JPH0724445U - 微粉砕装置の微粉末排出部の構造 - Google Patents
微粉砕装置の微粉末排出部の構造Info
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- JPH0724445U JPH0724445U JP5372993U JP5372993U JPH0724445U JP H0724445 U JPH0724445 U JP H0724445U JP 5372993 U JP5372993 U JP 5372993U JP 5372993 U JP5372993 U JP 5372993U JP H0724445 U JPH0724445 U JP H0724445U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 収納袋を吸い込まれることなく、かつひしゃ
げることなく微粉末排出部に取り付けることができると
ともに、ハンマリング作業時における作業員の汗や衣服
等から落ちる塵の収納袋内への侵入を確実に防止できる
微粉砕装置の微粉末排出部の構造の提供。 【構成】 排出口11Aを有する排出管11と、この排
出管11の延長上に配置された延長管12と、これらの
排出管11と延長管12との連絡部分の近傍に配置され
た被覆部15とにより排出部10を構成し、延長管12
に微粉末を収納する収納袋40を取り付けた。そして、
排出管11と延長管12との間に外部と連通する隙間3
0を形成し、被覆部15でこの隙間30を覆った。
げることなく微粉末排出部に取り付けることができると
ともに、ハンマリング作業時における作業員の汗や衣服
等から落ちる塵の収納袋内への侵入を確実に防止できる
微粉砕装置の微粉末排出部の構造の提供。 【構成】 排出口11Aを有する排出管11と、この排
出管11の延長上に配置された延長管12と、これらの
排出管11と延長管12との連絡部分の近傍に配置され
た被覆部15とにより排出部10を構成し、延長管12
に微粉末を収納する収納袋40を取り付けた。そして、
排出管11と延長管12との間に外部と連通する隙間3
0を形成し、被覆部15でこの隙間30を覆った。
Description
【0001】
本考案は、微粉末を製造する微粉砕装置の微粉末排出部の構造に関し、石油精 製、化学工業プロセス、食品加工プロセス、製粉工業、製薬工業などにおいて使 用されて各種の生成物や製品である微粉末を排出する微粉砕装置の微粉末排出部 に利用できる。
【0002】
近年、粒径5μm程度以下のコラーゲン超微粉末であるプロテインパウダーと プラスチックスとを複合化し、プラスチックスの持つ耐水性、耐久性と、天然素 材であるプロテインパウダーの持つ良感触性、吸放湿性とを備えた新素材である プロテインプラスチックスの製造が行われており、このプロテインプラスチック スは人工皮革、合成皮革、新衣料素材、さらには自動車、家具、各種事務用機器 等のコーティングなどに使用されている。
【0003】 従来より、このようなプロテインプラスチックスの成分となるプロテインパウ ダーは、牛皮なめしの工程で出る削り屑を原料とし、これを解砕装置、粗粉砕装 置、真空乾燥装置、脱脂水洗装置、蒸煮装置、真空乾燥装置の順で各装置に通し て蒸煮、乾燥処理等を行った後、微粉砕装置で微粉砕し、分級装置で粒径60μ m程度以下の標準粉末と粒径30μm程度以下の微粉末とに分け、さらに粒径3 0μm程度以下の微粉末を超微粉砕装置で粒径5μm(赤血球の約5倍の大きさ )程度以下の超微粉末に粉砕することにより製造されている。
【0004】 図8には、このようなプロテインパウダーの製造工程の最終段階で使用される 超微粉砕装置の一例である従来の超微粉砕装置80が示されている。 超微粉砕装置80は、原料である微粉末を供給するホッパー81と、原料を下 流に送るフィーダ82と、フィーダ82から送られてきた原料を粉砕するジェッ トミル83と、このジェットミル83で粉砕されて所定の大きさ(粒径5μm程 度)以下になっている超微粉末を下流に送るとともにその他の大きさの粉砕物を 再びジェットミル83に送る分級機84と、分級機84の下流に配置されて負圧 とされているサイクロン85と、サイクロン85の下側に配置されて超微粉末を 回収する回収瓶86と、この回収瓶86の下側に配置されて回収瓶86から一定 量ずつ超微粉末を排出するロータリーバルブ87と、ロータリーバルブ87の下 側に配置されてその先端の排出口88Aから超微粉末を排出する排出管88とを 有している。そして、サイクロン85の下流には、ロータリーバルブ排出管89 を下側に備えたバグフィルター90と、上流部分の空気の吸引を行うブロワー9 1とを有している。
【0005】 また、排出管88の上側に配置された回収瓶86およびサイクロン85は負圧 となっており、ロータリーバルブ87は気密の状態を保持しながら排出量の調整 を行って超微粉末であるプロテインパウダーを排出管88に送り出している。つ まり、ロータリーバルブ87により回収瓶86側の圧力と排出管88側の圧力と は遮断されている。 このような超微粉砕装置80においては、排出管88の下側に収納袋を取り付 け、この収納袋内に排出口88Aから排出されるプロテインパウダーを製品とし て収納していた。
【0006】
ところが、前述した超微粉砕装置80では、ロータリーバルブ87に幾らかの シール漏れがあるため、収納袋の入口を排出口88A近傍の排出管88の外壁面 にすっぽり被せて取り付けた場合、つまり収納袋と排出管88との間に隙間を設 けない場合には、収納袋の内部の空気が回収瓶86側に吸い込まれて収納袋が排 出管88内に吸い込まれてしまう、あるいはひしゃげてしまうという問題があっ た。 そして、このような吸い込み等が生じた場合には、作業員が収納袋の取り付け 状態を何度も手直ししなければならず、作業性が悪いという問題があった。
【0007】 これに対し、収納袋の吸い込み等の問題を解消するために、図9に示すような 収納袋94の取り付けが行われていた。 図9において、収納袋94の入口95は、排出管88の排出口88Aよりも大 きくなっており、排出口88Aはこの入口95から収納袋94の内部に挿入され ている。 入口95は1/4程度開いた状態となっており、排出管88と収納袋94との 間には、空気が流通可能な隙間96が形成されている。これにより、ロータリー バルブ87のシール漏れによって排出管88内の空気が回収瓶86側に吸い込ま れた場合においても、この隙間96から、その分の空気が排出管88内に供給さ れるので、収納袋94の吸い込み等は防止されるようになっている。
【0008】 しかしながら、このような隙間96を形成して収納袋94を取り付ける場合に は、回収瓶86の内壁面に付着した粉を落とすために回収瓶86の外壁面をハン マリングする際に、作業員の汗や衣服等から落ちる塵が、隙間96から収納袋9 4内に入ってしまうおそれがあった。 そして、汗や塵等が侵入するとプロテインパウダーの品質が低下するという問 題があった。
【0009】 また、排出管88の排出口88Aの近傍に、ニップルおよびボール弁等を取り 付けて空気吸い込み用の開口97(図9中一点鎖線)を形成することも考えられ る。 しかしながら、このような開口97を排出管88に設けた場合においても、空 気の吸い込みが排出管88の周方向に対して局部的であるため排出管88内のプ ロテインパウダーの流れが乱されて排出が円滑に行われない、あるいは充分な空 気の吸い込みを行うことができないという問題があった。 なお、以上のような諸問題は、プロテインパウダーの製造工程の最終段階で使 用される超微粉砕装置80だけではなく、石油精製、化学工業プロセス、食品加 工プロセス、製粉工業、製薬工業などにおいて使用される類似の構成を有する微 粉砕装置においても同様に生じる。
【0010】 本考案の目的は、収納袋を吸い込まれることなく、かつひしゃげることなく微 粉末排出部に取り付けることができるとともに、ハンマリング作業時における作 業員の汗や衣服等から落ちる塵の収納袋内への侵入を確実に防止できる微粉砕装 置の微粉末排出部の構造を提供することにある。
【0011】
本考案は、微粉末排出部を排出管と延長管とを有する分割構造とし、これらの 間に所定の隙間を形成するとともに、これらの各管の連絡部分の近傍に前記隙間 を覆う被覆部を設けて前記目的を達成しようとするものである。 具体的には、本考案の微粉砕装置の微粉末排出部の構造は、端部に微粉末を排 出する排出口を有する略筒状の排出管と、この排出管の延長上に配置されかつ前 記微粉末を収納する収納袋が取り付けられる略筒状の延長管と、これらの排出管 と延長管との連絡部分の近傍に配置された略筒状の被覆部とを備え、前記延長管 の収納袋取付側端部とは反対側の端部の開口と、前記排出口との間には、外部に 連通する第一の隙間が形成され、前記被覆部は前記第一の隙間と所定の間隔を置 いて前記第一の隙間を覆うように配置され、この被覆部の一端は前記排出管に接 続され、他端は前記延長管との間に外部に連通する第二の隙間を形成しているこ とを特徴とする。
【0012】 また、本考案の微粉砕装置の微粉末排出部の構造は、前記延長管の収納袋取付 側端部とは反対側の端部の開口が、前記排出口よりも大きく形成されていること を特徴とする。 さらに、本考案の微粉砕装置の微粉末排出部の構造は、前記排出口が、前記開 口から前記延長管内に挿入配置されていることを特徴とする。 そして、本考案の微粉砕装置の微粉末排出部の構造は、前記被覆部と前記延長 管との間または前記排出管と前記延長管との間の少なくとも一方に、これらの間 を連結する連結部が設けられていることを特徴とする。 以上において、微粉末および微粉砕装置は、それぞれ超微粉末および超微粉砕 装置を含む概念である。
【0013】
このような本考案においては、微粉末は排出管の排出口から排出されて延長管 内を通過し、収納袋内に収納される。 この際、排出管の上流側に設けられたロータリーバルブにシール漏れが生じ、 排出管内の空気が上流側に吸い込まれた場合には、その漏れ量に応じて外部の空 気が第二および第一の隙間を順次通って排出管内に吸い込まれて供給される。 このため、収納袋と延長管との間に隙間を設けないで収納袋を延長管の外壁面 にすっぽり被せて取り付けた場合においても、従来のように収納袋が吸い込まれ たり、あるいはひしゃげたりすることはなくなり、収納袋の取り付けにおける作 業性は向上される。
【0014】 また、第一および第二の隙間は、それぞれ微粉末排出部の周方向の全周に渡っ て形成されているので、排出管内へは周方向に対して均等に外部の空気が吸い込 まれ、排出管内の微粉末の流れが乱されることはないため、微粉末の排出は円滑 に行われる。
【0015】 さらに、排出管と延長管との連絡部分の近傍には被覆部が設けられ、この被覆 部により第一の隙間が覆われているので、第一の隙間の上側に位置する回収瓶で ハンマリング作業を行った場合にも、作業員の汗や衣服等から落ちる塵は、第一 の隙間から内部に侵入することはなく、収納袋内への汗や塵等の侵入は確実に防 止され、これらにより前記目的が達成される。
【0016】 また、延長管の収納袋取付側端部とは反対側の端部の開口を、排出管の排出口 よりも大きく形成しておけば、排出管の排出口から排出される微粉末は、延長管 内に確実に導かれて収納袋内に収納されるようになり、微粉末が外部に漏れてし まうという不都合を生じることはない。 そして、この場合において、排出管の排出口を、延長管の収納袋取付側端部と は反対側の端部の開口から延長管内に挿入配置しておけば、排出管の排出口から 排出される微粉末は、延長管内により確実に導かれるようになる。
【0017】 さらに、被覆部と延長管との間または排出管と延長管との間の少なくとも一方 に、これらの間を連結する連結部を設けておけば、微粉末排出部を構成する各部 の相対的位置は容易かつ確実に固定される。
【0018】 また、微粉末排出部は、収納袋が取り付けられる延長管と、微粉砕装置の本体 部分に接続される排出管とに分割された構成となっているので、排出管の長さは そのままとし、延長管の長さのみを調整することにより、作業床から収納袋の取 り付け位置までの距離を任意に設定することが可能となる。 このため、収納袋の取り付け位置を作業床から適当な高さに設定することによ り、収納袋の取り付け作業および微粉末収納後の重たくなった収納袋の取り外し 作業の容易化が図られ、作業員の負担が軽減される。
【0019】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1および図2には、本実施例に係る排出部10の構造が示されている。この 排出部10は、図8に示した超微粉砕装置80の排出管88に相当する部分に設 けられており、その他の構成は超微粉砕装置80と同様であるので同一部分には 同一符号を付して詳しい説明は省略する。 排出部10は、プロテインパウダー等の超微粉末を排出する排出口11Aを端 部に有する円筒状の排出管11と、この排出管11の延長上に配置された円筒状 の延長管12と、これらの排出管11と延長管12との連絡部分の近傍に配置さ れた円筒状の被覆部15と、被覆部15と延長管12とを連結する連結部20と を備えている。 また、延長管12の下側端部の近傍の外壁面には、超微粉末を収納する収納袋 40が取り付けられている。 そして、排出管11の図中上側にはロータリーバルブ87(図8参照)が配置 されている。
【0020】 延長管12の上側端部の開口13は、排出管11の排出口11Aよりも大きく なっており、排出管11の排出口11Aは、延長管12の開口13から延長管1 2内に挿入配置されている。 そして、排出管11の排出口11A近傍の外壁面と延長管12の開口13近傍 の内壁面との間には、第一の隙間30が形成されている。
【0021】 被覆部15は、排出管11の排出口11A近傍の外壁面に溶接されて設けられ ている。 被覆部15は、テーパ管状の上部15Aとストレート管状の下部15Bとによ り構成され、第一の隙間30と所定の間隔を置いて第一の隙間30を覆うように 配置されている。 被覆部15の下部15Bの内径は、延長管12の外径よりも大きくなっており 、延長管12の上側端部近傍は、被覆部15の下部15B内に挿入配置されてい る。 そして、延長管12の上側端部近傍の外壁面と被覆部15の下部15Bの内壁 面との間には、第二の隙間31が形成されている。
【0022】 連結部20は、第二の隙間31内において延長管12の上側端部近傍の外壁面 と被覆部15の下部15Bの内壁面との間を掛け渡すように溶接して固定され、 かつ周方向に適宜な間隔で配置された複数の固定板により構成されており、空気 が図中上下方向に流通可能な配置となっている。
【0023】 収納袋40は、外側の固い紙袋41と、この内側に配置されたビニール袋42 とにより構成され、紙袋41から突出したビニール袋42の先端部分が収納袋4 0の入口44となっている。 収納袋40の延長管12への取り付けは、紙袋41から突出したビニール袋4 2の部分を紐45等で延長管12の外壁面の全周に渡って押さえつけることによ り行われており、収納袋40と延長管12との間には、隙間は形成されていない 。そして、入口44の近傍部分は折り返されている。
【0024】 また、延長管12の長さは、延長管12の下側端部が作業床から所定の距離( ここでは、作業員の背丈に応じた距離)に位置する長さに調整されており、作業 員による収納袋40の取り付け、取り外し作業の容易化が図られている。
【0025】 なお、排出部10の各部分の寸法の具体例をあげると、例えば、排出管11の 内径Dが216mmの場合には、第一の隙間30の幅S1が30mm、第一の隙 間30の長さL1が50mm、第二の隙間31の幅S2が40mm、第二の隙間 31の長さL2が150mmなどである。
【0026】 このような本実施例においては、以下のようにしてプロテインパウダー等の超 微粉末を収納袋40内に収納する。 排出管11の排出口11Aから排出された超微粉末を延長管12の内部を通し 、延長管12の下側に取り付けられた収納袋40内に収納する。 この際、排出管11の上流側に設けられたロータリーバルブ87(図8参照) にシール漏れが生じ、排出管11内の空気が上流側に吸い込まれた場合には、そ の漏れ量に応じて外部の空気が第二の隙間31を通り、続いて第一の隙間30を 通って排出口11Aから排出管11内に吸い込まれて供給される。
【0027】 このような本実施例によれば、次のような効果がある。 すなわち、収納袋40と延長管12との間に隙間を設けないで収納袋40を延 長管12の外壁面にすっぽり被せて取り付けた場合においても、収納袋40が延 長管12内に吸い込まれたり、あるいはひしゃげたりするという不都合を解消す ることができ、収納袋40の取り付けにおける作業性を向上できる。 例えば、本実施例によりプロテインパウダーを製造した場合と、従来の図9の 収納袋の取り付け状態でプロテインパウダーを製造した場合とを比較すると、収 納袋の取り付けおよび取り外しに要した時間は、本実施例の場合が1袋当たり1 /60時間であったのに対し、従来の図9の場合は1袋当たり5/60時間かか った。そして、一日当たり6袋、年間で240日分の製造を行ったとすると、本 実施例の場合が年間24時間であるのに対し、従来の図9の場合は年間120時 間もかかる。この結果によれば本実施例によって80%の作業時間短縮を図るこ とができたことがわかる。
【0028】 また、第一の隙間30および第二の隙間31は、それぞれ排出部10の周方向 の全周に渡って形成されているので、排出管11内へは周方向に対して均等に外 部の空気が吸い込まれ、排出管11内の超微粉末の流れが乱されることはないた め、超微粉末を収納袋40内に円滑に排出させることができる。
【0029】 さらに、排出管11と延長管12との連絡部分の近傍に被覆部15が設けられ 、この被覆部15により第一の隙間30の上方が覆われているので、第一の隙間 30の上側に位置する回収瓶86(図8参照)でハンマリング作業を行った場合 にも、作業員の汗や衣服等から落ちる塵は、第一の隙間30から内部に侵入する ことはなく、収納袋40内への汗や塵等の侵入を確実に防止することができ、超 微粉末の品質向上を図ることができる。
【0030】 また、排出管11の排出口11Aは、延長管12内に挿入配置されているので 、排出管11の排出口11Aから排出された超微粉末を、外部に漏らしてしまう ことなく延長管12内に確実に導いて収納袋40内に確実に収納することができ る。
【0031】 さらに、被覆部15と延長管12との間を連結する連結部20が第二の隙間3 1内に設けられているので、これにより被覆部15と延長管12との相対位置、 つまり排出管11と延長管12との相対位置を確実に固定することができるうえ 、連結部20は外部から見えないため外観が良好であり、外部に突出することも ないため安全上、スペース上も好ましい。
【0032】 また、排出部10は、超微粉砕装置80の既設の排出管88(図8参照)に溶 接により各部を取り付けるだけで容易に構成することができるので、既設設備を 利用して安価に構成することができる。
【0033】 そして、排出部10は、収納袋40が取り付けられる延長管12と、超微粉砕 装置80(図8参照)の本体部分に接続される排出管11とに分割された構成と なっているので、排出管11の長さをそのままとし、延長管12の長さのみを調 整することにより、作業床から収納袋40の取り付け位置までの距離を任意に設 定することができる。 このため、収納袋40の取り付け位置を作業床から適当な高さに設定すること により、収納袋40の取り付け作業および超微粉末収納後の重たくなった収納袋 40の取り外し作業の容易化を図ることができ、作業員の負担を軽減できる。
【0034】 なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、本考案の目的を達成で きる他の構成も含み、例えば以下に示すような変形等も本考案に含まれるもので ある。 すなわち、前記実施例では、排出管11、延長管12、および被覆部15は、 円筒状とされていたが、それぞれ略筒状であればよく、例えば、角筒状、楕円筒 状等であってもよい。
【0035】 また、連結部20の形状は任意であり、要するに被覆部15と延長管12とを 空気が流通可能な状態で連結できる形状であればよい。 そして、前記実施例では、連結部20は、被覆部15と延長管12との間に掛 け渡されて第二の隙間31内に設けられていたが、排出管11の排出口11Aの 近傍部分と延長管12とに掛け渡されて第一の隙間30内に設けられていてもよ く、あるいは第一の隙間30内および第二の隙間31内の両方に設けられていて もよい。 さらに、第一の隙間30内または第二の隙間31内にこのような連結部を設け ずに、例えば、延長管12を外部から支持して固定することにより、排出管11 と延長管12との相対位置を固定してもよい。しかし、前記実施例のような連結 部20により排出管11と延長管12との相対位置を固定しておくことが外観上 、安全上、スペース上好ましい。
【0036】 さらに、前記実施例では、排出管11の排出口11Aは、延長管12内に挿入 配置されていたが、図3に示すように排出管11の排出口11Aの位置と、延長 管12の開口13の位置とが一致するような配置としてもよく、あるいは図4に 示すように排出管11の排出口11Aを延長管12の外側に配置してもよい。ま た、延長管12の開口13の大きさを排出管11の排出口11Aの大きさと同じ にしてもよい(図4中一点鎖線の位置に延長管12が配置される状態)。しかし 、前記実施例のような配置としておくことが好ましく、そうすることで排出管1 1の排出口11Aから排出される超微粉末を延長管12内に確実に導くことがで きる。 そして、前記実施例では、排出管11の排出口11Aの位置よりも上側の位置 に被覆部15が接続されていたが、排出管11の排出口11Aを形成する端縁部 分に被覆部15を接続してもよい(図4中二点鎖線の位置に排出口11Aが配置 される状態)。
【0037】 また、前記実施例では、被覆部15は、テーパ管状の上部15Aとストレート 管状の下部15Bとにより構成されていたが、被覆部15の形状は任意であり、 例えば図5に示すようなテーパ管状部分のない被覆部50としてもよく、要する に第一の隙間30と所定の間隔を置いて第一の隙間30を覆うように配置できる 形状であればよい。
【0038】 さらに、前記実施例では、ストレート管により形成された排出管11の外壁面 に被覆部15が溶接されて設けられていたが、図6に示すようにストレート管5 2の内壁面にテーパ管状の部分とストレート管状の部分とを有する円筒状部材5 3を溶接等で接続することにより、ストレート管52の一部(図中X部)と円筒 状部材53とにより排出管54を形成して円筒状部材53の先端部分を排出口5 4Aとするとともに、ストレート管52の一部(図中Y部)により被覆部55を 形成してもよい。 そして、図7に示すように略逆V字断面を有する円筒状部材60をストレート 管61の先端部に接続することにより、ストレート管61と円筒状部材60の内 側部分60Aとにより排出管63を形成して内側部分60Aの先端部分を排出口 63Aとするとともに、円筒状部材60の外側部分60Bにより被覆部64を形 成してもよい。
【0039】 また、前記実施例では、プロテインパウダー等の超微粉末を製造する超微粉砕 装置80(図8参照)に本発明が適用されていたが、本発明は石油精製、化学工 業プロセス、食品加工プロセス、製粉工業、製薬工業などにおいて使用される類 似の構成を有する微粉砕装置(超微粉砕装置を含む)の全てに適用することがで きる。
【0040】
以上に述べたように本考案によれば、微粉末排出部を排出管と延長管とを有す る分割構造とし、これらの間に所定の隙間を形成したので、この隙間から空気を 吸い込むことができ、収納袋を吸い込まれることなく、かつひしゃげることなく 微粉末排出部に取り付けることができるとともに、排出管と延長管との連絡部分 の近傍に前記隙間を覆う被覆部を設けたので、ハンマリング作業時における作業 員の汗や衣服等から落ちる塵の収納袋内への侵入を確実に防止することができる という効果がある。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図。
【図2】前記実施例の斜視図。
【図3】本考案の第一の変形例を示す断面図。
【図4】本考案の第二の変形例を示す断面図。
【図5】本考案の第三の変形例を示す断面図。
【図6】本考案の第四の変形例を示す断面図。
【図7】本考案の第五の変形例を示す断面図。
【図8】超微粉砕装置の全体構成図。
【図9】従来の収納袋の取り付け状態を示す斜視図。
10 排出部 11A,54A,63A 排出口 12 延長管 13 開口 15,50,55,64 被覆部 20 連結部 30 第一の隙間 31 第二の隙間 40 収納袋 80 超微粉砕装置 85 サイクロン 86 回収瓶 87 ロータリーバルブ
Claims (4)
- 【請求項1】 端部に微粉末を排出する排出口を有する
略筒状の排出管と、この排出管の延長上に配置されかつ
前記微粉末を収納する収納袋が取り付けられる略筒状の
延長管と、これらの排出管と延長管との連絡部分の近傍
に配置された略筒状の被覆部とを備え、 前記延長管の収納袋取付側端部とは反対側の端部の開口
と、前記排出口との間には、外部に連通する第一の隙間
が形成され、 前記被覆部は前記第一の隙間と所定の間隔を置いて前記
第一の隙間を覆うように配置され、この被覆部の一端は
前記排出管に接続され、他端は前記延長管との間に外部
に連通する第二の隙間を形成していることを特徴とする
微粉砕装置の微粉末排出部の構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載した微粉砕装置の微粉末
排出部の構造において、前記延長管の収納袋取付側端部
とは反対側の端部の開口は、前記排出口よりも大きく形
成されていることを特徴とする微粉砕装置の微粉末排出
部の構造。 - 【請求項3】 請求項2に記載した微粉砕装置の微粉末
排出部の構造において、前記排出口は、前記開口から前
記延長管内に挿入配置されていることを特徴とする微粉
砕装置の微粉末排出部の構造。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載した微粉砕装置の微粉末排出部の構造において、前記
被覆部と前記延長管との間または前記排出管と前記延長
管との間の少なくとも一方には、これらの間を連結する
連結部が設けられていることを特徴とする微粉砕装置の
微粉末排出部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5372993U JPH0724445U (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 微粉砕装置の微粉末排出部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5372993U JPH0724445U (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 微粉砕装置の微粉末排出部の構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0724445U true JPH0724445U (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=12950924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5372993U Withdrawn JPH0724445U (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 微粉砕装置の微粉末排出部の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0724445U (ja) |
-
1993
- 1993-10-04 JP JP5372993U patent/JPH0724445U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980305 |