JPH0724366U - ティーアップ装置 - Google Patents
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- JPH0724366U JPH0724366U JP056416U JP5641693U JPH0724366U JP H0724366 U JPH0724366 U JP H0724366U JP 056416 U JP056416 U JP 056416U JP 5641693 U JP5641693 U JP 5641693U JP H0724366 U JPH0724366 U JP H0724366U
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- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B57/00—Golfing accessories
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ティーアップされたボールを打撃マットの他
の位置に自動的に移送できるようにして、アイアンの打
撃練習を負担なく行えるようにしたティーアップ装置を
提供すること。 【構成】 ボール供給機構及びティー昇降機構を打撃マ
ット下に配設して成るティーアップ装置において、打撃
マットMから突出したゴルフボールBを打撃マットMの
他の位置に移送するボール移送機構31を設けているの
で、従来のようにボールを手作業等によって移動させる
面倒がなく、アイアンの打撃練習を負担なく集中して行
うことができる。
の位置に自動的に移送できるようにして、アイアンの打
撃練習を負担なく行えるようにしたティーアップ装置を
提供すること。 【構成】 ボール供給機構及びティー昇降機構を打撃マ
ット下に配設して成るティーアップ装置において、打撃
マットMから突出したゴルフボールBを打撃マットMの
他の位置に移送するボール移送機構31を設けているの
で、従来のようにボールを手作業等によって移動させる
面倒がなく、アイアンの打撃練習を負担なく集中して行
うことができる。
Description
【0001】
本考案は、ゴルフボールを任意高さにティーアップするティーアップ装置に関 するものである。
【0002】
ゴルフ練習場等に設置されるゴルフボール用のティーアップ装置として、ボー ル供給機構及びティー昇降機構を打撃マット下に配設したものがある。このティ ーアップ装置は、ボールストッカーから供給通路に送り込まれたゴルフボール( 以下、単にボールと言う)を1個ずつ搬出して下降位置にあるティー上に供給し 、ボール供給後のティーを所定高さ位置まで上昇させてゴルフボールを打撃マッ トから突出させることができ、また打撃後はティーを下降させて上記のボール供 給及びティーアップを連続して行えるようになっている。
【0003】
上記従来のティーアップ装置は、基本的にドライバーの打撃練習を行うために ボールを所定高さ位置にティーアップするためのもので、アイアンの打撃練習を 行う場合にはティーアップされたボールを手作業等によってその都度打撃マット の他の位置に移動させる必要があり、繰り返しの移動作業が煩雑で練習の妨げに なる難点がある。
【0004】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ティー アップされたボールを打撃マットの他の位置に自動的に移送できるようにして、 アイアンの打撃練習を負担なく行えるようにしたティーアップ装置を提供するこ とにある。
【0005】
上記目的を達成するため、本考案は、多数のゴルフボールを収容するボールス トッカーと、ボールストッカーから供給通路に送り込まれたゴルフボールを1個 ずつ搬出して下降位置にあるティー上に供給するボール供給機構と、ボール供給 後のティーを所定高さ位置まで上昇させてゴルフボールを打撃マットから突出さ せるティー昇降機構とを具備し、ボール供給機構及びティー昇降機構を打撃マッ ト下に配設して成るティーアップ装置において、打撃マットから突出したゴルフ ボールを打撃マットの他の位置に移送するボール移送機構を設けている。
【0006】
本考案では、ティー上昇により打撃マットから突出したゴルフボールを、ボー ル移送機構よって打撃マットの他の位置、つまりアイアンの打撃練習位置に移送 することができる。
【0007】
図1乃至図20は本考案の一実施例を示すもので、図1はティーアップ装置の 外観斜視図、図2はティーアップ装置の側面図、図3はボール供給機構及びティ ー昇降機構の縦断面図、図4は同縦断面図、図5は同横断面図、図6はボールス トッカーの縦断面図、図7は図6のA−A線断面図、図8は案内通路の斜視図、 図9はボール移送機構の斜視図、図10は同部分横断面図、図11は同部分縦断 面図、図12は電気系回路のブロック図、図13はティーアップ制御のフローチ ャート、図14及び図15はティーアップの動作説明図、図16はボール移送処 理のフローチャート、図17乃至図20はボール移送の動作説明図である。尚、 下記実施例では図1の手前側を正面または前、反対側を背面または後として説明 する。
【0008】 図1及び図2に示すように、本実施例のティーアップ装置は、ボールストッカ ー1,ボール供給機構11,ティー昇降機構21及びボール移送機構31から成 り、ボールストッカー1の底板1aを床面Y上に固着されている。
【0009】 ボールストッカー1の底板1aには開閉板1bの一端縁がヒンジ1cを介して 枢着されており、上記のボール供給機構11及びティー昇降機構21は該開閉板 1bの下面に取り付けられ床面Yに形成された空洞Yaに配設される。また、開 閉板1bにはティー位置に対応してボール径よりも大きな孔1dが形成され、ま た該開閉板1b上には同様の孔Maを有する打撃マットMが敷設されている。こ の打撃マットMはゴム等の軟質マット上に人工芝マットを積層して形成されたも ので、打席を兼用するに充分な大きさを有している。更に、打撃マットM下の開 閉板1bを除くには該開閉板1bに相当する厚みを有する板状スペーサSが敷設 されている。
【0010】 上記の開閉板1bは打撃マットMを取り除いた状態でヒンジ33を支点として 上方に回動することが可能であり、上方に引き上げた状態でボール供給機構11 及びティー昇降機構21を露出させてこれらの整備,点検が行えるようになって いる。
【0011】 以下に、上記ティー昇降機構21,ボール供給機構11,ボールストッカー1 及びボール移送機構31の具体構成を順に説明する。
【0012】 上記ティー昇降機構21は図3乃至図5に示すように、パルスモータ22と、 タイミングベルトから成る無端状の駆動ベルト23と、同様の昇降ベルト24と 、スライダ25と、ティー26と、ガイドレール27とから構成されている。
【0013】 パルスモータ22は、開閉板1b下面に垂設されたL字形のブラケット1eに 正面向きに固着され、その回転軸22aに駆動プーリ22bを取り付けられてい る。また、ブラケット1eのパルスモータ22の上側位置には、前部に従動プー リ28a,28bを、後端部に偏心カム28c(図7参照)を夫々具備した長尺 の軸杆28が回転軸22aと平行に、且つ回動自在に架設されており、モータ寄 りの従動プーリ28aと駆動プーリ22bに駆動ベルト23が巻回されている。 更に、従動プーリ28bの下側位置には、従動プーリ29aを備えた短尺の軸杆 29が回動自在に配置され、該従動プーリ29aと上記従動プーリ28bには昇 降ベルト24が上下方向に巻回されている。
【0014】 スライダ25は中央部を細幅に形成された断面コ字形部材から成り、左端部を 昇降ベルト24に固着されている。また、スライダ25内の昇降ベルト24寄り 位置にはブロック状のガイド部材25aが設けられ、該ガイド部材25aの後端 部は、ブラケット1eに固着されたガイドレール27に上下方向に摺動自在に係 合している。更に、ガイド部材25aの右側面には断面コ字形の凹部25bが形 成され、該凹部25bには、上下端にストッパ片25cを有する断面コ字形のス ライド板25dが上下方向に摺動自在に、且つその摺動範囲を長孔25e及びピ ン25fで規制されて配置されている。更にまた、スライダ25の前面には、ホ ール素子を利用した磁気センサや透過型光電スイッチ等の位置検知センサ(図1 2の符号42参照)との協働でスライダ25の下降限界位置を検知する高さ検知 片25gが設けられている。
【0015】 ティー26は合成ゴム,シリコーンゴム等の可撓性材料から好ましくは透明な 円筒形に形成されており、スライダ25の右部に上向きに突設されたネジ杆25 hにその下端部をナット25iを用いて着脱自在に取り付けられ、開閉板1bの 孔1d下に垂設された昇降筒1fの内側に位置している。また、ティー26の上 端内側にはボール受け用のテーパ面26aが設けられている。
【0016】 このティー昇降機構21では、パルスモータ22の正逆回動によって駆動ベル ト23を通じて昇降ベルト24を同方向に回動させることができ、これによりス ライダ25をガイドレール27に沿って上下方向に移動させてティー26を昇降 させることができる。
【0017】 上記ボール供給機構11は図3乃至図5に示すように、従動レバー12と、切 出レバー13と、供給通路14とから構成されている。
【0018】 従動レバー12は略L字形を成し、一端部に上記スライド部材25dのストッ パ片25fの内側に係合する係合ピン12aを有し、他端部に下方に開口した切 欠き12bを有している。この従動レバー12は中央部をブラケット1eに回動 自在に軸支されている。
【0019】 切出レバー13は略三角形を成し、上端両側に横方向に開口した切欠き13a を有し、下端部に係合ピン13bを有している。また、切出レバー13の各切欠 きは、先鋭の切出ピン13cの下端部に突設された係合ピン13dが摺動且つ回 動自在に係合している。この切出レバー13は供給通路14との間に張設された コイルバネ13eにより該通路側に付勢された状態で、その係合ピン13bを従 動レバー12の切欠き12bに係合し、また各切出ピン13cを後述するガイド ブッシュ14bに挿入配置されている。
【0020】 供給通路14はボール1個分の通路幅を有するコ字形部材から成り、ブラケッ ト1eに前下がりに固着され、その前端を昇降筒1f内に突出している。また、 供給通路14の前部底面にはボール約1個分の前後間隔をおいて孔14aが形成 され、またその下側には上記切出ピン13cの上下動を案内するガイドブッシュ 14bが取り付けられている。
【0021】 このボール供給機構11では、ティー26の昇降に伴って上下動するスライド 部材25dの上下ストッパ片25cによって、従動レバー12の係合ピン12e を上下に押圧して該レバー12を回動させることができ、これにより切出レバー 13を前後に揺動させてその切出ピン13cを供給通路14内に交互に突出させ て供給通路14のボールBを1個ずつ搬出し、下降位置にあるティー26上に供 給することができる。
【0022】 上記ボールストッカー1は図1及び図6乃至図8に示すように、ストッカー本 体2と、2つの収納通路3と、案内通路4とから構成されている。
【0023】 ストッカー本体2は偏平箱形を成し、上面一部に投入口2aを有し、該投入口 2aの右側に制御ボックスKを内蔵した画室2bを有しており、脚筒2cを介し て底板1a上に立設されている。また、ストッカー本体2の右側面にはティー高 さ調整用の上昇ボタン2d及び下降ボタン2eとボール移送選択用のアイアンボ タン2f及びその作動ランプ2gが設けられ、また正面右下部には電源スイッチ 2h,電源ランプ2i及びボール切れランプ2jが設けられ、更に右側面上部に はリセットボタン2kが設けられている。
【0024】 各収納通路3はボール2個分の通路幅を有し、且つ逆V字形の底面形状を有す る長尺のコ字形部材から成り、底板1a上の左右位置に設けられた脚部材3a, 3bによってストッカー本体2内に上下方向に間隔をおき左下がりに斜向して配 置されている。上側の収納通路3は下側の収納通路3よりも短く形成され、下側 の収納通路3の右部は投入口2aに臨んでいる。右側の脚部材3aは底板1a上 に立設され、各収納通路3をピンを介して回動自在に軸支している。一方、左側 の脚部材3bは略中央の縦長孔3cを底板1aに立設された支持ピン3cに摺動 自在に係合し、下端に設けられたローラ3eを上記偏心カム28cの周面に当接 している。また、この脚部材3bの上端は、両収納通路3をピンを介して連結す るリンク3fの下方ピンに回動自在に連結されている。
【0025】 つまり、左側の脚部材3bは偏心カム28cの回動により縦長孔3cに沿って 上下動することができ、これによりリンク3fを介して両収納通路3が右側の脚 部材3aの軸支箇所を中心として上下に揺動する。
【0026】 案内通路4は、通路幅をボール2個分から1個分に変化するコ字形の縦通路4 aと、ボール1個分の通路幅を有するコ字形の横通路4bとから成る。この案内 通路4は、縦通路4aの幅広部分を両収納通路3の左端に対峙した状態でストッ カー本体2に固着され、横通路4bの右端を供給通路14の後端上に位置してい る。
【0027】 このボールストッカー1では、投入口2aを通じてストッカー本体2内に投入 されたボールBを上下2段の収納通路3内に分散して収納し、各収納通路3から 案内通路4に流れ込むボールを1列に整列して供給通路14に送り込むことがで きる。
【0028】 上記ボール移送機構31は図9乃至図11に示すように、固定ブラケット32 と、パルスモータ33と、旋回アーム34と、ACモータ35と、プッシャアー ム36と、ボールプッシャ37と、カバー38とから構成されている。
【0029】 固定ブラケット32は略コ字形を成し、その底面を上記ボールストッカー1の 底板1a上に固着され脚筒2c内に配置されている。また、固定ブラケット32 の内側には、旋回アーム34の復帰位置を規制する規制片32aと、旋回アーム 34の復帰を検知するホール素子を利用した磁気センサや透過型光電スイッチ等 の復帰検知センサ32bが設けられている。
【0030】 パルスモータ33は、固定ブラケット32の上面に下向きに固着され、その回 転軸33aに駆動ギア33bを取り付けられている。
【0031】 旋回アーム34は略L字形を成し、コ字形基端に挿着された垂直な軸杆34a を固定ブラケット32に回動自在に軸支され、その先端部を脚筒2cの横長孔2 c1 から外部に突出している。軸杆34aには駆動ギア33bよりも大径の従動 ギア34bが固着され該駆動ギア33bに歯合している。また、旋回アーム34 のコ字形基端には、V字形部材にて一体化されたストッパ片34cと復帰検知片 34dが固着されている。更に、旋回アーム34の先端には略矩形状のモータ取 付板34eが垂直に立設されている。
【0032】 ACモータ35はモータ取付板34eの基端位置に横向きに固着され、その回 転軸35aに駆動プーリ35bを取り付けられている。また、モータ取付板34 eの先端位置には水平な軸杆35cが回動自在に設けられ、その一端には従動プ ーリ35dが、また他端にはゴム製のフィードローラ35eが夫々取り付けられ ており、該従動プーリ35dと駆動プーリ35bに駆動ベルト35fが巻回され ている。フィードローラ35eはプッシャアーム36に往復動力を付与するため のもので後述の巻取ケース36a内に位置している。
【0033】 プッシャアーム36は横断面皿状の長尺の金属テープから成り、モータ取付板 34eの先端位置に固着された巻取ケース36a内にロール状に巻き取られて収 容されている。巻取ケース36a内の中央にはスプリングハンガー36bとこれ に一端を連結された巻きスプリング36cが配置されており、プッシャアーム3 6はその基端を巻きスプリング36cの先端に連結され巻取方向に常時付勢され ている。また、巻取ケース36aの底面には、一端にガイドローラ36dを備え たプッシャアーム36eが回動自在に軸支されいる。このプッシャアーム36e は後端のバネ片36によって図11に時計回り方向に付勢されており、先端のガ イドローラ36dを底面孔36gから巻取ケース36a内に突出し、該ローラ3 6dをプッシャアーム36を介してフィードローラ35eに圧接している。更に 、巻取ケース36aの底面先端には、ボールプッシャ37前方のボール有無を検 知する反射型光電スイッチ等の打撃検知センサ36hが設けられている。
【0034】 ボールプッシャ37はV字形板を上下2枚の組み合わせた形状を成し、先端中 央に凹所37aを有している。このボールプッシャ37はプッシャアーム36の 先端に固着されている。
【0035】 カバー38は下面を開口した略箱型を成し、上記のモータ取付板34e,AC モータ35,巻取ケース36a及び打撃センサ36hを覆うべくモータ取付板3 4eに着脱自在に取り付けられている。
【0036】 このボール移送機構31では、パルスモータ33の正逆回動によって旋回アー ム34及びアーム上部品を旋回させることができる。また、ACモータ35の正 逆回動によって駆動ベルト35を通じてフィードローラ35eを回動させ、プッ シャアーム36及びボールプッシャ37を往復動させることができる。
【0037】 次に、図12を参照してティーアップ装置の電気系回路について説明する。 同図において、41は周知のCPU,メモリ及び入出力インターフェースから 成るマイクロコンピュータ構成の制御回路である。42は位置検知片25gとの 協働でティー26の下降限界位置を検出する位置検知センサで、上記ブラケット 1fの下端部に配設されている。43は供給通路14の切出ピン13c間のボー ル有無を検出する透過型光電スイッチから成るボール切れ検知センサで、上記供 給通路14の側面に対向配置されている。44はティー上昇時におけるティー2 6上のボール有無を検知する透過型または反射型の打撃検知センサで、上記スト ッカー本体2の前面に配設されている。
【0038】 45は上記アイアンランプ2g用の駆動回路、46は電源ランプ2i用の駆動 回路、47はボール切れランプ2j用の駆動回路、48はボール供給異常やティ ー昇降異常を報知するブザー49用の駆動回路、50は上記パルスモータ22用 の駆動回路、51は上記パルスモータ33用の駆動回路、52は上記ACモータ 34用の駆動回路である。
【0039】 また、2dと2eはティー高さ調整用の上昇ボタンと下降ボタン、2fはボー ル移送選択用のアイアンボタン、2hは電源スイッチ、2kはリセットボタン、 32bは旋回アーム34の復帰を検知する復帰検知センサ、36hはボールプッ シャ37前方のボール有無を検知する打撃検知センサである。
【0040】 制御回路41はティーアップ制御とボール移送処理に係るプログラムをメモリ に格納しており、電源スイッチ及び各ボタンの操作信号と各センサの検知信号に 基づき、該プログラムに従って各駆動回路に制御信号を送出して各ランプ及び各 モータの制御を行う。
【0041】 ここで、図13のフローチャートと図14及び図15を参照してティーアップ の制御手順及びその動作について説明する。
【0042】 上述のティーアップ装置は、ティー26が上昇限界位置に上昇した状態(図1 4及び図15参照)を待機状態としており、利用者は同状態でボールストッカー 1にボールBを投入する。このティー26の上昇限界位置は、下降限界位置から の上昇ストローク、換言すれば下降限界位置からの入力パルス数によって管理さ れている。ストッカー本体2に投入されたボールBは上下2段の収納通路3に分 散して収納されると共に、両収納通路3から案内通路4に流れ込んで1列に整列 され供給通路14に送り込まれ、先頭のボールBが突出状態にある前側の切出ピ ン13cに当接してその前方移動を規制される。
【0043】 ボール投入後に電源スイッチ2hをオン操作すると、電源ランプ2iが点灯さ れ、次いで供給通路14におけるボールBの有無がボール切れ検知センサ43の 検知信号に基づいて判別される(図12のステップS1,S2)。図14及び図 15に示すように同状態では先頭のボールBが切出ピン13c間に存在しボール 有りと判別される。ボール投入前に電源スイッチ2fがオン操作されている場合 には、ボールストッカー1に投入されたボールBが供給通路14に送り込まれる までボール切れランプ2jが点灯する(図12のステップS3)。
【0044】 供給通路14の切出ピン13c間におけるボールBの存在が確認されると、テ ィー昇降機構21のパルスモータ22が作動して昇降ベルト24が所定方向に回 動され、図3及び図4に示すようにスライダ25及びティー26が下方に移動し 位置検知片25gが位置検知センサ42で検知されたところ(下降限界位置)で 停止する(図12のステップS4)。
【0045】 また、このスライダ25の下方移動に伴ってスライド部材25dの上側ストッ パ片25cによって従動レバー12の係合ピン12aが下方に押圧されて該従動 レバー12が反時計回り方向に回動し、これにより切出レバー13が後側の係合 ピン13dを軸として同方向に揺動して前側の切出ピン13cが没入する。この とき後側の切出ピン13cは供給通路14内に突出状態になっているため、切出 ピン13c間にあったボールBのみが前方に搬出されることになる。
【0046】 図示を省略したが、本実施例の切出レバー13は、スライド部材25dの各ス トッパ片25cが従動レバー12の係合ピン12aから離れている無負荷状態で は、コイルバネ13eの付勢力により上方に引き上げられて両切出ピン13cを 供給通路14内に突出しており、上記のように従動レバー12の係合ピン12a が下方に押圧されたとき、また係合ピン12aが上方に押圧されたときだけ、一 方の係合ピン13dを軸として揺動し一方の切出ピン13cを没入できるように なっている。
【0047】 この様な作用で先頭のボールBが1個だけ搬出されて下降位置にあるティー2 6上に供給されると共に、2番目以降のボールBは後側の切出ピン13cによっ てその前方移動を規制される。上記スライダ25の下降ストロークはスライド部 材25dの下方向の摺動ストロークで吸収されるため、従動レバー12には必要 以上の回動ストロークが付与されることはない。
【0048】 ティー26上にボールBが供給されると、換言すればティー26が下降限界位 置まで下降してから所定時間(例えば2秒)経過すると、パルスモータ22が作 動して昇降ベルト24が上記とは逆方向に回動され、図13及び図14に示すよ うにスライダ5及びティー26が上昇限界位置まで上昇し、ボールBが打撃マッ トMの孔Maから突出する(図12のステップS6)。尚、ティー上降時にはそ の前にティー高さHがメモリから読み出される(図12のステップS5)が、電 源投入後の最初のティー上昇時にはメモリにティー高さHが記憶されていないた めティー26は取り合えず上昇限界位置(H=40mm)まで上昇する。
【0049】 また、このスライダ25の上方移動に伴ってスライド部材25dの下側ストッ パ片25cによって従動レバー12の係合ピン12eが上方に押圧されて該従動 レバー12が上記とは逆方向に回動し、これにより切出レバー13が前側の切出 ピン13cを軸として同方向に揺動して後側の切出ピン13cが没入する。この とき前側の切出ピン13cは供給通路14内に突出状態になっているため、2番 目以降のボールBが該切出ピン13cに当接するまで前方移動する。上記スライ ダ25の上昇ストロークはスライド部材25bの上方向の摺動ストロークで吸収 されるため、従動レバー12には必要以上の回動ストロークが付与されることは ない。
【0050】 ボール突出状態で上昇ボタン2d及び下降ボタン2eが操作されると、該ボタ ン操作に応じてパルスモータ22が作動し、ティー高さHが40mmを上昇限界 として無段階に調整される(図12のステップS7,S8)。そして、調整後の ティー高さがメモリに記憶される(図12のステップS9)。
【0051】 ティーアップされたボールBがドライバー等によって打たれ、ティー26上の ボールが無くなったことが打撃検知センサ44の検知信号から判別されると、ス テップS2に移行して同様の手順でティーアップが繰り返される(図12のステ ップS10)。上記の高さ調整によて新たなティー高さHがメモリに記憶されて いるので、次回のティー昇降はこれに基づいて行われることになる。ティー高さ Hに係るメモリ内容は上昇ボタン2e及び下降ボタン2dが操作される度に随時 書換えることが可能であり、調整後は設定されたティー高さHで繰り返しティー 上昇が行われることになる。
【0052】 上記のティーアップ課程では、ティー昇降とボール供給を連動させている関係 から、ティー高さHが上昇限界よりも低く設定された場合には、ボール供給に必 要な回動ストロークを従動レバー12に得るために、打撃完了後に一旦ティー2 6を上昇限界まで上昇させてから下降限界位置まで下降させる手順を踏むことに なる。
【0053】 また、同過程では供給通路14内の最終ボールがティー26上に供給されると 、ボール切れ検知センサ42の検知信号に基づいてボール無しが判別されてボー ル切れランプ2jが点灯される。また、同課程でパルスモータ22の作動不良等 からボール供給異常やティー昇降異常を検知されるとブザー47が作動して異常 報知が行われる。
【0054】 更に、同課程では昇降ベルト24と同期して回動する軸杆28の偏心カム28 c(図6及び図7参照)からローラ3c及び脚部材3bを介して各収納通路3の 端部に上下動が付与され、両収納通路3が脚部材3aの軸支箇所を中心として上 下に揺動(振動)する。従って、収納通路3に収納されたボールBに詰まりを生 じた場合でもこの振動によってこれを解消することができる。
【0055】 次に、図16のフローチャートと図17乃至図20を参照してボール移送処理 の制御手順及びその動作について説明する。
【0056】 上述のティーアップ制御の途中でアイアンボタン2fをオン操作すると、アイ アンランプ2gが点灯され、ティー26上のボール有無が判別される(図16の ステップS1〜S3)。
【0057】 ティー26上にボールが有ることが打撃検知センサ44の検知信号から判別さ れると、メモリに記憶されているボール移送時のティー高さ(H=0mm)が読 み出され、現在のティー高さとの差分だけパルスモータ22が作動してティー高 さの調整が行われる(図16のステップS4,S5)。
【0058】 一方、ティー26上にボールが無い場合、つまり練習開始と同時にアイアンボ タン2fがオン操作された場合等では、上述のティーアップ制御と同様にパルス モータ22の作動によりティー26が下降してティー26上にボールBが供給さ れ、該ティー26が上記のティー高さ(H=0mm)位置まで上昇してボールB が打撃マットMの孔Maから突出する(図16のステップS6〜S8)。
【0059】 続いて、ボール移送機構31のパルスモータ33が作動して駆動ギヤ33bが 所定方向(図10で時計回り方向)に回動され、図17及び図18に示すように 旋回アーム34及びアーム上部品が待機位置から90°だけ旋回して停止し、ボ ールプッシャ37の凹所37aがボールBの側面に対向する(図16のステップ S9)。
【0060】 アーム旋回後は、ACモータ35が所定方向に作動して駆動ベルト35fが所 定方向に所定時間回動され、これと同期して回動(図11で時計回り方向)する フィードローラ35eによってプッシャアーム36がボール方向に所定距離Lだ け送り出され、これにより図19に示すようにティー26上のボールBが該ボー ルプッシャ37によって押圧されて打撃マットMの他の位置に移送される。AC モータ35は所定時間回動後に上記とは逆方向に回動され、これと同期して回動 (図11で反時計回り方向)するフィードローラ35eによってプッシャアーム 36が上記とは逆方向に引き込まれ、ボールプッシャ37がボールBから離れて 元の位置に戻る(図16のステップS10)。尚、プッシャアーム36が横断面 皿状を成しているので上記の往復時に該プッシャアーム36が下方に折れ曲がる ようなことはない。また、プッシャアーム36の基端が巻きスプリング36cに よって巻取方向に付勢されているので、上記引込過程における該プッシャアーム 36の巻取りを引掛かりなくスムーズに行うことができる。
【0061】 上記のボール移送位置を打撃マットM上の1箇所に限定すると同箇所に損傷や 摩耗を生じ易いので、実際はACモータ35の送り時間に幾つかのパターンを作 り、移送の都度或いは所定回数毎にその位置を変化できるようにするとよい。
【0062】 移送後のボールBがアイアン等によって打たれ、マットM上のボールBが無く なったことが打撃検知センサ36hの検知信号から判別されると、ステップS3 に移行して同様の手順でティーアップとボール移送が順次繰り返される(図16 のステップS11)。
【0063】 ボール移送処理の途中でアイアンボタン2fがオフ操作されると、パルスモー タ33が作動して駆動ギヤ33bが所定方向(図10で反時計回り方向)に回動 され、旋回アーム34及びアーム上部品が上記とは逆方向に旋回し、ストッパ片 34cが規制片32aに当接し、且つ復帰検知片34dが復帰検知センサ32b で検知されたところで停止すると共に、アイアンランプ2gが消灯する(図16 のステップS13,S14)。アイアンボタン2fがオフ操作された後は再び上 述のティーアップ制御に戻りティーアップが繰り返される。
【0064】 このように本実施例のティーアップ装置によれば、パルスモータ22によって 昇降ベルト24を正逆回動させてティー26を昇降できると共に、該ティー26 の上下動を利用しスライド部材25dを介して従動レバー12を回動させ、該従 動レバー12の回動により切出レバー13を揺動させてボール供給を行えるので 、1つのパルスモータ22でティー昇降とボール供給を行うことができ、装置構 造を簡略、且つ小型に構成できる利点がある。
【0065】 また、ティー昇降機構21及びボール供給機構11が取り付けられた開閉板1 bを枢支箇所を支点をして持ち上げることで、両機構21,11を同時に露出さ せてその整備,点検を容易に行える利点がある。
【0066】 更に、ストッカー本体2内に投入されたボールBを上下2段の収納通路3に分 散させて収納することができるので、一箇所に重量付加がかかってボール詰まり を生じることがなく、また各収納通路3に分散収納されたボールBを案内通路4 で一列に整列して供給通路14に送り込めるので、供給通路14へのボールの送 り込みをスムーズに行える利点がある。
【0067】 更にまた、ティー昇降時の回動力を利用し偏心カム28cから脚部材3bを通 じて各収納通路3に振動を付与できるので、収納通路3に収納されたボールBに 詰まりが生じた場合でも該振動によってこれを解消できる利点がある。
【0068】 更にまた、ティーアップされ打撃マットMから突出したボールBを、ボール移 送機構31のボールプッシャ37によって打撃マットMの他の位置、つまりアイ アンの打撃練習位置に自動的に移送することができるので、従来のようにボール Bを手作業等によって移動させる面倒がなく、アイアンの打撃練習を負担なく集 中して行うことができる。
【0069】 更にまた、旋回アーム34によって不要時にはボールプッシャ37等をボール ストッカー1近傍に回避させることができるので、ティーアップされたボールB をドライバー等で打つ際の邪魔にならない。
【0070】 尚、ボールストッカー内には上下3段以上の収納通路を配置してもよく、また 異常報知用のブザーの代わりにランプで用いてもよい。また、回転駆動源の駆動 軸の延長端に偏心カムを設けて、該偏心カムを振動付与部材に当接させるように しても、収納通路に同様の振動を付与することができる。更に、ティーをバネ材 を介してスライダに取り付けると共に、該ティーとスライダの間にティーの重量 を検出する圧電素子を設け、該圧電素子の検知信号に基づいてティー上のボール 有無を判別するようにしてもよい。
【0071】 また、ボール移送機構のアーム上部品をアーム旋回によってストッカー本体内 に収容できるようにすれば、同機構を待機状態で完全に隠蔽して装置外観をシン プルなものとすることができる。また、ボール移送機構から固定ブラケット,パ ルスモータ及び旋回アームを除外し、モータ取付板をストッカー本体内に固着し てボールプッシャ及びプッシャアームのみをストッカー本体から突出できるよう にしても同様のボール移送を行うことが可能である。更に、プッシャアームとし て巻取式のものを示したが、該プッシャアームには往復動可能なアーム構造が種 々利用できる。
【0072】
以上詳述したように、本考案によれば、ティーアップされ打撃マットから突出 したボールを、ボール移送機構によって打撃マットの他の位置、つまりアイアン の打撃練習位置に自動的に移送することができるので、従来のようにボールを手 作業等によって移動させる面倒がなく、アイアンの打撃練習を負担なく集中して 行うことができる。
【図1】本考案の一実施例を示すティーアップ装置の外
観斜視図
観斜視図
【図2】ティーアップ装置の側面図
【図3】ボール供給機構及びティー昇降機構の縦断面図
【図4】同縦断面図
【図5】同横断面図
【図6】ボールストッカーの縦断面図
【図7】図6のA−A線断面図
【図8】案内通路の斜視図
【図9】ボール移送機構の斜視図
【図10】同部分横断面図
【図11】同部分縦断面図
【図12】電気系回路のブロック図
【図13】ティーアップ制御のフローチャート
【図14】ティーアップの動作説明図
【図15】同動作説明図
【図16】ボール移送処理のフローチャート
【図17】ボール移送の動作説明図
【図18】同動作説明図
【図19】同動作説明図
【図20】同動作説明図
1…ボールストッカー、2…ストッカー本体、11…ボ
ール供給機構、21…ティー昇降機構、26…ティー、
31…ボール移送機構、32…固定ブラケット、33…
パルスモータ、34…旋回アーム、35…ACモータ、
35e…フィードローラ、36…プッシャアーム、37
…ボールプッシャ、M…打撃マット、B…ボール。
ール供給機構、21…ティー昇降機構、26…ティー、
31…ボール移送機構、32…固定ブラケット、33…
パルスモータ、34…旋回アーム、35…ACモータ、
35e…フィードローラ、36…プッシャアーム、37
…ボールプッシャ、M…打撃マット、B…ボール。
Claims (1)
- 【請求項1】 多数のゴルフボールを収容するボールス
トッカーと、ボールストッカーから供給通路に送り込ま
れたゴルフボールを1個ずつ搬出して下降位置にあるテ
ィー上に供給するボール供給機構と、ボール供給後のテ
ィーを所定高さ位置まで上昇させてゴルフボールを打撃
マットから突出させるティー昇降機構とを具備し、ボー
ル供給機構及びティー昇降機構を打撃マット下に配設し
て成るティーアップ装置において、 打撃マットから突出したゴルフボールを打撃マットの他
の位置に移送するボール移送機構を設けた、 ことを特徴とするティーアップ装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP056416U JPH0724366U (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | ティーアップ装置 |
| KR2019940026289U KR950010962U (ko) | 1993-10-19 | 1994-10-10 | 티이업장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP056416U JPH0724366U (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | ティーアップ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0724366U true JPH0724366U (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=13026525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP056416U Pending JPH0724366U (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | ティーアップ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0724366U (ja) |
| KR (1) | KR950010962U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102015786B1 (ko) * | 2018-08-17 | 2019-08-29 | 김병노 | 골프공 자동공급장치 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100835347B1 (ko) * | 2007-12-06 | 2008-06-11 | (주)훼밀리골프 | 상향식 골프공 이송장치 |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP056416U patent/JPH0724366U/ja active Pending
-
1994
- 1994-10-10 KR KR2019940026289U patent/KR950010962U/ko not_active Abandoned
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102015786B1 (ko) * | 2018-08-17 | 2019-08-29 | 김병노 | 골프공 자동공급장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR950010962U (ko) | 1995-05-15 |
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