JPH07243379A - ポンプ装置 - Google Patents
ポンプ装置Info
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- JPH07243379A JPH07243379A JP5656694A JP5656694A JPH07243379A JP H07243379 A JPH07243379 A JP H07243379A JP 5656694 A JP5656694 A JP 5656694A JP 5656694 A JP5656694 A JP 5656694A JP H07243379 A JPH07243379 A JP H07243379A
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Landscapes
- Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部への流体の漏れが起こらず、かつ吐出流
体の脈動が少ないポンプ装置を提供する。 【構成】 このポンプ装置は、ポンプ21とその駆動回
路を備えている。ポンプ21は、円環状のシリンダ22
を備えており、その中に回転子24、30が上下2段に
収納されている。両回転子24、30は、その円周方向
に極性が交互に配置された磁石を有している。両回転子
24、30には、ピストン28、34がそれぞれ取り付
けられている。シリンダ22には、流体20の吸入口3
6および吐出口38が連通されている。シリンダ22外
であって回転子24、30の内側には、それらとの間で
ステッピングモータを構成する固定子40、46が上下
2段に配置されている。シリンダ22の壁面部には、ピ
ストン28、34を検出するセンサ51〜53が設けら
れている。駆動回路は、このセンサ51〜53からの信
号に応答して固定子40、46への通電を制御し、回転
子24、30およびピストン28、34を交互に1回転
ずつ回転させる。
体の脈動が少ないポンプ装置を提供する。 【構成】 このポンプ装置は、ポンプ21とその駆動回
路を備えている。ポンプ21は、円環状のシリンダ22
を備えており、その中に回転子24、30が上下2段に
収納されている。両回転子24、30は、その円周方向
に極性が交互に配置された磁石を有している。両回転子
24、30には、ピストン28、34がそれぞれ取り付
けられている。シリンダ22には、流体20の吸入口3
6および吐出口38が連通されている。シリンダ22外
であって回転子24、30の内側には、それらとの間で
ステッピングモータを構成する固定子40、46が上下
2段に配置されている。シリンダ22の壁面部には、ピ
ストン28、34を検出するセンサ51〜53が設けら
れている。駆動回路は、このセンサ51〜53からの信
号に応答して固定子40、46への通電を制御し、回転
子24、30およびピストン28、34を交互に1回転
ずつ回転させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば水のような液
体、空気のような気体、微粒子のような粒子状体等の流
体を送出するポンプに関し、より具体的には、円環状の
シリンダ内で磁力によって旋回させられる二つのピスト
ンを有するポンプに関する。
体、空気のような気体、微粒子のような粒子状体等の流
体を送出するポンプに関し、より具体的には、円環状の
シリンダ内で磁力によって旋回させられる二つのピスト
ンを有するポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来のポンプ装置の一例を示
す概略図である。このポンプ装置は、ポンプ1とそれを
駆動するモータ11とから成り、ポンプ1は、円筒状の
シリンダ2と、その中に収納された円筒状のピストン4
と、それを上下させるクランク8と、それを回転させる
駆動軸10と、シリンダ2の上部に設けられた流体20
の吸入口12および吐出口16と、それらの入口部に設
けられた吸入弁14および吐出弁18とを備えている。
ピストン4とシリンダ2間はパッキン6によってシール
されている。駆動軸10にはモータ11が結合されてい
る。
す概略図である。このポンプ装置は、ポンプ1とそれを
駆動するモータ11とから成り、ポンプ1は、円筒状の
シリンダ2と、その中に収納された円筒状のピストン4
と、それを上下させるクランク8と、それを回転させる
駆動軸10と、シリンダ2の上部に設けられた流体20
の吸入口12および吐出口16と、それらの入口部に設
けられた吸入弁14および吐出弁18とを備えている。
ピストン4とシリンダ2間はパッキン6によってシール
されている。駆動軸10にはモータ11が結合されてい
る。
【0003】流体20は、例えば水、油のような液体、
空気、各種ガスのような気体、微粒子のような粒子状体
等である。
空気、各種ガスのような気体、微粒子のような粒子状体
等である。
【0004】このポンプ装置においては、モータ11に
よってポンプ1の駆動軸10およびクランク8を回転さ
せ、その働きでピストン4を上下させる。ピストン4が
下降する時、吸入弁14が開き、吸入口12からシリン
ダ2内に流体20が吸入される。その時、吐出弁18は
閉じていて流体20の吐出はしない。ピストン4が上昇
する時、吸入弁14は閉じて吐出弁18が開く。これに
より、吸入口12からの流体20の吸入は停止して、吐
出口16から流体20の吐出が行われる。
よってポンプ1の駆動軸10およびクランク8を回転さ
せ、その働きでピストン4を上下させる。ピストン4が
下降する時、吸入弁14が開き、吸入口12からシリン
ダ2内に流体20が吸入される。その時、吐出弁18は
閉じていて流体20の吐出はしない。ピストン4が上昇
する時、吸入弁14は閉じて吐出弁18が開く。これに
より、吸入口12からの流体20の吸入は停止して、吐
出口16から流体20の吐出が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記ポンプ装置におい
ては、ポンプ1のパッキン6が摩耗すると、シリンダ2
内の流体20がパッキン6の部分を通してクランク部へ
漏れ、ひいては外部へ漏れ出るという問題がある。
ては、ポンプ1のパッキン6が摩耗すると、シリンダ2
内の流体20がパッキン6の部分を通してクランク部へ
漏れ、ひいては外部へ漏れ出るという問題がある。
【0006】このような流体、取り分け液体の漏れは、
例えば電気配線に近い所に配置されるポンプ、医療機械
用のポンプ、化学機械用のポンプ等においては特に深刻
な問題となる。
例えば電気配線に近い所に配置されるポンプ、医療機械
用のポンプ、化学機械用のポンプ等においては特に深刻
な問題となる。
【0007】また、上記ポンプ装置では、流体20の吸
入中は吐出ができず、流体20の吐出中は吸入ができな
いので、1サイクル中の吐出期間の割合は約50%であ
り、そのため吐出する流体20の脈動が大きいという問
題がある。
入中は吐出ができず、流体20の吐出中は吸入ができな
いので、1サイクル中の吐出期間の割合は約50%であ
り、そのため吐出する流体20の脈動が大きいという問
題がある。
【0008】このような脈動を軽減するためには、従来
は吐出口16の先に平滑装置を設ける必要があり、その
ようにすると構成が複雑化する。
は吐出口16の先に平滑装置を設ける必要があり、その
ようにすると構成が複雑化する。
【0009】そこでこの発明は、外部への流体の漏れが
起こらず、かつ吐出流体の脈動が少ないポンプ装置を提
供することを主たる目的とする。
起こらず、かつ吐出流体の脈動が少ないポンプ装置を提
供することを主たる目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のポンプ装置は、(イ)円環状のシリンダ
と、このシリンダ内にそれと同軸状に上下2段に収納さ
れた円環状の第1および第2の回転子であってその円周
方向に極性が交互に配置された磁石をそれぞれ有するも
のと、この各回転子にそれぞれ取り付けられた第1およ
び第2のピストンであって互いにシリンダ内の同一空間
を旋回するようにシリンダ内に収納されたものと、シリ
ンダに連通した吸入口および吐出口であって互いにシリ
ンダの円周方向に各ピストンの長さと同程度以上の間隔
をあけて設けられたものと、シリンダ外の近傍に設けら
れていて第1の回転子の磁石に対向配置された多相のコ
イルを有する第1の固定子と、シリンダ外の近傍に設け
られていて第2の回転子の磁石に対向配置された多相の
コイルを有する第2の固定子と、シリンダの壁面部に設
けられていて第1および第2のピストンの位置を検出す
るセンサとを備えるポンプと、(ロ)前記ポンプのセン
サからの信号に応答して第1および第2の固定子のコイ
ルへの通電を制御して第1および第2の回転子の回転を
制御し、第1および第2の回転子にそれぞれ取り付けら
れた第1および第2のピストンの内の一方を吸入口と吐
出口との間に停止させておき、その間に他方のピストン
をシリンダ内で旋回させる動作を、第1および第2のピ
ストンで交互に行わせる機能を有する駆動回路、とを備
えることを特徴とする。
め、この発明のポンプ装置は、(イ)円環状のシリンダ
と、このシリンダ内にそれと同軸状に上下2段に収納さ
れた円環状の第1および第2の回転子であってその円周
方向に極性が交互に配置された磁石をそれぞれ有するも
のと、この各回転子にそれぞれ取り付けられた第1およ
び第2のピストンであって互いにシリンダ内の同一空間
を旋回するようにシリンダ内に収納されたものと、シリ
ンダに連通した吸入口および吐出口であって互いにシリ
ンダの円周方向に各ピストンの長さと同程度以上の間隔
をあけて設けられたものと、シリンダ外の近傍に設けら
れていて第1の回転子の磁石に対向配置された多相のコ
イルを有する第1の固定子と、シリンダ外の近傍に設け
られていて第2の回転子の磁石に対向配置された多相の
コイルを有する第2の固定子と、シリンダの壁面部に設
けられていて第1および第2のピストンの位置を検出す
るセンサとを備えるポンプと、(ロ)前記ポンプのセン
サからの信号に応答して第1および第2の固定子のコイ
ルへの通電を制御して第1および第2の回転子の回転を
制御し、第1および第2の回転子にそれぞれ取り付けら
れた第1および第2のピストンの内の一方を吸入口と吐
出口との間に停止させておき、その間に他方のピストン
をシリンダ内で旋回させる動作を、第1および第2のピ
ストンで交互に行わせる機能を有する駆動回路、とを備
えることを特徴とする。
【0011】
【作用】上記ポンプ装置を構成するポンプにおいては、
第1の回転子と第1の固定子および第2の回転子と第2
の固定子は、それぞれステッピングモータを構成してい
る。
第1の回転子と第1の固定子および第2の回転子と第2
の固定子は、それぞれステッピングモータを構成してい
る。
【0012】従って、駆動回路によってポンプの第1お
よび第2の固定子への通電を上記のように制御すると、
第1および第2の回転子は交互に一回転ずつ回転し、そ
れと共に、それらに取り付けられた第1および第2のピ
ストンはシリンダ内で交互に一回転ずつ旋回する。しか
も、旋回しない方のピストンは、吸入口と吐出口との間
に停止させられて、両者間を仕切る弁の働きをする。
よび第2の固定子への通電を上記のように制御すると、
第1および第2の回転子は交互に一回転ずつ回転し、そ
れと共に、それらに取り付けられた第1および第2のピ
ストンはシリンダ内で交互に一回転ずつ旋回する。しか
も、旋回しない方のピストンは、吸入口と吐出口との間
に停止させられて、両者間を仕切る弁の働きをする。
【0013】このような第1および第2のピストンの作
用によって、吸入口から流体が吸入されるのと同時に、
吐出口から流体が吐出される。
用によって、吸入口から流体が吸入されるのと同時に、
吐出口から流体が吐出される。
【0014】しかも、このポンプ装置においては、二つ
のピストンおよびそれを旋回させる回転子を円環状のシ
リンダ内に収納し、当該回転子への動力の伝達をシリン
ダ外から磁力によって行うようにしていて、ピストンは
閉じられたループ内を旋回するので、外部への流体の漏
れが起こらない。
のピストンおよびそれを旋回させる回転子を円環状のシ
リンダ内に収納し、当該回転子への動力の伝達をシリン
ダ外から磁力によって行うようにしていて、ピストンは
閉じられたループ内を旋回するので、外部への流体の漏
れが起こらない。
【0015】また、1サイクル中に流体を吸入かつ吐出
できない期間は、第1のピストンと第2のピストンが旋
回を交代するわずかの期間であるため、1サイクル中の
吐出期間の割合が非常に大きく、従って吐出流体の脈動
が少ない。
できない期間は、第1のピストンと第2のピストンが旋
回を交代するわずかの期間であるため、1サイクル中の
吐出期間の割合が非常に大きく、従って吐出流体の脈動
が少ない。
【0016】
【実施例】図1は、この発明に係るポンプ装置を構成す
るポンプの一例を示す概略横断面図である。図2ないし
図6は、図1のポンプの他の動作状態を示す概略横断面
図である。図7は、図1のポンプを構成する第1および
第2の回転子ならびに第1および第2の固定子を示す分
解斜視図である。
るポンプの一例を示す概略横断面図である。図2ないし
図6は、図1のポンプの他の動作状態を示す概略横断面
図である。図7は、図1のポンプを構成する第1および
第2の回転子ならびに第1および第2の固定子を示す分
解斜視図である。
【0017】この実施例のポンプ装置は、上記図に示す
ようなポンプ21と、その駆動用の図9に示すような駆
動回路60とを備えている。
ようなポンプ21と、その駆動用の図9に示すような駆
動回路60とを備えている。
【0018】まずポンプ21について説明すると、この
ポンプ21は、円環状のシリンダ22を備えており、そ
の中に旋回可能に、当該シリンダ22と同軸状に第1お
よび第2の回転子24および30が上下2段に収納され
ている。図1ないし図6では、下側の回転子24は図に
表れていない(後述する下側の固定子40についても同
様)。シリンダ22を形成する材料は、例えばステンレ
ス、真鍮、樹脂等の非磁性体から成る。
ポンプ21は、円環状のシリンダ22を備えており、そ
の中に旋回可能に、当該シリンダ22と同軸状に第1お
よび第2の回転子24および30が上下2段に収納され
ている。図1ないし図6では、下側の回転子24は図に
表れていない(後述する下側の固定子40についても同
様)。シリンダ22を形成する材料は、例えばステンレ
ス、真鍮、樹脂等の非磁性体から成る。
【0019】各回転子24および30は、円環状をして
おり、この実施例ではその内周面の部分に円周方向に、
極性が交互に配置された磁石26および32をそれぞれ
有している。両磁石26および32は、永久磁石であ
り、かつこの実施例では互いに同じ極数である。両磁石
26および32は、それぞれ、一つの円環状の磁石に複
数の極性を形成したものでも良いし、複数の磁石を円環
状に配置したものでも良い。この実施例は後者の例であ
る。
おり、この実施例ではその内周面の部分に円周方向に、
極性が交互に配置された磁石26および32をそれぞれ
有している。両磁石26および32は、永久磁石であ
り、かつこの実施例では互いに同じ極数である。両磁石
26および32は、それぞれ、一つの円環状の磁石に複
数の極性を形成したものでも良いし、複数の磁石を円環
状に配置したものでも良い。この実施例は後者の例であ
る。
【0020】各回転子24および30には、この実施例
ではその外周面の部分に、第1および第2のピストン2
8および34がそれぞれ取り付けられている。ピストン
28は下側の回転子24から立ち上がるように、ピスト
ン34は上側の回転子30から下がるように取り付けら
れており、それによって、互いにシリンダ22内の同一
空間を旋回するようにシリンダ22内に収納されてい
る。
ではその外周面の部分に、第1および第2のピストン2
8および34がそれぞれ取り付けられている。ピストン
28は下側の回転子24から立ち上がるように、ピスト
ン34は上側の回転子30から下がるように取り付けら
れており、それによって、互いにシリンダ22内の同一
空間を旋回するようにシリンダ22内に収納されてい
る。
【0021】各ピストン28および34には、それらと
シリンダ22の壁面間をシールするパッキンを設けても
良く、そのようにすれば流体20をより効率的に駆動す
ることができるが、そのようにせずに、ピストン28お
よび34の加工精度を高める等してそれら自身でシリン
ダ22の壁面との間をシールする機能をある程度持たせ
ても良く、そのようにすればパッキンが不要になるので
構造がより簡単になる。この実施例は後者の例である。
シリンダ22の壁面間をシールするパッキンを設けても
良く、そのようにすれば流体20をより効率的に駆動す
ることができるが、そのようにせずに、ピストン28お
よび34の加工精度を高める等してそれら自身でシリン
ダ22の壁面との間をシールする機能をある程度持たせ
ても良く、そのようにすればパッキンが不要になるので
構造がより簡単になる。この実施例は後者の例である。
【0022】シリンダ22には、より具体的にはこの実
施例ではその外側の壁面部には、シリンダ22に連通し
た流体20の吸入口36および吐出口38が設けられて
いる。この吸入口36と吐出口38間には、シリンダ2
2の円周方向に各ピストン28および34の長さと同程
度以上の間隔があけられている。これは、ピストン28
および34によって交互に、吸入口36と吐出口38と
の間を仕切る弁の作用をさせるためである。
施例ではその外側の壁面部には、シリンダ22に連通し
た流体20の吸入口36および吐出口38が設けられて
いる。この吸入口36と吐出口38間には、シリンダ2
2の円周方向に各ピストン28および34の長さと同程
度以上の間隔があけられている。これは、ピストン28
および34によって交互に、吸入口36と吐出口38と
の間を仕切る弁の作用をさせるためである。
【0023】流体20は、例えば水、油のような液体、
空気、各種ガスのような気体、微粒子のような粒子状体
等である。
空気、各種ガスのような気体、微粒子のような粒子状体
等である。
【0024】シリンダ22の外側であって、この実施例
ではそのループの内側近傍には、即ち第1および第2の
回転子24および30の内側には、それらに対応するよ
うに上下2段に配置された第1および第2の固定子40
および46が設けられている。両固定子40および46
は、この実施例では、シリンダ22の内側の壁面を形成
する部分内に埋め込まれている。
ではそのループの内側近傍には、即ち第1および第2の
回転子24および30の内側には、それらに対応するよ
うに上下2段に配置された第1および第2の固定子40
および46が設けられている。両固定子40および46
は、この実施例では、シリンダ22の内側の壁面を形成
する部分内に埋め込まれている。
【0025】各固定子40および46は、多極の鉄心4
2および48と、それに巻かれた多相のコイル44およ
び50をそれぞれ有しており、それらは回転子24およ
び30の磁石26および32に内側からそれぞれ対向す
るように配置されている。図1ないし図6中のa〜d
は、その相を表す。
2および48と、それに巻かれた多相のコイル44およ
び50をそれぞれ有しており、それらは回転子24およ
び30の磁石26および32に内側からそれぞれ対向す
るように配置されている。図1ないし図6中のa〜d
は、その相を表す。
【0026】このような第1の固定子40と第1の回転
子24および第2の固定子46と第2の回転子30は、
それぞれステッピングモータを構成しており、回転子2
4は固定子40との相互作用によって、回転子30は固
定子46との相互作用によって、それぞれ回転させられ
る。
子24および第2の固定子46と第2の回転子30は、
それぞれステッピングモータを構成しており、回転子2
4は固定子40との相互作用によって、回転子30は固
定子46との相互作用によって、それぞれ回転させられ
る。
【0027】両固定子40および46の極数は、この実
施例では互いに同数である。また、この固定子40およ
び46の極数と、回転子24および30の磁石26およ
び32の極数とは、互いに同数でも良いが、異数にする
と、機械的に両者間の位相がずれて、回転子24および
30の回転方向が構造上一定に定まるので、制御系にお
いて回転方向を定める制御を行わなくて済む。この実施
例は異数にした例である。
施例では互いに同数である。また、この固定子40およ
び46の極数と、回転子24および30の磁石26およ
び32の極数とは、互いに同数でも良いが、異数にする
と、機械的に両者間の位相がずれて、回転子24および
30の回転方向が構造上一定に定まるので、制御系にお
いて回転方向を定める制御を行わなくて済む。この実施
例は異数にした例である。
【0028】シリンダ22の外側の壁面部であって吸入
口36と吐出口38との間には、第1および第2のピス
トン28および34がその前に来たことを検出する第1
のセンサ51が設けられている。即ち、このセンサ51
は、ピストン28および34の両方を検出する。
口36と吐出口38との間には、第1および第2のピス
トン28および34がその前に来たことを検出する第1
のセンサ51が設けられている。即ち、このセンサ51
は、ピストン28および34の両方を検出する。
【0029】シリンダ22の外側の壁面部であって吐出
口38の矢印Aに示すようなピストン回転方向とは逆の
側方には、第1および第2のピストン28および34が
その前に来たことを検出する第2のセンサ52が設けら
れている。即ちこのセンサ52も、ピストン28および
34の両方を検出する。
口38の矢印Aに示すようなピストン回転方向とは逆の
側方には、第1および第2のピストン28および34が
その前に来たことを検出する第2のセンサ52が設けら
れている。即ちこのセンサ52も、ピストン28および
34の両方を検出する。
【0030】シリンダ22の外側の壁面部であって吸入
口36と吐出口38との間には、第1のピストン28が
その前に来たことを検出する第3のセンサ53が設けら
れている。即ちこのセンサ53は、第1のピストン28
のみを検出する。
口36と吐出口38との間には、第1のピストン28が
その前に来たことを検出する第3のセンサ53が設けら
れている。即ちこのセンサ53は、第1のピストン28
のみを検出する。
【0031】この第1ないし第3のセンサ51〜53
は、この実施例ではいずれも磁気センサであり、図8に
も示すように、第1および第2のセンサ51および52
は上側に、第3のセンサ53は下側に配置している。ま
た、第1および第2のピストン28および34の上部中
央部の互いにほぼ同じ個所に、第1および第2の磁気セ
ンサ51および52によって共に検出される磁石片56
および57をそれぞれ設けており、第1のピストン28
の下部に第3の磁気センサ53によって検出される磁石
片58を設けている。このような構成によって、ピスト
ン28および34が前述したような位置に来たことを磁
気的に検出するようにしている。
は、この実施例ではいずれも磁気センサであり、図8に
も示すように、第1および第2のセンサ51および52
は上側に、第3のセンサ53は下側に配置している。ま
た、第1および第2のピストン28および34の上部中
央部の互いにほぼ同じ個所に、第1および第2の磁気セ
ンサ51および52によって共に検出される磁石片56
および57をそれぞれ設けており、第1のピストン28
の下部に第3の磁気センサ53によって検出される磁石
片58を設けている。このような構成によって、ピスト
ン28および34が前述したような位置に来たことを磁
気的に検出するようにしている。
【0032】この実施例のように第1ないし第3のセン
サ51〜53に磁気センサを用い、第1および第2のピ
ストン28および34の上記のような位置に磁石片56
〜58を設けておけば、磁気を利用するので、シリンダ
22内の両ピストン28、34をシリンダ22外から容
易に検出することができる。
サ51〜53に磁気センサを用い、第1および第2のピ
ストン28および34の上記のような位置に磁石片56
〜58を設けておけば、磁気を利用するので、シリンダ
22内の両ピストン28、34をシリンダ22外から容
易に検出することができる。
【0033】もっとも、センサ51〜53には、磁気セ
ンサ以外のセンサ、例えば光によってピストン28およ
び34が前述したような位置に来たことを検出する光セ
ンサを用いても良い。その場合は、シリンダ22の壁面
に光センサの光が透過する透明の窓材のようなものを設
けておくと共に、ピストン28および34に当該光の反
射板を設けておけば良い。
ンサ以外のセンサ、例えば光によってピストン28およ
び34が前述したような位置に来たことを検出する光セ
ンサを用いても良い。その場合は、シリンダ22の壁面
に光センサの光が透過する透明の窓材のようなものを設
けておくと共に、ピストン28および34に当該光の反
射板を設けておけば良い。
【0034】次に、駆動回路60について説明すると、
図9に示すように、この駆動回路60は、上記のような
センサ51〜53からの信号を受けて固定子40および
46のコイル44および50への通電を制御する制御回
路62と、この制御回路62からの制御信号を増幅して
励磁電流をコイル44および50にそれぞれ供給するド
ライバ64および66とを備えている。
図9に示すように、この駆動回路60は、上記のような
センサ51〜53からの信号を受けて固定子40および
46のコイル44および50への通電を制御する制御回
路62と、この制御回路62からの制御信号を増幅して
励磁電流をコイル44および50にそれぞれ供給するド
ライバ64および66とを備えている。
【0035】制御回路62、ひいてはこの駆動回路60
は、前記ポンプ21の第1および第2の固定子40およ
び46のコイル44および50にその相を切り換えなが
ら通電し、第3のセンサ53がオンになった時に第1の
固定子40のコイル44の一定の相に通電し、更に第2
のセンサ52がオンになった時に第1の固定子40のコ
イル44にその相を切り換えながら通電し、その後第1
のセンサ51がオンかつ第3のセンサ53がオフになっ
た時に第2の固定子46のコイル50の一定の相に通電
し、更に第2のセンサ52がオンになった時に第2の固
定子46のコイル50にその相を切り換えながら通電
し、その後第1のセンサ51および第3のセンサ53が
オンになった時に第1の固定子40のコイル44の一定
の相に通電し、更に第2のセンサ52がオンになった時
に第1の固定子40のコイル44にその相を切り換えな
がら通電する機能を有している。
は、前記ポンプ21の第1および第2の固定子40およ
び46のコイル44および50にその相を切り換えなが
ら通電し、第3のセンサ53がオンになった時に第1の
固定子40のコイル44の一定の相に通電し、更に第2
のセンサ52がオンになった時に第1の固定子40のコ
イル44にその相を切り換えながら通電し、その後第1
のセンサ51がオンかつ第3のセンサ53がオフになっ
た時に第2の固定子46のコイル50の一定の相に通電
し、更に第2のセンサ52がオンになった時に第2の固
定子46のコイル50にその相を切り換えながら通電
し、その後第1のセンサ51および第3のセンサ53が
オンになった時に第1の固定子40のコイル44の一定
の相に通電し、更に第2のセンサ52がオンになった時
に第1の固定子40のコイル44にその相を切り換えな
がら通電する機能を有している。
【0036】この駆動回路60による固定子40および
46への通電制御の詳細例を図10を参照しながら説明
する。
46への通電制御の詳細例を図10を参照しながら説明
する。
【0037】この図10のフローチャートは、大別すれ
ば、第1および第2の回転子24および30、即ちピ
ストン28および34の原点出し動作(ステップ81〜
85)、第1の回転子24、即ち第1のピストン28
を旋回させる動作(ステップ86〜90)、および第
2の回転子30、即ち第2のピストン34を旋回させる
動作(ステップ91〜95)から成る。
ば、第1および第2の回転子24および30、即ちピ
ストン28および34の原点出し動作(ステップ81〜
85)、第1の回転子24、即ち第1のピストン28
を旋回させる動作(ステップ86〜90)、および第
2の回転子30、即ち第2のピストン34を旋回させる
動作(ステップ91〜95)から成る。
【0038】まず、ピストン28および34が任意の位
置の時、固定子40および46のコイル44および50
にその相を半時計方向に切り換えながら通電する(ステ
ップ81および82)。例えば、図1は固定子46のa
相に、図2はb相に、図3はc相にそれぞれ通電してい
る状態を示す。
置の時、固定子40および46のコイル44および50
にその相を半時計方向に切り換えながら通電する(ステ
ップ81および82)。例えば、図1は固定子46のa
相に、図2はb相に、図3はc相にそれぞれ通電してい
る状態を示す。
【0039】このように固定子40および46に相を切
り換えて通電すると、ステッピングモータと同様の作用
によって、回転子24および30は矢印Aに示す時計方
向に回転する。例えば、図1の状態において固定子46
への通電を図2の通電状態に切り換えると、固定子46
のb相がS極となるから、回転子30の磁石32のN極
と引き合うと共にS極と反発し、回転子30は矢印Aに
示す時計方向に1ステップ回転する。同様に、図2の状
態において固定子46への通電を図3の通電状態に切り
換えると、回転子30は更に時計方向に1ステップ回転
する。固定子40および回転子24についても同様であ
る。
り換えて通電すると、ステッピングモータと同様の作用
によって、回転子24および30は矢印Aに示す時計方
向に回転する。例えば、図1の状態において固定子46
への通電を図2の通電状態に切り換えると、固定子46
のb相がS極となるから、回転子30の磁石32のN極
と引き合うと共にS極と反発し、回転子30は矢印Aに
示す時計方向に1ステップ回転する。同様に、図2の状
態において固定子46への通電を図3の通電状態に切り
換えると、回転子30は更に時計方向に1ステップ回転
する。固定子40および回転子24についても同様であ
る。
【0040】以上がステップ81および82の動作であ
り、やがて第1のピストン28が第3のセンサ53の前
へ来てセンサ53がオンになる(ステップ83)。これ
が図1に示す状態である。ここで第3のセンサ53で判
断するのは、第1のセンサ51ではピストン28と34
とを区別できないからである。この状態で、固定子40
には、相を切り換えるのではなく一定の相に通電して、
回転子24およびピストン28を停止させる(ステップ
84)。
り、やがて第1のピストン28が第3のセンサ53の前
へ来てセンサ53がオンになる(ステップ83)。これ
が図1に示す状態である。ここで第3のセンサ53で判
断するのは、第1のセンサ51ではピストン28と34
とを区別できないからである。この状態で、固定子40
には、相を切り換えるのではなく一定の相に通電して、
回転子24およびピストン28を停止させる(ステップ
84)。
【0041】その間も、固定子46には相を切り換えて
通電しており、それによって回転子30およびピストン
34は図2に示すように回転を続けており、やがてピス
トン34がセンサ52の前へ来てセンサ52がオンする
(ステップ85)。これが図3に示す状態であり、これ
でピストン28がセンサ51および53の前に、ピスト
ン34がセンサ52の前にそれぞれ来たので、原点出し
動作は終了する。
通電しており、それによって回転子30およびピストン
34は図2に示すように回転を続けており、やがてピス
トン34がセンサ52の前へ来てセンサ52がオンする
(ステップ85)。これが図3に示す状態であり、これ
でピストン28がセンサ51および53の前に、ピスト
ン34がセンサ52の前にそれぞれ来たので、原点出し
動作は終了する。
【0042】次いで、固定子40に相を切り換えて通電
する(ステップ86)。勿論このときも、固定子46に
は相を切り換えて通電しており、これによってピストン
28および34は、図4に示すように時計方向に旋回す
る。
する(ステップ86)。勿論このときも、固定子46に
は相を切り換えて通電しており、これによってピストン
28および34は、図4に示すように時計方向に旋回す
る。
【0043】その後、第2のピストン34がセンサ51
の前へ来ると、センサ51はオンになるが(ステップ8
7)、センサ53はオフのままであり(ステップ8
8)、これによってピストン34がセンサ51の前に来
たことが分かるので、固定子46の一定の相に通電して
ピストン34をそこに停止させる(ステップ89)。こ
れが図5に示す状態である。この状態で、ピストン34
は吸入口36と吐出口38との間を仕切る弁の働きをす
る。
の前へ来ると、センサ51はオンになるが(ステップ8
7)、センサ53はオフのままであり(ステップ8
8)、これによってピストン34がセンサ51の前に来
たことが分かるので、固定子46の一定の相に通電して
ピストン34をそこに停止させる(ステップ89)。こ
れが図5に示す状態である。この状態で、ピストン34
は吸入口36と吐出口38との間を仕切る弁の働きをす
る。
【0044】その間も、固定子40には相を切り換えて
通電しており、それによってピストン28のみは図6に
示すように旋回を続けており、それによってピストン2
8の後方側が負圧になると共に前方側が正圧になるの
で、吸入口36から流体20が吸入されると共に、先に
吸入されていた流体20が吐出口38から吐出される。
即ち、ピストン28によってポンプ作用が行われる。
通電しており、それによってピストン28のみは図6に
示すように旋回を続けており、それによってピストン2
8の後方側が負圧になると共に前方側が正圧になるの
で、吸入口36から流体20が吸入されると共に、先に
吸入されていた流体20が吐出口38から吐出される。
即ち、ピストン28によってポンプ作用が行われる。
【0045】ピストン28が1周近く旋回すると、それ
がセンサ52の前へ来てセンサ52がオンになる(ステ
ップ90)。それに応答して、固定子46にも相を切り
換えて通電すると、ピストン28および34は共に時計
方向に旋回する。
がセンサ52の前へ来てセンサ52がオンになる(ステ
ップ90)。それに応答して、固定子46にも相を切り
換えて通電すると、ピストン28および34は共に時計
方向に旋回する。
【0046】その後、第1のピストン28がセンサ51
の前へ来ると、センサ51がオンになる(ステップ9
2)と共にセンサ53もオンになり(ステップ93)、
これによってピストン28がセンサ51の前に来たこと
が分かるので、固定子40の一定の相に通電してピスト
ン28をそこに停止させる(ステップ94)。この状態
で、今度はピストン28が吸入口36と吐出口38との
間を仕切る弁の働きをする。
の前へ来ると、センサ51がオンになる(ステップ9
2)と共にセンサ53もオンになり(ステップ93)、
これによってピストン28がセンサ51の前に来たこと
が分かるので、固定子40の一定の相に通電してピスト
ン28をそこに停止させる(ステップ94)。この状態
で、今度はピストン28が吸入口36と吐出口38との
間を仕切る弁の働きをする。
【0047】その間も、固定子46には相を切り換えて
通電しており、それによってピストン34のみは旋回を
続けており、それによってピストン34の後方側が負圧
になると共に前方側が正圧になるので、吸入口36から
流体20が吸入される共に、先に吸入されていた流体2
0が吐出口38から吐出される。即ち、今度はピストン
34によってポンプ作用が行われる。
通電しており、それによってピストン34のみは旋回を
続けており、それによってピストン34の後方側が負圧
になると共に前方側が正圧になるので、吸入口36から
流体20が吸入される共に、先に吸入されていた流体2
0が吐出口38から吐出される。即ち、今度はピストン
34によってポンプ作用が行われる。
【0048】ピストン34が1周近く旋回すると、それ
がセンサ52の前へ来てセンサ52がオンになる(ステ
ップ95)。それ以降は、運転を停止するか否かを判断
し(ステップ96)、停止しなければ、ステップ86に
戻って上記と同様の動作が繰り返される。
がセンサ52の前へ来てセンサ52がオンになる(ステ
ップ95)。それ以降は、運転を停止するか否かを判断
し(ステップ96)、停止しなければ、ステップ86に
戻って上記と同様の動作が繰り返される。
【0049】このように、このポンプ装置においては、
二つのピストン28、34およびそれを旋回させる回転
子24、30を円環状のシリンダ22内に収納し、当該
回転子24、30への動力の伝達をシリンダ22外から
磁力によって行うようにしていて、ピストン28および
34は閉じられたループ内を旋回するので、即ち従来例
のようにシリンダの内外をシールするパッキンを用いて
いないので、外部への流体20の漏れが起こらない。
二つのピストン28、34およびそれを旋回させる回転
子24、30を円環状のシリンダ22内に収納し、当該
回転子24、30への動力の伝達をシリンダ22外から
磁力によって行うようにしていて、ピストン28および
34は閉じられたループ内を旋回するので、即ち従来例
のようにシリンダの内外をシールするパッキンを用いて
いないので、外部への流体20の漏れが起こらない。
【0050】しかも、1サイクル中に流体20を吸入か
つ吐出できない期間は、第1のピストン28と第2のピ
ストン34とが旋回を交代するわずかの期間であるた
め、1サイクル中の吐出期間の割合が非常に大きく、従
って吐出流体の脈動が少ない。
つ吐出できない期間は、第1のピストン28と第2のピ
ストン34とが旋回を交代するわずかの期間であるた
め、1サイクル中の吐出期間の割合が非常に大きく、従
って吐出流体の脈動が少ない。
【0051】例えば、第1のピストン28と第2のピス
トン34とが旋回を交代する期間は、それらの回転角度
で言うと、両ピストン28、34の中心間の角度であり
(例えば図3から図5に移るまでの角度を参照)、これ
は両ピストン28、34のシリンダ円周方向の長さによ
って決まるが、45度程度以下にすることは十分に可能
であり、その場合、1サイクル中の吐出期間の割合は、
(360−45)/360なる計算から約88%にもな
り、従来例の約50%に比べて遙かに大きい。
トン34とが旋回を交代する期間は、それらの回転角度
で言うと、両ピストン28、34の中心間の角度であり
(例えば図3から図5に移るまでの角度を参照)、これ
は両ピストン28、34のシリンダ円周方向の長さによ
って決まるが、45度程度以下にすることは十分に可能
であり、その場合、1サイクル中の吐出期間の割合は、
(360−45)/360なる計算から約88%にもな
り、従来例の約50%に比べて遙かに大きい。
【0052】上記交代期間が45度より大きくなったと
しても、1サイクル中の吐出期間の割合として、80%
程度以上を確保することは、このポンプ装置においては
容易である。
しても、1サイクル中の吐出期間の割合として、80%
程度以上を確保することは、このポンプ装置においては
容易である。
【0053】以上は、第1および第2の固定子40およ
び46を、第1および第2の回転子24および30の内
側にそれぞれ配置した例である。そのようにすれば、シ
リンダ22のループの内側の空間を有効に利用している
ので、ポンプ21全体を小型化することができる。
び46を、第1および第2の回転子24および30の内
側にそれぞれ配置した例である。そのようにすれば、シ
リンダ22のループの内側の空間を有効に利用している
ので、ポンプ21全体を小型化することができる。
【0054】その他、例えば図11に示す実施例のよう
に、固定子40および46を、回転子24および30の
外側にそれぞれ配置しても良い。そのようにすれば、回
転子24および30を大きな半径で駆動することができ
るので、回転子24および30に対する駆動トルクを高
めて流体20の吐出圧を高めることができる。
に、固定子40および46を、回転子24および30の
外側にそれぞれ配置しても良い。そのようにすれば、回
転子24および30を大きな半径で駆動することができ
るので、回転子24および30に対する駆動トルクを高
めて流体20の吐出圧を高めることができる。
【0055】また、例えば図12に示す実施例のよう
に、固定子40および46を、回転子24および30の
上下方向に配置しても良い。この例では、固定子40を
回転子24の下方に、固定子46を回転子30の上方に
それぞれ配置している。そのようにすれば、より立体的
な配置になるので、ポンプ21全体の平面寸法をより小
さくすることができる。
に、固定子40および46を、回転子24および30の
上下方向に配置しても良い。この例では、固定子40を
回転子24の下方に、固定子46を回転子30の上方に
それぞれ配置している。そのようにすれば、より立体的
な配置になるので、ポンプ21全体の平面寸法をより小
さくすることができる。
【0056】なお、駆動回路60によって固定子40お
よび46のコイル44および50にその相を切り換えて
通電するタイミングや、通電時の電流の大きさ等を、一
定にするのではなく変化させるようにしても良く、その
ようにすれば、その変化させる特性によって、ポンプ2
1からの単位時間当りの吐出量の制御を行うことも可能
になる。
よび46のコイル44および50にその相を切り換えて
通電するタイミングや、通電時の電流の大きさ等を、一
定にするのではなく変化させるようにしても良く、その
ようにすれば、その変化させる特性によって、ポンプ2
1からの単位時間当りの吐出量の制御を行うことも可能
になる。
【0057】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、二つの
ピストンおよびそれを旋回させる回転子を円環状のシリ
ンダ内に収納し、当該回転子への動力の伝達をシリンダ
外から磁力によって行うようにしていて、ピストンは閉
じられたループ内を旋回するので、外部への流体の漏れ
が起こらない。
ピストンおよびそれを旋回させる回転子を円環状のシリ
ンダ内に収納し、当該回転子への動力の伝達をシリンダ
外から磁力によって行うようにしていて、ピストンは閉
じられたループ内を旋回するので、外部への流体の漏れ
が起こらない。
【0058】しかも、1サイクル中に流体を吸入かつ吐
出できない期間は、第1のピストンと第2のピストンが
旋回を交代するわずかの期間であるため、1サイクル中
の吐出期間の割合が非常に大きく、従って吐出流体の脈
動が少ない。
出できない期間は、第1のピストンと第2のピストンが
旋回を交代するわずかの期間であるため、1サイクル中
の吐出期間の割合が非常に大きく、従って吐出流体の脈
動が少ない。
【0059】また、第1ないし第3のセンサに磁気セン
サを用い、第1および第2のピストンの上記のような位
置に磁石片を設けておけば、磁気を利用するので、シリ
ンダ内の両ピストンをシリンダ外から容易に検出するこ
とができる。
サを用い、第1および第2のピストンの上記のような位
置に磁石片を設けておけば、磁気を利用するので、シリ
ンダ内の両ピストンをシリンダ外から容易に検出するこ
とができる。
【0060】また、第1および第2の固定子を第1およ
び第2の回転子の内側にそれぞれ配置すれば、ポンプ全
体の小型化を図ることができる。
び第2の回転子の内側にそれぞれ配置すれば、ポンプ全
体の小型化を図ることができる。
【0061】また、第1および第2の固定子を第1およ
び第2の回転子の外側にそれぞれ配置すれば、両回転子
の回転トルクを高めて流体の吐出圧を高めることが容易
になる。
び第2の回転子の外側にそれぞれ配置すれば、両回転子
の回転トルクを高めて流体の吐出圧を高めることが容易
になる。
【0062】また、第1および第2の固定子を第1およ
び第2の回転子の上下方向にそれぞれ配置すれば、ポン
プ全体の平面寸法をより小さくすることができる。
び第2の回転子の上下方向にそれぞれ配置すれば、ポン
プ全体の平面寸法をより小さくすることができる。
【図1】この発明に係るポンプ装置を構成するポンプの
一例を示す概略横断面図である。
一例を示す概略横断面図である。
【図2】図1のポンプの他の動作状態を示す概略横断面
図である。
図である。
【図3】図1のポンプの他の動作状態を示す概略横断面
図である。
図である。
【図4】図1のポンプの他の動作状態を示す概略横断面
図である。
図である。
【図5】図1のポンプの他の動作状態を示す概略横断面
図である。
図である。
【図6】図1のポンプの他の動作状態を示す概略横断面
図である。
図である。
【図7】図1のポンプを構成する第1および第2の回転
子ならびに第1および第2の固定子を示す分解斜視図で
ある。
子ならびに第1および第2の固定子を示す分解斜視図で
ある。
【図8】第1ないし第3のセンサの一例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図9】駆動回路の一例を示すブロック図である。
【図10】図9の駆動回路による通電制御の一例を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図11】この発明に係るポンプ装置を構成するポンプ
の他の例を示す概略縦断面図である。
の他の例を示す概略縦断面図である。
【図12】この発明に係るポンプ装置を構成するポンプ
の更に他の例を示す概略縦断面図である。
の更に他の例を示す概略縦断面図である。
【図13】従来のポンプ装置の一例を示す概略図であ
る。
る。
20 流体 21 ポンプ 22 シリンダ 24 第1の回転子 26 磁石 28 第1のピストン 30 第2の回転子 32 磁石 34 第2のピストン 36 吸入口 38 吐出口 40 第1の固定子 44 コイル 46 第2の固定子 50 コイル 51 第1のセンサ 52 第2のセンサ 53 第3のセンサ 56〜58 磁石片 60 駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 尚孝 大阪府大阪市淀川区三国本町1丁目10番40 号 和泉電気株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】(イ)円環状のシリンダと、このシリンダ
内にそれと同軸状に上下2段に収納された円環状の第1
および第2の回転子であってその円周方向に極性が交互
に配置された磁石をそれぞれ有するものと、この各回転
子にそれぞれ取り付けられた第1および第2のピストン
であって互いにシリンダ内の同一空間を旋回するように
シリンダ内に収納されたものと、シリンダに連通した吸
入口および吐出口であって互いにシリンダの円周方向に
各ピストンの長さと同程度以上の間隔をあけて設けられ
たものと、シリンダ外の近傍に設けられていて第1の回
転子の磁石に対向配置された多相のコイルを有する第1
の固定子と、シリンダ外の近傍に設けられていて第2の
回転子の磁石に対向配置された多相のコイルを有する第
2の固定子と、シリンダの壁面部に設けられていて第1
および第2のピストンの位置を検出するセンサとを備え
るポンプと、 (ロ)前記ポンプのセンサからの信号に応答して第1お
よび第2の固定子のコイルへの通電を制御して第1およ
び第2の回転子の回転を制御し、第1および第2の回転
子にそれぞれ取り付けられた第1および第2のピストン
の内の一方を吸入口と吐出口との間に停止させておき、
その間に他方のピストンをシリンダ内で旋回させる動作
を、第1および第2のピストンで交互に行わせる機能を
有する駆動回路、とを備えることを特徴とするポンプ装
置。 - 【請求項2】 前記センサが、ポンプの吸入口と吐出口
との間に設けられていて第1および第2のピストンがそ
の前に来たことを検出する第1のセンサと、吐出口のピ
ストン回転方向とは逆の側方に設けられていて第1およ
び第2のピストンがその前に来たことを検出する第2の
センサと、吸入口と吐出口との間に設けられていて第1
のピストンがその前に来たことを検出する第3のセンサ
とから成り、前記駆動回路が、前記ポンプの第1および
第2の固定子のコイルにその相を切り換えながら通電
し、第3のセンサがオンになった時に第1の固定子のコ
イルの一定の相に通電し、更に第2のセンサがオンにな
った時に第1の固定子のコイルにその相を切り換えなが
ら通電し、その後第1のセンサがオンかつ第3のセンサ
がオフになった時に第2の固定子のコイルの一定の相に
通電し、更に第2のセンサがオンになった時に第2の固
定子のコイルにその相を切り換えながら通電し、その後
第1のセンサおよび第3のセンサがオンになった時に第
1の固定子のコイルの一定の相に通電し、更に第2のセ
ンサがオンになった時に第1の固定子のコイルにその相
を切り換えながら通電する機能を有する請求項1記載の
ポンプ装置。 - 【請求項3】 前記第1ないし第3のセンサが第1ない
し第3の磁気センサであり、第1および第2のピストン
のほぼ同じ個所にこの第1および第2の磁気センサによ
って検出される磁石片を設け、第1のピストンの他の個
所に第3のセンサによって検出される磁石片を設けてい
る請求項2記載のポンプ装置。 - 【請求項4】 前記第1および第2の固定子を、前記第
1および第2の回転子の内側にそれぞれ配置している請
求項1、2または3記載のポンプ装置。 - 【請求項5】 前記第1および第2の固定子を、前記第
1および第2の回転子の外側にそれぞれ配置している請
求項1、2または3記載のポンプ装置。 - 【請求項6】 前記第1および第2の固定子を、前記第
1および第2の回転子の上下方向にそれぞれ配置してい
る請求項1、2または3記載のポンプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5656694A JPH07243379A (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5656694A JPH07243379A (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | ポンプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07243379A true JPH07243379A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=13030691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5656694A Pending JPH07243379A (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | ポンプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07243379A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113048034A (zh) * | 2019-12-27 | 2021-06-29 | 攀天藤(深圳)科技有限公司 | 内配流变容泵 |
-
1994
- 1994-03-01 JP JP5656694A patent/JPH07243379A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113048034A (zh) * | 2019-12-27 | 2021-06-29 | 攀天藤(深圳)科技有限公司 | 内配流变容泵 |
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