の混圧蒸気制御範囲外の運転時には混圧加減弁16が
前記抽気加減弁と同様に自動的に全開される。したがっ
て、混圧加減弁16の絞りによって圧力上昇が生ずるこ
とが防止される。また、上記抽気加減弁及び混圧加減弁
の両者を有するものにも適用することができる。
御ロジック図であって、抽気制御運転範囲外で抽気口温
度を計測し、この温度信号を用いて蒸気タービン各部の
最高使用温度を越えているか否か判定する。そして、最
高使用温度を越えていない場合は、温度変化率を計算
し、その変化率が所定値より大きいか否か判定し、温度
変化率が大きくない場合には運転を継続する。一方温度
変化率が大きい場合には、当該抽気加減弁が抽気制御運
転範囲外の運転モードであるか否か判定してその抽気制
御運転範囲外であれば、当該抽気加減弁に全開指令信号
が出力される。
であり、抽気制御運転範囲外である場合には、直ちに当
該抽気加減弁に全開指令信号が出力される。
よる圧力上昇に起因する蒸気タービン内部の急速な温度
上昇が防止される。
す制御ロジック図であって、第1段内面メタル温度を計
測し、この温度信号を用いてロータ熱応力及び熱応力変
化率を計算する。そして、この熱応力及び熱応力変化率
が大きくない場合には、抽気加減弁全開指令解除信号が
出される。一方、熱応力及び熱応力変化率が大きい場合
には、抽気制御運転範囲外の運転モードか否かが判定さ
れ、抽気制御運転範囲外の運転モードの場合には抽気加
減弁全開指令信号が出力される。また上記運転モードで
ない場合には負荷維持運転及び回転数一定運転指令が出
力される。
る圧力上昇に起因する蒸気タービン内部の急速な温度上
昇が防止される。
す制御ロジック図であり、第1段出口圧力を計測し、そ
の第1段出口圧力が−0.03atg以上か否か判定
し、その圧力が−0.03atg以上の場合には、R>
RTすなわちロータ回転数Rがターニング回転数RTよ
り大きく、初負荷以下か否かを判定し、R>RTで初負
荷以下の場合には抽気加減弁に全開指令が出される。
以上でない場合には、抽気加減弁全開指令が解除され、
またR>RTで初負荷以下でない場合にはその時点の運
転が継続される。しかして、この実施の態様において
は、無負荷運転または初負荷以下の運転時に当該第1段
出口圧力が−0.03atg以上の場合には抽気加減弁
を全開にすることによって温度上昇を抑制することがで
きる。
いては抽気タービンについて説明したが、混圧タービン
についても適用することができ、混圧制御運転範囲外で
混圧加減弁を自動的に全開させることもできる。
御運転範囲外または混圧制御運転範囲外では、抽気加減
弁または混圧加減弁を全開に制御されるようにしたの
で、弁自身の絞りによる圧力上昇に起因する蒸気タービ
ン内部の急速な温度上昇を防止することができる。した
がって、蒸気タービン各部の最高使用温度を越えた運用
が防止され、蒸気タービンロータと蒸気タービン車室及
びノズル等の静止部との伸び差大による軸方向接触が防
止され、さらに蒸気タービン車軸の過大な熱応力発生を
防止することができ、蒸気タービンとしての信頼性の大
幅な向上と長寿命化が可能となる等の効果を奏する。
信号との関係を示す図。
図。
ック図。
図。
構成図。
信号との関係を示す図。
を示す構造図。
Claims (8)
- 【請求項1】主蒸気止め弁と蒸気加減弁及び1段もしく
は複数段の抽気加減弁を有する蒸気タービンの制御方法
において、その蒸気タービンの起動過程或いは停止過程
等の抽気制御範囲外の運転時においては、各抽気加減弁
を自動的に全開とすることを特徴とする蒸気タービンの
制御方法。 - 【請求項2】各抽気温度を監視し、温度上昇率と抽気温
度値によって各抽気加減弁を自動的に開方向に制御する
ことを特徴とする、請求項1記載の蒸気タービンの制御
方法。 - 【請求項3】主蒸気止め弁と蒸気加減弁を有するととも
に、主蒸気と混圧蒸気との合流後の段落に混圧加減弁を
有する蒸気タービンの制御方法において、その蒸気ター
ビンの混圧蒸気制御範囲外の運転時に、上記混圧加減弁
を自動的に全開とすることを特徴とする蒸気タービンの
制御方法。 - 【請求項4】高圧第1段出口温度及び混圧加減弁蒸気室
温度を監視し、温度上昇率と混圧加減弁蒸気室温度値に
より、混圧加減弁を自動的に開方向に制御することを特
徴とする、請求項3記載の蒸気タービンの制御方法。 - 【請求項5】主蒸気止め弁と蒸気加減弁及び1段もしく
は複数段の抽気加減弁を有するとともに、混圧加減弁を
有する蒸気タービンの制御方法において、蒸気タービン
の起動過程或いは停止過程等の抽気制御範囲外の運転時
においては、各抽気加減弁を自動的に全開とし、混圧蒸
気制御範囲外の運転時においては混圧加減弁も自動的に
全開とすることを特徴とする蒸気タービンの制御方法。 - 【請求項6】高圧第1段出口温度と混圧加減弁蒸気室温
度及び抽気温度を監視し、温度上昇率と混圧加減弁蒸気
室温度値及び各抽気温度により、各抽気加減弁及び混圧
加減弁を自動的に開方向へ制御することを特徴とする、
請求項5記載の蒸気タービンの制御方法。 - 【請求項7】無負荷運転または初負荷以下の運転時に、
第1段出口圧力が1ata(−0.03atg)以上と
なる場合、蒸気加減弁より下流にある全ての加減弁が各
加減弁の圧力制御範囲となるまで自動的に全開されるこ
とを特徴とする、請求項1,3,5のいずれかに記載の
蒸気タービンの制御方法。 - 【請求項8】無負荷運転または初負荷以下の運転時に、
第1段出口圧力が1ata(−0.03atg)以上と
なる場合、蒸気加減弁より下流にある全ての加減弁が各
加減弁の圧力制御範囲となるまで自動的に全開されるこ
とを特徴とする、請求項1,3,5のいずれかに記載の
蒸気タービンの制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08134798A JP3959172B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 蒸気タービンの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08134798A JP3959172B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 蒸気タービンの制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11280408A true JPH11280408A (ja) | 1999-10-12 |
| JP3959172B2 JP3959172B2 (ja) | 2007-08-15 |
Family
ID=13743843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08134798A Expired - Fee Related JP3959172B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 蒸気タービンの制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3959172B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009228617A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Pan Pacific Copper Co Ltd | 蒸気タービン、蒸気タービンプラントシステム及び蒸気タービンの出力増強方法 |
| JP2011525587A (ja) * | 2008-06-23 | 2011-09-22 | シーメンス アクティエンゲゼルシャフト | 蒸気パワープラント |
| EP2642090A1 (de) * | 2012-03-19 | 2013-09-25 | MAN Diesel & Turbo SE | Dampfturbine und Verfahren zum Betrieb einer Dampfturbine |
| JP2014025801A (ja) * | 2012-07-26 | 2014-02-06 | Toshiba Corp | 加圧水型原子力プラント及びその蒸気供給方法 |
| CN103646162A (zh) * | 2013-11-12 | 2014-03-19 | 国电科学技术研究院 | 一种汽轮机主蒸汽压力运行曲线及其优化方法 |
| CN106499452A (zh) * | 2016-11-04 | 2017-03-15 | 国网山东省电力公司电力科学研究院 | 提升调整抽汽式汽轮机组一次调频补偿能力的控制方法及系统 |
| JP2020041449A (ja) * | 2018-09-07 | 2020-03-19 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 太陽熱発電設備 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP08134798A patent/JP3959172B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2020041449A (ja) * | 2018-09-07 | 2020-03-19 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 太陽熱発電設備 |
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| JP3959172B2 (ja) | 2007-08-15 |
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