JPH07243717A - 水素吸蔵合金ヒートポンプ - Google Patents
水素吸蔵合金ヒートポンプInfo
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- JPH07243717A JPH07243717A JP3140194A JP3140194A JPH07243717A JP H07243717 A JPH07243717 A JP H07243717A JP 3140194 A JP3140194 A JP 3140194A JP 3140194 A JP3140194 A JP 3140194A JP H07243717 A JPH07243717 A JP H07243717A
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Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、水素吸蔵合金を用いた水素吸蔵合
金ヒートポンプに関し、高温場において高温熱源を、低
温場において低温熱源を同時に得ることを目的とする。 【構成】 水素平衡圧力が異なる4種類の水素吸蔵合金
を用い、同一温度で水素平衡圧力が最も小さい水素吸蔵
合金が収容される低圧力水素吸蔵合金熱交換器内の水素
吸蔵合金の吸蔵発熱により高温場において高温熱源を取
り出し、一方、同一温度で水素平衡圧力が最も大きい水
素吸蔵合金が収容される高圧力水素吸蔵合金熱交換器内
の水素吸蔵合金の分解吸熱により低温場において低温熱
源を取り出すように構成する。
金ヒートポンプに関し、高温場において高温熱源を、低
温場において低温熱源を同時に得ることを目的とする。 【構成】 水素平衡圧力が異なる4種類の水素吸蔵合金
を用い、同一温度で水素平衡圧力が最も小さい水素吸蔵
合金が収容される低圧力水素吸蔵合金熱交換器内の水素
吸蔵合金の吸蔵発熱により高温場において高温熱源を取
り出し、一方、同一温度で水素平衡圧力が最も大きい水
素吸蔵合金が収容される高圧力水素吸蔵合金熱交換器内
の水素吸蔵合金の分解吸熱により低温場において低温熱
源を取り出すように構成する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水素吸蔵合金を用いた
水素吸蔵合金ヒートポンプに関する。
水素吸蔵合金ヒートポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、水素吸蔵合金に水素が吸蔵される
時の吸蔵発熱、および、水素吸蔵合金から水素が放出さ
れる時の分解吸熱を利用した水素吸蔵合金ヒートポンプ
が開発されており、従来、このような水素吸蔵合金ヒー
トポンプとしては、例えば、特開平1−305273号
公報等に開示されるものが知られている。
時の吸蔵発熱、および、水素吸蔵合金から水素が放出さ
れる時の分解吸熱を利用した水素吸蔵合金ヒートポンプ
が開発されており、従来、このような水素吸蔵合金ヒー
トポンプとしては、例えば、特開平1−305273号
公報等に開示されるものが知られている。
【0003】そして、従来、熱駆動式ヒートポンプとし
て、図6に示す昇温型ヒートポンプおよび図7に示す増
熱冷凍型ヒートポンプの2種類のヒートポンプが知られ
ている。
て、図6に示す昇温型ヒートポンプおよび図7に示す増
熱冷凍型ヒートポンプの2種類のヒートポンプが知られ
ている。
【0004】図6に示す昇温型ヒートポンプでは、水素
平衡圧力が異なる2種類の水素吸蔵合金M1,M2が使
用されており、この水素吸蔵合金ヒートポンプは、水素
吸蔵合金M2をTM の温度の熱源を用いて熱分解し、水
素吸蔵合金M1に水素を導き、吸蔵発熱を起こさせるこ
とによりQ0の出力発生を行わせ、反応終了後は、T M
の温度の熱源を水素吸蔵合金の分解に再び用い、水素吸
蔵合金M1から水素吸蔵合金M2へ水素を戻す(1)→
(2)→(3)→(4)のサイクルとされている。
平衡圧力が異なる2種類の水素吸蔵合金M1,M2が使
用されており、この水素吸蔵合金ヒートポンプは、水素
吸蔵合金M2をTM の温度の熱源を用いて熱分解し、水
素吸蔵合金M1に水素を導き、吸蔵発熱を起こさせるこ
とによりQ0の出力発生を行わせ、反応終了後は、T M
の温度の熱源を水素吸蔵合金の分解に再び用い、水素吸
蔵合金M1から水素吸蔵合金M2へ水素を戻す(1)→
(2)→(3)→(4)のサイクルとされている。
【0005】また、図7に示す増熱冷凍型ヒートポンプ
は、水素吸蔵合金M1をTH の温度の熱源を用いて熱分
解し、水素吸蔵合金M2に水素を導き、吸蔵発熱を起こ
させ、この後、TL の温度の熱源により水素吸蔵合金M
2を熱分解してQ0の吸熱を行わせ、吸熱終了後は、水
素吸蔵合金M2から水素吸蔵合金M1へ水素を戻す
(1)→(2)→(3)→(4)のサイクルとされてい
る。
は、水素吸蔵合金M1をTH の温度の熱源を用いて熱分
解し、水素吸蔵合金M2に水素を導き、吸蔵発熱を起こ
させ、この後、TL の温度の熱源により水素吸蔵合金M
2を熱分解してQ0の吸熱を行わせ、吸熱終了後は、水
素吸蔵合金M2から水素吸蔵合金M1へ水素を戻す
(1)→(2)→(3)→(4)のサイクルとされてい
る。
【0006】一方、従来、図8に示すように、環境試験
室11においては、室内の温度を−20℃程度の低温に
空調することが要望されており、このような空調装置で
は、導入する外気は、空調機13のコイル15面でのフ
ロストを防止するために、露点温度を室内温度より下げ
る必要があり、外気を除湿するために、例えば、ロータ
ー17を用いたハニカム式ローター除湿器19が用いら
れている。
室11においては、室内の温度を−20℃程度の低温に
空調することが要望されており、このような空調装置で
は、導入する外気は、空調機13のコイル15面でのフ
ロストを防止するために、露点温度を室内温度より下げ
る必要があり、外気を除湿するために、例えば、ロータ
ー17を用いたハニカム式ローター除湿器19が用いら
れている。
【0007】そして、再生用の熱源として蒸気あるいは
電気ヒータ21が用いられ、一方、環境試験室11の冷
却熱源としてブラインチラー等が使用され、コイル15
には、低温のブラインが供給される。
電気ヒータ21が用いられ、一方、環境試験室11の冷
却熱源としてブラインチラー等が使用され、コイル15
には、低温のブラインが供給される。
【0008】すなわち、この種の室の空調装置において
は、室内の冷却を行うために低温熱源が必要とされ、一
方、除湿を行うために高温熱源が必要とされる。
は、室内の冷却を行うために低温熱源が必要とされ、一
方、除湿を行うために高温熱源が必要とされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6お
よび図7に示した従来の水素吸蔵合金ヒートポンプで
は、低温熱源と高温熱源とを同時に得ることが困難であ
るという問題があった。
よび図7に示した従来の水素吸蔵合金ヒートポンプで
は、低温熱源と高温熱源とを同時に得ることが困難であ
るという問題があった。
【0010】すなわち、図6に示した昇温型ヒートポン
プでは、(2)の吸蔵発熱Q0を高温熱源として使用す
ることができるが、(4)の低温場での反応も吸蔵発熱
Q3となるため、(4)を低温熱源に有効に使用するこ
とができないという問題があった。
プでは、(2)の吸蔵発熱Q0を高温熱源として使用す
ることができるが、(4)の低温場での反応も吸蔵発熱
Q3となるため、(4)を低温熱源に有効に使用するこ
とができないという問題があった。
【0011】一方、図7に示した増熱冷凍型ヒートポン
プでは、(3)の分解吸熱Q0を低温熱源として使用す
ることができるが、(1)の高温場での反応も分解吸熱
Q2となるため、(1)を高温熱源に有効に使用するこ
とができないという問題があった。
プでは、(3)の分解吸熱Q0を低温熱源として使用す
ることができるが、(1)の高温場での反応も分解吸熱
Q2となるため、(1)を高温熱源に有効に使用するこ
とができないという問題があった。
【0012】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、高温場において高温熱源を、低温
場において低温熱源を同時に得ることができる昇温冷凍
型の水素吸蔵合金ヒートポンプを提供することを目的と
する。
めになされたもので、高温場において高温熱源を、低温
場において低温熱源を同時に得ることができる昇温冷凍
型の水素吸蔵合金ヒートポンプを提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の水素吸蔵合金ヒ
ートポンプは、水素平衡圧力が異なる4種類の水素吸蔵
合金のうち同一温度で最も水素平衡圧力の小さい水素吸
蔵合金が収容される第1および第2の低圧力水素吸蔵合
金熱交換器と、前記4種類の水素吸蔵合金のうち同一温
度で2番目および3番目に水素平衡圧力が小さい水素吸
蔵合金が伝熱部材を介して第1室および第2室に収容さ
れる第1および第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器
と、前記4種類の水素吸蔵合金のうち同一温度で最も水
素平衡圧力の大きい水素吸蔵合金が収容される第1およ
び第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器と、前記第1の中
間圧力水素吸蔵合金熱交換器の前記第1室と前記第1の
低圧力水素吸蔵合金熱交換器とを接続する第1の水素搬
送管路と、前記第1の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器の
前記第2室と前記第1の高圧力水素吸蔵合金熱交換器と
を接続する第2の水素搬送管路と、前記第2の中間圧力
水素吸蔵合金熱交換器の前記第1室と前記第2の低圧力
水素吸蔵合金熱交換器とを接続する第3の水素搬送管路
と、前記第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器の前記第
2室と前記第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器とを接続
する第4の水素搬送管路と、前記第1および第2の低圧
力水素吸蔵合金熱交換器との熱交換により高温熱源を取
り出す高温熱源取出管路と、前記第1および第2の高圧
力水素吸蔵合金熱交換器との熱交換により低温熱源を取
り出す低温熱源取出管路と、前記第1の低圧力水素吸蔵
合金熱交換器および第1の高圧力水素吸蔵合金熱交換器
からの高温熱源および低温熱源の取り出し時に、前記第
2の低圧力水素吸蔵合金熱交換器および第1の中間圧力
水素吸蔵合金熱交換器の第1室の加熱を行うとともに、
前記第2の低圧力水素吸蔵合金熱交換器および第2の高
圧力水素吸蔵合金熱交換器からの高温熱源および低温熱
源の取り出し時に、前記第1の低圧力水素吸蔵合金熱交
換器および第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器の前記
第1室の加熱を行う加熱手段と、前記第1の低圧力水素
吸蔵合金熱交換器および第1の高圧力水素吸蔵合金熱交
換器からの高温熱源および低温熱源の取り出し時に、前
記第1の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器の前記第2室お
よび第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器の冷却を行うと
ともに、前記第2の低圧力水素吸蔵合金熱交換器および
第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器からの高温熱源およ
び低温熱源の取り出し時に、前記第2の中間圧力水素吸
蔵合金熱交換器の前記第2室および第1の高圧力水素吸
蔵合金熱交換器の冷却を行う冷却手段とを有するもので
ある。
ートポンプは、水素平衡圧力が異なる4種類の水素吸蔵
合金のうち同一温度で最も水素平衡圧力の小さい水素吸
蔵合金が収容される第1および第2の低圧力水素吸蔵合
金熱交換器と、前記4種類の水素吸蔵合金のうち同一温
度で2番目および3番目に水素平衡圧力が小さい水素吸
蔵合金が伝熱部材を介して第1室および第2室に収容さ
れる第1および第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器
と、前記4種類の水素吸蔵合金のうち同一温度で最も水
素平衡圧力の大きい水素吸蔵合金が収容される第1およ
び第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器と、前記第1の中
間圧力水素吸蔵合金熱交換器の前記第1室と前記第1の
低圧力水素吸蔵合金熱交換器とを接続する第1の水素搬
送管路と、前記第1の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器の
前記第2室と前記第1の高圧力水素吸蔵合金熱交換器と
を接続する第2の水素搬送管路と、前記第2の中間圧力
水素吸蔵合金熱交換器の前記第1室と前記第2の低圧力
水素吸蔵合金熱交換器とを接続する第3の水素搬送管路
と、前記第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器の前記第
2室と前記第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器とを接続
する第4の水素搬送管路と、前記第1および第2の低圧
力水素吸蔵合金熱交換器との熱交換により高温熱源を取
り出す高温熱源取出管路と、前記第1および第2の高圧
力水素吸蔵合金熱交換器との熱交換により低温熱源を取
り出す低温熱源取出管路と、前記第1の低圧力水素吸蔵
合金熱交換器および第1の高圧力水素吸蔵合金熱交換器
からの高温熱源および低温熱源の取り出し時に、前記第
2の低圧力水素吸蔵合金熱交換器および第1の中間圧力
水素吸蔵合金熱交換器の第1室の加熱を行うとともに、
前記第2の低圧力水素吸蔵合金熱交換器および第2の高
圧力水素吸蔵合金熱交換器からの高温熱源および低温熱
源の取り出し時に、前記第1の低圧力水素吸蔵合金熱交
換器および第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器の前記
第1室の加熱を行う加熱手段と、前記第1の低圧力水素
吸蔵合金熱交換器および第1の高圧力水素吸蔵合金熱交
換器からの高温熱源および低温熱源の取り出し時に、前
記第1の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器の前記第2室お
よび第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器の冷却を行うと
ともに、前記第2の低圧力水素吸蔵合金熱交換器および
第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器からの高温熱源およ
び低温熱源の取り出し時に、前記第2の中間圧力水素吸
蔵合金熱交換器の前記第2室および第1の高圧力水素吸
蔵合金熱交換器の冷却を行う冷却手段とを有するもので
ある。
【0014】
【作用】本発明の水素吸蔵合金ヒートポンプでは、図2
に示すように、水素平衡圧力が異なる4種類の水素吸蔵
合金M1,M2,M3,M4が用いられる。
に示すように、水素平衡圧力が異なる4種類の水素吸蔵
合金M1,M2,M3,M4が用いられる。
【0015】なお、図2において、横軸には温度の逆数
が、縦軸には水素平衡圧力が自然対数でとられている。
このヒートポンプでは、(2)の吸蔵発熱により高温場
において高温熱源が取り出され、(7)の分解吸熱によ
り低温場において低温熱源が取り出される。
が、縦軸には水素平衡圧力が自然対数でとられている。
このヒートポンプでは、(2)の吸蔵発熱により高温場
において高温熱源が取り出され、(7)の分解吸熱によ
り低温場において低温熱源が取り出される。
【0016】また、(1)および(3)の分解吸熱は、
加熱手段による加熱により行われ、(6)および(8)
の吸蔵発熱は、冷却手段による冷却により行われる。さ
らに、(4)における吸蔵発熱の熱量により、(5)の
分解吸熱が行われる。
加熱手段による加熱により行われ、(6)および(8)
の吸蔵発熱は、冷却手段による冷却により行われる。さ
らに、(4)における吸蔵発熱の熱量により、(5)の
分解吸熱が行われる。
【0017】すなわち、本発明では、同一温度で水素平
衡圧力が最も小さい水素吸蔵合金が収容される低圧力水
素吸蔵合金熱交換器内の水素吸蔵合金の吸蔵発熱によ
り、高温場において高温熱源が取り出され、一方、同一
温度で水素平衡圧力が最も大きい水素吸蔵合金が収容さ
れる高圧力水素吸蔵合金熱交換器内の水素吸蔵合金の分
解吸熱により低温場において低温熱源が取り出される。
衡圧力が最も小さい水素吸蔵合金が収容される低圧力水
素吸蔵合金熱交換器内の水素吸蔵合金の吸蔵発熱によ
り、高温場において高温熱源が取り出され、一方、同一
温度で水素平衡圧力が最も大きい水素吸蔵合金が収容さ
れる高圧力水素吸蔵合金熱交換器内の水素吸蔵合金の分
解吸熱により低温場において低温熱源が取り出される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の水素吸蔵合金ヒートポンプの一
実施例を示しており、図において符号R1,R2は、図
2に示した水素平衡圧力が異なる4種類の水素吸蔵合金
M1,M2,M3,M4のうち同一温度で最も水素平衡
圧力の小さい水素吸蔵合金M1が収容される第1および
第2の低圧力水素吸蔵合金熱交換器を示している。
する。図1は、本発明の水素吸蔵合金ヒートポンプの一
実施例を示しており、図において符号R1,R2は、図
2に示した水素平衡圧力が異なる4種類の水素吸蔵合金
M1,M2,M3,M4のうち同一温度で最も水素平衡
圧力の小さい水素吸蔵合金M1が収容される第1および
第2の低圧力水素吸蔵合金熱交換器を示している。
【0019】また、符号R3,R4は、4種類の水素吸
蔵合金のうち同一温度で2番目および3番目に水素平衡
圧力が小さい水素吸蔵合金M2,M3が、伝熱部材Bを
介して第1室S1および第2室S2に収容される第1お
よび第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器を示してい
る。
蔵合金のうち同一温度で2番目および3番目に水素平衡
圧力が小さい水素吸蔵合金M2,M3が、伝熱部材Bを
介して第1室S1および第2室S2に収容される第1お
よび第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器を示してい
る。
【0020】さらに、符号R5,R6は、同一温度で最
も水素平衡圧力の大きい水素吸蔵合金M4が収容される
第1および第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器を示して
いる。
も水素平衡圧力の大きい水素吸蔵合金M4が収容される
第1および第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器を示して
いる。
【0021】そして、第1の中間圧力水素吸蔵合金熱交
換器R3の第1室S1と第1の低圧力水素吸蔵合金熱交
換器R1とは、第1の水素搬送管路L1により接続され
ている。
換器R3の第1室S1と第1の低圧力水素吸蔵合金熱交
換器R1とは、第1の水素搬送管路L1により接続され
ている。
【0022】第1の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器R3
の第2室S2と第1の高圧力水素吸蔵合金熱交換器R5
とは、第2の水素搬送管路L2により接続されている。
第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器R4の第1室S1
と第2の低圧力水素吸蔵合金熱交換器R2とは、第3の
水素搬送管路L3により接続されている。
の第2室S2と第1の高圧力水素吸蔵合金熱交換器R5
とは、第2の水素搬送管路L2により接続されている。
第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器R4の第1室S1
と第2の低圧力水素吸蔵合金熱交換器R2とは、第3の
水素搬送管路L3により接続されている。
【0023】第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器R4
の第2室S2と第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器R6
とは、第4の水素搬送管路L4により接続されている。
第1の水素搬送管路L1,第3の水素搬送管路L3に
は、それぞれ電磁開閉弁V13,V14が配置されてい
る。
の第2室S2と第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器R6
とは、第4の水素搬送管路L4により接続されている。
第1の水素搬送管路L1,第3の水素搬送管路L3に
は、それぞれ電磁開閉弁V13,V14が配置されてい
る。
【0024】第1および第2の低圧力水素吸蔵合金熱交
換器R1,R2には、これ等の熱交換器との熱交換によ
り高温熱源を取り出す高温熱源取出管路L5が配置され
ている。
換器R1,R2には、これ等の熱交換器との熱交換によ
り高温熱源を取り出す高温熱源取出管路L5が配置され
ている。
【0025】高温熱源取出管路L5の第1および第2の
低圧力水素吸蔵合金熱交換器R1,R2への入口側に
は、電磁開閉弁V1,V2が配置されている。また、第
1および第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器R5,R6
には、これ等の熱交換器との熱交換により低温熱源を取
り出す低温熱源取出管路L6が配置されている。
低圧力水素吸蔵合金熱交換器R1,R2への入口側に
は、電磁開閉弁V1,V2が配置されている。また、第
1および第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器R5,R6
には、これ等の熱交換器との熱交換により低温熱源を取
り出す低温熱源取出管路L6が配置されている。
【0026】低温熱源取出管路L6の第1および第2の
高圧力水素吸蔵合金熱交換器R5,R6への入口側に
は、電磁開閉弁V3,V4が配置されている。第1およ
び第2の低圧力水素吸蔵合金熱交換器R1,R2および
第1および第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器R3,
R4の第1室S1には、ボイラ50からの温水を供給す
るための加熱管路L7が配置されている。
高圧力水素吸蔵合金熱交換器R5,R6への入口側に
は、電磁開閉弁V3,V4が配置されている。第1およ
び第2の低圧力水素吸蔵合金熱交換器R1,R2および
第1および第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器R3,
R4の第1室S1には、ボイラ50からの温水を供給す
るための加熱管路L7が配置されている。
【0027】そして、この加熱管路L7の第1および第
2の低圧力水素吸蔵合金熱交換器R1,R2および第1
および第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器R3,R4
の第1室S1への入口または出口側には、それぞれ電磁
開閉弁V5,V6,V7,V8が配置されている。
2の低圧力水素吸蔵合金熱交換器R1,R2および第1
および第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器R3,R4
の第1室S1への入口または出口側には、それぞれ電磁
開閉弁V5,V6,V7,V8が配置されている。
【0028】第1および第2の中間圧力水素吸蔵合金熱
交換器R3,R4の第2室S2および第1および第2の
高圧力水素吸蔵合金熱交換器R5,R6には、冷却塔5
1からの冷水を供給するための冷却管路L8が配置され
ている。
交換器R3,R4の第2室S2および第1および第2の
高圧力水素吸蔵合金熱交換器R5,R6には、冷却塔5
1からの冷水を供給するための冷却管路L8が配置され
ている。
【0029】この冷却管路L8の下流側端は、ボイラ5
0に接続され、前述した加熱管路L7の下流側端が冷却
塔51に接続されている。また、冷却管路L8には、循
環ポンプ53が配置されている。
0に接続され、前述した加熱管路L7の下流側端が冷却
塔51に接続されている。また、冷却管路L8には、循
環ポンプ53が配置されている。
【0030】そして、この冷却管路L8の第1および第
2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器R3,R4の第2室
S2および第1および第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換
器R5,R6への入口または出口側には、それぞれ電磁
開閉弁V9,V10,V11,V12が配置されてい
る。
2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器R3,R4の第2室
S2および第1および第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換
器R5,R6への入口または出口側には、それぞれ電磁
開閉弁V9,V10,V11,V12が配置されてい
る。
【0031】図において、符号Cは、電磁開閉弁V1〜
V14の開閉を行う切替手段である制御装置を示してお
り、この制御装置Cには、各電磁開閉弁V1〜V14へ
の図示しない電線が接続されている。
V14の開閉を行う切替手段である制御装置を示してお
り、この制御装置Cには、各電磁開閉弁V1〜V14へ
の図示しない電線が接続されている。
【0032】上述した水素吸蔵合金ヒートポンプは、図
3に示す第1の状態と、図4に示す第2の状態とを所定
時間を置いて交互に繰り返すことにより運転される。す
なわち、図3に示す第1の状態では、第1の低圧力水素
吸蔵合金熱交換器R1および第1の高圧力水素吸蔵合金
熱交換器R5からの高温熱源および低温熱源の取り出し
が行われる。
3に示す第1の状態と、図4に示す第2の状態とを所定
時間を置いて交互に繰り返すことにより運転される。す
なわち、図3に示す第1の状態では、第1の低圧力水素
吸蔵合金熱交換器R1および第1の高圧力水素吸蔵合金
熱交換器R5からの高温熱源および低温熱源の取り出し
が行われる。
【0033】この状態では、制御装置Cにより、図3に
示すように電磁開閉弁V1〜V14の開閉が行われてい
る。なお、図3において、白の電磁開閉弁は開の状態を
示しており、黒の電磁開閉弁は閉の状態を示している。
示すように電磁開閉弁V1〜V14の開閉が行われてい
る。なお、図3において、白の電磁開閉弁は開の状態を
示しており、黒の電磁開閉弁は閉の状態を示している。
【0034】この第1の状態では、第1の中間圧力水素
吸蔵合金熱交換器R3の第1室S1内が加熱され、水素
吸蔵合金M2から水素が分解し、分解された水素が第1
の水素搬送管路L1から第1の低圧力水素吸蔵合金熱交
換器R1に流入し、水素の流入により、第1の低圧力水
素吸蔵合金熱交換器R1内の水素吸蔵合金M1に水素が
吸蔵され吸蔵発熱が行われる(図2の(1),(2)に
対応する)。
吸蔵合金熱交換器R3の第1室S1内が加熱され、水素
吸蔵合金M2から水素が分解し、分解された水素が第1
の水素搬送管路L1から第1の低圧力水素吸蔵合金熱交
換器R1に流入し、水素の流入により、第1の低圧力水
素吸蔵合金熱交換器R1内の水素吸蔵合金M1に水素が
吸蔵され吸蔵発熱が行われる(図2の(1),(2)に
対応する)。
【0035】そして、電磁開閉弁V7,V13は、熱交
換器R1に水素流入が完了すると閉となる。また、この
第1の状態では、第2の低圧力水素吸蔵合金熱交換器R
2内が加熱され、水素吸蔵合金M1から水素が分解し、
電磁開閉弁V14が開になると同時に分解された水素が
第3の水素搬送管路L3から第2の中間圧力水素吸蔵合
金熱交換器R4の第1室S1に戻される(図2の
(3),(4)に対応する)。
換器R1に水素流入が完了すると閉となる。また、この
第1の状態では、第2の低圧力水素吸蔵合金熱交換器R
2内が加熱され、水素吸蔵合金M1から水素が分解し、
電磁開閉弁V14が開になると同時に分解された水素が
第3の水素搬送管路L3から第2の中間圧力水素吸蔵合
金熱交換器R4の第1室S1に戻される(図2の
(3),(4)に対応する)。
【0036】つぎに、この第1の状態では、第1の中間
圧力水素吸蔵合金熱交換器R3の第2室S2内が冷却さ
れ、それと同時に第1室S1も冷却され、第2室S2内
の圧力の低下により、第1の高圧力水素吸蔵合金熱交換
器R5からの水素が、第2の水素搬送管路L2から第1
の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器R3の第2室S2に導
かれ、これにより第1の高圧力水素吸蔵合金熱交換器R
5内の水素吸蔵合金M4が分解し、分解吸熱が行われる
(図2の(6),(7)に対応する)。
圧力水素吸蔵合金熱交換器R3の第2室S2内が冷却さ
れ、それと同時に第1室S1も冷却され、第2室S2内
の圧力の低下により、第1の高圧力水素吸蔵合金熱交換
器R5からの水素が、第2の水素搬送管路L2から第1
の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器R3の第2室S2に導
かれ、これにより第1の高圧力水素吸蔵合金熱交換器R
5内の水素吸蔵合金M4が分解し、分解吸熱が行われる
(図2の(6),(7)に対応する)。
【0037】また、この第1の状態では、第2の中間圧
力水素吸蔵合金熱交換器R4の第1室S1内に水素が供
給され、水素吸蔵合金M2による吸蔵発熱が行われ、吸
蔵発熱により発生した熱量が、伝熱部材Bを介して第2
室S2に伝熱され、この熱量により第2室S2内の水素
吸蔵合金M3の分解吸熱が行われる(図2の(4),
(5)に対応する)。
力水素吸蔵合金熱交換器R4の第1室S1内に水素が供
給され、水素吸蔵合金M2による吸蔵発熱が行われ、吸
蔵発熱により発生した熱量が、伝熱部材Bを介して第2
室S2に伝熱され、この熱量により第2室S2内の水素
吸蔵合金M3の分解吸熱が行われる(図2の(4),
(5)に対応する)。
【0038】一方、第1の低圧力水素吸蔵合金熱交換器
R1における水素吸蔵合金M1の吸蔵発熱反応および第
1の高圧力水素吸蔵合金熱交換器R5における水素吸蔵
合金M4の分解吸熱反応が一段落すると、制御装置Cに
より電磁開閉弁V1〜V12の開閉が行われ、図4に示
す第2の状態に切り替えられる。
R1における水素吸蔵合金M1の吸蔵発熱反応および第
1の高圧力水素吸蔵合金熱交換器R5における水素吸蔵
合金M4の分解吸熱反応が一段落すると、制御装置Cに
より電磁開閉弁V1〜V12の開閉が行われ、図4に示
す第2の状態に切り替えられる。
【0039】なお、図4において、白の電磁開閉弁は開
の状態を示しており、黒の電磁開閉弁は閉の状態を示し
ている。この図4に示す第2の状態では、第2の低圧力
水素吸蔵合金熱交換器R2および第2の高圧力水素吸蔵
合金熱交換器R6からの高温熱源および低温熱源の取り
出しが行われる。
の状態を示しており、黒の電磁開閉弁は閉の状態を示し
ている。この図4に示す第2の状態では、第2の低圧力
水素吸蔵合金熱交換器R2および第2の高圧力水素吸蔵
合金熱交換器R6からの高温熱源および低温熱源の取り
出しが行われる。
【0040】この第2の状態では、第2の中間圧力水素
吸蔵合金熱交換器R4の第1室S1内が加熱され、水素
吸蔵合金M2から水素が分解し、分解された水素が第3
の水素搬送管路L3から第2の低圧力水素吸蔵合金熱交
換器R2に流入し、水素の流入により、第2の低圧力水
素吸蔵合金熱交換器R2内の水素吸蔵合金M1に水素が
吸蔵され吸蔵発熱が行われる(図2の(1),(2)に
対応する)。
吸蔵合金熱交換器R4の第1室S1内が加熱され、水素
吸蔵合金M2から水素が分解し、分解された水素が第3
の水素搬送管路L3から第2の低圧力水素吸蔵合金熱交
換器R2に流入し、水素の流入により、第2の低圧力水
素吸蔵合金熱交換器R2内の水素吸蔵合金M1に水素が
吸蔵され吸蔵発熱が行われる(図2の(1),(2)に
対応する)。
【0041】そして、電磁開閉弁V8,V14は、熱交
換器R2に水素流入が完了すると閉となる。また、この
第2の状態では、第1の低圧力水素吸蔵合金熱交換器R
1内が加熱され、水素吸蔵合金M1から水素が分解し、
電磁開閉弁V14が開になると同時に分解された水素が
第1の水素搬送管路L1から第1の中間圧力水素吸蔵合
金熱交換器R3の第1室S1に戻される(図2の
(3),(4)に対応する)。
換器R2に水素流入が完了すると閉となる。また、この
第2の状態では、第1の低圧力水素吸蔵合金熱交換器R
1内が加熱され、水素吸蔵合金M1から水素が分解し、
電磁開閉弁V14が開になると同時に分解された水素が
第1の水素搬送管路L1から第1の中間圧力水素吸蔵合
金熱交換器R3の第1室S1に戻される(図2の
(3),(4)に対応する)。
【0042】つぎに、この第2の状態では、第2の中間
圧力水素吸蔵合金熱交換器R4の第2室S2内が冷却さ
れ、それと同時に第1室S1も冷却され、第2室S2内
の圧力の低下により、第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換
器R6からの水素が、第4の水素搬送管路L4から第2
の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器R4の第2室S2に導
かれ、これにより第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器R
6内の水素吸蔵合金M4が分解し、分解吸熱が行われる
(図2の(6),(7)に対応する)。
圧力水素吸蔵合金熱交換器R4の第2室S2内が冷却さ
れ、それと同時に第1室S1も冷却され、第2室S2内
の圧力の低下により、第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換
器R6からの水素が、第4の水素搬送管路L4から第2
の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器R4の第2室S2に導
かれ、これにより第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器R
6内の水素吸蔵合金M4が分解し、分解吸熱が行われる
(図2の(6),(7)に対応する)。
【0043】また、この第2の状態では、第1の中間圧
力水素吸蔵合金熱交換器R3の第1室S1内に水素が供
給され、水素吸蔵合金M2による吸蔵発熱が行われ、吸
蔵発熱により発生した熱量が、伝熱部材Bを介して第2
室S2に伝熱され、この熱量により第2室S2内の水素
吸蔵合金M3の分解吸熱が行われる(図2の(4),
(5)に対応する)。
力水素吸蔵合金熱交換器R3の第1室S1内に水素が供
給され、水素吸蔵合金M2による吸蔵発熱が行われ、吸
蔵発熱により発生した熱量が、伝熱部材Bを介して第2
室S2に伝熱され、この熱量により第2室S2内の水素
吸蔵合金M3の分解吸熱が行われる(図2の(4),
(5)に対応する)。
【0044】しかして、上述した水素吸蔵合金ヒートポ
ンプでは、図2に示したような水素平衡圧力が異なる4
種類の水素吸蔵合金M1,M2,M3,M4を用い、同
一温度で水素平衡圧力が最も小さい水素吸蔵合金M1が
収容される低圧力水素吸蔵合金熱交換器R1,R2内の
水素吸蔵合金M1の吸蔵発熱により、高温場において高
温熱源を取り出し、一方、同一温度で水素平衡圧力が最
も大きい水素吸蔵合金M4が収容される高圧力水素吸蔵
合金熱交換器R5,R6内の水素吸蔵合金M4の分解吸
熱により低温場において低温熱源を取り出すようにした
ので、高温場において高温熱源を、低温場において低温
熱源を同時に得ることができる。
ンプでは、図2に示したような水素平衡圧力が異なる4
種類の水素吸蔵合金M1,M2,M3,M4を用い、同
一温度で水素平衡圧力が最も小さい水素吸蔵合金M1が
収容される低圧力水素吸蔵合金熱交換器R1,R2内の
水素吸蔵合金M1の吸蔵発熱により、高温場において高
温熱源を取り出し、一方、同一温度で水素平衡圧力が最
も大きい水素吸蔵合金M4が収容される高圧力水素吸蔵
合金熱交換器R5,R6内の水素吸蔵合金M4の分解吸
熱により低温場において低温熱源を取り出すようにした
ので、高温場において高温熱源を、低温場において低温
熱源を同時に得ることができる。
【0045】そして、この水素吸蔵合金ヒートポンプ
を、例えば、図8に示した環境試験室等に適用すること
により、コンプレッサなしで低温熱源から低温を容易に
得ることが可能になり、また、蒸気あるいは電気ヒータ
を用いずに高温熱源から再生熱源を得ることが可能にな
るため、COP(成績係数)を従来より大幅に向上する
ことが可能になる。
を、例えば、図8に示した環境試験室等に適用すること
により、コンプレッサなしで低温熱源から低温を容易に
得ることが可能になり、また、蒸気あるいは電気ヒータ
を用いずに高温熱源から再生熱源を得ることが可能にな
るため、COP(成績係数)を従来より大幅に向上する
ことが可能になる。
【0046】また、フロンガスを使用する必要がなくな
るため、環境破壊を引き起こす虞れを解消することがで
きる。さらに、上述した水素吸蔵合金ヒートポンプで
は、第1および第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器R
3,R4内に、伝熱部材Bにより第1室S1と第2室S
2を形成し、第1室に水素吸蔵合金M2を、第2室に水
素吸蔵合金M3を収容したので、第1室S1と第2室S
2において熱量の授受を直接行うことができ、水素吸蔵
合金ヒートポンプの配管系統を簡略化することが可能に
なる。
るため、環境破壊を引き起こす虞れを解消することがで
きる。さらに、上述した水素吸蔵合金ヒートポンプで
は、第1および第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器R
3,R4内に、伝熱部材Bにより第1室S1と第2室S
2を形成し、第1室に水素吸蔵合金M2を、第2室に水
素吸蔵合金M3を収容したので、第1室S1と第2室S
2において熱量の授受を直接行うことができ、水素吸蔵
合金ヒートポンプの配管系統を簡略化することが可能に
なる。
【0047】また、冷却管路L8の下流側端をボイラ5
0に接続し、加熱管路L7の下流側端を冷却塔51に接
続したので、冷却管路L8および加熱管路L7を流れる
流体の熱量を効率的に利用することが可能になる。
0に接続し、加熱管路L7の下流側端を冷却塔51に接
続したので、冷却管路L8および加熱管路L7を流れる
流体の熱量を効率的に利用することが可能になる。
【0048】なお、以上述べた実施例では、コンプレッ
サを使用しない例について説明したが、本発明はかかる
実施例に限定されるものではなく、例えば、図5の点線
に示すように、コンプレッサを併用して高圧力水素吸蔵
合金熱交換器R5,R6内の圧力を低下することによ
り、より低温の低温熱源を得ることができる。
サを使用しない例について説明したが、本発明はかかる
実施例に限定されるものではなく、例えば、図5の点線
に示すように、コンプレッサを併用して高圧力水素吸蔵
合金熱交換器R5,R6内の圧力を低下することによ
り、より低温の低温熱源を得ることができる。
【0049】また、以上述べた実施例では、加熱にボイ
ラを使用し、冷却に冷却塔を使用した例について説明し
たが、本発明はかかる実施例に限定されるものではな
く、例えば、加熱に廃熱あるいはコージェネ等の回収熱
を使用しても良く、冷却に河川の水等を使用しても良
い。
ラを使用し、冷却に冷却塔を使用した例について説明し
たが、本発明はかかる実施例に限定されるものではな
く、例えば、加熱に廃熱あるいはコージェネ等の回収熱
を使用しても良く、冷却に河川の水等を使用しても良
い。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の水素吸蔵合
金ヒートポンプでは、水素平衡圧力が異なる4種類の水
素吸蔵合金を用い、同一温度で水素平衡圧力が最も小さ
い水素吸蔵合金が収容される低圧力水素吸蔵合金熱交換
器内の水素吸蔵合金の吸蔵発熱により、高温熱源を取り
出し、一方、同一温度で水素平衡圧力が最も大きい水素
吸蔵合金が収容される高圧力水素吸蔵合金熱交換器内の
水素吸蔵合金の分解吸熱により低温熱源を取り出すよう
にしたので、高温場において高温熱源を、低温場におい
て低温熱源を同時に得ることができるという利点があ
る。
金ヒートポンプでは、水素平衡圧力が異なる4種類の水
素吸蔵合金を用い、同一温度で水素平衡圧力が最も小さ
い水素吸蔵合金が収容される低圧力水素吸蔵合金熱交換
器内の水素吸蔵合金の吸蔵発熱により、高温熱源を取り
出し、一方、同一温度で水素平衡圧力が最も大きい水素
吸蔵合金が収容される高圧力水素吸蔵合金熱交換器内の
水素吸蔵合金の分解吸熱により低温熱源を取り出すよう
にしたので、高温場において高温熱源を、低温場におい
て低温熱源を同時に得ることができるという利点があ
る。
【図1】本発明の水素吸蔵合金ヒートポンプの一実施例
を示す配管系統図である。
を示す配管系統図である。
【図2】本発明の水素吸蔵合金ヒートポンプの原理を示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】図1の水素吸蔵合金ヒートポンプにおける第1
の運転状態を示す配管系統図である。
の運転状態を示す配管系統図である。
【図4】図1の水素吸蔵合金ヒートポンプにおける第2
の運転状態を示す配管系統図である。
の運転状態を示す配管系統図である。
【図5】本発明の水素吸蔵合金ヒートポンプにコンプレ
ッサを導入した例を示す説明図である。
ッサを導入した例を示す説明図である。
【図6】従来の昇温型ヒートポンプの原理を示す説明図
である。
である。
【図7】従来の増熱冷凍型ヒートポンプの原理を示す説
明図である。
明図である。
【図8】従来の環境試験室の空調装置を示す配管系統図
である。
である。
R1 第1の低圧力水素吸蔵合金熱交換器 R2 第2の低圧力水素吸蔵合金熱交換器 R3 第1の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器 R4 第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器 R5 第1の高圧力水素吸蔵合金熱交換器 R6 第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器 L1 第1の水素搬送管路 L2 第2の水素搬送管路 L3 第3の水素搬送管路 L4 第4の水素搬送管路 L5 高温熱源取出管路 L6 低温熱源取出管路 L7 加熱管路 L8 冷却管路 V1〜V12 電磁開閉弁 C 制御装置 M1,M2,M3,M4 水素吸蔵合金
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図6】
【図7】
【図2】
【図3】
【図5】
【図8】
【図4】
Claims (1)
- 【請求項1】 水素平衡圧力が異なる4種類の水素吸蔵
合金のうち同一温度で最も水素平衡圧力の小さい水素吸
蔵合金が収容される第1および第2の低圧力水素吸蔵合
金熱交換器と、 前記4種類の水素吸蔵合金のうち同一温度で2番目およ
び3番目に水素平衡圧力が小さい水素吸蔵合金が伝熱部
材を介して第1室および第2室に収容される第1および
第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器と、 前記4種類の水素吸蔵合金のうち同一温度で最も水素平
衡圧力の大きい水素吸蔵合金が収容される第1および第
2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器と、 前記第1の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器の前記第1室
と前記第1の低圧力水素吸蔵合金熱交換器とを接続する
第1の水素搬送管路と、 前記第1の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器の前記第2室
と前記第1の高圧力水素吸蔵合金熱交換器とを接続する
第2の水素搬送管路と、 前記第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器の前記第1室
と前記第2の低圧力水素吸蔵合金熱交換器とを接続する
第3の水素搬送管路と、 前記第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器の前記第2室
と前記第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器とを接続する
第4の水素搬送管路と、 前記第1および第2の低圧力水素吸蔵合金熱交換器との
熱交換により高温熱源を取り出す高温熱源取出管路と、 前記第1および第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器との
熱交換により低温熱源を取り出す低温熱源取出管路と、 前記第1の低圧力水素吸蔵合金熱交換器および第1の高
圧力水素吸蔵合金熱交換器からの高温熱源および低温熱
源の取り出し時に、前記第2の低圧力水素吸蔵合金熱交
換器および第1の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器の第1
室の加熱を行うとともに、前記第2の低圧力水素吸蔵合
金熱交換器および第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換器か
らの高温熱源および低温熱源の取り出し時に、前記第1
の低圧力水素吸蔵合金熱交換器および第2の中間圧力水
素吸蔵合金熱交換器の前記第1室の加熱を行う加熱手段
と、 前記第1の低圧力水素吸蔵合金熱交換器および第1の高
圧力水素吸蔵合金熱交換器からの高温熱源および低温熱
源の取り出し時に、前記第1の中間圧力水素吸蔵合金熱
交換器の前記第2室および第2の高圧力水素吸蔵合金熱
交換器の冷却を行うとともに、前記第2の低圧力水素吸
蔵合金熱交換器および第2の高圧力水素吸蔵合金熱交換
器からの高温熱源および低温熱源の取り出し時に、前記
第2の中間圧力水素吸蔵合金熱交換器の前記第2室およ
び第1の高圧力水素吸蔵合金熱交換器の冷却を行う冷却
手段と、を有することを特徴とする水素吸蔵合金ヒート
ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03140194A JP3246632B2 (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 水素吸蔵合金ヒートポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03140194A JP3246632B2 (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 水素吸蔵合金ヒートポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07243717A true JPH07243717A (ja) | 1995-09-19 |
| JP3246632B2 JP3246632B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=12330244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03140194A Expired - Fee Related JP3246632B2 (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 水素吸蔵合金ヒートポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3246632B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997048887A1 (fr) * | 1996-06-21 | 1997-12-24 | World Fusion Limited | Dispositif generateur d'electricite faisant appel a un alliage absorbant l'hydrogene et a une faible chaleur |
| CN1098406C (zh) * | 1996-06-21 | 2003-01-08 | 国际融合有限公司 | 利用氢吸收合金和低品质热能的动力产生装置 |
| WO2003106899A1 (ja) * | 2002-01-10 | 2003-12-24 | Ipトレーディング・ジャパン株式会社 | 水素吸蔵合金、水素吸蔵合金ユニット、並びに、水素吸蔵合金を用いたヒートポンプ及び水素圧縮装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5967136B2 (ja) * | 2014-05-30 | 2016-08-10 | 株式会社豊田中央研究所 | 水素吸蔵型ヒートポンプ及び水素吸蔵型ヒートポンプシステム |
-
1994
- 1994-03-01 JP JP03140194A patent/JP3246632B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP3246632B2 (ja) | 2002-01-15 |
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