JPH07243469A - 油圧緩衝器 - Google Patents
油圧緩衝器Info
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- JPH07243469A JPH07243469A JP3470294A JP3470294A JPH07243469A JP H07243469 A JPH07243469 A JP H07243469A JP 3470294 A JP3470294 A JP 3470294A JP 3470294 A JP3470294 A JP 3470294A JP H07243469 A JPH07243469 A JP H07243469A
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- shock absorber
- hydraulic shock
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スプリング部材の耐久性を確保しつつ、不要
な振動の発生を阻止して異音を防止することができ、か
つこれをリバウンド時の性能を犠牲にすることなく実現
できる油圧緩衝器を得る。 【構成】 油圧緩衝器10では、リバウンドスプリング
36は、ブッシュ20及びスペーサ38(Cリング4
0)に圧入ではなく単に圧縮状態(予荷重を付与された
状態)で保持されている。Cリング40の内径寸法はス
トッパプレート34の外径寸法よりも大きく形成されて
おり、リバウンド時にはストッパプレート34がスペー
サ38に当接可能である。したがって、リバウンドスプ
リング36は常に自由端となる部分がなく、不要に振動
して異音を発生することが防止でき、耐久性が低下する
こともない。
な振動の発生を阻止して異音を防止することができ、か
つこれをリバウンド時の性能を犠牲にすることなく実現
できる油圧緩衝器を得る。 【構成】 油圧緩衝器10では、リバウンドスプリング
36は、ブッシュ20及びスペーサ38(Cリング4
0)に圧入ではなく単に圧縮状態(予荷重を付与された
状態)で保持されている。Cリング40の内径寸法はス
トッパプレート34の外径寸法よりも大きく形成されて
おり、リバウンド時にはストッパプレート34がスペー
サ38に当接可能である。したがって、リバウンドスプ
リング36は常に自由端となる部分がなく、不要に振動
して異音を発生することが防止でき、耐久性が低下する
こともない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のサスペンション
を構成する油圧緩衝器に関する。
を構成する油圧緩衝器に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のサスペンションを構成する油圧緩
衝器においては、ピストンロッドが連結されたピストン
がシリンダ内で移動することによって外部入力を緩衝す
るが、ピストンロッドが伸び側へ過度に移動することを
防止するために、ピストンロッドにゴム製のリバウンド
ストッパが取り付けられている。このリバウンドストッ
パが、シリンダー端部に配置されたロッドガイドに係合
することにより、ピストンロッドの伸び側への過度の移
動が制限される構成である。
衝器においては、ピストンロッドが連結されたピストン
がシリンダ内で移動することによって外部入力を緩衝す
るが、ピストンロッドが伸び側へ過度に移動することを
防止するために、ピストンロッドにゴム製のリバウンド
ストッパが取り付けられている。このリバウンドストッ
パが、シリンダー端部に配置されたロッドガイドに係合
することにより、ピストンロッドの伸び側への過度の移
動が制限される構成である。
【0003】一方、ピストンロッドの伸び側への移動を
効率よく規制するために、前述の如きリバウンドストッ
パに代えて、リバウンドスプリングを備えた油圧緩衝器
が知られている。
効率よく規制するために、前述の如きリバウンドストッ
パに代えて、リバウンドスプリングを備えた油圧緩衝器
が知られている。
【0004】この種の油圧緩衝器では、ピストンロッド
の周囲にリバウンドスプリングが配置されており、ピス
トンロッドの伸び側への移動の際にはこのリバウンドス
プリングが縮長されてピストンロッドの移動を規制する
構成である。したがって、単にリバウンドストッパがピ
ストンロッドの所定範囲を越える移動を制限するものに
比べて、伸び側移動時(リバウンド時)の性能がさらに
向上されている。
の周囲にリバウンドスプリングが配置されており、ピス
トンロッドの伸び側への移動の際にはこのリバウンドス
プリングが縮長されてピストンロッドの移動を規制する
構成である。したがって、単にリバウンドストッパがピ
ストンロッドの所定範囲を越える移動を制限するものに
比べて、伸び側移動時(リバウンド時)の性能がさらに
向上されている。
【0005】ところで、このようなリバウンドスプリン
グを備えた従来の油圧緩衝器においては、ピストンロッ
ドの周囲に配置されたリバウンドスプリングは、その端
部外径をシリンダの内径よりも若干大きく形成してシリ
ンダ内に圧入して取り付けられたり、その端部内径をピ
ストンロッドの外径よりも若干小さく形成してピストン
ロッドに圧入して取り付けられていた。このため、リバ
ウンドスプリングの耐久性が劣る欠点があった。特に、
圧入によって端部が固定されたリバウンドスプリングで
は、長期間の使用により圧入代がなくなって正規の固定
状態を維持できなくなる可能性が高く、したがってこの
場合にはリバウンドスプリングがシリンダ内で不要に移
動して異音を発生する。また、端部を圧入によって固定
する構成では、組付性が悪く、圧入時にシリンダ内壁を
損傷したり切粉が落ちてバルブの目詰まりの原因となる
恐れもあった。
グを備えた従来の油圧緩衝器においては、ピストンロッ
ドの周囲に配置されたリバウンドスプリングは、その端
部外径をシリンダの内径よりも若干大きく形成してシリ
ンダ内に圧入して取り付けられたり、その端部内径をピ
ストンロッドの外径よりも若干小さく形成してピストン
ロッドに圧入して取り付けられていた。このため、リバ
ウンドスプリングの耐久性が劣る欠点があった。特に、
圧入によって端部が固定されたリバウンドスプリングで
は、長期間の使用により圧入代がなくなって正規の固定
状態を維持できなくなる可能性が高く、したがってこの
場合にはリバウンドスプリングがシリンダ内で不要に移
動して異音を発生する。また、端部を圧入によって固定
する構成では、組付性が悪く、圧入時にシリンダ内壁を
損傷したり切粉が落ちてバルブの目詰まりの原因となる
恐れもあった。
【0006】そこで、このような欠点を改善するため
に、リバウンドスプリングに対応するロッドガイドの下
端部外周面に溝を設けた油圧緩衝器が提案されている
(実開平3−43140号公報)。
に、リバウンドスプリングに対応するロッドガイドの下
端部外周面に溝を設けた油圧緩衝器が提案されている
(実開平3−43140号公報)。
【0007】前記公報に示された油圧緩衝器では、ロッ
ドガイドに設けられた溝にリバウンドスプリングが係止
されてアッセンブリ化され、前述の如き圧入工程が不要
となり、シリンダ内壁の損傷等の可能性も大幅に低減さ
れる。
ドガイドに設けられた溝にリバウンドスプリングが係止
されてアッセンブリ化され、前述の如き圧入工程が不要
となり、シリンダ内壁の損傷等の可能性も大幅に低減さ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記油
圧緩衝器においては、リバウンドスプリングはその端部
内径をロッドガイドの溝部の径よりも若干小さく形成
し、依然としてこの端部を溝内へ押し込んで取り付ける
構成であるため、依然としてリバウンドスプリングの耐
久性が劣る欠点が残存していた。また、リバウンドスプ
リングの一端部はロッドガイドの溝によって係止される
ものの、他端部は自由端とされた構成であるため、リバ
ウンドスプリングが不要に振動して異音を発生する可能
性も大きく、これらの点において改善の余地があった。
圧緩衝器においては、リバウンドスプリングはその端部
内径をロッドガイドの溝部の径よりも若干小さく形成
し、依然としてこの端部を溝内へ押し込んで取り付ける
構成であるため、依然としてリバウンドスプリングの耐
久性が劣る欠点が残存していた。また、リバウンドスプ
リングの一端部はロッドガイドの溝によって係止される
ものの、他端部は自由端とされた構成であるため、リバ
ウンドスプリングが不要に振動して異音を発生する可能
性も大きく、これらの点において改善の余地があった。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、スプリング部
材の耐久性を確保しつつ、不要な振動の発生を阻止して
異音を防止することができ、かつこれをピストンロッド
の伸び側移動時(リバウンド時)の性能を犠牲にするこ
となく実現できる油圧緩衝器を得ることが目的である。
材の耐久性を確保しつつ、不要な振動の発生を阻止して
異音を防止することができ、かつこれをピストンロッド
の伸び側移動時(リバウンド時)の性能を犠牲にするこ
となく実現できる油圧緩衝器を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の油
圧緩衝器は、流体を充填したシリンダと、該シリンダ内
に摺動可能に配置されると共に前記シリンダ内の室を区
画するピストンと、一端が前記ピストンに連結し他端が
前記シリンダの外部へ延出したピストンロッドと、前記
ピストンの摺動に伴い減衰力を発生する減衰力発生機構
と、前記ピストンの過度の移動を規制するスプリング機
構と、を有する油圧緩衝器において、前記スプリング機
構が、予荷重を与えられた状態で保持されたスプリング
部材から成ることを特徴としている。
圧緩衝器は、流体を充填したシリンダと、該シリンダ内
に摺動可能に配置されると共に前記シリンダ内の室を区
画するピストンと、一端が前記ピストンに連結し他端が
前記シリンダの外部へ延出したピストンロッドと、前記
ピストンの摺動に伴い減衰力を発生する減衰力発生機構
と、前記ピストンの過度の移動を規制するスプリング機
構と、を有する油圧緩衝器において、前記スプリング機
構が、予荷重を与えられた状態で保持されたスプリング
部材から成ることを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1記載の油圧緩衝器では、ピストンロッ
ドの移動すなわちピストンの摺動に伴って減衰力発生機
構が衝撃を吸収する。また、ピストンが大きく移動する
際には、スプリング機構がピストンの過度の移動を規制
する。
ドの移動すなわちピストンの摺動に伴って減衰力発生機
構が衝撃を吸収する。また、ピストンが大きく移動する
際には、スプリング機構がピストンの過度の移動を規制
する。
【0012】ここで、スプリング機構を構成するスプリ
ング部材は予荷重を与えられた状態で保持されており、
自由端となる部分がないため、このスプリング部材自身
の反力によってスプリング部材が不要に振動したり自由
端が他の部材と干渉することもない。したがって、異音
が発生することがない。また、スプリング部材は圧入に
より固定される構成ではないため、長期に渡る使用によ
って正規の保持状態が損なわれスプリング部材がフリー
状態となることがなく、これによっても異音の発生が防
止される。
ング部材は予荷重を与えられた状態で保持されており、
自由端となる部分がないため、このスプリング部材自身
の反力によってスプリング部材が不要に振動したり自由
端が他の部材と干渉することもない。したがって、異音
が発生することがない。また、スプリング部材は圧入に
より固定される構成ではないため、長期に渡る使用によ
って正規の保持状態が損なわれスプリング部材がフリー
状態となることがなく、これによっても異音の発生が防
止される。
【0013】さらに、スプリング部材は、所定の予荷重
を与えられた状態で保持されるのみであるため、スプリ
ング部材の耐久性が低下することもなく、ピストンの過
度の移動を規制するスプリング機構の性能に悪影響を与
えることはない。
を与えられた状態で保持されるのみであるため、スプリ
ング部材の耐久性が低下することもなく、ピストンの過
度の移動を規制するスプリング機構の性能に悪影響を与
えることはない。
【0014】このように、本発明に係る油圧緩衝器で
は、スプリング部材は予荷重を与えられた状態で保持さ
れるため、スプリング機構の性能を犠牲にすることな
く、スプリング部材の耐久性を確保しつつ不要な振動の
発生を阻止して異音を防止することができる。
は、スプリング部材は予荷重を与えられた状態で保持さ
れるため、スプリング機構の性能を犠牲にすることな
く、スプリング部材の耐久性を確保しつつ不要な振動の
発生を阻止して異音を防止することができる。
【0015】
【実施例】図1には本発明の実施例に係る油圧緩衝器1
0の全体構成が示されており、図2乃至図4にはこの油
圧緩衝器10の主要部の構成が示されている。
0の全体構成が示されており、図2乃至図4にはこの油
圧緩衝器10の主要部の構成が示されている。
【0016】油圧緩衝器10では、円筒形のアウタシェ
ル12を備えており、アウタシェル12の内部にはシリ
ンダ14が配置されている。シリンダ14の底部には減
衰力発生機構を構成するベースバルブ16が取り付けら
れている。一方、シリンダ14の上端部(ベースバルブ
16と反対側端部)にはロッドガイド18が配置されて
いる。
ル12を備えており、アウタシェル12の内部にはシリ
ンダ14が配置されている。シリンダ14の底部には減
衰力発生機構を構成するベースバルブ16が取り付けら
れている。一方、シリンダ14の上端部(ベースバルブ
16と反対側端部)にはロッドガイド18が配置されて
いる。
【0017】図2乃至図4に詳細に示す如く、ロッドガ
イド18はシリンダ14に圧入されて取り付けられてお
り、さらに、ロッドガイド18の内周には円筒形のブッ
シュ20が圧入されている。このブッシュ20の下端部
(ベースバルブ16の側の端部)は、ロッドガイド18
の下端部よりも更に下方へ突出している。ロッドガイド
18の上方にはリングナット22が取り付けられてい
る。このリングナット22は、ロッドガイド18の上端
周縁部にガスケット24を介在した状態でアウタシェル
12の上端内周部に螺合しており、これによりロッドガ
イド18がシリンダ14の上端部に固定される構成であ
る。また、リングナット22の内周にはオイルシール2
6が圧入されている。
イド18はシリンダ14に圧入されて取り付けられてお
り、さらに、ロッドガイド18の内周には円筒形のブッ
シュ20が圧入されている。このブッシュ20の下端部
(ベースバルブ16の側の端部)は、ロッドガイド18
の下端部よりも更に下方へ突出している。ロッドガイド
18の上方にはリングナット22が取り付けられてい
る。このリングナット22は、ロッドガイド18の上端
周縁部にガスケット24を介在した状態でアウタシェル
12の上端内周部に螺合しており、これによりロッドガ
イド18がシリンダ14の上端部に固定される構成であ
る。また、リングナット22の内周にはオイルシール2
6が圧入されている。
【0018】また、シリンダ14内にはピストンロッド
28が収容されている。このピストンロッド28は、リ
ングナット22に圧入されたオイルシール26が当接し
てシール性が確保された状態で前記ロッドガイド18
(ブッシュ20)によって軸線方向に移動可能に支持さ
れており、一端はシリンダ14の外部へ延出している。
また、シリンダ14内に位置するピストンロッド28の
他端部には、シリンダ14内の室を区画するピストン3
0が連結されている。ピストン30には減衰力発生機構
を構成するピストンバルブ32が装備されている。これ
により、ピストンロッド28は常にピストン30と一体
に移動し、ピストンロッド28の一部がシリンダ14
(アウタシェル12)の外方へ退出あるいは内方へ進入
する構成である。
28が収容されている。このピストンロッド28は、リ
ングナット22に圧入されたオイルシール26が当接し
てシール性が確保された状態で前記ロッドガイド18
(ブッシュ20)によって軸線方向に移動可能に支持さ
れており、一端はシリンダ14の外部へ延出している。
また、シリンダ14内に位置するピストンロッド28の
他端部には、シリンダ14内の室を区画するピストン3
0が連結されている。ピストン30には減衰力発生機構
を構成するピストンバルブ32が装備されている。これ
により、ピストンロッド28は常にピストン30と一体
に移動し、ピストンロッド28の一部がシリンダ14
(アウタシェル12)の外方へ退出あるいは内方へ進入
する構成である。
【0019】シリンダ14内に位置するピストンロッド
28の長手中間部には、ストッパプレート34が溶接に
より固定されている。
28の長手中間部には、ストッパプレート34が溶接に
より固定されている。
【0020】また、ストッパプレート34とロッドガイ
ド18との間のピストンロッド28の周囲(ピストンロ
ッド28とシリンダ14との間)には、スプリング機構
を構成するリバウンドスプリング36が配置されてい
る。リバウンドスプリング36は圧縮コイルスプリング
とされており、一端はロッドガイド18に圧入されたブ
ッシュ20の先端部に嵌め込まれている。この場合、リ
バウンドスプリング36の内径寸法はブッシュ20の外
径寸法よりも大きく形成されており、したがって、リバ
ウンドスプリング36は単にロッドガイド18に当接し
ブッシュ20に巻装されるのみで、圧入はされていない
構成である。
ド18との間のピストンロッド28の周囲(ピストンロ
ッド28とシリンダ14との間)には、スプリング機構
を構成するリバウンドスプリング36が配置されてい
る。リバウンドスプリング36は圧縮コイルスプリング
とされており、一端はロッドガイド18に圧入されたブ
ッシュ20の先端部に嵌め込まれている。この場合、リ
バウンドスプリング36の内径寸法はブッシュ20の外
径寸法よりも大きく形成されており、したがって、リバ
ウンドスプリング36は単にロッドガイド18に当接し
ブッシュ20に巻装されるのみで、圧入はされていない
構成である。
【0021】一方、リバウンドスプリング36の他端部
はスペーサ38に嵌め込まれている(一端部と同様に圧
入はされていない)。スペーサ38は断面片側の形状が
L字形とされており、外周面にはフッ素コーティングが
施されてシリンダ14の内周を容易に摺動可能とされて
いる。さらに、このスペーサ38は、リバウンドスプリ
ング36の他端部が嵌め込まれた状態で、Cリング40
に当接している。Cリング40は、シリンダ14の内周
壁に嵌め込まれて固定されており、スペーサ38を所定
位置で保持している。すなわち、リバウンドスプリング
36は、スペーサ38を介してCリング40によって保
持されており、この状態において若干圧縮状態とされて
反発力を有している。換言すれば、リバウンドスプリン
グ36は、予荷重を与えられた状態で保持された構成で
あり、所定の予荷重が付与されるようにCリング40の
固定位置が設定されている。
はスペーサ38に嵌め込まれている(一端部と同様に圧
入はされていない)。スペーサ38は断面片側の形状が
L字形とされており、外周面にはフッ素コーティングが
施されてシリンダ14の内周を容易に摺動可能とされて
いる。さらに、このスペーサ38は、リバウンドスプリ
ング36の他端部が嵌め込まれた状態で、Cリング40
に当接している。Cリング40は、シリンダ14の内周
壁に嵌め込まれて固定されており、スペーサ38を所定
位置で保持している。すなわち、リバウンドスプリング
36は、スペーサ38を介してCリング40によって保
持されており、この状態において若干圧縮状態とされて
反発力を有している。換言すれば、リバウンドスプリン
グ36は、予荷重を与えられた状態で保持された構成で
あり、所定の予荷重が付与されるようにCリング40の
固定位置が設定されている。
【0022】さらにここで、Cリング40の内径寸法
は、ロッドガイド18に固定されたストッパプレート3
4のフランジ部外径寸法よりも大きく形成されており、
したがって、ストッパプレート34はピストンロッド2
8が伸び側へ移動した際にCリング40を挿通してスペ
ーサ38に当接可能となっている。
は、ロッドガイド18に固定されたストッパプレート3
4のフランジ部外径寸法よりも大きく形成されており、
したがって、ストッパプレート34はピストンロッド2
8が伸び側へ移動した際にCリング40を挿通してスペ
ーサ38に当接可能となっている。
【0023】以上の構成の油圧緩衝器10のシリンダ1
4内にはオイルが充填されており、また、アウタシェル
12とシリンダ14とによって構成されるリザーバ室4
2にはオイル及びガスが充填されている。
4内にはオイルが充填されており、また、アウタシェル
12とシリンダ14とによって構成されるリザーバ室4
2にはオイル及びガスが充填されている。
【0024】上記構成の油圧緩衝器10では、ピストン
ロッド28の移動すなわちピストン30の摺動に伴って
ピストンバルブ32及びベースバルブ16から成る減衰
力発生機構が衝撃を吸収する。
ロッド28の移動すなわちピストン30の摺動に伴って
ピストンバルブ32及びベースバルブ16から成る減衰
力発生機構が衝撃を吸収する。
【0025】また、ピストン30が伸び側へ移動しピス
トンロッド28がシリンダ14から外部へ大きく延出す
る際には、スプリング機構がピストン30の過度の伸び
側の移動を規制する。すなわち、図2に示す通常の状態
からピストン30が移動しこれに伴ってピストンロッド
28が伸び側へ移動してシリンダ14から外部へ延出す
ると、これに従ってピストンロッド28に固定されたス
トッパプレート34がスペーサ38(Cリング40)に
接近する。ここで、Cリング40の内径寸法はストッパ
プレート34のフランジ部外径寸法よりも大きく形成さ
れているため、ピストンロッド28の移動に伴って図3
に示す如くストッパプレート34がCリング40を挿通
してスペーサ38に当接する。
トンロッド28がシリンダ14から外部へ大きく延出す
る際には、スプリング機構がピストン30の過度の伸び
側の移動を規制する。すなわち、図2に示す通常の状態
からピストン30が移動しこれに伴ってピストンロッド
28が伸び側へ移動してシリンダ14から外部へ延出す
ると、これに従ってピストンロッド28に固定されたス
トッパプレート34がスペーサ38(Cリング40)に
接近する。ここで、Cリング40の内径寸法はストッパ
プレート34のフランジ部外径寸法よりも大きく形成さ
れているため、ピストンロッド28の移動に伴って図3
に示す如くストッパプレート34がCリング40を挿通
してスペーサ38に当接する。
【0026】更にピストンロッド28が移動すると、ス
トッパプレート34がスペーサ38を介してリバウンド
スプリング36を押圧し、リバウンドスプリング36が
圧縮される。その後は、ピストンロッド28の移動に伴
ってリバウンドスプリング36が圧縮され、最終的には
図4に示す如くフルリバウンド状態となる。これによ
り、ピストンロッド28(ピストン30)の過度の伸び
側の移動が規制される。
トッパプレート34がスペーサ38を介してリバウンド
スプリング36を押圧し、リバウンドスプリング36が
圧縮される。その後は、ピストンロッド28の移動に伴
ってリバウンドスプリング36が圧縮され、最終的には
図4に示す如くフルリバウンド状態となる。これによ
り、ピストンロッド28(ピストン30)の過度の伸び
側の移動が規制される。
【0027】ここで、スプリング機構を構成するリバウ
ンドスプリング36は、両端部がそれぞれブッシュ20
及びスペーサ38によって保持されかつ通常はCリング
40によって圧縮状態ですなわち予荷重を与えられた状
態で保持されており、常に自由端となる部分がないた
め、このリバウンドスプリング36自身の反力によって
リバウンドスプリング36が不要に振動したり自由端が
他の部材(例えば、ピストンロッド28やシリンダ1
4)と干渉することもない。したがって、異音が発生す
ることがない。また、リバウンドスプリング36は何れ
の端部も圧入により保持される構成ではないため、長期
に渡る使用によって正規の保持状態が損なわれリバウン
ドスプリング36がフリー状態となることがなく、これ
によっても異音の発生が防止される。
ンドスプリング36は、両端部がそれぞれブッシュ20
及びスペーサ38によって保持されかつ通常はCリング
40によって圧縮状態ですなわち予荷重を与えられた状
態で保持されており、常に自由端となる部分がないた
め、このリバウンドスプリング36自身の反力によって
リバウンドスプリング36が不要に振動したり自由端が
他の部材(例えば、ピストンロッド28やシリンダ1
4)と干渉することもない。したがって、異音が発生す
ることがない。また、リバウンドスプリング36は何れ
の端部も圧入により保持される構成ではないため、長期
に渡る使用によって正規の保持状態が損なわれリバウン
ドスプリング36がフリー状態となることがなく、これ
によっても異音の発生が防止される。
【0028】さらに、リバウンドスプリング36は、所
定の予荷重を与えられた状態で保持されるのみであるた
め、リバウンドスプリング36の耐久性が低下すること
もなく、ピストン30(ピストンロッド28)の過度の
伸び側の移動を規制するスプリング機構の性能に悪影響
を与えることはない。
定の予荷重を与えられた状態で保持されるのみであるた
め、リバウンドスプリング36の耐久性が低下すること
もなく、ピストン30(ピストンロッド28)の過度の
伸び側の移動を規制するスプリング機構の性能に悪影響
を与えることはない。
【0029】このように、油圧緩衝器10では、リバウ
ンドスプリング36は予荷重を与えられた状態で保持さ
れるため、スプリング機構の性能を犠牲にすることな
く、リバウンドスプリング36の耐久性を確保しつつ不
要な振動の発生を阻止して異音を防止することができ
る。
ンドスプリング36は予荷重を与えられた状態で保持さ
れるため、スプリング機構の性能を犠牲にすることな
く、リバウンドスプリング36の耐久性を確保しつつ不
要な振動の発生を阻止して異音を防止することができ
る。
【0030】なお、本実施例においては、本発明をリバ
ウンドスプリング機構に適用した例を示したが、これに
限らず、バウンドスプリング機構に適用してもよい。
ウンドスプリング機構に適用した例を示したが、これに
限らず、バウンドスプリング機構に適用してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る油圧緩
衝器は、スプリング部材の耐久性を確保しつつ、不要な
振動の発生を阻止して異音を防止することができ、かつ
これをピストンロッドの伸び側移動時(リバウンド時)
の性能を犠牲にすることなく実現できるという優れた効
果を有している。
衝器は、スプリング部材の耐久性を確保しつつ、不要な
振動の発生を阻止して異音を防止することができ、かつ
これをピストンロッドの伸び側移動時(リバウンド時)
の性能を犠牲にすることなく実現できるという優れた効
果を有している。
【図1】本発明の実施例に係る油圧緩衝器の全体構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】図1に示す油圧緩衝器の主要部の構成を示しリ
バウンドスプリングの通常の保持状態における断面図で
ある。
バウンドスプリングの通常の保持状態における断面図で
ある。
【図3】図1に示す油圧緩衝器の主要部の構成を示しス
トッパプレートがCリングを挿通してスペーサに当接し
た状態における断面図である。
トッパプレートがCリングを挿通してスペーサに当接し
た状態における断面図である。
【図4】図1に示す油圧緩衝器の主要部の構成を示しリ
バウンドスプリングがストッパプレートによって圧縮さ
れてフルリバウンドした状態における断面図である。
バウンドスプリングがストッパプレートによって圧縮さ
れてフルリバウンドした状態における断面図である。
10 油圧緩衝器 14 シリンダ 16 ベースバルブ(減衰力発生機構) 18 ロッドガイド 20 ブッシュ 28 ピストンロッド 30 ピストン 32 ピストンバルブ(減衰力発生機構) 34 ストッパプレート 36 リバウンドスプリング(スプリング機構、スプ
リング部材) 38 スペーサ 40 Cリング
リング部材) 38 スペーサ 40 Cリング
Claims (1)
- 【請求項1】 流体を充填したシリンダと、該シリンダ
内に摺動可能に配置されると共に前記シリンダ内の室を
区画するピストンと、一端が前記ピストンに連結し他端
が前記シリンダの外部へ延出したピストンロッドと、前
記ピストンの摺動に伴い減衰力を発生する減衰力発生機
構と、前記ピストンの過度の移動を規制するスプリング
機構と、を有する油圧緩衝器において、 前記スプリング機構が、予荷重を与えられた状態で保持
されたスプリング部材から成ることを特徴とする油圧緩
衝器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3470294A JPH07243469A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 油圧緩衝器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3470294A JPH07243469A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 油圧緩衝器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07243469A true JPH07243469A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12421699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3470294A Pending JPH07243469A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 油圧緩衝器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07243469A (ja) |
-
1994
- 1994-03-04 JP JP3470294A patent/JPH07243469A/ja active Pending
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