JPH07243765A - 加熱乾燥装置 - Google Patents

加熱乾燥装置

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JPH07243765A
JPH07243765A JP6034763A JP3476394A JPH07243765A JP H07243765 A JPH07243765 A JP H07243765A JP 6034763 A JP6034763 A JP 6034763A JP 3476394 A JP3476394 A JP 3476394A JP H07243765 A JPH07243765 A JP H07243765A
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JP
Japan
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heating
ozone
container
drying
heating container
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Application number
JP6034763A
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English (en)
Inventor
Kenji Mitani
健司 三谷
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】被乾燥物から生じて、排出された排気の温度を
上昇させることなく、排気を効率的に脱臭する。 【構成】被乾燥物6は加熱容器1に収納されている。こ
の時、加熱容器1には、真空ポンプ2が接続され、真空
ポンプ2の排気管の先端には、オゾン貯留容器3が接続
されている。オゾン貯留容器3には、オゾン発生器30
が内蔵されている。また、オゾン貯留容器3には真空ポ
ンプ2をバイパスする配管5が接続され、開閉弁4が設
置され、加熱容器1と、オゾン貯留容器3を接続する。
加熱容器1内で加熱を行うことにより乾燥を行い、発生
する臭気成分を含む排気をオゾン貯留容器3に導き、オ
ゾンにより脱臭を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、宇宙船内、潜水艦内ま
たは航空機内などの閉鎖空間、家庭、及び飲食店等で、
生ゴミを乾燥処理するための乾燥技術、及び溶液中の有
機物(食料を含む)や無機物を乾燥処理するための乾燥
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の生ゴミ等を乾燥する装置において
は、生ゴミ等を加熱容器にいれて加熱することにより、
生ゴミ等から水蒸気を発生させ、生ゴミ等に含まれる水
分を蒸発させ、乾燥する加熱乾燥装置がある。従来の加
熱乾燥装置としては、特開平01−189383号公
報、特開平01−260791号公報、特開平04−0
83573号公報に記載のものが知られている。
【0003】このうち、特開平01−189383号公
報記載の装置では、被乾燥物から発生するガスをファン
を用いて加熱触媒に導き、脱臭後排出する。また、特開
平01−260791号公報記載の装置では、処理室
(加熱容器)で加熱されて高温になっている上記ガスが
処理室より排気され、該高温の排気を冷却した後に、排
気を排水管に排出する。一方、特開平04−08357
3号公報記載の装置では、加熱室から排気された排気を
冷却して、排気中の水蒸気を水にして、排気を脱水した
後に、その排気を真空ポンプにより排出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術に
係る装置においては、生ゴミ等を加熱し、水蒸気を発生
させる過程において、生ゴミ等に元々含まれる揮発性の
有機成分や、生ゴミ等が細菌等により分解されて生成し
た一般の有機成分が放出される。この時に発生した上記
成分は、一般には臭気を伴っており、これらは、水蒸気
等と共に外部に放出される。また、生ゴミ等の乾燥物か
らも臭気成分が発生し、これらの臭気は、生ゴミ等や、
その乾燥物周辺に残存する。
【0005】上記特開平01−189383号公報記載
の装置では、加熱触媒により脱臭するため、排気温度及
び装置温度が上昇し、装置を設置した室内の温度が上昇
するという問題があった。
【0006】本発明の目的は、排気の温度を上昇させる
ことなく、排気の脱臭を行うことにある。
【0007】また、上記従来技術のいずれも、加熱容器
内の脱臭技術についての配慮が充分なされておらず、乾
燥処理後に加熱容器を開けたときに、加熱容器内に臭気
が残留しており、それが、加熱容器外に流出する場合が
あるという問題があった。
【0008】本発明の他の目的は、乾燥処理終了後の加
熱容器内を効率的に脱臭することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的のうち、排気の
温度を上昇させることなく排気の脱臭を行うために、被
乾燥物を収納する加熱容器と、該被乾燥物を加熱する加
熱手段と、加熱時に該被乾燥物から発生するガスを該加
熱容器から排出する排気手段とを有する加熱乾燥装置に
おいて、上記排気の脱臭を行うためのオゾンを発生する
オゾン発生手段と、上記排気手段によって排出された排
気が導入されて、上記発生したオゾンにより該排気の脱
臭が行われるオゾン脱臭容器とを有することとした。
【0010】さらに、上記目的のうち、乾燥処理終了後
の容器内を効率的に脱臭するために、上記加熱容器と上
記オゾン脱臭容器とを結ぶ流路であって、上記排気手段
による排気のための流路とは別の流路上に設けられ、被
乾燥物の乾燥中は、該別の流路を閉の状態とし、乾燥終
了後に、該別の流路を開の状態とする開閉手段とを有
し、乾燥終了後に、上記オゾン脱臭容器内にあるオゾン
は、上記別の流路を通って上記加熱容器内に導かれて、
該加熱容器内にあるガスの脱臭を行うこととした。
【0011】
【作用】オゾン発生手段から発生したオゾンは、オゾン
脱臭容器内に充満する。この状態で、オゾン脱臭容器に
導入された排気中の臭気成分が容器内に充満したオゾン
と結合し、酸化分解される。これにより、排気中の臭気
が除去される。
【0012】一方、乾燥時に加熱容器からオゾン脱臭容
器への排気の流れる流路とは別に設けられた流路と開閉
手段により、乾燥処理中は開閉手段を閉として、接続管
による流路を閉とし、乾燥処理終了後は、この開閉手段
を開として、接続管による流路を開とする。これによ
り、オゾン脱臭容器内に充満したオゾンを乾燥終了後に
加熱容器内に導くことができ、加熱容器内にオゾンが充
満する。その結果、加熱容器内の臭気が除去される。
【0013】
【実施例】図1に本発明の一実施例を示す。図1におい
て、被乾燥物6は加熱容器1に収納されている。この
時、加熱容器1には、真空ポンプ2が接続され、真空ポ
ンプ2の排気管の先端には、オゾン貯留容器3が接続さ
れている。ここで、オゾン貯留容器3にはオゾン発生器
30が内蔵されている。オゾン貯留容器3には、オゾン
貯留容器3内で脱臭された排気を大気に放出するための
放出口7が設けられている。
【0014】また、オゾン貯留容器3には上記真空ポン
プ2の排気管とは別に真空ポンプ2をバイパスする配管
5が接続され、配管5には、開閉弁4が設置されてい
る。一方、この配管5のもう一方の端は、加熱容器1
と、真空ポンプ2との間の配管に接続されている。
【0015】まず、被乾燥物6は加熱容器1の蓋10を
あけて、投入口から投入される。次に、真空乾燥を行う
場合には、真空ポンプ2を作動させ、加熱容器1内部を
必要な圧力にまで減圧させる。この状態で、加熱器を動
作させることにより、被乾燥物6を加熱する。加熱機の
方式としては、種々可能であるが、本実施例ではマイク
ロ波発振機(マグネトロン)とする。被乾燥物6は、マ
イクロ波の誘電加熱によりマイクロ波浸透深さ程度まで
加熱され、温度上昇する。このようにして加熱された被
乾燥物6は、加熱容器1内の減圧環境により決定される
液体の沸点温度に到達する。この温度は、水の場合、加
熱容器1内圧力が1気圧以下であれば100℃以下であ
る。このため、被乾燥物6は全体が一定温度となり、被
乾燥物6は全体で蒸発がより活発化する。この時、発生
した水蒸気は、真空配管を介して真空ポンプ2によりオ
ゾン貯留容器3に導入される。一方、蒸発により潜熱を
奪われた被乾燥物6は、全体的に温度が低下し、また、
上記過程により加熱され、蒸発を繰り返す。
【0016】一方、オゾン貯留容器3内は、真空排気前
からオゾン発生器30により発生させておいたオゾンで
充満させておく。これにより、オゾン貯留容器3に導入
された臭気成分は、オゾン貯留容器3内に充満したオゾ
ンでの酸化、脱臭が可能となる。この時、被乾燥物6か
ら水蒸気と共に発生した臭気成分は、水蒸気と共に真空
配管を介して真空ポンプ2によりオゾン貯留容器3に導
入される。この時、導入された臭気成分は、オゾン貯留
容器3内に充満したオゾンで酸化、脱臭される。これに
より、真空ポンプ2により排気される臭気成分はオゾン
貯留容器3内で脱臭され、乾燥が終了後に、オゾン貯留
容器3から排出されるときには臭気成分が除去された状
態で排出される。
【0017】上記過程により加熱され、水分が蒸発した
被乾燥物6は、次第に乾燥の度合いを深め、最終的に乾
燥を終了する。この過程においては、真空配管を介して
真空ポンプ2によりオゾン貯留容器3に導入された排気
中の臭気成分については除去することが可能であるが、
加熱容器1内に残存した臭気成分については除去するこ
とはできない。一方、乾燥終了後に安全な温度にまで温
度低下した加熱容器1内は、被乾燥物6を取り出すため
に外気を加熱容器1内に導入し、大気圧にまで戻す必要
がある。
【0018】このため、外気を加熱容器1内に導入する
過程において、オゾン貯留容器3内に充満したオゾンを
導入することにより加熱容器1内に残存した臭気成分を
除去することが可能となる。この操作を可能とするため
に、真空ポンプ2をバイパスする配管5を真空ポンプ2
と加熱容器1の間(真空ポンプ2のできるだけ近く)と
オゾン貯留容器3を結ぶ経路に設置すると共に、配管5
の経路を開閉するための開閉弁4を設置した。この時、
乾燥中(真空ポンプ2により加熱容器1を排気中)は開
閉弁4を閉とすることにより、真空ポンプ2をバイパス
する配管5からの加熱容器1への排気の逆流を防止し、
乾燥終了後に外気を加熱容器1内に導入する過程で開閉
弁4を開とすることにより加熱容器1内に、排気管を介
して、オゾン貯留容器3内に充満したオゾンを導入す
る。これにより、加熱容器1内に残存した臭気成分は、
導入されたオゾンにより酸化、脱臭され、臭気成分が除
去される。このため、乾燥終了後に加熱容器1の蓋10
を開放したときでも加熱容器1内の悪臭を外気に放出す
ることがない。
【0019】本実施例によれば、大気開放のためのバイ
パス配管を真空ポンプと加熱容器の間に接続したことに
より、配管内の脱臭効率を向上するという効果がある。
【0020】次に、本発明の他の実施例を図2に示す。
図2において、構成は図1における実施例と同じである
が、図1における実施例と異なる点は、オゾン貯留容器
3に接続された真空ポンプ2をバイパスする配管5が、
加熱容器1に直接、接続されている点である。従って、
乾燥過程における動作は、図1における実施例と同じで
ある。
【0021】次に、乾燥終了後、上記乾燥過程により加
熱され、水分が蒸発した被乾燥物6は、次第に乾燥の度
合いを深め、最終的に乾燥が終了する。この過程におい
ては、図1に示す実施例と同様に、真空配管を介して真
空ポンプ2によりオゾン貯留容器3に導入された排気中
の臭気成分については除去することが可能であるが、加
熱容器1内に残存した臭気成分を除去することはできな
い。一方、本実施例においても、乾燥終了後に安全な温
度にまで温度低下した加熱容器1内は、被乾燥物6を取
り出すために外気を加熱容器1内に導入し、大気圧にま
で戻す必要がある。
【0022】このため、外気を加熱容器1内に導入する
過程において、オゾン貯留容器3内に充満したオゾンを
導入することにより加熱容器1内に残存した臭気成分を
除去することが可能となる。この操作を可能とするため
に、真空ポンプ2をバイパスする配管5を加熱容器1と
オゾン貯留容器3を結ぶ経路に設置すると共に、配管5
の経路を開閉するための開閉弁4を設置した。この時、
乾燥中(真空ポンプ2により加熱容器1を排気中)は開
閉弁4を閉とすることにより、配管5からの加熱容器1
への排気の逆流を防止し、乾燥終了後に外気を加熱容器
1内に導入する過程で開閉弁4を開とすることにより加
熱容器1内に直接、オゾン貯留容器3内に充満したオゾ
ンを導入する。これにより、加熱容器1内に残存した臭
気成分は、導入されたオゾンにより酸化、脱臭され、臭
気成分が除去される。更に、加熱容器1内にオゾンを導
入する際に、真空ポンプ2を同時に動作させることによ
り、加熱容器1とオゾン貯留容器3とを結ぶループが形
成されるため、排気管内も脱臭することが可能となる。
更に、循環ループにより大量のオゾンを加熱容器1内に
導入することができる。このため、図1の実施例と同様
に、乾燥終了後に加熱容器1の蓋10を開放したときで
も加熱容器1内の悪臭を外気に放出することがない。
【0023】本実施例によれば、加熱容器とオゾン貯留
容器を結ぶループが形成されるため、循環ループにより
大量のオゾンを加熱容器内に導入することができ、配管
内および系全体の脱臭効率を向上させることができると
いう効果がある。
【0024】次に、図3に本発明の他の一実施例を示
す。図3において、被乾燥物6は加熱容器1に収納され
ている。この時、加熱容器1には、排気ファン21が接
続され、排気ファン21の排気管の先端には、オゾン貯
留容器3が接続されている。ここで、オゾン貯留容器3
にはオゾン発生器30が内蔵されている。また、オゾン
貯留容器3には上記排気ファン21の排気管とは別に排
気ファン21をバイパスする配管5が接続され、配管5
には、開閉弁4が設置されている。一方、この配管5の
もう一方の端は、加熱容器1に直接、接続されている。
【0025】まず、被乾燥物6は加熱容器1の蓋10を
あけて、投入口から投入される。次に、真空乾燥を行う
場合には、排気ファン21とマイクロ波発振機を動作さ
せることにより、被乾燥物6を加熱する。被乾燥物6
は、マイクロ波の誘電加熱によりマイクロ波浸透深さ程
度まで加熱され、温度上昇する。このようにして加熱さ
れた被乾燥物6は、加熱容器1内の大気圧での液体の沸
点温度に到達する。この温度は、水の場合、加熱容器1
内圧力が1気圧程度であれば100℃程度である。この
ため、被乾燥物6は全体が一定温度となり、被乾燥物6
は全体で蒸発がより活発化する。この時、発生した水蒸
気は、排気管を介して排気ファン21によりオゾン貯留
容器3に導入される。一方、蒸発により潜熱を奪われた
被乾燥物6は、全体的に温度が低下し、また、上記過程
により加熱され、蒸発を繰り返す。
【0026】一方、オゾン貯留容器3内には、乾燥処理
開始前からオゾン発生器30によりオゾンで充満させて
おく。これにより、オゾン貯留容器3に導入された臭気
成分は、オゾン貯留容器3内に充満したオゾンでの酸
化、脱臭が可能となる。この時、被乾燥物6から水蒸気
と共に発生した臭気成分は、水蒸気と共に排気管を介し
て排気ファン21によりオゾン貯留容器3に導入され
る。この時、導入された臭気成分は、オゾン貯留容器3
内に充満したオゾンで酸化、脱臭される。これにより、
排気ファン21により排気される臭気成分はオゾン貯留
容器3内で脱臭され、乾燥が終了後に、オゾン貯留容器
3から排出されるときには臭気成分が除去された状態で
排出される。
【0027】上記過程により、加熱され、水分が蒸発し
た被乾燥物6は、次第に乾燥の度合いを深め、最終的に
乾燥が終了する。この過程においては、排気管を介して
排気ファン21によりオゾン貯留容器3に導入された排
気中の臭気成分を除去することは可能であるが、加熱容
器1内に残存した臭気成分を除去することはできない。
一方、乾燥終了後に安全な温度にまで温度が低下した加
熱容器1内は、被乾燥物6を取り出すために脱臭する必
要がある。このため、乾燥終了後に、オゾン貯留容器3
内に充満したオゾンを導入することにより加熱容器1内
に残存した臭気成分を除去することが可能となる。この
操作を可能とするために、排気ファン21をバイパスす
る配管5を加熱容器1とオゾン貯留容器3とを結ぶ経路
に設置すると共に、配管5の経路を開閉するための開閉
弁4を設置した。この時、乾燥中(排気ファン21によ
り加熱容器1を排気中)は開閉弁4を閉とすることによ
り配管5からの加熱容器1への排気の逆流を防止し、乾
燥終了後にオゾンを加熱容器1内に導入する過程で排気
ファン21を動作しながら開閉弁4を開とすることによ
り加熱容器1内に、オゾン貯留容器3内に充満したオゾ
ンを導入する。この時の排気ファン21による排気の流
れは、乾燥時と同じく矢印210の向きである。これに
より、加熱容器1内に残存した臭気成分は、導入された
オゾンにより酸化、脱臭され、臭気成分が除去される。
このため、乾燥終了後に加熱容器1の蓋10を開放した
ときでも加熱容器1内の悪臭を外気に放出することがな
い。
【0028】本実施例によれば、図1及び図2に示す実
施例の効果に加えて、開閉弁を真空用とする必要が無く
なるため、加熱乾燥装置の原価を低減する効果がある。
【0029】なお、排気ファンが逆回転可能なモータを
用いている場合は、乾燥中は、矢印210の向きに排気
を送り、乾燥終了後に加熱容器1内を脱臭するときは、
矢印210とは逆の向きに、オゾンを含んだ空気を送る
ことにより、加熱容器1内を脱臭できる。この場合、配
管5および開閉弁4は不要となる。
【0030】次に、図4に本発明の他の一実施例を示
す。図4において、被乾燥物6は加熱容器1に収納され
ている。この時、加熱容器1には、排気ダクト22が接
続され、排気ダクト22の先端には、オゾン貯留容器3
が接続されている。ここで、オゾン貯留容器3にはオゾ
ン発生器30が内蔵されている。また、オゾン貯留容器
3には上記排気ダクト22とは別に排気ダクト22をバ
イパスする配管5が接続され、配管5には、開閉弁4が
設置され、さらに、配管5のオゾン貯留容器3側入り口
にはオゾン導入ファン51が設置されている。一方、こ
の配管5のもう一方の端は、加熱容器1に直接、接続さ
れている。
【0031】まず、被乾燥物6は加熱容器1の蓋10を
あけて、投入口から投入される。次に、真空乾燥を行う
場合には、マイクロ波発振機を動作させることにより、
被乾燥物6を加熱する。被乾燥物6は、マイクロ波の誘
電加熱によりマイクロ波浸透深さ程度まで加熱され、温
度上昇する。このようにして加熱された被乾燥物6は、
加熱容器1内の大気圧での液体の沸点温度に到達する。
この温度は、水の場合、加熱容器1内圧力が1気圧程度
であれば100℃程度である。このため、被乾燥物6は
全体が一定温度となり、被乾燥物6は全体で蒸発がより
活発化する。この時、発生した水蒸気は、発生した水蒸
気の蒸気圧により、排気ダクト22を介してオゾン貯留
容器3に導入される。一方、蒸発により潜熱を奪われた
被乾燥物6は、全体的に温度が低下し、また、上記過程
により加熱され、蒸発を繰り返す。
【0032】一方、オゾン貯留容器3内には、乾燥処理
開始前からオゾン発生器30により発生したオゾンを充
満させておく。これにより、オゾン貯留容器3に導入さ
れた臭気成分は、オゾン貯留容器3内に充満したオゾン
での酸化、脱臭が可能となる。この時、被乾燥物6から
水蒸気と共に発生した臭気成分は、水蒸気と共に排気ダ
クト22を介してオゾン貯留容器3に導入される。この
時、導入された臭気成分は、オゾン貯留容器3内に充満
したオゾンで酸化、脱臭される。これにより、排気ダク
ト22を介して加熱容器1内の蒸気圧により水蒸気と共
に排気される臭気成分はオゾン貯留容器3内で脱臭さ
れ、乾燥が終了してオゾン貯留容器3から排出されると
きには臭気成分が除去された状態で排出される。
【0033】上記過程により、加熱され、水分が蒸発し
た被乾燥物6は、次第に乾燥の度合いを深め、最終的に
乾燥を終了する。この過程においては、排気ダクト22
を介して加熱容器1内の蒸気圧によりオゾン貯留容器3
に導入された排気中の臭気成分を除去することは可能で
ある。しかし、オゾン貯留容器3内は、加熱容器1より
低温に保たれているため、オゾン貯留容器3から加熱容
器1への空気流によってオゾンを加熱容器1に自然に送
って、加熱容器1内に残存した臭気成分を除去すること
は困難である。待た、オゾン濃度の差により加熱容器1
に拡散するオゾンはあるが、その量は少ない。一方、乾
燥終了後に安全な温度にまで温度が低下した加熱容器1
内は、被乾燥物6を取り出すために脱臭する必要があ
る。このため、乾燥終了後に、オゾン貯留容器3内に充
満したオゾンを導入することにより加熱容器1内に残存
した臭気成分を除去することが可能となる。この操作を
可能とするために、排気ダクト22をバイパスする配管
5を加熱容器1とオゾン貯留容器3を結ぶ経路に設置す
ると共に、配管5の経路を開閉するための開閉弁4を設
置し、更に、オゾン導入ファン51を配管5のオゾン貯
留容器3側入り口に設置した。この時、乾燥中(マイク
ロ波発振器により加熱容器1内部を加熱中)は開閉弁4
を閉とすることにより配管5からの加熱容器1への排気
の逆流を防止する。乾燥終了後にオゾンを加熱容器1内
に導入する過程でオゾン導入ファン51を動作しながら
開閉弁4を開とすることにより加熱容器1内に、オゾン
貯留容器3内に充満したオゾンを導入する。これによ
り、加熱容器1内に残存した臭気成分は、導入されたオ
ゾンにより酸化、脱臭され、臭気成分が除去される。こ
のため、乾燥終了後に加熱容器1の蓋10を開放したと
きでも、加熱容器1内の悪臭を外気に放出することがな
い。
【0034】本実施例によれば、図1から図3に示す実
施例の効果に加えて、排気装置を省略し、小型のオゾン
導入ファンに置き換えることが可能となるため、加熱乾
燥装置の原価を低減する効果がある。
【0035】次に図5において、上記図1から図4に示
す実施例における、オゾン貯留容器3内に設置するオゾ
ン発生器30として、オゾン貯留容器3内に紫外線ラン
プ31を設置した具体例を示す。
【0036】オゾン貯留容器3内に設置した紫外線ラン
プ31は、オゾン貯留容器3内に存在する酸素をイオン
化し、オゾンを発生する。これにより、発生したオゾン
は、図1ないし図4に示す実施例と同様の作用をする。
【0037】本実施例によれば、オゾン発生機を紫外線
ランプだけとすることができるため、原価低減の効果が
ある。
【0038】なお、上記実施例では、加熱器としてマイ
クロ波発振機を使用したが、この他の加熱器として、ヒ
ータ、高周波電界発振器、赤外線ランプ等いかなる加熱
方法も使用可能である。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、乾燥処理中に発生した
ガスをあらかじめ発生させておいたオゾン雰囲気の中に
導入することにより脱臭するため、脱臭効率向上の効果
がある。
【0040】また、本発明によれば、加熱容器から容器
外にでてきた排気だけでなく、加熱容器内も含めて、装
置全体での脱臭を行うことから、被乾燥物からでる臭気
成分が残留することを防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図
【図2】本発明の他の一実施例を示す構成図
【図3】本発明の他の一実施例を示す構成図
【図4】本発明の他の一実施例を示す構成図
【図5】オゾン発生機として、オゾン貯留容器内に紫外
線ランプを設置した例を示す構成図
【符号の説明】
1…加熱容器、2…真空ポンプ、3…オゾン貯留容器、
4…開閉弁、5…配管、6被乾燥物、21…排気ファ
ン、22…排気ダクト、51…オゾン導入ファン、31
…紫外線ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/74 B09B 3/00 ZAB 5/00 ZAB C01B 13/10 D C02F 11/00 ZAB F 7446−4D 11/12 ZAB B 7446−4D B09B 3/00 ZAB 5/00 ZAB P

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被乾燥物を収納する加熱容器と、該被乾燥
    物を加熱する加熱手段と、加熱時に該被乾燥物から発生
    するガスを該加熱容器から排出する排気手段とを有する
    加熱乾燥装置において、 上記排気の脱臭を行うためのオゾンを発生するオゾン発
    生手段と、 上記排気手段によって排出された排気が導入されて、上
    記発生したオゾンにより該排気の脱臭が行われるオゾン
    脱臭容器とを有することを特徴とする加熱乾燥装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の加熱乾燥装置において、 上記加熱容器と上記オゾン脱臭容器とを結ぶ流路であっ
    て、上記排気手段による排気のための流路とは別の流路
    上に設けられ、被乾燥物の乾燥中は、該別の流路を閉の
    状態とし、乾燥終了後に、該別の流路を開の状態とする
    開閉手段とを有し、 乾燥終了後に、上記オゾン脱臭容器内にあるオゾンは、
    上記別の流路を通って上記加熱容器内に導かれて、該加
    熱容器内にある排気の脱臭を行うことを特徴とする加熱
    乾燥装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の加熱乾燥装置において、 上記オゾン脱臭容器と、上記加熱容器とを接続して流路
    を形成するとともに、上記排気手段が途中に配置されて
    いる第1の接続管と、 上記オゾン脱臭容器と、上記第1の接続管の、上記排気
    手段の上流側とを接続する上記流路とは別の流路を形成
    する第2の接続管と、 上記第2の接続管の途中に設けられ、被乾燥物の乾燥中
    は、該第2の接続管を閉の状態とし、乾燥終了後に、該
    第2の接続管を開の状態とする開閉手段とを有し、 乾燥終了後に、上記オゾン脱臭容器内にあるオゾンは、
    上記第2の接続管を通して上記加熱容器内に導かれて、
    該加熱容器内にある排気の脱臭を行うことを特徴とする
    加熱乾燥装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の加熱乾燥装置にお
    いて、 上記排気手段は、乾燥時に上記加熱容器内を真空排気す
    る真空ポンプであり、 乾燥終了時に、上記オゾン脱臭容器内にあるオゾンは、
    上記別の流路を通って、減圧されている上記加熱容器内
    に導かれて、該加熱容器内にあるガスの脱臭を行うこと
    を特徴とする加熱乾燥装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載の加熱乾燥装置において、 上記排気手段は、 送風ファンであり、 乾燥時に、上記排気を上記加熱容器から上記オゾン脱臭
    容器に送り、 乾燥終了時に、上記送風ファンは、上記オゾン脱臭容器
    内にあるオゾンを、上記別の流路を介して、上記加熱容
    器内に送り、該加熱容器内にあるガスの脱臭を行うこと
    を特徴とする加熱乾燥装置。
  6. 【請求項6】被乾燥物を収納する加熱容器と、該被乾燥
    物を加熱する加熱手段とを有する加熱乾燥装置におい
    て、 上記被乾燥物から発生するガスの脱臭を行うためのオゾ
    ンを発生するオゾン発生手段と、 上記加熱容器に接続され、乾燥時に上記ガスが導入され
    て、上記発生したオゾンにより脱臭が行われるオゾン脱
    臭容器と、 上記オゾン脱臭容器と、上記加熱容器とを接続する接続
    管と、 上記接続管によって形成される流路上に設けられ、被乾
    燥物の乾燥中は、該流路を閉の状態とし、乾燥終了後
    に、該流路を開の状態とする開閉手段と、 乾燥終了後に、上記オゾン脱臭容器内にあるオゾンを上
    記接続管を通して上記加熱容器に送るオゾン送出手段と
    を有し、 乾燥終了後に、上記オゾン脱臭容器内にあるオゾンは上
    記加熱容器内に導かれて、該加熱容器内にあるガスの脱
    臭を行うことを特徴とする加熱乾燥装置。
  7. 【請求項7】請求項1から6までのいずれかに記載の加
    熱乾燥装置において、 上記オゾン発生手段は、紫外線ランプであることを特徴
    とする加熱乾燥装置。
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